JP3899701B2 - 前後輪駆動車両の制御装置 - Google Patents

前後輪駆動車両の制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輪を変速機を介して駆動する第1原動機と、その第1原動機の駆動力を補助するために車輪を駆動する第2原動機とを備える車両の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、内燃機関のような第1原動機が車輪を駆動すると同時にその車輪をモータジェネレータのような第2原動機が補助的に駆動する形式の車両、或いは、前輪駆動系および後輪駆動系のうちの一方がたとえば内燃機関のような第1原動機を駆動源とし他方がたとえば電気モータ、油圧モータのような第2原動機を駆動源とする形式の前後輪駆動車両が知られている。このような車両では、車両全体として駆動能力や加速能力を向上させつつ省燃費或いは車両特性を良好なものに維持するために、車両の加速を必要とする所定の領域となったときに第2原動機による車輪の駆動が行われてアシストトルクが車両に加えられる。
【0003】
そして、上記のような車両においては、第1原動機と車輪との間に設けられた変速機が第1速ギヤ段或いは後進ギヤ段などの低速側ギヤ段とされたとき、第2原動機による駆動が行われるようになっている。たとえば、特開平9−298803号公報に記載された前後輪駆動車両の制御装置がそれである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の前後輪駆動車両においては、変速機の各ギヤ段の変速比を通常使用しているもののままに設定し、変速機が第1速ギヤ段に切り換えられているときに第2原動機が駆動させられる。このため、第1速ギヤ段時における第2原動機を含む車両の駆動力と、第2速ギヤ段時における第1原動機だけの車両の駆動力との差が大きくなるため、車両の運転性が低下するおそれがあった。
【0005】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、変速機を介して車輪を駆動する第1原動機と、その第1原動機の駆動力を補助するために車輪を駆動する第2原動機とを備える車両において、第1速ギヤ段時における車両の駆動力と第2速ギヤ段時における車両の駆動力との差により運転性が低下することのない車両の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、少なくとも前進3速の前進ギヤ段を有する変速機を介して前輪および後輪の一方の車輪を駆動する第1原動機と、その第1原動機の駆動力を補助するために前記変速機を介さないで前記前輪および後輪の他方の車輪を駆動する第2原動機とを備える前後輪駆動車両の制御装置であって、(a)前記変速機がその第3速ギヤ段までのうちの低速側の第1速ギヤ段とその第3速までのうちの中間の第2速ギヤ段とに切り換えられたときに、前記第2原動機を駆動させる第2原動機駆動制御手段を含み、(b)前記第1速ギヤ段および第2速ギヤ段のみでは、車両駆動源として前記第1原動機を専ら用いる車両の変速機に比較して、前記第2原動機により付加される駆動トルク分だけ前記第1原動機から駆動輪に伝達される駆動トルクが減少するような値にギヤ比が設定されたものであることにある。
【0007】
【発明の効果】
このようにすれば、第2原動機駆動制御手段により、前記変速機がその第3速ギヤ段までのうちの低速側の第1速ギヤ段とその第3速までのうちの中間の第2速ギヤ段とに切り換えられたときに、前記第2原動機が駆動されることから、変速機が第1速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力と変速機が第2速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力との差が小さくされるので、それら第1速ギヤ段での駆動力と第2速ギヤ段での駆動力との差に起因して車両の運転性が低下することが好適に防止される。また、第1速ギヤ段および第2速ギヤ段のみでは、車両駆動源として前記第1原動機を専ら用いる車両の変速機に比較して、前記第2原動機に駆動される車輪から出力される駆動トルク分に対応する分だけ第1原動機に駆動される車輪から出力される駆動トルクが減少するような値に、ギヤ比が設定されていることから、通常の一般的な車両の駆動力特性に近似した駆動力特性を備えた車両となるので、第1速ギヤ段と第2速ギヤ段との駆動力差が一般的な車両と同様となって、従来の一般的な車両と同様の運転性が得られる利点がある。
【0012】
ここで、好適には、前記変速機は、前進5速のギヤ段を有する手動変速機であり、そのギヤ段のうちの第1速ギヤ段の変速比の最高速ギヤ段の変速比に対する比は3.8未満である。また、好適には、前記変速機は、前進5速のギヤ段を有する自動変速機であり、そのギヤ段のうちの第1速ギヤ段の変速比の最高速ギヤ段の変速比に対する比は4.4未満である。このようにすれば、変速機の第1速ギヤ段が確実にハイギヤード化される。また、好適には、前記変速機は前進4速のギヤ段を有する自動または手動の変速機であり、そのギヤ段のうちの第1速ギヤ段の変速比の最高速ギヤ段の変速比に対する比は3.8未満である。
【0013】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施例の制御装置を有する車両の動力伝達装置であって、前置エンジン前輪駆動(FF)を基本とする前後輪駆動車両を示している。図において、エンジン10は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどの内燃機関であって、その出力トルクは、トルクコンバータ12、変速機14、前輪用差動歯車装置16、車軸18を介して主駆動輪である1対の前輪20、20へ伝達されるようになっている。そして、専ら発電のためのジェネレータ24が上記エンジン10に設けられている。上記エンジン10から前輪20、20までが前輪駆動系に対応している。このような形式の車両は、プロペラシャフトを用いない4輪駆動車両である。
【0015】
また、電気モータ28の出力トルクは、後輪用差動歯車装置30、および車軸32を介して1対の後輪34、34へ伝達されるようになっている。上記電気モータ28から副駆動輪である後輪34、34までが後輪駆動系に対応している。この電気モータ28によって後輪34が駆動されるときに4輪駆動状態となる。なお、上記電気モータ28は、車両の制動エネルギによって回転駆動されることにより発電し、発電電力(回生エネルギ)を出力する発電機としての機能も備えている。この電気モータ28の軸出力はたとえば数KW程度であり、4輪駆動時においてそれに電力を直接的に供給する場合がある前記ジェネレータ24はその電気モータ28の容量よりも十分に大きな容量の発電能力を備えている。
【0016】
上記変速機14は、少なくとも前進3速のギヤ段を有する有段変速機であって、たとえば複数組の遊星歯車装置の要素が油圧式摩擦係合装置によって選択的に連結されたり回転停止させられることによって複数種類の変速比γ(入力軸回転速度Nin/出力軸回転速度Nout )に対応する複数種類のギヤ段のいずれかが達成される自動変速機であり、たとえば図2に示すように構成される。図2は、前進5速の自動変速機を示しており、3組の遊星歯車装置PG1、PG2、PG3と、それらの構成要素を相互に結合し或いは非回転部材に係合させるための油圧式摩擦係合装置であるクラッチC0、C1、C2、ブレーキB0、B1、B2、B3、B4とを備え、それらの油圧式摩擦係合装置が選択的に作動させられることにより、たとえば図3に示すように、第1速ギヤ段乃至第5速ギヤ段のうちのいずれかのギヤ段が選択的に達成されるようになっている。
【0017】
ここで、上記変速機14を構成する自動変速機の第1速ギヤ段および第2速ギヤ段は、一般的な通常の自動変速機の変速比γP に比較して、ハイギヤード化されてその変速比(=入力軸回転速度/出力軸回転速度)γH が小さい値に設定されている。すなわち、最高速ギヤ段である第5速ギヤ段に対する比で表現すると、通常の前進5速の自動変速機はFF或いはFRに拘らず、その第1速ギヤ段は4.4乃至5.7、第2速ギヤ段は2.8乃至3.2、第3速ギヤ段は1.8乃至2.1、第4速ギヤ段は1.3乃至1.4であって、たとえば図6に示すようなギヤ段毎の駆動力或いは変速比の差があるが、本実施例の前進5速の自動変速機では、図7に示すように、破線に示す電気モータ28による駆動トルクを加味して、第1速ギヤ段が4.4未満となるようにハイギヤード化され、第2速ギヤ段が2.8未満となるようにハイギヤード化されている。そして、上記変速機14の第1速ギヤ段および第2速ギヤ段は、電気モータ28に駆動される後輪34から出力される駆動トルク分に対応する分(T1 −T2 )だけエンジン10に駆動される前輪20から出力される駆動トルクが減少するようにハイギヤード化されたものである、すなわち、本実施例では、エンジン10により駆動される前輪20の駆動力に電気モータ28に駆動される後輪34から出力される駆動力を併せれば、たとえば図6に示す従来の車両の駆動力と同様の駆動力が得られるようになっているのである。。
【0018】
エンジンおよび変速用電子制御装置38は、予め記憶された関係から、実際のエンジン回転速度NE 、吸入空気量Q/Nまたは吸気管圧力に基づいて燃料噴射時間を制御する燃料噴射制御、予め記憶された関係から、実際のエンジン回転速度NE 、吸入空気量Q/Nに基づいて基本点火時期を制御する点火時期制御、エンジン10のアイドル時における目標アイドル回転速度を決定し、実際のアイドル回転がその目標アイドル回転速度となるようにアイドル制御弁を制御するアイドル回転制御、変速機14がたとえば4速或いは5速の自動変速機である場合には予め記憶された変速線図から実際の車速Vおよびアクセル開度(アクセルペダル踏込量或いはスロットル弁開度)θに基づいて変速ギヤ段を決定し、その変速ギヤ段に切り換える自動変速制御などを実行する。
【0019】
トラクション制御用電子制御装置40は、1対の前輪20および1対の後輪34にそれぞれ設けられた車輪速度センサ42FR、42FL、42RR、42RLからの信号に基づいて、車輪車速(車輪回転速度に基づいて換算される車体速度)VFR、VFL、VRR、VRL、前輪車速VF 〔=(VFR+VFL)/2〕、後輪車速VR 〔=(VRR+VRL)/2〕、および車体速度V(たとえば車輪車速VFR、VFL、VRR、VRLのうちの最も遅い速度が車体速度Vすなわち車速Vとして推定される)を算出する一方で、たとえばエンジン10により駆動されない後輪34から得られる後輪車速VR と主駆動輪である前輪20から得られる前輪車速VF との差であるスリップ速度ΔVが予め設定された制御開始スリップ速度ΔV2 を越えることにより前輪20のスリップ判定が行われると発進時における車両の牽引力を高くするためのトラクション制御を実行し、そのスリップ速度ΔVと前輪車速VF との割合であるスリップ率RS 〔=(ΔV/VF )×100%〕が予め設定された目標スリップ率範囲RS * 内に入るように、スロットル弁或いは燃料噴射量を用いてエンジン10の出力を抑制すると同時に前輪ブレーキ44を用いて前輪20の回転を制御して、前輪20の駆動力を抑制する。上記目標スリップ率範囲RS * はその車輪の摩擦係数μが最大となる領域に設定されている。
【0020】
モータ制御用電子制御装置46は、たとえば図4の2重線の区間に示すように、車両制動時において、電気モータ28から出力される回生電力をキャパシタ48に蓄えさせる回生制御と、たとえば図4の太線の区間に示すように、通常の路面やドライ路などの高摩擦係数路面(高μ路)での発進走行時、加速走行時において、アクセル開度θに応じてキャパシタ48に蓄えられた電力をインバータ50を通して電気モータ28へ供給することにより、電気モータ28の駆動力をエンジン10の駆動力に加えて、車両の加速を助勢(アシスト)して燃費を高める高μ路アシスト制御や、凍結路、圧雪路などの低摩擦係数路面(低μ路)での発進走行時において、車両の発進能力を高めたり或いは不要時には電気モータ28を停止させる低μ路アシスト制御などを実行する。上記電気モータ28の出力電流および駆動電流、ジェネレータ24の出力電流、キャパシタ48の蓄電電流および出力電流は、上記モータ制御用電子制御装置46により制御されるインバータ50により電流制御されるようになっているのである。
【0021】
図5は、主として上記モータ制御用電子制御装置46の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図5において、変速制御手段60は、シフトレバーがDポジションなどへ操作された自動変速モードでは、予め記憶された変速線図から実際の車速Vおよびアクセル開度(アクセルペダル踏込量或いはスロットル弁開度)θに基づいて変速機14の変速ギヤ段を決定し、その変速ギヤ段に切り換えるための変速指令を出力して自動変速制御を実行する。ギヤ段判定手段62は、変速機14の実際のギヤ段が予め設定された低速ギヤ段或いは中速ギヤ段であるか否か、すなわち第1速ギヤ段或いは第2速ギヤ段であるか否かを、たとえば上記変速制御手段60から出力されている変速指令に基づいて判定する。
【0022】
モータ駆動制御手段66は、上記ギヤ段判定手段62により変速機14の実際のギヤ段が第1速ギヤ段或いは第2速ギヤ段であると判定された場合は、電気モータ28により出力させる出力トルク(アシストトルク)TA を算出する電気モータ出力トルク算出手段68と、その電気モータ出力トルク算出手段68により算出された出力トルクTA を電気モータ28から出力させる電気モータ駆動制御手段70とを備え、変速機14がその第3速ギヤ段までのうちの低速側の第1速ギヤ段とそれら第3速までのギヤ段のうちの中間の第2速ギヤ段とのいずれかに切り換えられたときに電気モータ28を駆動させる。
【0023】
上記電気モータ出力トルク算出手段68は、車両の実際のエンジン出力トルクTE 〔=f(NE 、Q)〕を実際のエンジン回転速度NE および吸入空気量Q或いはアクセル開度θに基づいて算出するとともに、たとえば図6に示す変速比γP を有する従来の車両の駆動トルクT1 (=K・TE ・γP 、但しKは定数)を実際のエンジン出力トルクTE および変速比γP に基づいて算出する一方で、図7に示す変速比γH を有する本実施例の車両の電気モータ28のアシストのない状態の駆動トルクT2 (=K・TE ・γH )を実際のエンジン出力トルクTE および変速比γH に基づいて算出し、さらに、上記従来の車両の駆動トルクT1 と本実施例の車両の電気モータ28のアシストのない状態の駆動トルクT2 との差(T1 −T2 )を電気モータ28の出力トルクTA として算出する。すなわち、数式TA =K・TE (γP −γH )を算出することにより電気モータ28の出力トルクTA を求めるのである。このようにして求められた電気モータ28の出力トルクTA は図7の破線に示すものである。
【0024】
電気モータ駆動手段70は、上記電気モータ出力トルク算出手段68により算出された出力トルクTA が電気モータ28から出力されるように、キャパシタ48或いはジェネレータ24から電気モータ28へ供給される電流を制御する。その電気モータ28による車両に対するアシストが行われるとすなわち4輪駆動状態とされると、図7の破線を含めた車両の駆動トルクが図6に示すアシストを行わない従来車両と同様に得られる。
【0025】
図8は、前記モータ制御用電子制御装置46の制御作動の要部を説明するフローチャートであって、変速機14のギヤ段に応じて電気モータ28を駆動させる電気モータ駆動制御ルーチンを示している。図8において、先ず、前記ギヤ段判定手段68に対応するステップ(以下、ステップを省略する)SA1では、変速機14のギヤ段が第1速ギヤ段或いは第2速ギヤ段であるか否かが判断される。このSA1の判断が否定された場合すなわち変速機14のギヤ段が第3速ギヤ段以上である場合は、SA4において電気モータ28の駆動が禁止され、その電気モータ28によるアシスト駆動すなわち4輪駆動が実行されない。
【0026】
しかし、上記SA1の判断が肯定された場合すなわち変速機14のギヤ段が第1速ギヤ段或いは第2速ギヤ段である場合は、前記電気モータ出力トルク算出手段62に対応するSA2において、予め記憶された関係TE 〔=f(NE 、Q)〕から実際のエンジン回転速度NE および吸入空気量Q或いはアクセル開度θに基づいて車両の実際のエンジン出力トルクTE が算出されるとともに予め記憶された関係〔TA =K・TE (γP −γH )〕から上記実際のエンジン出力トルクTE と変速機14のギヤ段に対応する変速比γP およびγH に基づいて、電気モータ28の出力トルクTA が算出される。変速機14が第1速ギヤ段である場合には、第1速ギヤ段に対応する変速比γP1(たとえば4.4乃至5.7の範囲内の値)およびγH1(たとえば4.4未満の値)が用いられる。
【0027】
次いで、前記電気モータ駆動手段70に対応するSA3では、上記SA2において算出された出力トルクTA が電気モータ28から出力されるように、キャパシタ48或いはジェネレータ24から電気モータ28へ供給される電流が制御される。この電気モータ28の駆動トルクは図7の破線に示すものであり、車両の駆動トルクは図7の破線を含む大きさとされ、図6に示す、アシストを行わない従来車両の駆動トルクと同様とされる。
【0028】
上述のように、本実施例によれば、モータ駆動制御手段(第2原動機駆動制御手段)66(SA1乃至SA4)により、変速機14がその低速側の第1速ギヤ段とそれよりも1段高速側の中速ギヤ段である第2速ギヤ段とに切り換えられたときには、電気モータ28が駆動されることから、変速機14が第1速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力と変速機14が第2速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力との差DH (図7)が、第1速ギヤ段で電気モータのアシストを行う従来の車両の値DM (図9)に比較して小さくされるので、それら第1速ギヤ段での駆動力と第2速ギヤ段での駆動力との差に起因して車両の運転性が低下することが好適に防止される。
【0029】
因みに、図6に示すハイギヤード化されない変速比を有する変速機を備えた車両において、第1速ギヤ段だけ電気モータによりアシスト駆動する形式の従来の車両では、たとえば図9に示すように、変速機が第1速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力と変速機が第2速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力との差DM が図6の差DP に比較して大幅に大きくなるので、その差DM に起因して車両の運転性が低下することが避けられなかったのである。
【0030】
また、本実施例によれば、変速機14の少なくとも第1速ギヤ段は、ハイギヤード化されたものである。すなわち、通常の前進5速の変速機の第1速ギヤ段の変速比γP1は最高速ギヤ段のそれに対してほぼ一定の範囲(4.4乃至5.7の範囲内の値)内に設定され、第2速ギヤ段の変速比γP2も同様に一定の範囲(2.8乃至3.2の範囲内の値)内に設定され、第3速ギヤ段の変速比γP3も同様に一定の範囲(1.2乃至2.1の範囲内の値)内に設定され、第4速ギヤ段の変速比γP4も同様に一定の範囲(1.3乃至1.4の範囲内の値)内に設定される。本実施例の変速機14では、上記第1速ギヤ段の変速比γH1はそのような一定の範囲よりも高速側の値(4.4未満の値)に設定されてハイギヤード化されているので、変速機14が第1速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力と変速機14が第2速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力との差が一層小さくされるので、車両の運転性が一層改善される。
【0031】
また、本実施例によれば、変速機14の第1速ギヤ段および第2速ギヤ段は、電気モータ28に駆動される後輪34から出力される駆動トルク分に対応する分(T1 −T2 )だけエンジン10に駆動される前輪20から出力される駆動トルクが減少するようにハイギヤード化されたものである、すなわち、第1速ギヤ段および第2速ギヤ段が、電気モータ28により加えられる付加的な駆動力に相当する分だけエンジン10に駆動される前輪20から出力される駆動トルクが減少するように、ハイギヤード化されたものである。このため、通常の一般的な車両の駆動力特性に近似した駆動力特性を備えた車両となるので、第1速ギヤ段時と第2速ギヤ段時との駆動力差DH が一般的な車両のそれ(図6の差DP )と同様となって、従来の一般的な車両と同様の運転性が得られる利点がある。
【0032】
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0033】
図10は、本発明の他の実施例における車両のギヤ段毎の駆動力を示している。本実施例の変速機14の第1速ギヤ段の変速比γH1および第2速ギヤ段の変速比γH2は、第3速ギヤ段の変速比γH3と同様の値となるように大幅にハイギヤード化して設定されており、すなわち、第1速ギヤ段および第2速ギヤ段では第3速ギヤ段がそのまま用いられるようになっており、電気モータ28の出力トルクTA は、図10の破線に示す値であって、上記第1速ギヤ段および第2速ギヤ段において図6或いは図7に示す車両の駆動力が得られるように、図7の実施例に比較して大きくされている。このようにすれば、第1速ギヤ段乃至第3速ギヤ段の範囲において変速機14におけるギヤ段の機械的な切り換えが不要となる利点がある。
【0034】
図11は、本発明の他の実施例における車両の動力伝達装置であって、図1と同様の前置エンジン前輪駆動(FF)を基本とする前後輪駆動車両を示している。この図11では、車両の駆動状態を2輪駆動状態と4輪駆動状態とに切り換えるための4WD切換スイッチ52が設けられており、その4WD切換スイッチ52からの信号がモータ制御用電子制御装置46に供給されている点、および変速機14の変速比がたとえば図6に示すように設定されておりハイギヤード化されていない点において、図1と相違する。
【0035】
図12は、上記図11のモータ制御用電子制御装置46の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図12において、4輪駆動選択判定手段72は、4WD切換スイッチ52からの信号に基づいて4輪駆動状態が選択されたか否かを判定する。モータ駆動制御手段74は、4輪駆動選択判定手段72により4輪駆動状態が選択されたと判定されていない間は、電気モータ28による駆動を禁止し、4輪駆動選択判定手段72により4輪駆動状態が選択されたと判定されている間は、電気モータ出力トルク算出手段76により算出された出力トルクTA が出力されるように電気モータ28を制御する。電気モータ出力トルク算出手段76では、予め記憶された関係から実際の車速V、アクセル開度θなどに基づいて電気モータ28の出力トルクが算出される。
【0036】
図13は、上記図11のモータ制御用電子制御装置46の制御作動の要部を説明するフローチャートであって、電気モータ駆動制御ルーチンを示している。図13において、前記4輪駆動選択判定手段72に対応するSB1では、4WD切換スイッチ52により4輪駆動が選択されたか否かが判断される。このSB1の判断が否定された場合は、SB4において電気モータ28による駆動が禁止される。しかし、SB1の判断が肯定された場合は、電気モータ出力トルク算出手段76に対応するSB2において、電気モータ28の出力トルクがたとえば車速V、アクセル開度θなどに基づいて算出される。そして、前記電気モータ駆動手段70に対応するSB3では、上記SB2において算出された出力トルクTA が電気モータ28から出力されるように、キャパシタ48或いはジェネレータ24から電気モータ28へ供給される電流が制御される。
【0037】
本実施例によれば、4WD切換スイッチ52を用いて車両の2輪駆動状態と4輪駆動状態とが切り換えられるので、その切り換えによって車両の駆動力の変化、すなわち運転性の変化が運転者により認識される利点がある。
【0038】
図14は、本発明のさらに他の実施例における車両の駆動トルクおよびアシストトルク(破線)を示している。本実施例のモータ制御用電子制御装置46の制御機能および制御作動の要部は、ギヤ段判定手段62およびそれに対応するSA1を除いて、図5に示す機能ブロック線図および図8に示すフローチャートと同様である。本実施例のギヤ段判定手段62およびそれに対応するSA1は、変速機14のギヤ段が第1速ギヤ段であるか否かを判定する。なお、本実施例の変速機14は前進5段の自動変速機であり、第1速ギヤ段のみがハイギヤード化されている。すなわち、上記第1速ギヤ段の変速比γH1は前述の一定の範囲よりも高速側の値(4.4未満の値)に設定されてハイギヤード化されている。
【0039】
本実施例によれば、変速機14においてその前進ギヤ段のうちの最低速側の第1速ギヤ段だけがハイギヤード化されており、モータ駆動制御手段(第2原動機駆動制御手段)66により、そのハイギヤード化された第1速ギヤ段に切り換えられたときに電気モータ28が駆動されることから、変速機14が第1速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力と変速機14が第2速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力との差DH が従来値DM よりも小さくされるので、それら第1速ギヤ段での駆動力と第2速ギヤ段での駆動力との差に起因して車両の運転性が低下することが好適に防止される。
【0040】
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用され得るものである。
【0041】
たとえば、前述の実施例の変速機14は、前進5速の自動変速機であったが、前進5速の手動変速機であってもよい。この前進5速の手動変速機では、通常、第1速ギヤ段の変速比γP1は最高速ギヤ段(第5速ギヤ段)のそれに対してほぼ一定の範囲(3.8乃至4.7の範囲内の値)内に設定され、第2速ギヤ段の変速比γP2も同様に一定の範囲(2.2乃至2.7の範囲内の値)内に設定され、第3速ギヤ段の変速比γP3も同様に一定の範囲(1.5乃至1.8の範囲内の値)内に設定され、第4速ギヤ段の変速比γP4も同様に一定の範囲(1.1乃至1.4の範囲内の値)内に設定されるので、第1速ギヤ段或いは第2速ギヤ段はその変速比γH1或いはγH2が上記ような一定の範囲よりも高速側の値(3.8未満の値或いは2.2未満の値)に設定されてハイギヤード化される。
【0042】
また、前述の実施例の変速機14は、前進4速の自動変速機或いは手動変速機でもよい。この前進4速の自動変速機或いは手動変速機では、通常、第1速ギヤ段の変速比γP1は最高速ギヤ段(第4速ギヤ段)のそれに対してほぼ一定の範囲(3.8乃至4.1の範囲内の値)内に設定され、第2速ギヤ段の変速比γP2も同様に一定の範囲(2.1乃至2.3の範囲内の値)内に設定され、第3速ギヤ段の変速比γP3も同様に一定の範囲(1.3乃至1.5の範囲内の値)内に設定されるので、第1速ギヤ段或いは第2速ギヤ段はその変速比γH1或いはγH2が上記ような一定の範囲よりも高速側の値(3.8未満の値或いは2.1未満の値)に設定されてハイギヤード化される。
【0043】
また、前述の実施例では、変速機14の第1速ギヤ段および第2速ギヤ段は、電気モータ28に駆動される後輪34から出力される駆動トルク分に対応する分(T1 −T2 )だけエンジン10に駆動される前輪20から出力される駆動トルクが減少するようにハイギヤード化されていたが、単にハイギヤード化されているだけでも一応の効果が得られる。
【0044】
また、前述の実施例では、変速機14の第1速ギヤ段および第2速ギヤ段がハイギヤード化されていたが、必ずしもハイギヤード化されていなくてもよく、第1速ギヤ段および第2速ギヤ段の両方において電気モータ28によるアシスト駆動がそれぞれ行われることにより、変速機14が第1速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力と変速機14が第2速ギヤ段に切り換えられたときの車両の駆動力との差DH が従来に比較して小さくされるという効果が得られるのである。
【0045】
また、前述の実施例では、エンジン10によって前輪20が駆動され、電気モータ28によって後輪34が駆動される形式の車両、すなわち前置エンジン前輪駆動(FF)を基本とする所謂電気式4輪駆動車両が用いられていたが、電気モータ28によって前輪20が駆動され、エンジン10によって後輪34が駆動される形式の車両、すなわち前置エンジン後輪駆動(FR)を基本とする所謂電気式4輪駆動車両が用いられてもよい。
【0046】
また、前述の実施例では、誘電体の分極によって静電的に電気エネルギを蓄えるキャパシタ48が用いられていたが、電気化学的に電気エネルギを蓄える蓄電池などの他の形式の蓄電装置であってもよい。ジェネレータ24よりは速やかに電力を電気モータ28へ供給してアシストトルクを速やかに立ち上げることができる。
【0047】
また、前述の実施例のジェネレータ24は、専ら発電機として用いられるものであったが、電気モータ28に変えて、車両発進時或いは加速走行時において車両の駆動力を助勢するための駆動トルクを出力する電気モータとして作動させられてもよい。
【0048】
また、前述の実施例では、エンジン10が前輪駆動系の原動機として用いられ、電気モータ28が後輪駆動系の原動機として用いられていたが、油圧モータなどのように作動原理が異なる他の種類の原動機が用いられても差し支えない。
【0049】
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御装置およびそれが適用された前後輪駆動車両の動力伝達装置の構成を説明する図である。
【図2】図1の車両に設けられた変速機の構成を説明する図である。
【図3】図1の車両に設けられた変速機において、油圧式摩擦係合装置の作動の組合せとそれにより得られるギヤ段の関係を示す図である。
【図4】図1のモータ制御用電子制御装置により制御される電気モータの作動を示す図であって、太線は電気モータのアシストトルク発生期間、二重線は電気モータの回生期間を示している。
【図5】図1のモータ制御用電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図6】従来の車両における駆動力或いは変速比を変速機のギヤ段毎に示す図である。
【図7】図1の車両における駆動力或いは変速比を変速機のギヤ段毎に示す図である。
【図8】図1の実施例におけるモータ制御用電子制御装置の制御作動の要部を示す、電気モータ駆動制御ルーチンを示す図である。
【図9】従来の車両の第1速ギヤ段において電気モータによるアシスト駆動が行われたときの、車両の駆動力或いは変速比を変速機のギヤ段毎に示す図である。
【図10】本発明の他の実施例の車両における駆動力或いは変速比を変速機のギヤ段毎に示す図であって、図7に相当する図である。
【図11】本発明の他の実施例における制御装置およびそれが適用された前後輪駆動車両の動力伝達装置の構成を説明する図である。
【図12】図11の実施例のモータ制御用電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図13】図11の実施例におけるモータ制御用電子制御装置の制御作動の要部を示す、電気モータ駆動制御ルーチンを示す図である。
【図14】本発明の他の実施例における車両の駆動トルク或いは変速比を変速機のギヤ段毎に示す図であって、図7に相当する図である。
【符号の説明】
10:エンジン(第1原動機)
14:変速機
20:前輪(主駆動輪)
28:電気モータ(第2原動機)
34:後輪(副駆動輪)
46:モータ制御用電子制御装置(前後輪駆動車両の制御装置)
66:モータ駆動制御手段(第2原動機駆動制御手段)

Claims (5)

  1. 少なくとも前進3速の前進ギヤ段を有する変速機を介して前輪および後輪の一方の車輪を駆動する第1原動機と、該第1原動機の駆動力を補助するために前記変速機を介さないで前記前輪および後輪の他方の車輪を駆動する第2原動機とを備える前後輪駆動車両の制御装置であって、
    前記変速機がその第3速ギヤ段までのうちの低速側の第1速ギヤ段とその第3速までのうちの中間の第2速ギヤ段とに切り換えられたときに、前記第2原動機を駆動させる第2原動機駆動制御手段を含み、
    前記第1速ギヤ段および第2速ギヤ段のみでは、車両駆動源として前記第1原動機を専ら用いる車両の変速機に比較して、前記第2原動機により付加される駆動トルク分だけ前記第1原動機から駆動輪に伝達される駆動トルクが減少するような値にギヤ比が設定されたものであることを特徴とする前後輪駆動車両の制御装置。
  2. 前記前後輪駆動車両は主駆動輪および副駆動輪を有するものであり、
    前記第1原動機は前記主駆動輪を駆動するエンジンであり、
    前記第2原動機は前記副駆動輪を駆動する電動モータであることを特徴とする請求項1の前後輪駆動車両の制御装置。
  3. 前記変速機は、前進5速のギヤ段を有する手動変速機であり、該ギヤ段のうちの第1速ギヤ段の変速比の最高速ギヤ段の変速比に対する比は3.8未満である請求項1または2の前後輪駆動車両の制御装置。
  4. 前記変速機は、前進5速のギヤ段を有する自動変速機であり、該ギヤ段のうちの第1速ギヤ段の変速比の最高速ギヤ段の変速比に対する比は4.4未満である請求項1または2の前後輪駆動車両の制御装置。
  5. 前記変速機は、前進4速のギヤ段を有する変速機であり、該ギヤ段のうちの第1速ギヤ段の変速比の最高速ギヤ段の変速比に対する比は3.8未満である請求項1または2の前後輪駆動車両の制御装置。
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