JP3899838B2 - 一輪車型トレーニングマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一輪車型トレーニングマシンに関し、詳しくは、一輪車型トレーニングマシンで、安定的なトレーニングをおこなえるようにしようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一輪車型トレーニングマシンにおいては、使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部を備え、ペダルを負荷に抗して踏みながらトレーニングマシンを傾倒することでバランス感覚を鍛えるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、傾倒可能としている一輪車型トレーニングマシンにおいては、バランスを崩しやすく、倒れやすく、トレーニングし難いという問題があった。
【0004】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、バランス感覚を鍛えながら倒れ難く安定的なトレーニングをおこなえる一輪車型トレーニングマシンを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、使用者が足を置くペダル部1と、着座するサドル部2と、これらを支え傾倒可能とした支持部3と、床面への設置部とを備え、設置部4のベース15の底面34の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部41となり、略球面部41と床面との間に支持部3の傾倒機能をなくす切替部8を外し自在に備え、更に、サドル部2、ペダル軸5、設置部4の中心部を略鉛直線上に配置していることを特徴とするものである。このような構成によれば、切替部8において支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができる。更に、体重がかかるサドル部2の中心、水平方向のペダル軸5の左右方向の中心、及び、トレーニングマシンを床面等へ設置する設置部4の中心が略鉛直線上に配置されていて、トレーニングマシンの安定感を増すことができ、バランス感覚を鍛えながらバランスを崩し難くして、一輪車型トレーニングマシンAによるトレーニングを安定的におこなうことができる。
【0006】
請求項2においては、使用者が足を置くペダル部1と、着座するサドル部2と、これらを支え傾倒可能とした支持部3と、床面への設置部4とを備え、設置部4のベース12の底面34の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部41となり、略球面部41と床面との間に支持部3の傾倒機能をなくす切替部8を外し自在に備え、ペダル部1に負荷を与える負荷装置6とを備え、更に、負荷装置6をペダル軸5の下方に配置してあることを特徴とするものである。このような構成によれば、切替部8において支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができる。更に、重量比率が大きい負荷装置6はペダル軸5の下方にあってトレーニングマシンの重心を低くすることができて安定感を増すことができる。
【0007】
請求項3においては、使用者が足を置くペダル部1と、着座するサドル部2と、これらを支え傾倒可能とした支持部3と、床面への設置部4とを備え、設置部4のベース12の底面34の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部41となり、略球面部41と床面との間に支持部3の傾倒機能をなくす切替部8を外し自在に備え、ペダル部1に負荷を与える負荷装置6とを備え、更に、ペダル7が上下死点になる位置で、一時的に負荷が軽くなる手段を備えていることを特徴とするものである。このような構成によれば、切替部8において支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができる。更に、力を加え難いペダル7の上死点及び下死点において負荷が軽くなり、ペダル7の上死点及び下死点において無理に力を加える必要がなくなり、バランスを崩し難くなる。
【0010】
請求項4においては、使用者が足を置くペダル部1と、着座するサドル部2と、これらを支え傾倒可能とした支持部3と、床面への設置部4とを備え、設置部4のベース12の底面34の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部41となり、略球面部41と床面との間に支持部3の傾倒機能をなくす切替部8を外し自在に備え、更に、後方倒れ防止部9を備えていることを特徴とするものである。このような構成によれば、切替部8において支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができる。
更に、後方倒れ防止部9によって後方への倒れを防止することができ、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができる。
【0011】
