JP3897223B2 - 円すいころ軸受の製造方法 - Google Patents

円すいころ軸受の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3897223B2
JP3897223B2 JP2000155812A JP2000155812A JP3897223B2 JP 3897223 B2 JP3897223 B2 JP 3897223B2 JP 2000155812 A JP2000155812 A JP 2000155812A JP 2000155812 A JP2000155812 A JP 2000155812A JP 3897223 B2 JP3897223 B2 JP 3897223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner ring
tapered roller
ring
small end
shaped member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000155812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001336537A (ja
Inventor
邦彦 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2000155812A priority Critical patent/JP3897223B2/ja
Publication of JP2001336537A publication Critical patent/JP2001336537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3897223B2 publication Critical patent/JP3897223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C25/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
    • F16C25/06Ball or roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/34Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
    • F16C19/36Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
    • F16C19/364Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/60Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings
    • F16C33/605Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings with a separate retaining member, e.g. flange, shoulder, guide ring, secured to a race ring, adjacent to the race surface, so as to abut the end of the rolling elements, e.g. rollers, or the cage
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • F16C43/04Assembling rolling-contact bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は円すいころ軸受の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
転動面が円すい面の一部をなす円すいころを転動体とする円すいころ軸受は、ラジアル荷重とスラスト荷重の双方に対して大きな負荷能力を持ち、その基本的な構造は、図3に軸平行断面図を示す通りである。
【0003】
すなわち、内輪31の外周に形成された円すい面からなる軌道面311と、外輪32の内周に形成された円すい内面からなる軌道面321の間に、複数の円すいころ33が配置され、その各円すいころ33は保持器34によって周方向に一定の間隔で保持されている。内輪31の軌道面311の大端側には大鍔312が、また、小端側には小鍔313が形成されており、各円すいころ33は内・外輪31,32軌道面311,321に対して転がり接触しながら、大鍔312に案内されつつ転動する。
【0004】
このうよな円すいころ軸受は、通常、小端側どうしもしくは大端側どうしが向き合うように、2個がセットで使用され、正確な予圧調整が必要である。この予圧調整の工数を削減するためには、図3にΔSで示される、内輪31の大鍔312〜小鍔313間での円すいころ33の隙間を小さくすることが有効である。すなわち、寸法ΔSを小さくすることにより、沈み込み性能の向上、浮き上がり量の絶対値およびばらつきの低減を図ることができ、予圧調整作業の簡素化並びに所要時間の短縮を図ることできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、予圧調整工数を削減すべく、上記の寸法ΔSを小さくするためには、内輪31の旋削工程における軌道面311の幅寸法(軸方向への寸法)、大鍔312の幅寸法(同)、研削工程における内輪31の小端面の取代並びに大鍔312の取代、および円すいころ33の長さをそれぞれ厳密に管理する必要があり、製造コストが大幅に上昇するという問題がある。
【0006】
