JP3900356B2 - テレビジョンおよび画像データ記憶再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、テレビジョンおよび画像データ記憶再生方法に関し、特に、入力した画像データを特定のメモリに保存し、同保存した画像データに基づく静止画像を表示可能なテレビジョンおよび画像データ記憶再生方法に関する。
従来、この種のテレビジョンとして、入力映像信号を入力する映像入力手段と、同入力映像信号を圧縮する圧縮手段と、同圧縮した映像信号を一時的に格納する圧縮映像バッファと、同圧縮映像バッファの内容を少なくとも1つ以上格納できる圧縮映像記憶手段と、同圧縮映像バッファの内容を、指示入力手段からの制御信号に従って同圧縮映像記憶手段の適切な箇所に格納し、また、同圧縮映像記憶手段の中から任意の箇所の圧縮映像を読み出す選択手段と、同選択手段によって読み出された内容を伸長する伸長手段と、同伸長した映像信号を格納する伸長映像バッファと、同映像信号を再生する映像再生手段と、同映像再生手段の出力と上記入力映像信号とを合成して出力する映像合成手段と、同映像合成手段からの出力を表示する映像表示手段とからなるテレビジョン受像機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
上記テレビジョン受像機は、ユーザの指示によって選択手段を操作することにより、表示されている映像を静止画として同圧縮映像記憶手段に格納し、また、同格納した静止画をユーザが見たい場合には、同圧縮映像記憶手段から静止画を選択し、伸長処理、入力映像信号との合成処理を経て、一つの映像信号として映像表示手段に表示するものである。
特開平9‐83928号公報
上述したテレビジョン受像機においては、上記圧縮手段は常に作動しているため、上記映像入力手段から取り込んだ入力映像信号は全て一律に圧縮され、上記圧縮映像記憶手段に格納される映像信号も全て圧縮された状態となる。従って、ユーザが静止画として格納しておきたい映像が少なく、圧縮しなくとも十分に上記圧縮映像記憶手段に記憶できるデータ量であっても、各映像信号は圧縮されてしまい、かかる圧縮映像信号に基づいてなされた静止画の表示は不必要な画像の劣化を伴うという課題があった。また、入力映像信号は全て一律に圧縮されているため、ユーザにとっての各静止画の重要性によって、映像信号を保存する際の圧縮率を変えるということはできなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、一定容量のメモリ内において、複数の静止画像にかかる画像データを、各画像データ毎に最適なデータ量にして保存することの可能なテレビジョンおよび画像データ記憶再生方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためには、テレビジョン放送信号入力手段によって入力されたテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づいて画像表示手段が行う画像表示を構成する各画面にかかる画像データのうち、任意の画面にかかる画像データに対して所定の圧縮処理を行うことにより一定容量のメモリに複数画面分の画像データを保存可能であるとともに、同メモリに保存された画像データに基づく静止画像と、上記入力したテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像とを上記画像表示手段によって一画面上に表示可能であるテレビジョンにおいて、上記画像表示を構成する各画面にかかる画像データを順次上記メモリの一時記録用領域に一時的に記録する画像データ記録手段と、上記画像データ記録手段によって一時的に記録された画像データのうち保存すべき画像データを選択するとともに、同選択した画像データに同画像データの重要性に応じた優先度を付すことが可能な選択手段と、上記選択手段によって選択された画像データを保存する際、上記メモリの保存用領域に同画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が残存していない場合に、同保存用領域に既に保存されている他の画像データに対し、保存された順序が先の画像データほど低抽出率で画素を間引く圧縮処理、又は、各画像データとともに上記優先度が保存されている場合には同優先度に基づき同優先度の低い画像データほど低抽出率で画素を間引く圧縮処理を行う画像データ圧縮手段と、上記画像データ圧縮手段が行った圧縮処理によって上記保存用領域に上記選択手段で選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が確保された場合には同画像データを上記保存用領域に保存し、上記圧縮処理によっても同画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が確保されない場合には、高圧縮率で圧縮処理がなされている画像データを順次消去し、上記選択手段で選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域を上記保存用領域に確保した上で同画像データを上記保存用領域に保存する画像データ保存手段とを具備する構成としてもよい。
上記構成において、テレビジョン放送信号入力手段は、テレビジョン放送信号を入力し、画像表示手段は、同テレビジョン放送信号から得られた画像データに基づいて所定の画像表示を行う。そして、同画像表示を構成する各画面にかかる画像データのうち、任意の画面にかかる画像データに対して所定の圧縮処理を行うことにより、一定容量のメモリに複数画面分の画像データを保存可能としている。また、同テレビジョンは、同メモリに保存された画像データに基づく静止画像と、上記入力したテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像とを、上記画像表示手段によって一画面上に表示可能である。かかる構成においては、上記メモリの容量に制限があるため、複数画面分の画像データを保存する場合は、通常、各画像データに圧縮処理を施した上で上記メモリに保存する。しかし、上記メモリに保存する画像データの量によっては、必ずしも画像データを圧縮する必要がない場合もある。また、ユーザは、画像データを圧縮して保存する場合でも、高圧縮率で圧縮すると画像の劣化を生じることに鑑み、保存する画像データの重要性によって各画像データの圧縮の程度を変化させたいと考える場合がある。
そこで、上記画像データ記録手段は、上記画像表示を構成する各画面にかかる画像データを順次上記メモリの一時記録用領域に一時的に記録し、上記選択手段は、上記画像データ記録手段によって一時的に記録された画像データのうち保存すべき画像データを選択する。すなわち、テレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像は上記画像表示手段によって表示されるとともに、順次上記メモリの一時記録用領域に一画面毎に記録されていく。そして、画像表示手段によって表示されている画像をユーザが保存したいと判断した時に、上記選択手段はユーザの指示によって、その時に上記一時記録用領域に記録されている画像データを選択する。なお、上記選択手段は、画像データを選択した際、同画像データに同画像データの重要性に応じた優先度を付すことが可能である。
