JP3906469B2 - トンネルの耐火被覆構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シールド工法等の種々の工法によって施工されるトンネルの内壁面を火災から守るためのトンネルの耐火被覆構造に関するものである。
シールド工法によってトンネルを施工する場合には、トンネル掘進機でトンネルを掘削しながらトンネル掘進機の後部でセグメントを組み立てて一次覆工体を構築する。
また、沈埋トンネルは、工場で造った巨大な沈下函を曳船で海上の設置場所まで搬送した後、海底に沈め、複数の前記沈下函を水圧接合した後に該沈下函を埋め戻して構築される。前記沈下函は、中空で断面四角形状の巨大な鉄製函体の内面に主に鉄筋コンクリートを施工して一次覆工が構築されるものである。
また、開削トンネルは、トンネル構築予定位置の両側に土留壁を施工して工事用の仮壁を造った後、地盤を必要な深さまで掘削し、主に鉄筋コンクリート製のトンネル構造物で一次覆工体を施工し、その後土砂を埋め戻して構築されるものである。
ところで、一次覆工体は鉄筋コンクリートや鉄等で形成されているので、トンネル内での火災による劣化が問題になっている。特に、トンネル内で自動車火災等が発生して一次覆工体が高温にさらされると一次覆工体の劣化が激しくなり、その修復に多大な時間と費用が必要になる。
そこで、一次覆工体を火災から守るために、一次覆工体の内面側を耐火被覆板で覆うことが考えられる。かかる耐火被覆構造では、トンネル火災の際に耐火被覆板の継目から多量の熱気流が流入して一次覆工体が劣化することになるので、該継目の裏面側に耐火材で形成されたバックアップ材を配設して熱気流の侵入を防ぐ必要がある。
また、他の従来例としては、図13(b)のようにトンネル内空側表面が金属板100で覆われた断熱材101よりなる耐火被覆層102を、一次覆工体104の内面側に用いたのものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、前者にあっては、セグメントの厚みの相違や、鉄筋コンクリート表面の凹凸などによって一次覆工体の内周面に不陸段差が形成される場合には、かかる部位に配設されるバックアップ材にも不陸段差が生じ、ひいては該バックアップ材のトンネル内空側の表面に位置する耐火被覆板の間にも不陸段差が生じて美観を損ねるという問題があった。また、バックアップ材は、熱気流の侵入を防止するためには、耐火被覆板の継目の全長にわたって配設しなければならないので、湧水がバックアップ材によってせき止められて耐火パネルの継目からトンネル内空間に水滴が落下し、湧水対策を十分に行えないという問題があった。
また、後者にあっては、図13(b)のように断熱材101を一次覆工体104に密着させるので、一次覆工体104の継目から湧水の流れが断熱材101によって阻止され、該湧水によって耐火パネルの耐火断熱性が低下すると共に金属板が腐食する等の問題があった。
特開2002−201896号公報(全頁、全図)
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、トンネル内壁面の不陸を調整して耐火被覆板による耐火被覆面の不陸段差を解消し、また、湧水を下方に流すことができるトンネルの耐火被覆構造を提供することを目的とする。
本発明のトンネルの耐火被覆構造は、複数の耐火被覆板を連設して成る耐火被覆体を、トンネル内壁面に配設したトンネルの耐火被覆構造であって、前記耐火被覆板の継目の裏面側に配設される帯状の耐火被覆用バックアップ材を、トンネル周方向及び長さ方向に配設して目地溝を形成し、該バックアップ材と前記トンネル内壁面との間に不陸調整スペーサーを所定間隔を設けて介在させることにより、湧水の排水流路を前記トンネル内壁面と前記バックアップ材との間に形成したことを特徴とする。
また、前記耐火被覆板のトンネル内空側の表面を金属板で覆うのが望ましい。
また、前記バックアップ材及び前記耐火被覆板は、1200℃以上の耐熱性を有することが望ましい。
また、前記不陸調整スペーサーは、前記耐火被覆板及び前記バックアップ材のトンネル内空側表面が1200℃で加熱された時の、前記耐火被覆板及び前記バックアップ材の裏面温度以上の耐熱性を有することが望ましい。
また、前記バックアップ材、前記耐火被覆板及び前記不陸調整スペーサーは撥水性を有することが望ましい。
また、前記目地溝の幅は、5〜20mmであることが望ましい。