請求項5においては、使用者が足を置くペダル部1と、着座するサドル部2と、これらを支え傾倒可能とした支持部3と、床面への設置部4とを備え、設置部4のベース12の底面34の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部41となり、略球面部41と床面との間に支持部3の傾倒機能をなくす切替部8を外し自在に備え、更に、トレーニング内容を表示する表示器11を支持部3のフレーム10に傾倒可能に設けていることを特徴とするものである。このような構成によれば、切替部8において支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができる。更に、表示器11の位置を傾倒させて種々の位置に変位させることができ、使用において表示器11を楽に見ることができ、無理に覗き込むことで、バランスを崩すようなことがなく、かつ、表示器11がフレキシブルな手段によって傾倒可能に支持する場合に、不測にトレーニングマシンが倒れた場合にも表示器11を損傷するのを防止することができる。
【0014】
請求項6においては、使用者が足を置くペダル部1と、着座するサドル部2と、これらを支え傾倒可能とした支持部3と、床面への設置部4とを備え、設置部4のベース12の底面34の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部41となり、支持部3の傾倒を抑制する手段40を備え、更に、支持部3の傾倒を抑制する手段40は、ベース12の底面の略球面部41を収容するリング状敷物44であることを特徴とするものである。このような構成によれば、傾倒を抑制する手段40により支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができ、かつ、支持部3の傾倒を抑制する手段40はリング状敷物44であることから、機械的に傾倒を防止する構成に比べて構成を簡素化でき、特に、設置部4の下面の略球面部41を収容することから、リング状敷物44のリング形状が変形し難くて使いやすい。
【0015】
請求項7においては、支持部3の傾倒を抑制する手段40であるリング状敷物44は弾性体にて形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、弾性体にて形成したリング状敷物44が弾性変形して設置部4の底面に良好に沿うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は正面図である。図2は平面図である。図3は側面図である。
【0019】
使用者の臀部を支えるサドル部2がフレーム10を介してベース12に連結してあり、これら全てを含む支持部3としての本体13の下に傾倒防止をおこなう固定リング14が取り外し自在に設置されている。固定リング14は円形である。この状態では固定リング14によって本体13が傾倒することがない。つまり、ベース12の底面34の中心部がφ70の円形平面、その周辺部のφ300までが略球面部41となっているのであり、固定リング14を外すと本体13が傾倒可能となるものである。
【0020】
フレーム10とベース12にプレート15が固定され、フレーム10の強度を補っている。プレート15にはベアリングホルダ16、ベアリング17によってペダル軸5が回転可能に設けられている。ペダル軸5には大径プーリ18が固定されるとともにクランク状に形成されてクランクアーム19の先端にペダル7を回転自在に取り付けている。
【0021】
プレート15には負荷軸20及びマグネット負荷21が設けられており、負荷プーリ22及びこれに固定されたホイール23が負荷軸20に固定されて一体的に回転可能となっている。負荷プーリ22にはワンウェイクラッチが内蔵されていて、逆回転は空回りするようになっている。
【0022】
大径プーリ18と負荷プーリ22にはベルト24が巻回されて連結されていて、大径プーリ18の回転力がベルト24を介してホイール23を高速回転させ、固定されたマグネット負荷21との間に磁気による負荷トルク力が発生するようにしている。これによりペダル7を回転させるには、負荷トルク力に応じた回転力(踏み込み力)をペダル7に加える必要があり、筋力トレーニングになるものである。
【0023】
プレート15にはテンションアーム25が揺動自在に設けられ、テンションプーリ26がテンションバネ27のバネ力で、ベルト24を押し付けてベルト24の空回りを防止するするようにして、大径プーリ18の回転力を負荷プーリ22にスリップすることなく伝えるようにしている。又、プレート15にテンションねじ28が設けられ、テンションねじ28による調整によって負荷軸20の位置を調整して組立て不良を解消するとともに、ベルト長等の寸法のばらつきを吸収している。
【0024】
フレーム10に固定されている受けパイプ46にはサドル調整器29が設けられ、調整レバー30を回転させることにより、受けパイプ46に挿入したサドル部2側のパイプ45の挿入深さを固定してサドル部2の高さ調整を可能にしている。本体13にはカバー31が設けられ、回転部分等を保護している。
【0025】
このように、使用者が足を置くペダル部1と、着座するサドル部2と、これらを支え傾倒可能とした支持部3と、床面等への設置部4とを備え、更に、サドル部2、ペダル軸5、設置部4の中心部を略鉛直線上に配置していることから、体重がかかるサドル部2の中心、水平方向のペダル軸5の左右方向の中心、及び、トレーニングマシンAを床面等へ設置する設置部4の中心を略鉛直線上に配置されていて、トレーニングマシンAの安定感を増すことができ、バランスを崩し難くして、一輪車型トレーニングマシンAによるトレーニングを安定的におこなうことができるのである。
【0026】
更に、負荷装置6をペダル軸5の下方に配置してあることから、重量比率が大きい負荷装置6はペダル軸5の下方にあってトレーニングマシンの重心を低くすることができて安定感を増すことができるのである。
【0027】
更に、ペダル7が上下死点になる位置で、一時的に負荷が軽くなる手段を設けているものであり、力を加え難いペダル7の上死点及び下死点において負荷が軽くなり、ペダル7の上死点及び下死点において無理に力を加える必要がなくなり、バランスを、一層、崩し難くなるのである。
