JP3901670B2 - データ処理装置 - Google Patents
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命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第1の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第1のレジスタアドレス抽出部112は、ソースのレジスタアドレスとしてアドレスレジスタ“00”を、格納先のアドレスとしてデータレジスタのレジスタアドレス“00”を抽出する。レジスタアドレス変換部113は、アドレスレジスタのアドレス“00”を4ビットのアドレス“1000”に、データレジスタのアドレス“00”を4ビットのアドレス“1100”に変換する。第1のレジスタアドレスセレクタ117は、命令型判定部111からの制御信号に応じて、レジスタアドレス変換部113から出力されるアドレスをレジスタファイル120に出力する。オペレーション解読部116は、アドレスレジスタA0からデータレジスタD0へのレジスタ間転送命令であることを解読し、その制御信号を生成する。
E0レジスタ131に格納されたデータが演算器133をスルーして、M0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーして、W0レジスタ151に格納される。
W0レジスタに格納されたデータが、物理アドレス“1100”に対応したデータレジスタD0に書き込まれる。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのレジスタアドレスとして“1000”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0111”を抽出する。第1のレジスタアドレスセレクタ117は、命令型判定部111からの制御信号に応じて、第2のレジスタアドレス抽出部114から出力されるアドレスをレジスタファイル120に出力する。オペレーション解読部116は、アドレスレジスタA0から拡張レジスタE7へのレジスタ間転送命令であることを解読し、その制御信号を生成する。
E0レジスタ131に格納されたデータが演算器133をスルーして、M0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーして、W0レジスタ151に格納される。
W0レジスタに格納されたデータが、物理アドレス“0111”に対応した拡張レジスタE7に書き込まれる。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第3の命令フォーマットによる命令であることを出力する。
E0レジスタ131に格納されたデータが演算器133をスルーしてM0レジスタ141に格納され、同時に、E2レジスタ131に格納されたデータが演算器136をスルーしてM1レジスタ142に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーしてW0レジスタ151に格納され、同時にM1レジスタ142に格納されたデータがデータメモリ143をスルーしてW1レジスタ152に格納される。
W0レジスタ151に格納されたデータが、物理アドレス“0110”に対応した拡張レジスタE6に書き込まれ、同時にW1レジスタ152に格納されたデータが、物理アドレス“0111”に対応した拡張レジスタE7に書き込まれる。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第1の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第1のレジスタアドレス抽出部112は、ソースのデータアドレスとして、データレジスタのアドレス“00”とアドレスレジスタのアドレス”11”とを抽出する。レジスタアドレス変換部113は、データレジスタのアドレス“00”を4ビットのアドレス“1100”に、アドレスレジスタのアドレス“11”を4ビットのアドレス“1011”に変換する。
E0レジスタ131に格納されたデータが演算器133をスルーして、M0レジスタ141に格納され、E1レジスタ132に格納されたアドレスは、オペレーション解読部116からの制御信号によって“6”だけ減算処理され、その演算結果をデータメモリ143のアドレス入力部に出力する。
M0レジスタ141に格納されたデータが、演算器133の演算結果で得られたアドレス値のデータメモリ143に格納される。
オペレーションはない。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0000”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0010”を抽出する。
E0レジスタ131に格納されたデータを入力とし、演算器133はオペレーション解読部116から供給される制御信号を元に、その上位ハーフワードと下位ハーフワードとを入れ換えたデータを生成し、その結果をM0レジスタ141に格納する。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータが、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部112が出力する格納先アドレス”0010”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第1のレジスタアドレス抽出部112は、ソースのデータアドレスとしてアドレスレジスタのアドレス”11”を抽出する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして拡張レジスタのアドレス”0010”を抽出する。レジスタアドレス変換部113は、アドレスレジスタのアドレス“11”を4ビットのアドレス“1011”に 変換する。
E0レジスタ131に格納されたデータが演算器133をスルーして、M0レジスタ141に格納され、E1レジスタ132に格納されたアドレスは、オペレーション解読部116からの制御信号によって“4”だけ減算処理され、その演算結果をデータメモリ143のアドレス入力部に出力する。