本発明のトンネルの耐火被覆構造によれば、所定間隔を設けて配設される不陸調整スペーサーによってトンネル内壁面と耐火被覆用バックアップ材との間に隙間が形成され、湧水は、該隙間を通って排水されるので、トンネル内への湧水の滴下や耐火被覆板の劣化を防止することができる。また、トンネル内壁面の不陸段差の大きさに応じて不陸調整スペーサーの厚みを調整することにより、耐火被覆板間の不陸段差を解消することができる。更に、不陸調整スペーサーには高度の耐火性能は要求されないので、該不陸調整スペーサーの材料としては耐火被覆バックアップ材よりも耐熱性の低い低コストのものを採用することができ、施工コストを低く抑えることができる。また、目地溝の幅を広くとることにより、目地溝部で耐火被覆板同士の直角度及び寸法誤差を緩和することができるため耐火被覆材の設置が容易になり、かつ、一次覆工体の熱膨張、熱収縮により発生する変位に対して追従することが可能になる。また、目地溝を広くとることにより、目地部が外観上明確になるため、意匠性にも優れる。
以下、本発明を実施するための最良の形態をシールドトンネルに施工する場合の図面に基づいて説明する。但し、本発明はシールドトンネルへの施工に限定されるものではなく、沈埋トンネル及び開削トンネル等の種々のトンネルへの施工も可能である。図1はトンネルの一次覆工体1の展開図、図2は一次覆工体1のトンネル内空側に不陸調整スペーサー2を設けた状態を示す展開図、図3は不陸調整スペーサー2の耐火被覆用バックアップ材3を取り付けた状態を示す展開図、図4はバックアップ材3に耐火被覆板4を取り付けた状態を示す展開図、図5(a)は図4のA−A断面図、図6は図4のB−B断面図である。なお、図中の符号Hはトンネルの高さ方向を示し、符号Lはトンネルの長さ方向を示している。
トンネルの耐火被覆構造は、トンネルの内壁面を耐火被覆板4で覆い、耐火被覆板4の継目の裏面側にバックアップ材3を配設し、該バックアップ材3と一次覆工体1との間に不陸調整スペーサー2を所定間隔を設けて介在させることにより構成され、該不陸調整スペーサー2により一次覆工体1の内周面と耐火被覆板4及びバックアップ材3との間には隙間6が形成されている。
トンネルの内壁面は、図1のようにトンネル掘削面に沿って一次覆工体1を構築することにより形成され、該一次覆工体1はトンネル周方向及び長さ方向にセグメント7を接合して形成されている。
図4のように耐火被覆板4をトンネルの長さ方向及び周方向にトンネルの内壁面に沿って連設して耐火被覆体8が形成され、図5及び図6のように不陸調整スペーサー2の内空側表面上に配設されたバックアップ材3の内空側表面上で隣接する耐火被覆板4の周端部の間に隙間を設けることにより、耐火被覆板4の目地溝5が形成されている。また、各耐火被覆板4のトンネル内空側の表面を金属板13で覆うことにより、トンネル洗浄車又はトンネル洗浄装置の洗浄水による耐火被覆板4の劣化を防止し、また、金属板13の高い反射率によってトンネル内の照明効果を高めることができる。なお、耐火被覆板4の劣化防止だけを考えた場合、大規模トンネルにおいて洗浄車又はトンネル洗浄装置の洗浄水が及ばない高さに位置する耐火被覆板4については金属板13で覆う必要はない。
セグメント7は、トンネルの周方向に湾曲して形成され、耐火被覆板4、トンネルの周方向に配設されるバックアップ材3及び不陸調整スペーサー2は、セグメント7とほぼ同じ曲率でトンネル周方向に湾曲して形成されている。
バックアップ材3は、耐火被覆板4の継目から耐火被覆の裏側にトンネル内火災時に生じる熱気流が侵入するのを防止するものであって、図3のように耐火被覆板4の継目(二点鎖線で示す。)に対応するように該継目の全長に亘って配設されている。
不陸調整スペーサー2は、図2のように一次覆工体1の内周面にトンネルの長さ方向及び周方向に所定間隔を設けて配設され、各不陸調整スペーサー2は、セルフタップアンカー,プラスチックアンカー等の止着具11bによって取り付けられる。また、図7のように不陸段差Dのあるセグメント7の継目7aを跨いで配設する場合には、厚みの異なる不陸調整スペーサー2を配設する。また、耐火被覆板4の継目以外の部位で該耐火被覆板4を支持する必要がある場合には、バックアップ材3aと不陸調整スペーサー2aの二層で耐火被覆板4を支持する。なお、厚みを調整して不陸調整スペーサー2aやバックアップ材3aのみで耐火被覆板4を支持しても良い。
