JP3904960B2 - 給気熱交換装置とその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋外に設置される箱体構造物で、冷却装置を設置するスペースが限られており、内部に発熱体を有し、その発熱量が多く冬季においても冷却を要し、また、温度、湿度、粉塵などが電子部品の性能、寿命に影響を与えるような精密な制御基板を有する箱に関し、特にその冷却装置と制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子部品の高性能化と制御基板に対する電子部品の高密度化が進み、制御基板からの発熱量は飛躍的に増加している。これに伴い、箱内の温度は上昇する傾向にあり、制御基板上にある電子部品の動作保証、製品寿命は箱内の温度に大きな影響を受ける。このため、箱内の温度を一定以下に冷却しなければ信頼性の確保ができなくなってきている。
【0003】
従来、この種の箱を冷却する場合には、エアコンと有圧換気扇を併設する方法があり、図12に示したものなどが一般的であった。
【0004】
以下、その発熱体収納箱の冷却方法について図12を参照しながら説明する。
【0005】
図に示すように、箱101の内部には、熱負荷を発生する制御基板102と、室内機103と、箱101の内部の空気温度を検知し室内機103に信号を送る温度センサ104と、有圧換気扇105が設置されている。
【0006】
また、箱101の外部には、室外機106が設置され、冷媒配管107で室内機103とつながっている。
【0007】
上記構成において、制御基板102を運転させると、その発熱のため、箱101の内部の温度は徐々に上昇してくる。
【0008】
そして、温度センサ104の検知した温度が設定してある温度を超えると運転信号が発生し室外機106が運転を開始し、箱101の内部の温度が低下するとともに、温度センサ104の検知した温度が設定してある温度以下になると停止信号が発生し室外機106が停止する。
【0009】
以上の動作を繰り返しながら箱101の内部の温度はある一定範囲を保持するようになっていた。
【0010】
また、エアコンの故障などにより、箱内温度が上昇し、設定してある温度を超えた場合には、有圧換気扇105が運転し、箱内に強制的に外気を取り入れることにより、箱内温度を低下させるようになっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の冷却方法は、室内機、室外機、冷媒配管に有圧換気扇と構成機種が多く、箱内外に多くの設置スペースおよび設置工事を必要としていた。
【0012】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、給気熱交換装置を設置することによって、箱を密閉した状態での熱交換による冷却と外気給気による冷却をすることができ、省スペースかつ施工性の良好な給気熱交換装置を用いた発熱体収容箱の冷却方法を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の給気熱交換装置は、発熱体収容箱の外壁に設置し、箱内の空気を取込み、また箱内に排出し循環させる箱内空気風路と、外気を取込み、また外気に排出する外気風路を形成し、前記箱内空気風路と外気風路の空気を搬送する送風機と、外気風路と箱内空気風路の交点に配し外気と箱内空気の顕熱を交換する熱交換素子と、外気風路と箱内空気風路を独立させてこの両風路が前記熱交換素子を通過する風路構成と前記熱交換素子を通過せずに外気を直接箱内に給気する風路構成とを開閉により切替可能とした風路切替ダンパと、外気温度を計測する外気温度センサと、発熱体収容箱内に箱内温度を計測する箱内温度センサを備え、前記箱内温度センサの計測した箱内温度があらかじめ設定した箱内上限温度未満の場合に前記熱交換素子を用いた冷たい外気と暖かい箱内空気の顕熱交換による冷却方法と、箱内温度が箱内上限温度以上の場合に冷たい外気を箱内に直接給気することによる冷却方法とを切替可能としたことを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