JP3903496B2 - 画像符号化方法、符号化装置、復号方法および復号装置 - Google Patents

画像符号化方法、符号化装置、復号方法および復号装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディジタル画像信号のデータ量を圧縮するために、ディジタル画像信号を符号化する高能率符号化方法および圧縮されたディジタル画像信号を元のディジタル画像信号復号する復号装置に関し、特に、ディジタル画像信号を符号化し、符号化情報とともに付加情報を伝送する画像符号化方法、符号化装置、復号方法および復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
は、ディジタル画像信号を圧縮する画像信号符号化装置の一例のブロック図を示している。図に示される画像信号符号化装置は、入力画像信号を所定のブロック単位でブロック分割し、ブロックのダイナミックレンジに応じてブロック内の画素を適応的に符号化する適応ダイナミックレンンジ符号化(以下、ADRCと呼ぶ)を用いた符号化装置である。ADRCは、本出願人により例えば特開昭61−144989号公報において提案されている。
【0003】
を用いて、ADRCを簡単に説明する。入力端子1からの入力映像信号がブロック分割部2に供給され、例えば、3画素×3ライン(以下、(3×3)と称する)の9個の画素を含むブロックが最大値検出部3および最小値検出部4にそれぞれ供給される。最大値検出部3において、そのブロックに含まれる画素値の最大値MAXが検出され、最小値検出部4において、最小値MINが検出される。最大値検出部3からの最大値MAXは、減算部5に供給される。また、最小値検出部4からの最小値MINは、減算部5、減算部6、フレーミング部15にそれぞれ供給される。減算部5において、最大値MAXから最小値MINが減算され、ダイナミックレンジDRが生成される。そして、そのダイナミックレンジDRは、量子化ステップ幅算出部7およびフレーミング部15にそれぞれ供給される。量子化ステップ幅算出部7では、減算部5から供給されるダイナミックレンジDRから量子化ステップ幅Δが算出され、算出された量子化ステップ幅Δは、量子化部8へ供給される。
【0004】
また、減算部6には、入力端子1から(3×3)ブロックの9画素が供給され、その9画素の画素値から最小値MINを減算することにより、各画素値に対して正規化が実行される。その正規化された各画素値は、量子化部8へ供給される。量子化部8において、正規化された各画素値が量子化ステップ幅Δで量子化され、量子化値qとして、フレーミング部15に供給される。そして、フレーミング部15は、供給されたダイナミックレンジDR、最小値MINおよび9画素の量子化値qをブロック毎にフレーミングして、出力信号として出力する。そして、この出力信号がディスク等の記録媒体に記録され、もしくは、伝送路を介して伝送される。
【0005】
10は、図のADRC符号化装置によって符号化されたディジタル画像信号を復号する画像信号復号装置の一例のブロック図を示している。記録媒体から再生された信号、もしくは伝送路を介して供給された信号信号は、入力端子30を介してフレーム分解部34に供給される。フレーム分解部34は、ブロック毎にフレーミングされた信号をダイナミックレンジDR、最小値MINおよび9画素の量子化値qに分解して、ダイナミックレンジDRおよび量子化値qを復号部41に供給し、最小値MINを加算部42に供給する。復号部41は、ダイナミックレンジDRに応じて、9画素の量子化値qを逆量子化して、加算部42に供給する。加算部42は、復号部41からの逆量子化された9画素の値にそれぞれ最小値MINを加算することにより、(3×3)ブロックの9画素の値を復号する。この復号された9個の復号画素値は、時系列変換部43に供給され、ブロック化された復号画素値から時系列の復号画素値に変換され出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のADRCは、ブロック内の画素値をダイナミックレンジに応じた量子化ステップ幅で量子化することにより、画素値を圧縮するようにしていた。しかしながら、圧縮された各画素値と共に伝送される最小値MINおよびダイナミックレンジDRといった付加情報は、圧縮することなく、そのままのデータで伝送していた。
【0007】
しかしながら、ディジタル画像信号の各画素値は、通常、256階調の8ビットで表現されており、その8ビットの各画素値を符号化する場合には、最小値MINおよびダイナミックレンジDRといった付加情報は、1ブロックあたり16ビット表現される。つまり、最小値MINおよびダイナミックレンジDRは、それぞれ、8ビットで表現されることになる。よって、この場合には、最小値MINおよびダイナミックレンジDRといった付加情報を圧縮符号化しないため、最近の画像圧縮で求められている高圧縮を達成することができないという問題があった。
【0008】
従って、この発明の目的は、付加情報を圧縮することにより、高圧縮を実現すると共に、付加情報が圧縮されていない復元信号と同等の品質を復元することができる画像符号化方法、符号化装置、復号方法および復号装置を提供することにある。
【0009】
また、この発明のさらなる目的は、隣接ブロックの付加情報の相関性を利用して、付加情報の残差信号を圧縮することにより高圧縮を実現すると共に、付加情報が圧縮されていない復元信号と同等の品質を復元することができる画像符号化方法、符号化装置、復号方法および復号装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、この発明は、入力ディジタル画像信号を発生データを少なくするように符号化する画像符号化方法において、
入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割するステップと、
ブロック毎に、ブロック内の複数画素の最大値と複数画素の最小値を検出するステップと、
最大値および最小値の差であるダイナミックレンジを検出するステップと、
ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生するステップと、
符号化の対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのクラス分類ステップと、
ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、付加情報の予測値を発生するステップと、
付加情報と付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成するステップと、
付加情報の差分を可変長符号化するステップと、
可変長符号化された付加情報の差分を符号化信号と共に伝送するステップとを有することを特徴とする画像符号化方法である。
【0011】
また、この発明は、入力ディジタル画像信号を発生データを少なくするように符号化する画像符号化装置において、
入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割する分割部と、
ブロック毎に、ブロック内の複数画素の最大値と複数画素の最小値を検出する検出部と、
最大値および最小値の差であるダイナミックレンジを検出する検出部と、
ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生する符号化部と、
