JP3901055B2 - 自動炊飯器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め米と炊飯用の水を用意するだけで、炊飯部へ米と水を自動供給して炊飯を自動的に行う自動炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動炊飯器は種々のものが提案されている。そして、炊飯水の供給方法としては、配管より給水弁を介して炊飯部へ供給するものがある。また、炊飯水を別設のタンク貯留して、このタンクから炊飯部へ供給するようなものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の配管方式のものでは、配管工事が必要となるとともに、自動炊飯器本体がその位置に固定されてしまうため、実際の使用において、使い勝手がよいとは言えないものである。また、タンク方式は、手軽でしかも自動炊飯器本体が配管による束縛がないため移動可能で使い勝手はよくなるが、タンクの配置構成いかんによっては、タンクが邪魔になり、炊飯後の飯をよそう時などの障害になりかねないという課題がある。
【0004】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、炊飯部への給水をタンク方式とするものの、タンクが何ら邪魔にならず、全体としてすっきりした自動炊飯器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の自動炊飯器は、米を炊飯する炊飯部と、炊飯部に米を供給する給米部とを設けた自動炊飯器本体の前面に、開閉自在にトビラを設け、このトビラの内側に、炊飯部へ供給する水を貯留したタンクを着脱自在に設けたものである。
【0006】
これにより、タンクはトビラの内側に配置され、しかもトビラとともに扱えるため、タンクが何ら邪魔にならず、全体としてすっきりした自動炊飯器となるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、自動炊飯器本体に、米を炊飯する炊飯部と、この炊飯部に米を供給する給米部とを設けるとともに、自動炊飯器本体の前面には開閉自在にトビラを設け、このトビラの内側に、前記炊飯部へ供給する水を貯留したタンクを着脱自在に設けた自動炊飯器とすることにより、タンクはトビラの内側に配置され、しかもトビラとともに扱えるため、タンクが何ら邪魔にならず、全体としてすっきりしたものとなる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、タンクから炊飯部への給水中にトビラを開けると給水を止めるトビラ開閉検知手段を有する請求項1に記載の自動炊飯器とすることにより、給水中に誤ってトビラを開けても給水が中止できるので、水のあふれ出を防止できる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、トビラ開閉検知手段は、トビラの回動中心と反対側位置に設けた請求項2に記載の自動炊飯器とすることにより、トビラが少し開いても(角度)、トビラ開成と判断できるので、給水中の水あふれを早いタイミングで防止できる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、タンクから炊飯部への給水中にはトビラの閉状態をロックするロック手段を有する請求項1に記載の自動炊飯器とすることにより、例えば、給水中はプランジャーでトビラをロックすると、給水中に誤ってトビラを開けようとしても、トビラは開かないので、水のあふれ出を防止できる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、タンクと炊飯部との給水経路の接続部をトビラの回動中心と反対側位置に設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動炊飯器とすることにより、給水経路の接続部が回動中心から遠いので、接続部が直線に近い、大きな曲線上で接続でき、信頼性の高い接続を得ることができる。
【0012】
請求項6に記載の発明は、タンクと炊飯部との給水経路の接続部をトビラの回動中心近くに設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動炊飯器とすることにより、誤ってトビラを少し開けても、またトビラの開検知が作動した時点でも、給水経路の接続部はストロークが小さくまだ接続が残っており、水があふれ出ない。
【0013】
請求項7に記載の発明は、タンクと炊飯部との給水経路の接続部形状をトビラ回動の中心からの半径軌跡円の形状とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動炊飯器とすることにより、信頼性の高い給水経路の接続部とすることができる。