の本発明の給気熱交換装置の制御方法は、あらかじめ設定した箱内外温度差、箱内下限温度、風量切替温度、箱内上限温度、異常発報温度の5つの設定値を有しており、外気温度センサの計測した外気温度と前記箱内温度センサの計測した箱内温度により、箱内温度が前記箱内上限温度未満かつ箱内温度から外気温度を引いた値が前記箱内外温度差未満の場合または箱内温度が前記箱内下限温度以下の場合に給気熱交換装置を停止する停止モードと、箱内温度が前記箱内下限温度以上かつ前記風量切替温度未満でありかつ箱内温度から外気温度を引いた値が前記箱内外温度差以上の場合に熱交換素子を用いた顕熱交換による通常熱交換冷却モードと、箱内温度が前記風量切替温度以上かつ前記箱内上限温度未満でありかつ箱内温度から外気温度を引いた値が前記箱内外温度差以上の場合に熱交換素子を用いながら送風機の回転数を上げ風量を増加する強熱交換冷却モードと、箱内温度が前記箱内上限温度以上で前記異常発報温度未満の場合に前記熱交換素子を用いずに外気を直接箱内に給気する外気給気冷却モードと、箱内温度が前記異常発報温度以上の場合に運転停止し風路切替ダンパを閉じることで箱内を密閉する火災モードの各制御モードを切替する制御装置を用いたことを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の本発明の給気熱交換装置の制御方法は、発熱体収容箱内に排気ダンパを設置し、制御モードに連動して、前記排気ダンパを開閉制御する制御装置を用いたことを特徴とする。
【0016】
請求項4記載の本発明の給気熱交換装置の制御方法は、発熱体収容箱内に箱内温度センサを追加配置することで、不均一な箱内温度を適確に検出する制御装置を用い、制御精度を向上させることを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の本発明の給気熱交換装置の制御方法は、給気熱交換装置を複数設置した際に、制御に使用している外気温度を計測している外気温度センサが故障した場合、別の給気熱交換装置の外気温度センサが計測した外気温度を制御に使用するようにした制御装置を用いたことを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の本発明の給気熱交換装置の制御方法は、箱内温度センサを発熱体収容箱内に複数設置した際に、制御に使用している箱内温度を計測している箱内温度センサが故障した場合、別の箱内温度センサが計測した箱内温度を故障した箱内温度センサの計測した箱内温度に代用することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態による給気熱交換装置は、発熱体収容箱の外壁に外付けにしたため、箱内に余剰スペースの無い発熱体収容箱に簡単に装着でき、外気風路と箱内空気風路の交点に配した熱交換素子による外気と箱内空気の顕熱交換による冷却方法と、外気を箱内に給気することによる冷却方法の両方ができるという作用を有する。
【0020】
本発明の第2の実施の形態による給気熱交換装置の制御方法は、発熱体収容箱内に箱内温度を計測する箱内温度センサを設置し、外気温度センサの計測した外気温度と箱内温度センサの計測した箱内温度により、停止モード・通常熱交換冷却モード・強熱交換冷却モード・外気給気冷却モード・火災モードの各制御モードを切替する制御装置を用い、箱内の温度状況によって適切な制御モードを自動で選択することができるという作用を有する。
【0021】
本発明の第3の実施の形態による給気熱交換装置の制御方法は、発熱体収容箱内に排気ダンパを設置し、制御モードに連動して、排気ダンパを開閉する制御装置を用い、通常熱交換冷却モード・強熱交換冷却モード時は箱内を密閉した状態で顕熱交換による冷却ができ、外気給気冷却モード時は箱内の熱い空気を排気できるという作用を有する。
【0022】
本発明の第4の実施の形態による給気熱交換装置の制御方法は、発熱体収容箱内に箱内温度センサを追加配置することで、不均一な箱内温度を適確に検出し、制御精度を向上させるという作用を有する。
【0023】