耐火被覆板4の目地溝5には、図5(b)のようにセラミックファイバー,ロックウール等からなる目地用バックアップ材9及びシリコンシーラント10が充填され、また、耐火被覆板4の金属板13の端部が目地溝5の底部に延出され、該延出部13aはバックアップ材3にセルフドリリングスクリュー,タッピンスクリュー等の止着具11aで固定しても良いし、金属板13はアンカーで固定されているので、特に必要がなければ止着具11aで固定しなくても良い。
耐火被覆板4、バックアップ材3及び不陸調整スペーサー2を固定する手段については、特に限定されるものではなく、図5及び図6のようにアンカー12を用いてこれらを同時に固定しても良い。また、図9〜図12のように固定金具14、雌ねじ孔15aを有するインサート部材15及びボルト16を用いて固定しても良い。図9のように固定金具14は雄ねじ棒14aが立設された受け片14b、収容溝14c、切り欠き部14d及び固定孔14eを備え、図12のようにインサート部材15をセグメント7に埋め込み、固定金具14の固定孔14eに挿通されるボルト16をインサート部材15の雌ねじ孔15aに螺合することにより、固定金具14をセグメント7に固定する。耐火被覆板4の周端部に固定孔4aを設け、耐火被覆板4を受け片14bに重ねて該受け片14bの雄ねじ棒14aを固定孔4aに挿通し、ナット17を雄ねじ棒14aに螺合して耐火被覆板4を固定金具14に固定する。また、耐火被覆板4を固定金具14に固定する前に、図10のように不陸調整スペーサー2を固定金具14の収容溝14c及び切り欠き部14dを利用してボルト16の頭を囲む形で十字状に配設し、この不陸調整スペーサー2の上にバックアップ材3を十字状に配設する。
このように構成されるトンネルの耐火被覆構造は、図6のようにセグメント7の厚みの違いなどによってトンネル内壁面に不陸段差Dが生じても、不陸調整スペーサー2により耐火被覆板4の間で不陸段差Dが生じないように調整することができる。不陸調整スペーサー2の厚みは、セグメント7の不陸段差Dの大きさによって調整され、不陸調整スペーサー2が取り付けられるセグメント7が周囲のセグメント7よりも凹んでいる場合には、凹んでいるセグメント7に取り付けられる不陸調整スペーサー2は、周囲のセグメント7に取り付けられる不陸調整スペーサー2よりも厚くなるように設定する。これにより、耐火被覆体8に不陸段差Dが生じるのを防止できる。
このようにして使用される不陸調整スペーサー2は、バックアップ材3のように耐火被覆板4の継目の全長にわたって設ける必要がなく、トンネル内壁面の不陸部分及びバックアップ材3の保持に必要な箇所にだけ設ければ良いので、湧水の排水路を確保することができる。すなわち、不陸調整スペーサー2は、バックアップ材3のように熱気流の侵入を防ぐ機能は要求されないので、該継目の全長にわたって配設する必要はなく、トンネルの長手方向及び周方向に適宜間隔を設けて配設することができる。したがって、図2の矢印Wのように湧水を不陸調整スペーサー2の間からトンネルの下方向に流し、図外のトンネル側溝を通じて排出することができるようになる。
耐火被覆板4の厚みは、火災時の温度、時間又は断熱材の熱伝導率により、また保護する対象がコンクリートか鉄かにより最適な厚さが異なる。例えば、60分間、1200℃の火災からコンクリートを保護するには、耐火被覆の厚みは、10〜200mmの範囲が好ましく、より好ましくは15mm〜100mm、更に好ましくは20〜50mmの範囲である。200mmを越える場合は、火災時のコンクリートの劣化、鋼板の強度低下などを防止する上限温度を確保する狙いが達成され、それ以外の効果が認められず、また、トンネル内の使用できる空間が狭くなるので、採用されない場合が多い。
耐火被覆板4は耐火ボード、セラミックファイバーおよびグラスファイバーなど特性の異なる各種の材料を使用してよく、これら複数の断熱材を積層して構成することや、その組み合せ積層構造を種々に構成することがある。
耐火被覆板4及びバックアップ材3の材質については、トンネル内火災時の温度は、最大1200℃程度と予測されており、この範囲の高温に耐えられるものであれば特に限定はされず、例えば、特開2002−308669号公報,特開2003−137673号公報,特開2003−137672号公報,特開2003−129797号公報,特開2003−120197号公報,特開2003−104769号公報,特開2001−122670号公報,特開平10−310477号公報等に記載の耐火被覆材を使用することができる。その中でも、特開2002−308669号公報に記載のケイ酸カルシウム・シリカ複合成形体は、1200℃を超える高温下での耐火断熱性及び収縮抑制効果に優れているので、耐火被覆材及びバックアップ材としてより好ましいものになる。
