JP3908584B2 - 映像無線伝送システム及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン番組製作における映像無線伝送システム及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
取材現場などから放送スタジオ(以下、スタジオという)までニュース映像やイベントの実況映像などの番組素材を伝送する際には、無線により映像信号を伝送する映像無線伝送装置が使用される。この映像無線伝送装置は、従来から、ケーブル敷設の困難な環境下での番組制作に欠かせない手段として使用され、代表的なものに、FPU (Field Pick-up Unit)装置がある。このFPU装置は、放送番組素材を取材現場からスタジオ又はTSL(Transmitter to Studio Linkの略で、FPUからの放送番組素材の信号を受信してスタジオへ中継する無線回線をいう)へ伝達するための移動無線設備であり、屋外での中継番組において長年使用されている。
【0003】
ところで、近年のディジタル伝送技術の急速な進歩によって、従来のアナログ伝送技術では困難であった、マルチパス(電波が送信点から複数の伝搬路を通って受信点に到達する現象をいう)妨害の影響が大きいスタジオのような屋内環境でも使用可能な映像無線伝送装置の開発も進められている。このマルチパスに耐性のある映像無線伝送装置として、カメラ操作中のケーブルの煩わしさを開放することのできるワイヤレスカメラの開発が進められており、注目されている。このワイヤレスカメラは、カメラ装置とカメラ映像制御装置とが組み合わされて構成され、カメラ装置で撮影された映像は、無線でカメラ映像制御装置に送られ、カメラ映像制御装置を介してスタジオに送られるようになっている。スタジオでは、この送られてきた映像をもとに、所望の画像を選択したり、合成したりして番組の制作が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、映像無線伝送装置が上記のようなワイヤレスカメラとなる場合、カメラ装置(以下、「端末装置」と略記する)と、カメラ映像制御装置(以下、「メイン装置」と略記する)との間で、無線による信号伝送が行われる。メイン装置から出力された映像信号は、スタジオに設置される映像処理装置(映像スイッチャ−装置(複数の映像信号を切り替える装置)及び複数の映像出力装置から構成される)へと送られ、画像選択、合成処理といった番組制作に必要な処理が行われる。このとき、従来技術では、映像無線伝送装置のメイン装置から出力される映像信号が非同期で映像処理装置に送られるため、同期に絡む様々な問題が発生していた。
【0005】
以下、上記問題点について図10及び図11を参照しながら詳述する。
【0006】
図10は、番組制作に用いられる一般的な映像処理装置912の概略構成を示すブロック図である。この映像処理装置912は、基準信号発生装置910と、映像出力装置901〜90Nと、映像スイッチャ−装置911とから構成され、それぞれが有線(ケーブル)で接続される。また、各映像出力装置901〜90Nは、映像処理装置912内の基準信号発生装置910で発生し出力する基準信号が供給されて、その基準信号S910に同期して動作する。すなわち、各映像出力装置901〜90Nは映像処理装置912の基準信号をもとに映像信号処理を行い、基準信号に同期した映像信号S901〜S90Nを出力する。このため、映像スイッチャ−装置911に入力される映像信号に映像乱れのような異常が発生しない。このようにして同期の取れた映像信号は、映像スイッチャ−装置911で所定の処理がなされて次段に出力(S911)される。
【0007】
しかしながら、上記映像処理装置912が、前述したワイヤレスカメラと組合せて用いられる場合、当該映像処理装置912には、上記の装置の他にFS(Frame Synchronizer)装置を設ける必要があった。次に、FS装置を設ける理由について、図11を参照して説明する。
【0008】
図11は、映像処理装置と映像無線伝送装置とを含む映像無線伝送システムの構成例を示す図である。
【0009】
