JP3909541B2 - 棒材供給機の給油装置 - Google Patents

棒材供給機の給油装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3909541B2
JP3909541B2 JP32090198A JP32090198A JP3909541B2 JP 3909541 B2 JP3909541 B2 JP 3909541B2 JP 32090198 A JP32090198 A JP 32090198A JP 32090198 A JP32090198 A JP 32090198A JP 3909541 B2 JP3909541 B2 JP 3909541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
bar
supply
guide pipe
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32090198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000141102A (ja
Inventor
修一 丸山
Original Assignee
株式会社アルプスツール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アルプスツール filed Critical 株式会社アルプスツール
Priority to JP32090198A priority Critical patent/JP3909541B2/ja
Publication of JP2000141102A publication Critical patent/JP2000141102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3909541B2 publication Critical patent/JP3909541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Turning (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒材を旋盤の主軸に送る棒材供給機の給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
棒材を加工する際、旋盤によって棒材をチャッキングして棒材を回転させて加工するために、棒材の軸方向の後部を押すためのフィードパイプによって棒材を旋盤の主軸に供給する棒材供給機が使用されている。この場合、棒材と棒材供給機の棒材支持部との間の摩擦抵抗の低下や、棒材の触れ回りを防止するために、潤滑油を給油することが行われている。
【0003】
従来、この潤滑油を供給する場合、潤滑油を棒材をその軸方向に案内するためのガイドパイプ全体に充填するように給油し、棒材供給機のハウジングをオイルパンのようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようにガイドパイプ全体に潤滑油を給油するとガイドパイプの容積が大きく大量の潤滑油を必要としていた。
【0005】
そこで、本発明では、少量の潤滑油で、棒材と棒材供給機の棒材支持部との間の摩擦抵抗の低下や、棒材の触れ回りを防止することができる棒材供給機の給油装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、棒材(W)の軸方向に延びるガイドパイプ(11)に沿って、フィードパイプ(16)が前記棒材(W)を押して旋盤(5)の主軸に供給する棒材供給機(1)の前記ガイドパイプ(11)に潤滑油を供給する給油装置(D)であって、前記ガイドパイプ(11)には、前記棒材(W)を前記軸方向に移動可能に支持する複数の棒材支持部(12)が、このガイドパイプ(11)の長手方向に間隔を空けてこのガイドパイプ(11)の内周部に取り付けられ、潤滑油供給装置(2)から供給される潤滑油を前記ガイドパイプ(11)の内部に供給する供給部(111)が、前記棒材支持部(12)同士の間の位置にて前記ガイドパイプ(11)に設けられ、潤滑油を前記潤滑油供給装置(2)に戻すリターン部(112)が、前記ガイドパイプ(11)の長手方向において前記供給部(111)の両側に配された棒材支持部(12)を間に位置させて前記ガイドパイプ(11)に設けられ、前記潤滑油が前記棒材支持部(12)を乗り越えて、前記供給部(111)から前記リターン部(112)へ流れて、前記ガイドパイプ(11)の長手方向の局部に給油される棒材供給機の給油装置を採用した
【0007】
本発明では、潤滑油をガイドパイプ(11)の全域に供給することなく、長手方向の局部にのみ潤滑油を供給しているので、必要とする潤滑油を節約することができる。
【0009】
また、ガイドパイプ(11)の供給部とリターン部の間の局部に潤滑油を供給することができるので、ガイドパイプ(11)や棒材供給機(1)の全体に潤滑油を供給することがなく、潤滑油の大幅な節約を可能とする。また、供給された潤滑油は、棒材支持部(12)を乗り越えて、リターン部へ流れるので、棒材(W)と棒材支持部(12)との接触部には潤滑油が存在し、摩擦抵抗の低減、棒材(W)の触れ回りを抑制することができる。
【0011】