【0028】
ペダル7が上下死点になる位置で、一時的に負荷が軽くなる手段としては、例えば、図7に示すように、ブレーキパッドとなるマグネット37が導体にて形成されたホイール23の外周部の一部に跨ぐように配設され、ホイール23の周部の一部が切り欠かれて例えば略直線状部38に形成されてホイール23がマグネット37を横切る断面積を小になるようにし、かつ、このような略直線状部38をペダル7、7の上下死点の位置に位相を合わせてある。
【0029】
しかして、マグネット37の磁界を導体であるホイール23の一部が通過する場合にうず電流が生じるのであり、かかるうず電流に起因してホイール23が回転する方向とは逆方向に作用力が生じてブレーキ力が発生して負荷となるものであり、又、マグネット37による磁着力によってもブレーキ力が生じるのであり、したがって、略直線状部38においてはマグネット37の磁界を横切るホイール23部分、つまり、導体部分が小になってブレーキ力が小になり、ペダル7、7の上下死点の位置における踏み加重(負荷)が小になってペダル7、7の上下死点における負荷を軽くするのである。このようにペダル7、7の上下死点で、負荷を軽くする構成は他に変更することができるものである。
【0030】
更に、ペダル7を踏む際の最大負荷トルクを1〜3kg・mの範囲内に制限していることから、最大負荷トルクを比較的小にできるのであり、バランス感覚を鍛える際の注力を継続する余裕ができるのである。
【0031】
更に、固定リング14をベース12から取り外し自在に設けて支持部3の傾倒機能をなくす切替部8としていることから、支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンAの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができるものである。
【0032】
更に、図8(a)(b)に示すように、ベース12の裏面後方部に突起39を形成していて、固定リング14を外した場合にも突起39が接地することで、トレーニングマシンAが後方に倒れるのを防止するようにしている。このように、後方倒れ防止部9を備えていることから、後方倒れ防止部9によって後方への倒れを防止することができ、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができるのである。突起39はベース12に一体的に形成しても、別体のものを取付るようにしてもよいものである。
【0033】
図6は同上の他の実施の形態を示し、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0034】
本実施の形態においては、表示器11を本体13に取り付ける表示器固定具32はフレキシブルパイプを使用していて、大径プーリ18の回転数、換算した走行距離、負荷力等のトレーニング内容を表示する表示器11を支持部3のフレーム10に傾倒可能に設けているものである。
【0035】
本実施の形態においては、表示器11の位置を傾倒させて種々の位置に変位させることができ、使用において表示器11を楽に見ることができ、無理に覗き込むことで、バランスを崩すようなことがなく、かつ、表示器11がフレキシブルな手段によって傾倒可能に支持していることから、不測にトレーニングマシンが倒れた場合にも表示器11を損傷するのを防止することができるのである。
【0036】
更に、本実施の形態においては、負荷調整器35がプレート15に固定され、ワイヤー36によってマグネット負荷21に接続されている。かかる負荷調整器35を操作することによってマグネット負荷21とホイール23とのギャップを微調整してマグネット負荷21の負荷トルク力を変更することができるようにしている。このような負荷調整のための構成は他に変更することができる。
【0037】
図9はベース12の斜視図であり、図13はベース12、つまりサドル部2を支持している支持部3の傾倒を抑制する手段40の動作説明図であり、支持部3の傾倒を抑制するための手段40は、ペダル部1を踏むトレーニングのみをおこなう場合に、支持部3の傾倒を抑制するためのものであり、扱いやすくしている。以下、詳述する。
【0038】
略円形になっているベース12の前半部で、周方向を3等分する位置の二箇所においてスライド板56をベース12の底面よりも浮上させて一体的に形成している。図10に示すように、スライド板56には外縁から中心に向けて長い長孔57を形成してあり、図11に示すように、長孔57の長さ方向の両端部には例えばスライド板56の裏面側に開放された凹溝58が形成されている。図13に示すように、傾倒防止体62には小径部59が形成され、この小径部59が長孔57に挿通されて傾倒防止体62が長孔57及び左右のガイド60、60に沿ってスライド自在に保持されている。小径部58には大径のつまみ部63が形成され、つまみ部63とスライド板56との間にスプリング61が介装されて傾倒防止体62を上方に付勢している。傾倒防止体62には突起64を形成している。ベース12の後半部の中央部には図11で示すような突条39aが形成されていて常に床面に当接して後方への傾倒を防止している。
【0039】
しかして、つまみ部63をスプリング61に抗して押して傾倒防止体62を押し下げ、スライド板56に沿って移動させ、移動終端部において手を離すと傾倒防止体62がスプリング61にて上方に浮上されて突起64が凹溝58に係入し、傾倒防止体62を図13(a)に示す傾倒抑制位置、或いは、同図(c)に示す傾倒を許容する位置とに位置決め可能にしている。
【0040】
このように、支持部3の傾倒を抑制する傾倒防止体62を設置部4にスライド自在に保持していることから、傾倒防止体62により支持部3の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンAを安心して使用することができ、かつ、傾倒防止体62は設置部4にスライド自在に保持されていることから、別体とする構成のように位置合わせをしなくてもよく、使いやすいものである。このような傾倒防止体62のスライド支持構成は種々設計変更可能である。
【0041】
図14は、支持部3の傾倒を抑制する手段40の他の参考例を示し、本参考例においては、ベース12の下面の略球面部41を収容する凹所42を備えた凹状敷物43としたものである。
【0042】
本参考例においては、支持部3の傾倒を抑制する手段40はベース12の下面の略球面部41を収容する凹所42を備えた凹状敷物43であることから、機械的に傾倒を防止する構成に比べて構成を簡素化できる。
【0043】
図15は、支持部3の傾倒を抑制する手段40の実施の形態を示し、本実施の形態においては、設置部4の下面の略球面部41を収容するリング状敷物44としたものである。
【0044】
本実施の形態においては、支持部3の傾倒を抑制する手段40はリング状敷物44であることから、機械的に傾倒を防止する構成に比べて構成を簡素化でき、特に、リング状敷物44のリング形状が変形し難くて使いやすいものである。
【0045】
このような凹状敷物43又はリング状敷物44は弾性体にて形成することが好ましく、弾性体にて形成した凹状敷物43又はリング状敷物44が弾性変形して設置部4の底面に良好に沿うことができるものである。このような凹状敷物43又はリング状敷物44は床などに固定しておいてもよいものである。
【0046】
ところで、図1、図3及び図16に示すように、フレーム10に受けパイプ46が溶接され、受けパイプ46にサドル部2側のパイプ45が差し込まれ、差し込み深さを変更してサドル調整器29にて固定することで、サドル部2の高さ調整をおこなえるようにしている。受けパイプ46の下端部に内径を小にする突起47を例えば溶接して設け、突起47にパイプ45の下端が当接可能にしている。
【0047】
このような構成によれば、サドル部2側のパイプ45は受けパイプ46の下端部の突起47に支持されて受けパイプ46を貫通しないことから、人が触れて指詰めが生じるようなことがなく、安全性を高めることができるものである。
【0048】
この場合、図17に示すように、受けパイプ46の下端部に内径を小に絞り加工して小径部48を形成し、小径部48にパイプ45の下端が当接可能にして、サドル部2側のパイプ45が受けパイプ46を貫通しないようにすることから、人が触れて指詰めが生じるようなことがなく、安全性を高めることができる。更に、小径部48は絞り加工にて形成されていることから、ストッパーとして別部品の追加や溶接等の後加工の必要がなくてよい。又、受けパイプ46をフレーム10に付設した円筒状の首部53への挿入が容易でよい。
【0049】
ところで、ベルト24による伝動に代えてチェーン伝動形態を採用してもよいものであり、図18乃至図20はチェーン50を伝動系に採用した一輪車型トレーニングマシンAを示している。共通する部分には同一の符号を付している。
【0050】
【発明の効果】
請求項1においては、使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、更に、サドル部、ペダル軸、設置部の中心部を略鉛直線上に配置しているから、切替部において支持部の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができる。更に、体重がかかるサドル部の中心、水平方向のペダル軸の中心、及び、トレーニングマシンを床面等へ設置する設置部の中心を略鉛直線上に配置されていて、トレーニングマシンの安定感を増すことができ、バランス感覚を鍛えながらバランスを崩し難くして、一輪車型トレーニングマシンによるトレーニングを安定的におこなうことができるという利点がある。
【0051】
請求項2においては、使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、ペダル部に負荷を与える負荷装置とを備え、更に、負荷装置をペダル軸の下方に配置してあるから、切替部において支持部の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができる。更に、重量比率が大きい負荷装置はペダル軸の下方にあってトレーニングマシンの重心を低くすることができて安定感を増すことができるという利点がある。
【0052】
請求項3においては、使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、ペダル部に負荷を与える負荷装置とを備え、更に、ペダルが上下死点になる位置で、一時的に負荷が軽くなる手段を備えているから、切替部において支持部の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができる。更に、力を加え難いペダルの上死点及び下死点において負荷が軽くなり、ペダルの上死点及び下死点において無理に力を加える必要がなくなり、バランスを崩し難くなるという利点がある。
【0055】
請求項4においては、使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、更に、後方倒れ防止部を備えているから、切替部において支持部の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができる。更に、後方倒れ防止部によって後方への倒れを防止することができ、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができるという利点がある。
