JP3895106B2 - 無線通信装置とそれを用いた画像形成装置管理システムおよび親局情報登録方法 - Google Patents

無線通信装置とそれを用いた画像形成装置管理システムおよび親局情報登録方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、無線通信装置とそれを用いた画像形成装置管理システムおよび親局情報登録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、特定小電力無線等の無線通信装置では、異なる無線システム間で直接的な通信がなされないように、それぞれの無線システム固有のID(識別情報)を設定し、無線システムをグループ分けしている。
【0003】
例えば、コードレスホンでは、同一メーカのコードレスホンが隣接して設置されても、一方のコードレスホンの無線子局(子機)が隣接するもう一方のコードレスホンの無線親局(親機)と接続しないように(無線通信回線を形成しないように)、それぞれが異なるIDを所有するようにしている。
そのため、これらの無線通信装置では、同一のIDを設定してある無線親局と無線子局をセットで販売するのが一般的である。
【0004】
一方、画像形成装置管理システムとしては、不特定多数のユーザ(顧客)のオフィス等に設置された1台又は複数台の複写装置等の画像形成装置をデータ通信装置および公衆回線(電話回線)又は専用回線等の通信回線を利用して、サービスセンタ(販売,サービスの拠点等)に設置されている中央制御装置(ホストマシン)と接続可能にし、その中央制御装置により通信回線およびデータ通信装置を介して画像形成装置を遠隔管理するようにしたものが一般に知られている。
【0005】
このような画像形成管理システムにおいては、中央制御装置に通信回線を介して接続され、画像形成装置との通信を制御するデータ通信装置と、その画像形成装置との間をコードレス化(無線化)する要求が多くなっている。
【0006】
これは、データ通信装置と画像形成装置との間を上述したように有線接続する場合、長距離にわたって通信線を施設しなければならなかったり、画像形成装置の位置を変更する度に、通信線の施設を張り替えなければならなかったりして、労力とコストがかかることや、通信線に足を引っかけて切断してしまい、遠隔管理機能に支障をきたしてしまったりすることが多いことなどによる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような画像形成装置管理システムにおいて、データ通信装置と画像形成装置との間を無線化する場合、データ通信装置に無線通信装置の無線親局を、画像形成装置に無線子局をそれぞれ有線接続あるいは内蔵する必要があるが、その場合、無線親局に対する無線子局の数は一定でなく、例えば図1や図2に示すように1:1の場合があったり、1:5の場合があったりする。
【0008】
また、例えば図3に示すように、ユーザの都合で画像形成装置が追加されることによって無線子局が追加されることも少なくない。
よって、この場合、無線親局と無線子局をセットで販売することは難しい。
したがって、上述したようなシステムにおいては、無線親局または無線子局を設置する際に、それぞれが共通のIDになるように設定できることが望ましい。
【0009】
これに対処する手段としては、無線通信装置の無線親局の製造時に、その無線親局に予め固有のIDを設定しておき、無線子局をユーザのオフィス等に設置する際に、無線親局のIDを読み取って通信対象となる無線子局に登録する方法が考えられるが、そのための特別なツール(パーソナルコンピュータ等)を用意しなければならなかった(例えば特開平10−262278号公報参照)。
【0010】
また、特別なツールを用いなくても、無線親局上の所定のキー操作により、その無線親局が自局が所有するID(親局ID)を通信対象となる無線子局に無線送信して登録させる方法も考えられるが、例えば図4に示すように、複数グループの無線システム(画像形成装置,データ通信装置,およびそれらを無線化するための無線親局と無線子局からなる無線通信装置からなるもの)を隣接した地域に同時に設置する場合、あるグループの無線親局からその識別情報である親局IDを同一グループの無線子局に無線送信させて登録させる際に、そのグループの近くに他のグループの無線子局があると、その無線子局が他のグループの無線親局の親局IDを受信して登録してしまう恐れがある。
【0011】
そこで、あるグループの無線親局から親局IDを同一グループの無線子局に無線送信させて登録させる際に、ファクシミリ通信の技術を利用することも考えられる。
【0012】
すなわち、あるファクシミリ装置が発呼してファクシミリ送信を行なう際に通信対象となるファクシミリ装置を特定するための制御を行なうが、その制御を無線通信制御に加え、あるグループの無線親局がその無線通信制御を行なうことによって同一グループ内の無線子局(通信対象となる無線子局)を特定し、そこに自局の親局IDを無線送信して登録させる方法が考えられる。
【0013】
しかしながら、無線子局への親局IDの登録は、実際には、少なくともその無線子局が画像形成装置と共に設置される前(少なくとも無線子局が画像形成装置に有線接続又は内蔵される前)に行なうべきものであり、当然ながらあるグループの無線親局は上述したファクシミリ通信技術を利用することによって設置前の同一グループ内の無線子局を特定し、そこに自局の親局IDを登録させることはできないと思われる。
【0014】
もし仮に、あるグループの無線親局がファクシミリ通信技術を利用することによって設置前の同一グループ内の無線子局に親局IDを登録させることができたとしても、1台の無線親局の親局IDを複数台の無線子局に順次連続的に登録させることはできない。
【0015】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置管理システムを構成する画像形成装置とデータ通信装置との間を無線通信装置を用いて無線化する場合、パーソナルコンピュータ等の特別なツールを用いなくても、無線通信装置の無線子局に通信対象となる無線親局の識別情報(親局ID)を登録できるようにすることを目的とする。また、1台の無線親局の識別情報を複数台の無線子局に順次連続的に登録できるようにすることも目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の目的を達成するため、無線通信装置とそれを使用した画像形成装置管理システムおよび親局情報(無線親局の識別情報)登録方法を提供する。
【0017】
請求項1の発明による無線通信装置は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置において、次のようにしたことを特徴とする。
【0018】
すなわち、上記無線子局に、上記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードを設定する親局情報送信要求モード設定手段と、該手段によるモード設定がなされた場合に、上記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信する親局情報送信要求手段と、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、上記無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中に上記無線子局から上記親局情報送信要求信号を受信した場合に、当該無線親局の識別情報を上記無線子局へ無線送信する手段とを設けたものである。
【0019】
請求項2の発明による無線通信装置は、請求項1の無線通信装置において、上記無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0020】
請求項3の発明による無線通信装置は、請求項1の無線通信装置において、上記無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0021】
請求項4の発明による無線通信装置は、請求項2又は3の無線通信装置において、上記無線親局の接続報知手段を、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0022】
請求項5の発明による無線通信装置は、請求項2又は3の無線通信装置において、上記無線親局の接続報知手段を、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨をスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0023】
請求項6の発明による無線通信装置は、請求項1〜5のいずれかの無線通信装置において、上記無線子局に、上記親局情報送信要求モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報送信要求モード報知手段を設け、上記無線親局に、上記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報送信モード報知手段を設けたものである。
【0024】
請求項7の発明による無線通信装置は、請求項6の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報送信要求モード報知手段を、上記親局情報送信要求モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段とし、上記無線親局の親局情報送信モード報知手段を、上記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0025】
請求項8の発明による無線通信装置は、請求項6の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報送信要求モード報知手段を、上記親局情報送信要求モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段とし、上記無線親局の親局情報送信モード報知手段を、上記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0026】
請求項9の発明による無線通信装置は、請求項1〜8のいずれかの無線通信装置において、上記無線子局に、上記親局情報送信要求手段によって上記無線親局へ上記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段を設けたものである。
【0027】
請求項10の発明による無線通信装置は、請求項9の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信成功報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0028】
請求項11の発明による無線通信装置は、請求項9の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信成功報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0029】
請求項12の発明による無線通信装置は、請求項1〜11のいずれかの無線通信装置において、上記無線子局に、上記親局情報送信要求手段によって上記無線親局へ上記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗報知手段を設けたものである。
【0030】
請求項13の発明による無線通信装置は、請求項12の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信失敗報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0031】
請求項14の発明による無線通信装置は、請求項12の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信失敗報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0032】
請求項15の発明による無線通信装置は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置において、次のようにしたことを特徴とする。
【0033】
すなわち、上記無線子局に、上記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードを設定する親局情報受信モード設定手段と、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、上記無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中は当該無線親局の識別情報を上記無線子局へ繰り返し無線送信する手段とを設けたものである。
【0034】
請求項16の発明による無線通信装置は、請求項15の無線通信装置において、上記無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0035】
請求項17の発明による無線通信装置は、請求項15の無線通信装置において、上記無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0036】
請求項18の発明による無線通信装置は、請求項16又は17の無線通信装置において、上記無線親局の接続報知手段を、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0037】
請求項19の発明による無線通信装置は、請求項16又は17の無線通信装置において、上記無線親局の接続報知手段を、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨をスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0038】
請求項20の発明による無線通信装置は、請求項15〜19の無線通信装置において、上記無線子局に、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報受信モード報知手段を設け、上記無線親局に、上記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報送信モード報知手段を設けたものである。
【0039】
請求項21の発明による無線通信装置は、請求項20の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信モード報知手段を、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段とし、上記無線親局の親局情報送信モード報知手段を、上記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0040】
請求項22の発明による無線通信装置は、請求項21の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信モード報知手段を、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段とし、上記無線親局の親局情報送信モード報知手段を、上記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0041】
請求項23の発明による無線通信装置は、請求項15〜22のいずれかの無線通信装置において、上記無線子局に、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段を設けたものである。
【0042】
請求項24の発明による無線通信装置は、請求項23の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信成功報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0043】
請求項25の発明による無線通信装置は、請求項23の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信成功報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0044】