図11において、同システムの映像無線伝送装置1022には、無線S1020で対向するメイン装置1021と、端末装置1020が具備されている。映像無線伝送装置1022の端末装置1020で撮像された映像信号は、変調などの伝送信号処理が施された後、無線信号に変換されてメイン装置1021に伝送される。映像無線伝送装置1022での内部の信号処理は、接続先となる映像処理装置1012の基準信号発生装置1010で発生する基準信号S1010と非同期に行われる。したがって、映像無線伝送装置1022のメイン装置1021から出力される映像出力S1021を、直接、映像スイッチャ−装置1011に入力することはできない。そこで、従来の技術では、映像処理装置1012側にFS装置1001を設け、メイン装置1021から出力される映像信号S1021を、一旦装置1001内部の映像フレームメモリに蓄積し、基準信号S1010に合わせて読み出すことで、外部(この場合、映像無線伝送装置1022側)との信号同期を取るようにしている。つまり、メイン装置1021からの映像信号S1021を、FS装置1001を経由させることで、映像スイッチャ−装置1011への映像信号入力S1001を可能としていた。
【0010】
ところが、FS装置1001内で行われる映像フレームメモリへの書込み/読出し動作によって、映像出力に最低でも映像1フレーム程度(約33msec)の遅延が発生するため、映像と音声でずれが生じる。この問題を解消するためには、音声を遅延させて映像と同期を取るための装置が新たに必要となってしまい、システムが複雑化してしまうという問題があった。
【0011】
また、上記映像無線伝送装置1022のメイン装置1021及び端末装置1020内の信号処理系統は、図12に示すように構成されている。すなわち、各々の装置1020、1021には、映像信号処理部1101、1112、伝送信号処理部1102、1111が備えられ、それぞれの処理系統毎に備えられる基準信号発生部11101、11102、11111、11112から発生した基準信号S11101、S11102、S11111、S11112に同期して動作するようになっている。
【0012】
また、端末装置1020の映像信号処理部1112と伝送信号処理部1111は、映像信号S1105のやりとりを行い、メイン装置1021の映像信号処理部1101と伝送信号処理部1102は映像信号S1101のやりとりを行う。端末装置1020から出力された伝送信号S1031は、無線区間を介してメイン装置1021へと送られる。メイン装置1021からの映像出力S1120は、次段の映像処理装置に送られる。
【0013】
このように従来の映像無線伝送装置1022では、それぞれの処理に必要な基準信号が個別に供給されるため、回路構成が複雑になると共に、回路規模が増大するといった問題があった。
【0014】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、映像無線伝送システムの回路規模を小さくし、且つ、複雑化を招くことなく、映像無線伝送装置と映像処理装置間のクロック同期が達成できる映像無線伝送システム及び装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、映像信号を無線で送受信する送信局と受信局からなる映像無線伝送装置と、該映像無線伝送装置から出力された映像信号を、内部で発生した基準信号に同期させて所望の映像出力を得る映像処理装置とを備え、前記映像無線伝送装置は、自装置の信号処理に用いる基準信号を、前記映像処理装置内で発生した基準信号から生成する基準信号生成手段を有する映像無線伝送システムであって、
前記映像無線伝送装置の受信局は、自局と接続される映像処理装置内で発生した基準信号を取得して、自局内の信号処理に用いる基準信号を生成する受信局基準信号生成手段と、
前記受信局基準信号生成手段により、生成された基準信号を、前記映像無線伝送装置の送信局に送信する基準信号供給手段と、
前記受信局基準信号生成手段は、前記映像無線伝送装置内の信号処理に使用される基準信号が、前記映像処理装置内で発生した基準信号の整数比の関係になるよう設定する基準信号設定手段を備え、
前記基準信号設定手段は、1つの映像基準周波数から映像フレーム周波数、映像サンプリング周波数、及び伝送信号処理の基準周波数を生成し、前記伝送信号処理の基準周波数から放送利用可能な映像信号の伝送周波数帯の搬送波周波数、OFDM変調におけるキャリア間隔とシンボル周波数とフレーム周波数を生成し、
前記基準信号供給手段は、前記搬送波周波数と前記キャリア間隔と前記シンボル周波数と前記フレーム周波数に応じた前記基準信号を、伝送すべき信号に重畳させて、前記送信局に供給することを特徴としている。
【0017】
請求項2の発明は、前記映像無線伝送システムにおいて、前記映像無線伝送装置の送信局は、前記基準信号供給手段により送信された基準信号を抽出し、抽出された基準信号から、自局内の信号処理に用いる基準信号を生成する送信局基準信号生成手段を有することを特徴としている。
