JP3906515B2 - カラービデオ信号記録方法及びダビングシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー映像信号を輝度信号とクロマ信号とに分離し、輝度信号はFM変調し、クロマ信号は低域周波数に変換した後、これらの輝度信号とクロマ信号とを混合して磁気記録媒体に記録するカラービデオ信号記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に普及しているカラービデオ信号記録再生装置(VTR)においては、ヘッドと磁気記録媒体(磁気テープ)との相対速度が遅いため、カラー映像信号に含まれる3.58MHzのクロマ信号を磁気テープに直接記録することが困難である。
そこで、カラー映像信号を輝度信号とクロマ信号とに分離し、輝度信号はFM変調し、クロマ信号は3.58MHzの色副搬送波を低域周波数(600〜700kHz付近)に変換した後、これらの輝度信号とクロマ信号とを混合して磁気テープに記録している。なお、VHS(本出願人の登録商標)方式のVTRの場合には、クロマ信号を629kHzに変換している。
【0003】
ここで、従来の記録信号処理回路について図6を用いて説明する。図6において、入力された映像信号はY/C分離回路1に入力され、輝度信号とクロマ信号とに分離される。Y/C分離回路1より出力された輝度信号は、輝度信号処理回路2に入力され、上記のようにFM変調等の処理がなされる。輝度信号処理回路2の出力は混合回路4に入力される。
【0004】
一方、Y/C分離回路1より出力されたクロマ信号は、クロマ信号処理回路3に入力される。クロマ信号処理回路3は、ACC(自動色制御)回路31,バーストエンファシス回路32,低域変換回路33,ローパスフィルタ(LPF)34を備えて構成されている。
ACC回路31は、入力されたクロマ信号の振幅レベルを、バースト信号を基準として調整し、バーストエンファシス回路32に入力する。バーストエンファシス回路32は、バースト信号のレベルを上げ、低域変換回路33に入力する。低域変換回路33は、色副搬送波を低域周波数に変換して低域変換クロマ信号を生成する。この低域変換クロマ信号はLPF34を介して混合回路4に入力される。
【0005】
混合回路4は入力された輝度信号と低域変換クロマ信号とを混合する。そして、混合回路4の出力は図示していない磁気ヘッドによって図示していない磁気テープに記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示すクロマ信号処理回路3を経て記録されたクロマ信号を再生すると、この記録再生したクロマ信号の振幅レベルとクロマ信号処理回路3による信号処理前のクロマ信号の振幅レベルとの間には、クロマ信号処理回路3(特に低域変換回路33)のレベル誤差や、FM信号と重畳して磁気記録することによる記録特性(大レベル域での飽和特性)等から、振幅レベルの誤差が存在する。この振幅レベルの誤差の程度はクロマ信号処理回路3によって一定ではない。
【0007】
図7には、あるVTRによる入力レベルに対する記録再生レベルの特性を示している。VTRの記録再生特性は、一般的に、この図7に示すように、小さいレベル部分ではリニアであり、大きいレベル部分では徐々に減衰して飽和するような特性となる。このような特性を有するVTRに、図9(A)に示すような標準的なカラーバー信号を入力して記録すると、再生される信号波形は、一例として図9(B)に示すカラーバー信号となる。
図9(A),(B)を比較すれば分かるように、例えば入力信号における最大レベルであるシアン及び赤の振幅レベルは、88IRE(p−p)であったものが、記録再生信号では、シアン及び赤の振幅レベルは、82IRE(p−p)となり、振幅レベルが小さくなってしまう。なお、p−pはピーク−ピークである。
【0008】
通常、再生色レベルの基準レベルはVTRによって異なるが、図9(B)のように記録再生されたものを、例えば88IRE(p−p)を基準として再生系でレベル調整すると、図9(C)に示すカラーバー信号となる。ここでは、88IRE(p−p)を基準としているので、シアン及び赤の振幅レベルは、入力信号と同じレベルに補正されるが、他の色のレベルは入力信号の本来のレベルとはならず、異なったレベルに補正されてしまう。これは、入力信号であるクロマ信号の振幅レベルと記録再生したクロマ信号の振幅レベルとの振幅レベルの誤差が、色によって異なり、ノンリニアな特性であることによる。
【0009】
さらには、再生系で基準とするレベルの減衰を見込んで、予め記録系でリニアにレベルを上げて記録することも考えられる。例えば、入力レベルを単純に約11%持ち上げたときの記録再生特性を図8に示し、この図8に示す記録再生特性を持たせたVTRによって記録再生したカラーバー信号を図9(D)に示す。
この場合も、基準レベルであるシアン及び赤の振幅レベルは、図9(A)に示す入力信号と同じレベルに補正されるが、他の色のレベルは入力信号の本来のレベルとはならず、異なったレベルに補正されてしまう。
【0010】
このように、従来においては、クロマ信号に対し、再生系もしくは記録系でリニアなレベル調整を行うだけであったので、入力された映像信号におけるクロマ信号の振幅レベルを忠実に再現することができないという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、入力された映像信号におけるクロマ信号の振幅レベルを忠実に再現することができるカラービデオ信号記録方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、以下のカラービデオ信号記録方法及びダビングシステムを提供する。