請求項26の発明による無線通信装置は、請求項15〜25のいずれかの無線通信装置において、上記無線子局に、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗報知手段を設けたものである。
【0045】
請求項27の発明による無線通信装置は、請求項26の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信失敗報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段としたものである。
【0046】
請求項28の発明による無線通信装置は、請求項26の無線通信装置において、上記無線子局の親局情報受信失敗報知手段を、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段としたものである。
【0047】
請求項29の発明による親局情報登録方法は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、次のようにしたことを特徴とする。
【0048】
すなわち、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードが設定された場合に、上記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信し、上記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中に、上記無線子局から上記親局情報送信要求信号を受信した場合に、自局の識別情報を上記無線子局へ無線送信し、上記無線子局が、上記無線子局の識別情報を受信した場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録するものである。
【0049】
請求項30の発明による親局情報登録方法は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、次のようにしたことを特徴とする。
【0050】
すなわち、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードが設定された場合に、上記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信し、上記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中に、上記無線子局から上記親局情報送信要求信号を受信した場合に、自局の識別情報を上記無線子局へ無線送信し、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報を受信した後、自局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求が指示された場合に、その報知要求を示す接続報知要求信号を上記無線親局へ無線送信し、その後上記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した上記無線親局の識別情報を登録し、上記無線親局が、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と上記無線子局とが接続されている旨を報知するものである。
【0051】
請求項31の発明による親局情報登録方法は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、次のようにしたものである。
【0052】
すなわち、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードが設定された場合に、上記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信し、上記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中に、上記無線子局から上記親局情報送信要求信号を受信した場合に、自局の識別情報を上記無線子局へ無線送信し、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報を受信した場合に、自局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を上記無線親局へ無線送信し、その後上記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した上記無線親局の識別情報を登録し、上記無線親局が、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と上記無線子局とが接続されている旨を報知するものである。
【0053】
請求項32の発明による親局情報登録方法は、請求項29〜31のいずれかの親局情報登録方法において、上記無線子局が、上記親局情報送信要求手段によって上記無線親局へ上記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知し、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知するものである。
【0054】
請求項33の発明による親局情報登録方法は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、次のようにしたものである。
【0055】
すなわち、上記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中は、自局の識別情報を上記無線子局へ繰り返し無線送信し、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードの設定中に、上記無線子局の識別情報を受信した場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録するものである。
【0056】
請求項34の発明による親局情報登録方法は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、次のようにしたものである。
【0057】
すなわち、上記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中は、自局の識別情報を上記無線子局へ繰り返し無線送信し、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードの設定中に、上記無線子局の識別情報を受信した後、自局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求が指示された場合に、その報知要求を示す接続報知要求信号を上記無線親局へ無線送信し、その後上記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した上記無線親局の識別情報を登録し、上記無線親局が、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と上記無線子局とが接続されている旨を報知するものである。
【0058】
請求項35の発明による親局情報登録方法は、中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、次のようにしたものである。
【0059】
すなわち、上記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中は、自局の識別情報を上記無線子局へ繰り返し無線送信し、上記無線子局が、上記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードの設定中に、上記無線子局の識別情報を受信した場合に、自局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を上記無線親局へ無線送信し、その後上記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した上記無線親局の識別情報を登録し、上記無線親局が、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と上記無線子局とが接続されている旨を報知するものである。
【0060】
請求項36の発明による親局情報登録方法は、請求項33〜35のいずれかの親局情報登録方法において、上記無線子局が、上記親局情報受信モードを設定した後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知し、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知するものである。
【0061】
請求項37の発明による画像形成装置管理システムは、複写装置等の画像形成装置と、該画像形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装置と上記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装置と、該データ通信装置と上記画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置とを備えた画像形成装置管理システムにおいて、次のようにしたものである。
【0062】
すなわち、上記無線通信装置の無線子局に、上記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードを設定する親局情報送信要求モード設定手段と、該手段によるモード設定がなされた場合に、上記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信する親局情報送信要求手段と、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、上記無線通信装置の無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中に上記無線子局から上記親局情報送信要求信号を受信した場合に、当該無線親局の識別情報を上記無線子局へ無線送信する手段とを設けたものである。
【0063】
請求項38の発明による画像形成装置管理システムは、請求項37の画像形成装置管理システムにおいて、上記無線通信装置の無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線通信装置の無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0064】
請求項39の発明による画像形成装置管理システムは、請求項37の画像形成装置管理システムにおいて、上記無線通信装置の無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報送信要求手段による上記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線通信装置の無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0065】
請求項40の発明による画像形成装置管理システムは、請求項37〜39のいずれかの画像形成装置管理システムにおいて、上記無線通信装置の無線子局に、上記親局情報送信要求手段によって上記無線親局へ上記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段と、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗手段とを設けたものである。
【0066】
請求項41の発明による画像形成装置管理システムは、複写装置等の画像形成装置と、該画像形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装置と上記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装置と、該データ通信装置と上記画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置とを備えた画像形成装置管理システムにおいて、次のようにしたものである。
【0067】
すなわち、上記無線通信装置の無線子局に、上記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードを設定する親局情報受信モード設定手段と、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、上記無線通信装置の無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中は当該無線親局の識別情報を上記無線子局へ繰り返し無線送信する手段とを設けたものである。
【0068】
請求項42の発明による画像形成装置管理システムは、請求項41の画像形成装置管理システムにおいて、上記無線通信装置の無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線通信装置の無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0069】
請求項43の発明による画像形成装置管理システムは、請求項41の画像形成装置管理システムにおいて、上記無線通信装置の無線子局に、上記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と上記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、上記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段を、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に上記無線親局の識別情報を受信した後、上記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した上記無線親局の識別情報を登録する手段とし、上記無線通信装置の無線親局に、上記無線子局から上記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と上記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたものである。
【0070】
請求項44の発明による画像形成装置管理システムは、請求項41〜43のいずれかの画像形成装置管理システムにおいて、上記無線通信装置の無線子局に、上記親局情報受信モード設定手段によるモード設定後、予め設定された所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段と、上記所定時間内に上記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗報知手段とを設けたものである。
【0071】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1および図2はこの発明を実施する画像形成装置管理システムの異なる構成例を示すブロック図であり、同じ部分には同一符号を付している。
【0072】
図1に示す画像形成装置管理システムは、遠隔診断を前提とした1台の画像形成装置(複写装置等)1と、画像形成装置1を管理する中央制御装置6と、中央制御装置6に公衆回線(専用回線等の他の通信回線でもよい)8を介して接続され、中央制御装置6と画像形成装置1との通信を制御するデータ通信装置7と、データ通信装置7と画像形成装置1との間を無線化するために、データ通信装置7に有線接続される(内蔵されてもよい)無線親局100および画像形成装置1に有線接続(内蔵されてもよい)される無線子局101とからなる無線通信装置とを備えている。
【0073】
データ通信装置7は、中央制御装置6から公衆回線8を経由して送られてくる指令信号を画像形成装置1へ送信したり、逆に画像形成装置1から送られてくる各種通報情報を公衆回線8を経由して中央制御装置6へ送信する。
このデータ通信装置7は、24時間通電を行なっていて、通常、画像形成装置1の電源がオフになっている夜間でも、中央制御装置6との通信を可能にしている。
【0074】