さらに、この発明では、供給された潤滑油は、軸方向の前後にそれぞれ設けられた棒材支持部(12)を乗り越えてリターン部へ流れ、自然と潤滑油供給装置(2)へ戻るので、潤滑油が軸方向の所定の局部以外に流出するのを防止する流出防止壁等を設けなくとも、ガイドパイプ(11)の局部に潤滑油を供給することができる。
【0012】
請求項2の発明では、請求項1に記載の棒材供給機(1)の給油装置(D)において、前記潤滑油の供給流量を自在に調整することができる流量調整手段(13)を設けたことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、潤滑油供給装置(2)の供給能力やガイドパイプ(11)の大きさ等に合わせて自由に供給量を調整することができ、潤滑油の供給不足やオーバーフローを防止することができる。
【0014】
請求項3の発明では、請求項1又は請求項2に記載の棒材供給機(1)の給油装置(D)において、前記潤滑油を所定時間供給するよう前記潤滑油の供給サイクルを設定するタイマ(401)を備えたことを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、必要な時に潤滑油を供給することができるので、油切れさせず、かつ、無駄な潤滑油を供給することがなく、効率的な潤滑油の供給ができる。例えば、数秒間供給して棒材支持部(12)の間に十分な潤滑油を供給し、その後供給を休止する。そして、ガイドパイプ(11)の潤滑がなくなりかけた頃に再度数秒間供給する。このサイクルをタイマ(401)で予め設定して潤滑油の供給を効率的に行うことを可能とする。
【0016】
請求項4の発明では、請求項1乃至のいずれかに記載の棒材供給機(1)の給油装置(D)において、前記フィードパイプ(16)の前記軸方向の位置を検出する位置検出手段(41)と、前記位置検出手段(41)からの信号に対応して、潤滑油の供給を定止させる出力信号を発信する制御部(40)と、を備え、前記フィードパイプ(16)が前記棒材(W)の軸方向の所定の位置に到達した時に、前記潤滑油の供給を停止するようにしたことを特徴とする。
【0017】
棒材(W)の加工は、1本の棒材(W)を加工し終えるまで、連続的に行われる。したがって、1つの棒材(W)を加工し終え、次の棒材(W)加工し始めるまでの間は、潤滑油の供給を必要としない。
【0018】
本発明では、1つの棒材と次の棒材の加工の間に潤滑油供給装置(2)の運転を一時停止させて、必要以上に潤滑油を供給することを防止する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1は、本発明の給油装置を使用する棒材供給機1の1実施形態を示している。この棒材供給機1は、被加工物である棒材を供給する機構を内部に有するハウジング10と、その長手方向(図1の左右方向)の両端を下からそれぞれ支持する脚部101,101とを備えている。この棒材供給機1は、図示しない自動旋盤の直近に設置し、ハウジング10の内部に棒材を入れて、図1の右側から棒材を押すようにして旋盤の主軸に前記棒材を供給する。棒材は、ハウジング10の内部に設けられたガイドパイプ11に案内されて供給される。
【0021】
本実施形態にかかる給油装置は、図1のA部、すなわち、ガイドパイプ11の先端側(図1の左端側)と、図には示されていないが自動旋盤と当該棒材供給機1との間に架設されたガイドパイプとに形成されて潤滑油を局部に給油する。
【0022】
図2、図3は、本発明の潤滑油の給油装置を棒材供給機1に使用した1実施形態を示している。給油装置Dは、潤滑油の供給源である潤滑油供給装置2と、供給された潤滑油をガイドパイプ11まで案内し、このガイドパイプ11に潤滑油を供給する供給部としての供給口111と、棒材を主軸に案内するガイドパイプ11と、このガイドパイプ11に供給された潤滑油を潤滑油供給装置2に戻すリターン部としてのリターン口112とを備えている。
【0023】
潤滑油供給装置2は、潤滑油タンクの役割を果たすオイルパン21と、このオイルパン21に溜められた潤滑油を供給するシリンダ装置3と、このシリンダ装置3から吐出された潤滑油を二股に分けて供給する為のマニホールド22とを備えている。
【0024】
シリンダ装置3は、オイルパン21の底面に取り付けられている。このシリンダ装置3は、圧縮空気が出入りする部屋を有するエアシリンダ31と、その下に設けられた潤滑油が出入りする部屋を有する油圧シリンダ32とに区切られている。そして両シリンダ31,32は、エアシリンダ31の内部を上下に摺動するピストン(不図示)と、油圧シリンダの32の内部を上下に摺動するピストン33とをそなえ、これらピストンを連結するロッド部材により連結されており、両シリンダ31,32のピストンが連動して摺動するように設けられている。また、油圧シリンダ32の下部には、吸入口を構成する逆止弁34と吐出口を構成する逆止弁35とが、側方からシリンダの潤滑油出入口321に連通されるように取り付けられている。
【0025】
逆止弁34,35の内部には、鋼球341,351とばね342,352とが設けられ、鋼球341,351は、ばね342,352によって各逆止弁34,35の潤滑油の入り口側に設けられたシート面に付勢されている。
【0026】
このシリンダ装置3によって潤滑油を供給するには、図示しないコンプレッサ等によって圧縮空気をエアシリンダ31のピストンを上に持ち上げる側の部屋に供給する。すると、このエアシリンダ31のピストンの動きに連動して油圧シリンダ32のピストン33も上へ持ち上げられる。そしてオイルパン21に溜められた潤滑油は、吸入口である逆止弁34から潤滑油出入口321を通過して油圧シリンダ32内部に進入し、充填される。このとき、吸入口としての逆支弁34の鋼球341は、潤滑油に押され、ばね342の付勢力に打ち勝って図中左側へ押されて、鋼球341とシート面との間に隙間ができる。潤滑油は、この隙間を通って進入する。一方、吐出口としての逆止弁35の鋼球351は、シート面に押し付けられ、隙間がふさがれるので、吸入口から進入した潤滑油が、吐出口へ流れてしまうことはない。
【0027】
そして、ピストン33がストロークの上死点まで到達した後に、今度は、エアシリンダ31のピストンを下側へ押し下げる側の部屋に圧縮空気を送り込み、このピストンを押し下げ、油圧シリンダ32のピストン33を下側へ押し下げる。すると、油圧シリンダ32の内部に溜まっている潤滑油は、吐出口である逆止弁35の方へ流れ出す。この場合、逆止弁35の鋼球351は、潤滑油によって押され、ばね352の付勢力に打ち勝って、図中左側に移動して、鋼球351とシート面との間に隙間が形成される。これに対し、逆止弁34の鋼球341は、ばね342と潤滑油とによって図中右側へ押され、シート面との間に形成される隙間が閉塞されるので、オイルパン21へ逆流することはない。
【0028】
なお、この図では、潤滑油の供給をシリンダ装置3により行っているものを示しているが、これに限定されるものではなく、他のポンプ装置を使用しても構わない。
【0029】
シリンダ装置3により吐出された潤滑油は、ホース23を通ってマニホールド22へと流れる。潤滑油は、このマニホールド22により2方向に分岐し、その一方は、ガイドパイプ11の下面に設けられた供給口111へ案内される。マニホールド22と供給口111との間には、ガイドパイプ11へ潤滑油を案内するためのホース24と、ホース24の先端に取り付けられたニップル241と、このニップル241が付着され、ガイドパイプ11の供給口111に取り付けらた流量調整弁13と、を備えている。この流量調整弁13は、案内された潤滑油の流量を適度に調整してガイドパイプの内部に供給している。
【0030】
潤滑油が供給されるガイドパイプ11は、断面形状が円弧状に形成され、棒材の軸方向に長く延びる部材である。このガイドパイプ11は、軸方向(図2の左右方向)に一定間隔をおいて棒材支持部としてのガイド12‥12を、その内周部に備えている。このガイド12‥12は、断面形状が円弧状に形成された部材で、その外周面がガイドパイプ11の内周面と密接に係合するようにして皿ボルトb‥bにて取り付けられている。
【0031】
供給口111は、先端部から2番目のガイド12と3番目のガイド12との間に設けられている。他方、潤滑油をガイドパイプ11からオイルパン21へ戻すリターン口112,112は、ガイドパイプ11の長手方向の前後に設けられたガイド12,12を間に挟んで供給口111の前後にそれぞれ1ヶ所づつ設けられてる。
【0032】
ガイドパイプ11の内部に供給された潤滑油は、ガイド12,12の間に溜められる。徐々に油面が上昇してガイド12の内周面の最下部の位置まで達すると、潤滑油は、この2つのガイド12,12の内周面を伝わってガイドパイプ11の先端部から1番目と2番目、及び3番目と4番目のガイド12,12の間に流れ込む。そして、この潤滑油は、リターン口112,112からホース15,15を通って潤滑油供給装置2のオイルパン21に戻される。なお、このホース15,15は、六角のニップル14,14によってガイドパイプ11の下面に設けられたリターン口112,112に取り付けられている。
【0033】
上述のように潤滑油の供給口111とリターン口112,112とをガイドパイプ11に設けることで、潤滑剤のガイドパイプ11への供給範囲を、先端から1番目に取り付けられたガイド12と4番目に取り付けられたガイド12の間にのみに限定することができ、ガイドパイプ11の全域や、棒材供給機のハウジング(図1参照)全体に潤滑油を供給してしまうことがない。なお、図2には示されていないが、図示されたガイドパイプ11の左方にも、棒材供給機と自動旋盤の間を棒材を案内するガイドパイプが同軸先上に連なるように配され、ホース25の先方が図示されていないガイドパイプに接続されていて、同様な潤滑油の給油装置が形成されている。
【0034】
また、図4に示すように、本発明にかかる潤滑油の給油装置Dには、潤滑油の供給を制御するための制御装置40が設けられている。制御装置40は、潤滑油の供給サイクルを設定するためのタイマ401と、位置検出用エンコーダ41からの信号をカウントして潤滑油の供給装置へ信号を出力するコントローラ402とを具備している。
【0035】
潤滑油の供給サイクルは、次のようにして設定する。先ず所定時間かけて、シリンダ装置3から潤滑油をガイドパイプ11に供給し、ガイド間に潤滑油を十分に充填する。そして所定時間放置して、この部分の潤滑油が徐々に減り、ガイド内周面の潤滑油が切れる直前に再び潤滑油を供給して、ガイド間の潤滑油を満たさせる。例えば、ピストン33を3秒かけて押し下げて潤滑油を供給し、その後直ぐにピストン33を上死点に引き上げ、その状態でピストン33を30秒間保持する。これを1サイクルとして、1本の棒材を加工し終えるまで繰り返し行わうようにする。
【0036】
また、タイマ401の役割はこれだけに止まらない。通常、旋盤5によって棒材Wを加工する場合、棒材を回転させるタイミングはプログラムなどによって予め設定されているので、これに合わせて潤滑油を供給するタイミングを設定しておけば、無駄な潤滑油を供給することが無くなる。例えば、潤滑油を最も必要とするのは、棒材Wを高速回転させるときなので、棒材Wを旋盤5に送って、旋盤5が、この棒材Wをチャッキングしてから一本の棒材Wの加工が終了するまで、棒材Wを高速回転させる始めと終わりの時間を予め特定しておき、この間のみ潤滑油を供給するようタイマを設定することもできる。
【0037】
なお、油圧シリンダ32のピストン33を上下させるには、例えば、エア供給源であるコンプレッサ60とシリンダ装置3のエアシリンダ31との間に方向切換え用のソレノイドバルブ61を設ける。潤滑油を供給するときは、ピストンの押し下げ側に圧縮空気を供給すようソレノイドバルブ61を切換え、ストロークエンドまでピストンが押し下げられた後、ソレノイドバルブ61を切換えて、ピストンを押し上げる側の部屋に圧縮空気を送り込み、ストロークの上死点までピストンを押し上げる。そしてこの状態を保持させるため、ソレノイドバルブ61を中立位置に戻す。
【0038】
また、この装置は、棒材の加工が進み、棒材が短くなってフィードパイプ16がある地点まで来ると自動的に運転を停止させるようになっている。
【0039】
フィードパイプ16の側面には、軸方に沿って移動するスライダ17が取り付けられ、このスライダ17は、無端チェーン18に取り付けられている。無端チェーン18は、軸方向の前部と後部に設けられたスプロケット181,182に巻回されている。後部のスプロケット182には、駆動源としての制御モータ42が設けられ、フィードパイプ16を軸方向の前後に移動させている。一方、前部のスプロケット181には、フィードパイプ位置検出用エンコーダ41が取り付けられている。この位置検出用エンコーダ41による検出信号は、制御装置40のコントローラ402に送られる。そして、棒材Wの加工が進み、棒材Wの長さが短くなって、フィードパイプ16が潤滑油の供給部の位置に到達すると、位置検出用エンコーダ41のカウント信号が所定数に達する。すると、コントローラ402が出力信号を発信し、コンプレッサ60の電源が切れ給油装置Dの運転が一時停止される。ただし、給油装置Dの停止はこれには限られず、電源を切らずにソレノイドバルブ61を中立にしてシリンダ装置に圧縮空気が供給されないようにして運転を停止させてもよい。
【0040】
なお、フィードパイプの位置検出手段としてのセンサーは、エンコーダに限られず、レーザー測定器、マグネスケール、差動トランスその他のセンサーを用いることもできる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、ガイドパイプの局部に潤滑油を供給することができ、棒材供給機全体をオイルパンのようにしてしまうことがないので、無駄な潤滑油を供給することなく、潤滑油の供給量を節約することができる。また、供給サイクルを設定して潤滑油を供給したり、1本の棒材の加工が終了する毎に、給油装置の運転を停止させているので、必要な時だけ潤滑油を供給することができ、効率的な潤滑油の供給が可能である。そして、このように潤滑油を供給することで、棒材と棒材支持部との摩擦抵抗を低減し、かつ、棒材回転時の振れの抑止をすることを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる給油装置を使用する棒材供給機の1実施形態を示す一部切り欠き正面図。
【図2】本発明の給油装置の1実施形態を示す一部断面正面図。
【図3】図2の給油装置のIII−III断面を示す図。
【図4】潤滑油の供給を制御する制御部を備えた給油装置の1実施形態のシステムを示す図。
【符号の説明】
1 棒材供給機
11 ガイドパイプ
12 棒材支持部
13 流量調整弁
2 潤滑油供給装置
3 シリンダ装置
31 エアシリンダ
32 油圧シリンダ
40 制御部

Claims (4)

  1. 棒材の軸方向に延びるガイドパイプに沿って、フィードパイプが前記棒材を押して旋盤の主軸に供給する棒材供給機の前記ガイドパイプに潤滑油を供給する給油装置であって、
    前記ガイドパイプには、前記棒材を前記軸方向に移動可能に支持する複数の棒材支持部が、このガイドパイプの長手方向に間隔を空けてこのガイドパイプの内周部に取り付けられ、
    潤滑油供給装置から供給される潤滑油を前記ガイドパイプの内部に供給する供給部が、前記棒材支持部同士の間の位置にて前記ガイドパイプに設けられ、
    潤滑油を前記潤滑油供給装置に戻すリターン部が、前記ガイドパイプの長手方向において前記供給部の両側に配された棒材支持部を間に位置させて前記ガイドパイプに設けられ、
    前記潤滑油が前記棒材支持部を乗り越えて、前記供給部から前記リターン部へ流れて、前記ガイドパイプの長手方向の局部に給油されることを特徴とする棒材供給機の給油装置。
  2. 前記潤滑油の供給流量を自在に調整することができる流量調整手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の棒材供給機の給油装置。
  3. 前記潤滑油を所定時間供給するよう前記潤滑油の供給サイクルを設定するタイマを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棒材供給機の給油装置。
  4. 前記フィードパイプの前記軸方向の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段からの信号に対応して、潤滑油の供給を停止させる出力信号を発信する制御部と、を備え、
    前記フィードパイプが前記棒材の軸方向の所定の位置に到達したときに、前記潤滑油の供給を停止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の棒材供給機の給油装置。
JP32090198A 1998-11-11 1998-11-11 棒材供給機の給油装置 Expired - Lifetime JP3909541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32090198A JP3909541B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 棒材供給機の給油装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32090198A JP3909541B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 棒材供給機の給油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000141102A JP2000141102A (ja) 2000-05-23
JP3909541B2 true JP3909541B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=18126543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32090198A Expired - Lifetime JP3909541B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 棒材供給機の給油装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3909541B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8051755B2 (en) 2006-10-24 2011-11-08 Alps Tool Co., Ltd. Bar feeder, feed rod vibration prevention support of material feeder and vibration stopper of material feeder
JP5190822B2 (ja) * 2008-01-16 2013-04-24 育良精機株式会社 棒材供給機
CN108746672B (zh) * 2018-07-19 2023-10-27 科德普(厦门)自动化科技有限公司 一种车床自动送料机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000141102A (ja) 2000-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0503635B1 (en) Oil supply system in internal combustion engine
US8230975B2 (en) Device and method for supplying lubricating oil
DE10028074A1 (de) Ölversorgungsvorrichtung und Verfahren zu ihrer Steuerung
US9243618B2 (en) Pump device for lubricant
JP2006258263A (ja) 潤滑剤供給装置、潤滑剤供給方法、軸受装置、及び、主軸装置
JP3909541B2 (ja) 棒材供給機の給油装置
CN110539200A (zh) 一种具有压力调节和切削液切换功能的机床冷却装置
EP1706236A2 (en) Saw blade lubricating apparatus
KR100309830B1 (ko) 자동차용타이밍벨트의장력조절장치
US4968230A (en) Lubricating-oil pump control
JP2000233301A (ja) 棒材供給機の給油装置
US2093690A (en) Hydraulic transmission
JPH01199097A (ja) 潤滑装置
DE4130388A1 (de) Aktives aufhaengungssystem
JP2019203463A (ja) グリース吐出装置
CN113547038B (zh) 一种钣金件加工工艺及自动化机加工设备
JPH05115655A (ja) ミシンの回転フツクの潤滑装置
CN217382463U (zh) 分区集中润滑系统
JP4820351B2 (ja) コンバインの走行変速構造
JPS6042009Y2 (ja) 工作機械の送り制御装置
JPH07127414A (ja) 2サイクルエンジンの潤滑油供給装置
SU757778A1 (ru) Гидропривод 1
JP4049872B2 (ja) タイミング式自動給油装置
CN115307043A (zh) 一种无接触式供油装置
SU914824A1 (ru) Гидравлическая система управления прерывистой подачей силового узла 1

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140202

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term