(A)カラー映像信号を磁気記録媒体に記録するカラービデオ信号記録方法において、前記カラー映像信号を構成するクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマ信号補正工程と、前記クロマ信号補正工程によって振幅レベルを補正したクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換する低域周波数変換工程と、前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調するFM変調工程と、前記FM変調工程によってFM変調した輝度信号と前記低域周波数変換工程によって低域周波数に変換したクロマ信号とを混合する混合工程と、前記混合工程によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを前記磁気記録媒体に記録する記録工程とを含み、前記クロマ信号補正工程は、前記低域周波数変換工程によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録工程によって前記クロマ信号を前記磁気記録媒体に記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、記憶手段に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記記憶手段より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするカラービデオ信号記録方法。
ここで、前記クロマ信号補正工程は、前記クロマ信号のバースト信号の振幅レベルを補正せず、前記バースト信号以外の部分の前記個々のサンプルデータを前記補正サンプルデータに置き換えることが好ましい。
(B)カラー映像信号を磁気記録媒体に記録するカラービデオ信号記録方法において、前記カラー映像信号を構成するクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換する低域周波数変換工程と、前記低域周波数変換工程によって低域周波数に変換したクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマ信号補正工程と、前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調するFM変調工程と、前記FM変調工程によってFM変調した輝度信号と前記クロマ信号補正工程によって振幅レベルを補正したクロマ信号とを混合する混合工程と、前記混合工程によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを前記磁気記録媒体に記録する記録工程とを含み、前記クロマ信号補正工程は、前記低域周波数変換工程によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録工程によって前記クロマ信号を前記磁気記録媒体に記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、記憶手段に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記記憶手段より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の 前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするカラービデオ信号記録方法。
ここで、前記クロマ信号補正工程は、前記クロマ信号のバースト信号の振幅レベルを補正せず、前記バースト信号以外の部分の前記個々のサンプルデータを前記補正サンプルデータに置き換えることが好ましい。
(C)ビデオソフトのダビングシステムにおいて、ダビングの対象となっているカラー映像信号を構成するクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマレベル補正回路(5)と、前記クロマレベル補正回路によって振幅レベルを補正したクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換するクロマ信号処理回路(3)と、前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調する輝度信号処理回路(2)と、前記輝度信号処理回路によってFM変調した輝度信号と前記クロマ信号処理回路によって低域周波数に変換したクロマ信号とを混合する混合回路(4)と、前記混合回路によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを磁気テープに記録する記録手段とを備え、前記クロマレベル補正回路は、前記クロマ信号処理回路によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録手段によって前記クロマ信号を前記磁気テープに記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、補正サンプルデータ発生器を有し、前記補正サンプルデータ発生器に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記補正サンプルデータ発生器より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするダビングシステム。
ここで、前記補正サンプルデータ発生器は、入力される隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルに応じて前記補正サンプルデータを出力するプログラムを格納したメモリ(53)を備えることが好ましい。