1台のデータ通信装置7は、図2に示すように複数台の画像形成装置1〜5について通信制御を行なうことができる。
データ通信装置7と画像形成装置1(又は複数台の画像形成装置1〜5)との通信は、無線通信装置の無線親局100と無線子局101(又は複数の無線子局101〜105)を介して行なわれる。
【0075】
データ通信装置7は、画像形成装置1を制御したり、公衆回線8を経由して中央制御装置6に対する指令信号の送受信を制御したり、画像形成装置1からの各種通報情報により、公衆回線8経由で中央制御装置6に対して発呼を行なったり、公衆回線8を画像形成装置1側に接続するか、図示しない一般電話機(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)側に接続するかの切り替え制御を行なったりする。
【0076】
図5は、図1,図2の無線親局100の構成例を示すブロック図である。
無線親局100は、アンテナ111,無線送信部112,無線受信部113,制御部114,RS485ドライバ115,不揮発性メモリ116,スイッチ部117,およびLED表示部118等からなる。
【0077】
無線送信部112は、制御部114より入力される送信データを無線信号に変換してアンテナ111へ出力する。つまり、所定の周波数の信号を制御部114より入力される送信データにより変調し、無線信号としてアンテナ111へ出力する。
【0078】
無線受信部113は、アンテナ111より入力される無線信号を受信データ(所定の制御データ)に変換して制御部114へ出力する。つまり、アンテナ111より入力される無線信号の所定の周波数帯について復調し、受信データとして制御部114へ出力する。また、所定の周波数の強度を制御部114へ提供する。
【0079】
制御部114は、CPU,ROM,RAM等によって構成されており、無線送信部112,無線受信部113,RS485ドライバ115,不揮発性メモリ116,およびLED表示部118の制御を行なう。
RS485ドライバ115は、データ通信装置7とのシリアル通信インタフェースRS−485の制御を行なう。
【0080】
不揮発性メモリ116は、無線通信装置の呼出名称,メーカコードなど、無線通信に必要な情報を記憶する。
ここで、呼出名称は、個々の無線局に固有に与えられる数字によるコードであり、製造時に書き込まれる。この例では、そのコードを無線親局100の識別情報である親局IDとして使用する。
【0081】
メーカコードは、製造メーカ等を識別するためのコードであり、製造時などに書き込まれる。
スイッチ部117は、これを有する無線親局の動作モードの設定などを行なう際に使用するスイッチにより構成される。
【0082】
LED表示部118は、無線親局100の動作モードや、図1の無線子局101(又は図2の無線子局101〜105)からの接続確認用信号の受信状態等の各種情報を対応するLEDの点灯,点滅等の表示によって報知する。
【0083】
図7は図1,図2の無線親局100の他の構成例を示すブロック図であり、図5と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
文字表示部119は、無線親局100の動作モードや、図1の無線子局101(又は図2の無線子局101〜105)からの接続確認用信号の受信状態等の各種情報を文字表示によって報知する。
なお、LED表示部や文字表示部以外の表示手段を用いて各種情報を報知することもできる。
【0084】
図9は図1,図2の無線親局100の更に他の構成例を示すブロック図であり、図5,図7と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
スピーカ120は、無線親局100の動作モードや、図1の無線子局101(又は図2の無線子局101〜105)からの接続確認用信号の受信状態等の各種情報を音声出力によって報知する。
なお、スピーカ以外の音出力手段(例えばブザー)によって各種情報を報知することもできる。
【0085】
図6は、図1,図2の無線子局101〜105の構成例を示すブロック図である。
無線子局101〜105はそれぞれ、無線親局100と同様に、アンテナ121,無線送信部122,無線受信部123,制御部124,RS485ドライバ125,不揮発性メモリ126,スイッチ部127,およびLED表示部128等からなる。
【0086】
無線送信部122は、制御部124より入力される送信データを無線信号に変換してアンテナ121へ出力する。つまり、所定の周波数の信号を制御部124より入力される送信データにより変調し、無線信号としてアンテナ121へ出力する。
【0087】
無線受信部123は、アンテナ121より入力される無線信号を受信データ(所定の制御データ)に変換して制御部124へ出力する。つまり、アンテナ121より入力される無線信号の所定の周波数帯について復調し、受信データとして制御部124へ出力する。また、所定の周波数の強度を制御部124へ提供する。
【0088】
制御部124は、CPU,ROM,RAM等によって構成されており、無線送信部122,無線受信部123,RS485ドライバ125,不揮発性メモリ126,およびLED表示部128の制御を行なう。
RS485ドライバ125は、画像形成装置1(又は画像形成装置1〜5)とのシリアル通信インタフェースRS−485の制御を行なう。
【0089】
不揮発性メモリ126は、無線通信装置の呼出名称,メーカコード,親局IDなど、無線通信に必要な情報を記憶する。
ここで、呼出名称は、個々の無線局に固有に与えられる数字によるコードであり、製造時に書き込まれる。この例では、そのコードを無線子局の識別情報である子局IDとして使用する。
【0090】
メーカコードは、製造メーカ等を識別するためのコードであり、製造時などに書き込まれる。
親局IDは、通信すべき相手(通信相手先)となる無線親局100の呼出名称(親局ID)であり、後述する処理(手段)によって取得する。
【0091】
スイッチ部127は、これを有する無線子局の動作モードの設定や、ID送信要求信号(親局情報送信要求信号)の送信や、接続確認用信号(接続報知要求信号)の送信などを行なう際に使用するスイッチにより構成される。
LED表示部128は、それを有する無線子局の動作モードや、無線親局100からの受信結果等の各種情報を対応するLEDの点灯,点滅等の表示によって報知する。
【0092】
図8は図1,図2の無線子局101〜105の他の構成例を示すブロック図であり、図6と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
文字表示部129は、それを有する無線子局の動作モードや、無線親局100からの受信結果等の各種情報を文字表示によって報知する。
なお、LED表示部や文字表示部以外の表示手段を用いて各種情報を報知することもできる。
【0093】
図10は図1,図2の無線子局101〜105の更に他の構成例を示すブロック図であり、図6,図8と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
スピーカ130は、それを有する無線子局の動作モードや、無線親局100からの受信結果等の各種情報を音声出力によって報知する。
なお、スピーカ以外の音出力手段(例えばブザー)によって各種情報を報知することもできる。
【0094】
ところで、無線親局100の機能をデータ通信装置7に内蔵することもできる。この場合、データ通信装置7内の図示しないCPU,ROM等からなる制御部が無線親局100の制御部114の機能を、データ通信装置7の表示部が無線親局100のLED表示部118の機能を、データ通信装置7の不揮発性メモリが無線親局100の不揮発性メモリ116の機能を果すようにすればよい。
【0095】
また、無線子局101〜105の機能をそれぞれ画像形成装置1〜5に内蔵することもできる。この場合、画像形成装置1〜5の制御部がそれぞれ無線子局101〜105の制御部124の機能を、画像形成装置1〜5の操作表示部がそれぞれ無線子局101〜105のLED表示部128の機能を、画像形成装置1〜5の不揮発性メモリがそれぞれ無線子局101〜105の不揮発性メモリ126の機能を果すようにすればよい。
【0096】
以下、図1に示した画像形成装置管理システムに使用される無線通信装置を構成する無線親局100および無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理について、図13以降のフローチャートも参照して具体的に説明する。
【0097】
ここで、この画像形成装置管理システムでは、無線親局100および無線子局101〜105がそれぞれ、この発明による各種の機能(手段,方法)に対応するプログラムを制御部114,124内のROMに予め記憶しておき、制御部114,124内のCPUがそのプログラムに従って動作することにより、上記各種の機能を実現することができる。
【0098】
図13〜図34は、この発明による通信制御のそれぞれ異なる実施形態(各請求項に対応する)を示すフローチャートである。
ユーザは、自分のオフィス等に設置した画像形成装置(以下の各実施形態では画像形成装置1とする)に有線接続(又は内蔵)される無線子局(以下の各実施形態では無線子局101とする)をデータ通信装置7に有線接続(又は内蔵)される無線親局100と通信可能にするため、無線子局101に通信対象とする無線親局100の識別情報である親局IDが登録されるように、その各無線局に対して各種操作を行なう。
【0099】
それによって、無線親局100および無線子局101はそれぞれこの発明に係わる処理を行なうが、その各実施形態を以下に示す。
〔第1実施形態:図11,図12〕
図11は無線親局100によるこの発明に係わる処理の第1例を示すフローチャート、図12は無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第1例を示すフローチャートである。
【0100】
まず、一方の無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モード(親局情報送信要求モード)を設定するための操作が行なわれると、スイッチ部127からID送信要求モードの設定が指示される(対応する操作信号が入力される)ため、ID送信要求モードを設定して図12に示す処理を開始する。
【0101】
そして、スイッチ部127上で親局IDの送信要求を実行するための操作が行なわれると、スイッチ部127から親局IDの送信要求が指示される(対応する操作信号が入力される)ため、親局IDの送信要求を示すID送信要求信号(親局情報送信要求信号)を無線送信部122によって無線親局100へ無線送信する。
【0102】
ここで、無線親局100との間で通信を行なうためには、無線親局100との間に無線通信回線を形成する必要がある。そこで、この例では、最初の通信が、ID送信要求信号を無線親局100に送信することなので、そのID送信要求信号を送信する際に、無線親局100との間に無線通信回線を形成する。そのための処理は、この発明には直接関係しないので、ここではその説明を省略する。
【0103】
他方の無線親局100の制御部114は、スイッチ部117上で自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モード(親局情報送信モード)を設定するための操作が行なわれると、スイッチ部117からID送信モードの設定が指示されるため、ID送信モードを設定して図11に示す処理を開始し、そのID送信モードの設定中に無線子局101から無線受信部113によってID送信要求信号を受信すると、親局IDを無線送信部112によって無線子局101へ無線送信する。
【0104】
無線子局101の制御部124は、無線親局100へのID送信要求信号の無線送信に対する応答情報として、無線親局100から無線受信部123によって親局IDを受信すると、それを不揮発性メモリ126に記憶して登録した後、無線親局100との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信要求モードの設定を解除する。
【0105】
無線親局100の制御部114は、スイッチ部117上でID送信モードの設定を解除(終了)するための操作が行なわれるか、再び無線子局101からID送信要求信号を受信するまで待機し、スイッチ部117上でID送信モードの設定を解除するための操作が行なわれると、スイッチ部117からID送信モードの設定解除が指示されるため、ID送信モードを解除する。
【0106】
無線子局101の制御部124は、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった(タイムオーバした)場合には、スイッチ部127上でID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれるか、再びスイッチ部127上で親局IDの送信要求を実行するための操作が行なわれるまで待機する。
【0107】
このように、第1実施形態によれば、無線子局101が、無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードの設定がなされた場合に、親局IDの送信要求を示すID送信要求信号を無線親局100へ無線送信し、無線親局100が、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定中に、無線子局101からID送信要求信号を受信した場合、親局IDを無線子局101へ無線送信し、無線子局101が、その親局IDを受信して登録するので、特別なツールを用いなくても、無線子局101に通信対象とする無線親局100の親局IDを登録することができる。
【0108】
また、画像形成装置管理システムが図2に示したような構成の場合、無線親局100が、ID送信モードの設定中は、複数台の無線子局101〜105からID送信要求信号を順次連続的に受信し、親局IDをその各無線子局101〜105に順次連続的に無線送信して登録させることもできる。
【0109】
さらに、例えば図3に示すように、画像形成装置2が追加されることによって無線子局102が追加されるような場合でも、無線親局100に上述と同様の処理を行なわせ、追加された無線子局102に無線子局101と同様な処理を行なわせるようにすれば、やはり特別なツールを用いなくても、無線子局102に通信対象とする無線親局100の親局IDを登録することができる。
【0110】
さらにまた、例えば図4に示すように、2グループの無線システム(画像形成装置,データ通信装置,およびそれらを無線化するための無線通信装置からなるもの)を隣接した地域に同時に設置する場合でも、無線親局100に上述と同様の処理を行なわせ、無線子局101に上述と同様な処理を行なわせた後、無線親局100′に無線親局100と同様の処理を行なわせ、無線子局102に無線子局101と同様の処理を行なわせるようにすれば、やはり特別なツールを用いなくても、無線子局101に通信対象とする無線親局100の親局IDを、無線子局102に通信対象とする無線親局100′の親局IDをそれぞれ登録することができる。
【0111】
〔第2実施形態:図13,図14〕
図13は無線親局100によるこの発明に係わる処理の第2例を示すフローチャート、図14は無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第2例を示すフローチャートである。
【0112】
まず、一方の無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、スイッチ部127からID送信要求モードの設定が指示されるため、ID送信要求モードを設定して図14に示す処理を開始する。
【0113】
そして、スイッチ部127上で親局IDの送信要求を実行するための操作が行なわれると、スイッチ部127から親局IDの送信要求が指示されるため、親局IDの送信要求を示すID送信要求信号を無線送信部122によって無線親局100へ無線送信する。
【0114】
他方の無線親局100の制御部114は、スイッチ部117上で自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードを設定するための操作が行なわれると、スイッチ部117からID送信モードの設定が指示されるため、ID送信モードを設定して図13に示す処理を開始し、そのID送信モードの設定中に無線子局101から無線受信部113によってID送信要求信号を受信すると、親局IDを無線送信部112によって無線子局101へ無線送信する。
