JP3902779B2 - 都市間ディスパッチ・グループ・コールのための方法及び装置 - Google Patents

都市間ディスパッチ・グループ・コールのための方法及び装置 Download PDF

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Description

本出願は、同一日付に出願され本願とともに係属中の「都市間ディスパッチ・プライベート・コールのための方法及び装置」と題する、本出願の譲受人に譲渡された出願に関するものであり、参照により本開示に援用される。
本発明は一般に通信システムに関し、より詳細には都市間ディスパッチ通信システムに関する。
今日のセルラー方式により提供される相互接続サービスと異なり、ディスパッチ・サービスは従来から双方向無線システムによって提供されてきた。このようなサービスにより、利用者は今日のセルラー方式を使用して困難な、またはコストの掛かる方法で通信することになる。例えばディスパッチ・グループ・コール・サービスを利用すると、利用者は一グループの人々と、通常単に「押して話す」(push−to−talk:PTT)ボタンを押すだけで同時かつ瞬時に通信が出来る。セルラー方式では、そのようなコールは瞬時には起こらない。この理由は、3方向コールを行なうためにいずれの電話番号もダイヤルする必要があるか、或いは電話会議を設定するために調整が必要となるためである。ディスパッチ・グループ・コールはグループとして共に働き、頻繁に互いが同時に話す必要のある或る一団の人々にとって理想的である。
同じように、ディスパッチ個別コール・サービス(通常、プライベート・コールまたはコール・アラート)によって、利用者は、別の利用者と迅速かつ同時に通信することができる。この特徴は一緒に働いていても互いが直接話すことができない2人の人にとって理想的である。会話にはワイヤレス電話コールがより適切であると考えられる場合、2人の人が働いているときに交わされる2人の間の短いメッセージはディスパッチ個別コール・サービスにより一層簡単になる。
現在、モトローラの「iDEN」方式はこのようなディスパッチ・サービスを提供するが、この提供は都市エリアと呼ばれる限られたサービスエリア内のみに限定される。このように、「iDEN」利用者は現在、同じ都市エリアに位置する他の利用者に対してディスパッチ・グループ・コール及びディスパッチ・プライベート・コールを行なうことができる。しかしながら、これらの利用者の内の一人が都市エリアを離れて(例えば別の都市に旅行する)新規の都市エリアで登録する場合、前の都市エリアに居たときに利用者に提供されていたディスパッチ・サービスはもはや利用できない。
従って、都市間ディスパッチ・サービスを提供する方法及び装置が必要となる。
都市間ディスパッチ・サービスの提供に対するニーズに対処するために、都市間ディスパッチ・グループ・コールをサポートする実施形態を開示する。制御ネットワーク装置におけるコール制御により、ローカル都市エリア及びリモート都市エリアの双方におけるディスパッチ・サービスを管理することができる。都市エリア境界をまたがってのこのようなグループ・コール・サービスの管理を可能にするコール・フロー実施形態について詳細に記載する。
開示する実施形態は、図1,2を参照することにより一層深く理解されるものと考えられる。図1は本発明の一実施形態による通信システム100のブロック図を示したものである。システム100は、イリノイ州シャウムバーグに本拠を置くモトローラ社が供給す
る市販の「iDEN」通信システムを備え、このシステムは構成要素としての都市エリアに分割される。都市エリア101,151が図1に示されるが、この技術分野の当業者であればシステム100は、図示のエリアに都市エリアを追加できることが理解できるであろう。都市エリアは通常、地理的に明確に離れた領域にサービスを提供する「iDEN」システムを指すが、この技術分野の当業者であれば都市エリアが別のタイプのシステム(または非「iDEN」装置)を指すことができることも理解できると考えられ、この場合の別タイプのシステムは都市間インタフェースをサポートすることにより「iDEN」以外のシステムとの接続を行なう。
システム100はディスパッチ制御装置(DC)として機能し、「iDEN」ホーム・ロケーション・レジスタ(IHLR)150のインタフェースとなる「iDEN」ディスパッチ・アプリケーション・プロセッサ(DAP)110,111,160,161を備える。DAPはまた、ベースサイト、すなわち「iDEN」色を強めたベース・トランシーバ・システム(EBTS)120,121,170,171のインタフェースとなる。図1に示すように、EBTS120,121,170及び171は無線サービスを移動局140,141,190及び191にそれぞれ提供する。しかしながら、本発明は移動する通信ユニットに限定されない。例えば、通信ユニットはシステム100に無線接続されるコンピュータ、またはシステム100にインターネットを通して接続されるコンピュータを含む。DAP110,111,160,161はまた、「iDEN」ディスパッチ・アクセス制御装置(Dispatch Access Controller:IDAC)130,131,180,181との接続を行い、これらの制御装置によりシステム100における都市エリア101と都市エリア151との間の都市間接続が可能となる。
この技術分野の当業者であれば、図1がシステム100が動作するために必要なネットワーク装置及び装置構成要素の全てを示してはいないことがわかるであろう。図1は本発明の実施形態の記載に特に関連するこれらのシステム構成要素を簡易化した図を示しているに過ぎない。例えば、DAP110,111,160,161はそれぞれディスパッチ制御装置であり、これらの制御装置は共に公知の構成要素であるネットワーク・トランシーバ及びプロセッサを備える。この技術分野の当業者であれば多くの方法により、これらの構成要素の各々が「モトローラ」のような無線通信企業により実現することができる、および/または無線通信企業から購入することができることがわかるであろう。例えば、プロセッサは通常、コンピュータ命令として、および/または回路の中で表現されるアルゴリズムを実行するように設計されるマイクロプロセッサ、メモリ、および/または論理回路のような要素を備える。またプロセッサはネットワーク・トランシーバとの接続を行なって、データ通信ネットワークおよび/または専用通信リンクを通して他の装置と通信することが知られている。アルゴリズム、論理フロー、またはメッセージング・フローが与えられると、この技術分野の当業者であれば、特定の論理を実行し、かつ、必要に応じてネットワーク・トランシーバを通して通信するプロセッサを実現するために多くの設計及び開発技術を使用することができることに気付くものと思われる。さらに、この技術分野の当業者であれば、本発明のディスパッチ制御装置の態様がただ単にDAPの中ではなく、システム100の種々の物理的構成要素の中に、かつ種々の物理的構成要素に亘って実現できることが理解できるであろう。
本発明の実施形態によるシステム100の動作は、図1及び図2を参照して実際に以下に示すように行なわれる。図2は、本実施形態によるシステム構成要素により交換されるメッセージングを示すコール・フローチャートである。MS140の利用者が、MS190の利用者と、ディスパッチ・通話グループのメンバーと、ディスパッチ・グループ・コール・サービスを使用して通話すると仮定する。発信元であるMS140は、サービス・リクエストをそのサービスを提供する側、すなわちEBTS120に送信し、このEBTS120がサービス・リクエストをDAP110にルーティングする。本発明の一実施形
態においては、このルーティングは、MS140に対してサービスを提供するDAPなどの別のDAP110を介して行われ得る。
本発明の一実施形態においては、DAP110は、都市エリア101内の通話グループ用の制御DAPとして指定され得る。同様に、DAP160は、都市エリア151内の通話グループ用の制御DAPとして指定され得る。発信元ユニットであるMS140が都市エリア101内に在るため、ローカル制御DCであるDAP110が、ディスパッチ・グループ・コール用のコール制御DCとなり、都市エリア151内の制御DCであるDAP160が、コール用のリモート制御DCとなる。このように、都市エリア内でディスパッチ制御装置と特定の通話グループとを予めマッピングし、ローカル制御DCをコール制御DCとして選択しておくことは、都市内グループ・コール処理の設計の一例に過ぎない。当然、これに変わって別の方式を採用してもよい。例えば、発信元を問わず、全ての都市内グループ・コール用のコール制御DCとなる都市エリア内のディスパッチ制御装置を予め指定してもよい。このような別法による実施形態では、ホーム・ロケーション・レジスタを使用して、所定の通話グループ用のコール制御DCとなるディスパッチ制御装置を指定し得る。さらに、各都市エリアにおいて、通話グループ用の制御DCを予め指定しておく必要はない。その代わりに、制御DCは、単に当該都市エリアにおいて通話グループのメンバーが登録している第1のディスパッチ制御装置であり得る。