(D)ビデオソフトのダビングシステムにおいて、ダビングの対象となっているカラー映像信号を構成するクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換するクロマ信号処理回路(3)と、前記クロマ信号処理回路によって低域周波数に変換したクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマレベル補正回路(5)と、前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調する輝度信号処理回路(2)と、前記輝度信号処理回路によってFM変調した輝度信号と前記クロマレベル補正回路によって振幅レベルを補正したクロマ信号とを混合する混合回路(4)と、前記混合回路によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを磁気テープに記録する記録手段とを備え、前記クロマレベル補正回路は、前記クロマ信号処理回路によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録手段によって前記クロマ信号を前記磁気テープに記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、補正サンプルデータ発生器を有し、前記補正サンプルデータ発生器に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy 0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記補正サンプルデータ発生器より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするダビングシステム。
ここで、前記補正サンプルデータ発生器は、入力される隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルに応じて前記補正サンプルデータを出力するプログラムを格納したメモリ(53)を備えることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のカラービデオ信号記録方法について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明のカラービデオ信号記録方法を実現する構成の一実施例を示すブロック図、図2は図1中のクロマレベル補正回路5の具体的構成の一例を示すブロック図、図3は本発明のカラービデオ信号記録方法を説明するための波形図、図4及び図5は本発明のカラービデオ信号記録方法を説明するための特性図である。図1において、図6と同一部分には同一符号が付してある。
【0013】
図1において、入力された映像信号はY/C分離回路1に入力され、輝度信号とクロマ信号とに分離される。本実施例では、後述するクロマ信号のレベル補正の精度を高めるため、入力される映像信号を一例として8ビットのデジタル信号としている。従って、ここでのY/C分離回路1はデジタルY/C分離回路である。
Y/C分離回路1より出力された輝度信号は、D/A変換器6に入力されてアナログ信号とされる。D/A変換器6より出力された輝度信号は、輝度信号処理回路2に入力され、図6と同様、FM変調等の処理がなされる。輝度信号処理回路2の出力は混合回路4に入力される。
【0014】
一方、Y/C分離回路1より出力されたクロマ信号は、本発明の要部であるクロマレベル補正回路5に入力され、振幅レベルが補正されて出力される。このクロマレベル補正回路5の詳細な構成及び動作は後に詳述する。
クロマレベル補正回路5より出力された補正後のクロマ信号は、D/A変換器7に入力されてアナログ信号とされる。D/A変換器7より出力されたクロマ信号は、クロマ信号処理回路3に入力される。クロマ信号処理回路3は、図6で説明したように、ACC回路31,バーストエンファシス回路32,低域変換回路33,LPF34を備えて構成されており、上述の如くクロマ信号を信号処理する。クロマ信号処理回路3の出力は混合回路4に入力される。
【0015】
混合回路4は入力された輝度信号とクロマ信号処理回路3より出力された低域変換クロマ信号とを混合する。そして、混合回路4の出力は図示していない磁気ヘッドによって図示していない磁気テープに記録される。なお、輝度信号処理回路2,クロマ信号処理回路3,混合回路4は、記録信号処理回路8を構成している。
【0016】
ここで、図2を用いてクロマレベル補正回路5の詳細な構成及び動作について説明する。クロマレベル補正回路5は、Dフリップフロップ(D−FF)51及び52、64k×8ビット構成のプログラム可能なROM(P−ROM)53、インバータ54、スリーステートのDフリップフロップ(D−FF)55及び56を備えて構成されている。
D−FF51,52,55,56には、色副搬送波周波数の4倍の周波数のクロック(4Fscクロック)が入力される。なお、図1においては、クロック入力の図示を省略している。勿論、ここで用いるクロックは、4Fscクロックに限定されるものではない。
【0017】
D−FF51には、クロマ信号が入力データとして入力される。D−FF51は4Fscクロックの立ち上がりに同期して入力データを遅延し、P−ROM53のアドレス入力端子A8〜A15に入力すると共に、D−FF52に入力する。D−FF52も4Fscクロックの立ち上がりに同期して入力データを遅延し、P−ROM53のアドレス入力端子A0〜A7に入力すると共に、D−FF55に入力する。