本発明の第5の実施の形態による給気熱交換装置の制御方法は、給気熱交換装置を複数設置した際に、制御に使用している外気温度を計測している外気温度センサが故障した場合、別の給気熱交換装置の外気温度センサが計測した外気温度を制御に使用するようにした制御装置を用い、外気温度センサが故障した場合でも給気熱交換装置の運用を継続できるという作用を有する。
【0024】
本発明の第6の実施の形態による給気熱交換装置の制御方法は、箱内温度センサを複数設置した際に、箱内温度センサが故障した場合、別の箱内温度センサが計測した箱内温度を故障した箱内温度センサが計測する箱内温度の代用する方法であり、箱内温度センサが故障した場合でも給気熱交換装置の運用を継続できるという作用を有する。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明する。
【0026】
図1は同実施例による給気熱交換装置の構造を示す概略断面図、図2は同給気熱交換装置と発熱体収納箱の構成を示す概略断面図、図3は同給気熱交換装置の制御モードと箱内外温度の相関図、図4は箱内温度センサを1つ備えた発熱体収納箱の制御装置による同給気熱交換装置の制御フロー、図5は同給気熱交換装置と排気ダンパを備えた発熱体収納箱の構成を示す概略断面図、図6は制御モードと排気ダンパの関係を示す制御フロー、図7は同給気熱交換装置と箱内温度センサを2つ備えた発熱体収納箱の構成を示す概略断面図、図8は箱内温度センサを2つ備えた発熱体収納箱の制御装置による同給気熱交換装置の制御フロー、図9は同給気熱交換装置を複数設置した構成を示す概略断面図、図10は外気温度センサと箱内温度センサをそれぞれ複数用いた場合の相関関係を示す制御フロー、図11は箱内温度センサを複数用いた場合の何れかが故障した際の相関関係を示す制御フローである。
【0027】
まず、図1を用いて給気熱交換装置の構造を説明する。
【0028】
給気熱交換装置は発熱体収納箱のパネルの外郭に取り付けられ、所謂る「外付け」装着にて構成されている。
【0029】
図1(A)に示すように、発熱体収納箱内の空気は箱内側開口部A1より熱交換素子2を通過して、送風機3に取込まれたのち、また箱内側開口部B4から発熱体収納箱内に戻り循環する箱内空気風路を形成している。
【0030】
一方、箱外側開口部A5より外気を取込み、送風機3、熱交換素子2、箱外側開口部B6を介して、また外気に排出する外気風路を形成している。
【0031】
また、風路切替ダンパ7を備え、この風路切替ダンパ7が閉状態において、上記両風路が独立するよう相互の風路を略気密状態に仕切っている。
【0032】
また、外気風路と箱内空気風路の交点には外気と箱内空気の顕熱を交換する熱交換素子2が配置されている。
【0033】
また、発熱体収納箱内に外気温度を計測する外気温度センサ8を備えている。
【0034】
上記構成により、給気熱交換装置は、外気温度の低い時に外気を取り入れ、発熱体収納箱内部の暖かい空気との間で熱交換素子2にて熱交換をおこない、暖かくなった外気は排気し、冷たくなった空気を箱内に給気する。
【0035】
図1(B)に示すように、風路切替ダンパ7が開状態においては、箱外側開口部A5から取り込んだ外気は箱内側開口部A1より、箱外側開口部B6から取り込んだ外気は箱内側開口部B4より、ともに熱交換素子2を通過せずに箱内に給気される外気給気風路が形成される。
【0036】
上記構成により、給気熱交換装置は、熱交換素子2にて熱交換を行わずに冷たい外気を直接給気することができる。
【0037】
以上のように、給気熱交換装置だけで、熱交換による冷却と外気給気による冷却を行うことが可能となるため、簡易な構成となり省スペース、省施工で発熱体収容箱の冷却を実現することができる。
【0038】
次に、図1〜図3を用いて本願発明における給気熱交換装置の制御方法について説明する。
【0039】
本実施例は、箱内温度を計測する箱内温度センサ9と、箱内温度センサ9が計測した箱内温度と外気温度センサ8が計測した外気温度を取り込み給気熱交換装置を制御する制御装置10を発熱体収容箱内部に備えたものである。
【0040】
給気熱交換装置は発熱体収納箱のパネルの外郭に取り付けられ、所謂る「外付け」装着にて構成されている。