上記選択手段によって選択された画像データは上記メモリの保存用領域に保存されるが、同画像データはユーザが選択した最新の画像データであるため、ユーザにとって重要性は高く、極力圧縮せずに高解像度の画像データのまま保存することが望ましい。一方、上記保存用領域に既に保存されている画像データの量によっては、最新の画像データを高解像度で保存できるだけの未使用領域が残存していない場合もある。そこで、上記画像データ圧縮手段は、上記メモリの保存用領域に上記選択手段によって選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が残存していない場合に、同保存用領域に既に保存されている他の画像データに対して、保存された順序が先の画像データほど低抽出率で画素を間引く圧縮処理、又は、各画像データとともに上記優先度が保存されている場合には同優先度に基づき同優先度の低い画像データほど低抽出率で画素を間引く圧縮処理を行う。
すなわち、既に保存されている画像データのうち古いものほど徐々に重要性が低くなるとも考えられるため、保存された順序が先の画像データほど低抽出率で画素を間引くことにより、高圧縮率で圧縮処理をする。あるいは、保存された順序ではなく、上記選択手段において各画像データに付された優先度に基づき同優先度の低い画像データほど低抽出率で画素を間引いて圧縮処理をしてもよい。なお、上記選択手段で選択された画像データを所定の解像度で保存するための未使用領域が上記保存用領域に残存している場合は、既に保存されている画像データに対する圧縮処理はしない。
上記画像データ圧縮手段が行った圧縮処理によって、上記保存用領域に既に保存されていた各画像データはそのデータ量が圧縮されるため、上記保存用領域における未使用領域が拡大する。ここで、画像データ保存手段は、上記保存用領域に上記選択手段で選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が確保された場合には、同画像データを上記保存用領域に保存する。一方、上記圧縮処理によっても同画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が確保されない場合には、画像データ保存手段は、上記保存用領域に既に保存されている画像データのうち、高圧縮率で圧縮処理がなされている画像データを順次消去する。高圧縮率で圧縮処理がなされている画像データはその重要性は低いと言えるので、消去しても問題は少ない。このように、上記選択手段で選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域を上記保存用領域に確保した上で、同画像データを上記保存用領域に保存する。
かかる一連の処理によって、上記メモリの容量を増やさず限られた容量の中に、上記選択手段によって選択された最新の画像データを高解像度の画像データのまま保存できるとともに、既に保存されている各画像データのうち、ユーザにとって重要性の高い画像データほど低圧縮率で保存することができる。
また、本発明は、テレビジョン放送信号を入力するテレビジョン放送信号入力手段と、上記テレビジョン放送信号から得られた画像データのうち保存すべき画像データを選択する選択手段と、上記選択手段によって選択された画像データを保存する際、特定のメモリに同画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が残存していない場合に、上記メモリに既に保存されている他の画像データに対し各画像データの圧縮率を決定して圧縮処理を行う画像データ圧縮手段と、上記画像データ圧縮手段が行った圧縮処理によって未使用領域が拡大された上記メモリに、上記選択手段によって選択された画像データを保存する画像データ保存手段と、上記メモリに保存された画像データに基づく静止画像と、上記入力したテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像とを一画面上に表示可能である画像表示手段とを具備する構成としてある。
記発明においては、テレビジョン放送信号入力手段はテレビジョン放送信号を入力し、選択手段は上記テレビジョン放送信号から得られた画像データのうち保存すべき画像データを選択する。次に、上記選択手段によって選択された画像データは特定のメモリに保存されるが、画像データ圧縮手段は、上記メモリに同画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が残存していない場合には、上記メモリに既に保存されている他の画像データに対し、各画像データの圧縮率を決定して圧縮処理を行う。なお、同画像データを所定の解像度で保存するための未使用領域が上記メモリに残存している場合は、既に保存されている画像データに対する圧縮処理はしない。
そして、画像データ保存手段は、上記圧縮処理によって未使用領域が拡大された上記メモリに、上記選択手段によって選択された画像データを保存する。すなわち、上記メモリには、上記選択手段によって選択された画像データを所定の解像度で保存するとともに、既に保存されている各画像データのうち重要性の高い画像にかかる画像データほど低圧縮率で保存することができる。そして、画像表示手段は、上記入力したテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像とともに、上記メモリに保存された画像データに基づく静止画像を一画面上に表示することが可能である。
ここで、上記メモリに保存されている画像データのうち、古いものほどユーザにとって徐々に重要性が低くなると考えることができる。そこで、上記画像データ圧縮手段は、上記メモリに既に保存されている他の画像データのうち、保存された順序が先の画像データほど高圧縮率で圧縮処理を行う構成としてもよい。
上記構成においては、上記画像データ圧縮手段は、上記メモリに既に保存されている他の画像データのうち、保存された順序が先の画像データほど高圧縮率で圧縮処理を行う。上記メモリ中の古い画像データほど高圧縮率で圧縮処理を行うことにより、限られた容量の上記メモリ内で、ユーザにとって重要性が高いと考えられる新しい画像データほど低圧縮率であって画像の劣化を抑えて保存することができる。
上記のように保存された順序によって画像データの重要性を判断してもよいが、保存された順序にかかわらず、各画像データ毎に予め優先度を付けておき、かかる優先度に基づいて圧縮率を変化させてもよい。そこで、上記選択手段は、保存すべき画像データを選択した際に、同選択した画像データに同画像データの重要性に応じた優先度を付し、上記画像データ圧縮手段は、上記メモリに既に保存されている他の画像データのうち、各画像データとともに保存されている上記優先度が低い画像データほど高圧縮率で圧縮処理を行う構成としてもよい。
上記構成においては、上記選択手段が選択した画像データに重要性に応じた優先度を付すため、上記メモリには、各画像データがそれぞれ優先度と共に保存されることになる。上記画像データ圧縮手段は、上記メモリに既に保存されている他の画像データのうち、各画像データとともに保存されている優先度が低い画像データほど高圧縮率で圧縮処理を行う。かかる構成とすることで、限られた容量の上記メモリ内で、各画像データのうちユーザにとって重要性の高い画像データほど低圧縮率であって画像の劣化を抑えて保存することができる。
ここで、上記圧縮処理の具体的手法として、上記画像データ圧縮手段は、上記メモリに既に保存されている他の画像データの圧縮率を変化させるにあたり抽出率を決定し、同抽出率に基づいて画素の間引き処理を行うことにより圧縮処理をする構成としてある。