【0115】
無線子局101の制御部124は、無線親局100へのID送信要求信号の無線送信に対する応答情報として、無線親局100から無線受信部123によって親局IDを受信すると、それをいったん制御部124内のRAMに退避させ、ユーザによる次の操作を待つ。
【0116】
ここで、スイッチ部127上の接続確認用スイッチが押下されると、スイッチ部127から無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求が指示されるため、そのスイッチが押下されている(その報知要求が指示されている)間だけ、その報知要求を示す接続確認用信号(接続報知要求信号)を無線送信部122によって無線親局100へ無線送信する。つまり、接続確認用スイッチの押下/解放に同期して接続確認用信号(接続報知要求信号)を無線親局100へ無線送信したり、その送信を停止したりする。
【0117】
無線親局100の制御部114は、無線子局101から無線受信部113によって接続確認用信号を受信している間は、自局と無線子局101とが接続されている旨を報知し、接続確認用信号を受信できなくなった時点でその報知を解除する。
【0118】
ここで、無線親局100による自局と無線子局101とが接続されている旨の報知の具体例を以下の(1)〜(3)に示す。
(1)自局が図5に示したようにLED表示部118を設けている場合は、無線子局101から無線受信部113によって接続確認用信号を受信している間、自局と無線子局101とが接続されている旨をLED表示部118上の対応するLEDの点灯又は点滅等の表示によって報知する。
【0119】
(2)自局が図7に示したように文字表示部119を設けている場合は、無線子局101から無線受信部113によって接続確認用信号を受信している間、自局と無線子局101とが接続されている旨を文字表示部119への文字表示によって報知する。
【0120】
(3)自局が図9に示したようにスピーカ120を設けている場合は、無線子局101から無線受信部113によって接続確認用信号を受信している間、自局と無線子局101とが接続されている旨をスピーカ120の音声出力によって報知する。
【0121】
なお、自局がLED表示部118又は文字表示部119以外の表示手段あるいはスピーカ120以外の音出力手段(ブザー等)を設けている場合は、無線子局101から無線受信部113によって接続確認用信号を受信している間、その表示手段あるいは音出力手段を使用して自局と無線子局101とが接続されている旨を報知することもできる。
【0122】
したがって、無線子局101が無線親局100に接続されている場合(無線親局100との間で無線通信回線が形成されている場合)は、無線子局101の接続確認用スイッチのオン/オフに同期して無線親局100側でそれと無線子局101とが接続されている旨が報知されたり(例えば接続確認用スイッチが押下されていれば対応するLEDが点灯する)、その報知が解除されたりする(例えば接続確認用スイッチが解放されていれば対応するLEDが消灯する)。
【0123】
よって、ユーザは、無線子局101が目的の無線親局100との接続の有無、つまり目的とする無線親局100の親局IDの受信の有無を目視等によって確認することができる。
そして、目的とする無線親局100の親局IDを受信したことを目視等で確認できた後は、無線子局101のスイッチ部127上で親局IDを登録するための操作を行なう(親局IDの登録を指示する)。
【0124】
もし、何らかの理由で、無線子局101で受信された親局IDの登録を中止するような場合は、ID送信要求モードの設定を解除(終了)するための操作を行なう(ID送信要求モードの設定解除を指示する)。
【0125】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれると、スイッチ部127から親局IDの登録が指示されるため、先に受信して制御部124内のRAMにいったん退避させておいた親局IDを不揮発性メモリ126に記憶して登録した後、無線親局100との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信要求モードの設定を解除する。
【0126】
なお、接続確認用信号を無線親局100へ無線送信した場合にのみ、親局IDの登録を可能にすることもできる。
スイッチ部127上でID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれると、スイッチ部127からID送信要求モードの設定解除が指示されるため、そのまま無線親局100との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信要求モードの設定を解除する。
【0127】
無線親局100の制御部114は、無線子局101からの無線キャリアが消失することにより、これまで接続していた無線子局101との通信を終了し、スイッチ部117上でID送信モードの設定を解除(終了)するための操作が行なわれるか、再び無線子局101からID送信要求信号を受信するまで待機し、ID送信モードの設定を解除するための操作が行なわれた時にID送信モードを解除する。
【0128】
無線子局101の制御部124は、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、スイッチ部127上でID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれるか、再びスイッチ部127上で親局IDの送信要求を実行するための操作が行なわれるまで待機する。
【0129】
このように、第2実施形態によれば、無線子局101が、無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードの設定がなされたとき、親局IDの送信要求を示すID送信要求信号を無線親局100へ無線送信し、無線親局100が、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定中に、無線子局101からID送信要求信号を受信したとき、親局IDを無線子局101へ無線送信し、無線子局101が、その親局IDを受信した後、自局と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求の指示があったとき、その報知要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ無線送信し、その接続確認用信号を受信した無線親局100が、自局と無線子局101とが接続されている旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知し、無線子局101が、無線親局100への接続確認用信号の無線送信後(ユーザによって無線親局100と無線子局101とが接続されている旨を確認した後)、親局IDの登録指示があったとき、先に受信した親局IDを登録するので、特別なツールを用いなくても、無線子局101に通信対象とする無線親局100の親局IDを確実に登録することができる。
【0130】
また、画像形成装置管理システムが図2に示したような構成の場合、無線親局100が、ID送信モードの設定中は、複数台の無線子局101〜105からID送信要求信号を順次連続的に受信し、親局IDをその各無線子局101〜105に順次連続的に無線送信して確実に登録させることもできる。
【0131】
さらに、例えば図3に示すように、画像形成装置2が追加されることによって無線子局102が追加されるような場合でも、無線親局100に上述と同様の処理を行なわせ、追加された無線子局102に無線子局101と同様な処理を行なわせるようにすれば、やはり特別なツールを用いなくても、無線子局102に通信対象とする無線親局100の親局IDを確実に登録することができる。
【0132】
さらにまた、例えば図4に示すように、2グループの無線システムを隣接した地域に同時に設置する場合でも、無線親局100に上述と同様の処理を行なわせ、無線子局101に上述と同様な処理を行なわせた後、無線親局100′に無線親局100と同様の処理を行なわせ、無線子局102に無線子局101と同様の処理を行なわせるようにすれば、やはり特別なツールを用いなくても、無線子局101に通信対象とする無線親局100の親局IDを、無線子局102に通信対象とする無線親局100′の親局IDをそれぞれ確実に登録することができる。
【0133】
〔第3実施形態:図13,図15〕
図15は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第3例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図13によって説明した処理(第2実施形態)と同様である。
【0134】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信要求モードを設定して図15に示す処理を開始するが、その処理は図14によって説明した処理(第2実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0135】
すなわち、無線親局100から受信した親局IDを制御部124内のRAMに退避させた後、直ちに接続確認用信号を無線送信部122によって無線親局100へ無線送信し、その無線送信をスイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれるか、あるいはID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれるまで継続する。
【0136】
このように、第3実施形態によれば、無線子局101が、無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードの設定がなされたとき、親局IDの送信要求を示すID送信要求信号を無線親局100へ無線送信し、無線親局100が、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定中に、無線子局101からID送信要求信号を受信したとき、親局IDを無線子局101へ無線送信し、無線子局101が、その親局IDを受信した後、自局と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ無線送信し、その接続確認用信号を受信した無線親局100が、自局と無線子局101とが接続されている旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知し、無線子局101が、無線親局100への接続確認用信号の無線送信後(ユーザによって無線親局100と無線子局101とが接続されている旨を確認した後)、親局IDの登録指示があったとき、先に受信した親局IDを登録するので、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0137】
また、ユーザが無線子局101上で、その無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を行なうための操作を行なわなくても、無線子局101が自動的にその要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ送信するので、その分だけ無線子局101に親局IDを登録する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
【0138】
〔第4実施形態:図16,図17〕
図16は無線親局100によるこの発明に係わる処理の第3例を示すフローチャート、図17は無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第4例を示すフローチャートである。
【0139】
無線親局100の制御部114は、スイッチ部117上で自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信モードを設定して図16に示す処理を開始するが、最初にID送信モードが設定された旨を報知することと、ID送信モードの設定を解除する前にID送信モードが設定された旨の報知を解除すること以外は、図13によって説明した処理と同様である。
【0140】
ここで、無線親局100によるID送信モードが設定された旨の報知の具体例を以下の(1)〜(3)に示す。
(1)自局が図5に示したようにLED表示部118を設けている場合は、ID送信モードが設定された旨をLED表示部118上の対応するLEDの点灯又は点滅等の表示によって報知する。
【0141】
(2)自局が図7に示したように文字表示部119を設けている場合は、ID送信モードが設定された旨を文字表示部119への文字表示によって報知する。
(3)自局が図9に示したようにスピーカ120を設けている場合は、ID送信モードが設定された旨をスピーカ120の音声出力によって報知する。
なお、自局がLED表示部118又は文字表示部119以外の表示手段あるいはスピーカ120以外の音出力手段を設けている場合には、それを用いてID送信モードが設定された旨を報知することもできる。
【0142】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信要求モードを設定して図17に示す処理を開始するが、最初にID送信要求モードが設定された旨を報知することと、ID送信要求モードの設定を解除する前にID送信要求モードが設定された旨の報知を解除すること以外は、図14によって説明した処理と同様である。
【0143】
ここで、無線子局101によるID送信要求モードが設定された旨の報知の具体例を以下の(1)〜(3)に示す。
(1)自局が図6に示したようにLED表示部128を設けている場合は、ID送信要求モードが設定された旨をLED表示部128上の対応するLEDの点灯又は点滅等の表示によって報知する。
【0144】
(2)自局が図8に示したように文字表示部129を設けている場合は、ID送信要求モードが設定された旨を文字表示部129への文字表示により報知する。
(3)自局が図10に示したようにスピーカ130を設けている場合は、ID送信要求モードが設定された旨をスピーカ130の音声出力によって報知する。
なお、自局がLED表示部128又は文字表示部129以外の表示手段あるいはスピーカ130以外の音出力手段を設けている場合には、それを用いてID送信要求モードが設定された旨を報知することもできる。
【0145】
このように、第4実施形態によれば、無線子局101が、第2実施形態と同様の処理に加え、無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードの設定がなされたとき、その旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理も行ない、無線親局100が、第2実施形態と同様の処理に加え、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定がなされたとき、その旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理も行なうので、第2実施形態と同様の効果に加え、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
【0146】
例えば、図4に示したように、2グループの無線システムを隣接した地域に同時に設置する場合、ユーザが無線子局101に無線親局100の親局IDを登録するための操作を行なった後、無線子局102に無線親局100′の親局IDを登録するための操作を行なう際に、誤って親局ID登録済みの無線子局101と無線親局100′の操作を行ない、無線子局101に通信対象でない無線親局100′の親局IDが再登録(上書き)されるような不都合を回避することができる。
【0147】
〔第5実施形態:図16,図18〕
図18は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第5例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図16によって説明した処理(第4実施形態)と同様である。