【0019】
請求項3の発明は、前記映像無線伝送システムにおいて、前記基準信号供給手段は、前記基準信号を、パイロット信号として、伝送すべき信号帯域の外縁部に挿入する第1の基準信号伝送手段を有することを特徴としている。
【0020】
請求項4の発明は、前記映像無線伝送システムにおいて、前記基準信号供給手段は、前記基準信号を、伝送すべき信号のパケットヘッダに挿入する第2の基準信号伝送手段を有することを特徴としている。
【0021】
請求項5の発明は、前記映像無線伝送システムにおいて、前記基準信号供給手段は、前記基準信号が、無線品質に応じて送信されることを特徴としている。
【0023】
請求項6の発明は、前記送信局と受信局からなる映像無線伝送装置を複数備えたことを特徴としている。
【0024】
本発明は、上述のように、映像信号を無線で送受信する送信局と受信局からなる映像無線伝送装置の信号処理に使用される基準信号を、番組制作を行うスタジオ側の映像処理装置から得て生成するため、映像無線伝送装置の信号処理を、映像処理装置の基準信号に同期させて動作させることができる。したがって、映像処理装置では、FS装置のような別装置を利用しなくても、映像無線伝送装置からの映像出力を、直接、映像スイッチャ−装置に入力できるようになるため、FS装置が不要になり、システムの簡略化を図ることができる。
【0025】
また、本発明の構成によれば、映像無線伝送装置内の送信局と受信局は、自局内に備えられる1つの基準信号発生回路から、各処理系に必要な基準信号を生成することができるため、回路規模の増大を招かないで済む。
【0026】
さらに、上記映像無線伝送装置が複数備えられる場合、各装置の伝送信号が映像処理装置の基準信号でロックされるため、OFDMのような変調方式で信号伝送がなされれば、搬送波間の直交性が維持でき、且つ搬送波間の周波数差を一定に保つことができる。したがって、屋内環境でのマルチパス干渉条件を緩和させることが可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
本発明の実施の一形態に係る映像無線伝送システムは、例えば、図1に示すように構成される。
【0029】
図1において、この映像無線伝送システムは、映像無線伝送装置10と、映像処理装置20とから構成される。映像無線伝送装置10は、無線で対向するメイン装置(=受信局)12と、端末装置(=送信局)11とからなり、ワイヤレスカメラを例とすれば、端末装置11がカメラ装置に相当し、カメラ映像制御装置がメイン装置12に相当する。また、映像処理装置20は、基準信号発生装置21、映像スイッチャ−装置22、他の映像出力装置23〜2Nから構成される。映像無線伝送装置10のメイン装置12、映像スイッチャ−装置22及び他の映像出力装置23〜2Nには、映像処理装置20内の基準信号発生装置21で発生し出力する基準信号が供給される。映像スイッチャ−装置22は、映像無線伝送装置10のメイン装置12や、各映像出力装置23〜2Nから送られてきた映像信号の切替えや合成処理などを行う。
【0030】
次に、本発明に係る映像無線伝送システムの動作概要について説明する。
【0031】
映像無線伝送装置10の端末装置11で撮像された映像は、無線区間を介してメイン装置12に送られる。メイン装置12は、端末装置11から送られてきた映像信号を、映像処理装置20から得られる基準信号に同期させて出力する。出力された映像信号は、映像スイッチャ−装置22に入力された後、所望の映像出力を得るための映像の切替え、合成処理といった所定の処理が施されて次段に出力される。
【0032】
このように、本発明の映像無線伝送システムでは、映像無線伝送装置10内の信号処理に必要な基準信号を、映像処理装置20から得るようにしたため、端末装置で撮像された映像信号を、映像処理装置(=システム側)の基準信号に同期させることができる。
【0033】
次に、本発明に係る映像無線伝送装置での動作について詳述する。なお、以下の説明において、基準信号は、基準クロック及び基準タイミングから構成される信号のことをいう。
【0034】
図2は、本発明に係る映像無線伝送装置の概略構成を示すブロック図である。映像無線伝送装置140は、前述したメイン装置100と、端末装置110とから構成される。メイン装置100は、入力された映像処理装置の基準信号S120から、映像処理用基準信号S1011及び伝送処理用基準信号S1012を発生する基準信号発生部101、端末装置110からの伝送信号S131を受信して復調などの処理を行う伝送受信処理部102、伝送受信処理部102から受け渡される映像信号S102のレベル制御や、同期パルス付加などの処理を行って、映像信号S100を映像処理装置へ出力する映像受信処理部103、端末装置110側に送り返す映像の選択やレベル補正を行う映像送信処理部104、端末装置110側に送り返す映像信号S104を変調して伝送信号S132を生成する伝送送信処理部105を有する。
