JP3904992B2 - 流体圧シリンダ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体圧シリンダに関し、特に、ピストン部材の進出限界位置と退入限界位置とを検出する為の構造をコンパクトに構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、油圧等の高圧の流体圧で作動する流体圧シリンダには、流体圧シリンダの作動状態を確認するために、ピストン部材の進出限界位置と退入限界位置とを検出可能な位置検出手段が設けられているものがある。しかし、このような流体圧シリンダにおいては、進出限界位置と退入限界位置とを夫々検出する2つの位置検出手段が、シリンダ本体の外側でピストン部材のストローク分だけ互いに離れた位置に設けられていることが多いが、特に、ピストン部材のストロークが比較的大きい流体圧シリンダでは、必然的にこのような位置検出の為の構造が大きくなってしまうため、流体圧シリンダを小型化することが困難であった。
【0003】
そこで、ピストン部材の進出限界位置と退入限界位置とを検出可能で且つその検出の為の構造をコンパクトに構成した種々の流体圧シリンダが提案されている。例えば、特開2000−170713号公報に記載の流体圧シリンダには、ロッド部側(ロッド部の進出側)において、ピン部材と、このピン部材をピストン部材の退入側へ付勢する付勢部材とが設けられ、さらに、ピン部材と協働してピストン部材の進出限界位置を検出するリミットスイッチもシリンダ本体の外側に露出して設けられており、これらピン部材、付勢部材、リミットスイッチによりピストン部材の進出限界位置を検出可能に構成されている。
【0004】
同様に、ヘッド部側(ロッド部の退入側)においても、ピン部材、付勢部材、リミットスイッチによりピストン部材の退入限界位置を検出可能に構成されている。従って、ピストン部材が進出限界位置又は退入限界位置に達したときにはじめてピン部材がピストン部材で操作されて、ピストン部材の位置が検出されることになるため、流体圧シリンダのストローク方向の長さを短くすることが可能である。
【0005】
一方、特開2000−329112号公報に記載の流体圧シリンダにおいては、ピストン部材の内部にロッド部と平行な挿通孔が形成され、この挿通孔には非磁性体であるステンレス製の保護管が挿通されており、この保護管内には、ピストン部材の進出限界位置と退入限界位置とを検出可能な2つのリードスイッチを夫々内部に備えた2本のパイプが配設されている。
【0006】
2つのリードスイッチは、従来の流体圧シリンダと同じく、ピストン部材のストローク分だけ互いに離れた位置に配設する必要があるが、ピストン部材の内部の空間を有効に利用しているため、流体圧シリンダのストローク方向の長さが長くなることはない。さらに、挿通孔の内周部にはマグネットが装着され、ピストン部材が進出限界位置又は退入限界位置まで到達してマグネットがリードスイッチの位置に達すると、マグネットの磁場によりリードスイッチが作動してピストン部材の進出限界位置と退入限界位置とを検出するように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記前者公報の流体圧シリンダにおいては、ロッド側とヘッド側の両方にリミットスイッチを設けることになるため、リミットスイッチのリード線を何れか一方に束ねることは困難であり、流体圧シリンダの使用される作業環境によっては各種作業の邪魔になりかねない。また、リミットスイッチがシリンダ本体の外側に露出して設けられているため、特に、作業環境の悪い場所でこの流体圧シリンダを使用すると、リミットスイッチに水、油、塵等が付着してリミットスイッチが誤って作動したり、リミットスイッチが破損する虞もある。
【0008】
一方、後者公報の流体圧シリンダにおいては、ピストン部材の内部に2つのリードスイッチを設けることにより、流体圧シリンダの全長を短くすることができる。しかし、ピストン部材の進出時にはリードスイッチを保護する保護管に高圧(例えば、約7MPa)の流体圧が作用することになるため、強度を確保するためには肉厚の厚い保護管を使用せざるを得ず、必然的に、ピストン部材、特にロッド部の径が大きくなり、ロッド部の径の小さい流体圧シリンダに適用することは困難である。また、ストロークが異なる複数種類の流体圧シリンダでは、2つのリードスイッチ間の距離や保護管の長さが異なるため、パイプ、保護管等、共通化できない部品が多くなり、製作コスト面で不利である。
【0009】