上記構成においては、上記画像データ圧縮手段は、上記メモリに既に保存されている他の画像データの圧縮率を変化させるにあたり抽出率を決定する。そして、同抽出率に基づき画素の間引き処理を行う。すなわち、画像データを構成する各画素のうち、所定の抽出率で間引いた画素を上記メモリに保存する画像データとすれば、保存すべきデータ量は圧縮される。
上述した構成によれば、上記メモリに保存されている各画像データは、新たに保存される画像データが増える度に圧縮される。そして、ユーザにとって重要性の低い画像データほど、新たに保存される画像データが増えるに従い圧縮率が上がっていく。しかし、重要性の低い画像データを高圧縮率で圧縮しても、最新の画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域を上記メモリ内に確保できない場合がある。そこで、上記画像データ保存手段は、上記画像データ圧縮手段による圧縮処理が行われても、上記メモリ内に上記選択手段によって選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が確保できない場合に、高圧縮率で圧縮処理がなされている画像データを順次消去し、上記選択手段によって選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域を上記メモリに確保する構成としてもよい。
上記構成においては、上記画像データ保存手段は、上記画像データ圧縮手段による圧縮処理が行われても、上記メモリ内に上記選択手段によって選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が確保できない場合には、既に上記メモリに保存されている各画像データのうち、高圧縮率で圧縮処理がなされている画像データから消去していく。高圧縮率で圧縮処理がなされている画像データは重要性は低いので、かかる画像データから消去していっても問題は少ない。そして、上記メモリに、最新の画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域を上記メモリに確保した上で、同画像データを上記メモリに保存する。すなわち、上記メモリに未使用領域がほとんど残存していない場合であっても、最新の画像データは不必要に圧縮されることはなく所定の解像度で保存されるとともに、重要性の高い画像データは消去されずに保存される。
圧縮処理を繰り返し施されて高圧縮率で圧縮された画像データは、その重要性が低くなるとともに画像の劣化も大きくなる。そこで、上記画像データ保存手段は、上記メモリに保存する各画像データのうち、上記画像データ圧縮手段による圧縮処理が行われた結果、圧縮率が所定のしきい値を越えた画像データを消去する構成としてある。
上記構成においては、上記画像データ保存手段は、上記メモリに保存する各画像データのうち、上記画像データ圧縮手段による圧縮処理が行われた結果、圧縮率が所定のしきい値を越えた画像データを消去する。かかる構成とすることで、重要性が低く、劣化した画像にかかる画像データが消去されるとともに、上記メモリ内に一定の未使用領域が確保される。
また本発明は、上記メモリに保存された圧縮処理がなされた画像データに対して、画像データ補間手段が補間処理を行い、同補間処理がなされた画像データに基づく静止画像の表示が行われる構成としてある。
上記構成においては、上記画像データ補間手段が、上記メモリに保存された圧縮処理がなされた画像データに対して補間処理を行う。そして、上記画像表示手段が、同補間処理がなされた画像データに基づく静止画像の表示を行う。すなわち、圧縮処理をした画像データに基づく静止画像を表示する場合であっても、上記画像データ補間手段によって画像データに対して補間処理を行うことで、高画質の静止画像を表示することができる。
以上では、実体のあるテレビジョンにかかる発明として説明を行ってきたが、本願発明にかかる技術思想はその方法としても、有用な発明として成立しうる。そこで、テレビジョン放送信号を入力するテレビジョン信号入力工程と、上記テレビジョン放送信号から得られた画像データのうち保存すべき画像データを選択する選択工程と、上記選択工程によって選択された画像データを保存する際、特定のメモリに同画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が残存していない場合に、上記メモリに既に保存されている他の画像データに対し各画像データの圧縮率を決定して圧縮処理を行う画像データ圧縮工程と、上記画像データ圧縮工程による圧縮処理によって未使用領域が拡大された上記メモリに、上記選択工程によって選択された画像データを保存する画像データ保存工程と、上記メモリに保存された画像データに基づく静止画像と、上記入力したテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像とを一画面上に表示する画像表示工程とを具備する構成としてもよい。
すなわち、必ずしも実体のあるテレビジョンに限らず、画像データ記憶再生方法としても有効であることに相違はない。
以上説明したように、請求項1,請求項2にかかる発明によれば、限られた容量のメモリ内に、選択された最新の画像データを所定の解像度で保存するとともに、既に保存されている画像データに対して重要性の高い画像データほど低圧縮率で圧縮処理をして保存することが可能なテレビジョンを提供することができる。
また、請求項3にかかる発明によれば、画像データを構成する画素を所定の抽出率で間引くことにより、上記メモリに保存すべき画像データのデータ量を圧縮することができる。
さらに、上記メモリに、最新の画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域を確実に確保できる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、重要性が低く、かつ、劣化した画像にかかる画像データを消去して、上記メモリに一定の未使用領域を確保することができる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、高画質の静止画像を表示することができる。
さらに、限られた容量のメモリ内に、選択された最新の画像データを所定の解像度で保存するとともに、既に保存されている画像データに対して重要性の高い画像データほど低圧縮率で圧縮処理をして保存することが可能な画像データ記憶再生方法を提供することができる。
以下の順序に従って、本願発明の実施形態について説明する。
(1)テレビジョンの概略構成
(2)圧縮処理について
(3)まとめ
(1)テレビジョンの概略構成
図1は、本願発明の一実施形態にかかるテレビジョンの概略構成を示した図である。
同図に示すように、テレビジョン100は、概略、チューナ11a,11bと、RGB信号生成部20a,20bと、画像合成部30と、液晶モジュール40と、マイコン50と、静止画像保存用メモリ60とからなる。同構成においてマイコン50は、テレビジョン100を構成する各部とIICバス70を介して接続しており、CPU51が、ROM52やRAM53などのメモリに書き込まれた各プログラムに従って、テレビジョン100全体を制御する。また、マイコン50には、操作パネル54と、リモコンI/F55とが接続しており、同操作パネル54を介しての入力信号や、リモコンI/F55を介してなされるリモコンによる入力信号によって、テレビジョン100における種々の処理を制御できる。