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、内輪の加工工程における種々の寸法管理等を必要とすることなく、内輪の大鍔〜小鍔間における円すいころの隙間ΔSを厳密に管理することができ、もって大幅な製造コストの上昇を伴うことなく、予圧調整工数を削減することのできる構造を有する円すいころ軸受の製造方法の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の円すいころ軸受の製造方法は、外周に円すい面からなる軌道面を備えるとともに、その軌道面の大端側に大鍔が一体形成された内輪と、内周に円すい内面からなる軌道面を備えた外輪との間に、複数の円すいころが保持器により周方向に一定の間隔で配置されてなる円すいころ軸受であって、上記内輪の軌道面の小端側に小鍔が形成されておらず、当該内輪に対して組み付けられる円すいころの小端面との間に所定の隙間が形成される位置に、内輪の小端側にリング状部材が嵌着されており、そのリング状部材は円筒部とその外周に形成されるフランジ部からなる断面略L字形をしている円すいころ軸受の、上記内輪と円すいころ並びに保持器からなる組立体の製造方法であって、大端側に大鍔が一体形成され、小端側にはその軌道面の小端部における外径と同等の外径寸法を有する円筒面が形成され、かつ、小鍔を有しない円すいころ軸受の内輪に対し、その小端面側から、保持器のポケットにそれぞれ互いの長さがある範囲内に収められた円すいころを収容したものを挿入した後、各円すいころの大端面を上記内輪の大鍔に密着させた状態で、内輪の大端面から円すいころの小端面までの寸法を測定し、その後、上記内輪の小端側の円筒面に対して上記リング状部材を嵌着する際、内輪の大端面から上記リング状部材のフランジ部の円すいころへの対向面と反対側の面との寸法を測定しながら、その寸法があらかじめ設定されている寸法となるように当該リング状部材の嵌着位置を決定することによって特徴付けられる。
【0008】
本発明は、円すいころ軸受を機器に組み込んだ使用状態においては、内輪の小鍔には実質的に負荷が作用しないことを利用し、内輪に対して小鍔を一体形成せずに、小鍔に代えて、内輪に対して組み付けられる円すいころの小端面との間に所望の隙間が形成されるように、リング状部材を内輪に対して嵌着した構造とするとともに、その内輪と円すいころ並びに保持器からなる組立体を、以下の工程により製造することで、所期の目的を達成しようとするものである。
【0009】
すわなち、内輪および円すいころの加工を完了した後、各円すいころを保持器に保持して内輪に対して組みつけ、各円すいころの大端面を内輪の大鍔に対して密着させた状態で、内輪の大端面と円すいころの小端面との間の寸法を測定し、その測定結果に基づいてリング状部材の内輪に対する嵌着位置を決定することにより、円すいころの小端面と小鍔の役割を担うリング状部材との間の隙間ΔSを所望の寸法とすることができる。
【0010】
以上の工程によると、一つの円すいころ軸受に組み付けるべき複数の円すいころの長ささえ略一定とするだけで、前記した内輪の加工時における各寸法の管理を行うことなく、ΔSの厳密な管理が可能となるとともに、円すいころおよび保持器の内輪に対する組み付け時には小鍔に相当するリング状部材は内輪に対して嵌着されていないため、小鍔を一体形成した従来の内輪に対する円すいころおよび保持器の組み付け時のように、小鍔との干渉を避けるべく保持器を開いた後に再び閉じる工程が不要となるという利点もある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の軸平行断面図である。
この例における円すいころ軸受は、基本的には従来のものと同様に、内輪1の外周に形成された円すい面からなる軌道面11と、外輪の内周に形成された円すい内面からなる軌道面21の間に、複数の円すいころ3が保持器4の各ポケット41に収容されることにより周方向に一定の間隔で保持された状態で配置された構造を有している。
【0012】
内輪1の軌道面11の大端側にはに、ぬすみ部11aを介して大鍔12が一体形成されているが、軌道面11の小端側には、ぬすみ部11bを介して小鍔は形成されておらず、通常の内輪において小鍔が形成されている位置は円筒面13となっている。この円筒面13の外径寸法は、軌道面11の小端部における外径寸法と同等程度とされている。そして、この円筒面13には、別部材であるリング状部材5が嵌め込まれている。
【0013】
リング状部材5は、例えばプレス鋼板製、あるいは樹脂製とすることができ、その形状は、この例においては、円筒部51の一端側にフランジ部52が形成された断面略L字形をしており、内輪1の円筒面13に対しては、円筒部51の内周面を円筒面13に対して圧入することによって固定されている。また、この圧入状態において、フランジ部52が各円すいころ3の小端面に対して略平行となるよう、円筒部51に対するフランジ部52の角度が設定されている。
【0014】
以上の本発明の実施の形態は、以下の手順で組み付けられ、これによって各円すいころ3とリング状部材5の間に生じる隙間ΔSを所望寸法に管理することができる。
【0015】
まず、内輪1にリング状部材5を嵌め込む前に、各円すいころ3を保持器4のポケット41内に収容した状態で、内輪1の小端面側から挿入する。このとき、内輪1の小端側は軌道面1の小端部における寸法と同等の外径寸法を有する円筒面13となっており、従来の小鍔に相当する突部が存在しないため、後述するように保持器4の開き工程が不要である。ここで、各円すいころ3は、その製造工程において長さ(大端面〜小端面間の寸法)がある範囲内に収まるように管理するか、あるいは、特に製造工程においてはその長さの管理をすることなく、1つの軸受に用いる円すいころ3についてはその各長さのばらつきがある範囲内に収まるように選別する。
【0016】