【0041】
制御装置10は、あらかじめ設定した箱内外温度差ΔT、箱内下限温度TL、風量切替温度TH1、箱内上限温度TH2、異常発報温度TFの5つの設定値を有しており、これらと箱内温度と外気温度の関連により後述の各制御モードを選択し、給気熱交換装置を制御する。
【0042】
箱内温度から外気温度を引いた値が、箱内外温度差ΔT未満の場合、給気熱交換装置を運転しても箱内と外気の温度差が小さいので熱交換による冷却能力が小さくなるため、停止モードを選択する。
【0043】
また、箱内温度が箱内下限温度TL未満の場合も、箱内温度が低くなりすぎるのを防止するため、停止モードを選択する。停止モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を停止することにより、外気を遮断した状態で給気熱交換装置を停止する。
【0044】
次に箱内温度がTL以上TH1未満、かつ箱内温度から外気温度を引いた値が、温度差ΔT以上の場合、箱内と外気の温度差が大きいので熱交換による冷却能力が大きくなるため、通常熱交換冷却モードを選択する。
【0045】
通常熱交換冷却モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態で、送風機3を運転する。そのため、箱内空気風路と外気風路は独立し、熱交換素子2において暖かい箱内空気と冷たい外気とで顕熱交換して発熱体収容箱を冷却する。
【0046】
次に箱内温度がTH1以上TH2未満の場合、箱内温度が上昇したため強熱交換冷却モードを選択する。
【0047】
強熱交換冷却モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態で、送風機3の回転数を上げて、通常熱交換冷却モードよりも風量を増加させた状態で運転するため、熱交換による冷却能力を通常熱交換冷却モードよりも大きくして発熱体収容箱を冷却する。
【0048】
次に箱内温度がTH2以上TF未満の場合、箱内温度が更に上昇し熱交換では冷却能力が不足しているため、外気給気冷却モードを選択する。
【0049】
外気給気冷却モードでは、風路切替ダンパ7を開状態にし、箱外側開口部A5、箱外側開口部B6から外気を吸込み、熱交換素子2を通過せずに、箱内側開口部A1、箱内側開口部B4より箱内に冷たい外気を給気する外気給気風路を形成するため、外気を直接箱内に給気することで、発熱体収容箱を冷却する。
【0050】
次に箱内温度がTF以上の場合、箱内が異常な高温になっているため、火災モードを選択する。
【0051】
火災モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を停止するため、箱内を密閉した状態にし、酸素供給を防いだ状態で、給気熱交換装置を停止する。
【0052】
次に図4の制御フローを用いて上記制御方法を説明する。
【0053】
まず、制御装置運転の始まりであるスタートとなる第21ステップより始まり、外気温度センサ計測(第22ステップ)、箱内温度センサ計測(第23ステップ)を経て温度判定する。(第24ステップ)箱内温度から外気温度を引いた値が、箱内外温度差ΔT未満の場合、または箱内温度が箱内下限温度TL未満ならば、停止モードを選択し、風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を停止する。箱内温度から外気温度を引いた値が、箱内外温度差ΔT未満でない、または箱内温度が箱内下限温度TL未満でないならば、次の温度判定(第25ステップ)に進み、箱内温度がTL以上TH1未満、かつ箱内温度から外気温度を引いた値が、温度差ΔT以上ならば、通常熱交換冷却モードを選択する。通常熱交換冷却モードでは風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を運転する。箱内温度がTL以上TH1未満、かつ箱内温度から外気温度を引いた値が、温度差ΔT以上でないならば、次の温度判定(第26ステップ)に進み、箱内温度がTH1以上TH2未満ならば、強熱交換冷却モードを選択する。