符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのクラス分類部と、
ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、付加情報の予測値を発生する発生部と、
付加情報と付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成する減算部と、
付加情報の差分を可変長符号化する可変長符号化部と、
可変長符号化された付加情報の差分を符号化信号と共に伝送する伝送部ととを有することを特徴とする画像符号化装置である。
【0012】
また、この発明は、入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割し、ブロック毎に、ブロック内の複数画素の最大値と複数画素の最小値を検出し、最大値および最小値の差であるダイナミックレンジを検出し、ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生し、符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定し、ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、付加情報の予測値を発生し、付加情報と付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成し、付加情報の差分を可変長符号化し、可変長符号化された付加情報の差分を符号化信号と共に伝送する画像符号化方法の画像復号方法において、
符号化信号と、可変長符号化された付加情報の差分を受信するステップと、
符号化付加コードを可変長復号して、付加情報の差分を生成するステップと、
付加情報の差分ブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのステップと、
ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と復号対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、付加情報の予測値を発生するステップと、
付加情報の差分と付加情報の予測値とから付加情報を生成するステップと、
生成された付加情報を用いて、符号化信号を逆量子化し、符号化時に正規化に使用したダイナミックレンジを規定する値を逆量子化出力に対して加算することによって、ブロック内の複数画素の各値を復号するステップとを有することを特徴とする画像復号方法である。
【0013】
さらに、この発明は、入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割し、ブロック毎に、ブロック内の複数画素の最大値と複数画素の最小値を検出し、最大値および最小値の差であるダイナミックレンジを検出し、ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生し、符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定し、ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、付加情報の予測値を発生し、付加情報と付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成し、付加情報の差分を可変長符号化し、可変長符号化された付加情報の差分を符号化信号と共に伝送する画像符号化方法の画像復号装置において、
符号化信号と、可変長符号化された付加情報の差分を受信する受信部と、
符号化付加コードを可変長復号して、付加情報の差分を生成する可変長復号部と、
復号対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのクラス分類部と、
ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と復号対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、付加情報の予測値を発生する発生部と、
付加情報の差分と付加情報の予測値とから付加情報を生成する加算部と、
生成された付加情報を用いて、符号化信号を逆量子化し、符号化時に正規化に使用したダイナミックレンジを規定する値を逆量子化出力に対して加算することによって、ブロック内の複数画素の各値を復号する復号部とを有することを特徴とする画像復号装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、この発明の第1の実施例の画像符号化装置のブロック図を示している。まず、入力画像信号は、入力端子1を介して、ブロック分割部2に供給される。ブロック分割部2において、入力画像信号が(3×3)ブロックに分割され、その(3×3)ブロックの画素値が最大値検出部3、最小値検出部4および減算部6にそれぞれ供給される。最大値検出部3において、(3×3)ブロックに含まれる画素値のレベルが最大となる値が検出され、その検出された最大値MAXが減算部5に供給される。また、最小値検出部4において、(3×3)ブロックに含まれる画素値のレベルが最小となる値が検出され、その検出された最小値MINが減算部5、減算部6、減算部12およびクラス分類予測演算部10に供給される。
【0015】
減算部5において、最大値MAXから最小値MINが減算され、ダイナミックレンジDRが生成される。そのダイナミックレンジDRは、量子化ステップ幅算出部7、クラス分類予測演算部9および減算部11に供給される。また、減算部6において、ブロック分割部2から供給された(3×3)ブロックの各画素値から最小値MINが減算され、9画素の正規化された画素値(各画素値から最小値MINが除去された値)が生成される。その正規化された各画素値は、量子化部8へ供給される。量子化ステップ幅算出部7において、供給されたダイナミックレンジDRに基づいて量子化ステップ幅Δが算出され、算出された量子化ステップ幅Δが量子化部8に供給される。量子化部8において、供給される量子化ステップ幅Δで、9画素の正規化された各画素値の量子化が行われる。その各画素における(3×3)ブロックの9画素の量子化値qは、フレーミング部15に供給される。
【0016】
また、クラス分類予測演算部9は、供給されたダイナミックレンジDRからダイナミックレンジの予測値DR´を推定する。ここでは、一例として、nブロック前のダイナミックレンジをDRn と表す。クラス分類予測演算部9は、クラス毎に予め学習により求められている予測係数y1 、y2 、y3 とが記憶されているメモリを有し、供給されたダイナミックレンジの周辺のダイナミックレンジのパターンからクラスを決定し、そのクラスに応じて予測係数y1 、y2 、y3 を読み出す。そして、その読み出された予測係数とすでに供給されているダイナミックレンジDRとを用いて、供給されたダイナミックレンジDRからダイナミックレンジの予測値DR´を推定する。
【0017】
