JP3899924B2 - 通信システムおよびその方法と電気機器 - Google Patents

通信システムおよびその方法と電気機器 Download PDF

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    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、家庭内などに配設された電気機器をネットワークで接続し、ある電気機器に対して行われた操作に基づいて、他の電気機器の電力モード切り換える通信システムおよびその方法と電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、家庭内の電気機器には、使用されていない期間に低い消費電力による省電力モードで動作し、使用時に、例えば、ユーザによる操作に応じて通常の電力モードに復帰するものがある。
従来の電気機器では、各々の電気機器が独立して電力モードの切り換えを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各々の電気機器が独立して電力モードの切り換えを行うと、省電力モードによる動作状態が、通常の動作状態に復帰するまでの時間は、電源をオフからオンにする場合に比べては短いが、所定の時間を要することが多いことから、ユーザが不快感を感じることがある。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、例えば家庭内などに設けられた省電力機能付の電気機器をユーザが不快感を受けることなく使用できる通信システムおよびその方法と電気機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
1の電気機器および第2の電気機器を含む複数の電気機器がネットワークを介して通信を行う通信システムであって、前記第1の電気機器は、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出した場合に、当該第1の電気機器の種類に応じた所定の動作を行い、当該第1の電気機器の識別データと共に、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知を前記ネットワーク上に送信し、前記第2の電気機器は、所定の電力で動作する第1の電力モードと前記所定の電力より小さな省電力で動作する第2の電力モードとのうち指定された電力モードで当該第2の電気機器の種類及び位置に応じた所定の動作を行う動作手段と、前記ネットワークを介して受信した前記通知および前記識別データに基づいて、前記第1の電力モードと前記第2の電力モードとのうち一方の電力モードを前記動作手段に指定する制御手段と、前記第2の電気機器は、前記識別データと、前記識別データに対応する電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データと、前記識別データに対応する電気機器の位置とを対応付けて示す位置データを記憶する記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類と位置を、前記機器種類特定用データと位置データとを参照して特定し、当該特定した電気機器の種類及び位置に基づいて、前記電力モードの指定を行う
【0006】
第1の発明の通信システムの作用は以下のようになる。
第1の電気機器が、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出した場合に、当該第1の電気機器の種類に応じた所定の動作を行い、当該第1の電気機器の識別データと共に、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知を前記ネットワーク上に送信する。
そして、第2の電気機器の制御手段が、前記ネットワークを介して受信した前記通知および前記識別データに基づいて、前記第1の電力モードと前記第2の電力モードとのうち一方の電力モードを動作手段に指定する。
ここで、第1の電力モードは、通常動作に用いられる所定の電力で動作するモードであり、第2の電力モードは、前記所定の電力より小さな省電力で動作するモードである。
そして、動作手段が、第1の電力モードと第2の電力モードとのうち制御手段によって指定された電力モードで当該第2の電気機器の種類に応じた所定の動作を行う。
【0007】
また、第1の発明の通信システムは、好ましくは、前記第2の電気機器は、前記識別データと、前記識別データに対応する電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データと、前記識別データに対応する電気機器の位置とを対応付けて示す位置データを記憶する記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類と位置を、前記機器種類特定用データと位置データとを参照して特定し、当該特定した電気機器の種類及び位置に基づいて、前記電力モードの指定を行う。また、第1の発明の通信システムは、好ましくは、前記第2の電気機器は、前記通知の送信元の電気機器の種類と、当該電気機器の位置と、前記電力モード切換条件とを対応付けて示す電力モード切換条件データを記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記特定した電気機器の種類と、前記特定した電気機器の位置を基に、前記電力モード切換データを参照して、前記電力モード切換条件が満たされたか否かを判断し、満たされたと判断した場合に、前記電力モードを切り換えるように前記指定を行う。