本発明の目的は、ピストン部材の進出限界位置と退入限界位置を検出する為の構造をコンパクトに構成して流体圧シリンダのサイズを小型化すること、ストロークの異なる流体圧シリンダの間で極力多くの部品を共通化できるように構成して汎用性を高めること、等である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の流体圧シリンダは、ヘッド側壁とロッド側壁とを含むシリンダ本体と、ロッド側壁を挿通するロッド部を含むピストン部材とを備えた流体圧シリンダにおいて、前記ピストン部材にロッド部と平行にロッド部と反対側から形成された挿入穴と、前記シリンダ本体のヘッド側壁に挿入穴と対向状に形成された保持穴と、前記保持穴を貫通して挿入穴に挿入され且つ保持穴に所定距離移動可能に保持された軸部材と、前記軸部材のうちの挿入穴側の先端部に形成された係合受動部と、前記ピストン部材に設けられ、ピストン部材が進出限界位置に移動するときその進出限界位置の近傍位置で前記係合受動部に係合して軸部材をロッド部側へ移動させる係合能動部と、前記軸部材と協働してピストン部材の進出限界位置を検出可能な第1位置検出手段と、ヘッド側壁にロッド部と平行に且つピストン部材に対向状に形成されたピン孔およびこのピン孔に所定距離移動自在に挿通されたピン部材と、このピン部材と協働してピストン部材の退入限界位置を検出可能な第2位置検出手段とを備え、前記第1、第2位置検出手段はヘッド側壁の外側に配設され、これら第1、第2位置検出手段をカバーするカバー部材をヘッド側壁に取付け、前記カバー部材に摺動自在に内嵌されたスリーブ部材を介して前記ピン部材をピストン部材側へ付勢する第2付勢部材を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
ピストン部材に流体圧が作用してピストン部材が進出側へ駆動されたときに、ヘッド側壁の保持穴に保持された軸部材はロッド部側(進出側)へすぐには移動せず、初めはピストン部材のみが進出側へ移動する。さらにピストン部材が進出側へ移動して進出限界位置の近傍位置まで到達すると、ピストン部材に設けられた係合能動部が軸部材の先端部に形成された係合受動部に係合して、ようやく軸部材がピストン部材と一体的にロッド部側へ移動し始める。そして、ピストン部材が進出限界位置に到達したときには、軸部材は少し(進出限界位置からその近傍位置までの距離)だけ移動した状態となり、第1位置検出手段によりピストン部材の進出限界位置が検出される。ここで、第1位置検出手段としては、リミットスイッチや近接スイッチ、フォトインタラプタ等、種々のスイッチ、センサを使用できる。
【0012】
このように、ピストン部材が進出限界位置の近傍位置から進出限界位置まで進出する間だけ軸部材がピストン部材と共に進出側へ移動するため、軸部材の移動量が小さくなって、流体圧シリンダのストローク方向の長さを短くして、流体圧シリンダを小型化することが可能になる。さらに、この進出限界位置を検出する為の構成のうちの大部分(例えば、係合能動部、第1位置検出手段等)は、ピストン部材のストロークとは無関係に構成できるため、ストロークの異なる複数種類の流体圧シリンダについて、このような部分を共通化して汎用性を高めることができる。
ピストン部材が退入側へ移動するときには、そのピストン部材の移動に伴ってピン部材はピストン部材により退入側へ移動駆動される。さらにピストン部材が退入して退入限界位置まで移動したときには、ピン部材は所定距離移動した状態となり、ピン部材と第2位置検出手段との協働によりピストン部材の退入限界位置が検出される。
従って、流体圧シリンダを作業環境の悪い場所で使用する場合でも、第1、第2位置検出手段がカバー部材で覆われているため、第1、第2位置検出手段に水、油、塵等が付着して第1、第2位置検出手段が誤って作動するのを防止できる。
ピン部材は、ピストン部材の進退方向に移動可能にピン孔に挿通されているため、ピストン部材が退入限界位置よりも進出側にある状態では、ピン部材がピストン部材の退入側へ移動して、第2位置検出手段が誤って作動してしまう虞がある。
そこで、第2付勢部材によりピン部材をピストン部材側へ付勢してピン部材の先端をピストン部材に押し付けておくことで、ピストン部材が退入限界位置よりも進出側にある状態では、ピン部材は第2付勢部材の付勢力によりピストン部材側へ移動するため、ピン部材がピストン部材の移動とは無関係に移動して第2位置検出手段が誤って作動するのを防止できる。さらに、ピン部材は、スリーブ部材を介して第2付勢部材にピストン部材側へ付勢されているため、ピン部材に対して、第2付勢部材の付勢力をピン部材に平行な方向へ作用させて、ピン部材に曲げモーメントが作用するのを防止できる。