次に、図2に断面図を示すように、各円すいころ3を保持器4の各ポケット41内に収容して内輪1に対して組み付けた状態で、大端面を定盤等の上に載せる等により各円すいころ3の大端面を内輪1の大鍔12に密着させ、内輪1の大端面14から円すいころ3の小端面の所定部位、例えば最内周側の部位までの寸法Hを測定する。
【0017】
次に、その状態でリング状部材5を内輪1の円筒面13に圧入するが、このとき、大端面14とリング状部材5のフランジ部52の背面(円すいころ3に対する対向面と反対側の面)までの寸法を測定しながら行うことによって、円すいころ3の小端面と、それに対向するリング状部材5のフランジ部52の表面との隙間ΔSが、あらかじめ設定されている寸法となるように、リング状部材5を位置決めする。
【0018】
以上の方法により得られる内輪1と円すいころ3並びに保持器4からなる組立体は、組立体に用いる各円すいころ3の長さが互いにほぼ揃ってさえいれば、内輪1自体の旋削時における軌道幅寸法や、大鍔12の幅寸法、大鍔12や小端面の研削代等を管理することなく、円すいころ3の小端面と、小鍔に相当するリング状部材5の間の隙間ΔSを、少ないばらつき範囲のもとに所望寸法に設定することができる。従って、以上の本発明の実施の形態によれば、ΔSを小さく設定することにより、機器に組み込んだ際の予圧調整に要する工数を、従来の円すいころ軸受に比して大幅に削減することができる。
【0019】
また、以上の実施の形態によれば、円すいころ3と保持器4を内輪1に対して組み付ける時点では、小鍔に相当するリング状部材5は未だ内輪1に嵌着されておらず、内輪1の小端側には軌道面11の小端側の外径と同等の外径の円筒面13が存在しているだけであるため、前記したように保持器4の開き工程が不要であり、その結果として保持器4の精度を向上させることができる。
【0020】
すなわち、小端側に小鍔が形成されている従来の内輪に対して、保持器および円すいころを組み付けるに当たっては、小鍔と円すいころとが干渉するために、当初は最終的な形状に成形されている保持器を一旦開き、つまり拡径させることによって保持している各円すいころのピッチ円を大きくし、小鍔を通過させた後に、保持器を元の形状になるように閉じることによって内輪、円すいころおよび保持器からなる組立体を得ている。
【0021】
これに対し、上記した本発明の実施の形態によれば、円すいころ3および保持器4を内輪1に対して小端側から挿入する時点では、内輪1の小端側は、軌道面11の小端部の径と同等の円筒面13が形成されているだけであるため、保持器4を開く必要がなく、従って挿入後に保持器4をかしめる必要がない。よって本発明の実施の形態によれば、保持器の開閉工程に伴う形状のくずれが生じず、従来に比して保持器精度の向上が見込まれる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、内輪の小端側に小鍔を一体形成せず、別部材からなるリング状部材を内輪の小端側に嵌着して小鍔の役割を担わすとともに、小鍔を有しない円すいころ軸受の内輪に対し、その小端面側から、保持器のポケットにそれぞれ互いの長さがある範囲内に収められた円すいころを収容したものを挿入した後、各円すいころの大端面を上記内輪の大鍔に密着させた状態で、内輪の大端面から円すいころの小端面までの寸法を測定し、その後、上記内輪の小端側の円筒面に対して上記リング状部材を嵌着する際、内輪の大端面から上記リング状部材のフランジ部の円すいころへの対向面と反対側の面との寸法を測定しながら、その寸法があらかじめ設定されている寸法となるように当該リング状部材の嵌着位置を決定するので、従来のように内輪の旋削工程における軌道面幅寸法や大鍔の幅寸法、研削工程における内輪の小端面の取代並びに大鍔の取代等の寸法を管理することなく、一組の円すいころの長さのばらつきさえ所定範囲内に収めるだけで、円すいころと保持器とを小鍔の存在しない内輪に組み付けた状態での内輪大端面と円すいころの小端面との間の寸法の測定結果に基づいた位置にリング状部材を嵌着することで、小鍔に相当するリング状部材と大鍔との間と、円すいころとの隙間ΔSを所望の寸法に収めることが可能となる。その結果、従来のように各部の寸法管理を必要とするが故に製造コストを上昇させることなく、機器に対する組込み状態での予圧調整に要する時間を大幅に削減することができる。
【0023】
また、本発明によれば、内輪に対して小鍔が一体形成されていないため、円すいころ並びに保持器の内輪に対する組付け時に保持器を開く工程が不要となり、従来のように組み付け時の開き〜閉じ工程に起因する保持器の形状精度の劣化の恐れもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の軸平行断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態のリング状部材5の内輪1への嵌着位置を決定する方法の説明図である。
【図3】 従来の円すいころ軸受の構成例を示す軸平行断面図である。
【符号の説明】
1 内輪
11 軌道面
12 大鍔
13 円筒面
2 外輪
3 円すいころ
4 保持器
41 ポケット
5 リング状部材
51 円筒部
52 フランジ部

Claims (1)

  1. 外周に円すい面からなる軌道面を備えるとともに、その軌道面の大端側に大鍔が一体形成された内輪と、内周に円すい内面からなる軌道面を備えた外輪との間に、複数の円すいころが保持器により周方向に一定の間隔で配置されてなる円すいころ軸受であって、上記内輪の軌道面の小端側に小鍔が形成されておらず、当該内輪に対して組み付けられる円すいころの小端面との間に所定の隙間が形成される位置に、内輪の小端側にリング状部材が嵌着されており、そのリング状部材は円筒部とその外周に形成されるフランジ部からなる断面略L字形をしている円すいころ軸受の、上記内輪と円すいころ並びに保持器からなる組立体の製造方法であって、