【0008】
また、第2の発明の通信方法は、第1の電気機器および第2の電気機器を含む複数の電気機器がネットワークを介して通信を行う通信方法であって、前記第1の電気機器が、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出した場合に、当該第1の電気機器の種類に応じた所定の動作を行うと共に、当該第1の電気機器の識別データと共に、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知を前記ネットワーク上に送信し、前記第2の電気機器が、前記ネットワークを介して受信した前記通知および前記識別データに基づいて、所定の電力で動作する第1の電力モードと前記所定の電力より小さな省電力で動作する第2の電力モードとのうち一方の電力モードを選択し、前記第2の電気機器が、前記選択した電力モードで当該第2の電気機器の種類及び位置に応じた所定の動作を行い、前記第2の電気機器は、前記識別データと、当該識別データに対応する電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データ及び当該識別データに対応する電気機器の位置とを対応付けて示す位置データを参照して、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類及び位置を特定し、当該特定した電気機器の種類及び位置に基づいて、前記電力モードの選択を行う。
【0009】
また、第3の発明の電気機器は、ネットワークを介して他の電気機器と通信を行う電気機器であって、前記他の電気機器から、ネットワークを介して、当該他の電気機器の識別データと共に、当該他の電気機器が所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知を受信するインタフェースと、所定の電力で動作する第1の電力モードと前記所定の電力より小さな省電力で動作する第2の電力モードとのうち指定された電力モードで当該第2の電気機器の種類に応じた所定の動作を行う動作手段と、前記受信した前記通知および前記識別データに基づいて、前記第1の電力モードと前記第2の電力モードとのうち一方の電力モードを前記動作手段に指定する制御手段前記識別データと、当該識別データに対応する電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データと、当該識別データに対応する電気機器の位置とを対応付けて示す位置データを記憶する記憶手段と、を有し前記制御手段は、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類及び位置を、前記機器種類特定用データ及び位置データを参照して特定し、当該特定した電気機器の種類及び位置に基づいて、前記電力モードの指定を行う
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係わる通信システムについて説明する。
本実施形態では、一例として、家庭内に設けられた電灯の操作を、トイレのウォシュレットの電力モード切り換えに反映させる場合を例示するが、本発明は、当該例に限定されるものではない。
図1は、本実施形態の通信システム1の全体構成図である。
図1に示すように、通信システム1は、家庭内に構築されたネットワーク8を介して、家庭内のユーザの寝室の電灯2と、階段の電灯3と、トイレの電灯4と、トイレのウォシュレット10とが接続されている。
電灯2と、電灯3と、電灯4と、ウォシュレット10とは、例えば、インターネットプロトコル(IP)のIPv6に基づいて通信を行う。
ここで、電灯2,3,4が本発明の第1の電気機器および他の電気機器に対応し、ウォシュレット10が本発明の第2の電気機器および本発明の電気機器に対応し、ネットワーク8が本発明のネットワークに対応している。
ネットワーク8は、ケーブルなどの有線ネットワーク、電力線ネットワークまたは無線ネットワークの何れであってもよい。
【0011】
通信システム1の動作概要
電灯2、電灯3、電灯4およびウォシュレット10などの電気機器は、ユーザによる操作を受けたり、ユーザによる利用を自動検出した場合に、その旨を示すIPパケット(本発明の通知に対応)をネットワーク8に送信(放送)する。
当該IPパケットには、送信元の電気機器の識別データである機器ID(本発明の識別データに対応)が格納されている。
ネットワーク8に接続された全ての電気機器は、受信したIPパケットに基づいて、ユーザによって他の電気機器が利用されたことを即座に知ることができ、それに基づいて、省電力モード(本発明の第2の電力モード)と通常電力モード(本発明の第1の電力モード)との間で電力モードを切り換えるか否かを決定する。
これにより、各電気機器が、機器省電力モードから通常電力モードへの復帰を、当該電気機器が利用されてから行うのではなく、他の電気機器の利用状態に基づいて行うことができ、家庭内での各電気機器の使用態様を考慮した省電力制御が可能になる。
【0012】
通信システム1の各構成要素の説明
〔電灯2〕
図2は、図1に示す電灯2の機能ブロック図である。
図2に示すように、電灯2は、例えば、RAM(Random Access Memory)41、RAM43、スイッチ44、インタフェース45、タイマ46、CPU(Central Processing Unit) 47、電力供給部48および発光部49を有し、これらがバス50を介して接続されている。