強熱交換冷却モードでは風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を強運転する。箱内温度がTH1以上TH2未満でないならば、次の温度判定(第27ステップ)に進み、箱内温度がTH2以上TF未満ならば、外気給気冷却モードを選択する。外気給気冷却モードでは、風路切替ダンパ7を開状態にし、送風機3を強運転する。箱内温度がTH2以上TF未満でないならば、次の温度判定(第28ステップ)に進み、箱内温度がTF以上ならば、火災モードを選択する。火災モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を停止する。箱内温度がTF以上でないならば、再び外気温度計測(第22ステップ)に戻る。
【0054】
図5は、他の実施例による給気熱交換装置と発熱体収容箱の構成を示す概略断面図である。
【0055】
同図に示す発熱体収容箱は、内部に排気ダンパ11を備えたものである。
【0056】
そして、この排気ダンパ11の開閉を制御モードと連動させることにより、発熱体収容箱の冷却をより適切に行うことができる。
【0057】
以下、制御モードと排気ダンパ11の関係を図6の制御フローを用いて説明する。
【0058】
まず、制御装置運転の始まりであるスタートとなる第31ステップより始まり、外気温度センサ計測(第32ステップ)、箱内温度センサ計測(第33ステップ)を経て温度判定(第34ステップ)する。この温度判定を受けてモード判定を行う。(第35ステップ)外気給気冷却モード(第36ステップ)ならば、箱内に設置されている排気ダンパ11を開状態にすることにより、箱内に冷たい外気を給気するにともない、熱い箱内空気を箱外に排気することができる。
【0059】
停止モード(第37ステップ)の場合には、排気ダンパ11を閉状態にすることにより、箱内を密閉でき、箱外からの水分、粉塵の侵入を防ぐことができる。
【0060】
通常熱交換冷却モードおよび強熱交換冷却モード(第38ステップ)の場合も、排気ダンパ11を閉状態にすることにより、箱内を密閉した状態で冷却することができる。
【0061】
火災モード(第39ステップ)の場合も、排気ダンパ11を閉状態にすることにより、箱内を密閉することで、酸素の供給を防ぐことができる。
【0062】
図7は、他の実施例による給気熱交換装置と箱内温度センサを2つ備えた発熱体収容箱の構成を示す概略断面図である。
【0063】
同図に示す発熱体収容箱は、内部に給気熱交換装置の箱内給気温度を計測するために箱内温度センサ9aを給気熱交換装置の箱内側開口部A1近傍に追加配置したものである。
【0064】
以下、箱内温度センサを2つ備えた発熱体収容箱の制御装置10bによる給気熱交換装置の制御方法を図1、図7および図8を用いて説明する。
【0065】
まず、制御装置運転の始まりであるスタートとなる第41ステップより始まり、外気温度センサ計測(第42ステップ)、箱内温度センサ9計測(第43ステップ)を経て温度判定(第44ステップ)し、箱内温度が箱内下限温度TL未満の場合、箱内温度が低くなりすぎるのを防止するため、停止モードを選択する。(第45ステップ)また、箱内温度から外気温度を引いた値が、箱内外温度差ΔT未満の場合も、給気熱交換装置を運転しても箱内と外気の温度差が小さいので熱交換による冷却能力が小さくなるため、停止モード(第45ステップ)を選択する。
【0066】
停止モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を停止することにより、外気を遮断した状態で給気熱交換装置を停止する。また、発熱体収容箱内に備えた排気ダンパ11を閉状態にすることにより、箱内を密閉でき、箱外からの水分、粉塵の侵入を防ぐことができる。
【0067】
箱内温度がTL以上、かつ箱内温度から外気温度を引いた値が、温度差ΔT以上の場合は(第46ステップ)に進み再度温度判定する。箱内温度がTH2以上TF未満の場合(第47ステップ)に進み、外気給気冷却モードを選択する。
【0068】