    大端側に大鍔が一体形成され、小端側にはその軌道面の小端部における外径と同等の外径寸法を有する円筒面が形成され、かつ、小鍔を有しない円すいころ軸受の内輪に対し、その小端面側から、保持器のポケットにそれぞれ互いの長さがある範囲内に収められた円すいころを収容したものを挿入した後、各円すいころの大端面を上記内輪の大鍔に密着させた状態で、内輪の大端面から円すいころの小端面までの寸法を測定し、その後、上記内輪の小端側の円筒面に対して上記リング状部材を嵌着する際、内輪の大端面から上記リング状部材のフランジ部の円すいころへの対向面と反対側の面との寸法を測定しながら、その寸法があらかじめ設定されている寸法となるように当該リング状部材の嵌着位置を決定することを特徴とする円すいころ軸受の製造方法。
JP2000155812A 2000-05-26 2000-05-26 円すいころ軸受の製造方法 Expired - Fee Related JP3897223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000155812A JP3897223B2 (ja) 2000-05-26 2000-05-26 円すいころ軸受の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000155812A JP3897223B2 (ja) 2000-05-26 2000-05-26 円すいころ軸受の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001336537A JP2001336537A (ja) 2001-12-07
JP3897223B2 true JP3897223B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=18660689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000155812A Expired - Fee Related JP3897223B2 (ja) 2000-05-26 2000-05-26 円すいころ軸受の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3897223B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005047270B4 (de) * 2005-10-01 2016-03-10 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wälzlager
KR100649929B1 (ko) 2006-01-17 2006-11-28 주식회사 일진글로벌 테이퍼 롤러베어링의 내륜구조
KR101563807B1 (ko) 2014-05-28 2015-10-27 주식회사 에스엠에스비 테이퍼 롤러베어링의 내륜 궤도면 가공방법
CN107956854B (zh) * 2017-11-13 2019-09-13 中冶宝钢技术服务有限公司 一种圆锥滚子轴承轴向游隙的调整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001336537A (ja) 2001-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9771980B2 (en) Rolling bearing retainer and method for manufacturing such retainer
US7896558B2 (en) Thrust roller bearing
JP4263993B2 (ja) 蓋付きクロスローラ軸受の製造方法
GB2282421A (en) Double row ball bearing
US4391476A (en) Roller bearing
US5074680A (en) Angular contact bearings and method for making the same
EP0746698B1 (en) Thrust bearing assembly
WO2007013316A1 (ja) 針状ころ軸受および軸受構造
JP2009510376A (ja) 転がり軸受
US4435890A (en) Method for production of plastic extrusion-coated bearing races for rolling bearings and bearing races produced thereby
JP2010112473A (ja) ころ軸受用保持器とこの保持器を備えたころ軸受、およびころ軸受の製造方法
US7364365B2 (en) Conrad bearing cage
JP3897223B2 (ja) 円すいころ軸受の製造方法
JP3011093B2 (ja) 自動車用円すいころ軸受
JP2528882Y2 (ja) エンジン用ころ軸受
JP6514506B2 (ja) スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法
US5642945A (en) Bearing assembly
JP2007078078A (ja) 転がり玉軸受用保持器およびその製作方法
JP2000304054A (ja) 円すいころ軸受
US10208797B2 (en) Tapered roller bearing
US5567059A (en) Window cage
JP2003184893A (ja) 円錐ころ軸受
JP6750331B2 (ja) スラストころ軸受用保持器の製造方法
JP2004116718A (ja) シェル形ころ軸受
JP2021032268A (ja) ハブユニット軸受用内輪の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees