JP3908652B2 - スプリングピン挿入工具および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリングピン挿入工具および方法に関し、特にプリント基板に設けたピン穴にすり割りが設けられたスプリングビンを挿入するスプリングピン挿入工具および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスプリングピン挿入工具は、例えば特許文献1に開示されているように上下動する軸状のピンホルダの中心に設けた貫通孔にスプリングピンを挿入しその弾撥力および摩擦力を利用して保持させ、このピンホルダの貫通孔内を下降する押圧ピンでスプリングピンを貫通孔から押し出すとともにプリント基板およびカードイジェクタのピン穴に挿入している。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−15848号公報 (図1、段落0018から段落0037)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されたスプリングピン挿入工具では、ピンホルダの貫通孔にスプリングピンを挿入する時にスプリングピンの外周を強く押さえて、直径を小さくさる必要があるために、スプリングピンの特徴である元の直径を保とうとする弾撥力を弱めてしまう危険性がある。
【0005】
また、スプリングピンのすり割りの向きを規制していないので、プリント基板のピン穴等に挿入後のすり割りの向きが一定しないという欠点がある。作業者が意識してすり割りの向きを一定の向きにしようとしても実際は非常に難しく、しかも作業者の技能レベルによりすり割りの向きのばらつきの程度に差が生じることは否めない。
【0006】
このスプリングピンのすり割りの向きは、図8に示すようにプリント基板6のピン穴にイジェクタ8の回転をロックするためにスプリングピン5を圧入する場合に重要となる。
【0007】
図8において、プリント基板6に設けられた軸81にイジェクタ8が回転自在に支持されている。プリント基板6を図示していないラックのレールに沿って装着し、イジェクタ8を先端部82を指で動かし図8における反時計回りに回転させて図8に示す状態にすると、イジェクタ8に設けられた突起85が図示していないラック側の係合部に噛み合ってプリント基板6を図8の右方向へ移動させ、プリント基板6の図示していないエッジ端子がラックに設けられたコネクタに挿入される。
【0008】
このコネクタへの挿入状態での、イジェクタ8の本体から突出したレバー83の先端に設けられた爪84が係合する位置にスプリングピン5が位置するようにプリント基板6に設けられたピン穴にスプリングピン5が挿入されていて、この爪84のピン5との係合により、イジェクタ8を図8の状態にロックする。図9は、このスプリングピン5に係合した状態の爪84を示す部分拡大図である。なお、イジェクタ8が反時計回りに回転して係合し始める時は、スプリングピン5が爪84の傾斜面86を乗り上がるようにイジェクタ8の弾性変形により爪84が図7における下方へ逃げる。
【0009】
プリント基板6をラック側のコネクタから抜き取るときは、先端部82を指で引っ張りイジェクタ8を図7における時計回りに回転させ、突起85のラック側との係合によりプリント基板6を左方向へ移動させて行う。この際には、先端部82に時計回りの力を加えると、イジェクタ8の弾性変形により、レバー83がその根元を中心に時計回りに回転し、爪84が下方へ移動し、爪84のピン5との係合が解除される。
【0010】
スプリングピン5は、弾性部材からなる中空円筒に軸方向のスリットからなるすり割り51を設けたものである。図9に示すような向きにすり割り51が向いていれば問題はないが、すり割り51が図9の右へ向いていると、爪84のスプリングピン5との係合時、およびその解除時に爪84がすり割り51を噛んでしまい、爪84がスプリングピン5から外れなくなり、イジェクタ8のロックが外れなくなってしまう等の機能障害を生じてしまうことがあるという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のスプリングピン挿入工具は、自立補助板(図1の2)と、弾性を有する円筒部材にすり割り(図9の51)が設けられたスプリングピン(図1の5)が嵌入されるための前記自立補助板に貫通して設けられた垂直方向のガイド穴(図2の22)と、前記すり割りを係合させるための前記ガイド穴の内面に設けられた凸部(図2の24)と、前記自立補助板に下側に設けられ対象物(図1の6)を保持するためのテーブル(図1の12)と、前記ガイド穴との同軸上において前記テーブルに対して上下方向に移動可能で前記ガイド穴の上側から下降して下部(図1の41)を前記ガイド穴に仮置きされた前記スプリングピンの中空部に差し込み上部に設けた段差部(図1の43)で前記スプリングピンを前記ガイド穴から押し出して前記対象物に設けられたピン穴(図1の61)に挿入させる下端に面取り(図1の42)を施した圧入ガイド(図1の4)とを含むことを特徴とする。
【0012】
本請求項2に係る発明のスプリングピン挿入工具は、対象物(図1の6)を保持するためのテーブル(図1の12)と、このテーブルに対し一定の範囲内で上下方向に移動可能な自立補助板(図1の2)と、弾性を有する円筒部材にすり割り(図9の51)が設けられたスプリングピン(図1の5)が嵌入されるための前記自立補助板に貫通して設けられた垂直方向のガイド穴(図2の22)と、前記すり割りを係合させるための前記ガイド穴の内面に設けられた凸部(図2の24)と、前記ガイド穴との同軸上において前記テーブルに対し上下方向に移動可能で前記ガイド穴の上側から下降して下部(図1の41)を前記ガイド穴に仮置きされた前記スプリングピンの中空部に差し込み上部に設けた段差部(図1の43)で前記スプリングピンを前記ガイド穴から押し出して前記対象物に設けられたピン穴(図1の61)に挿入させる下端に面取り(図1の42)を施した圧入ガイド(図1の4)と、前記圧入ガイドに対し一定の範囲内で相対的に上下方向に移動可能なストッパ(図1の3)と、前記圧入ガイドに対し前記ストッパを下向きに付勢するストッパばね(図1の31)と、前記自立補助板を上向きに付勢する補助板ばね(図1の21)とを含み、前記自立補助板は前記補助板ばねに付勢されて前記対象物のピン穴に挿入された前記スプリングピンの上端より高い位置まで上昇可能であり、前記ストッパは前記圧入ガイドが下降して前記スプリングピンを押して前記対象物のピン穴に挿入する時に前記自立補助板を押し下げることを特徴とする。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明のスプリングピン挿入工具であって、前記圧入ガイドに対し一定の範囲内で相対的に上下方向に移動可能なストッパ(図1の3)と、前記ストッパを下向きに付勢するストッパばね(図1の31)とを含み、前記ストッパは前記圧入ガイドが下降して前記スプリングピン押して前記対象物の前記ピン穴に挿入する時に前記対象物に当接することを特徴とする。
【0015】
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに係る発明のスプリングピン挿入工具であって、前記対象物はプリント基板であることを特徴とする。
【0016】
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかに係る発明のスプリングピンの挿入工具であって、前記テーブルは、前記ピン穴が前記ガイドピンの下側に位置するように前記対象物または前記プリント基板を位置決めする位置決め手段を有することを特徴とする。
【0017】
請求項6に係る発明のスプリングピンの挿入方法は、自立補助板(図1の2)に設けられ内面に凸部(図2の24)を有する垂直方向のガイド穴(図2の22)上に、弾性を有する円筒部材にすり割り(図7の51)が設けられたスプリングピン(図1の5)を前記すり割りの向きと前記凸部の向きとを合わせて仮置きし、前記ガイド穴との同軸上を上下動する下端に面取り(図1の42)を施した圧入ガイドを前記ガイド穴の上から下降して前記圧入ガイドの下部(図1の41)を前記スプリングピンの中空部に差し込み、前期圧入ガイドの上部に設けた段差部(図1の43)で前記スプリングピンを押して前記ガイド穴から押し出して対象物(図1の6)に設けられたピン穴(図1の61)に挿入することを特徴とする。
【0018】
請求項7に係る発明のスプリングピン挿入方法は、請求項2に係る発明のスプリングピン挿入工具を用いて、
前記圧入ガイドをその下端と前記自立補助板との間に前記スプリングピンを入れることができる高さである上限に位置させ、前記テーブル上に前記対象物を前記ピン穴が前記ガイド穴の下に位置するように保持させ、前記ガイド穴上に前記すり割りの向きを前記凸部の向きに合わせて仮置きし、前記圧入ガイドを下降させ前記圧入ガイドの下部を前記スプリングピンの中空部に差し込み、前記段差部で前期スプリングピンを押して前期ガイド穴に差し込み、前記ストッパで前記自立補助板を押し下げ、さらに前記スプリングピンを前記ピン穴に挿入した後に、
前記圧入ガイドを上昇させ、前記ストッパがストッパばねで前記自立補助板を押し下げている状態で前記圧入ガイドの下部が前記スプリングピンから抜け出し、次に前記自立補助板が補助板ばねにより上昇して前記スプリングピンが前記ガイド穴から抜け出るようにすることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施の形態のスプリングピン挿入工具の一部を断面にして示す側面図である。
【0023】
図1において、ほぼコ字状の加圧台1の下部は位置決めテーブル12を成し、上部には圧入ヘッド軸71が上下動するように軸受け穴15が設けられている。圧入ヘッド軸71の下端には圧入ヘッド7が取り付けられ、圧入ヘッド7の下面には圧入ガイド4およびストッパ3が取り付けられている。加圧台1には、ハンドル13が回転自在に取り付けられ、圧入ヘッド軸71は、ハンドル13と図示していないラックピニオン機構で連結され、ハンドル13を図1に示す位置から時計回りに回転させることにより圧入ヘッド軸71および圧入ヘッド7を下降させることができ、通常は図示していない付勢手段により上向きに付勢されて図1に示すように位置している。
【0024】
圧入ガイド4の下部41は、すり割り51を密着させたスプリングピン5の中空部に丁度入る直径の円筒形で、下端面の周囲には面取り42が施されている。圧入ガイド4の上部には上側が太くなる段差部43が設けられている。
【0025】
ストッパ3は、圧入ヘッド7に設けられた軸受に案内されて圧入ヘッド7に対し一定の範囲内で上下動可能なストッパ軸32に固定され、ストッパ軸32に巻装された圧縮ばね31により下向きに付勢され、通常は図1に示すように位置している。
【0026】
位置決めテーブル12の上面には、自立補助板2が設けられている。自立補助板2は、位置決めテーブル12に設けられた軸受に案内されて一定範囲内で上下動可能な補助板軸23に固定され、補助板軸23に巻装された圧縮ばね21により上向きに付勢され、通常は図1に示すように位置している。自立補助板2の圧入ガイド4の直下には、これと同軸にガイド穴22が設けられている。
【0027】
位置決めテーブル12の上面には、プリント基板6をその外形の辺に当接して位置決めする図示していない段差が設けられていて、プリント基板6に設けられたピン穴61が圧入ガイド4と同軸に位置するようにプリント基板6を位置決めできる。
【0028】
プリント基板6のピン穴61は、スプリングピン5をその弾性力が働くように全く押さえていないスプリングピン5の直径よりは小さく、すり割り51を密着させたスプリングピン5の直径よりは大きい直径からなる。位置決めテーブル12の圧入ガイド4の直下にはスプリングピン5が余裕を持って入ることができる逃げ穴14が設けられている。
【0029】
自立補助板2のガイド穴22の内面には、図2に示すようにスプリングピン5のすり割り51を係合させるための凸部24が設けられている。この凸部24は、自立補助板2の外周から打ち込んだピンの先端がガイド穴22の内面に突出するようにして設けることができる。また、フライス盤でエンドミルを円弧上を移動させて凸部24のみを残して切削加工すること等により設けることもできる。また、ガイド穴22の直径は、プリント基板6のピン穴61とほぼ同じ大きさである。
【0030】
図1に示すハンドル13等に力を加えていないで圧縮ばね21および31のみの力が働いている通常の状態では、位置決めテーブル12上に位置決めしたプリント基板6のピン穴61に圧入したスプリングピン5の上端よりも高く自立補助板2が位置し、自立補助板2に縦に載せたスプリングピン5の上端よりも高く圧入ガイド4の下端が位置する。
【0031】
図6は、本実施の形態のスプリングピン挿入工具の使用方法を示す流れ図である。
【0032】
まず第1に、プリント基板6を位置決めテ−ブル12へ載置する。この時、プリント基板6のピン穴61の位置と自立補助板2のガイド穴22の位置が同軸に一致するようにプリント基板6は位置決めされる(ステップ101)。
【0033】
第2に、図2に示すように自立補助板2のガイド穴22上にスプリングピン5を立てて仮置きする。この仮置きでは、スプリングピン5は、押さえられてなく、直径がガイド穴22のものよりも大きいのでガイド穴22に挿入されることなく、ガイド穴22の真上に載置されることとなる。この際にスプリングピン5のすり割り51の向きを凸部24の向きに合わせておく(ステップ102)。
【0034】
第3に、加圧台1のハンドル13を時計回りに回転させ、圧入ヘッド軸71、圧入ヘッド7および圧入ガイド4を降下させ、図5に示す状態にする。この際に、図3に示すようにスプリングピン5がガイド穴22上に斜めに仮置きされていても、圧入ガイド4の降下においては、面取り42により圧入ガイド4の下部41がスプリングピン5の中空部に滑らかに差し込まれ、図4に示すように下部41の円筒側面によりスプリングピン5の向きが斜めから垂直に矯正される。圧入ガイド4がさらに下降可能範囲の下限まで下降することにより、図5に示すように段差部43に押されてスプリングピン5がガイド穴22およびプリント基板6のピン穴61に圧入される(ステップ103)。
【0035】
スプリングピン5の両端の外周には、図には示していないが面取りが形成されているため、この圧入ガイド4の下降時に、ガイド穴22およびピン穴61に円滑に圧入される。また、すり割り51は凸部24に係合させられるため、スプリングピン5のすり割り51の向きは、凸部24と同じ一定の向きに固定される。
【0036】
また、ステップ103の圧入ガイド4の下降に従ってストッパ3も下降し、段差部43がスプリングピン5に当接するのとほとんど同時にストッパ3が自立補助板2に当たり、図5に示すようにプリント基板6との間に隙間を残す位置(自立補助板2の下降可能範囲の下限)まで自立補助板2を押し下げる。従って、スプリングピン5は、プリント基板6の極めて近くまでガイド穴22により案内され、ピン穴61に垂直に挿入される。
【0037】
第4にハンドル13を反時計回りに回転させ、圧入ガイド4を上昇させ、図1に示す元の位置に戻す(ステップ104)。この時には、圧入ガイド4の上昇開始時には、ストッパ3が圧縮ばね31の力で自立補助板2を下方へ押し続けているので自立補助板2は図5に示す位置に停止していて、圧入ガイド4がある程度上昇してから自立補助板2が上昇し始め、圧入ガイド4がスプリングピン5から抜け出た後に自立補助板2がスプリングピン5よりも高く上昇し、スプリングピン5がガイド穴22から抜け出し、ピン穴61内に残る。
【0038】
もしも、ストッパ3も自立補助板2もなく、圧入ガイド4のみでスプリングピン5をプリント基板6のピン穴61に圧入した場合に、圧入ガイド4を上昇させてピン穴61から抜き出すときに、圧入ガイド4にスプリングピン5が引っかかり、スプリングピン5を引きずり上げ、スプリングピン5とともにプリント基板6を浮き上がらせ、圧入ガイド4自体またはプリント基板6を破損させてしまうおそれがある。
【0039】
しかし、本実施の形態では上述のように、圧入ガイド4の上昇開始時に自立補助板2が図5の位置に停止していてスプリングピン5をガイド穴22内に保持しているため、スプリングピン5が圧入ガイド4に引きずり上げられることがなく、プリント基板6が浮き上げさせられることもない。
【0040】
第5にピン穴61にスプリングピン5を挿入したプリント基板6を加圧台1の位置決めテーブル12より取り外す(ステップ105)。
【0041】
なお、本実施の形態で自立補助板2の最下限の位置でもプリント基板6との間に隙間が残るようにしたのは、プリント基板6に搭載された部品等と自立補助板2とが干渉しないようにするためで、このような問題がなければ自立補助板2がプリント基板6と当接するまで下降するようにしてもよい。
【0042】
図7は、本発明の参考例の形態のスプリングピン挿入工具の一部の斜視図である。
【0043】
本参考例は、図7には省略しているが、図1に示す加圧台1、位置決めテーブル12、ハンドル13、逃げ穴14、軸受け穴15および圧入ヘッド軸71と同一のものを備えている。ただし、自立補助板2、圧縮ばね21および補助板軸23は、本実施の形態に備えていない。また、ストッパ3、圧縮ばね31、ストッパ軸32、圧入ガイド4および圧入ヘッド7の替わりに図7に示すストッパ93、圧縮ばね94、ストッパ軸95、圧入ガイド9および圧入ヘッド97を備えている。
【0044】
圧入ガイド9は、下部99がすり割り51を密着させたスプリングピン5の中空部に丁度入る直径の円筒形で、下端外周に面取り96を備え、上部に段差部98を備え、下部99の側面にスプリングピン5のすり割り51に対応する凸部100が設けられている。また、圧入ヘッド97の圧入ガイド9の取り付け部には、磁石10が固定されている。
【0045】
スプリングピン5をすり割り51を凸部100に合わせて圧入ガイド9の下部99に嵌装すると、スプリングピン5は磁石10にひきつけられて落下しない。この状態でハンドル13の操作で圧入ガイド9を下降させ、段差部98でスプリングピン5を押して、位置決めテーブル12上に位置決めされたプリント基板6のピン穴61にスプリングピン5を挿入する。
【0046】
本参考例では、凸部100により、すり割り51の向きを一定方向に固定することができる。
【0047】
ストッパ93、圧縮ばね94およびストッパ軸95は、図1のストッパ3、圧縮ばね31およびストッパ軸32と同様な動作をするが、図7に示す実施の形態では、圧入ガイド9が下降してスプリングピン5をピン穴61に圧入する時に、直接プリント基板6を位置決めテーブル12に押し付けている。
【0048】
プリント基板6のピン穴61にスプリングピン5を装入後、圧入ガイド9を上昇させ、スプリングピン5をピン穴61に装入したまま、スプリングピン5から圧入ガイド9の下部99を抜き出す。この時の圧入ガイド9の上昇開始時にはストッパ93がプリント板6を位置決めテーブル12に押し付けている。なお、磁石10によるスプリングピン5の保持力は、ピン穴61との摩擦によるスプリングピン5の保持力よりも小さくなるようにしておく。
【0049】
実装密度の高いプリント基板6のピン穴61にスプリングピン5を挿入するときに、図1に示したスプリングピン挿入工具では、自立補助板2がプリント基板6のピン穴61に隣接する搭載部品に干渉してしまうためにスプリングピン5の挿入ができないというような場合でも、図7に示す本実施の形態では、自立補助板2がないために、ピン穴61に隣接する搭載部品に干渉するようなことがなくスプリングピン5をプリント基板6のピン穴61に挿入できる。
【0050】
なお、本参考例では、圧入ヘッド97に磁石10を固定する替わりに、例えば圧入ガイド9自体に磁力を持たせるようにすることもできる。
【0051】
なお、本発明は、プリント基板のピン穴にイジェクタのロック用のスプリングピンを挿入する場合に限られず、例えば、イジェクタを軸支するためのスプリングピンや位置決め用のスプリングピンを挿入する場合にも適用できる。
【0052】
また、スプリングピンをプリント基板のピン穴に挿入する場合に限られず、イジェクタおよびその他の各種の部品のピン穴に挿入する場合にも、本発明は適用できる。
【0053】
位置決めテーブル12のプリント基板6の位置決めも、どのような方法でもよく、例えばプリント基板6に設けた位置決め用の基準穴に位置決めテーブル12に設けた位置決め用のピンを挿入してプリント基板6を位置決めすることもできる。
【0054】
また、図1に示す実施の形態において、ストッパ3の位置を自立補助板2からずらしてストッパ3が直接プリント基板6を位置決めテーブル12に押し付けるようにしてもよい。
【0055】
また、図1に示す実施の形態で、ストッパ3を省略しても本発明は実施可能である。ただし、この場合に圧入ガイド4、9の上昇時のプリント基板6の浮き上がりを防ぐためには、他の手段、例えば手でプリント基板を押さえるというような手段が必要である。
【0056】
【発明の効果】
第1に本発明は、ガイド穴の内面または圧入ガイドの外周面にスプリングピンのすり割りに係合する凸部を設けることにより、スプリングピンのすり割りの向きを確実に一定の方向にすることができる効果がある。したがって、図8に示すようにイジェクタ8のロック用のスプリングピン5をプリント基板6のピン穴に挿入する場合に、イジェクタ8の爪84が噛み込まないような向きに、確実にスプリングピン5のすり割り51を向けることができる。
【0057】
第2に本発明は、スプリングピンをプリント基板等のピン穴に容易にピン穴と同軸に斜めになることなく挿入することができる効果がある。すなわち、本発明のスプリングピン挿入工具を使用しない場合には、スプリングピンをピン穴上に置くが、スプリングピンが自立しないため、スプリングピンを立てた状態に添手しながら加圧してピン穴に挿入することとなるが、添手でスプリングピンをプリント基板当に対し垂直にしてピン穴に同軸に保持するのは困難で、傾斜したままスプリングピンを加圧挿入してしまいプリント基板を破損させる危険がある。これに対し本発明は、圧入ガイドの下端に面取りを設け、ガイド穴上に仮置きしたスプリングピンに下降する圧入ガイドを挿入する際に、スプリングピンの傾斜を補正し、プリント基板等に垂直にしてピン穴に対し正確に傾斜することなくスプリングピンを挿入できる。
【0058】
第3に本発明は、ストッパを設けることにより、スプリングピンをピン穴に挿入後、スプリングピンより圧入ガイドを抜く場合に、圧入ガイドとスプリングピンとのひっかかりによるプリント基板等の対象物の浮きを上がりを抑制できる効果がある。
【0059】
以上のことから本発明によれば、個人差なくスプリングピンをプリント基板等の対象物のピン穴に確実に挿入できるため、作業者のスキルレス化が促進され安定した品質確保が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のスプリングピン挿入工具の一部を断面にして示す側面図である。
【図2】 図1に示すスプリングピン挿入工具のガイド穴22上へのスプリングピン5の仮置きを説明する斜視図である。
【図3】 図1に示すスプリングピン挿入工具のガイド穴22上に斜めに仮置きされたスプリングピン5の中空部への圧入ガイド4の下部41の挿入を説明する斜視図である。
【図4】 図1に示すスプリングピン挿入工具のガイド穴22上に仮置きされたスプリングピン5の中空部へ圧入ガイド4の下部41が挿入された状態を示す斜視図である。
【図5】 図1に示すスプリングピン挿入工具のガイド穴22上に仮置きされたスプリングピン5を圧入ガイド4で押してプリント基板6のピン穴61に挿入した状態を一部を断面にして示す側面図である。
【図6】 図1に示すスプリングピン挿入工具によるスプリングピン5のプリント基板6のピン穴61への挿入を説明する流れ図である。
【図7】 本発明の参考例のスプリングピン挿入工具の一部を示す側面図である。
【図8】 プリント基板6に取りつけられたイジェクタ8およびイジェクタ8をロックするためのスプリングピン5を示す平面図である。
【図9】 図9中のスプリングピン5の近傍を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1 加圧台
12 位置決めテーブル
13 ハンドル
14 逃げ穴
15 軸受け穴
2 自立補助板
21 圧縮ばね
22 ガイド穴
23 補助板軸
24 凸部
3 ストッパ
31 圧縮ばね
32 ストッパ軸
4 圧入ガイド
41 下部
42 面取り
43 段差部
5 スプリングピン
51 すり割り
6 プリント基板
61 ピン穴
7 圧入ヘッド
71 圧入ヘッド軸
8 イジェクタ
81 軸
82 先端部
83 レバー
84 爪
85 突起
86 傾斜面
9 圧入ガイド
93 ストッパ
94 圧縮ばね
95 ストッパ軸
96 面取り
97 圧入ヘッド
98 段差部
99 下部
10 磁石
100 凸部

Claims (7)