【0013】
請求項2の流体圧シリンダは、請求項1の発明において、前記ヘッド側壁の外側へ突出する軸部材の外端部に軸部材と直交方向へ延びるアーム部材を固定し、このアーム部材に第1位置検出手段を検出作動させる被検出体を設けたことを特徴とするものである。このように、被検出体をアーム部材を介して軸部材の軸心からその径方向へずらして配設したので、ヘッド側壁の外側において、比較的小さなスペースに被検出体と第1位置検出手段をコンパクトに配置することができ、流体圧シリンダを小型化することが可能になる。
【0014】
請求項3の流体圧シリンダは、請求項1又は2の発明において、前記軸部材をロッド部と反対側へ付勢する第1付勢部材を設けたことを特徴とするものである。軸部材はヘッド側壁の保持穴に移動可能に保持されているため、特に、軸部材に高圧の流体圧が作用しないピストン部材の退入動作時に、軸部材がピストン部材の移動とは無関係に移動してしまい第1位置検出手段が誤作動を起こす虞がある。そこで、第1付勢部材で軸部材をロッド部と反対側(ピストン部材の退入側)へ付勢しておくことで、軸部材がロッド部側へ移動せず、第1位置検出手段が誤って作動してしまうことがない。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0020】
請求項の流体圧シリンダは、請求項の発明において、前記ヘッド側壁に、スリーブ部材の回転を規制する回転規制部材を設けたことを特徴とするものである。この回転規制部材によりスリーブ部材の回転が規制されるため、スリーブ部材の回転によりピン部材ががたつくことがなくなり、第2位置検出手段により確実にピストン部材の退入限界位置を検出することができる。
【0021】
請求項の流体圧シリンダは、請求項の発明において、前記第1、第2位置検出手段は、夫々リミットスイッチからなることを特徴としている。従って、2つのリミットスイッチにより、ピストン部材の進出限界位置と退入限界位置を検出することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、成形機用金型の中子を進退駆動する中子駆動用の油圧シリンダに本発明を適用したものである。図1〜図3に示すように、この油圧シリンダ1は、ヘッド側壁11とロッド側壁12とを含むシリンダ本体2と、ロッド側壁12を挿通するロッド部3bを含むピストン部材3とを備えている。さらに、中子(図示略)の位置を確認してから金型の型開き等の作業を行う必要があるため、図4〜図9に示すように、この油圧シリンダ1は、中子に連結されたピストン部材3の進出限界位置(図8参照)を検出する第1位置検出機構4と、ピストン部材3の退入限界位置(図5、図6参照)を検出する第2位置検出機構5を備えている。
【0023】
シリンダ本体2は、円筒状の本体部材10と、本体部材10の右側に位置する円柱状のヘッド側壁11と、本体部材10の左側に位置する側面視矩形状のロッド側壁12とを備えている。図5〜図8に示すように、本体部材10の内部にはシリンダ穴13が左右貫通状に形成され、このシリンダ穴13の左端部には、ヘッド側壁11の右端部が嵌合されている。ヘッド側壁11の側面視での中心部分には、後述の軸部材31を保持する保持穴14が左右貫通状に形成されている。ヘッド側壁11の右端部には、第1、第2位置検出機構4,5のリミットスイッチ等をカバーする円筒状のカバー部材15が取付けられている。カバー部材15の右端部には閉塞板16も設けられ、閉塞板16の側面視での中心部分には、リミットスイッチ33,52のリード線を外部へ導出するための円形の導出穴16aが形成されている。ロッド側壁12の側面視での中心部分には、ロッド部3bが挿通されるロッド挿通孔17が形成されている。ロッド挿通孔17とロッド部3bとの間にはシール部材18が装着され、さらに、シリンダ穴13に塵等が侵入するのを防ぐダストシール19も設けられている。
【0024】
ピストン部材3は、右端側のピストン部3aと、このピストン部3aから左方へ延びるロッド部3bを一体形成したものである。ピストン部3aは、本体部材10のシリンダ穴13に摺動自在に内嵌され、シリンダ穴13とピストン部3aとの間にはシール部材20が装着されている。ピストン部3aの右側にはピストン部材3を左方へ進出駆動する進出側油室21が形成され、ピストン部3aの左側にはピストン部材3を右方へ退入駆動する退入側油室22が形成されている。
【0025】