【0014】
請求項8に記載の発明は、トビラのタンクとの対応部を透視部として、トビラ外よりタンクの水量を確認可能とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動炊飯器とすることにより、トビラ外からでも炊飯量に足りる水が貯留されているかどうかが容易にわかる。
【0015】
請求項9に記載の発明は、自動炊飯器本体の前面に開閉自在に設けたトビラは、一枚のトビラから構成した請求項1に記載の自動炊飯器とすることにより、全体として見た目にシンプルな自動炊飯器とすることができる。
【0016】
請求項10に記載の発明は、自動炊飯器本体の前面に開閉自在に設けたトビラは、独立して開閉可能な複数枚のトビラから構成した請求項1に記載の自動炊飯器とすることにより、必要な箇所のトビラのみを開閉することで事足り、極めて合理的なものとなるとともに、冷蔵庫感覚でトビラ開閉を行うことができる。
【0017】
請求項11に記載の発明は、タンクより炊飯部への水の供給は、タンク内に設けたインペラーと、タンク外でトビラ側に設けたモータとの磁気結合式のポンプにより行う請求項1に記載の自動炊飯器とすることにより、インペラーとモータの位置のバラツキが小さく、インペラーの回転が安定するので、水供給が安定する。これにより、炊飯水の水量検知が正確に行なわれる。
【0018】
請求項12に記載の発明は、タンクより炊飯部への水の供給は、タンク内に設けたインペラーと、タンク外で自動炊飯器本体側に設けたモータとの磁気結合式のポンプにより行う請求項1に記載の自動炊飯器とすることにより、給水中にトビラを開けると、インペラーとモータが分離され、水供給がストップされるため、水のあふれ出を防止できる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1、図2は本発明の実施例における自動炊飯器を示すものである。
【0021】
図に示すように、自動炊飯器本体1の上部に、米を炊飯する炊飯部2を、その下部に炊飯部2に米を供給する給米部3をそれぞれ設けるとともに、自動炊飯器本体1の前面にはドア式の開閉自在なトビラ4を設け、このトビラ4の内側に、前記炊飯部2へ供給する水を貯留したタンク5を鉛直方向へ着脱自在に設けている。トビラ4は、この実施例では、一枚のトビラからなり、全体として見た目にシンプルなものとしている。そして、閉状態時には自動炊飯器本体1に対して、磁石、ロック装置等の適宜な手段でその位置が保持されているものである。
【0022】
前記した炊飯部2は、自動炊飯器本体1に対して着脱自在な鍋6と、この鍋6の開口部を開閉自在に覆う鍋蓋7と、鍋6を加熱する加熱手段8とを有している。また、鍋蓋7は、自動炊飯器本体1に軸9を中心に上方向に回動可能な蓋体10とともに回動するものである。
【0023】
また、給米部3は、米を投入・保存する米びつ部11、米びつ部11の下方に配置され計量マスによって米を計量する計量部12、計量された米を摩擦力でとぐ米とぎ部13、米とぎ部13でといだ米を、給米経路14を通して炊飯部2に給米する、送風ファンからなる搬送手段15を有している。
【0024】
給米部3を構成する米とぎ部13は、駆動手段16により駆動される米とぎ羽根17を有し、水を使用せずに米とぎ羽根17の回転力とその外周のパンチング体18との摩擦力で米をとぐように構成されている。そして、米とぎ部13でとがれた米は、給米経路14への米の供給を実行・停止する開閉手段19と、開閉手段19の駆動手段である開閉駆動手段20により給米制御される。
【0025】
また、炊飯部2へ供給する水を貯留したタンク5は、図2によく示されているように、トビラ4の内側に設けた支持部21にて支持され、支持部21に対して鉛直方向に着脱自在としている。タンク5の扱いはとって22をもって行われるものである。タンク5は、トビラ4の開閉により一緒に移動するものであり、炊飯部2へのタンク給水経路23は、その先端部が、炊飯部給水経路24に対し、接続部25で着脱するようになっている。
【0026】
また、タンク5内には、磁石内蔵のインペラー26を設けており、磁石を軸に固定したタンク外のモータ27とにより磁気結合式のポンプを構成している。このポンプにより、タンク5内の水を給水経路23、炊飯部給水経路24を通して炊飯部2へ給水が行なわれる。タンク5内への給水時等には、タンク5は接続部25および磁気結合式のポンプ部分で分離され、自由にタンク取り出しができるものである。
【0027】
上記した炊飯部2、給米部3(計量部12、米とぎ部13、搬送手段15)、磁気結合式のポンプの駆動は、制御部28により制御されるもので、米の計量から炊飯までを自動的に行うものである。
