JP3899275B2 - 張力検出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、合成繊維、天然繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金属線などの線状物や帯状物の張力を検出する張力検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の整経機は、複数のボビンから繰り出された各糸ごとに張力検出器と張力調節器が設けられ、張力検出器の糸張力情報に基づいて制動力が制御される張力調節器により、整経ビームに巻き上げられる各糸に個別の設定張力が付与される(特開平4−11039号公報、特許第3202187号公報参照)。
【0003】
特開平4−11039号公報に提案されている近接式張力検出器は、糸の走行方向に延設され本体に片持ち支持されているとともに、上面には糸ガイドが形成された可撓板と、この可撓板の自由端部に固定され本体に収容された磁気センサと対向した永久磁石と、可撓板に対して糸の走行方向の前方側と後方側に配設された一対の固定ガイドが設けられ、可撓板の弾性復帰力により一対の固定ガイド間を走行する糸が持ち上げられるように構成されている。このような近接式張力検出器は、糸張力により可撓板が押し下げられる程度を、永久磁石の変位として磁気センサが検知し、電圧の変化として捉える。
【0004】
特許第3202187号公報に提案されている張力検出器は、糸の走行方向と平行に立設されフレームのセンサケースに回動自在に支持された支点軸と、糸の走行方向の前方側となるフレームの下端部と糸の走行方向の後方側となるフレームの上端部に個々に固定された固定ガイドと、支点軸に固定され巻ばねの付勢力により固定ガイド間を走行する糸に接触する棒状のアームと、支点軸の下端部に固定されセンサケースに収容された永久磁石と、センサケースの内壁面に固定されたホール素子が設けられている。また、このような張力検出器は、糸張力により支点軸が回動すると、永久磁石のホール素子と対向している部分の磁力が変化して、ホール素子の出力電圧が変化するので、その電圧変化により糸張力の変動を電気的に検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平4−11039号公報に提案されている張力検出器は、本体の外側に片持ち支持された可撓板の自由端部に永久磁石を設け、本体に磁気センサを収容した構成であり、例えば本体の外壁と可撓版との間や永久磁石と磁気センサとの間に形成される微小な隙間に、空気中に浮遊している糸の毛羽やバインダー粉などの異物が侵入して堆積すると、張力検出の信頼性が低下する。
【0006】
特許第3202187号公報に提案されている張力検出器は、一端が支点軸に固定され他端が糸道(固定ガイドの間)まで延設された棒状のアームが、巻ばねの糸緊張力と糸の張力とのバランスにより支点軸を中心に回動する構成であり、張力検出器の小型化を図ることが難しい。
【0007】
この発明は、糸の毛羽やバインダー粉が堆積することによる張力検出の信頼性の低下を防止することができる小型の張力検出器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、第1の発明の張力検出器は、収容部が外部から閉塞された収容ケースと、この収容ケースの上壁部の上設置面に設けられた可動ガイド部材と、この可動ガイド部材を介在して長尺物の走行方向の前後に設けられた一対の固定ガイド部材と、前記収容ケースの上壁部の内設置面に片持ち支持された可撓板と、この可撓板の自由端部に固定された永久磁石と、前記収容ケースに収容され前記永久磁石と隙間をおいて対向した磁気センサと、この磁気センサが実装され前記収容ケースに収容された制御基板が設けられ、前記可動ガイド部材の下部は、前記収容ケースの上壁部の貫通穴に挿入され前記可撓板の基端部と自由端部との間に固定されていることを特徴とする。
【0009】
この発明の張力検出器は、可撓版と永久磁石および磁気センサが実装された制御基板を収容ケース内に設けたので、空気中に浮遊している毛羽やバインダー粉が堆積することによる張力検出の信頼性の低下が防止される。また、収容ケースの上壁部の上設置面に可動ガイド部材を設け、収容ケースの上壁部の内設置面に可撓板を設けたので、張力検出器の小型化が図られ、張力検出器を整経機などに設置するための設置スペースを小さくすることができる。
【0010】
第2の発明の張力検出器は、第1の発明の張力検出器において、収容ケースの上壁部に穿設された貫通穴の開口縁部のうち、内設置面側の下開口縁部を、永久磁石が磁気センサから離間する方向の可撓板の撓み量を制限する第1のストッパ部としたことを特徴とする。この発明の張力検出器は、長尺物が緊張状態になったときの可撓板の撓み量が制限されるので、可撓板の破損を防止することができる。
【0011】