進出側油室21と図示しない外部の油圧供給源との間では、ヘッド側壁11に設けられた油圧ポート23、油路24を介して油圧が給排される。一方、退入側油室22と外部の油圧供給源との間でも、ロッド側壁12に設けられた油圧ポート25と油路26を介して油圧が給排される。ロッド部3bは中子(図示略)に連結されており、ピストン部材3の左右方向への進退動作に伴って中子を左右に進退駆動するように構成されている。
【0026】
次に、第1位置検出機構4について説明する。
図4〜図8に示すように、第1位置検出機構4は、ピストン部材3にロッド部3bと平行に右側(ロッド部3bと反対側)から形成された挿入穴30と、ヘッド側壁11に挿入穴30と対向状に形成された保持穴14と、保持穴14を貫通して挿入穴30に挿入され且つ保持穴14に所定距離移動可能に保持された軸部材31と、軸部材31のうちの左側(挿入穴30側)の先端部に形成された係合受動部31cと、ピストン部材3に設けられ、ピストン部材3が進出限界位置に移動するときその進出限界位置の近傍位置で係合受動部31cに係合して軸部材31をロッド部3b側へ移動させる環状の係合能動部材32(係合能動部)と、軸部材31と協働してピストン部材3の進出限界位置を検出可能なリミットスイッチ33(第1位置検出手段)とを備えている。
【0027】
軸部材31は、左側軸部材31aと右側軸部材31bを一体的に連結したものであり、左側軸部材31aは挿入穴30に挿入され、右側軸部材31bは保持穴14により左右に移動可能に保持され、右側軸部材31bの右端部はヘッド側壁11の外側(右方)へ突出している。左側軸部材31aの左端部には円形鍔状の係合受動部31cが形成されている。右側軸部材31bの左端部には、ヘッド側壁11の段部11aに係合して軸部材31が所定以上に右方へ移動するのを規制する為の環状突出部31dが形成されている。右側軸部材31bと保持穴14の間にはシール部材35が装着されており、ヘッド側壁11の保持穴14の右側部分には、シール部材35の左右方向への移動を規制する環状規制部材36が複数のボルトで固定されている。
【0028】
挿入穴30の右端部には環状の係合能動部材32が嵌合されており、この係合能動部材32には左側軸部材31aが摺動自在に内嵌されている。係合能動部材32の内径は係合受動部31cの外径よりも小さく形成され、係合能動部材32は、ピストン部材3と共に左方へ移動したときに係合受動部31cに右方から係合するように構成されている。
【0029】
図4に示すように、軸部材31の右端部(外端部)には、軸部材31と直交する方向に延びるアーム部材37が固定され、このアーム部材37には、リミットスイッチ33を検出作動させる被検出体38が設けられている。つまり、被検出体38は、軸部材31からその径方向にずれた位置に配設されている。
ここで、特にピストン部材3の退入動作時には、進出側油室21の油圧が排出されているため軸部材31に高圧の油圧が作用せず、ピストン部材3の移動とは無関係に軸部材31が左方に移動してリミットスイッチ33が誤作動を起こす虞がある。このような誤作動を防止するために、軸部材31の右端部には、軸部材31を右方(ロッド部3bと反対側)へ付勢するコイルバネ39(第1付勢部材)が装着されており、軸部材31はコイルバネ39で常に右方へ付勢された状態である。
【0030】
リミットスイッチ33は、マイクロスイッチを収容したスイッチ本体40と、このスイッチ本体40の下側に設けられた作動体41を有する。図4、図5に示すように、スイッチ本体40は、軸部材31の後側において、取付部材42を介してヘッド側壁11に取付けられている。図8に示すように、ピストン部材3が進出限界位置に達すると、被検出体38が作動体41に接触して作動体41を介してリミットスイッチ33がONになり、ピストン部材3の進出限界位置が検出されることになる。
【0031】
この第1位置検出機構4によるピストン部材3の進出限界位置の検出動作について図5〜図8を参照して説明する。図5、図6に示すように、先ず、進出側油室21の油圧によりピストン部材3が退入限界位置から左方へ駆動されると、軸部材31の左端面に進出側油室21の油圧が作用するために最初は軸部材31は左方へ移動せず、挿入穴30と軸部材31との間に左右方向の相対移動が生じる。尚、このときには、軸部材31の環状突出部31dがヘッド側壁11の段部11aに係合しており、軸部材31は右方へ移動しないように規制されている。
【0032】
さらにピストン部材3が左方へ移動して、図7に示すように、ピストン部材3が進出限界位置の近傍位置に達すると、鍔状の係合受動部31cに環状の係合能動部材32が右方から係合して、軸部材31がピストン部材3と一体的に左方へ移動し、軸部材31の右端部に設けられた被検出体38も左方へ移動する。さらにピストン部材3と軸部材31が左方へ移動して、図8に示すように、ピストン部3aの左端がロッド側壁12に当接する進出限界位置に達すると、被検出体38がリミットスイッチ33の作動体41に接触して作動体41が操作されてリミットスイッチ33がONになり、ピストン部材3の進出限界位置が検出される。
【0033】
次に、第2位置検出機構5について説明する。
図4〜図9に示すように、第2位置検出機構5は、ヘッド側壁11にロッド部3bと平行に且つピストン部材3に対向状に形成されたピン孔50と、このピン孔に所定距離移動自在に挿通されたピン部材51と、このピン部材51と協働してピストン部材3の退入限界位置を検出可能なリミットスイッチ52(第2位置検出手段)とを備えている。
【0034】
ピン孔50は、ヘッド側壁11の軸心からその径方向にずれた位置に形成されており、このピン孔50に挿通されたピン部材51は、図4に示すように軸部材31からその径方向にずれた位置で且つ第1位置検出機構4の被検出体38と前後に対称な位置に配設されている。このピン部材51の右側部分には鍔部51aが形成されている。
ところで、ヘッド側壁11よりも外側には、カバー部材15に摺動自在に内嵌されたスリーブ部材53と、このスリーブ部材53を左方へ付勢するコイルバネ54(第2付勢部材)も設けられており、図9に示すように、スリーブ部材53に形成されたピン挿通穴53aにピン部材51の右側部分が挿通され、鍔部51aがピン挿通穴53aの部分でスリーブ部材53に係合している。尚、図6〜図8に示すように、ヘッド側壁11には2本の回転規制ピン55(回転規制部材)が固定的に設けられており、これら2本の回転規制ピン55によりスリーブ部材53の回転が規制されている。
【0035】
結局、ピン部材51はスリーブ部材53を介してコイルバネ54に左方へ付勢されており、図9に示すように、ピストン部材3が退入限界位置にある状態では、ピストン部3aによりコイルバネ54の付勢力に抗してピン部材51とスリーブ部材53は右方へ押圧されているが、ピストン部材3が退入限界位置よりも進出側にあるときには、コイルバネ54の付勢力によりピン部材51の左端部がシリンダ穴13内へ突出する。尚、このように、スリーブ部材53を介してピン部材51を左方へ付勢するので、ピン部材51に対して、コイルバネ54の付勢力がピン部材51に平行な方向へ作用することになり、ピン部材51に曲げモーメントが作用するのを防止できる。
【0036】
リミットスイッチ52は、第1位置検出機構4のリミットスイッチ33と同様に、マイクロスイッチを収容したスイッチ本体56と、このスイッチ本体56の下側に設けられた作動体57を有する。図4、図5に示すように、スイッチ本体56は、軸部材31の前側においてリミットスイッチ33と前後対称な位置に、取付部材58を介してヘッド側壁11に取付けられている。図5、図6に示すよう、ピストン部材3が退入限界位置にある状態では、ピストン部3aによりピン部材51がコイルバネ54の付勢力に抗して右方へ押圧されて、ピン部材51の右端部が作動体57に接触して作動体57を介してリミットスイッチ52がONになる。
【0037】
図8に示すように、ピストン部材3が進出限界位置にあるときには、第2位置検出機構5において、ピン部材51はコイルバネ54で左方へ付勢されてピン部材51の左端部がシリンダ穴13内に突出して、ピン部材51の右端部は作動体57に接触していない状態である。この状態から、退入側油室22に油圧が供給されてピストン部材3が退入側へ移動すると、ピストン部3aの右端面にピン部材51の左端が当接して、ピン部材51はコイルバネ54の付勢力に抗してピストン部材3により右方へ駆動される。さらにピストン部材3が移動してピストン部3aの右端面がヘッド側壁11に当接して、ピストン部材3が退入限界位置に達すると、図9に示すように、ピン部材51の右端部が作動体57に接触してリミットスイッチ52がONになり、ピストン部材3の退入限界位置が検出されることになる。
【0038】
尚、リミットスイッチ33を含む第1位置検出機構4の大部分、及びリミットスイッチ52を含む第2位置検出機構5の大部分はカバー部材15の内部に収容されており、リミットスイッチ33,52のリード線(図示略)は、カバー部材15の右端部に設けられた閉塞板16の導出穴16aから外部へ導出される。また、第1、第2位置検出機構5は、ピストン部材3、軸部材31を除けば、ピストン部材3のストロークとは無関係に構成されるため、ストロークの異なる複数種類の油圧シリンダの間で、ストロークと無関係な部分の構成を共通化することが可能である。
【0039】
次に、油圧シリンダ1の作用について説明する。
図5、図6に示すように、ピストン部材3が退入限界位置にあるときには、ピン部材51がピストン部3aにより右方へ押し出されて、図9に示すように、ピン部材51の右端部がリミットスイッチ52の作動体56と接触してリミットスイッチ52がONになっており、ピストン部材3の退入限界位置が検出されている状態である。この状態から、進出側油室21に油圧が供給されてピストン部材3が左方へ移動し始めると、それに伴いピン部材51もコイルバネ54の付勢力により左方へ移動して、ピン部材51の右端部が作動体41から離れリミットスイッチ52がOFFになる。
【0040】
このとき、第1位置検出機構4の軸部材31の左端面にも油圧が作用しているため、最初は、軸部材31は左方へ移動しない。しかし、図7に示すように、ピストン部材3が進出限界位置の近傍位置まで移動すると、ピストン部材3に設けられた環状の係合能動部材32が、軸部材31の鍔状の係合受動部31c に係合するため、軸部材31がピストン部材3と一体的に左方へ移動し始める。さらにピストン部材3が左方へ移動して、図8に示すように、ピストン部3aの左端面がロッド側壁12に当接する進出限界位置に達したときに、軸部材31の右端部に設けられた被検出体38がリミットスイッチ33の作動体41に接触してリミットスイッチ33がONになり、ピストン部材3の進出限界位置が検出される。
【0041】
以上説明した油圧シリンダ1によれば、次のような効果が得られる。
1)ピストン部材3の進出動作時に、ピストン部材3が、図7に示す進出限界位置の近傍位置から図8に示す進出限界位置まで進出する間だけ軸部材31がピストン部材3と共に進出側へ移動して、リミットスイッチ33によりピストン部材3の進出限界位置を検出するため、軸部材31の移動量が小さくなり、油圧シリンダ1の左右方向(ストローク方向)の長さを短くすることができるので、油圧シリンダ1を小型化することが可能になる。
【0042】
2)第1、第2位置検出機構4,5は、軸部材31、ピストン部材3を除けば、ピストン部材3のストロークとは無関係に構成されるため、ストロークの異なる複数種類の油圧シリンダ1について、ストロークとは無関係な部分の構成を共通化することができ、汎用性を高めることができる。
【0043】
3)被検出体38が、アーム部材37を介して軸部材31から径方向へずれた位置に配設されるとともに、ピン部材51も、軸部材31から径方向へずれた位置であって、被検出体38と前後に対称な位置に配設されたので、被検出体38、ピン部材51、リミットスイッチ33,52等をカバー部材15内でコンパクトに構成することができ、油圧シリンダ1を小型化することが可能になる。
【0044】
4)軸部材31をロッド部3bと反対側へ付勢するコイルバネ54を設けたので、ピストン部材3の退入動作時においても、コイルバネ54により軸部材31が右方へ付勢されているために軸部材31がロッド部3b側へ移動することがない。従って、実際にはピストン部材3が進出限界位置にないときに、リミットスイッチ52が誤って作動することがない。
5)2つのリミットスイッチ33,52を含む第1、第2位置検出機構4,5の大部分が、カバー部材15によりカバーされているため、油圧シリンダ1を作業環境の悪い場所で使用する場合でも、カバー部材15によりリミットスイッチ33,52等に水、油、塵等が付着して、リミットスイッチ33,52が誤って作動するのを防止できる。
【0045】
6)ピン部材51は、カバー部材15に摺動自在に内嵌されたスリーブ部材53を介してコイルバネ54でピストン部材3側へ付勢されているので、ピストン部材3が退入限界位置から進出限界位置へ移動する場合に、ピン部材51はコイルバネ54の付勢力によりピストン部材3側へ移動するため、ピン部材51がピストン部材3の移動とは無関係に移動してしまうことはなく、リミットスイッチ52が誤って作動するのを防止できる。さらに、ピン部材51は、スリーブ部材53を介してコイルバネ54でピストン部材3側へ付勢されているため、ピン部材51に対して、コイルバネ54の付勢力をピン部材51に平行な方向へ作用させて、ピン部材51に曲げモーメントが作用するのを防止できる。
【0046】
7)ヘッド側壁11に、スリーブ部材53の回転を規制する2本の回転規制ピン55を設けたので、これら回転規制ピンによりスリーブ部材53の回転が規制されるため、スリーブ部材53の回転によりピン部材51ががたつくことがなく、リミットスイッチ52により確実にピストン部材3の退入限界位置を検出することができる。
【0047】