例えば、図2Aの太線で囲まれたブロックのダイナミックレンジDRに対応するダイナミックレンジの予測値DR´を推定する時、その推定対象ブロックに対して、垂直方向における1ブロック上に存在するブロック、垂直方向における1ブロック上でかつ水平方向における1ブロック前に存在するブロック(つまり、左斜め上方向に存在するブロック)および水平方向における1ブロック前に存在するブロックのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3のそれぞれが供給されたダイナミックレンジDRに対応するダイナミックレンジの予測値DR´を推定するために使用される。そして、供給されたダイナミックレンジDRの周辺のダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3のパターンに基づいてクラスが決定され、そのクラスに対応する予め学習により求められている予測係数y1 、y2 、y3 がメモリから読み出される。そして、次式(1)を用いて、ダイナミックレンジの予測値DR´が算出される。
【0018】
DR´=y1 ×DR1 +y2 ×DR2 +y3 ×DR3 (1)
【0019】
さらに、図3を用いて、クラス分類予測演算部9の構成について詳細に説明する。クラス分類予測演算部9に供給されたダイナミックレンジDRは、周辺コード値形成部21に供給される。周辺コード値形成部21は、図2Aに示されるように、供給されたダイナミックレンジDRの周辺の存在する3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3をクラス分類部22に供給する。ダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3は、ダイナミックレンジDRが供給される前に、クラス分類予測演算部9にすでに供給されているので、周辺コード値形成部21にダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3がすでに保持されている。
【0020】
クラス分類部22は、3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3のパターンを検出し、そのパターンに対応するクラスコードを予測係数メモリ23に供給する。クラス分類部22は、1ビットADRC等で構成されており、その場合は、3ビットのクラスコードを出力する。予測係数メモリ23には、予め学習により求められたクラス毎の予測係数が記憶されており、予測係数メモリ23は、供給されたクラスコードをアドレス信号として、そのアドレス信号に対応する予測係数y1 、y2 、y3 を予測演算部24に供給する。また、予測演算部24には、遅延部25を介して3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3が供給され、予測演算部24は、予測係数y1 、y2 、y3 および3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3を用いて、式(1)により、ダイナミックレンジの予測値DR´を算出する。
【0021】
算出された予測値DR´は、図1に示されるように、減算部11に供給される。この減算部11において、供給されたダイナミックレンジDRからダイナミックレンジの予測値DR´の減算を行うことによって、減算結果である残差信号ΔDR(=DR−DR´)が得られる。この残差信号ΔDRは、ダイナミックレンジDRとダイナミックレンジの予測値DR´との差分であるため、0に集中する。0に集中した残差信号ΔDRは、可変長符号化部13へ供給される。可変長符号化部13は、供給された残差信号ΔDRに対してハフマン符号化、ランレングス符号化等の可変長符号化を施すことにより、可変長符号を生成し、この可変長符号をフレーミング部15に供給する。
【0022】
また、クラス分類予測演算部10は、供給された最小値MINから最小値の予測値MIN´を推定する。ここでは、一例として、上述のクラス分類予測演算部9と同様に、nブロック前の最小値をMINn と表す。クラス分類予測演算部10は、クラス毎に予め学習により求められている予測係数x1 、x2 、x3 とが記憶されているメモリを有し、供給された最小値の周辺の最小値のパターンからクラスを決定し、そのクラスに応じて予測係数x1 、x2 、x3 を読み出す。そして、その読み出された予測係数とすでに供給されている最小値MINとを用いて、供給された最小値MINから最小値MINの予測値MIN´を推定する。
【0023】
例えば、図2Bの太線で囲まれたブロックの最小値MINに対応する最小値の予測値MIN´を推定する時、その推定対象ブロックに対して、垂直方向における1ブロック上に存在するブロック、垂直方向における1ブロック上でかつ水平方向における1ブロック前に存在するブロック(つまり、左斜め上方向に存在するブロック)および水平方向における1ブロック前に存在するブロックの最小値MIN1 、MIN2 およびMIN3 のそれぞれが供給された最小値MINに対応する最小値の予測値MIN´を推定するために使用される。そして、供給された最小値MINの周辺の最小値MIN1、MIN2およびMIN3のパターンに基づいてクラスが決定され、そのクラスに対応する予め学習により求められている予測係数x1 、x2 、x3 がメモリから読み出される。そして、次式(2)を用いて、最小値の予測値MIN´が算出される。
【0024】
MIN´=x1 ×MIN1 +x2 ×MIN2 +x3 ×MIN3 (2)
【0025】
さらに、図3を用いて、クラス分類予測演算部10の構成について詳細に説明する。クラス分類予測演算部10に供給された最小値MINは、周辺コード値形成部21に供給される。周辺コード値形成部21は、図2Bに示されるように、供給された最小値MINの周辺の存在する3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3をクラス分類部22に供給する。最小値MIN1、MIN2およびMIN3は、最小値MINが供給される前に、クラス分類予測演算部10にすでに供給されているので、周辺コード値形成部21に最小値MIN1、MIN2およびMIN3がすでに保持されている。
【0026】
クラス分類部22は、3つの最小値MIN1、最小値2および最小値3のパターンを検出し、そのパターンに対応するクラスコードを予測係数メモリ23に供給する。クラス分類部22は、1ビットADRC等で構成されており、その場合は、3ビットのクラスコードを出力する。予測係数メモリ23には、予め学習により求められたクラス毎の予測係数が記憶されており、予測係数メモリ23は、供給されたクラスコードをアドレス信号として、そのアドレス信号に対応する予測係数x1 、x2 、x3 を予測演算部24に供給する。また、予測演算部24には、遅延部25を介して3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3が供給され、予測演算部24は、予測係数x1 、x2 、x3 および3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3を用いて、式(2)により、最小値の予測値MIN´を算出する。
【0027】
算出された予測値MIN´は、図1に示されるように、減算部12に供給される。この減算部12において、最小値MINから最小値の予測値MIN´の減算を行うことによって、減算結果である残差信号ΔMIN(=MIN−MIN´)が得られる。この残差信号ΔMINは、最小値MINと最小値の予測値MIN´との差分であるため、0に集中する。0に集中した残差信号ΔMINは、可変長符号化部14へ供給される。可変長符号化部14は、供給された残差信号ΔMINを、ハフマン符号化、ランレングス符号化等の可変長符号化を施すことにより、可変長符号を生成し、この可変長符号をフレーミング部15に供給する。