外気給気冷却モードでは、風路切替ダンパ7を開状態にし、箱外側開口部A5、箱外側開口部B6から外気を吸込み、熱交換素子2を通過せずに、箱内側開口部A1、箱内側開口部B4より箱内に冷たい外気を給気する外気給気風路を形成するため、外気を直接箱内に給気することで、発熱体収容箱を冷却する。また、発熱体収容箱内に備えた排気ダンパ11を空気を箱外に排気することができる。
【0069】
箱内温度がTF以上ならば(第48開状態にすることにより、箱内に冷たい外気を給気するにともない、熱い箱内ステップ)に進み、火災モードを選択する。箱内温度がTH2未満ならば、(第49ステップ)に進み、箱内温度センサ9a計測を経て温度判定(第50ステップ)する。
【0070】
そして、箱内温度センサ9aで計測した箱内温度がTH1以上TH2未満ならば、箱内温度が上昇したため強熱交換冷却モードを選択する。強熱交換冷却モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態で、送風機3の回転数を上げて、通常熱交換冷却モードよりも風量を増加させた状態で運転するため、熱交換による冷却能力を通常熱交換冷却モードよりも大きくして発熱体収容箱を冷却する。箱内温度がTH1未満ならば、(第52ステップ)に進み、通常熱交換冷却モードを選択する。通常熱交換冷却モードでは、風路切替ダンパ7を閉状態で、送風機3を運転する。そのため、箱内空気風路と外気風路は独立し、箱内と外気の温度差が大きいので、熱交換素子2において暖かい箱内空気と冷たい外気とで顕熱交換して発熱体収容箱を冷却する。強熱交換冷却モードおよび通常熱交換冷却モードでは、発熱体収容箱内に備えた排気ダンパ11を閉状態にすることにより、箱内を密閉した状態で冷却することができる。
【0071】
箱内温度がTF以上ならば(第48ステップ)に進み、火災モードを選択する。
【0072】
火災モードでは、箱内が異常な高温になっているため、風路切替ダンパ7を閉状態にし、送風機3を停止するため、箱内を密閉した状態にし、酸素供給を防いだ状態で、給気熱交換装置を停止する。また、発熱体収容箱内に備えた排気ダンパ11は閉状態にしている。
【0073】
このように制御装置10bは、箱内温度センサ9の計測した箱内温度は、箱内温度の代表値として箱内状況の変化を示す箱内下限温度TL、箱内上限温度TH2、異常発報温度TFとの比較に用いる制御値として使用し、箱内温度センサ9aの計測した箱内温度は、給気熱交換装置の箱内給気温度として熱交換による冷却能力変化を示す風量切替温度TH1との比較に用いる制御値として使用する。
【0074】
これにより、一般的に発熱体収納箱の箱内温度は不均一なことが多いが、箱内温度と給気熱交換装置の箱内給気温度を別に計測することで、より適切な制御をすることができる。
【0075】
図9は、他の実施例による給気熱交換装置と発熱体収容箱の構成を示す概略断面図で、給気熱交換装置を複数設置した場合のものである。
【0076】
各給気熱交換装置には外気温度センサがそれぞれ設置されている。
【0077】
以下、これら給気熱交換装置の制御方法を図10の制御フローを用いて説明する。
【0078】
まず、制御装置運転の始まりであるスタートとなる第61ステップより始まり、1つめの給気熱交換装置の外気温度センサ8計測を行い(第62ステップ)、計測値応答があれば(第65ステップ)に進み、箱内温度センサ9計測を行う。無応答であれば、別の給気熱交換装置の外気温度センサ8a計測を行う。(第63ステップ)、計測値応答があれば(第65ステップ)に進み、箱内温度センサ9計測を行う。無応答であれば、3つめの給気熱交換装置の外気温度センサ8b(図示せず)計測を行う。(第64ステップ)、計測値応答があれば(第65ステップ)に進み、箱内温度センサ9計測を行う。無応答であれば(第66ステップ)に進み、制御装置10cの運転は停止されることとなる。箱内温度センサ9計測後は(第67ステップ)の温度判定に進むが、これ以降は上記図8の制御フローと同じため詳細な説明は省略する。
【0079】
このように、給気熱交換装置を複数設置した際に、外気温度センサ8が故障した場合、制御装置10cは、別の給気熱交換装置の外気温度センサ8aが計測した外気温度を制御値に使用する。同様に、外気温度センサ8aが故障した場合、制御装置10cは、別の給気熱交換装置の外気温度センサ8b(図示せず)が計測した外気温度を制御値に使用する。このようにして、制御装置10cは、全ての給気熱交換装置の外気温度センサが故障するまで、制御を継続する。