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]図10に示すように、第2位置検出機構5Aのピン部材51Aを、進出側油室21Aの油圧で左方へ押圧するように構成してもよい。即ち、油圧シリンダ1Aにおいて、ヘッド側壁11Aの右端部に、ピン部材51Aを左方へ駆動する油室60aを有する油圧シリンダ60が設けられており、その油室60aと進出側油室21Aとは油路61,62及び環状油路63で接続されている。
【0048】
油室60aにおけるピン部材51Aの受圧面積は、進出側油室21Aにおける受圧面積よりも大きく構成されており、進出側油室21Aに油圧が供給されてピストン部3aが左方へ移動するときには、この油圧が油室60aにも供給されてピン部材51Aは左方へ駆動されるため、ピストン部材3が退入限界位置でないときにリミットスイッチ52が誤って作動するのを防ぐことができる。尚、この場合には、前記実施形態における、スリーブ部材53、コイルバネ54、回転規制ピン55が不要となる。
【0049】
2]係合受動部と係合能動部は、前記実施形態のように鍔状及び環状に形成されて全周に亙って係合する必要は必ずしもなく、例えば、ピン等により軸部材31またはピストン部材3に複数の突出部を形成して係合受動部や係合能動部を構成することもできる。
3]シール部材35における摩擦などにより、ピストン部材3の退入動作時でも軸部材31がロッド部3b側に移動することがない場合には、コイルバネ39を省略することができる。
【0050】
4]カバー部材15のサイズが十分大きく、カバー部材15内のスペースに余裕がある場合には、アーム部材37を省略して被検出体38を軸部材31の右端部に直接設けることもできる。
5]進出限界位置、退入限界位置を検出する第1、第2位置検出手段としては、前記実施形態のリミットスイッチ33,52の他、近接スイッチ、フォトインタラプタ等、種々のスイッチやセンサを用いることができる。
6]その他、加圧エアで作動するエアシリンダ等、高圧の流体で作動する種々の流体圧シリンダにも本発明を適用できる。
【0051】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ピストン部材の進出動作時に、ピストン部材が進出限界位置の近傍位置から進出限界位置まで進出する間だけ軸部材がピストン部材と共に進出側へ移動して、第1位置検出手段によりピストン部材の進出限界位置を検出するため、軸部材の移動量が小さくなり、流体圧シリンダのストローク方向の長さを短くして、流体圧シリンダを小型化することが可能になる。さらに、この進出限界位置を検出する為の構成のうちの大部分(例えば、係合能動部、第1位置検出手段等)は、ピストン部材のストロークとは無関係に構成されるので、ストロークの異なる複数種類の流体圧シリンダについて、このような部分を共通化して、汎用性を高めることができる。
ヘッド側壁にロッド部と平行に且つピストン部材に対向状に形成されたピン孔と、このピン孔に所定距離移動自在に挿通されたピン部材と、このピン部材と協働してピストン部材の退入限界位置を検出可能な第2位置検出手段とを備えたので、ピストン部材が退入して退入限界位置まで移動したときに、ピン部材は所定距離移動した状態となって、このピン部材と第2位置検出手段との協働によりピストン部材の退入限界位置を検出することができる。
第1、第2位置検出手段はヘッド側壁の外側に配設され、これら第1、第2位置検出手段をカバーするカバー部材をヘッド側壁に取付けたので、流体圧シリンダを作業環境の悪い場所で使用する場合でも、第1、第2位置検出手段がカバー部材で覆われているため、第1、第2位置検出手段に水、油、塵等が付着して第1、第2位置検出手段が誤って作動するのを防止できる。
カバー部材に摺動自在に内嵌されたスリーブ部材を介してピン部材をピストン部材側へ付勢する第2付勢部材を設けたので、ピストン部材が退入限界位置よりも進出側にある状態では、ピン部材は第2付勢部材の付勢力によりピストン部材側へ移動するため、ピン部材がピストン部材の移動と無関係に移動して第2位置検出手段が誤って作動するのを防止できる。さらに、ピン部材は、スリーブ部材を介して第2付勢部材にピストン部材側へ付勢されているため、ピン部材に対して、第2付勢部材の付勢力をピン部材に平行な方向へ作用させて、ピン部材に曲げモーメントが作用するのを防止できる。
【0052】
請求項2の発明によれば、ヘッド側壁の外側へ突出する軸部材の外端部に軸部材と直交方向へ延びるアーム部材を固定し、このアーム部材に第1位置検出手段を検出作動させる被検出体を設けたので、被検出体がアーム部材を介して軸部材の軸心から流体圧シリンダの径方向へずれた位置に配設されることになり、ヘッド側壁の外側において、比較的小さなスペースに被検出体と第1位置検出手段をコンパクトに配置することができ、流体圧シリンダを小型化することが可能になる。