【0013】
RAM41は、例えば、IPアドレスに含まれる全部あるいは一部の電気機器の機器IDと、当該電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データ51を格納(記憶)している。
RAM43は、インタフェース45を介してネットワーク8から受信したIPパケットである通知パケットを格納する。
スイッチ44は、例えば、ユーザによる操作に応じた操作信号をバス50を介してCPU47に出力する。
【0014】
インタフェース45は、図1に示すネットワーク8とバス50との間でのIPパケットの送受信を媒介する。
タイマ46は、例えば、操作が行われてからの時間や、次に何らかの処理を行うまでの時間をカウントする。また、タイマ46は、時刻を生成するものでもよい。
CPU47は、電灯2の処理を統括して制御する。
CPU47は、スイッチ44からの電源をオンあるいはオフにしたことを示す操作信号を入力すると、図3(A)に示すように、電灯2に予め割り当てられたIPアドレスと、電源をオンあるいはオフにしたことを示すデータ(ON/OFF)を格納したIPパケットを、バス50およびインタフェース45を介してネットワーク8上に送信する。
図3(B)に示すように、図3(A)に示すIPアドレスは、電灯2の機器IDと、電灯2の開発者コードとを含んでいる。
また、CPU47は、スイッチ44からの操作信号、あるいは、インタフェース45を介して受信したIPパケットに応じて、電力供給部48による発光部49への電力供給、すなわち、発光部49のオン/オフを制御する。
CPU47の処理は、後述する通信システム1の動作例に関連付けて説明する。
【0015】
電力供給部48は、CPU47からの制御に基づいて、発光部49に電力を供給する。
発光部49は、電力供給部48から供給された電力に応じて発光する電球などである。
【0016】
〔電灯3,4〕
電灯3,4の構成は、基本的に、前述した電灯2と同じである。
【0017】
〔ウォシュレット10〕
図4は、図1に示すウォシュレット10の機能ブロック図である。
図4に示すように、ウォシュレット10は、例えば、RAM21、RAM22、RAM23、センサ24、インタフェース25、タイマ26、CPU27、電力供給部28およびウォシュレット機能部29を有し、これらがバス30を介して接続されている。
ここで、インタフェース25が本発明のインタフェースに対応し、ウォシュレット機能部29が本発明の動作手段に対応し、CPU27が本発明の制御手段に対応し、RAM21,22が本発明の記憶手段に対応している。
【0018】
RAM21は、例えば、IPアドレスに含まれる全部あるいは一部の電気機器の機器IDと、当該電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データ31を格納(記憶)している。
RAM22は、例えば、ネットワーク8を介して受信した他の電気機器の種類と、ウォシュレット10の電力モードを切り換える条件とを対応付けて示す電力モード切換条件データ32を記憶する。
当該電力モード切換条件データ32は、例えば、家庭内のユーザの行動パターンなどに基づいて予めユーザが設定したり、CPU27が行動履歴に基づいて自動的に決定する。
例えば、本実施形態では、午前0時から3時の間に、寝室の電灯2がオンになった場合に、その後、続いて、階段の電灯3およびトイレの電灯4がオンになり、ウォシュレット10が利用されるといったユーザの行動パターンが、電灯2,3,4およびウォシュレット10が過去に送信したIPパケットを基に特定され、それに応じて、当該時間帯に電灯2がオンになった場合には、ウォシュレット10を省電力モードから通常電力モードに切り換えるように、電力モード切換条件データ32が規定されている。
当該特定された行動パターンに関するデータは、前述した図2に示すCPU27においても生成され、CPU27が、受信したIPパケットに基づいて、電力供給部48をオンにするか否かを決定する際にも利用される。
【0019】
RAM23は、インタフェース25を介してネットワーク8から受信したIPパケットである通知パケットを格納する。
センサ24は、例えば、ユーザが便座に座ったなどの、ウォシュレット10が利用される状態になったか否かを検出し、その検出結果を示す検出信号を、バス30を介してCPU27に送信する。
なお、センサ24の代わりに、スイッチを用いてもよい。
【0020】
インタフェース25は、図1に示すネットワーク8とバス30との間でのIPパケットの送受信を媒介する。
タイマ26は、例えば、操作が行われてからの時間や、次に何らかの処理を行うまでの時間をカウントする。また、タイマ26は、時刻を生成するものでもよい。
CPU27は、ウォシュレット10の処理を統括して制御する。
RAM33に格納されたIPパケットを順次実行するために当該IPパケットを格納するメッセージキューを有し、当該メッセージキューに格納されたIPパケットに基づいて、電力供給部28の制御を行う。
具体的には、CPU27は、機器種類特定用データ31を参照して、RAM31メッセージキューから読み出したIPパケットに格納されたIPアドレス内の機器IDに対応する機器の種類を特定する。
そして、CPU27は、電力モード切換条件データ32を参照して、当該特定した機器の種類に対応する電力モード切換条件を特定し、当該条件が満たされているか否かを判断する。
そして、CPU27は、電力切換条件が満たされていると判断した場合に、例えば、電力モードを切り換える指示を電力供給部28に送信する。