【0028】
なお、タンク5から炊飯部2への給水中に、トビラ4が誤って開けられた際には、これをトビラ開閉検知手段29が検知して給水を中止させ、水のあふれ出を防止するようになっている。また、蓋体10の頂面には、運転開始ボタンはじめ各種ボタンを有する入力操作部があり(図示せず)、そこで自由に所望の炊飯入力が行われるものである。
【0029】
上記した構成において動作を説明すると、使用者が米びつ部11に米を投入し、炊飯したい米の量を入力した後、運転開始ボタンを押すと運転が開始する。
【0030】
運転が開始すると、制御部28は計量部12を動作させて、米びつ部11に貯蔵された米から、使用者が入力した所定量だけ米を計量する米計量行程を行う。そして、計量した米を米とぎ部13へ供給する。所定量の米が米とぎ部13に供給されると、制御部28は駆動手段16を動作させて米とぎ羽根17を回転駆動させ、水を使用せずに米とぎ羽根17の回転力とパンチング体18との摩擦力によって米から糠を除去する米とぎ行程を行う。
【0031】
米とぎ行程終了後、制御部28は開閉駆動手段20を駆動させ、米とぎ行程中は閉じてあった開閉手段19を開放する。糠が除去された米は、米とぎ部13から給米経路14へ供給される。米が給米経路14に供給し終わると、制御部28は開閉駆動手段20を動作させて開閉手段19を閉じる。その後、制御部28は搬送手段16を動作させ、米を送風によって給米経路14を経て炊飯部2内の鍋6へと供給する搬送行程を行う。
【0032】
また、制御部28はタンク5の磁気結合式のポンプを駆動して、タンク5から炊飯に必要な量の水を炊飯部2へ供給する給水行程を行う。炊飯部2へ所定量の米と水が供給されると、米に水を吸収させる浸漬行程が行われる。そして、所定時間の浸漬行程が行われ、米が所定量の水を吸収した後、加熱手段8により炊飯行程が行われる。所定時間の炊飯が行われた後、炊飯されたご飯を保温する保温行程が行われる。使用者は蓋体10を回動して開けば、炊飯部2の鍋6が自動炊飯器本体1に頂面に露出するため、タンク5に邪魔されることなく、いつでもご飯を炊飯部2から取り出すことができる。
【0033】
なお、蓋体10の回動による開放時には、炊飯部給水経路24は、説明を省略しているが、自動炊飯器本体1側の他の接続部から分離され、閉成時には図のように給水経路が形成されるようになっている。
【0034】
こうして、炊飯したい米の量を入力して運転開始ボタンを押すだけで、米びつ部11に貯蔵された米から、米の計量、米とぎ、給水、炊飯、保温が自動で行われる。
【0035】
ここで、本実施例においては、タンク5はトビラ4の内側に配置され、しかもトビラ4とともに扱えるため、タンク5が何ら邪魔にならず、全体としてすっきりしたものとなる。タンク5の容量は、炊飯部2の容量と炊飯頻度によって、適宜設定されるものである。
【0036】
なお、本実施例においては、炊飯部2、給米部3について具体的に構成を説明したが、この実施例の構成に限定されるものでなく、同機能を持つ他の構成を採用することも可能であることは言うまでもない。
【0037】
(実施例2)
図3は本発明の実施例2における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0038】
この実施例は、トビラ開閉検知手段29が、トビラ4の回動中心4aと離れた反対側位置に設けたものである。
【0039】
これにより、トビラ4が少し開いても(角度)、トビラ開成と判断できるので、タンク5から炊飯部2へ給水中であっても、これを直ちに中止し、給水中の水あふれを早いタイミングで防止している。
【0040】
(実施例3)
図4、図5は本発明の実施例3における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1、2と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0041】
この実施例は、タンク5から炊飯部2への給水中にはトビラ4の閉状態をロックするロック手段30を有しているものである。ロック手段30としては、例えば、プランジャーを用い、給水中は図4のようにトビラ4の係止部4bをロックすると、給水中に誤ってトビラ4を開けようとしても、トビラ4は開かないので、水のあふれ出を防止できる。
【0042】
トビラ4を開放する際は、図5のようにロック手段30を駆動して係止部4bのロックを外せば、トビラ4は自由に開放できるものである。
【0043】
(実施例4)
図6は本発明の実施例4における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1〜3と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0044】