【0053】
請求項3の発明によれば、軸部材をロッド部と反対側へ付勢する第1付勢部材を設けたので、第1付勢部材により軸部材がロッド部と反対側に付勢されているため、ピストン部材の退入動作時でも軸部材がロッド部側に移動せず、第1位置検出手段が誤って作動するのを防止できる。
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
請求項の発明によれば、ヘッド側壁に、スリーブ部材の回転を規制する回転規制部材を設けたので、この回転規制部材によりスリーブ部材の回転が規制されるため、スリーブ部材の回転によりピン部材ががたつくことがなくなり、第2位置検出手段により確実にピストン部材の退入限界位置を検出することができる。
請求項の発明によれば、第1、第2位置検出手段は、夫々リミットスイッチからなるため、これら2つのリミットスイッチにより、ピストン部材の進出限界位置と退入限界位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る油圧シリンダの斜視図である。
【図2】油圧シリンダの正面図である。
【図3】油圧シリンダの底面図である。
【図4】図2のIV−IV 線矢視図である。
【図5】図2のV−V 線断面図(退入限界位置)である。
【図6】図5のVI−VI 線断面図(退入限界位置)である。
【図7】軸部材移動開始時の図6相当図である。
【図8】ピストン部材が進出限界位置にあるときの図6相当図である。
【図9】図3のIX−IX 線断面図である。
【図10】変更形態の図9相当図である。
【符号の説明】
1,1A 油圧シリンダ
2 シリンダ本体
3 ピストン部材
3b ロッド部
11,11A ヘッド側壁
12 ロッド側壁
14 保持穴
15 カバー部材
30 挿入穴
31 軸部材
31c 係合受動部
32 係合能動部材
33 リミットスイッチ
37 アーム部材
38 被検出体
39 コイルバネ
50 ピン孔
51,51A ピン部材
52 リミットスイッチ
53 スリーブ部材
54 コイルバネ
55 回転規制ピン

Claims (5)

  1. ヘッド側壁とロッド側壁とを含むシリンダ本体と、ロッド側壁を挿通するロッド部を含むピストン部材とを備えた流体圧シリンダにおいて、
    前記ピストン部材にロッド部と平行にロッド部と反対側から形成された挿入穴と、
    前記シリンダ本体のヘッド側壁に挿入穴と対向状に形成された保持穴と、
    前記保持穴を貫通して挿入穴に挿入され且つ保持穴に所定距離移動可能に保持された軸部材と、
    前記軸部材のうちの挿入穴側の先端部に形成された係合受動部と、
    前記ピストン部材に設けられ、ピストン部材が進出限界位置に移動するときその進出限界位置の近傍位置で前記係合受動部に係合して軸部材をロッド部側へ移動させる係合能動部と、
    前記軸部材と協働してピストン部材の進出限界位置を検出可能な第1位置検出手段と、
    ヘッド側壁にロッド部と平行に且つピストン部材に対向状に形成されたピン孔およびこのピン孔に所定距離移動自在に挿通されたピン部材と、
    このピン部材と協働してピストン部材の退入限界位置を検出可能な第2位置検出手段とを備え、
    前記第1、第2位置検出手段はヘッド側壁の外側に配設され、これら第1、第2位置検出手段をカバーするカバー部材をヘッド側壁に取付け、
    前記カバー部材に摺動自在に内嵌されたスリーブ部材を介して前記ピン部材をピストン部材側へ付勢する第2付勢部材を設けた、
    ことを特徴とする流体圧シリンダ。
  2. 前記ヘッド側壁の外側へ突出する軸部材の外端部に軸部材と直交方向へ延びるアーム部材を固定し、このアーム部材に第1位置検出手段を検出作動させる被検出体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。
  3. 前記軸部材をロッド部と反対側へ付勢する第1付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の流体圧シリンダ。
  4. 前記ヘッド側壁に、スリーブ部材の回転を規制する回転規制部材を設けたことを特徴とする請求項に記載の流体圧シリンダ。
  5. 前記第1、第2位置検出手段は、夫々リミットスイッチからなることを特徴とする請求項に記載の流体圧シリンダ。
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