【0021】
また、CPU27は、ウォシュレット10が利用される状態になったか否かを検出したことを示す検出信号をセンサ24から入力すると、図3(A)に示すように、ウォシュレット10に予め割り当てられたIPアドレスと、ウォシュレット10が利用されることを示すデータ(ON/OFF)を格納したIPパケットを、バス30およびインタフェース25を介してネットワーク8上に送信する。
CPU27の処理は、後述する通信システム1の動作例に関連付けて説明する。
【0022】
電力供給部28は、CPU27からの制御に基づいて、ウォシュレット機能部29に電力を供給する。
電力供給部28は、通常動作用の電力でウォシュレット機能部29を動作させる通常電力モードと、当該通常動作用の電力より小さな省電力でウォシュレット機能部29を動作させる省電力モードとのうち、CPU27によって指定された電力モードでウォシュレット機能部29を動作させる。
ウォシュレット機能部29は、電力供給部28による制御、並びに電力供給に応じて駆動される、便座のヒータや、水を吹き出すモータなどである。
【0023】
以下、図4に示すウォシュレット10内での動作例を説明する。
当該動作は、図4に示すCPU27が、RAMなどの記憶媒体に記録されたプログラムを実行して行われる。
図5は、当該動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST1:
CPU27が、ウォシュレット10が利用される状態になったことを示す検出信号をセンサ24からバス50を介して入力したか否かを判断し、入力したと判断した場合にステップST2の処理に進み、そうでない場合にステップST3の処理に進む。
【0024】
ステップST2:
CPU27が、図3(A)に示すように、ウォシュレット10に予め割り当てられたIPアドレスと、ウォシュレット10が利用されることを示すデータ(ON/OFF)を格納したIPパケットを、バス30およびインタフェース25を介してネットワーク8上に送信する。
【0025】
ステップST3:
CPU27が、メッセージキューが空か否かを判断し、空であると判断した場合にはステップST1の処理に戻り、そうでない場合にはステップST4の処理に進む。
【0026】
ステップST4:
CPU27が、メッセージキューからIPパケットを取り出し、当該IPパケットに格納されたIPアドレス内の機器IDを取得する。
ステップST5:
CPU27が、ステップST4で取得した電気機器の機器IDに対応する機器の種類を、機器種類特定用データ31を参照して特定する。
【0027】
ステップST6:
CPU27が、ステップST5で特定した電気機器の種類に基づいて、例えば、予め登録された電気機器の種類と、当該電気機器の家庭内での設置場所との対応関係を示すデータを参照して、特定した種類の電気機器が利用された位置データや時刻などを、所定のRAMに格納する。
【0028】
ステップST7:
CPU27が、ステップST5で格納した電気機器の位置や時刻等の利用状況に対応する電力モード切換条件を、電力モード切換条件データ32を参照して特定し、当該特定した電力モード切換条件が満たされたか否か、すなわち省電力モードに移行するか、あるいは省電力モードから復帰するかを判断する。
【0029】
ステップST8:
CPU27が、ステップST7の判断において、省電力モードへ切り換えると判断した場合には、ステップST9の処理に進み、そうでない場合にはステップST10の処理に進む。
【0030】
ステップST9:
CPU27が、省電力モードに切り換えることを、電力供給部28に指示する。これにより、電力供給部28が、ウォシュレット機能部29を省電力モードで動作させる。
【0031】
ステップST10:
CPU27が、ステップST7の判断において、省電力モードから復帰すると判断した場合には、ステップST11の処理に進み、そうでない場合にはステップST1の処理に戻る。
【0032】
ステップST11:
CPU27が、通常電力モードに切り換えることを、電力供給部28に指示する。これにより、電力供給部28が、ウォシュレット機能部29を通常電力モードで動作させる。
【0033】
以下、図1に示す通信システム1全体の動作例を説明する。
先ず、当該動作を行うときに、ウォシュレット10が省電力モードになっていたとする。
家庭内のユーザが、寝室の電灯2の図2に示すスイッチ44をオンにする。
これにより、図2に示すCPU47が、図3(A)に示すように、電灯2に予め割り当てられたIPアドレスと、電源をオンにしたことを示すデータ(ON/OFF)を格納したIPパケットを、バス50およびインタフェース45を介してネットワーク8上に送信する。
当該IPパケットは、ウォシュレット10の図4に示すインタフェース25を介してRAM23に格納された後に、CPU27内のメッセージキューに格納される。
【0034】
そして、ウォシュレット10内で、図5を用いて説明した手順に従って、ステップST1,ST3,ST4,ST5,ST6,ST7,ST8,ST10,ST11の処理が順に行われ、ウォシュレット10の電力供給部28が、省電力モードから通常電力モードに復帰する。
【0035】
また、上述したウォシュレット10の処理と並行して、電灯2がネットワーク8に送信したIPパケットが、階段の電灯3およびトイレの電灯4の図2に示すインタフェース45で受信される。
そして、電灯3および電灯4内のCPU47が、当該IPパケットに基づいて、電力供給部48による発光部49への電力供給をオンにする。