M0レジスタ141に格納されたデータが、演算器133の演算結果で得られたアドレス値のデータメモリ143に格納される。
オペレーションはない。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0110”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0001”を抽出する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータの上位ハーフワードとE1レジスタ132に格納されたデータの上位ハーフワードとが抽出され、これ等の乗算が実行され、同時に、E0レジスタ131に格納されたデータの下位ハーフワードとE1レジスタ132に格納されたデータの下位ハーフワードとが抽出され、これ等の乗算が実行され、この2つの乗算結果とE1レジスタ132に格納されたデータとの加算が実行され、その加算結果がM0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータが、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0001”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0011”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0011”を抽出する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータが読み出され、“1”の減算が実行され、その結果がM0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータが、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0011”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0100”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0110”を抽出する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータが読み出され、このデータをオペレーション解読部116からの制御信号によってデータメモリ143のアドレス入力部に出力する。また、“4”の加算を実行し、その結果がM0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。また、オペレーション解読部116からの制御信号により、指定されるメモリアドレスのデータメモリ143からデータを読み出し、W0レジスタ151に格納する。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータが、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0110”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0101”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0001”を抽出する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータが読み出され、このデータが、オペレーション解読部116からの制御信号によってデータメモリ143のアドレス入力部に出力される。また、“4”の加算を実行し、その結果がM0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。また、オペレーション解読部116からの制御信号によって、指定されるメモリアドレスのデータメモリ143からデータを読み出し、このデータをW0レジスタ151に格納する。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータは、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0001”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第1の命令フォーマットによる命令であることを出力する。オペレーション解読部116はループ命令であることを解読し、その制御信号を生成する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータが読み出され、オペレーション解読部116から出力される制御信号に基づいて、ループの飛び先アドレス値がM0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。
W0レジスタ151に格納されたデータが、レジスタファイル120内のプログラムカウンタ124に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第1の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第1のレジスタアドレス抽出部112は、ソースのデータアドレスとしてデータレジスタのアドレス“00”とアドレスレジスタのアドレス”11”とを抽出する。レジスタアドレス変換部113は、データレジスタのアドレス“00”を4ビットのアドレス“1100”に、アドレスレジスタのアドレス“11”を4ビットのアドレス“1011”に各々変換する。
E0レジスタ131に格納されたデータが演算器133をスルーして、Mレジスタ141に格納され、E1レジスタ132に格納されたアドレスは、オペレーション解読部116からの制御信号によって“6”だけ減算処理され、その演算結果をデータメモリ143のアドレス入力部に出力する。
M0レジスタ141に格納されたデータが、演算器133の演算結果で得られたアドレス値のデータメモリ143に格納される。
オペレーションはない。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0000”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0010”を抽出する。
演算器133は、E0レジスタ131に格納されたデータを入力とし、演算器133はオペレーション解読部116から供給される制御信号を元に、その上位ハーフワードと下位ハーフワードとを入れ換えたデータを生成し、その結果をM0レジスタ141に格納する。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータがレジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0010”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第1のレジスタアドレス抽出部112は、ソースのデータアドレスとしてアドレスレジスタのアドレス”11”を抽出する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして拡張レジスタのアドレス”0010”を抽出する。レジスタアドレス変換部113は、アドレスレジスタのアドレス“11”を4ビットのアドレス“1011”に変換する。
E0レジスタ131に格納されたデータが演算器133をスルーして、M0レジスタ141に格納され、E1レジスタ132に格納されたアドレスは、オペレーション解読部116からの制御信号によって“4”だけ減算処理され、その演算結果をデータメモリ143のアドレス入力部に出力する。
M0レジスタ141に格納されたデータが、演算器133の演算結果で得られたアドレス値のデータメモリ143に格納される。
オペレーションはない。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第3の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0110”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0001”を抽出する。また、第3のレジスタアドレス抽出部115は、ソース及び格納先のデータアドレスとして、”0011”を抽出する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータの上位ハーフワードとE1レジスタ132に格納されたデータの上位ハーフワードとが抽出され、それ等の乗算が実行され、同時に、E0レジスタ131に格納されたデータの下位ハーフワードとE1レジスタ132に格納されたデータの下位ハーフワードとが抽出され、それ等の乗算が実行され、この2つの乗算結果と、E1レジスタ132に格納されたデータとの加算が実行され、その結果がM0レジスタ141に格納される。また、並行して、E2レジスタ134に格納されたデータから、“1”の減算を実行し、その減算結果をM1レジスタ142に格納する。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納されると共に、M1レジスタ142に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W1レジスタに格納される。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータが、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0001”に格納され、これに並行して、W1レジスタ152に格納されたデータが読み出され、このデータが、レジスタファイル120の第3のレジスタアドレス抽出部115が出力する格納先アドレス”0011”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第2の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0100”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0110”を抽出する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータが読み出され、このデータを、オペレーション解読部116からの制御信号によってデータメモリ143のアドレス入力部に出力する。また、“4”の加算を実行し、その結果がM0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。また、オペレーション解読部116からの制御信号によって、指定されるメモリアドレスのデータメモリ143からデータを読み出し、このデータをW0レジスタ151に格納する。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0110”に格納される。
命令フェッチ部102が命令メモリ101から命令を読み出して、命令レジスタ103に格納する。
命令型判定部111は、命令レジスタ103に格納された命令を解読して、この命令が第3の命令フォーマットによる命令であることを出力する。第2のレジスタアドレス抽出部114は、ソースのデータアドレスとして”0101”を、格納先のアドレスとしてレジスタアドレス“0001”を抽出する。
演算器133において、E0レジスタ131に格納されたデータが読み出され、このデータを、オペレーション解読部116からの制御信号によってデータメモリ143のアドレス入力部に出力する。また、“4”の加算を実行し、その結果がM0レジスタ141に格納される。
M0レジスタ141に格納されたデータがデータメモリ143をスルーし、W0レジスタ151に格納される。また、オペレーション解読部116からの制御信号によって、指定されるメモリアドレスのデータメモリ143からデータを読み出し、このデータをW0レジスタ151に格納する。
W0レジスタ151に格納されたデータが読み出され、このデータが、レジスタファイル120の第2のレジスタアドレス抽出部114が出力する格納先アドレス”0001”に格納される。
102 命令フェッチ部
103 命令レジスタ
110 命令解読器
111 命令型判定部(識別手段)