【0080】
これにより、外気温度センサ8が故障した場合でも、給気熱交換装置の運用を継続することができる。
【0081】
図11は、他の実施例による箱内温度センサを複数用いた場合、何れかが故障した際の相関関係を示す制御フローである。
【0082】
以下、その制御方法を図11の制御フローを用いて説明する。
【0083】
まず、制御装置運転の始まりであるスタートとなる第71ステップより始まり、箱内温度センサ9計測を行い(第72ステップ)、計測値応答があれば(第73ステップ)に進み、無応答であれば(第74ステップ)に進み、どちらの場合でも箱内温度センサ9a計測を行う。第73ステップの箱内温度センサ9a計測の計測値応答があれば(第75ステップ)に進み、箱内温度センサ9、9a併用制御となり、次に箱内温度センサ9計測を行う。(第76ステップ)以下の制御は図8のフローと同じため詳細な説明は省略する。
【0084】
第73ステップの箱内温度センサ9a計測が無応答であれば、(第77ステップ)に進み、箱内温度センサ9使用となり、箱内温度計測を行う。(第78ステップ)以下の制御は図4のフローと同じため詳細な説明は省略する。
【0085】
第74ステップの箱内温度センサ9a計測の計測値応答があれば(第79ステップ)に進み、箱内温度センサ9a使用となり、次に箱内温度計測を行う。(第78ステップ)以下の制御は図4のフローと同じため詳細な説明は省略する。
【0086】
第74ステップの箱内温度センサ9a計測が無応答であれば、(第80ステップ)に進み、停止モードとなり制御装置の運転は停止されることとなる。
【0087】
本実施例は箱内温度センサ9または箱内温度センサ9aのうち何れか一方が故障した際に、制御装置は、正常な方の箱内温度温度センサの計測した箱内温度を故障した箱内温度センサが計測できなかった箱内温度の代用として制御値に使用する。
【0088】
これにより、箱内温度センサ9または箱内温度センサ9aのどちらか一方が故障した場合でも、給気熱交換装置の運用を継続することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、簡易な構成で熱交換による冷却と外気給気による冷却ができる。冷媒配管が不要のため設置工事を容易に行うことができ、発熱体収納箱のパネルに設置するから箱内に冷却装置設置用のスペースを必要としないという効果が得られる。
【0090】
また、箱内温度センサを備えることで、箱内温度によって、熱交換による冷却と外気給気による冷却を適切に行うことができる。
【0091】
また、排気ダンパを備えて制御モードと連動させたため、熱交換冷却モードの場合には箱内を密閉した状態で熱交換による冷却ができ、外気給気を行っている場合には箱内の熱い空気を箱外に排気することができる。
【0092】
また、箱内温度センサを別途設置することで、不均一な箱内温度を適確に検出することができる。
【0093】
また、給気熱交換装置を複数設置時に、外気温度センサが故障した際に、別の給気熱交換装置の外気温度センサを使用することで、運用を継続することができる。
【0094】
また、箱内温度センサが故障した際に、もう一方の箱内温度センサを全ての制御に使用することで、運用を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による給気熱交換装置の構造を示す概略断面図
【図2】同給気熱交換装置と発熱体収納箱の構成を示す概略断面図
【図3】同給気熱交換装置の制御モードと箱内外温度の相関図
【図4】箱内温度センサを1つ備えた発熱体収納箱の制御装置による同給気熱交換装置の制御フローを示す図
【図5】他の実施例による同給気熱交換装置と排気ダンパを備えた発熱体収納箱の構成を示す概略断面図
【図6】同制御モードと排気ダンパの関係を示す制御フローを示す図
【図7】他の実施例による同給気熱交換装置と箱内温度センサを2つ備えた発熱体収納箱の構成を示す概略断面図