【0148】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信要求モードを設定して図18に示す処理を開始するが、最初にID送信要求モードが設定された旨を報知する(第4実施形態と同様)ことと、ID送信要求モードの設定を解除する前にID送信要求モードが設定された旨の報知を解除すること以外は、図15によって説明した処理(第3実施形態)と同様である。
【0149】
このように、第5実施形態によれば、無線子局101が、第3実施形態と同様の処理に加え、無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードの設定がなされたとき、その旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理も行ない、無線親局100が、第4実施形態と同様の処理を行なうので、第3実施形態と同様の効果に加え、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
【0150】
〔第6実施形態:図13,図19〕
図19は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第6例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図13によって説明した処理(第2実施形態)と同様である。
【0151】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信要求モードを設定して図19に示す処理を開始するが、その処理は図14によって説明した処理(第2実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0152】
すなわち、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する。
ここで、無線子局101による親局IDの受信が成功した旨の報知の具体例を以下の(1)〜(3)に示す。
【0153】
(1)自局が図6に示したようにLED表示部128を設けている場合は、親局IDの受信が成功した旨をLED表示部128上の対応するLEDの点灯又は点滅等の表示によって報知する。
(2)自局が図8に示したように文字表示部129を設けている場合は、親局IDの受信が成功した旨を文字表示部129への文字表示によって報知する。
【0154】
(3)自局が図10に示したようにスピーカ130を設けている場合は、親局IDの受信が成功した旨をスピーカ130の音声出力によって報知する。
なお、自局がLED表示部128又は文字表示部129以外の表示手段あるいはスピーカ130以外の音出力手段を設けている場合には、それを用いて親局IDの受信が成功した旨を報知することもできる。
【0155】
一方、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する。
ここで、無線子局101による親局IDの受信が失敗した旨の報知の具体例を以下の(1)〜(3)に示す。
【0156】
(1)自局が図6に示したようにLED表示部128を設けている場合は、親局IDの受信が失敗した旨をLED表示部128上の対応するLEDの点灯又は点滅等の表示によって報知する。
(2)自局が図8に示したように文字表示部129を設けている場合は、親局IDの受信が失敗した旨を文字表示部129への文字表示によって報知する。
【0157】
(3)自局が図10に示したようにスピーカ130を設けている場合は、親局IDの受信が失敗した旨をスピーカ1300の音声出力によって報知する。
なお、自局がLED表示部128又は文字表示部129以外の表示手段あるいはスピーカ130以外の音出力手段を設けている場合には、それを用いて親局IDの受信が失敗した旨を報知することもできる。
【0158】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、無線親局100との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信要求モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0159】
このように、第6実施形態によれば、無線親局100が、第2実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第2実施形態と略同様の処理に加え、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、次のような効果を得ることができる。
【0160】
すなわち、ユーザは無線子局101で通信対象となる無線親局100の親局IDが取得できたかどうかを正確に確認できるため、無線子局101に通信対象となる無線親局100の親局IDをより確実に登録することができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0161】
〔第7実施形態:図13,図20〕
図20は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第7例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図13によって説明した処理(第2実施形態)と同様である。
【0162】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信要求モードを設定して図20に示す処理を開始するが、その処理は図15によって説明した処理(第3実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0163】
すなわち、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
また、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
【0164】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、無線親局100との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信要求モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0165】
このように、第7実施形態によれば、無線親局100が、第2実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第3実施形態と略同様の処理に加え、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、第6実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0166】
また、ユーザが無線子局101上で、その無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を行なうための操作を行なわなくても、無線子局101が自動的にその要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ送信するので、その分だけ無線子局101に親局IDを登録する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0167】
〔第8実施形態:図16,図21〕
図21は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第8例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図16によって説明した処理(第4実施形態)と同様である。
【0168】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信要求モードを設定して図21に示す処理を開始するが、その処理は図17によって説明した処理(第4実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0169】
すなわち、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
また、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
【0170】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、無線親局100との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信要求モードが設定された旨の報知を解除し、ID送信要求モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0171】
このように、第8実施形態によれば、無線親局100が、第4実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第4実施形態と略同様の処理に加え、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、第6実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0172】
また、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0173】
〔第9実施形態:図16,図22〕
図22は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第9例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図16によって説明した処理(第4実施形態)と同様である。
【0174】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDの送信を要求するID送信要求モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信要求モードを設定して図22に示す処理を開始するが、その処理は図18によって説明した処理(第5実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0175】
すなわち、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
また、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
【0176】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、無線親局100との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信要求モードが設定された旨の報知を解除し、ID送信要求モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0177】
このように、第9実施形態によれば、無線親局100が、第4実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第5実施形態と略同様の処理に加え、無線親局100へID送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、第6実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0178】
また、ユーザが無線子局101上で、その無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を行なうための操作を行なわなくても、無線子局101が自動的にその要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ送信するので、その分だけ無線子局101に親局IDを登録する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
【0179】
さらに、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0180】
〔第10実施形態:図23,図24〕
図23は無線親局100によるこの発明に係わる処理の第4例を示すフローチャート、図24は無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第10例を示すフローチャートである。
【0181】
無線親局100の制御部114は、スイッチ部117上で自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モード(親局情報送信モード)を設定するための操作が行なわれると、スイッチ部117からID送信モードの設定が指示されるため、ID送信モードを設定して図23に示す処理を開始し、そのID送信モードの設定中は親局IDを無線送信部112によって無線子局101へ繰り返し無線送信する。このとき、無線親局100との間に無線通信回線を形成する。
【0182】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モード(親局情報受信モード)を設定するための操作が行なわれると、スイッチ部127からID受信モードの設定が指示されるため、ID受信モードを設定して図24に示す処理を開始する。
【0183】
そして、ID受信モードの設定中に無線親局100から無線受信部123によって親局IDを受信すると、それを不揮発性メモリ126に記憶して登録した後、ID受信モードの設定を解除する。
スイッチ部127上でID受信モードの設定を解除(終了)するための操作が行なわれると、ID受信モードの設定解除が指示されるため、ID受信モードの設定を解除する。
【0184】
無線親局100の制御部114も、スイッチ部117上でID送信モードの設定を解除するための操作が行なわれると、ID送信モードの設定解除が指示されるため、無線子局101との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信モードの設定を解除する。
【0185】
このように、第10実施形態によれば、無線親局100が、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定中は親局IDを無線子局101へ繰り返し無線送信し、無線子局101が、無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードの設定中に、無線親局100から無線受信部123によって親局IDを受信した場合に、その親局IDを登録するので、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0186】
また、無線親局100がID送信モードの設定中は親局IDを無線子局101へ繰り返し無線送信するので、第1実施形態のように無線子局101からID送信要求信号を送信させて無線親局100に受信させる必要がなくなり、その分だけ無線親局100と無線子局101の処理を簡素化でき、処理効率を向上させることができる。
【0187】
〔第11実施形態:図25,図26〕
図25は無線親局100によるこの発明に係わる処理の第5例を示すフローチャート、図26は無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第11例を示すフローチャートである。
【0188】
無線親局100の制御部114は、スイッチ部117上で自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードを設定するための操作が行なわれると、スイッチ部117からID送信モードの設定が指示されるため、ID送信モードを設定して図25に示す処理を開始し、そのID送信モードの設定中は親局IDを無線送信部112によって無線子局101へ繰り返し無線送信する。
【0189】
無線子局101は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、スイッチ部127からID受信モードの設定が指示されるため、ID受信モードを設定して図26に示す処理を開始し、そのID受信モードの設定中に無線親局100から無線受信部123によって親局IDを受信すると、それをいったん制御部124内のRAMに退避させ、ユーザによる次の操作を待つ。
【0190】