第3の発明の張力検出器は、第1または第2の発明の張力検出器において、収容ケースの上壁部に穿設された貫通穴の開口縁部のうち、上設置面側の上開口縁部を、永久磁石が磁気センサに接近する方向の可撓板の撓み量を制限する第2のストッパ部としたことを特徴とする。この発明の張力検出器は、永久磁石と磁気センサの衝突による破損を防止することができる。
【0012】
第4の発明の張力検出器は、第1、2または第3の発明の張力検出器において、可動ガイド部材の周りに被せられ、上開口部が可動ガイド部材に固定され下開口部が収容ケースの上設置面に固定された蛇腹状のゴムカバーを設けたことを特徴とする。この発明の張力検出器は、毛羽やバインダー粉の収容ケース内への侵入が防止され、長期に亘り張力検出の信頼性を維持することができる。また、この発明の張力検出器は、ゴムカバーの弾性力により可動ガイド部材の振動を吸収することができるので、長尺物の安定した前進案内をすることができる。
【0013】
第5の発明の張力検出器は、第1〜第4の発明の張力検出器において、可動ガイド部材は、断面略L字状に形成された可動支持軸の上部に可動ローラが回転自在に支持され、可動ローラの下方に近接する可動支持軸の段差面を、円弧状に形成したことを特徴とする。この発明の張力検出器は、段差面を円弧状に形成したので、弛緩状態になった長尺物が可動ローラから外れることを防止することができ、長尺物の安定した前進案内をすることができる。
【0014】
第6の発明の張力検出器は、第1〜第5の発明の張力検出器において、磁気センサの樹脂被覆部を温度検出集積回路の樹脂被覆部に接触させて、磁気センサを制御基板に実装したことを特徴とする。この発明の張力検出器は、磁気センサと温度検出集積回路の温度を一致させることができる。
【0015】
第7の発明の張力検出器は、第1〜第6の発明の張力検出器において、収容ケースは、上部が開口したケース本体と、このケース本体の開口部分を閉塞した支持板が設けられ、収容ケースの上壁部として構成された支持板に制御基板が固定されていることを特徴とする。この発明の張力検出器は、可動ガイド部材と永久磁石が固定された可撓板、および磁気センサが実装された制御基板が支持板に組付けられた検出部組立体が設けられ、この検出部組立体をケース本体の上部の開口部分に被せて一体に固定することにより組立てられる。
【0016】
例えば、特開平4−11039号公報の整経機のように、複数の張力検出器を構成する場合には、糸の本数分、検出器組立体をケース本体に組付ければよい。すなわち、糸の本数が異なる整経機に設置する場合は、糸の本数に相当する数の検出部組立体が組立てられるケース本体を製造するだけでよいので、張力検出器を経済的に提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態として図1〜図6に図示された張力検出器を説明する。図1は一部を破断した張力検出器の平面図であり、図2は張力検出器の右側面図、図3は張力検出器の断面図、図4は図3のA部拡大図である。図5は制御基板の磁気センサ実装部分の拡大図あり、(a)は磁気センサ周辺の平面図、(b)は磁気センサ周辺の断面図である。図6は張力検出器を多条配列した張力検出装置の平面図である。
【0018】
図1から図5に図示された張力検出器1は、収容部2aが外部から閉塞された収容ケース2を有している。この収容ケース2は、アルミダイカストなどによって一体成形され上部に開口部3aが形成されたケース本体3と、開口部3aに被冠されネジでケース本体3に固定された支持板4が設けられ、薄い立方体の形状に形成されている。なお本実施例では、収納ケース2の上壁部は支持板4によって構成されている。
【0019】
支持板4は、その長手方向が長尺物6の走行方向になるように設けられ、長手方向の略中央に貫通穴4aが穿設されている。また貫通穴4aには、中空状のカラー10が圧入固着されている。支持板4の上設置面には、下部8bがカラー10に挿入された可動ガイド部材5が設けられ、さらにこの可動ガイド部材5を介在して長尺物6の走行方向の前後に、一対の固定ガイド部材7が設けられている。
【0020】
可動ガイド部材5は、断面略L字状に形成された上部8aとカラー10に移動自在に挿入された下部8bが形成され、下部8bの端部が収容部2a内に突出した可動支持軸8を有している。可動支持軸8の上部8aには、ベアリングを介して回転自在に可動ローラ9が支持されている。また可動支持軸8の上部8aには、可動ローラ9に掛けられた長尺物6が弛緩状態になったとき可動ローラ9から外れるのを防止できるように、可動ローラ9の下方に近接する位置に円弧状に形成された段差面8cが設けられている。さらに可動支持軸8の下部8bの端部は後述する板ばね13に固着され、可動ガイド部材5は支持板4に弾性支持されている。
【0021】
固定ガイド部材7は、断面略L字状に形成された固定支持軸11を有し、この固定支持軸11の上部には、ベアリングを介して回転自在に固定ローラ12が支持されている。また固定支持軸11は、支持板4の上設置面にネジで固定されている。