なお、本実施形態においては、画像表示素子として液晶パネルを用いて説明を行っているが、これに限られることは無くプラズマパネル等の表示素子を用いてもよい。
テレビジョン100は、親画面上の所定領域に子画面の表示を行う、いわゆるピクチャ・イン・ピクチャ機能を有しており、チャンネルや入力系統の異なる画像を同時に一画面上に表示可能である。また、同ピクチャ・イン・ピクチャ機能を用いて、ユーザの好みに基づいて選択され静止画像保存用メモリ60に保存された静止画像を、チューナ11a,11bから入力したテレビジョン放送信号に基づく画像などの他系統の画像と同時に一画面上に表示することができる。
上記ピクチャ・イン・ピクチャ機能を実現すべく、テレビジョン100は、アナログ放送信号を入力し、同信号に基づいて画像データを生成するまでの処理系統を2系統備える。
チューナ11a,11bは、夫々マイコン50の制御により、アンテナ10a,10bを介してテレビジョン放送信号を受信することができる。チューナ11a及びチューナ11bからスイッチ回路13a及びスイッチ回路13bに、テレビジョン放送信号に基づいたアナログ映像信号としての中間周波信号が夫々出力される。スイッチ回路13a及びスイッチ回路13bは、外部映像入力端子12a及び外部映像入力端子12bとも夫々接続しており、外部映像入力端子12a及び外部映像入力端子12bからアナログ映像信号をそれぞれ入力可能である。スイッチ回路13a,13bは、マイコン50から入力される選択指示に従い、チューナ11a,11bからの中間周波信号と、外部映像入力端子12a,12bからのアナログ映像信号とを選択的に入力し、同期信号を分離し、同期信号が分離された映像信号を夫々RGB信号生成部20a,20bのA/D変換回路21a,21bに出力する。
A/D変換回路21a,21bは、入力したアナログ信号である映像信号を、その信号レベルに応じてデジタル信号化する。デジタル信号化された映像信号は、Y/C分離回路22a,22bに出力される。同Y/C分離回路22a,22bにおいては、同デジタル化された映像信号に基づいて、輝度信号とクロマ信号への分離が行なわれる。分離された輝度信号は、画質調整回路23a,23bに入力し、同画質調整回路23a,23bにおいてコントラスト調整等の所定の画質調整が行なわれた後、マトリクス回路25a,25bに出力される。一方、分離されたクロマ信号は、色復調回路24a,24bにおいて、R‐Y及びB‐Yの色差信号に復調された後、マトリクス回路25a,25bに出力される。マトリクス回路25a,25bにおいては、入力した輝度信号と色差信号とに基づいてマトリクス変換処理を行ない、画像データとしてのRGB信号を生成する。なお、マトリクス回路25aから出力した画像データを第一画像データとし、マトリクス回路25bから出力した画像データを第二画像データとする。
上記2系統の処理により生成された第一及び第二画像データに基づく画像を同時に一画面上に表示するには、第一及び第二画像データを画像合成部30に入力し、所定の合成処理をする必要がある。また、第一又は第二画像データに基づく画像と静止画像保存用メモリ60の保存用領域62に保存された画像データに基づく静止画像とを一画面上に表示するには、第一又は第二画像データと同画像データとを画像合成部30に入力し、所定の合成処理をする必要がある。なお、静止画像保存用メモリ60の保存用領域62に画像データを保存する処理等については、後に詳述する。
ここで、第一画像データに基づく画像を親画面とし、保存用領域62に保存された画像データに基づく静止画像を子画面として、かかる二画像を一画面上に表示する場合を例に、画像合成部30等における処理を説明をする。まず画素数変換回路31が第一画像データおよび同画像データを入力し、所定のスケーリング処理を行う。例えば、第一画像データの画素数を横640×縦480画素に変換し、同画像データの画素数を横150×縦120に変換する。なお、子画面の表示領域の画素数や座標を定める情報は、予めメモリ33に記録しておき、かかる情報に基づいて子画面用の画像データの画素数を変換する。画素数を変換した後の各画像データは、メモリ33に書き込まれる。
画像合成回路32は、画素数が変換された第一画像データと同画像データとを合成する処理を行う。メモリ33から子画面の表示領域の座標を定める情報を取得し、画素数変換された同画像データに子画面の表示領域の座標を対応させ、同表示領域以外の領域については、各RGB成分を0階調とした画像データを生成する。一方、画素数変換された第一画像データにおける子画面の表示領域についての各RGB成分を0階調とし、それ以外の領域は元の第一画像データのままの階調値とした画像データを生成する。それぞれ生成された画像データを重畳させることにより、子画面の表示領域には保存用領域62に保存された画像データに基づく静止画像が表示され、それ以外の領域には親画面として第一画像データに基づく画像が表示される合成画像データが生成される。
上記処理によって生成された合成画像データは、図示しない画質調整回路によって、輝度調整、コントラスト調整、彩度補正、OSD信号の重畳等の処理を施された後に、液晶モジュール40に出力される。液晶モジュール40は、液晶駆動回路41、液晶パネル42、バックライト43を有する。液晶駆動回路41は、液晶パネル42の各RGBに対応するパネルを駆動する電圧を生成する。バックライト43は、図示しないインバータから高電圧の供給を受けて点灯し、液晶パネル42を背面から照射する。これにより、液晶モジュール40は上記合成画像データに基づく画像を液晶パネル42上に表示する。
テレビジョン100は、上記のように親画面と子画面とによって2つの画像を同時に表示するだけでなく、1つの入力系統から入力された画像データに基づく画像を表示する通常のテレビジョン受像機としても当然に機能する。通常のテレビジョン受像機として機能する場合は、RGB信号生成部20aまたはRGB信号生成部20bの一方から画像合成部30に出力された画像データは、他の画像データと合成処理されることなく液晶モジュール40に出力され、液晶パネル42においては、同画像データに基づく画像が表示される。
(2)圧縮処理について
ここで、画像合成部30から出力される画像データは、液晶モジュール40に入力し、液晶パネル42上に所定の画像を表示させるだけでなく、マイコン50からの指示に従って、静止画像保存用メモリ60の一時記録用領域61に一画面分のデータ量毎に順次記録されていく。つまり、液晶パネル42に表示される画像を構成する画像データは、同時に一画面分毎に一時記録用領域61にも記録されていく。そして、一時記録用領域61では、表示される画面が変わる度に最新の画像にかかる画像データが上書きされて記録されていく。かかる一時記録用領域61への画像データの記録作業は、液晶パネル42における画像表示が行われている間は常に行われるようにしても良いし、ユーザが一時記録用領域61への画像データの記録作業が行われることを希望した一定の期間のみ行われるようにしても良い。
次に、一時記録用領域61に記録された一画面分の画像データを保存用領域62に保存するための一連の処理について説明する。
図2は、マイコン50が一時記録用領域61に記録された画像データを保存用領域62に保存するために行う処理の内容を示したフローチャートである。