ここで、スイッチ部127上の接続確認用スイッチが押下されると、スイッチ部127から無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求が指示されるため、そのスイッチが押下されている(その報知要求が指示されている)間だけ、その報知要求を示す接続確認用信号(接続報知要求信号)を無線親局100へ無線送信する。
【0191】
無線親局100の制御部114は、無線子局101から無線受信部113によって接続確認用信号を受信している間は、自局と無線子局101とが接続されている旨を報知し、接続確認用信号を受信できなくなった時点でその報知を解除する。
なお、無線親局100と無線子局101とが接続されている旨の報知の具体例は、第2実施形態と同様である。
【0192】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれると、スイッチ部127から親局IDの登録が指示されるため、先に受信して制御部124内のRAMにいったん退避させておいた親局IDを不揮発性メモリ126に記憶して登録した後、ID受信モードの設定を解除する。
なお、接続確認用信号を無線親局100へ無線送信した場合にのみ、親局IDの登録を可能にすることもできる。
【0193】
スイッチ部127上でID受信モードの設定を解除するための操作が行なわれると、ID受信モードの設定解除が指示されるため、ID受信モードの設定を解除する。
【0194】
無線親局100の制御部114は、無線子局101からの無線キャリアが消失することにより、これまで接続していた無線子局101との通信を終了し、スイッチ部117上でID送信モードの設定を解除(終了)するための操作が行なわれると、ID送信モードの設定解除が指示されるため、無線子局101との無線通信回線を切断する処理を行ない、ID送信モードの設定を解除する。
【0195】
このように、第11実施形態によれば、無線親局100が、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定中は親局IDを無線子局101へ繰り返し無線送信し、無線子局101が、無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードの設定中に、無線親局100から無線受信部123によって親局IDを受信した後、自局と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求の指示があったとき、その報知要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ無線送信し、その接続確認用信号を受信した無線親局100が、自局と無線子局101とが接続されている旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知し、無線子局101が、無線親局100への接続確認用信号の無線送信後(ユーザによって無線親局100と無線子局101とが接続されている旨を確認した後)、親局IDの登録指示があったとき、先に受信した親局IDを登録するので、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0196】
また、無線親局100がID送信モードの設定中は親局IDを無線子局101へ繰り返し無線送信するので、第2実施形態のように無線子局101からID送信要求信号を送信させて無線親局100に受信させる必要がなくなり、その分だけ無線親局100と無線子局101の処理を簡素化でき、処理効率を向上させることができる。
【0197】
〔第12実施形態:図25,図27〕
図27は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第12例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図25によって説明した処理(第11実施形態)と同様である。
【0198】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、ID受信モードを設定して図27に示す処理を開始するが、その処理は図26によって説明した処理(第11実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0199】
すなわち、無線親局100から受信した親局IDを制御部124内のRAMに退避させた後、直ちに接続確認用信号を無線親局100へ無線送信し、その無線送信をスイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれるか、あるいはID送信要求モードの設定を解除するための操作が行なわれるまで継続する。
【0200】
このように、第12実施形態によれば、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定中は親局IDを無線子局101へ繰り返し無線送信し、無線子局101が、無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードの設定中に、無線親局100から親局IDを受信した後、自局と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ無線送信し、その接続確認用信号を受信した無線親局100が、自局と無線子局101とが接続されている旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知し、無線子局101が、無線親局100への接続確認用信号の無線送信後(ユーザによって無線親局100と無線子局101とが接続されている旨を確認した後)、親局IDの登録指示があったとき、先に受信した親局IDを登録するので、第11実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0201】
また、ユーザが無線子局101上で、その無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を行なうための操作を行なわなくても、無線子局101が自動的にその要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ送信するので、その分だけ無線子局101に親局IDを登録する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
【0202】
〔第13実施形態:図28,図29〕
図28は無線親局100によるこの発明に係わる処理の第6例を示すフローチャート、図29は無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第13例を示すフローチャートである。
【0203】
無線親局100の制御部114は、スイッチ部117上で自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードを設定するための操作が行なわれると、ID送信モードを設定して図28に示す処理を開始するが、最初にID送信モードが設定された旨を報知する(第4実施形態と同様)ことと、ID送信モードの設定を解除する前にID送信モードが設定された旨の報知を解除すること以外は、図25によって説明した処理と同様である。
【0204】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、ID受信モードを設定して図29に示す処理を開始するが、最初にID受信モードが設定された旨を報知することと、ID受信モードの設定を解除する前にID受信モードが設定された旨の報知を解除すること以外は、図26によって説明した処理と同様である。
【0205】
ここで、無線子局101によるID受信モードが設定された旨の報知の具体例を以下の(1)〜(3)に示す。
(1)自局が図6に示したようにLED表示部128を設けている場合は、ID受信モードが設定された旨をLED表示部128上の対応するLEDの点灯又は点滅等の表示によって報知する。
【0206】
(2)自局が図8に示したように文字表示部129を設けている場合は、ID受信モードが設定された旨を文字表示部129への文字表示により報知する。
(3)自局が図10に示したようにスピーカ130を設けている場合は、ID受信求モードが設定された旨をスピーカ130の音声出力によって報知する。
なお、自局がLED表示部128又は文字表示部129以外の表示手段あるいはスピーカ130以外の音出力手段を設けている場合には、それを用いてID受信モードが設定された旨を報知することもできる。
【0207】
このように、第13実施形態によれば、無線親局100が、第11実施形態と同様の処理に加え、自局の識別情報である親局IDを送信するID送信モードの設定がなされたとき、その旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理も行ない、無線子局101が、第11実施形態と同様の処理に加え、無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードの設定がなされたとき、その旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理も行なうので、第11実施形態と同様の効果に加え、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
【0208】
〔第14実施形態:図28,図30〕
図30は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第14例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図28によって説明した処理(第13実施形態)と同様である。
【0209】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、ID受信モードを設定して図30に示す処理を開始するが、最初にID受信モードが設定された旨を報知する(第13実施形態と同様)ことと、ID受信モードの設定を解除する前にID受信モードが設定された旨の報知を解除すること以外は、図27によって説明した処理(第12実施形態)と同様である。
【0210】
このように、第14実施形態によれば、無線親局100が、第13実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第12実施形態と同様の処理に加え、無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードの設定がなされたとき、その旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理も行なうので、第12実施形態と同様の効果に加え、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
【0211】
〔第15実施形態:図25,図31〕
図31は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第15例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図25によって説明した処理(第11実施形態)と同様である。
【0212】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、ID受信モードを設定して図31に示す処理を開始するが、その処理は図26によって説明した処理(第11実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0213】
すなわち、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
また、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
【0214】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、ID受信モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID受信モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0215】
このように、第15実施形態によれば、無線親局100が、第11実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第11実施形態と略同様の処理に加え、ID受信モードを設定した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、次のような効果を得ることができる。
【0216】
すなわち、ユーザは無線子局101で通信対象となる無線親局100の親局IDが取得できたかどうかを正確に確認できるため、無線子局101に通信対象となる無線親局100の親局IDをより確実に登録することができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0217】
〔第16実施形態:図25,図32〕
図32は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第16例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図25によって説明した処理(第11実施形態)と同様である。
【0218】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、ID受信モードを設定して図32に示す処理を開始するが、その処理は図27によって説明した処理(第12実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0219】
すなわち、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
また、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
【0220】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、ID受信モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID受信モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0221】
このように、第16実施形態によれば、無線親局100が、第11実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第12実施形態と略同様の処理に加え、ID受信モードを設定した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、第15実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0222】
また、ユーザが無線子局101上で、その無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を行なうための操作を行なわなくても、無線子局101が自動的にその要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ送信するので、その分だけ無線子局101に親局IDを登録する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0223】
〔第17実施形態:図28,図33〕
図33は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第17例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図28によって説明した処理(第13実施形態)と同様である。
【0224】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、ID受信モードを設定して図33に示す処理を開始するが、その処理は図29によって説明した処理(第13実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0225】