112 第1のレジスタアドレス抽出部
113 レジスタアドレス変換部
114 第2のレジスタアドレス抽出部
115 第3のレジスタアドレス抽出部
116 オペレーション解読部
117 第1のレジスタアドレスセレクタ
120 レジスタファイル(第2のレジスタファイル)
121 汎用レジスタ
122 スタックポインタ
123 Processor Status Word
124 プログラムカウンター
E0〜E7 拡張レジスタ
133、136 演算器
220 第1のレジスタファイル
Claims (9)
- 所定個のレジスタを持つ第1レジスタファイルと、
前記第1レジスタファイルのレジスタ数よりも多い個数のレジスタを持つ第2レジスタファイルと、
前記第1レジスタファイルのレジスタを指定するための第1レジスタ指定領域を有する第1命令フォーマットで記述される命令と、前記第2レジスタファイルのレジスタを指定するための第2レジスタ指定領域を有する第2命令フォーマットで記述される命令と、前記第2レジスタファイルのレジスタを指定するための第2レジスタ指定領域を有する第3命令フォーマットで記述される命令とを受け、この第1、第2及び第3の命令フォーマットで記述される各命令を各々解読する命令解読器と、
前記命令解読器が前記第1命令フォーマットで記述される命令を解読すると、この命令を前記第1レジスタファイルに保持されたデータを用いて実行し、前記命令解読器が前記第2命令フォーマットで記述される命令及び前記第3命令フォーマットで記述される命令を解読すると、この各命令を前記第2レジスタファイルに保持されたデータを用いて実行する複数個の演算器とを備え、
前記第1命令フォーマット及び前記第2命令フォーマットでは、各々、前記複数個の演算器の1つを用いた単一演算命令のみが指定され、
前記第3命令フォーマットでは前記複数個の演算器の複数を用いた並列演算命令が指定され、
前記命令解読器が前記第3命令フォーマットによって指定される並列演算命令を解読すると、それぞれが前記第2レジスタファイルに保持されたデータを用いる複数の演算を、前記複数個の演算器を用いて並列に実行する
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記請求項1に記載のデータ処理装置において、
前記第2レジスタ指定領域は、前記第1レジスタ指定領域よりも大きい
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記請求項1に記載のデータ処理装置において、
前記第1命令フォーマットで記述される命令と前記第2命令フォーマットで記述される命令と前記第3命令フォーマットで記述される命令とを保持する命令レジスタを備え、
前記命令解読器は、前記命令レジスタから命令が直接に供給される
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記請求項1に記載のデータ処理装置において、
前記命令解読器は、前記第1命令フォーマットで記述される命令を、前記第2又は第3命令フォーマットに変換することなく、解読する
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記請求項1に記載のデータ処理装置において、
前記命令解読器は、前記第2及び第3命令フォーマットで記述される命令を、前記第1命令フォーマットに変換することなく、解読する
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記請求項1に記載のデータ処理装置において、
前記第2レジスタファイルは、前記第1レジスタファイルが持つ所定個のレジスタを含んで構成される
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記請求項6に記載のデータ処理装置において、
前記命令解読器は、前記第1命令フォーマットで記述される命令を受け、この命令が指定する第1レジスタファイルのレジスタのアドレスを、前記第2又は第3命令フォーマットで記述されるレジスタのアドレスに変換するアドレス変換部を備える
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記請求項7に記載のデータ処理装置において、
前記命令解読器は、各命令を記述する命令フォーマットが前記第1、第2又は第3命令フォーマットであることを識別する識別手段を有し、
前記識別手段は、識別された命令フォーマットが前記第1命令フォーマットであるとき、前記アドレス変換部により変換されたアドレスを前記第1レジスタファイルに出力させる
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 複数個の演算器を備え、第1レジスタ指定領域を有する第1の命令コード並びに第2レジスタ指定領域を有する第1及び第2の追加命令コードを実行するデータ処理装置であって、
前記第1及び第2の追加命令コード中の前記第2レジスタ指定領域によって指定される基本レジスタ及び拡張レジスタを備え、
前記第1の命令コードは、他のデータ処理装置によっても実行される命令コードであり、前記第1及び第2の追加命令コードは前記他のデータ処理装置によっては実行されない命令コードであり、前記第1及び第2の追加命令コードは前記第1の命令コードに対して互換性を有し、
前記第1の命令コード及び前記第1の追加命令コードでは前記複数個の演算器の1つを用いた単一演算命令のみが実行され、
前記第2の追加命令コードでは前記複数個の演算器の複数を用いた並列演算命令が実行され、
前記第2の追加命令コードで並列演算命令が実行される場合は、複数の演算のいずれの演算についても前記基本レジスタと前記拡張レジスタとの両方からデータを取り出して演算を行うことができ、
前記他のデータ処理装置は、拡張レジスタを有さず、基本レジスタのみを有して、この基本レジスタのみを指定するためにあって前記第2レジスタ指定領域よりもビット幅の小さい前記第1レジスタ指定領域を有する前記第1の命令コードを実行し、
前記第1の命令コードは前記拡張レジスタを指定しない
ことを特徴とするデータ処理装置。
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