【0022】
支持板4の内設置面には、長尺物6の走行方向に延設され基端部13aが内設置面に固定された可撓板である板ばね13が片持ち支持されている。また、この板ばね13の自由端部13bには、永久磁石14が接着固定され、板ばね13の基端部13aと自由端部13bとの間の中間部13cには、可動支持軸8の下部8bの端部がネジで固定されている。
【0023】
収容ケース2の収容部2aには、制御基板15が収容固定されている。この制御基板15には、永久磁石14に対し隙間G1をおいて対向する位置に実装された磁気センサ(ホール素子)16が設けられている。17は、制御基板15を支持板4に固定する断面L字状の取付け具である。
【0024】
支持板4の貫通穴4aに圧入固着されたカラー10の開口縁部のうち、支持板4の内設置面側の下開口縁部は、永久磁石14が磁気センサ16から離間する方向の板ばね13の撓み量を制限する第1のストッパ部19として構成され、長尺物6が緊張状態になったとき、可動支持軸8の下部8bの端部に設けられたストッパ18が第1のストッパ部19に当接する。
【0025】
またカラー10の開口縁部のうち、支持板4の上設置面側の上開口縁部は、永久磁石14が磁気センサ16に接近する方向の板ばね13の撓み量を制限する第2のストッパ部20として構成され、可動支持軸8の上部8aから下部8bへ移行する部位に第2のストッパ部20と対向するストッパ面8dが設けられている。
【0026】
可動ガイド部材5の可動支持軸8の周りは、毛羽やバインダー粉が収容ケース2の収容部2aに侵入するのを防止するために、上開口部21aが可動支持軸8の上部8aに固定され、下開口部21bがカラー10に固定された蛇腹状のゴムカバー21が設けられている。
【0027】
図5には、磁気センサ16の検出値が温度変化によってばらつくのを抑えるために、磁気センサ16の樹脂被覆部と温度検出集積回路22の樹脂被覆部とを接触させて制御基板15に実装した状態が示されている。23は磁気センサ16と温度検出集積回路22の高さを決めるスペーサである。
【0028】
以上のように構成された張力検出器1の検出方法を説明する。長尺物6は、一方の固定ガイド部材7の固定ローラ12の上方から可動ガイド部材5の可動ローラ9の下方を通り、さらに他方の固定ガイド部材7の固定ローラ12の上方を通るように掛けられる。また、これらローラ9,12を走行する長尺物6の張力が緊張状態になると、板ばね13の弾性力に抗して可動ガイド部材5が上の方向に移動し、板ばね13が変形して永久磁石14が変位するので、磁気センサ16の出力電圧が変化する。なお、制御方法については、本願出願人が先に出願した特願2001−273411号に説明されている。
【0029】
また本実施例では、収容ケース2の上壁部を支持板4で構成しているので、固定ガイド部材7,可動ガイド部材5と永久磁石14が固定された板ばね13及び磁気センサ16が実装された制御基板15を支持板4に組付けることにより検出部組立体24が設けられ、この検出部組立体24の板ばね13や制御基板15をケース本体3の開口部3aから収納部2aに挿入し、支持板4をケ−ス本体3にネジで固定することにより、張力検出器1は組立てられている。
【0030】
図6は、整経機の整経ビームに巻き上げられる複数本の長尺物6の張力値を個々に検出できるように、長尺物6の本数分の検出部組立体24を多条配列した張力検出装置25である。
【0031】
本実施例の張力検出装置25は、長尺物6の本数分の検出部組立体24を多条配列状に取付けることができるケース本体26を製造し、このケース本体26に長尺物6の本数分の検出部組立体24を取付けることにより組立てられている。
【0032】
なお実施の形態として説明した張力検出器1は、制御基板15が取付けられた支持板4を収容ケース2の上壁部として構成したが、下部に開口部が形成されたケース本体を形成して、ケース本体の上壁部に可動ガイド部材5や固定ガイド部材7などを組付け、開口部に底板を固定するように構成してもよい。また密封手段として蛇腹状のゴムカバー21を設けたが、その他の密封手段でもよい。
【0033】
【発明の効果】
第1の発明の張力検出器では、可撓版と永久磁石および磁気センサが実装された制御基板を収容ケース内に設けたので、空気中に浮遊している毛羽やバインダー粉が堆積することによる張力検出の信頼性の低下が防止される。また、収容ケースの上壁部の上設置面に可動ガイド部材を設け、収容ケースの上壁部の内設置面に可撓板を設けたので、張力検出器の小型化が図られ、張力検出器を整経機などに設置するための設置スペースを小さくすることができる。
【0034】
第2の発明の張力検出器では、第1のストッパ部を設けたので、長尺物が緊張状態になったときの可撓板の撓み量が制限され、可撓板の破損を防止することができる。
【0035】