すなわち、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
また、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
【0226】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、ID受信モードが設定された旨の報知を解除し、ID受信モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID受信モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0227】
このように、第17実施形態によれば、無線親局100が、第13実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第13実施形態と略同様の処理に加え、ID受信モードを設定した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、第15実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0228】
また、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0229】
〔第18実施形態:図28,図34〕
図34は、無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第18例を示すフローチャートである。なお、無線親局100によるこの発明に係わる処理は、図28によって説明した処理(第13実施形態)と同様である。
【0230】
無線子局101の制御部124は、スイッチ部127上で無線親局100の識別情報である親局IDを受信するID受信モードを設定するための操作が行なわれると、ID受信モードを設定して図34に示す処理を開始するが、その処理は図30によって説明した処理(第14実施形態)とほとんど同じなので、その処理と異なる部分のみを説明する。
【0231】
すなわち、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過する前に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
また、ID受信モードを設定して処理を開始した後、予め設定された所定時間を経過しても無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知する(第6実施形態と同様)。
【0232】
親局IDの受信が失敗した旨を報知した後は、ID受信モードが設定された旨の報知を解除し、ID受信モードの設定を解除する。
親局IDの受信が成功した旨を報知した場合は、その後スイッチ部127上で親局IDを登録するための操作が行なわれて親局IDの登録を行なった後、あるいはスイッチ部127上でID受信モードの設定を解除するための操作が行なわれた後、親局IDの受信が成功した旨の報知を解除する。
【0233】
このように、第18実施形態によれば、無線親局100が、第13実施形態と同様の処理を行ない、無線子局101が、第14実施形態と略同様の処理に加え、ID受信モードを設定した後、予め設定された所定時間内に無線親局100から親局IDを受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知し、上記所定時間内に無線親局100から親局IDを受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨をLED又は文字表示部等の表示手段あるいはスピーカ等の音出力手段を用いて報知する処理を行なうので、第15実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0234】
また、ユーザが無線子局101上で、その無線子局101と無線親局100との接続の有無を確認するための報知要求を行なうための操作を行なわなくても、無線子局101が自動的にその要求を示す接続確認用信号を無線親局100へ送信するので、その分だけ無線子局101に親局IDを登録する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
【0235】
さらに、無線子局101に誤って親局IDが再登録されるのを防止できるという効果も得ることができる。
なお、親局IDの受信が成功した旨又は失敗した旨のいずれか一方のみを報知可能にすることもできる。
【0236】
以上、各実施形態の処理を説明したが、その他の処理(無線通信装置を介したデータ通信装置7と画像形成装置1〜5との通信処理や公衆回線8を介したデータ通信装置7と中央制御装置6との通信処理を含む画像形成装置管理システムにおける基本的な処理)は、この発明には直接関係しないので、ここではその説明を省略するが、本出願人が先に出願した特願平11−342542号あるいは特願2000−146899の明細書および図面に記載されたものと同様である。
【0237】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、画像形成装置管理システムを構成する画像形成装置とデータ通信装置との間を無線通信装置を用いて無線化する場合、特別なツールを用いなくても、無線通信装置の無線子局に通信対象とする無線親局の識別情報を登録することができる。また、1台の無線親局の識別情報を複数台の無線子局に順次連続的に登録することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】同じく他の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1,図2の無線通信装置を構成する無線親局100および無線子局101のこの発明に係わる処理(実施形態)によって得られる効果を説明するための図である。
【図4】同じくこの発明に係わる処理によって得られる他の効果を説明するための図である。
【図5】図1,図2の無線親局100の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1,図2の無線子局101〜105の構成例を示すブロック図である。
【図7】図1,図2の無線親局100の他の構成例を示すブロック図である。
【図8】図1,図2の無線子局101〜105の他の構成例を示すブロック図である。
【図9】図1,図2の無線親局100の更に他の構成例を示すブロック図である。
【図10】図1,図2の無線子局101〜105の更に他の構成例を示すブロック図である。
【図11】図1,図2の無線親局100によるこの発明に係わる処理の第1例(第1実施形態)を示すフロー図である。
【図12】図1,図2の無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第1例(第1実施形態)を示すフロー図である。
【図13】図1,図2の無線親局100によるこの発明に係わる処理の第2例(第2,3,6,7実施形態)を示すフロー図である。
【図14】図1,図2の無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第2例(第2実施形態)を示すフロー図である。
【図15】同じくこの発明に係わる処理の第3例(第3実施形態)を示すフロー図である。
【図16】図1,図2の無線親局100によるこの発明に係わる処理の第3例(第4,5,8,9実施形態)を示すフロー図である。
【図17】図1,図2の無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第4例(第4実施形態)を示すフロー図である。
【図18】同じくこの発明に係わる処理の第5例(第5実施形態)を示すフロー図である。
【図19】同じくこの発明に係わる処理の第6例(第6実施形態)を示すフロー図である。
【図20】同じくこの発明に係わる処理の第7例(第7実施形態)を示すフロー図である。
【図21】同じくこの発明に係わる処理の第8例(第8実施形態)を示すフロー図である。
【図22】同じくこの発明に係わる処理の第9例(第9実施形態)を示すフロー図である。
【図23】図1,図2の無線親局100によるこの発明に係わる処理の第4例(第10実施形態)を示すフロー図である。
【図24】図1,図2の無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第10例(第10実施形態)を示すフロー図である。
【図25】図1,図2の無線親局100によるこの発明に係わる処理の第5例(第11,12,15,16実施形態)を示すフロー図である。
【図26】図1,図2の無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第11例(第11実施形態)を示すフロー図である。
【図27】同じくこの発明に係わる処理の第12例(第12実施形態)を示すフロー図である。
【図28】同じく図1,図2の無線親局100によるこの発明に係わる処理の第6例(第13,14,17,18実施形態)を示すフロー図である。
【図29】図1,図2の無線子局101〜105によるこの発明に係わる処理の第13例(第13実施形態)を示すフロー図である。
【図30】同じくこの発明に係わる処理の第14例(第14実施形態)を示すフロー図である。
【図31】同じくこの発明に係わる処理の第15例(第15実施形態)を示すフロー図である。
【図32】同じくこの発明に係わる処理の第16例(第16実施形態)を示すフロー図である。
【図33】同じくこの発明に係わる処理の第17例(第17実施形態)を示すフロー図である。
【図34】同じくこの発明に係わる処理の第18例(第18実施形態)を示すフロー図である。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:中央制御装置
7:データ通信装置 8:公衆回線
100:無線親局 101〜105:無線子局
111,121:アンテナ
112,122:無線送信部
113,123:無線受信部 114,124:制御部
115,125:RS485ドライバ
116,126:不揮発性メモリ
117,127:ステッチ部
118,128:LED表示部
119,129:文字表示部
120,130:スピーカ

Claims (44)

  1. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードを設定する親局情報送信要求モード設定手段と、該手段によるモード設定がなされた場合に、前記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信する親局情報送信要求手段と、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、
    前記無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中に前記無線子局から前記親局情報送信要求信号を受信した場合に、当該無線親局の識別情報を前記無線子局へ無線送信する手段とを設けたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項2又は3記載の無線通信装置において、
    前記無線親局の接続報知手段が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項2又は3記載の無線通信装置において、
    前記無線親局の接続報知手段が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨をスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記親局情報送信要求モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報送信要求モード報知手段を設け、
    前記無線親局に、前記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報送信モード報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項6記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報送信要求モード報知手段が、前記親局情報送信要求モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であり、
    前記無線親局の親局情報送信モード報知手段が、前記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項6記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報送信要求モード報知手段が、前記親局情報送信要求モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であり、
    前記無線親局の親局情報送信モード報知手段が、前記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記親局情報送信要求手段によって前記無線親局へ前記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  10. 請求項9記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信成功報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  11. 請求項9記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信成功報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記親局情報送信要求手段によって前記無線親局へ前記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  13. 請求項12記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信失敗報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  14. 請求項12記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信失敗報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  15. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードを設定する親局情報受信モード設定手段と、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、
    前記無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中は当該無線親局の識別情報を前記無線子局へ繰り返し無線送信する手段とを設けたことを特徴とする無線通信装置。
  16. 請求項15記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  17. 請求項15記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  18. 請求項16又は17記載の無線通信装置において、
    前記無線親局の接続報知手段が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  19. 請求項16又は17記載の無線通信装置において、
    前記無線親局の接続報知手段が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信している間、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨をスピーカ又はブザー等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  20. 請求項15乃至19記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報受信モード報知手段を設け、