【0035】
(メイン装置の説明)
メイン装置100の基準信号発生部101には、映像処理装置の基準信号発生装置より発生した基準信号が入力される。この入力される基準信号は、例えば、日本のディジタル放送の映像フォーマットとして認められているHDTV規格(High Definition Television)の場合は、3値同期信号(ITU-R BT.709-4で定義された正負極性3値同期信号)、NTSC(National Television Standard Committee)規格の場合は、ブラックバースト信号(SMPTE170M-1999で定義されたNTSC同期信号波形をいう。また、SMPTEは、Society of Motion Picture and Television Engineersの略)である。なお、映像処理装置の基準信号がアナログ信号であるかディジタル信号であるかは、映像処理装置の構成によって異なるが、どちらかの信号が入力されていれば、基準信号発生部101で処理に必要な基準信号を生成することができる。各基準信号の生成に際しては、映像信号処理用の基準クロック周波数と、伝送信号処理用の基準クロック周波数が、整数分の整数比の関係になるよう設定される。各基準信号の生成手順については、後述する。
【0036】
基準信号発生部101で発生された映像信号処理用ための基準信号S1011は、映像受信処理部103及び映像送信処理部104に送られて映像信号処理に使用される。同様に、伝送信号処理のための基準信号S1012は、基準信号発生部101で発生され、伝送受信処理部及102及び伝送送信処理部105に送られて伝送信号処理に使用される。
【0037】
また、本発明では、メイン装置100の伝送送信処理部105は、基準信号発生部101から得た基準信号S1012を、伝送信号に重畳する処理を行う。この基準信号の重畳方法については、後述する。
【0038】
次に、端末装置110について、同図を参照しながら説明する。
【0039】
(端末装置の説明)
端末装置110は、メイン装置100に送る映像を生成してレベル補正や輪郭補正などの映像処理を行う映像送信処理部112、映像送信処理部112から得られる映像信号S112を伝送信号S131に変換する伝送送信処理部113、メイン装置100からの伝送信号S132を受信して復調処理などを行う伝送受信処理部114、伝送受信処理部114から出力される映像信号S114をモニター等(図示せず)に出力する処理を行う映像受信処理部115、伝送受信処理部114から受け取った基準信号S1141から映像処理用基準信号S1112及び伝送処理用基準信号S1111を発生する基準信号発生部111を有する。
【0040】
伝送受信処理部114では、メイン装置100の伝送送信処理部105で重畳した基準信号を、伝送されてきた伝送信号S132から抽出する。伝送受信処理部114で復調された映像信号S114は、映像受信処理部115へ、また、抽出された基準信号S1141は、基準信号発生部111に送られる。なお、伝送受信処理部114でなされる基準信号の抽出方法は、メイン装置100での基準信号の重畳方法によって異なる。この基準信号の抽出方法については、メイン装置100での基準信号の重畳方法の説明と共に後述する。
【0041】
基準信号発生部111は、伝送受信処理部114から受け取った基準信号S1141から、端末装置110の信号処理に必要な基準信号を発生する。前述のとおり、本発明では、映像信号処理用の基準クロックの周波数と、伝送信号処理用の基準クロックの周波数を、整数比の関係になるよう設定するため、基準信号発生部111では、双方の処理のための基準クロックを倍周や分周といった簡易な手段によって容易に得ることができる。
【0042】
基準信号発生部111で発生した映像信号処理用のための基準信号S1112は、映像受信処理部115及び映像送信処理部112へ、また、伝送信号処理用のための基準信号S1111は、伝送受信処理部114及び伝送送信処理部113へ送られて、各処理に使用される。
【0043】
次に、各基準信号の生成手順について説明する。
【0044】
(各基準信号の生成手順の説明)
具体例として、映像信号処理のための基準クロックの周波数と、伝送信号処理のための基準クロックの周波数について、それぞれの関係を整数分の整数の比に設定する場合について、図3を用いて説明する。
【0045】
以下の説明では、信号処理に用いられる基準クロックの周波数を、基準周波数という。図3において、映像信号処理及び伝送信号処理の基準周波数が、A1〜An、B1〜Bn、Y1〜Ym、Z1〜Zmといった整数を用いた分数比で表す関係に設定される。例えば、メイン装置100の基準信号発生部101に入力された映像基準周波数をFVとすると、映像信号処理に使用される基準周波数FV1(映像信号処理の基準周波数#1)、FV2(映像信号処理の基準周波数#2)、FVn(映像信号処理の基準周波数#n)は、
FV1=FV×A1/B1
FV2=FV×A2/B2
FVn=FV×An/Bn
のようにして求められて設定される。
【0046】
また、伝送信号処理に使用される基準周波数FT1(伝送信号処理の基準周波数#1)、FT2(伝送信号処理の基準周波数#2)、FTm(伝送信号処理の基準周波数#m)も、上記基準周波数FVを用いて、
FT1=FV×Y1/Z1
FT2=FV×Y2/Z2
FTm=FV×Ym/Zm
のようにして求められて設定される。
【0047】
このように、本発明によれば、映像処理装置の映像基準周波数FVがメイン装置100の基準信号発生部101に与えられれば、倍周や分周といった簡易な手段により、映像信号処理及び伝送信号処理の、双方の信号処理のための基準周波数を容易に得ることができる。
【0048】
次に、映像無線伝送装置内の信号処理に用いられる基準周波数を整数比に設定する例を、図4を用いて説明する。
【0049】
本例では、映像基準周波数(図3のFV)として、HDTVのSDI(Serial Digital Interface)のクロック周波数1.485GHzを設定し、このHDTVの映像基準周波数をもとに得られる映像信号処理用の基準周波数及び伝送信号処理用の基準周波数について説明する。
【0050】
(映像信号処理用の基準周波数の設定例)
HDTVの映像信号処理に必要な映像フレーム周波数及び映像サンプリング周波数は、映像基準周波数1.485GHzに対する分周比(1/N)を設定することで容易に得ることができる。例えば、映像フレーム周波数に対する分周比Nを「24750000」、映像サンプリング周波数に対する分周比Nを「20」に設定すれば、
映像フレーム周波数=1.485GHZ/24750000=60Hz
映像サンプリング周波数=1.485GHz/20=74.25MHz
が得られる。つまり、映像信号処理に必要な映像フレーム周波数及び映像サンプリング周波数といった映像信号処理に使用される基準周波数は、分周回路等により容易に得ることができる。
【0051】
続いて、伝送信号処理に使用される基準周波数の設定例について説明する。
【0052】
(伝送信号処理用の基準周波数の設定例)
本例では、伝送信号処理用の基準周波数が、上記映像信号処理の基準周波数1.485GHzと整数比(128/125)の関係にあるものと想定する。すなわち、伝送信号処理の基準周波数FTREFは、
FTREF=1.485GHz×(128/125)=1.52064GHz
となる。
【0053】
ここで、映像信号等の伝送周波数帯として、放送利用が可能なミリ波帯(例:60GHz、HDTV番組素材を圧縮せずに伝送可能)を考えると、搬送波周波数fcは、40倍の値として、次の周波数が考えられる。
【0054】
さらに、映像信号等の伝送方式として、屋内のマルチパス妨害に強いOFDM(Orthogonal frequency Division Multiplex)変調を考えると、伝送信号処理に必要な基準周波数は、以下のようにそれぞれ整数比になるような値を設定することが可能である。
【0055】
(1)信号処理クロック=1.52064GHz/20=76.032MHz
(2)キャリア間隔=1.52064GHz/2048/20=37.125KHz
(3)シンボル周波数=1.52064GHz/2560/20=29.7KHz
(4)フレーム周波数=1.52064GHz/256000/20=297Hz
なお、上記の算出にあたっては、OFDM変調のパラメータとして、有効サンプル数を2048、ガードインターバルのサンプル数を512と仮定している。
【0056】
次に、メイン装置100での基準信号の重畳及び端末装置110での基準信号の抽出について説明する。
【0057】
(基準信号の重畳と抽出の説明)
基準信号の重畳方法として、例えば、次に示す方法がある。
【0058】
図5と図6は、パイロット信号を、基準信号として帯域外縁部の周波数に重畳する方法を示したものである。図5は、1本の連続周波数(CW)のパイロット信号を伝送映像データの帯域外に重畳する方法を示し、図6は、2本の連続周波数を用いてパイロット信号間の周波数差を基準周波数に設定する方法を示したものである。また、図7は、パケット化された伝送映像データのヘッダ部に基準周波数信号を連続周波数信号として挿入する場合を示した図である。
【0059】
上記のような方法で重畳された基準信号は、端末装置110で抽出される。端末装置110での基準信号の抽出方法は、重畳方法(図5〜図7のいずれか)によって異なる。例えば、基準信号の重畳方法に、図5、図6のようにパイロット信号を用いる場合、帯域通過フィルタによって、パイロット信号の成分を抽出すればよい。また、図7のように、伝送すべきパケットのヘッダ部に基準信号を時間軸多重する場合、時間方向のゲート回路等を用いてヘッダ部分を抜き取ることで、基準信号を抽出することができる。
【0060】
また、メイン装置100の伝送送信処理部105は、基準信号を含んだ伝送信号を送信する際に、無線品質に応じて伝送信号の送信タイミングや送信回数を制御するため、無駄な送信を避けることができ、消費電力の低減が可能である。
【0061】
上述したように、本実施形態によれば、映像無線伝送装置は、内部の信号処理に使用する基準周波数を、映像処理装置から得られる基準信号をもとに生成するため、各処理部(映像信号処理部、伝送信号処理部)での信号処理を、映像処理装置の基準周波数に同期させて動作させることが可能になる。したがって、映像処理装置で、FS装置のような別装置を利用しなくても、映像無線伝送装置からの映像出力を、直接、映像スイッチャ−装置に入力できるようになるため、システムを簡略化することができる。
【0062】
また、本発明に係る映像無線伝送装置では、1つの基準信号発生回路で、各処理部に供給する基準周波数を生成することができるので、各処理部系毎に基準信号発生部を設ける従来と比較して、回路規模を小さくすることができる。
【0063】
上記実施形態では、映像処理装置からの基準信号を、1つの映像無線伝送装置が受け取って、自装置内の信号処理に必要な基準周波数を生成する形態であったが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、映像処理装置からの基準信号を、複数の映像無線伝送装置で受け取り、それぞれの映像無線伝送装置が自装置内の信号処理に必要な基準周波数を生成するような形態であってもよい。図8は、映像処理装置712からの基準信号に同期して動作する複数の映像無線伝送装置7211〜721Nの示す概略図である。同図に示すように、この実施形態によれば、各映像無線伝送装置7211〜721Nは、映像処理装置の基準信号発生装置710から入力される基準信号S710をもとに自装置7211〜721Nの信号処理に必要な基準信号を生成し、その基準信号に同期した映像信号S7201〜S720Nを出力するため、FS装置1001(図11参照)を使用せずに直接、映像スイッチャ−装置に入力することができる。なお、映像スイッチャ−装置711からの映像出力S711は次段へと送られる。
【0064】
さらに、各映像無線伝送装置7211〜721Nの、各伝送信号S7211〜S721Nの各搬送波周波数の間隔を、図9に示すような、等間隔に維持することができる。図9の各伝送信号は、図8におけるS7211〜S721Nである。各搬送波が、前述したOFDM変調されているときには、チャネル間でOFDMのサブキャリアの直交性が維持できるため、チャネル間の受信側の干渉条件を緩和させることが可能である。
【0065】
上記例において、前記映像無線伝送装置の基準信号生成・設定機能が、基準信号生成手段、基準信号設定手段に対応し、前記メイン装置の基準信号生成機能が受信局基準信号生成手段に、該装置の基準信号供給機能が基準信号供給手段、第1の基準信号伝送手段、第2の基準信号伝送手段に対応する。また、端末装置の基準信号生成機能が送信局基準信号生成手段に対応する。
【0066】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、映像信号を無線で送受信する送信局と受信局からなる映像無線伝送装置の信号処理に使用される基準信号を、番組制作を行うスタジオ側の映像処理装置から得て生成するため、映像無線伝送装置の信号処理を、映像処理装置の基準信号に同期させて動作させることができる。したがって、映像処理装置では、FS装置のような別装置を利用しなくても、映像無線伝送装置からの映像出力を、直接、映像スイッチャ−装置に入力できるようになるため、FS装置が不要になり、システムの簡略化を図ることができる。
【0067】
また、本発明の構成によれば、映像無線伝送装置内の送信局と受信局は、自局内に備えられる1つの基準信号発生回路から、各処理系に必要な基準信号を生成することができるため、回路規模の増大を招かないで済む。
【0068】
さらに、上記映像無線伝送装置が複数備えられる場合、各装置の伝送信号が映像処理装置の基準信号でロックされるため、OFDMのような変調方式で信号伝送がなされれば、搬送波間の直交性が維持でき、且つ搬送波間の周波数差を一定に保つことができる。したがって、屋内環境でのマルチパス干渉条件を緩和させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る映像無線伝送システムの基本構成例を示す図である。
【図2】本発明に係る映像無線伝送装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】映像信号処理のための基準クロックの周波数と、伝送信号処理のための基準クロックの周波数について、それぞれの関係を整数分の整数の比に設定する例を示す図である。
【図4】映像信号処理のための基準クロックの周波数と、伝送信号処理のための基準クロックの周波数について、それぞれの関係を整数分の整数の比に設定する具体例を示す図である。
【図5】基準信号として、パイロット信号を伝送信号に重畳する方法(その1)の一例を示す図である。
【図6】基準信号として、パイロット信号を伝送信号に重畳する方法(その2)の一例を示す図である。
【図7】基準信号を、伝送パケットのヘッダに挿入する例を示す図である。
【図8】本発明に係る映像無線伝送システムに、複数の映像無線伝送装置が備えられる場合の基本構成例を示す図である。
【図9】映像処理装置の基準同期にロックした複数の無線伝送装置から伝送される信号の搬送波配置の一例を示す図である。
【図10】スタジオに設置される一般的な映像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図11】従来の映像無線伝送システムの基本構成例を示す図である。
【図12】従来の映像無線伝送装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、140、7211〜721N、1022 映像無線伝送装置
11、110、1020 端末装置(送信局)
12、100、1021 メイン装置(受信局)
20、712、912、1012 映像処理装置
21、710、910、1010 基準信号発生装置
22、711、911 映像スイッチャ−装置
23〜2N、901〜90N、1002〜100N 映像出力装置
101 基準信号発生部(メイン装置)
102 伝送受信処理部(メイン装置)
103 映像受信処理部(メイン装置)
104 映像送信処理部(メイン装置)
105 伝送送信処理部(メイン装置)
111 基準信号発生部(端末装置)
112 映像送信処理部(端末装置)
113 伝送送信処理部(端末装置)
114 伝送受信処理部(端末装置)
115 映像受信処理部(端末装置)
1001 FS装置
1101 映像信号処理部(メイン装置)
1102 伝送信号処理部(メイン装置)
11101 映像処理用基準信号発生部(メイン装置)
11102 伝送処理用基準信号発生部(メイン装置)
1111 伝送信号処理部(端末装置)
1112 映像信号処理部(端末装置)
11111 伝送処理用基準信号発生部(端末装置)
11112 映像処理用基準信号発生部(端末装置)
S7201〜S720N、S1021、S1120 メイン装置からの映像信号
S100、S711、S911、S1015 映像スイッチャ−装置からの出力映像信号
S102、S104、S112、S114、S1101、S1105 端末装置、メイン装置内の処理部間の映像信号
S120、S710、S910、S1010 映像処理装置の基準信号
S1011、S1112、S11101、S11112 映像処理用基準信号
S1012、S1111、S11102、S11111 伝送処理用基準信号
S901〜S90N、S1001〜S100N、映像出力装置からの映像信号
S131、S132、S7211〜S721N、S1020、S1031 伝送信号
S1141 基準信号(抽出)
Claims (10)