【0028】
フレーミング部15は、量子化部8からの量化値q、可変長符号化部13からのダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRの可変長符号および可変長符号化部14からの最小値MINの残差信号ΔMINの可変長符号をフレーミング化し、フレーミング化信号をエラー訂正符号付加部16に供給する。エラー訂正符号付加部16は、フレーミング化信号にエラー訂正符号を付加して、変調部17に供給する。変調部17は、、エラー訂正符号が付加されたフレーミング信号を、EFM変調方式等の変調方式を用いて変調する。
【0029】
そして、この変調された信号が記録部18に供給され、記録部18において、ディスクなどの記録媒体19Mに記録される。また、伝送路19Tを介して変調された信号を伝送する場合、この発明は、記録部18の代わりに伝送部で構成される。そして、変調部17は、伝送に最適な変調方法を用いて、エラー訂正符号が付加されたフレーミング信号を変調し、伝送部を介して、伝送路19Tに供給するようにする。なお、フレーミング技術および変調技術に関しては、すでに、多数の技術が知られているので、ここでは省略するが、どのような技術を用いてもよい。以上の構成により、付加コードを圧縮することにより、高圧縮な画像信号の伝送が可能となる。
【0030】
ここで、上述の一実施例では、クラス分類予測演算部9において、ダイナミックレンジの予測値DR´が算出され、クラス分類予測演算部10において、最小値の予測値MIN´が算出されるように、各々独立に予測値が推定される構成である。しかしながら、ダイナミックレンジDRと最小値MINとの相関を利用して、ダイナミックレンジの予測値DR´および最小値の予測値MIN´を求めるようにしてもよい。
【0031】
図4は、ダイナミックレンジDRと最小値MINとの相関を利用して、ダイナミックレンジの予測値DR´および最小値の予測値MIN´を求める第2の実施例の画像符号化装置を示している。なお、第2の実施例の画像符号化装置を説明するにあたり、第1の実施例の画像符号化装置と同一の部分には同一符号を付し、その説明は、省略する。
【0032】
すなわち、図4に示すように、ダイナミックレンジDRおよび最小値MINがクラス分類予測演算部20に供給され、クラス分類則予測演算部20は、ダイナミックレンジDRおよび最小値MINの相関性を利用して、ダイナミックレンジの予測値DR´および最小値の予測値MIN´を算出する。つまり、クラス分類予測演算部20において、ダイナミックレンジの予測値DR´は、次式(3)から算出され、最小値の予測値MIN´は、次式(4)から算出される。
【0033】
DR´=y1 ×MIN1 +y2 ×MIN2 +y3 ×MIN3 +y4 ×DR1 +y5 ×DR2 +y6 ×DR3 (3)
【0034】
MIN´=x1 ×MIN1 +x2 ×MIN2 +x3 ×MIN3 +x4 ×DR1 +x5 ×DR2 +x6 ×DR3 (4)
【0035】
但し、この場合、図2Cに示すように、MIN1 とDR1 、MIN2 とDR2 、MIN3 とDR3 は、それぞれ同一ブロックの値であり、それぞれの値が存在するブロック位置は、上述した第1の実施例と同一の位置である。つまり、クラス分類予測演算部20は、クラス毎に、予め学習により求められているダイナミックレンジの予測値DR´を求めるための予測係数y1 、y2 、y3 、y4 、y5 、y6 および最小値の予測値MIN´を求める予測係数x1 、x2 、x3 、x4 、x5 、x6 とが記憶されているメモリを有している。
【0036】
そして、供給されたダイナミックレンジおよび最小値の周辺のダイナミックレンジDR1 、DR2 およびDR3 および最小値MIN1 、MIN2 およびMIN3 のパターンからクラスを決定し、そのクラスに応じて予測係数y1 、y2 、y3 、y4 、y5 、y6 および予測係数x1 、x2 、x3 、x4 、x5 、x6 とを読み出す。そして、その読み出された予測係数(y1 〜y6 )とすでに供給されているダイナミックレンジDR(DR1 〜DR3 )および最小値MIN(MIN1 〜MIN3 )を用いて、式(3)により、ダイナミックレンジの予測値DR´を推定する。また、その読み出された予測係数(x1 〜x6 )とすでに供給されているダイナミックレンジDR(DR1 〜DR3 )および最小値(MIN1 〜MIN3 )を用いて、式(4)により、最小値の予測値MIN´を推定する。
【0037】
さらに、図5を用いて、クラス分類予測演算部20の構成について詳細に説明する。クラス分類予測演算部20に供給されたダイナミックレンジDRおよび最小値MINは、周辺コード値形成部21に供給される。周辺コード値形成部21は、図2Cに示されるように、供給されたダイナミックレンジDRの周囲に存在する3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と供給された最小値MINの周辺の存在する3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3をクラス分類部22に供給する。ダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と最小値MIN1、MIN2およびMIN3は、ダイナミックレンジDRと最小値MINが供給される前に、クラス分類予測演算部20にすでに供給されているので、周辺コード値形成部21にダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と最小値MIN1、MIN2およびMIN3がすでに保持されている。
【0038】
クラス分類部22は、3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と3つの最小値MIN1、最小値2および最小値3のパターンを検出し、そのパターンに対応するクラスコードを予測係数メモリ26および予測係数メモリ28に供給する。クラス分類部22は、1ビットADRC等で構成されており、その場合は、6ビットのクラスコードを出力する。予測係数メモリ26には、予め学習により求められたクラス毎のダイナミックレンジの予測値DR´を推定するための予測係数が記憶されており、予測係数メモリ26は、供給されたクラスコードをアドレス信号として、そのアドレス信号に対応する予測係数y1 、y2 、y3 、y4 、y5 、y6 を予測演算部27に供給する。また、予測係数メモリ28には、予め学習により求められたクラス毎の最小値の予測値MIN´を推定するための予測係数が記憶されており、予測係数メモリ28は、供給されたクラスコードをアドレス信号として、そのアドレス信号に対応する予測係数x1 、x2 、x3 、x4 、x5、x6 を予測演算部29に供給する。
【0039】