    前記無線親局に、前記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨を報知する親局情報送信モード報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  21. 請求項20記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信モード報知手段が、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であり、
    前記無線親局の親局情報送信モード報知手段が、前記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  22. 請求項21記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信モード報知手段が、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であり、
    前記無線親局の親局情報送信モード報知手段が、前記親局情報送信モード設定手段によるモード設定がなされた場合に、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  23. 請求項15乃至22のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  24. 請求項23記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信成功報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  25. 請求項23記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信成功報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  26. 請求項15乃至25のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
    前記無線子局に、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗報知手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  27. 請求項26記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信失敗報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をLED表示部又は文字表示部等の表示手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  28. 請求項26記載の無線通信装置において、
    前記無線子局の親局情報受信失敗報知手段が、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨をスピーカ等の音出力手段を用いて報知する手段であることを特徴とする無線通信装置。
  29. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードが設定された場合に、前記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信し、
    前記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中に、前記無線子局から前記親局情報送信要求信号を受信した場合に、自局の識別情報を前記無線子局へ無線送信し、
    前記無線子局が、前記無線子局の識別情報を受信した場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録することを特徴とする親局情報登録方法。
  30. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードが設定された場合に、前記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信し、
    前記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中に、前記無線子局から前記親局情報送信要求信号を受信した場合に、自局の識別情報を前記無線子局へ無線送信し、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報を受信した後、自局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求が指示された場合に、その報知要求を示す接続報知要求信号を前記無線親局へ無線送信し、その後前記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した前記無線親局の識別情報を登録し、
    前記無線親局が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と前記無線子局とが接続されている旨を報知することを特徴とする親局情報登録方法。
  31. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードが設定された場合に、前記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信し、
    前記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中に、前記無線子局から前記親局情報送信要求信号を受信した場合に、自局の識別情報を前記無線子局へ無線送信し、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報を受信した場合に、自局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を前記無線親局へ無線送信し、その後前記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した前記無線親局の識別情報を登録し、
    前記無線親局が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と前記無線子局とが接続されている旨を報知することを特徴とする親局情報登録方法。
  32. 請求項29乃至31のいずれか一項に記載の親局情報登録方法において、
    前記無線子局が、前記親局情報送信要求手段によって前記無線親局へ前記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知し、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知することを特徴とする親局情報登録方法。
  33. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、
    前記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中は、自局の識別情報を前記無線子局へ繰り返し無線送信し、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードの設定中に、前記無線子局の識別情報を受信した場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録することを特徴とする親局情報登録方法。
  34. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、
    前記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中は、自局の識別情報を前記無線子局へ繰り返し無線送信し、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードの設定中に、前記無線子局の識別情報を受信した後、自局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求が指示された場合に、その報知要求を示す接続報知要求信号を前記無線親局へ無線送信し、その後前記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した前記無線親局の識別情報を登録し、
    前記無線親局が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と前記無線子局とが接続されている旨を報知することを特徴とする親局情報登録方法。
  35. 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置における親局情報登録方法において、
    前記無線親局が、自局の識別情報を送信する親局情報送信モードの設定中は、自局の識別情報を前記無線子局へ繰り返し無線送信し、
    前記無線子局が、前記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードの設定中に、前記無線子局の識別情報を受信した場合に、自局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を前記無線親局へ無線送信し、その後前記無線親局の識別情報の登録が指示された場合に、先に受信した前記無線親局の識別情報を登録し、
    前記無線親局が、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、自局と前記無線子局とが接続されている旨を報知することを特徴とする親局情報登録方法。
  36. 請求項33乃至35のいずれか一項に記載の親局情報登録方法において、
    前記無線子局が、前記親局情報受信モードを設定した後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合には、その受信が成功したと判断してその旨を報知し、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合には、その受信が失敗したと判断してその旨を報知することを特徴とする親局情報登録方法。
  37. 複写装置等の画像形成装置と、該画像形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置とを備えた画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記無線親局の識別情報の送信を要求する親局情報送信要求モードを設定する親局情報送信要求モード設定手段と、該手段によるモード設定がなされた場合に、前記無線親局の識別情報の送信要求を示す親局情報送信要求信号を該無線親局へ無線送信する親局情報送信要求手段と、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、
    前記無線通信装置の無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中に前記無線子局から前記親局情報送信要求信号を受信した場合に、当該無線親局の識別情報を前記無線子局へ無線送信する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  38. 請求項37記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線通信装置の無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  39. 請求項37記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報送信要求手段による前記無線親局への無線送信に対する応答情報として、該無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線通信装置の無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  40. 請求項37乃至39のいずれか一項に記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記親局情報送信要求手段によって前記無線親局へ前記親局情報送信要求信号を無線送信した後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段と、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  41. 複写装置等の画像形成装置と、該画像形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親局および前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子局とからなる無線通信装置とを備えた画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記無線親局の識別情報を受信する親局情報受信モードを設定する親局情報受信モード設定手段と、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する親局情報登録手段とを設け、
    前記無線通信装置の無線親局に、当該無線親局の識別情報を送信する親局情報送信モードを設定する親局情報送信モード設定手段と、該手段によるモード設定中は当該無線親局の識別情報を前記無線子局へ繰り返し無線送信する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  42. 請求項41記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を指示する接続報知要求指示手段と、該手段による指示があった場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線通信装置の無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  43. 請求項41記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記無線親局の識別情報の登録を指示する親局情報登録指示手段と、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、当該無線子局と前記無線親局との接続の有無を確認するための報知要求を示す接続報知要求信号を該無線親局へ無線送信する接続報知要求手段とを設け、
    前記無線通信装置の無線子局の親局情報登録手段が、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定中に前記無線親局の識別情報を受信した後、前記親局情報登録指示手段による指示があった場合に、その受信した前記無線親局の識別情報を登録する手段であり、
    前記無線通信装置の無線親局に、前記無線子局から前記接続報知要求信号を受信した場合に、当該無線親局と前記無線子局とが接続されている旨を報知する接続報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  44. 請求項41乃至43のいずれか一項に記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記無線通信装置の無線子局に、前記親局情報受信モード設定手段によるモード設定後、予め設定された所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信した場合に、その受信が成功したと判断し、その旨を報知する親局情報受信成功報知手段と、前記所定時間内に前記無線親局の識別情報を受信できなかった場合に、その受信が失敗したと判断し、その旨を報知する親局情報受信失敗報知手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
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