【図8】同箱内温度センサを2つ備えた発熱体収納箱の制御装置による同給気熱交換装置の制御フローを示す図
【図9】他の実施例による同給気熱交換装置を複数設置した構成を示す概略断面図
【図10】同外気温度センサと箱内温度センサをそれぞれ複数用いた場合の相関関係を示す制御フローを示す図
【図11】他の実施例による箱内温度センサを複数用いた場合の何れかが故障した際の相関関係を示す制御フローを示す図
【図12】従来の発熱体収納箱の構成を示す概略断面図
【符号の説明】
2 熱交換素子
3 送風機
7 風路切替ダンパ
8 外気温度センサ
8a 外気温度センサ
8b 外気温度センサ
9 箱内温度センサ
9a 箱内温度センサ
10 制御装置
10a 制御装置
10b 制御装置
10c 制御装置
11 排気ダンパ

Claims (6)

  1. 発熱体収容箱の外壁に設置し、箱内の空気を取込み、また箱内に排出し循環させる箱内空気風路と、外気を取込み、また外気に排出する外気風路を形成し、前記箱内空気風路と外気風路の空気を搬送する送風機と、外気風路と箱内空気風路の交点に配し外気と箱内空気の顕熱を交換する熱交換素子と、外気風路と箱内空気風路を独立させてこの両風路が前記熱交換素子を通過する風路構成と前記熱交換素子を通過せずに外気を直接箱内に給気する風路構成とを開閉により切替可能とした風路切替ダンパと、外気温度を計測する外気温度センサと、発熱体収容箱内に箱内温度を計測する箱内温度センサを備え、前記箱内温度センサの計測した箱内温度があらかじめ設定した箱内上限温度未満の場合に前記熱交換素子を用いた冷たい外気と暖かい箱内空気の顕熱交換による冷却方法と、箱内温度が箱内上限温度以上の場合に冷たい外気を箱内に直接給気することによる冷却方法とを切替可能とした給気熱交換装置。
  2. あらかじめ設定した箱内外温度差、箱内下限温度、風量切替温度、箱内上限温度、異常発報温度の5つの設定値を有しており、外気温度センサの計測した外気温度と前記箱内温度センサの計測した箱内温度により、箱内温度が前記箱内上限温度未満かつ箱内温度から外気温度を引いた値が前記箱内外温度差未満の場合または箱内温度が前記箱内下限温度以下の場合に給気熱交換装置を停止する停止モードと、箱内温度が前記箱内下限温度以上かつ前記風量切替温度未満でありかつ箱内温度から外気温度を引いた値が前記箱内外温度差以上の場合に熱交換素子を用いた顕熱交換による通常熱交換冷却モードと、箱内温度が前記風量切替温度以上かつ前記箱内上限温度未満でありかつ箱内温度から外気温度を引いた値が前記箱内外温度差以上の場合に熱交換素子を用いながら送風機の回転数を上げ風量を増加する強熱交換冷却モードと、箱内温度が前記箱内上限温度以上で前記異常発報温度未満の場合に前記熱交換素子を用いずに外気を直接箱内に給気する外気給気冷却モードと、箱内温度が前記異常発報温度以上の場合に運転停止し風路切替ダンパを閉じることで箱内を密閉する火災モードの各制御モードを切替する制御装置を用いた請求項1記載の給気熱交換装置の制御方法。
  3. 発熱体収容箱内に排気ダンパを設置し、制御モードに連動して、前記排気ダンパを開閉制御する制御装置を用いた請求項2記載の給気熱交換装置の制御方法。
  4. 発熱体収容箱内に箱内温度センサを追加配置することで、不均一な箱内温度を適確に検出する制御装置を用い、制御精度を向上させることを特徴とする請求項2または3記載の給気熱交換装置の制御方法。
  5. 給気熱交換装置を複数設置した際に、制御に使用している外気温度を計測している外気温度センサが故障した場合、別の給気熱交換装置の外気温度センサが計測した外気温度を制御に使用するようにした制御装置を用いた請求項2〜4のいずれかに記載の給気熱交換装置の制御方法。
  6. 箱内温度センサを発熱体収容箱内に複数設置した際に、制御に使用している箱内温度を計測している箱内温度センサが故障した場合、別の箱内温度センサが計測した箱内温度を故障した箱内温度センサの計測した箱内温度に代用する請求項4または5記載の給気熱交換装置の制御方法。
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