予測演算部27には、遅延部25を介して3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3が供給され、予測演算部24は、予測係数y1 、y2 、y3 、y4 、y5 、y6 および3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3を用いて、式(3)により、ダイナミックレンジの予測値DR´を算出する。予測演算部29には、遅延部25を介して3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3が供給され、予測演算部29は、予測係数x1 、x2 、x3 、x4 、x5 、x6 および3つのダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3と3つの最小値MIN1、MIN2およびMIN3を用いて、式(4)により、最小値のの予測値MIN´を算出する。そして、その算出されたダイナミックレンジの予測値DR´および最小値の予測値MIN´が図4に示されるように、減算部11および12にそれぞれ供給される。
【0040】
この第1および第2の実施例では、ダイナミックレンジの残差信号ΔDRと最小値の残差信号ΔMINとがそれぞれ可変長符号化がなされ、この可変長符号化されたダイナミックレンジの残差信号ΔDRと最小値の残差信号ΔMINとが付加コードとして(3×3)ブロックの9個の量子化値qと共に伝送されるが、この伝送される付加コードは、この最小値の残差信号ΔMINとダイナミックレンジの残差信号ΔDRに限らず、最大値の残差信号ΔMAXと最小値の残差信号ΔMINとを付加コードとすることも可能であり、最大値の残差信号ΔMAXとダイナミックレンジの残差信号ΔDRとを付加コードとすることも可能である。以上の構成により、付加コードを圧縮することにより、高圧縮な画像信号の伝送が可能となる。
【0041】
なお、好ましくは、第1および第2の実施例、並びに後述する実施例において、初期データとして付加コードの真値が伝送され、また、誤差の伝播を防止するために周期的に付加コードの真値が伝送される。
【0042】
次に、上述した第1および第2の実施例の画像符号化装置のクラス分類予測演算部9、10および20において用いられる予測係数について説明する。クラス分類予測演算部9、10および20において用いられる予測係数は、予め学習により作成される。ここで、供給されるダイナミックレンジDR、最小値MINに対応するクラス毎の予測係数を生成する際の学習の手順について説明する。ここでは、説明を容易とするため、クラス分類予測演算部9において、ダイナミックレンジの予測値DR´を推定するときに用いられる予測係数x1 、x2 、x3 の生成方法について述べる。式(1)の線形1次結合モデルに基づく予測係数x1 、x2 、x3 は、最小自乗法により生成される。最小自乗法は、以下に述べるように適用される。
【0043】
学習時における一般化した例として、Xを入力データ(式(1)においてはDR1 、DR2 、DR3 )、Wを予測係数(式(1)においてはx1 、x2 、x3 )、Yを予測値(式(1)においてはDR´)として次式(5)を考える。
観測方程式; XW=Y (5)
【0044】
【数1】
Figure 0003903496
【0045】
この観測方程式により収集されたデータに対して最小二乗法を適用する。式(1)の例では、n=3で、mが学習データ数となる。式(5)および(6)の観測方程式をもとに、次式(7)の残差方程式を考える。
【0046】
【数2】
Figure 0003903496
【0047】
式(7)の残差方程式から、各予測係数wi の最確値は、誤差の二乗和を最小にする条件が成り立つ場合と考えられる。誤差の二乗和は、次の数式で示される。
【0048】
【数3】
Figure 0003903496
【0049】
すなわち、次式(8)の条件を考慮すれば良いわけである。
【0050】
【数4】
Figure 0003903496
【0051】
式(8)のiに基づく条件を考え、これを満たすw1 、w2 、‥‥、wn を算出すれば良い。そこで、残差方程式の式(7)から次式(9)が得られる。
【0052】
【数5】
Figure 0003903496
式(8)と式(9)により次式(10)が得られる。
【0053】
【数6】
Figure 0003903496
そして、式(7)と式(10)から正規方程式として次式(11)が得られる。
【0054】
【数7】
Figure 0003903496
【0055】
式(11)の正規方程式は、未知数の数nと同じ数の方程式を立てることが可能であるので、各wi の最確値を求めることができる。そして、掃き出し法(Gauss-Jordanの消去法)を用いて連立方程式を解く。したがって、この上述した方法を用いて、予測係数を各クラス毎に求める。
【0056】
ここで、この最小自乗法を用いた学習をソフトウェアで行う一例を図6のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS1の学習データ形成において、予測係数wiを学習するために、既に知られている画像に対応した学習データが生成される。つまり、第1の実施例において、ダイナミックレンジの予測値DR´を推定する場合は、学習対象のダイナミックレンジDRが生成され、最小値の予測値MIN´を推定する場合は、学習対象の最小値MINが生成される。また、第2の実施例の場合は、ダイナミックレンジDRおよび最小値MINの両方が学習対象となる。なお、このように学習データを生成する際には、1つの画像のみを用いるのではなく、複数の画像を用いて多数の画像データを生成すれば、より正確な予測係数を得ることができる。
【0057】
ステップS2において、ステップS1で生成した学習データの数が予測係数を得るために必要なだけ生成されたか否かを判定する。学習データ数が満たないと判定された場合にはステップS3を実行する。ステップS3のクラス決定において、学習データをクラス分類する。クラス分類は、まず、3個の周辺コード値からクラスが決定される。3個の周辺コード値は、例えば、その推定対象ブロックに対応する値に対して、垂直方向における1ブロック上に存在するブロックに対応する値、垂直方向における1ブロック上でかつ水平方向における1ブロック前に存在するブロック(つまり、左斜め上方向に存在するブロック)に対応する値および水平方向における1ブロック前に存在するブロックに対応する値である。つまり、クラス分類予測演算部9では、上述した3個の周辺位置のブロックのDRを使用し、クラス分類予測演算部10では、上述した3個の周辺位置のブロックのMINを使用する。
【0058】
また、クラス分類予測演算部20では、上述した3個の周辺位置のブロックのDRとMINを使用する。次に、ステップS4の正規方程式生成において、各クラス毎に式(11)に示す正規方程式を生成する。データ終了の判定のステップ2において、学習対象データ数の終了が確認されるまで、正規方程式の生成プロセスが繰り返される。
【0059】
そして、学習対象データ数の終了が確認された場合、このステップS2(データ終了)からステップS5の予測係数決定へ制御が移る。ステップS5(予測係数決定)では、多くの学習データより生成された、クラス毎の式(11)の正規方程式が解かれる。その連立方程式の解法として、この一例では、上述した掃き出し法が用いられる。こうして得られた各クラス毎の予測係数は、ステップS6の予測係数登録において、クラス別にアドレス分割されたROM等の記憶部に登録される。このような学習過程により、クラス分類適応予測演算部の予測係数が生成される。
【0060】