この実施例は、タンク5と炊飯部2との給水経路23、24の接続部25をトビラ4の回動中心4aと離れた反対側位置に設けたものである。
【0045】
この実施例では、図に示すように、給水経路の接続部25が回動中心4aから遠いので、接続部25が直線に近い、大きな曲線上で接続でき、トビラ4の頻繁な開閉においても信頼性の高い接続を得ることができる。
【0046】
(実施例5)
図7は本発明の実施例5における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1〜4と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0047】
この実施例は、タンク5と炊飯部2との給水経路23、24の接続部25をトビラ4の回動中心4a近くに設けたものである。つまり、実施例4とは接続部25の位置を逆にした構成とした。
【0048】
この実施例では、誤ってトビラ4を少し開けても、またトビラ開閉検知手段29が動作しトビラの開検知が作動した時点でも、まだ給水経路23のストロークが小さく、その先端部は接続部25と接続された状態(接続が残っている状態)であり、水があふれ出ないものである。
【0049】
(実施例6)
図8は本発明の実施例6における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1〜5と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0050】
この実施例は、タンク5と炊飯部2との給水経路23、24の接続部25の形状をトビラ4回動の中心からの半径軌跡円の形状としたものである。
【0051】
この実施例では、トビラ4の頻繁な開閉においても、その形状から給水経路23は確実に接続部25と接続、分離されるものであり、信頼性の高い接続を得ることができる。
【0052】
(実施例7)
図9、図10は本発明の実施例7における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1〜6と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0053】
この実施例は、タンク5の側面に水量を示す水位線5aを設け、少なくともトビラ4のタンク5との対応部を透視部4cとして、トビラ外より水位線5aでタンク5の水量を確認可能としたものである。トビラ4の透視部4cとしては、該当部分を透明部材としたり、あるいはトビラ4に確認窓(孔)を設けたりすることにより構成されているものである。
【0054】
この実施例では、トビラ外からでも炊飯量に足りる水が貯留されているかどうかが容易にわかり、極めて実用的なものである。
【0055】
(実施例8)
図11、図12は本発明の実施例8における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1〜7と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0056】
この実施例は、自動炊飯器本体1の前面に開閉自在に設けたトビラ4は、独立して開閉可能な複数枚のトビラから構成したものである。図では2枚のトビラとしたが、それ以上のものであってもよい。
【0057】
この実施例であれば、必要な箇所のトビラ4のみを開閉することで事足り、極めて合理的なものとなるとともに、冷蔵庫感覚でトビラ開閉を行うことができる。同時に、全体としてすっきりしたものとなる。
【0058】
(実施例9)
図13は本発明の実施例9における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1〜8と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0059】
この実施例は、タンク5より炊飯部2への水の供給は、タンク5内に設けたインペラー26と、タンク外でトビラ側に設けたモータ27との磁気結合式のポンプにより行うようにしたものである。つまり、モータ27の駆動によりインペラー26を回転させ、タンク5内の水をタンク給水経路23から炊飯部2へ供給するものである。
【0060】
この実施例では、インペラー26とモータ27がいずれもトビラ側であるため、その位置のバラツキが小さく、磁気結合で分離されていても、インペラー26の回転がスムーズで水供給が安定する。これにより、炊飯水の水量検知が正確に行なわれる。
【0061】
(実施例10)
図14は本発明の実施例10における自動炊飯器の部分構成を示したものである。基本は実施例1〜9と同じであるので同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0062】