【0056】
請求項5においては、使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、更に、トレーニング内容を表示する表示器を支持部のフレームに傾倒可能に設けているから、切替部において支持部の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができる。更に、表示器の位置を傾倒させて種々の位置に変位させることができ、使用において表示器を楽に見ることができ、無理に覗き込むことで、バランスを崩すようなことがなく、かつ、表示器がフレキシブルな手段によって傾倒可能に支持する場合に、不測にトレーニングマシンが倒れた場合にも表示器を損傷するのを防止することができるという利点がある。
【0059】
請求項6においては、使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、支持部の傾倒を抑制する手段を備え、更に、支持部の傾倒を抑制する手段は、ベースの底面の略球面部を収容するリング状敷物であるから、傾倒を抑制する手段により支持部の傾倒機能を抑制することができ、トレーニングマシンの傾倒を抑制して倒れるのを防止することができ、初心者や高齢者でも、一輪車型トレーニングマシンを安心して使用することができ、かつ、支持部の傾倒を抑制する手段はリング状敷物であることから、機械的に傾倒を防止する構成に比べて構成を簡素化でき、特に、リング状敷物のリング形状が変形し難くて使いやすいという利点がある。
【0060】
請求項7においては、請求項6の効果に加えて、支持部の傾倒を抑制する手段であるリング状敷物は弾性体にて形成しているから、弾性体にて形成したリング状敷物が弾性変形して設置部の底面に良好に沿うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の他の実施の形態の正面図である。
【図5】同上の平面図である。
【図6】同上の側面図である。
【図7】同上のペダルの上下死点において負荷力を軽減する構成を示す説明図であり、(a)(b)は正面図、(c)は断面図である。
【図8】同上の後方倒れ防止部を示し、(a)は概略斜視図、(b)は概略側面図である。
【図9】同上のベースの斜視図である。
【図10】同上のベースの平面図である。
【図11】同上のベースの底面図である。
【図12】図10のA−A線断面図である。
【図13】同上の傾倒を抑制する手段の参考例を示し、(a)(b)(c)は説明図である。
【図14】同上の傾倒を防止する手段の他の参考例を示し、(a)は説明図、(b)は斜視図である。
【図15】同上の傾倒を防止する手段の実施の形態を示し、(a)は説明図、(b)は斜視図である。
【図16】同上のサドル部側のパイプを支持する構成の説明図である。
【図17】同上のサドル部側のパイプを支持する構成の他の参考例の説明図である。
【図18】同上の他の実施の形態の一部破断した全体正面図である。
【図19】同上の一部破断した全体背面図である。
【図20】同上の一部破断した全体側面図である。
【符号の説明】
1 ペダル部
2 サドル部
3 支持部
4 設置部
5 ペダル軸
6 負荷装置
7 ペダル
8 切替部
9 後方倒れ防止部
10 フレーム
11 表示器

Claims (7)

  1. 使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、更に、サドル部、ペダル軸、設置部の中心部を略鉛直線上に配置して成ることを特徴とする一輪車型トレーニングマシン。
  2. 使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、ペダル部に負荷を与える負荷装置とを備え、更に、負荷装置をペダル軸の下方に配置して成ることを特徴とする一輪車型トレーニングマシン。
  3. 使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、ペダル部に負荷を与える負荷装置とを備え、更に、ペダルが上下死点になる位置で、一時的に負荷が軽くなる手段を備えて成ることを特徴とする一輪車型トレーニングマシン。
  4. 使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、更に、後方倒れ防止部を備えて成ることを特徴とする一輪車型トレーニングマシン。
  5. 使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、略球面部と床面との間に支持部の傾倒機能をなくす切替部を外し自在に備え、更に、トレーニング内容を表示する表示器を支持部のフレームに傾倒可能に設けて成ることを特徴とする一輪車型トレーニングマシン。
  6. 使用者が足を置くペダル部と、着座するサドル部と、これらを支え傾倒可能とした支持部と、床面への設置部とを備え、設置部のベースの底面の中心部が円形平面となり、その周辺部が略球面部となり、支持部の傾倒を抑制する手段を備え、更に、支持部の傾倒を抑制する手段は、ベースの底面の略球面部を収容するリング状敷物であることを特徴とする一輪車型トレーニングマシン。
  7. 支持部の傾倒を抑制する手段であるリング状敷物は弾性体にて形成して成ることを特徴とする請求項6記載の一輪車型トレーニングマシン。
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