次に、図1の第1の実施例の画像符号化装置に対応する画像復号装置について、図7を用いて説明する。再生部31は、記録媒体19Mに記録されている記録信号を再生し、その再生された信号を復調部32に供給する。また、伝送路19Tから伝送信号が供給される場合は、再生部31の代わりの受信部が伝送路19Tから伝送されてきた伝送信号を受信し、その受信信号を復調部32に供給する。復調部32は、画像復号装置において、変調された方法と対応する復調方法を用いて、供給された信号を復調し、その復調された信号をエラー訂正およびエラー修整部33に供給する。エラー訂正およびエラー修整部33は、エラー訂正符号を用いてエラー訂正し、エラー訂正できない信号に対してエラー修整を施し、フレーム分解部34に供給する。
【0061】
フレーム分解部34は、供給されたフレーム分解前の信号を量子化値q、ダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRの可変長符号および最小値MINの残差信号ΔMINの可変長符号に分解する。量子化値qは、(3×3)ブロック毎に復号部41に供給される。また、ダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRの可変長符号は、可変長復号部35に供給され、最小値MINの残差信号ΔMINの可変長符号は、可変長復号部36に供給される。
【0062】
可変長復号部35は、図1の可変長符号化部13と対応しており、供給されたダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRの可変長符号(ハフマン復号、ランレングス復号等)に対して可変長復号を施すことにより、ダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRを得る。
【0063】
そして、そのダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRは、加算部37の一端に供給され、加算部37は、供給されたダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRに、他端に供給されたダイナミックレンジの予測値DR´を加算することにより、ダイナミックレンジDRを得る。つまり、ダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRは、ダイナミックレンジDRとダイナミックレンジの予測値DR´の差分であるため、ダイナミックレンジDRは、ダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRとダイナミックレンジの予測値DR´との加算により得られる。加算部37により得られたダイナミックレンジDRは、クラス分類予測演算部39および復号部41に供給される。
【0064】
クラス分類予測演算部39は、供給されたダイナミックレンジDRからダイナミックレンジの予測値DR´を推定する。このクラス分類予測演算部39は、図1のクラス分類予測演算部9と同一の構成である。クラス分類予測演算部39は、クラス毎に予め学習により求められている予測係数y1 、y2 、y3 が記憶されているメモリを有し、供給されたダイナミックレンジの周辺のダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3のパターンからクラスを決定し、そのクラスに応じて予測係数y1 、y2 、y3 を読み出す。そして、その読み出された予測係数y1 、y2 、y3 とすでに供給されているダイナミックレンジDR1、DR2およびDR3を用いて、式(1)により、供給されたダイナミックレンジDRからダイナミックレンジの予測値DR´を推定する。そして、そのダイナミックレンジの予測値DR´が加算部37に他端に供給される。
【0065】
可変長復号部36は、図1の可変長符号化部14と対応しており、供給された最小値MINの残差信号ΔMINの可変長符号(ハフマン復号、ランレングス復号等)に対して可変長復号を施すことにより、最小値MINの残差信号ΔMINを得る。
【0066】
そして、その最小値MINの残差信号ΔMINは、加算部38の一端に供給され、加算部38は、供給された最小値MINの残差信号ΔMINに、他端に供給された最小値の予測値MIN´を加算することにより、最小値MINを得る。つまり、最小値MINの残差信号ΔMINは、最小値MINと最小値の予測値MIN´の差分であるため、最小値MINは、最小値MINの残差信号ΔMINと最小値の予測値MIN´との加算により得られる。加算部38により得られた最小値MINは、クラス分類予測演算部40および加算部42に供給される。
【0067】
クラス分類予測演算部40は、供給された最小値MINから最小値の予測値MIN´を推定する。このクラス分類予測演算部40は、図1のクラス分類予測演算部10と同一の構成である。クラス分類予測演算部40は、クラス毎に予め学習により求められている予測係数x1 、x2 、x3 とが記憶されているメモリを有し、供給された最小値の周辺の最小値MIN1、MIN2およびMIN3のパターンからクラスを決定し、そのクラスに応じて予測係数x1 、x2 、x3 を読み出す。そして、その読み出された予測係数x1 、x2 、x3 とすでに供給されている最小値MIN1、MIN2およびMIN3を用いて、式(2)により、供給された最小値MINから最小値の予測値MIN´を推定する。そして、その最小値の予測値MIN´が加算部38に他端に供給される。
【0068】
復号部41には、ダイナミックレンジDRと(3×3)ブロックの量子化値qが供給され、復号部41は、ダイナミックレンジDRを基づいて各量子化値qを逆量子化する。逆量子化された得られた値は、加算部42に供給される。加算部42は、逆量子化された得られた値に最小値MINを加算することにより、(3×3)ブロックの復号画素値を得る。この(3×3)ブロックの復号画素値が時系列変換部43に供給され、時系列変換部43において、ブロック単位の復号画素値が時系列の復号画素値に変換され出力される。
【0069】
以上の構成により、付加コードが圧縮された場合においても、高画質の画像信号を得ることができる。
【0070】
次に、図4の第2の実施例の画像符号化装置に対応する画像復号装置について、図8を用いて説明する。なお、第2の実施例の画像符号化装置に対応する画像復号装置を説明するにあたり、第1の実施例の画像符号化装置(図7)に対応する画像復号装置と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0071】
図8に示されるように、可変長復号部35からのダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRは、加算部37の一端に供給され、加算部37は、供給されたダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRに、他端に供給されたダイナミックレンジの予測値DR´を加算することにより、ダイナミックレンジDRを得る。つまり、ダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRは、ダイナミックレンジDRとダイナミックレンジの予測値DR´の差分であるため、ダイナミックレンジDRは、ダイナミックレンジDRの残差信号ΔDRとダイナミックレンジの予測値DR´との加算により得られる。加算部37により得られたダイナミックレンジDRは、クラス分類予測演算部44および復号部41に供給される。