これにより、電灯3および電灯4の発光部49がオンになる。
【0036】
以上説明したように、通信システム1によれば、家庭内のユーザが寝室の電灯2をオンにしただけで、電灯2がネットワーク8上に送信したIPパケットに応じて、電灯3および電灯4がオンになると共に、ウォシュレット10が省電力モードから通常電力モードに自動的に復帰することができ、ユーザが電子機器の使用にあたって不快感を受けることをなくせる。
【0037】
また、通信システム1によれば、電気機器が操作された際に当該電気機器が送信するIPパケットは、ペイロード部がオン/オフ情報を送るのみであることから非常に小さなパケットで済むのでネットワーク8の負担を小さくできる。また、これにより、電気機器の内部状態の変化や、操作内容などの些細な状態変化を頻繁にIPパケットによってネットワーク8上に送信でき、家庭内の電気機器の状態を、ネットワーク8に接続された全ての電子機器が把握でき、それに基づいて、多様なサービスを提供できる。
【0038】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
例えば、上述した実施形態では、図2および図4に示すように複数のRAMを用いた場合を例示したが、各データを同じRAMに記憶する構成にしてもよい。また、上述した実施形態では、本発明の第1の電気機器として電灯を例示したが、当該第1の電気機器は、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出した場合に、当該第1の電気機器の種類に応じた所定の動作を行い、当該第1の電気機器の識別データと共に、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知をネットワーク上に送信するものであれば特に限定されず、例えば、扉のノブにつけてノブの回転を検知したり、壁にぬりこんで温度を検出したり、床の中に入れて圧力を検出する小型チップであってもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば家庭内などの設けられた省電力機能付の電気機器をユーザが不快感を受けることなく使用できる通信システムおよびその方法と電気機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態の通信システムの全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示す電灯の機能ブロック図である。
【図3】図3は、図1に示す電灯およびウォシュレットが送信するIPパケットのフォーマットを説明するための図である。
【図4】図4は、図1に示すウォシュレットの機能ブロック図である。
【図5】図5は、図1に示すウォシュレット内での処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…通信システム、2,3,4…電灯、8…ネットワーク、10…ウォシュレット、21,22,23…RAM、24…センサ、25…インタフェース、26…タイマ、27…CPU、28…電力供給部、29…ウォシュレット機能部、30…バス、41,42…RAM、44…スイッチ、45…インタフェース、46…タイマ、47…CPU、48…電力供給部、49…ウォシュレット機能部、30…バス

Claims (9)

  1. 第1の電気機器および第2の電気機器を含む複数の電気機器がネットワークを介して通信を行う通信システムであって、
    前記第1の電気機器は、
    所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出した場合に、当該第1の電気機器の種類に応じた所定の動作を行い、当該第1の電気機器の識別データと共に、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知を前記ネットワーク上に送信し、
    前記第2の電気機器は、
    所定の電力で動作する第1の電力モードと前記所定の電力より小さな省電力で動作する第2の電力モードとのうち指定された電力モードで当該第2の電気機器の種類及び位置に応じた所定の動作を行う動作手段と、
    前記ネットワークを介して受信した前記通知および前記識別データに基づいて、前記第1の電力モードと前記第2の電力モードとのうち一方の電力モードを前記動作手段に指定する制御手段と、
    前記第2の電気機器は、前記識別データと、前記識別データに対応する電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データと、前記識別データに対応する電気機器の位置とを対応付けて示す位置データを記憶する記憶手段とを有し、
    前記制御手段は、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類と位置を、前記機器種類特定用データと位置データとを参照して特定し、当該特定した電気機器の種類及び位置に基づいて、前記電力モードの指定を行う、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記記憶手段は、さらに前記識別データに対応する電気機器が利用された時刻を対応付けて示す時刻データを記憶し
