JP3894032B2 - 携帯電話機用充電台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機の背面側にも表示部が設けられている折り畳み型携帯電話機用の充電台に関し、特に充電中の表示部の視認性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機は二次電池により駆動されており、適宜二次電池への充電が必要である。その充電は、充電台(卓上ホルダ)に携帯電話機を装着して充電するようになっている。
【0003】
従来の携帯電話機の充電台の例として、特開2002−33814号が挙げられる。この従来技術は、傾斜したポケットを有する充電台に折り畳み型携帯電話機を縦置きにして、携帯電話機本体の自重により携帯電話機の充電端子と充電台の充電端子を圧接することができるようにしたものである。また、水平なポケットを有する充電台に折畳み式携帯電話機を特開2002−33814号の図7の右上方から左下方に滑らせて載置することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
最近は折り畳み形状をした折り畳み型携帯電話機が多くなりつつありさらに背面表示部を搭載したタイプが主流となるなかで、この折り畳み型携帯電話機の充電台は従来のストレート形状の携帯電話機より小型の充電台ですむため、特開2002−33814号の図7に示すように充電台は水平に置くようになっていた。しかしながら、一般に背面表示部は液晶表示器が用いられていてその寸法も小さいため、折り畳み型携帯電話機を水平に置くと表示を斜め上方から見ることになり、表示された文字が不鮮明に見えたり、表示の一部が表示器の枠で隠されたりして背面表示部の視認性が悪くなるという問題があった。また、データ端子が充電台で隠れてしまい、データのやり取りが出来ないという問題があった。さらに、斜め置きでは安定性も悪く操作性が悪いという問題もある。また、上記従来技術は、充電台に装着した状態で釦等の操作をすることについては配慮されていなかった。
【0005】
本発明の目的は、携帯電話機の装着が容易な携帯電話機用充電台を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は、携帯電話機を装着可能に構成されて携帯電話機を載置するための載置部を備えた携帯電話機用充電台において、載置部は携帯電話機に電源を供給するための電源端子と、携帯電話機を固定するためのロック機構と、載置部の姿勢を変化させる姿勢可変機構を備え、姿勢可変機構は載置部が携帯電話機を水平状態に保持する第1の姿勢と、載置部が前記携帯電話機を傾斜状態に保持する第2の姿勢とをとることができるよう構成され、さらに、前記姿勢可変機構は弾性体の可動機構を備え、前記載置部に予め定められた値以上の力が加わった場合には前記載置部の傾きが略水平となり、力が加わらない場合には前記載置部の傾きが任意の傾きまで起き上がるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0007】
好ましい実施態様においては、姿勢可変機構は弾性体の可動機構を備え、載置部に予め定められた値以上の力が加わった場合には載置部の傾きが略水平となり、力が加わらない場合には載置部の傾きが任意の傾きまで起き上がるよう構成されたことを特徴とする。
【0008】
好ましい他の実施態様においては、弾性体の可動機構は略L字型の形状を有し、略L字型の一方の片が携帯電話機用充電台に係合されていることを特徴とする。
【0009】
さらに好ましい他の実施態様においては、弾性体の可動機構は略L字型の形状を有するねじりばねであり、ねじりばねの略L字型の一方の片が携帯電話機用充電台に係合されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図9を用いて説明する。本実施の形態においては、折り畳み型携帯電話機用はデータ用の端子を持つ携帯電話機である。
【0011】
本発明の第1の実施の形態を図1〜図7により説明する。本実施の形態における携帯電話用充電台の構造およびこれに装着される折り畳み型携帯電話機の構造を、図1、図2(a)及び図2(b)を使用して説明する。本実施の形態は、携帯電話機用充電台に、姿勢可変機構としてバネ性の可動部を設け、携帯電話機の充電台への装着時及び釦等の操作時には第1の姿勢をとって携帯電話機を水平状態に保持し、装着後及び操作していない時には第2の姿勢をとって携帯電話機が傾斜状態に保持する構造としたものである。ここでいう水平状態とは完全な水平でなくともよく、携帯電話機の挿入あるいは装着に差し支えない程度の角度を有していてもよい。実際には0度から10度程度の角度範囲内であってもよい。傾斜状態は液晶表示器の視認性が良好な範囲であれば良い。実際には30度から60度程度の角度範囲内が視認性の面から好ましいが、安定性を配慮すると30度から45度程度の範囲が望ましい。図1は、本実施の形態における携帯電話用充電台に折り畳み型携帯電話機を装着した状態を示す斜視図である。1は折り畳み型携帯電話機、11は携帯電話機のデータ用端子、3は横長タイプの背面表示部、2は充電台、4は載置部の姿勢を変化させる姿勢可変機構であるバネ性可動部、10は載置部で充電台2の上面に設けられ、ロック機構及び電源供給用の端子が配置されている。図2(a)は、本実施の形態における充電台2上面の載置部10にあるロック機構及び電源供給用の端子の例を示す。図2(b)は折り畳み型携帯電話機1の裏面側にある充電端子の例を示す。図2(a)において、12は折り畳み型携帯電話機1を充電台2に固定するためのロック機構、13は折り畳み型携帯電話機1へ電源を供給するための電源供給端子、21は充電台2の下ケース、22は充電台2の上ケースである。充電台2は上ケース22と下ケース21とで構成され、上ケース22と下ケース21とを組み付けた時にバネ性可動部4の片方を挟み込む構造となっている。