このように、指示された(indicated)通話グループ用のコール制御DCであるDAP110は、ディスパッチ・グループ・コール・リクエストをMS140から受信する。このコール・リクエストの宛先は、通話グループのメンバーであるMS141、MS190およびMS191である。このコール制御DCは、適切なリモート制御DCと連係することによって都市内コールを管理しているため、コール制御DCは、このグループ・コールをサポートするために必要なリモート制御DCがどれであるかを決定する必要がある。本実施形態においては、DAP110は、IHLR150にSEND_GC_ROUTING_REQUESTメッセージを送信して(201)、要求された通話グループにサービスを提供しているリモート制御DCを決定する。本実施形態ではホーム・ロケーション・レジスタへのアクセスを行なうが、他の実施形態は移動情報を含む他のタイプのデータベースまたはキャッシュへのアクセスを含む。
DAP110は、リモート制御DCであるDAP160を識別するIHLR150から、SEND_GC_ROUTING_RESPONSEを受信する(202)。本例においては、1つのリモート制御DCのみがコールに参加しているが、他の都市エリアの通信ユニットが、要求された通話グループのメンバーである場合は、複数のリモート制御DCがコールに参加していてもよい(この複数のリモート制御DCもSEND_GC_ROUTING_RESPONSEメッセージによって識別される)。
通話グループのメンバーにグループ・コール・リクエストを通知するために、通話グループのメンバーが呼び出される。コール制御DCのローカル都市エリアにある通信ユニットについては、コール制御DC(DAP110)が、各通信ユニットにサービスを提供しているDCに、MUGC_LOC_REQUESTメッセージを送信する(203)。本実施形態においては、各通信ユニットは、通信ユニットが存在するロケーション・エリアを追跡しているサービス提供DC(serving DC)を有する。MUGC_LOC_REQUESTメッセージは、サービス提供DCがサービスを提供している通話グループのメンバーの呼び出しロケーション・エリア情報を要求する。DAP111がMS141のサービス提供DCであると仮定すると、DAP110は、DAP111にMUGC_LOC_REQUESTメッセージを送信して、MS141の現在の呼び出しロケーション・エリアを要求する。DAP111は、MS141の現在の呼び出しロケーション・エリアを知らせるMUGC_LOC_RESPONSEメッセージを送信してこれに応答す
る(204)。次にDAP110は、MS141を呼び出す。
コール制御DCのローカル都市エリアにいない通話グループのメンバーについては、コール制御DC(DAP110)は、SEND_GC_ROUTING_RESPONSEメッセージによって識別されたリモート制御DCに、MUGC_PAGE_REQUESTメッセージを送信する(205)。MUGC_PAGE_REQUESTメッセージは、受信したリモート制御DCによってサービスを提供される通話グループのメンバーを呼び出すように求める。本実施形態においては、MUGC_PAGE_REQUESTメッセージによって、都市エリア101におけるディスパッチ・グループ・コールをサポートする搬送ゲートウェイも特定される。コール制御DCに関して前述したように、各リモート制御DCは、通話グループのメンバーを追跡する当該都市エリアのサービス提供DCとの間で、MUGC_LOC_REQUESTメッセージ/MUGC_LOC_RESPONSEメッセージを送受信する。各リモート制御DCは、受信した呼び出しロケーション・エリア情報を使用して、サービスの提供を受けている通話グループのメンバーを呼び出す。DAP161がMS190,191のサービス提供DCであると仮定すると、DAP160は、MUGC_LOC_REQUESTメッセージをDAP161に送信して、MS190,191の現在の呼び出しロケーション・エリアを要求する(206)。DAP161は、MS190,191の現在の呼び出しロケーション・エリアを示すMUGC_LOC_RESPONSEメッセージを送信してこれに応答する。次にDAP160は、MS190,191を呼び出す。