始めに、マイコン50は、操作パネル54又はリモコンI/F55を介して、ユーザからの静止画像の保存を指示する指示信号があるか否かを判断する(ステップS100)。すなわち、液晶パネル42での画像表示を見ているユーザは、その時点で見ている画像を静止画像として保存したいと思った場合に、リモコンや操作パネル54を介して静止画像の保存をマイコン50に対して指示する。同指示信号を受けた場合にマイコン50は、一時記録用領域61から、記録されている画像データを取得する(ステップS110)。
一時記録用領域61から画像データを取得したマイコン50は、同取得した画像データ(以下、最新画像データ)を保存するために必要な未使用領域が、保存用領域62に残存しているか否か判断する(ステップS120)。保存用領域62には、既に他の画像データが、一時記録用領域61から取得され保存されている場合があるからである。ここで、最新画像データを保存するために必要な未使用領域とは、最新画像データを全く圧縮せず、そのままのデータ量を保存するために必要な記録領域か、あるいは、圧縮する場合であっても低圧縮率で処理し、同圧縮後のデータ量を保存するために必要な記録領域を言う。最新画像データはユーザが保存を希望する最新の画像にかかるデータであり、その重要性も高いと考えられ、極力圧縮処理をせず、高解像度のままで保存する構成としている。
保存用領域62に最新画像データを保存するために必要な未使用領域が残存している場合には、保存用領域62に保存されている他の画像データに対して圧縮処理をすることなく、同未使用領域に最新画像データを保存する(ステップS180)。しかし、同未使用領域が不足している場合には、マイコン50は、他の画像データに対して所定の圧縮処理を行う。
マイコン50は、保存用領域62に保存されている他の画像データが、その画像データの優先度を示すデータを有しているか否かを判断する(ステップS130)。かかる優先度は、ユーザが上記指示信号をマイコン50に送る度に、対応する各画像データの重要性に基づいて付すものであって、各画像データに付された優先度はデータとして各画像データとともに保存用領域62に保存される。なお、優先度を付して各画像データを保存するか、優先度を付さずに各画像データを保存するかは、ユーザの好みによって設定変更可能とする。
他の画像データに優先度が付されていない場合には、保存用領域62に保存された順序が先のデータほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う(ステップS140)。例えば、最新画像データが一時記録用領域61から取得される度に、保存用領域62に保存されている各画像データに対して同率の圧縮率に基づいて圧縮処理を行う。その結果、保存された順序が先の画像データは、新たに保存される画像データが増える度に、1段階、2段階と圧縮の回数を重ねることになる。また、保存用領域62のうち他の画像データの保存に使用可能な領域を、各他の画像データの保存された順序に対応した比に基づいて各データに割り当て、各割り当てられた領域内に保存されるように各他の画像データを圧縮しても良い。
他の画像データに優先度が付されている場合には、同優先度に基づき同優先度の低い他の画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う(ステップS150)。例えば、保存用領域62に保存されている他の画像データのうち、最も優先度の高い画像データに対して所定の圧縮率αで一段階圧縮し、二番目に優先度の高い画像データは、同圧縮率αに基づいて二段階圧縮し、三番目に優先度の高い画像データは、同圧縮率αに基づいて三段階圧縮し、というように、優先度が一つ下がる毎に、圧縮する回数を増やす。また、保存用領域62のうち他の画像データの保存に使用可能な領域を、各他の画像データの優先度に対応した比に基づいて各データに割り当て、各割り当てられた領域内に保存されるように各他の画像データを圧縮しても良い。
マイコン50は、S140又はS150における処理によって保存用領域62中に最新画像データを保存するために必要な未使用領域を確保できたか否かを判断する(ステップS160)。S140又はS150における処理によって未使用領域はある程度拡大されるものの、保存されている静止画像の枚数によっては、上記圧縮処理を行っても、最新画像データを保存するために必要な未使用領域を確保できない場合があるからである。マイコン50は、最新画像データを保存するために必要な未使用領域を保存用領域62中に確保できていないと判断した場合には、同必要な未使用領域を確保するまで、保存用領域62に保存されている他の画像データを高圧縮率で圧縮処理されている順に消去する(ステップS170)。高圧縮率で圧縮処理されているものであればユーザにとって重要性は低く、消去しても問題は少ない。その結果、限られた容量の静止画像保存用メモリ60内において、最新画像データを保存するための未使用領域を確保できるとともに、重要性の高い画像データを消去せずに保存することができる。
以上の処理によって保存用領域62中に確保された未使用領域に、最新画像データを保存する(ステップS180)。
図2においては、S140又はS150での圧縮処理後、S160において、保存用領域62中に最新画像データを保存するための未使用領域を確保できたか否かを判断する。かかる判断に替え、上記圧縮処理が行われた結果、圧縮率が所定のしきい値を越えた画像データが存在するか否かを判断する構成にしても良い。
図3は、マイコン50が一時記録用領域61に記録された画像データを保存用領域62に保存するために行う処理の内容を示したフローチャートであって、図2とは別の例を示している。同図において、S200〜S250までは、図2のS100〜S150までの処理内容と同じである。
同図のステップS260においては、マイコン50は、S240又はS250での圧縮処理の結果、その圧縮率が所定のしきい値Thを越えた画像データが保存用領域62内に存在するか否かを判断する。そして、上記判断の結果、圧縮率が所定のしきい値Thを越えていると判断された画像データについて消去する処理を行う(ステップS270)。S240,S250においては、保存された順序や各画像データに付された優先度に基づき、ユーザにとっての重要性が低い画像データほどその圧縮率が高くなるように圧縮処理がなされる。従って、かかる処理を加えることで、重要性が低くなり、かつ高圧縮率ゆえ画像の劣化も大きくなった画像データを自動的に消去することができる。最後に、保存用領域62中に確保された未使用領域に最新画像データを保存する(ステップS280)。ここで、図2で説明した、圧縮処理によっても最新画像データを保存するための未使用領域を保存用領域62中に確保できない場合に消去される画像データの圧縮率よりも、上記しきい値を低い値に設定すると、保存用領域62中に最新画像データを保存するための未使用領域を確保できるとともに、ある程度重要性の低くなった画像データを自動消去することができる。
次に、図2,3のS140,S150,S240,S250において行われる圧縮処理の内容と結果について説明する。
図4は、保存された順序が先の画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う場合の、圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係の一例を示している。