第3の発明の張力検出器では、第2のストッパ部を設けたので、外力によって可動ガイド部材が押された場合や、張力が緊張状態から急激に弛緩状態になった場合(例えば長尺物が切れたとき)などにおける、永久磁石と磁気センサの衝突を防止することができる。
【0036】
第4の発明の張力検出器では、可動ガイド部材が挿入される収容ケースの上壁部の貫通穴を被うように蛇腹状のゴムカバーを設けたので、毛羽やバインダー粉などの異物の収容ケース内への侵入が防止され、長期に亘り張力検出の信頼性を維持することができる。また、この発明の張力検出器は、ゴムカバーの弾性力により可動ガイド部材の振動を吸収することができるので、長尺物の安定した前進案内をすることができる。
【0037】
第5の発明の張力検出器では、可動支持軸の段差面を円弧状に形成して、弛緩状態になった長尺物が可動ローラから外れることを防止したので、長尺物の安定した前進案内をすることができる。
【0038】
第6の発明の張力検出器では、磁気センサの樹脂被覆部を温度検出集積回路の樹脂被覆部に接触させて、磁気センサを制御基板に実装したので、磁気センサと温度検出集積回路の温度を一致させることができ、磁気センサの温度変動による検出結果への影響を的確に補償することができる。
【0039】
第7の発明の張力検出器では、固定ガイド部材と可動ガイド部材及び永久磁石が固定された可撓板と磁気センサが実装された制御基板が支持板に組付けられた検出部組立体が形成されるので、張力検出器を多条配列した張力検出装置の組立性が向上する。また、長尺物の本数に相当する数の検出部組立体を取付ることができる張力検出装置のケース本体を製造するだけでよいので、張力検出装置を経済的に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は一部分を破断した張力検出器の平面図である。
【図2】図2は張力検出器の右側面図である。
【図3】図3は張力検出器の断面図である。
【図4】図4は図3のA部拡大図である。
【図5】図5は、制御基板の磁気センサ実装部分の拡大図あり、(a)は磁気センサ周辺の平面図、(b)は磁気センサ周辺の断面図である。
【図6】図6は張力検出器を多条配列した張力検出装置の平面図である。
【符号の説明】
1 張力検出器
2 収容ケース
3 ケース本体
4 支持板
4a 貫通穴
5 可動ガイド部材
6 長尺物
7 固定ガイド部材
8 可動支持軸
13 板ばね
14 永久磁石
15 制御基板
16 磁気センサ
24 検出部組立体
25 張力検出装置
Claims (7)
- 収容部が外部から閉塞された収容ケースと、
この収容ケースの上壁部の上設置面に設けられた可動ガイド部材と、
この可動ガイド部材を介在して長尺物の走行方向の前後に設けられた一対の固定ガイド部材と、
前記収容ケースの上壁部の内設置面に片持ち支持された可撓板と、
この可撓板の自由端部に固定された永久磁石と、
前記収容ケースに収容され前記永久磁石と隙間をおいて対向した磁気センサと、
この磁気センサが実装され前記収容ケースに収容された制御基板が設けられ、
前記可動ガイド部材の下部は、前記収容ケースの上壁部の貫通穴に挿入され前記可撓板の基端部と自由端部との間に固定されている
ことを特徴とする張力検出器。 - 請求項1に記載された張力検出器において、
収容ケースの上壁部に穿設された貫通穴の開口縁部のうち、内設置面側の下開口縁部を、永久磁石が磁気センサから離間する方向の可撓板の撓み量を制限する第1のストッパ部としたことを特徴とする張力検出器。 - 請求項1、2に記載された張力検出器において、
収容ケースの上壁部に穿設された貫通穴の開口縁部のうち、上設置面側の上開口縁部を、永久磁石が磁気センサに接近する方向の可撓板の撓み量を制限する第2のストッパ部としたことを特徴とする張力検出器。 - 請求項1、2または3に記載された張力検出器において、
可動ガイド部材の周りに被せられ、上開口部が可動ガイド部材に固定され下開口部が収容ケースの上設置面に固定された蛇腹状のゴムカバーを設けたことを特徴とする張力検出器。 - 請求項1〜4に記載された張力検出器において、
可動ガイド部材は、断面略L字状に形成された可動支持軸の上部に可動ローラが回転自在に支持され、可動ローラの下方に近接する可動支持軸の段差面を、円弧状に形成したことを特徴とする張力検出器。 - 請求項1〜5に記載された張力検出器において、
磁気センサの樹脂被覆部を温度検出集積回路の樹脂被覆部に接触させて、磁気センサを制御基板に実装したことを特徴とする張力検出器。 - 請求項1〜6に記載された張力検出器において、
収容ケースは、上部が開口したケース本体と、このケース本体の開口部分を閉塞した支持板が設けられ、収容ケースの上壁部として構成された支持板に制御基板が固定されていることを特徴とする張力検出器。
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