本実施形態においては、呼び出された通信ユニットの1つ以上(必ずしも全ての通信ユニットとは限らない)が応答した場合、リモート制御DCはMUGC_PAGE_RESPONSEメッセージを送信してこれに応答する。このため、DAP160は、MS190またはMS191のいずれかから呼び出し応答を受信すると、DAP110にMUGC_PAGE_RESPONSEメッセージを送信する(208)。別法による実施形態においては、リモート制御DCは、呼び出し応答が受信される前に、もしくは呼び出し応答が受信されなくてもMUGC_PAGE_RESPONSEメッセージを送信し得る。後者の方法では、グループ・コールのセットアップ時間またはアクセス時間を短縮できると考えられる。本実施形態においては、MUGC_PAGE_RESPONSEメッセージは、ディスパッチ・グループ・コールのサポートに必要なチャネル・リソースが都市エリア151内で利用可能であることを示し、特に、コールをサポートするための具体的に搬送ゲートウェイを特定する。コールをサポートするために必要なチャネル・リソースが利用できない場合は、コールがキューイングされて、コールがキューイングされて、リソースが利用可能になるときに、追加のメッセージ交換が必要となる。
DAP110は、コールのためにチャネル・リソースが利用可能であることを示すMUGC_PAGE_RESPONSEメッセージを受信すると、MUGC_STARTメッセージを送信(209)して、DAP160に対して、ディスパッチ・グループ・コールをサポートするためにチャネル・リソースを初期化するように要求する。このため、DAP110とDAP160との双方が、コールの送信に備えて準備をする。コール・セットアップが完了すると(必要な無線チャネルと都市内チャネルとが初期化されるなど)、MS140からMS141,190,191へのグループ・コール送信が実行される。別の都市エリア、すなわちリモート制御DCがMUGC_PAGE_RESPONSEメッセージに応答すると、MUGC_STARTメッセージが送信されて、そのチャネル・リソースの初期化が要求される。呼び出し応答がコール制御DCによって既に受信され、コールが開始されてからMUGC_PAGE_RESPONSEメッセージが受信されてもよいことに留意すること。この場合、DAP160は、同じメッセージ交換によって、アクティブなコールに参加し得る。このように、MUGC_PAGE_RESPONSEメッセージが、グループ・コール中のどの時点で受信されてもよい。例えば、発信者が送信し
ている間に、図に記載されていないリモート制御DCからの応答が受信される可能性がある。
MS140が送信を完了して、これによってコールの第1の送信セッションが完了すると、DAP110は、送信終了の指標(indication)を受信して、DAP160にMUGC_OPEN_CHANメッセージを送信して、MS140の送信が完了したことを知らせる(210)。DAP160は、MUGC_OPEN_CHANメッセージを受信すると、MS140が送信セッションを完了したことをMS190,191に通知する。また、DAP110は、MS140が送信セッションを完了したことをMS141にも通知する。別の都市エリア、すなわちリモート制御DCがコールに参加した場合、MUGC_OPEN_CHANメッセージがこれらのDCの各々にも送信される。
MS140が第1の送信セッションを完了したため、グループ・コールには、通話者が存在しない。説明の都合上、MS190の利用者が通話を希望していると仮定する。MS190の利用者は「押して話す」(push−to−talk)ボタンを押下し、DAP160は、MS190から通話リクエストを受信して、DAP110にMUGC_UPDATE_REQUESTメッセージを送信して、MS190が通話を要求していることを知らせる(211)。DAP110は、MUGC_UPDATE_REQUESTメッセージを受信して、通話特権が割り当てられていない状態のままであるかどうかを判断する。(例えば、MS140が再度通話を要求し、DAP110がMS140に通話特権を既に許可している可能性がある。)未だ特権を許可していない場合は、DAP110は、DAP160にMUGC_CONTメッセージを送信して、送信セッション期間中におけるMS190の通話特権が受け入れられたことを知らせる(212)。DAP160は、MUGC_CONTメッセージを受信すると、MS190に、送信の順番が回ってきたことを知らせる。