【0072】
また、可変長復号部36からの最小値MINの残差信号ΔMINは、加算部38の一端に供給され、加算部38は、供給された最小値MINの残差信号ΔMINに、他端に供給された最小値の予測値MIN´を加算することにより、最小値MINを得る。つまり、最小値MINの残差信号ΔMINは、最小値MINと最小値の予測値MIN´の差分であるため、最小値MINは、最小値MINの残差信号ΔMINと最小値の予測値MIN´との加算により得られる。加算部38により得られた最小値MINは、クラス分類予測演算部44および加算部42に供給される。
【0073】
ダイナミックレンジDRおよび最小値MINが供給されたクラス分類予測演算部44は、ダイナミックレンジDRおよび最小値MINの相関性を利用して、ダイナミックレンジの予測値DR´および最小値の予測値MIN´を推定する。また、クラス分類予測演算部44は、図4のクラス分類予測演算部20と同一の構成であり、クラス分類則演算部44において、ダイナミックレンジの予測値DR´は、上述の式(3)から算出され、最小値の予測値MIN´は、上述の式(4)から算出される。
【0074】
つまり、クラス分類予測演算部44は、クラス毎に、予め学習により求められているダイナミックレンジの予測値DR´を求めるための予測係数y1 、y2 、y3 、y4 、y5、y6 および最小値の予測値MIN´を求める予測係数x1 、x2 、x3 、x4 、x5 、x6 とが記憶されているメモリを有している。そして、供給されたダイナミックレンジおよび最小値の周辺のダイナミックレンジDR1 、DR2 およびDR3 および最小値MIN1 、MIN2 およびMIN3 のパターンからクラスを決定し、そのクラスに応じて予測係数y1 、y2 、y3 、y4 、y5 、y6 および予測係数x1 、x2 、x3 、x4 、x5 、x6 とを読み出す。そして、その読み出された予測係数(y1 〜y6 )とすでに供給されているダイナミックレンジDR(DR1 〜DR3 )および最小値MIN(MIN1 〜MIN3 )を用いて、式(3)により、ダイナミックレンジの予測値DR´を推定する。また、その読み出された予測係数(x1 〜x6 )とすでに供給されているダイナミックレンジDR(DR1 〜DR3 )および最小値(MIN1 〜MIN3 )を用いて、式(4)により、最小値の予測値MIN´を推定する。そして、算出されたダイナミックレンジの予測値DR´が加算部37の他端に供給され、算出された最小値の予測値MIN´が加算部38の他端に供給される。
【0075】
以上の構成により、付加コードが圧縮された場合においても、高画質の画像信号を得ることができる。
【0076】
以上の構成により、付加コードが圧縮された場合においても、高画質の画像信号を得ることができる。
【0077】
た、この発明は、量子化ステップ幅を制御することによって、発生データ量を制御するバッファリングの構成を有する装置に対しても適用することができる。
【0078】
また、図9に示す画像符号化装置では、減算部6において、画素値から最小値MINを減算しているが、最大値MAXから画素値を減算しても良い。さらに、図13に示す例において、減算部6において画素値から最小値MINを減算しても良い。
【0079】
さらに、この発明のブロック分割部は、入力画像信号を(3×3)ブロックの2次元ブロックに分割しているが、この発明はこれに限らず、(3×3)ブロック以外のブロックで構成されてもよいし、また、入力画像信号を3次元ブロックで構成してもよい。
【0080】
さらに、この発明は、クラス毎に予測係数が記憶された予測係数メモリを設けるとともに、予測係数メモリからの予測係数と周辺コード値とを用いて、予測演算を行う予測演算部を設けて、入力されたコード値に対応する予測値を出力する場合について述べたが、この発明はこれに限らず、予測係数メモリと予測演算部に換えて、クラス毎に予測値が記憶された予測値メモリを設けることも可能である。その場合、予測値に記憶される予測値は、予め学習により求められており、クラス分類適用予測部の出力値に対応する。
【0081】
このような方法は、例えば、本出願人により特開平5−328185号公報において提案されている。実際に、このような予測値を求める方法として、加重平均を用いた学習方法がある。また、他の方法として、正規化による学習方法がある。
【0082】
【発明の効果】
この発明は、各ブロックの付加情報を圧縮することにより、画像信号の高圧縮を実現でき、かつ付加情報が圧縮されていない復元信号と同等の品質を復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による画像符号化装置の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】 第1または第2に実施例におけるクラス分類予測演算部を説明するために使用する略線図である。
【図3】 第1の実施例におけるクラス分類予測演算部の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明による画像符号化装置の第2の実施例を示すブロック図である。
【図5】 第2の実施例におけるクラス分類予測演算部の構成を示すブロック図である。
【図6】 クラス分類予測演算部の係数の学習の一例を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の第1の実施例に対応する画像復号装置を示すブロック図である。
【図8】 この発明の第2の実施例に対応する画像復号装置を示すブロック図である。
【図9】 従来のADRCを使用した画像符号化装置のブロック図である。
【図10】 従来のADRCを使用した画像復号装置のブロック図である。
【符号の説明】
3・・・ブロックの最大値を検出する検出部、4・・・ブロックの最小値を検出する検出部、8・・・正規化された画素値を量子化する量子化部、9,10・・・クラス分類予測演算部、11,12・・・減算部、13,14・・・可変長符号化部

Claims (4)

  1. 入力ディジタル画像信号を発生データを少なくするように符号化する画像符号化方法において、
    上記入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割するステップと、
    上記ブロック毎に、上記ブロック内の上記複数画素の最大値と上記複数画素の最小値を検出するステップと、
    上記最大値および上記最小値の差であるダイナミックレンジを検出するステップと、
    上記ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された上記複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生するステップと、
    符号化の対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのクラス分類ステップと、
    上記ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、上記クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と上記符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、上記付加情報の予測値を発生するステップと、
    上記付加情報と上記付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成するステップと、
    上記付加情報の差分を可変長符号化するステップと、
    上記可変長符号化された上記付加情報の差分を上記符号化信号と共に伝送するステップとを有することを特徴とする画像符号化方法。
  2. 入力ディジタル画像信号を発生データを少なくするように符号化する画像符号化装置において、
    上記入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割する分割部と、
    上記ブロック毎に、上記ブロック内の上記複数画素の最大値と上記複数画素の最小値を検出する検出部と、
    上記最大値および上記最小値の差であるダイナミックレンジを検出する検出部と、
    上記ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された上記複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生する符号化部と、
    符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのクラス分類部と、
    上記ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、上記クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と上記符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、上記付加情報の予測値を発生する発生部と、
    上記付加情報と上記付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成する減算部と、
    上記付加情報の差分を可変長符号化する可変長符号化部と、
    上記可変長符号化された上記付加情報の差分を上記符号化信号と共に伝送する伝送部ととを有することを特徴とする画像符号化装置。
  3. 入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割し、上記ブロック毎に、上記ブロック内の上記複数画素の最大値と上記複数画素の最小値を検出し、上記最大値および上記最小値の差であるダイナミックレンジを検出し、上記ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された上記複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生し、符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定し、上記ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、上記クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と上記符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、上記付加情報の予測値を発生し、上記付加情報と上記付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成し、上記付加情報の差分を可変長符号化し、上記可変長符号化された上記付加情報の差分を上記符号化信号と共に伝送する画像符号化方法の画像復号方法において、
    上記符号化信号と、上記可変長符号化された上記付加情報の差分を受信するステップと、
    上記符号化付加コードを可変長復号して、上記付加情報の差分を生成するステップと、
    記付加情報の差分ブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのステップと、
    上記ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、上記クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と上記復号対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、上記付加情報の予測値を発生するステップと、
    上記付加情報の差分と上記付加情報の予測値とから付加情報を生成するステップと、
    生成された上記付加情報を用いて、上記符号化信号を逆量子化し、符号化時に正規化に使用した上記ダイナミックレンジを規定する値を上記逆量子化出力に対して加算することによって、ブロック内の複数画素の各値を復号するステップとを有することを特徴とする画像復号方法。
  4. 入力ディジタル画像信号を複数画素からなるブロックに分割し、上記ブロック毎に、上記ブロック内の上記複数画素の最大値と上記複数画素の最小値を検出し、上記最大値および上記最小値の差であるダイナミックレンジを検出し、上記ダイナミックレンジを規定する値を用いて正規化された上記複数画素の各値を量子化し、符号化信号を発生し、符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定し、上記ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、上記クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と上記符号化対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、上記付加情報の予測値を発生し、上記付加情報と上記付加情報の予測値とから付加情報の差分を生成し、上記付加情報の差分を可変長符号化し、上記可変長符号化された上記付加情報の差分を上記符号化信号と共に伝送する画像符号化方法の画像復号装置において、
    上記符号化信号と、上記可変長符号化された上記付加情報の差分を受信する受信部と、
    上記符号化付加コードを可変長復号して、上記付加情報の差分を生成する可変長復号部と、
    上記復号対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報からクラスを決定するためのクラス分類部と、
    上記ブロック毎に発生する最大値、最小値またはダイナミックレンジの内の二つの値からなる付加情報に対応する、予測値と真値との誤差を最小とするような、上記クラス毎に予め学習によって求められ、格納されている係数と上記復号対象のブロックの周辺に存在する複数のブロックの付加情報とに基づく積和演算によって、上記付加情報の予測値を発生する発生部と、
    上記付加情報の差分と上記付加情報の予測値とから付加情報を生成する加算部と、
    生成された上記付加情報を用いて、上記符号化信号を逆量子化し、符号化時に正規化に使用した上記ダイナミックレンジを規定する値を上記逆量子化出力に対して加算することによって、ブロック内の複数画素の各値を復号する復号部とを有することを特徴とする画像復号装置。
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