このように、P−ROM53には、4Fscクロックでサンプリングされたクロマ信号の隣接する2サンプルのデータが順次入力されることになる。
【0018】
P−ROM53は、後述するように、2サンプルのデータを基にしてクロマ信号の振幅レベルを順次補正し、出力端子O0〜O7より補正データを出力する。この補正データはD−FF56に入力される。D−FF55のイネーブル端子(EN)には、バーストゲート信号が入力され、D−FF56のイネーブル端子(EN)には、バーストゲート信号がインバータ54により反転されて入力される。従って、D−FF55,56のオン/オフは互いに逆となる。
これらのD−FF55,56及びインバータ54によって、バースト信号以外の部分では、P−ROM53より出力された補正データがD−FF56を介して出力され、バースト信号の部分では、P−ROM53によって補正していないD−FF52の出力がD−FF55を介して出力されることになる。
【0019】
これは次の理由による。即ち、バースト信号のレベル(通常40IRE(p−p))を補正してしまうと、クロマ信号処理回路3中のACC回路31によって全体の振幅レベルが変わってしまうからである。なお、バースト信号が安定し、かつ、バースト信号のレベル値に近いレベルを補正しない場合は、バーストレベル値付近のレベルを補正しないようにP−ROM53を設定すれば、D−FF55,56及びインバータ54よりなるバースト補正停止回路は必要ない。この場合には、クロマレベル補正回路5にはバーストゲート信号を入力する必要はない。
【0020】
さらに、P−ROM53の動作について図3を用いて詳細に説明する。4Fscクロックでサンプリングされた入力クロマ信号は、図3に実線で示すように、Fscを中心周波数としたサイン波となる。2サンプルのデータの位相差はπ/2である。実線で示す入力クロマ信号のピークレベル値(p−p)をAとすると、ピークレベル値Aは隣接した2つサンプルデータによって求めることができる。なお、1サンプルデータだけでは、位相と振幅の関係が分からず、ピークレベル値Aを求めることができない。
【0021】
データS0の0レベルからの振幅をy0、データS1の0レベルからの振幅をy1とすると、
A/2=(y02 +y12 1/2 …(1)
で表すことができる。
【0022】
補正の結果得ようとする補正クロマ信号を破線で示し、データS0の補正データをS0′とする。また、破線で示す補正クロマ信号のピークレベル値をA′とする。すると、補正データS0′の0レベルからの振幅y0′は次のように表すことができる。
y0′=(A′/A)・y0 …(2)
となり、これに(1)式を代入すれば、
y0′=A′/{2(y02 +y12 1/2 } …(3)
となる。
【0023】
図9(A),(B)で説明したように、あるVTRでシアン及び赤の振幅レベルが88IRE(p−p)から82IRE(p−p)に減衰した場合のように、入力された映像信号におけるクロマ信号(クロマ信号処理回路3による信号処理前のクロマ信号)の振幅レベルと、記録再生したクロマ信号の振幅レベルとのレベル誤差は、予め求めることができるから、補正クロマ信号のピークレベル値A′は、レベル誤差を見込んだ値としておけばよい。
即ち、クロマレベル補正回路5による補正クロマ信号の補正データS0′の振幅y0′は、入力クロマ信号のデータS0,S1の振幅y0,y1より求めることができる。
【0024】
P−ROM53に、入力クロマ信号のデータ(振幅レベル)に応じた補正データを出力するようなプログラムを格納しておけば、瞬間的なピークレベル値に対応した補正データを順次得ることができる。従って、サンプルデータ単位で細かなピークレベル値の補正を行うことができる。
即ち、図9(A),(B)の場合のように、色によって、入力された映像信号におけるクロマ信号の振幅レベルと記録再生したクロマ信号の振幅レベルとのレベル誤差にばらつきあっても、それぞれの色ごとに振幅レベルを補正することができるので、クロマ信号を良好に補正することが可能となる。
【0025】
次に、クロマレベル補正回路5の補正特性の一例を図4に示す。図4は、入力クロマ信号のピークレベル値に対する補正クロマ信号のピークレベル値を表している。前述のように、低域周波数に変換前のクロマ信号の振幅レベルと、低域周波数に変換して記録再生したクロマ信号の振幅レベルとのレベル誤差は、記録信号処理回路8の特性によって異なるから、クロマレベル補正回路5の補正特性は、それぞれの記録信号処理回路8の特性に合わせた特性とする。
【0026】
本発明で用いるクロマレベル補正回路5は、図4に示すように、ノンリニアな特性であるので、低域周波数に変換前のクロマ信号の振幅レベルと磁気テープに記録し再生した後のクロマ信号の振幅レベルとの振幅レベルの誤差を補正するよう、クロマ信号をその振幅レベル(入力レベル)に応じて予め補償して記録することができる。
このようにして記録したクロマ信号の記録再生特性は、図5に示すように、0から88IRE(p−p)までの実用帯域でほぼリニアな特性となる。なお、これ以上の大レベル域では、ビート等の弊害が生じるため、補正値の設定に注意が必要である。
【0027】
従って、図9(A)に示すようなカラーバー信号を入力して記録すると、記録再生されるクロマ信号の振幅レベルは、図9(A)に示す振幅レベルとほぼ同じレベルとすることができる。これによって、本発明では、入力された映像信号におけるクロマ信号の振幅レベルを忠実に再現することができる。
【0028】
ところで、映画等のビデオソフトを大量にダビングする場合においては、ダビングシステム内で同様な記録信号処理回路8(輝度信号処理回路2,クロマ信号処理回路3,混合回路4)を用い、記録特性は一定であるので、クロマ信号の記録前後の振幅レベルの誤差は容易に測定することができる。従って、本発明のカラービデオ信号記録方法は、ビデオソフトのダビング工程に用いて特に有効である。本発明のカラービデオ信号記録方法を用いてダビングすれば、本来の色を良好に再現したビデオソフトを提供することができる。