この実施例は、タンク5より炊飯部2への水の供給は、タンク内に設けたインペラー26と、タンク外で自動炊飯器本体1側に設けたモータ27との磁気結合式のポンプにより行うようにしたものである。その他は実施例9と同じである。
【0063】
この実施例では、タンク5より炊飯部2への給水中にトビラ4を開けると、タンク5内のインペラー26はトビラ4とともに移動し、自動炊飯器本体1側のモータ27とは、磁気結合部で分離される。このため、トビラ4を開放時には水供給が自動的にストップされ、水のあふれ出を防止できる。
【0064】
【発明の効果】
以上のように、本発明の自動炊飯器は、米を炊飯する炊飯部と、炊飯部に米を供給する給米部とを設けた自動炊飯器本体の前面に、開閉自在にトビラを設け、このトビラの内側に、炊飯部へ供給する水を貯留したタンクを着脱自在に設けたもので、これにより、タンクはトビラの内側に配置され、しかもトビラとともに扱えるため、タンクが何ら邪魔にならず、全体としてすっきりした自動炊飯器となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における自動炊飯器の切り欠いて示した断面図
【図2】同自動炊飯器の要部拡大断面図
【図3】本発明の実施例2における自動炊飯器の要部を一部欠いて示す部分平面図
【図4】本発明の実施例3における自動炊飯器の要部を一部欠いて示す部分平面図
【図5】同自動炊飯器の動作状態の部分平面図
【図6】本発明の実施例4における自動炊飯器の要部を一部欠いて示す部分平面図
【図7】本発明の実施例5における自動炊飯器の要部を一部欠いて示す部分平面図
【図8】本発明の実施例6における自動炊飯器の要部を一部欠いて示す部分平面図
【図9】本発明の実施例7における自動炊飯器のタンクを示す正面図
【図10】同タンクのトビラへの収納状態を示す正面図
【図11】本発明の実施例8における自動炊飯器の要部の断面図
【図12】同自動炊飯器の要部の外観斜視図
【図13】本発明の実施例9における自動炊飯器の要部の拡大断面図
【図14】本発明の実施例10における自動炊飯器の要部の拡大断面図
【符号の説明】
1 自動炊飯器本体
2 炊飯部
3 給米部
4 トビラ
4a 回動中心
4c 透視部
5 タンク
23 タンク給水経路
24 炊飯部給水経路
25 接続部
26 インペラー
27 モータ
28 制御部
29 トビラ開閉検知手段
30 ロック手段
Claims (12)
- 自動炊飯器本体に、米を炊飯する炊飯部と、この炊飯部に米を供給する給米部とを設けるとともに、自動炊飯器本体の前面には開閉自在にトビラを設け、このトビラの内側に、前記炊飯部へ供給する水を貯留したタンクを着脱自在に設けた自動炊飯器。
- タンクから炊飯部への給水中にトビラを開けると給水を止めるトビラ開閉検知手段を有する請求項1に記載の自動炊飯器。
- トビラ開閉検知手段は、トビラの回動中心と反対側位置に設けた請求項2に記載の自動炊飯器。
- タンクから炊飯部への給水中にはトビラの閉状態をロックするロック手段を有する請求項1に記載の自動炊飯器。
- タンクと炊飯部との給水経路の接続部をトビラの回動中心と反対側位置に設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
- タンクと炊飯部との給水経路の接続部をトビラの回動中心近くに設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
- タンクと炊飯部との給水経路の接続部形状をトビラ回動の中心からの半径軌跡円の形状とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
- トビラのタンクとの対応部を透視部として、トビラ外よりタンクの水量を確認可能とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
- 自動炊飯器本体の前面に開閉自在に設けたトビラは、一枚のトビラから構成した請求項1に記載の自動炊飯器。
- 自動炊飯器本体の前面に開閉自在に設けたトビラは、独立して開閉可能な複数枚のトビラから構成した請求項1に記載の自動炊飯器。
- タンクより炊飯部への水の供給は、タンク内に設けたインペラーと、タンク外でトビラ側に設けたモータとの磁気結合式のポンプにより行う請求項1に記載の自動炊飯器。
- タンクより炊飯部への水の供給は、タンク内に設けたインペラーと、タンク外で自動炊飯器本体側に設けたモータとの磁気結合式のポンプにより行う請求項1に記載の自動炊飯器。
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