- 映像信号を無線で送受信する送信局と受信局からなる映像無線伝送装置と、該映像無線伝送装置から出力された映像信号を、内部で発生した基準信号に同期させて所望の映像出力を得る映像処理装置とを備え、前記映像無線伝送装置は、自装置の信号処理に用いる基準信号を、前記映像処理装置内で発生した基準信号から生成する基準信号生成手段を有する映像無線伝送システムであって、
前記映像無線伝送装置の受信局は、自局と接続される映像処理装置内で発生した基準信号を取得して、自局内の信号処理に用いる基準信号を生成する受信局基準信号生成手段と、
前記受信局基準信号生成手段により、生成された基準信号を、前記映像無線伝送装置の送信局に送信する基準信号供給手段と、
前記受信局基準信号生成手段は、前記映像無線伝送装置内の信号処理に使用される基準信号が、前記映像処理装置内で発生した基準信号の整数比の関係になるよう設定する基準信号設定手段を備え、
前記基準信号設定手段は、1つの映像基準周波数から映像フレーム周波数、映像サンプリング周波数、及び伝送信号処理の基準周波数を生成し、前記伝送信号処理の基準周波数から放送利用可能な映像信号の伝送周波数帯の搬送波周波数、OFDM変調におけるキャリア間隔とシンボル周波数とフレーム周波数を生成し、
前記基準信号供給手段は、前記搬送波周波数と前記キャリア間隔と前記シンボル周波数と前記フレーム周波数に応じた前記基準信号を、伝送すべき信号に重畳させて、前記送信局に供給することを特徴とする映像無線伝送システム。 - 請求項1記載の映像無線伝送システムにおいて、
前記映像無線伝送装置の送信局は、前記基準信号設定手段により送信された基準信号を抽出し、抽出された基準信号から、自局内の信号処理に用いる基準信号を生成する送信局基準信号生成手段を有することを特徴とする映像無線伝送システム。 - 請求項1又は2記載の映像無線伝送システムにおいて、
前記基準信号供給手段は、前記基準信号を、パイロット信号として、伝送すべき信号帯域の外縁部に挿入する第1の基準信号伝送手段を有することを特徴とする映像無線伝送システム。 - 請求項1又は2記載の映像無線伝送システムにおいて、
前記基準信号供給手段は、前記基準信号を、伝送すべき信号のパケットヘッダに挿入する第2の基準信号伝送手段を有することを特徴とする映像無線伝送システム。 - 請求項1乃至4いずれか1項記載の映像無線伝送システムにおいて、
前記基準信号供給手段は、前記基準信号が、無線品質に応じて送信されることを特徴とする映像無線伝送システム。 - 請求項1乃至5いずれか1項記載の映像無線伝送システムにおいて、
前記送信局と受信局からなる映像無線伝送装置を複数備えたことを特徴とする映像無線伝送システム。 - 映像信号を無線で送受信する送信局と受信局からなる映像無線伝送装置であって、
前記受信局は、自局と接続される映像処理装置内で発生した基準信号を取得して、自局内の信号処理に用いる基準信号を生成する受信局基準信号生成手段と、
前記受信局基準信号生成手段により、生成された基準信号を、前記映像無線伝送装置の送信局に送信する基準信号供給手段を備え、
前記送信局は、前記基準信号供給手段により送信された基準信号を抽出し、抽出された基準信号から、自局内の信号処理に用いる基準信号を生成する送信局基準信号生成手段を備え、
前記受信局基準信号生成手段は、前記基準信号が、前記映像処理装置内で発生した基準信号の整数比の関係になるよう設定される基準信号設定手段を備え、
前記基準信号設定手段は、1つの映像基準周波数から映像フレーム周波数、映像サンプ リング周波数、及び伝送信号処理の基準周波数を生成し、前記伝送信号処理の基準周波数から放送利用可能な映像信号の伝送周波数帯の搬送波周波数、OFDM変調におけるキャリア間隔とシンボル周波数とフレーム周波数を生成し、
前記基準信号供給手段は、前記搬送波周波数と前記キャリア間隔と前記シンボル周波数と前記フレーム周波数に応じた前記基準信号を、伝送すべき信号に重畳させて、前記送信局に供給することを特徴とする映像無線伝送装置。 - 請求項7記載の映像無線伝送装置において、
前記基準信号供給手段は、前記基準信号を、パイロット信号として、伝送すべき信号帯域の外縁部に挿入する第1の基準信号伝送手段を有することを特徴とする映像無線伝送装置。 - 請求項8記載の映像無線伝送装置において、
前記基準信号供給手段は、前記基準信号を、伝送すべき信号のパケットヘッダに挿入する第2の基準信号伝送手段を有することを特徴とする映像無線伝送装置。 - 請求項8乃至9いずれか1項記載の映像無線伝送装置において、
前記基準信号供給手段は、前記基準信号が、無線品質に応じて送信されることを特徴とする映像無線伝送装置。
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