勿論、家庭用VTR等に用いても、個々の記録信号処理回路8の特性に応じて補正特性を設定すれば、全く同様の効果を得ることができる。クロマレベル補正回路5として、P−ROM53を用いた構成では、個々の記録信号処理回路8の特性に応じて変換特性のプログラムを変えるだけでよい。従って、本実施例の構成は、汎用性に富んでいる。
【0029】
本実施例では、クロマ信号処理回路3の前段にクロマレベル補正回路5を設け、低域変換回路33による低域変換前のクロマ信号を補正しているが、クロマ信号処理回路3の後段にクロマレベル補正回路5を設け、低域変換回路33による低域変換後のクロマ信号を補正するように構成してもよい。
ただ、低域変換回路33による低域変換前のクロマ信号を補正するようにした方が補正の精度がよく、その点で、クロマ信号処理回路3の前段にクロマレベル補正回路5を設ける方がより望ましい。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のカラービデオ信号記録方法は、低域周波数に変換前のクロマ信号の振幅レベルと磁気記録媒体に記録し再生した後のクロマ信号の振幅レベルとの振幅レベルの誤差を補正するよう、低域周波数に変換前もしくは変換後のクロマ信号を、その振幅レベルに応じて予め補償して記録するよう構成したので、入力された映像信号におけるクロマ信号の振幅レベルを忠実に再現することができる。勿論、希望する振幅レベルとなるように調整することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現する構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1中のクロマレベル補正回路5の具体的構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明を説明するための波形図である。
【図4】本発明を説明するための特性図である。
【図5】本発明を説明するための特性図である。
【図6】従来の記録信号処理回路を示すブロック図である。
【図7】従来の記録再生特性を示す特性図である。
【図8】従来の記録再生特性を示す特性図である。
【図9】従来の問題点を説明するための波形図である。
【符号の説明】
1 Y/C分離回路
2 輝度信号処理回路
3 クロマ信号処理回路
4 混合回路
5 クロマレベル補正回路
6,7 D/A変換器
8 記録信号処理回路

Claims (8)

  1. カラー映像信号を磁気記録媒体に記録するカラービデオ信号記録方法において、
    前記カラー映像信号を構成するクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマ信号補正工程と、
    前記クロマ信号補正工程によって振幅レベルを補正したクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換する低域周波数変換工程と、
    前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調するFM変調工程と、
    前記FM変調工程によってFM変調した輝度信号と前記低域周波数変換工程によって低域周波数に変換したクロマ信号とを混合する混合工程と、
    前記混合工程によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを前記磁気記録媒体に記録する記録工程とを含み、
    前記クロマ信号補正工程は、
    前記低域周波数変換工程によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録工程によって前記クロマ信号を前記磁気記録媒体に記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、
    記憶手段に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記記憶手段より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするカラービデオ信号記録方法。
  2. 前記クロマ信号補正工程は、前記クロマ信号のバースト信号の振幅レベルを補正せず、前記バースト信号以外の部分の前記個々のサンプルデータを前記補正サンプルデータに置き換えることを特徴とする請求項1記載のカラービデオ信号記録方法。
  3. カラー映像信号を磁気記録媒体に記録するカラービデオ信号記録方法において、
    前記カラー映像信号を構成するクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換する低域周波数変換工程と、
    前記低域周波数変換工程によって低域周波数に変換したクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマ信号補正工程と、
    前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調するFM変調工程と、
    前記FM変調工程によってFM変調した輝度信号と前記クロマ信号補正工程によって振幅レベルを補正したクロマ信号とを混合する混合工程と、
    前記混合工程によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを前記磁気記録媒体に記録する記録工程とを含み、
    前記クロマ信号補正工程は、