MS190が送信を完了して、これによってコールの第2の送信セッションが完了すると、DAP160は、送信終了の指標を受信して、DAP110にMUGC_OPEN_CHANメッセージを送信して、MS190が送信を完了したことを知らせる(213)。DAP110は、MUGC_OPEN_CHANメッセージを受信すると、MS190が送信セッションを完了したことをMS140,141に対して通知する。別の都市エリア、すなわちリモート制御DCがコールに参加した場合、これらのDCの各々にMUGC_OPEN_CHANメッセージを送信する必要がある。また、DAP160は、MS190が送信セッションを完了したことをMS191にも通知する。この時点においては、通話グループのどのMSでも、次の送信者となることができる。MS140,141,190,191のいずれもが、所定の期間(ディスパッチにおいては「待機時間(hang
time)」と呼ばれる)、通話リクエストをしない場合、DAP110は、DAP160にMUGC_CALL_TERMメッセージを送信して、コールを終了するように指示する(214)。
本実施形態においては、コール中に、コール制御DCは、コール状態確認を実施して、コール制御DCとリモート制御DCとのコール状態が同期されているようにする。タイマーが時間切れ(例えば45秒)になるとMUGC_DAP_DAP_CSC_REQメッセージが送信されるため、コールの種々の局面の間に送信される。MUGC_DAP_DAP_CSC_REQメッセージは、コール制御DCからみたコールの状態を示す。コール状態には、「リソース待ち」、「送信先を呼び出し中」、「プレコール開始」「発信元が送信中」、「待機時間」及び「送信先が送信中」などがある。
受信したリモート制御DCは、メッセージのコール状態と、自身が認識しているコール状態とを比較する。受信したコール状態が、現在の状態からみて有効でない場合、受信し
たリモート制御DCは、自身の都市エリア内でコールを切断して、当該リモート制御DCがコールに参加していないことを示す指標をコール制御DCに送信する。コール状態が有効である場合、受信したリモート制御DCは、MUGC_DAP_DAP_CSC_REQメッセージと共にMUGC_DAP_DAP_CSC_RSPメッセージをコール制御DCに送信して、コール状態が同期されていることを示す。
前述の明細書において、本発明は特定の実施形態を参照して記載されてきた。しかしながら、この技術分野の当業者であれば、種々の変形及び変更が添付の請求項に示される本発明の技術思想及び技術範囲から逸脱しない範囲において為し得ることが理解できるであろう。従って、明細書及び図が本発明を制限するものというよりも例示と考えられるべきであり、全てのそのような変形は本発明の技術範囲内に含まれるべきものと考えられる。さらにこの技術分野の当業者であれば、図の構成要素は簡易化のためと明瞭化のために示されていることが理解できよう。
効果、他の利点、及び問題解決法が本発明の特定の実施形態に関連する形で上に記載されてきた。しかしながら、効果、利点、問題解決法、及びこのような効果、利点、または問題解決法をもたらし、またはそれらに至る、或いはそのような効果、利点、または問題解決法をさらに顕著にさせるすべての要素(群)が、必須の、必要な、または基本的な特徴である、或いはいかなる請求項または全ての請求項の要素であると考えられるべきではない。この明細書および添付の特許請求の範囲において使用されるように、「comprises」、「comprising」という用語、または他のすべてのこれらの変形は包括的な意味を指すものであり、例えば一連の要素を備えるプロセス、方法、製品、または装置が一連のこれらの要素のみを含む、ということではなく、明らかには挙げられていない、またはそのようなプロセス、方法、製品、または装置に固有の他の要素を含むことができる。
本発明の一実施形態による通信システムのブロック図を示したものである。 本発明の一実施形態によるシステム構成要素により交換されるメッセージングを示すコール・フローチャートである。

Claims (10)

  1. 都市間ディスパッチ・グループ・コールのための方法であって、前記ディスパッチ・グループ・コールは発信元ユニットと通話グループのメンバーである少なくとも1つの通信ユニットとの間で行われ、前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとは異なる都市エリアに存在し、前記方法は、
    少なくとも1つのリモート制御ディスパッチ制御装置(DC)によってリモートにサービスを提供される前記通話グループと、前記少なくとも1つの通信ユニットとに宛てたディスパッチ・グループ・コール・リクエストであって、前記発信元ユニットから受信されるディスパッチ・グループ・コール・リクエストを、コール制御DCによって受信するステップと、
    前記少なくとも1つのリモート制御DCに対して、該少なくとも1つのリモート制御DCの各々がサービスを提供する前記通話グループのメンバーを呼び出すように求めるリクエストを、前記コール制御DCによって前記少なくとも1つのリモート制御DCへ送信するステップと、
    少なくとも1つの通信ユニットが利用可能であることを示す指標を、前記少なくとも1つのリモート制御DCのうちの第1のリモート制御DCから前記コール制御DCによって受信するステップと、
    前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとの間でのディスパッチ・グループ・コールをサポートするために、前記第1のリモート制御DCに対して無線チャネル・リソースを初期化するように求めるリクエストを、前記コール制御DCによって前記第1のリモート制御DCへ送信するステップと、からなる、都市ディスパッチ・グループ・コールのための方法。
  2. 少なくとも1つの通信ユニットが利用可能であることを示す指標を、前記少なくとも1つのリモート制御DCのうちの第2のリモート制御DCから前記コール制御DCによって受信するステップと、
    前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとの間でのディスパッチ・グループ・コールをサポートするために、前記第2のリモート制御DCに対して無線チャネル・リソースを初期化するように求めるリクエストを、前記コール制御DCによって前記第2のリモート制御DCへ送信するステップと、をさらに有する請求項1記載の方法。
  3. 前記コール制御DCは第1の都市エリアに属し、前記第1のリモート制御DCは第2の都市エリアに属し、前記第2のリモート制御DCは第3の都市エリアに属する、請求項2記載の方法。
  4. 通信ユニットが通話を要求したことを示す指標を、前記第1のリモート制御DCから前記コール制御DCによって受信するステップと、
    通話特権が未だ割り当てられていないかどうかを前記コール制御DCによって判断するステップと、
    前記通信ユニットが送信セッションのための通話特権を許可されていることを示す指標を、前記コール制御DCによって前記第1のリモート制御DCへ送信するステップと、
    前記通信ユニットが前記送信セッションを完了したことを示す指標を前記第1のリモート制御DCから前記コール制御DCによって受信するステップと、をさらに有する請求項1記載の方法。
  5. 都市間ディスパッチ・グループ・コールのための方法であって、前記ディスパッチ・グループ・コールは発信元ユニットと通話グループのメンバーである少なくとも1つの通信ユニットとの間で行われ、前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとは異なる都市エリアに存在し、前記方法は、
    リモート制御ディスパッチ制御装置(DC)に対して、該リモート制御DCがサービスを提供している前記通話グループのメンバーを呼び出すように求めるリクエストを、コール制御DCから前記リモート制御DCによって受信するステップであって、前記通話グループは、前記発信元ユニットから前記コール制御DCによって受信されるディスパッチ・グループ・コール・リクエストの送信先であることと
    少なくとも1つの通信ユニットが利用可能であることを示す指標を前記リモート制御DCによって前記コール制御DCへ送信するステップと、
    前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとの間でのディスパッチ・グループ・コールをサポートするために、前記リモート制御DCに対して無線チャネル・リソースを初期化するように求めるリクエストを、前記コール制御DCから受信するステップと、からなる都市間ディスパッチ・グループ・コールのための方法。
  6. 前記コール制御DCによってサービスを提供される発信元ユニットが送信セッションを完了したことを示す指標を、前記コール制御DCから前記リモート制御DCによって受信するステップと、