    前記制御手段は、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類と、位置と、利用された時刻とを、前記機器種類特定用データと、位置データと、時刻データとを参照して特定し、当該特定した電気機器の種類と、位置データと、時刻データとに基づいて、前記指定を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第2の電気機器は、
    前記通知の送信元の電気機器の種類と、当該電気機器の位置と、前記電力モード切換条件とを対応付けて示す電力モード切換条件データを記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記特定した電気機器の種類と、前記特定した電気機器の位置を基に、前記電力モード切換データを参照して、前記電力モード切換条件が満たされたか否かを判断し、満たされたと判断した場合に、前記電力モードを切り換えるように前記指定を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  4. 第1の電気機器および第2の電気機器を含む複数の電気機器がネットワークを介して通信を行う通信方法であって、
    前記第1の電気機器が、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出した場合に、当該第1の電気機器の種類に応じた所定の動作を行うと共に、当該第1の電気機器の識別データと共に、所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知を前記ネットワーク上に送信し、
    前記第2の電気機器が、前記ネットワークを介して受信した前記通知および前記識別データに基づいて、所定の電力で動作する第1の電力モードと前記所定の電力より小さな省電力で動作する第2の電力モードとのうち一方の電力モードを選択し、
    前記第2の電気機器が、前記選択した電力モードで当該第2の電気機器の種類及び位置に応じた所定の動作を行い、
    前記第2の電気機器は、前記識別データと、当該識別データに対応する電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データ及び当該識別データに対応する電気機器の位置とを対応付けて示す位置データを参照して、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類及び位置を特定し、当該特定した電気機器の種類及び位置に基づいて、前記電力モードの選択を行う
    通信方法。
  5. 前記第2の電気機器は、前記識別データと、前記機器種類特定用データ及び位置データに加え、さらに当該識別データに対応する電気機器が利用された時刻を対応付けて示す時刻データに基づいて前記指定を行う
    請求項4記載の通信方法。
  6. 前記第2の電気機器が、前記通知の送信元の電気機器の種類と、当該電気機器の位置と、前記電力モード切換条件とを対応付けて示す電力モード切換条件データを参照して、前記特定した電気機器に対応する前記電力モード切換条件が満たされたか否かを判断し、満たされたと判断した場合に、前記電力モードを切り換えるように前記指定を行う
    請求項に記載の通信方法。
  7. ネットワークを介して他の電気機器と通信を行う電気機器であって、
    前記他の電気機器から、ネットワークを介して、当該他の電気機器の識別データと共に、当該他の電気機器が所定の操作を受けあるいは所定の状態を検出したことを示す通知を受信するインタフェースと、
    所定の電力で動作する第1の電力モードと前記所定の電力より小さな省電力で動作する第2の電力モードとのうち指定された電力モードで当該第2の電気機器の種類に応じた所定の動作を行う動作手段と、
    前記受信した前記通知および前記識別データに基づいて、前記第1の電力モードと前記第2の電力モードとのうち一方の電力モードを前記動作手段に指定する制御手段
    前記識別データと、当該識別データに対応する電気機器の種類とを対応付けて示す機器種類特定用データと、当該識別データに対応する電気機器の位置とを対応付けて示す位置データを記憶する記憶手段と、を有し
    前記制御手段は、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類及び位置を、前記機器種類特定用データ及び位置データを参照して特定し、当該特定した電気機器の種類及び位置に基づいて、前記電力モードの指定を行う
    電気機器。
  8. 前記記憶手段は、さらに当該識別データに対応する電気機器が利用された時刻を対応付けて示す時刻データを記憶し
    前記制御手段は、前記通知と共に受信した前記識別データに対応する電気機器の種類と位置と利用された時刻とを、前記機器種類特定用データと位置データと時刻データとを参照して特定し、当該特定した電気機器の種類と位置データと時刻データとに基づいて、前記指定を行う
    請求項7記載の電気機器。
  9. 前記通知の送信元の電気機器の種類と、当該電気機器の位置と、当該電気機器が利用された時刻と、前記電力モード切換条件とを対応付けて示す電力モード切換条件データを記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記特定した電気機器の種類と、当該電気機器の位置とを基に、前記電力モード切換データを参照して、前記電力モード切換条件が満たされたか否かを判断し、満たされたと判断した場合に、前記電力モードを切り換えるように前記指定を行う
    請求項に記載の電気機器。
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