上記の通り、マイコン50は、ユーザからの指示信号を受ける度に、一時記録用領域61に記録されている一画面分の画像データを保存用領域62に保存していく。ここで、保存される一画面分の画像データを夫々D1,D2,D3,、、、Dnとする。各画像データの圧縮処理をされる前のデータ量は、q1,q2,q3,、、、qnとする。なお、各画像データはいずれも一画面分の画像を構成するデータなので、そのデータ量は同じであるが、便宜上数字を付して区別する。また、保存用領域62の容量をCとし、3画面分の画像データを圧縮処理せずに保存可能であるとする。かかる前提の下、図4以降の説明を行う。
同図の左列は、一時記録用領域61から取得されて保存用領域62に保存されることになる、その時点での最新画像データである。中列は、圧縮処理をされる前の保存用領域62に保存されている各画像データのデータ量、右列は、圧縮処理をされた後の保存用領域62に保存されているデータ量である。
画像データD1は最初に一時記録用領域61から取得されたデータであるため、D1を取得した時点では保存用領域62内のデータ量は0である。また、保存用領域62は、3画面分の画像データを圧縮処理せずに保存可能であるから、D3を取得して保存用領域62に保存するまでは、圧縮処理はなされない。そして、D4を一時記録用領域61から取得した段階から圧縮処理がなされる。すなわち、保存用領域62にq1,q2,q3のデータ量が保存されている状態においては、D4を保存するための未使用領域が残存していないため、画像データD1〜D3に対して圧縮処理を行う。
例えば、圧縮率をα(0<α<1)とした場合、保存された順序が最も先のD1については3段階圧縮し、データ量をq1×α**3とする。ただし、**はべき乗を表す。保存された順序が2番目に古いD2については2段階圧縮し、データ量をq2×α**2に、保存された順序が最も新しいD3については1段階圧縮し、データ量をq3×αとする。その結果、保存用領域62内のデータ量が、q1,q2,q3から夫々、q1×α**3,q2×α**2,q3×αに圧縮される。D5を取得した際には、画像データD1〜D4に対して夫々1段階の圧縮処理を行い、保存用領域62内のデータ量を、q1×α**3,q2×α**2,q3×α,q4から、q1×α**4,q2×α**3,q3×α**2,q4×αへと圧縮する。以降、取得する最新画像データDxが増える毎に、保存されている各画像データを同じ圧縮率αで一段階ずつ圧縮していく。
他の手法として、圧縮率α1=90%,α2=80%,α3=70%…等と対応付けられたテーブルを予め所定の記憶領域に格納しておき、ある画像データに対して圧縮処理を行う度に、α1、α2…と順番に同テーブルから圧縮率を読み出し、読み出した圧縮率に基づいてJPEG圧縮をしても良い。つまり、保存領域62に保存されているある画像データに対し、最新画像データを取得した際、初めは圧縮率α1に基づいてJPEG圧縮し、次に最新画像データを取得した際には、α2に基づいてJPEG圧縮をし、というように圧縮処理を行う。
その結果、保存された順序が先の画像データほど、圧縮処理をされる回数が多いため、高圧縮率で圧縮された状態となる。
図5は、保存された順序が先の画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う場合の圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係であって、図4とは別の一例を示している。
同図においては、保存用領域62のうち他の画像データの保存に使用可能な領域を、各他の画像データの保存された順序に対応した比に基づいて各データに割り当て、各割り当てられた領域内に保存されるように各他の画像データを圧縮した場合を示している。そして、D3を取得して保存用領域62に保存する段階までは圧縮処理はなされない点は、図4における処理と同様である。
圧縮処理は、マイコン50が、D4を一時記録用領域61から最新画像データとして取得した場合に行われる。ここで、同取得したD4を保存用領域62に保存する場合、D1〜D3を保存するために使用可能な領域は、C−q4となる。従って、D1〜D3は、使用可能な領域C−q4のうち、各D1〜D3の保存された順序に対応した比に基づいて割り当てられた領域内に保存されるように、夫々圧縮される。保存された順序に対応した比とは、例えば、その画像データの保存された順序/各画像データの保存された順序の総和、として表すことが可能である。
この例に拠れば、同図に示すようにD1は、上記領域C−q4のうち、1/6(D1が保存された順序/D1〜D3が保存された順序の総和)の領域を割り当てられ、かかる領域内に保存されるために必要な圧縮率でそのデータ量q1を圧縮される。同様に、D2のデータ量q2は、上記領域C−q4のうち2/6の領域内に保存されるために必要な圧縮率で圧縮され、D3のデータ量q3は、上記領域C−q4のうち3/6の領域内に保存されるために必要な圧縮率で圧縮される。また、マイコン50が、画像データD5を一時記録用領域61から取得した場合には、各画像データD1〜D4のデータ量は、使用可能な領域C−q5のうち、各D1〜D4の保存された順序に対応した比に基づいて割り当てられた領域内に保存されるように、夫々圧縮される。
図4,5においては、保存された順序が先の画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う場合について説明を行ったが、次の図6,7においては、画像データに付された優先度に基づき同優先度の低い画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理行う場合について説明する。かかる処理は、S130,S230において、マイコン50が、保存用領域62に保存されている各画像データが、その優先度を示すデータを有していると判断した場合になされる。
図6は、保存された画像データに付された優先度に基づき同優先度の低い画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う場合の圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係の一例を示している。優先度は、例えば、優先度の高い順に3,2,1と付す。
同図の左列には、一時記録用領域61から取得された各画像データD1,D2,D3,、、Dnの表示とともに、各画像データに付された優先度が括弧書きで示されている。同図においても、D3を取得して保存用領域62に保存する段階までは圧縮処理はなされない。そして、D4を一時記録用領域61から取得した場合に圧縮処理がなされる。同図に拠れば、画像データD1の優先度は3、D2の優先度は1、D3の優先度は2となっている。そこで、各画像データD1,D2,D3を優先度に基づいて圧縮する場合の一例として、圧縮率をα(0<α<1)とした場合、優先度が最も低いD2については3段階圧縮し、データ量をq2からq2×α**3にする。優先度が2番目に低いD3については2段階圧縮し、データ量をq3からq3×α**2に、優先度が最も高いD1については1段階圧縮し、データ量をq1からq1×αにする。
D5を取得した際には、保存用領域62に保存されている画像データD1〜D4が圧縮処理の対象となるが、この場合、新たに圧縮処理がなされるのは、前回一時記録用領域61から取得され保存用領域62に保存された画像データD4だけである。D4の優先度は最も低い1なので、そのデータ量は、q4からq4×α**3に圧縮される。同様に、D6を取得した場合には、画像データD5のデータ量q5が、その優先度に応じた圧縮率で圧縮される。すなわち、保存用領域62に保存された順序に拘わらず各画像データに付された優先度に基づいて圧縮処理がなされるため、長期間保存されている古い画像データであっても、優先度が高いものであれば、後に保存された優先度の低い画像データよりも低圧縮率の状態で保存される。