    前記低域周波数変換工程によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録工程によって前記クロマ信号を前記磁気記録媒体に記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、
    記憶手段に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記記憶手段より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするカラービデオ信号記録方法。
  4. 前記クロマ信号補正工程は、前記クロマ信号のバースト信号の振幅レベルを補正せず、前記バースト信号以外の部分の前記個々のサンプルデータを前記補正サンプルデータに置き換えることを特徴とする請求項3記載のカラービデオ信号記録方法。
  5. ビデオソフトのダビングシステムにおいて、
    ダビングの対象となっているカラー映像信号を構成するクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマレベル補正回路と、
    前記クロマレベル補正回路によって振幅レベルを補正したクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換するクロマ信号処理回路と、
    前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調する輝度信号処理回路と、
    前記輝度信号処理回路によってFM変調した輝度信号と前記クロマ信号処理回路によって低域周波数に変換したクロマ信号とを混合する混合回路と、
    前記混合回路によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを磁気テープに記録する記録手段とを備え、
    前記クロマレベル補正回路は、
    前記クロマ信号処理回路によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録手段によって前記クロマ信号を前記磁気テープに記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、
    補正サンプルデータ発生器を有し、
    前記補正サンプルデータ発生器に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記補正サンプルデータ発生器より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするダビングシステム。
  6. 前記補正サンプルデータ発生器は、入力される隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルに応じて前記補正サンプルデータを出力するプログラムを格納したメモリを備えることを特徴とする請求項5記載のダビングシステム。
  7. ビデオソフトのダビングシステムにおいて、
    ダビングの対象となっているカラー映像信号を構成するクロマ信号を色副搬送波周波数よりも低域である低域周波数に変換するクロマ信号処理回路と、
    前記クロマ信号処理回路によって低域周波数に変換したクロマ信号の振幅レベルを補正するクロマレベル補正回路と、
    前記カラー映像信号を構成する輝度信号をFM変調する輝度信号処理回路と、
    前記輝度信号処理回路によってFM変調した輝度信号と前記クロマレベル補正回路によって振幅レベルを補正したクロマ信号とを混合する混合回路と、
    前記混合回路によって混合した前記輝度信号と前記クロマ信号とを磁気テープに記録する記録手段とを備え、
    前記クロマレベル補正回路は、
    前記クロマ信号処理回路によって前記クロマ信号を低域周波数に変換する前の第1のクロマ信号を色副搬送波周波数の整数倍の周波数のクロックでサンプリングして得たサイン波の第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルと前記記録手段によって前記クロマ信号を前記磁気テープに記録して再生した後の第2のクロマ信号を前記クロックでサンプリングして得たサイン波の第2の信号波形を形成する複数のサンプルデータにおける個々のサンプルデータの振幅レベルとのレベル誤差が予め求められており、
    補正サンプルデータ発生器を有し、
    前記補正サンプルデータ発生器に前記第1のクロマ信号における隣接する2つのサンプルデータを順次入力し、入力された隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルをy0,y1とし、振幅レベルy0を有するサンプルデータの前記レベル誤差を補償する振幅レベルをy0′、前記レベル誤差を補償する前記第2の信号波形のピーク−ピーク値をA′としたとき、前記補正サンプルデータ発生器より、y0′=A′/ [ 2(y0 2 +y1 2 1/2 ] なる計算式に基づいて振幅レベルy0′を有する補正サンプルデータを出力させることにより、前記第1のクロマ信号の前記第1の信号波形を形成する複数のサンプルデータの個々のサンプルデータをサンプルデータ単位で補正サンプルデータに置き換えることを特徴とするダビングシステム。
  8. 前記補正サンプルデータ発生器は、入力される隣接する2つのサンプルデータの振幅レベルに応じて前記補正サンプルデータを出力するプログラムを格納したメモリを備えることを特徴とする請求項7記載のダビングシステム。
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