また、不陸調整スペーサー2の材質については、不陸調整スペーサー2が耐火被覆板4及びバックアップ材3の裏面側に位置するので、耐火被覆板4及びバックアップ材3のトンネル内空側表面が1200℃で加熱された時の、耐火被覆板4及びバックアップ材3の裏面温度に耐えられるものであれば特に限定はされず、したがって耐火被覆板4及びバックアップ材3と同質の成形体で形成しても良いが、耐火被覆板4及びバックアップ材3よりも耐熱性の低いケイ酸カルシウム,石膏ボード,押し出しセメント板,ALC板,プレキャストコンクリート板,セラミックボード等も使用することができる。また、耐火被覆板4及びバックアップ材3の裏面温度はそれらの熱伝導率や厚さによって変化するので、不陸調整スペーサー2に要求される耐熱性能もそれらに応じて適宜設計変更される。
また、バックアップ材3、前記耐火被覆板4及び前記不陸調整スペーサー2には撥水性が付与されている。
耐火被覆板4を覆う金属板13の材質については、排気ガス中の硫黄酸化物等に対する耐腐食性に優れている点でステンレス(SUS)薄板、炭素鋼板、ガルバリウム鋼板などの表面に塗装あるいはホーロー等のコーティング処理がされた金属板13が使用できる。
目地溝の幅は5〜20mmが好ましい。目地溝の幅が5mm以下になると、直角度及び寸法誤差の緩和が上手くいかなくなる上に、シーリング材を埋めるのが困難になり、また、20mm以上にしてもそれ以上の効果は得られず、シーリングする量が増えるため作業性が悪くなるからである。
本発明の実施形態に係るトンネルの被覆構造の施工工程を示す展開図である。 本発明の実施形態に係るトンネルの被覆構造の施工工程を示す展開図である。 本発明の実施形態に係るトンネルの被覆構造の施工工程を示す展開図である。 本発明の実施形態に係るトンネルの被覆構造の施工工程を示す展開図である。 (a)は図4のA−A断面図、(b)は(a)のX部分の拡大図である。 図4のB−B断面図である。 一次覆工体の不陸段差部の施工状態を示す断面図である。 図4のC−C断面図である。 耐火被覆板、バックアップ材及び不陸調整スペーサーの固定金具を示す斜視図である。 固定金具による固定方法を示す斜視図である。 固定金具による耐火被覆板、バックアップ材及び不陸調整スペーサーの固定状態を示す斜視図である。 図11のD−D断面図である。 (a)は従来例の縦断面図、(b)は(a)の拡大図である。
符号の説明
1 一次覆工体
2 不陸調整スペーサー
3 耐火被覆用バックアップ材
4 耐火被覆板
D 不陸段差



Claims (6)

  1. 複数の耐火被覆板を連設して成る耐火被覆体を、トンネル内壁面に配設したトンネルの耐火被覆構造であって、
    前記耐火被覆板の継目の裏面側に配設される帯状の耐火被覆用バックアップ材を、トンネル周方向及び長さ方向に配設して目地溝を形成し、該バックアップ材と前記トンネル内壁面との間に不陸調整スペーサーを所定間隔を設けて介在させることにより、湧水の排水流路を前記トンネル内壁面と前記バックアップ材との間に形成したことを特徴とするトンネルの耐火被覆構造。
  2. 前記耐火被覆板のトンネル内空側の表面を金属板で覆ったことを特徴とする請求項1に記載のトンネルの耐火被覆構造。
  3. 前記バックアップ材及び前記耐火被覆板は、1200℃以上の耐熱性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のトンネルの耐火被覆構造。
  4. 前記不陸調整スペーサーは、前記耐火被覆板及び前記バックアップ材のトンネル内空側表面が1200℃で加熱された時の、前記耐火被覆板及び前記バックアップ材の裏面温度以上の耐熱性を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のトンネルの耐火被覆構造。
  5. 前記バックアップ材、前記耐火被覆板及び前記不陸調整スペーサーは撥水性を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のトンネルの耐火被覆構造。
  6. 前記目地溝の幅が5〜20mmであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のトンネルの耐火被覆構造。


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