図7は、保存された画像データに付された優先度に基づき同優先度の低い画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う場合の圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係であって、図6とは別の一例を示している。
同図においては、保存用領域62のうち他の画像データの保存に使用可能な領域を、各他の画像データの優先度に対応した比に基づいて各データに割り当て、各割り当てられた領域内に保存されるように各他の画像データを圧縮した場合を示している。
ここで、画像データD4を一時記録用領域61から取得し保存用領域62に保存する場合を考える。画像データD1〜D3を保存するために使用可能な領域は、C−q4である。従って、D1〜D3は、使用可能な領域C−q4のうち、各D1〜D3に付された優先度に対応した比に基づいて割り当てられた領域内に保存されるように、夫々圧縮される。優先度に対応した比とは、例えば、その画像データの優先度/各画像データの優先度の総和、として表すことが可能である。
この例に拠れば、同図に示すようにD1は、上記領域C−q4のうち、3/6(D1の優先度/D1〜D3の優先度の総和)の領域を割り当てられ、かかる領域内に保存されるために必要な圧縮率でそのデータ量q1を圧縮される。同様に、D2のデータ量q2は、上記領域C−q4のうち1/6の領域内に保存されるために必要な圧縮率で圧縮され、D3のデータ量q3は、上記領域C−q4のうち2/6の領域内に保存されるために必要な圧縮率で圧縮される。また、マイコン50が、画像データD5を一時記録用領域61から取得した場合には、各画像データD1〜D4のデータ量は、使用可能な領域C−q5のうち、各D1〜D4の優先度に対応した比に基づいて割り当てられた領域内に保存されるように、夫々圧縮される。
マイコン50が行う上記圧縮処理の具体的方法として、画像データを構成する画素の間引き処理を行う場合が考えられる。すなわち、画像データを構成する各画素のうち、所定の抽出率に基づいて間引いた画素を、保存する画像データとすることにより、保存用領域62に保存すべきデータ量を圧縮する。
ここで、図4,6において説明した各画像データを所定の圧縮率αによって複数段階圧縮する場合の、間引き処理について説明する。ある抽出率に基づいて画素を間引くことにより画像データを圧縮した場合、間引き処理後の画像データ量を、間引き処理前の画像データ量で除した値が圧縮率となる。そこで、予め、所定の圧縮率と、同圧縮率となるように画像データを間引くための抽出率を対応させたテーブル80を、所定の記憶領域に格納しておく。
図8は、上記テーブル80を示している。同テーブル80の左列には、複数の圧縮率α1〜αnが書き込まれており、右列には、対応する圧縮率を実現するための抽出率β1〜βnが書き込まれている。例えばβ1が1/2である場合、画像データは、縦横方向ともに1画素おきに間引かれる。圧縮対象となる画像データは、縦横それぞれ画素数が1/2となるため、間引き処理後のデータ量は元の1/4となる。従って、β1が対応する圧縮率α1は1/4である。圧縮率αxは複数の値が用意されており、ユーザは、操作パネル54等を介して希望する圧縮率αxを選択し設定する。そして、マイコン50は、画像データの間引き処理を行う際に、設定されている圧縮率αxに対応する抽出率βxを上記テーブル80から読み出し、同抽出率βxに基づいて画像データの間引き処理を行い、そのデータ量を圧縮する。
次に、図5,7において説明した、所定の比に基づいて保存用領域62を各画像データに割り当て、各割り当てられた領域内に保存されるように各画像データを圧縮する場合の、間引き処理について説明する。
図5,7においては、各画像データが圧縮処理をされた後に保存される領域のサイズが各画像データ毎に定まる。各画像データの圧縮率は、圧縮後のデータ量を圧縮前のデータ量で除した値となるため、同図の場合、各画像データの圧縮率は、当該画像データが圧縮処理をされた後に保存される領域のデータ量を圧縮前のデータ量で除した値となる。一例をもって説明すれば、図5において、画像データD4を一時記録用領域61から最新画像データとして取得した場合に行われる画像データD1に対しての圧縮処理の圧縮率は、圧縮後のデータ量C−q4×1/6を圧縮前のデータ量q1で除した値、C−q4/6q1となる。このようにして、各画像データの圧縮率が定まる。
マイコン50は、上記のように画像データの圧縮率を得たら、圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との比が同圧縮率となるように画素を規則的に間引く抽出率を求め、同抽出率に基づいて間引き処理を行う。また、画素の間引き処理の他の手法として、隣接しあう複数画素のデータを平均して1画素とする平均化処理を行っても良い。
図9は、平均化処理される画像データを示している。例えば、圧縮率が1/9である場合を考える。縦横3×3画素の階調値データ(RGBデータ)から平均の階調値R’G’B’を取り、かかる平均の階調値データからなる画素を1個得る。この間引き処理の結果、画像データ量は元の画像データ量の1/9に圧縮される。
以上、最新画像データが一時記録用領域61から取得されて、保存用領域62に保存されるまでの処理について説明を行った。次に、ユーザが保存用領域62に保存さている各画像データに基づく静止画像を見る際に、マイコン50が行う処理について説明する。
図10は、マイコン50が、保存用領域62に保存されている画像データを取得し、画像合成部30に出力するまでの処理内容を示したフローチャートである。
始めに、マイコン50は、操作パネル54又はリモコンI/F55を介して、ユーザから、保存用領域62に保存されている画像データの取得を指示する指示信号があるか否かを判断する(ステップS300)。すなわち、ユーザが保存した画像データに基づく静止画像を見たいと考えた場合に、リモコンや操作パネル54を介し、保存用領域62に保存されている画像データのうち希望する画像データを取得することをマイコン50に対して指示する。
同指示信号を受けた場合にマイコン50は、保存用領域62から同指示信号に基づいて画像データを取得する(ステップS310)。ここでマイコン50は、同取得した画像データに対して補間処理を行うか否かを判断する(ステップS320)。保存用領域62に保存されていた画像データは圧縮処理を施されている場合があり、かかる画像データに基づいてそのまま静止画像の表示を行うと、低解像度の画像が表示されてしまうからである。本実施形態においては、保存用領域62から取得した画像データに対して補間処理を行うモードと、補間処理は行わないモードとをユーザが選択して設定できるようにする。保存用領域62から取得した画像データに対して補間処理を行うモードが設定されていると判断したら、マイコン50は同画像データに対し所定の補間処理を行う(ステップS330)。すなわち、隣接しあう画素の階調値データの間に新たな階調値データを生成し、画像データの縦方向と横方向の解像度を上げる。補間処理方法としては、ニアリストネイバ法やスプライン補間法など種々の公知の補間処理方法を採用可能である。