  1. 自立補助板と、弾性を有する円筒部材にすり割りが設けられたスプリングピンが嵌入されるための前記自立補助板に貫通して設けられた垂直方向のガイド穴と、前記すり割りを係合させるための前記ガイド穴の内面に設けられた凸部と、前記自立補助板に下側に設けられ対象物を保持するためのテーブルと、前記ガイド穴との同軸上において前記テーブルに対して上下方向に移動可能で前記ガイド穴の上側から下降して下部を前記ガイド穴に仮置きされた前記スプリングピンの中空部に差し込み上部に設けた段差部で前記スプリングピンを前記ガイド穴から押し出して前記対象物に設けられたピン穴に挿入させる下端に面取りを施した圧入ガイドとを含むことを特徴とするスプリングピン挿入工具。
  2. 対象物を保持するためのテーブルと、このテーブルに対し一定の範囲内で上下方向に移動可能な自立補助板と、弾性を有する円筒部材にすり割りが設けられたスプリングピンが嵌入されるための前記自立補助板に貫通して設けられた垂直方向のガイド穴と、前記すり割りを係合させるための前記ガイド穴の内面に設けられた凸部と、前記ガイド穴との同軸上において前記テーブルに対し上下方向に移動可能で前記ガイド穴の上側から下降して下部を前記ガイド穴に仮置きされた前記スプリングピンの中空部に差し込み上部に設けた段差部で前記スプリングピンを前記ガイド穴から押し出して前記対象物に設けられたピン穴に挿入させる下端に面取りを施した圧入ガイドと、前記圧入ガイドに対し一定の範囲内で相対的に上下方向に移動可能なストッパと、前記圧入ガイドに対し前記ストッパを下向きに付勢するストッパばねと、前記自立補助板を上向きに付勢する補助板ばねとを含み、前記自立補助板は前記補助板ばねに付勢されて前記対象物のピン穴に挿入された前記スプリングピンの上端より高い位置まで上昇可能であり、前記ストッパは前記圧入ガイドが下降して前記スプリングピンを押して前記対象物のピン穴に挿入する時に前記自立補助板を押し下げることを特徴とするスプリングピン挿入工具。
  3. 前記圧入ガイドに対し一定の範囲内で相対的に上下方向に移動可能なストッパと、前記ストッパを下向きに付勢するストッパばねとを含み、前記ストッパは前記圧入ガイドが下降して前記スプリングピン押して前記対象物の前記ピン穴に挿入する時に前記対象物に当接することを特徴とする請求項1または2に記載のスプリングピン挿入工具。
  4. 前記対象物はプリント基板であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスプリングピンの挿入工具。
  5. 前記テーブルは、前記ピン穴が前記ガイドピンの下側に位置するように前記対象物または前記プリント基板を位置決めする位置決め手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスプリングピンの挿入工具。
  6. 自立補助板に設けられ内面に凸部を有する垂直方向のガイド穴上に、弾性を有する円筒部材にすり割りが設けられたスプリングピンを前記すり割りの向きと前記凸部の向きとを合わせて仮置きし、前記ガイド穴との同軸上を上下動する下端に面取りを施した圧入ガイドを前記ガイド穴の上から下降して前記圧入ガイドの下部を前記スプリングピンの中空部に差し込み、前期圧入ガイドの上部に設けた段差部で前記スプリングピンを押して前記ガイド穴から押し出して対象物に設けられたピン穴に挿入することを特徴とするスプリングピン挿入方法。
  7. 請求項2に記載のスプリングピン挿入工具を用いて、
    前記圧入ガイドをその下端と前記自立補助板との間に前記スプリングピンを入れることができる高さである上限に位置させ、前記テーブル上に前記対象物を前記ピン穴が前記ガイド穴の下に位置するように保持させ、前記ガイド穴上に前記すり割りの向きを前記凸部の向きに合わせて仮置きし、前記圧入ガイドを下降させ前記圧入ガイドの下部を前記スプリングピンの中空部に差し込み、前記段差部で前期スプリングピンを押して前期ガイド穴に差し込み、前記ストッパで前記自立補助板を押し下げ、さらに前記スプリングピンを前記ピン穴に挿入した後に、
    前記圧入ガイドを上昇させ、前記ストッパがストッパばねで前記自立補助板を押し下げている状態で前記圧入ガイドの下部が前記スプリングピンから抜け出し、次に前記自立補助板が補助板ばねにより上昇して前記スプリングピンが前記ガイド穴から抜け出るようにすることを特徴とするスプリングピン挿入方法。
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