    前記発信元ユニットが前記送信セッションを完了したことを示す指標を、前記リモート制御DCがサービスを提供する前記通話グループのメンバーへ、前記リモート制御DCによって送信するステップと、をさらに有する請求項5記載の方法。
  7. 通話のリクエストを、前記リモート制御DCがサービスを提供する前記通話グループのメンバーから前記リモート制御DCによって受信するステップと、
    前記メンバーが通話のリクエストを行なったことを示す指標を前記リモート制御DCによって前記コール制御DCへ送信するステップと、
    前記メンバーが送信セッションのための通話特権を許可されていることを示す指標を、前記コール制御DCから前記リモート制御DCによって受信するステップと、
    前記メンバーが前記送信セッションを完了したことを示す指標を、前記リモート制御DCによって前記コール制御DCへ送信するステップと、をさらに有する請求項5記載の方法。
  8. 現在のローカル・コール状態を示す指標を前記コール制御DCから前記リモート制御DCによって受信するステップと、
    現在のリモート・コール状態と前記現在のローカル・コール状態とを前記リモート制御DCによって比較するステップと、
    現在のリモート・コール状態が前記現在のローカル・コール状態と同期していることを示す指標を前記リモート制御DCによって前記コール制御DCへ送信するステップと、をさらに有する請求項5記載の方法。
  9. 都市間ディスパッチ・グループ・コールのための通信制御装置であって、前記ディスパッチ・グループ・コールは発信元ユニットと通話グループのメンバーである少なくとも1つの通信ユニットとの間で行われ、前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとは異なる都市エリアに存在し、前記通信制御装置は、
    ネットワーク・トランシーバと、
    プロセッサと、を備え、該プロセッサは、前記ネットワーク・トランシーバを使用して
    少なくとも1つのリモート制御DCによってリモートにサービスを提供される前記通話グループと、前記少なくとも1つの通信ユニットとに宛てたディスパッチ・グループ・コール・リクエストを、前記発信元ユニットから受信することと
    前記少なくとも1つのリモート制御DCに対して、該少なくとも1つのリモート制御DCの各々がサービスを提供する前記通話グループのメンバーを呼び出すように求めるリクエストを、前記少なくとも1つのリモート制御DCへ送信することと、
    少なくとも1つの通信ユニットが利用可能であることを示す指標を、前記少なくとも1つのリモート制御DCのうちの第1のリモート制御DCから受信することと、
    前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとの間でのディスパッチ・グループ・コールをサポートするために、前記第1のリモート制御DCに対して無線チャネル・リソースを初期化するように求めるリクエストを、前記第1のリモート制御DCへ送信することと、を実行するように構成される通信制御装置。
  10. 都市間ディスパッチ・グループ・コールのための通信制御装置であって、前記ディスパッチ・グループ・コールは発信元ユニットと通話グループのメンバーである少なくとも1つの通信ユニットとの間で行われ、前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとは異なる都市エリアに存在し、前記通信制御装置は、
    ネットワーク・トランシーバと、
    プロセッサと、を備え、該プロセッサは、前記ネットワーク・トランシーバを使用して
    前記通信制御装置に対して、該通信制御装置がサービスを提供している前記通話グループのメンバーを呼び出すように求めるリクエストを、コール制御CDから受信することであって、前記通話グループは、前記発信元ユニットから前記コール制御DCによって受信されるディスパッチ・グループ・コール・リクエストの送信先であることと
    少なくとも1つの通信ユニットが利用可能であることを示す指標を前記コール制御DCへ送信することと、
    前記発信元ユニットと前記少なくとも1つの通信ユニットとの間でのディスパッチ・グループ・コールをサポートするために、前記通信制御装置に対して無線チャネル・リソースを初期化するように求めるリクエストを、前記コール制御DCから受信することと、を実行するように構成される通信制御装置。
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