そして、補間処理によって高解像度となった同画像データは画像合成部30に出力される。あるいは、ステップS320において、補間処理を行うモードが設定されていないと判断した場合は、同画像データは補間処理をされずにそのまま画像合成部30に出力される(ステップS340)。その後、同画像データは、他の入力系統から入力された第一画像データなどと合成処理をされた上で液晶モジュール40に出力され、液晶パネル42には、同画像データに基づく静止画像が、第一画像データなどに基づく画像とともに、一画面上に表示される。
(3)まとめ
このように、一時記録用領域61から取得された最新画像データを保存用領域62に保存する際に、既に保存されている各画像データに対し、保存された順序、又は、その優先度に基づき圧縮率の程度に差を持たせて圧縮処理を行う。そして、限られた容量の保存用領域62内に、最新画像データを高解像度のまま保存するとともに、既に保存されている各画像データを、ユーザにとっての重要性が高いものほど低圧縮率状態で保存する。従って、保存用領域62の容量を増やすことなく、保存用領域62内に複数枚の静止画像にかかる画像データを保存でき、かつ、重要な画像データについては、画像の劣化を最小限に抑えることができる。
本願発明の一実施形態にかかるテレビジョンの概略構成図である。 一時記録用領域に記録された画像データを保存用領域に保存するまでに行われる処理内容を示したフローチャートである。 一時記録用領域に記録された画像データを保存用領域に保存するまでに行われる処理内容を示したものであって、他の例を示したフローチャートである。 保存された順序が先の画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う場合の圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係の一例を示した図である。 保存された順序が先の画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理を行う場合の圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係の一例を示した図である。 保存された画像データに付された優先度に基づき同優先度の低い画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理行う場合の圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係の一例を示した図である。 保存された画像データに付された優先度に基づき同優先度の低い画像データほど高圧縮率となるように圧縮処理行う場合の圧縮前のデータ量と圧縮後のデータ量との関係の一例を示した図である。 テーブルを示した図である。 画像データに対して平均化処理を行った状態を示した図である。 保存用領域に保存された画像データを取得し画像合成部に出力するまでの処理内容を示したフローチャートである。
符号の説明
11a,11b…チューナ
13a,13b…スイッチ回路
20a,20b…RGB信号生成部
21a,21b…A/D変換回路
22a,22b…Y/C分離回路
23a,23b…画質調整回路
24a,24b…色復調回路
25a,25b…マトリクス回路
30…画像合成部
31…画素数変換回路
32…画像合成回路
33…メモリ
40…液晶モジュール
41…液晶駆動回路
42…液晶パネル
43…バックライト
50…マイコン
51…CPU
52…ROM
53…RAM
54…操作パネル
55…リモコンI/F
60…静止画像保存用メモリ
61…一時記録用領域
62…保存用領域
80…テーブル
100…テレビジョン

Claims (5)

  1. テレビジョン放送信号を入力するテレビジョン放送信号入力手段と、
    上記テレビジョン放送信号から得られた画像データのうち保存すべき画像データを選択する選択手段と、
    上記選択手段によって選択された画像データを特定のメモリに保存する際、このメモリの保存用領域に上記選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が残存するか否か判断し残存していない場合には、保存用領域のうち上記選択された画像データを上記所定の解像度で保存するために要する領域を除いた領域を、保存用領域に既に保存されている各他の画像データの保存された順序に対応した比に基づいて各他の画像データに割り当て、対応する各割り当て領域内に保存される圧縮率にて各他の画像データへの圧縮処理を行う画像データ圧縮手段と、
    上記画像データ圧縮手段が行った圧縮処理によって未使用領域が拡大された保存用領域に、上記選択手段によって選択された画像データを保存する画像データ保存手段と、
    上記メモリに保存された画像データに基づく静止画像と、上記入力したテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像とを一画面上に表示可能である画像表示手段とを具備することを特徴とするテレビジョン。
  2. テレビジョン放送信号を入力するテレビジョン放送信号入力手段と、
    上記テレビジョン放送信号から得られた画像データのうち保存すべき画像データを選択するとともに、当該選択した画像データに画像データの重要性に応じた優先度を付す選択手段と、
    上記選択手段によって選択された画像データを特定のメモリに保存する際、このメモリの保存用領域に上記選択された画像データを所定の解像度で保存するために必要な未使用領域が残存するか否か判断し残存していない場合には、保存用領域のうち上記選択された画像データを上記所定の解像度で保存するために要する領域を除いた領域を、保存用領域に既に保存されている各他の画像データの優先度に応じた比に基づいて各他の画像データに割り当て、対応する各割り当て領域内に保存される圧縮率にて各他の画像データへの圧縮処理を行う画像データ圧縮手段と、
    上記画像データ圧縮手段が行った圧縮処理によって未使用領域が拡大された保存用領域に、上記選択手段によって選択された画像データを保存する画像データ保存手段と、
    上記メモリに保存された画像データに基づく静止画像と、上記入力したテレビジョン放送信号から得られた画像データに基づく画像とを一画面上に表示可能である画像表示手段とを具備することを特徴とするテレビジョン。
  3. 上記画像データ圧縮手段は、上記メモリに既に保存されている他の画像データの圧縮率を変化させるにあたり抽出率を決定し、同抽出率に基づいて画素の間引き処理を行うことにより圧縮処理をすることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のテレビジョン。
  4. 上記画像データ保存手段は、上記メモリに保存する各画像データのうち、上記画像データ圧縮手段による圧縮処理が行われた結果、圧縮率が所定のしきい値を越えた画像データを消去することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のテレビジョン。
  5. 上記メモリに保存された圧縮処理がなされた画像データに対して、画像データ補間手段が補間処理を行い、同補間処理がなされた画像データに基づく静止画像の表示が行われることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のテレビジョン。
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