【0012】
一方、折り畳み型携帯電話機1は図2(b)に示されるように、裏面側(充電台に装着されたときに載置部に面する側)に電源を入力する充電端子14が設けられており、充電台に装着されたときに、充電台2の載置部10にあるロック機構12で固定されるとともに、折り畳み型携帯電話機1の裏面側にある充電端子14と充電台2の上面10にある電源供給用の端子13とが接触し充電ができるようになっている。携帯電話機1を充電台2に水平に置く構造の充電台では携帯電話機の充電端子14と充電台2の電源供給用端子13との接触圧を安定に保つために、ロック機構12により携帯電話機と充電台とをロックすることが必要である。また、このときはバネ性可動部4により、予め定められた傾きとなっているため、背面表示部3が上のほうにくるとともに前方に向くので視認性がよい。
【0013】
また、データ用端子11も底面から上の方にあるので、載置部に折畳み型携帯電話機を装着し載置部が任意の傾きにある時、データ用の端子が傾いている面側(ユーザの押圧により載置部が回転するときの回転軸の伸びる方向)または傾斜した載置部の上の面側となり、データ用の端子が下側の面にこないため、折畳み型携帯電話機を充電台に装着した状態でデータ用の端子を外部機器のコネクタと容易に接続できる。これにより、折畳み型携帯電話機を充電台に装着した状態で容易にデータ等の転送ができるようになる。
【0014】
最近は、コンテンツまたはプログラム等のデータをダウンロードできる機能及びこのダウンロードしたデータを外部機器との間で転送する機能が注目を集めてきている。このデータのダウンロード中またはデータの転送時には途中で電池切れを起こすことは極力避ける必要があるため、充電台への装着時の充電中に携帯電話機を操作してデータをダウンロードまたはデータの転送ができることは重要である。
【0015】
本実施の形態では姿勢可変機構として弾性体の可動機構を有している。具体的には、弾性体の可動機構として、ねじりばねを用いたバネ性可動部4が用いられる。バネ性可動部4の構造について図3を使用して説明する。図3は、本実施の形態におけるバネ性可動部4の構成を示す斜視図である。本実施の形態では、バネ性可動部4は略L字型の形状を有するねじりばねであり、素材として金属の線材が使用される。L字型形状の折れ曲がり部分はバネ性すなわち反発力を得るためのコイル部6であり、略L字型の一方の片が充電台2に係合して固定されるよう、外側に折り曲げられた固定部5が形成される。略L字型の他方の片はその端部同士が連結され、筒状滑り止め8が装着される。すなわち、バネ性の可動部4は傾斜状態時の足を兼ねており、この足の部分に筒状の滑り止めがコーティングされるので、携帯電話機を装着する時に、充電台が滑らずに安定すると共に装着しやすくなる。7は起き上がったときの傾きの設定角度である。
【0016】
バネ性可動部4は、充電台2に固定部5で固定されており、また筒状滑り止め8側はフリー状態となっている。コイル部6を調整することで設定角度7を変えられると共に水平状態になる時の荷重の設定も変えられる。すなわち、起き上がったときの斜めの角度をここで任意に設定できるとともにバネ性可動部4が閉じる時の力の値を任意に設定できる。例えば、折り畳み型携帯電話機1の荷重(一般的に100グラム前後)と充電台2の荷重(一般的に50〜70グラム程度)のみの時には、バネ性可動部4の設定角度7はほぼ初期の角度を保持し、さらに予め定められた値以上の力で押された時には設定角度7がほぼ0度となるように、バネ性可動部4の線材の太さ及びコイル部6の巻き数を設定する。
【0017】
ここでは、押される力として、ユーザが折り畳み型携帯電話機1を装着するときの力(100〜500グラム、望ましくは150〜300グラム程度)を想定している。装着時の操作性を考慮するとバネは少ない荷重で水平状態になることが望ましい。しかし、この値を低く設定すると携帯電話を装着したときに携帯電話の重量のばらつきの影響を受けやすく、傾斜状態で設定角度まで戻らなくなる恐れがある。一方、荷重を大きく設定すると傾斜状態での設定角度の問題は解消されるが、装着時に装着しづらくなるという問題が生じてくる。そのため、発明者による実験の結果によれば200グラム前後、すなわち150〜300グラムが好ましい。また、ユーザが釦等を操作する時の押す力を想定してもよい。さらに、設定角度7は視認性のよい角度となるように成型時に治具により巻き始めと巻き終わりの角度を設定するようになっている。
【0018】
さらに、バネ性可動部4を充電台2に取り付ける構造について図4(a)、(b)、(c)を使用して説明する。図4は、本発明による充電台2の上ケース22及び下ケース21の構造の一実施の形態を示し、図4(a)は下ケース21を内側から見た図、図4(b)は上ケース22を内側から見た図、図4(c)は下ケース21を底面側から見た図を示す。23はバネ性可動部4の固定部5を固定するための係合部、24はバネ性可動部4のコイル部6を固定するためのバネ押さえ部、25はバネ性可動部4を収納するための溝部である。バネ性可動部4は固定部5が係合部23で固定され、下ケース21と上ケース22を組み付けた時にコイル部6をバネ押さえ部24で固定することにより、バネ性可動部4の片側を充電台2に固定させている。また、この時、バネ性可動部4のもう一方である滑り止め8側はフリーの状態にあり押圧により自由に角度を変えられ、折り畳み型携帯電話機1の角度を変えられる。そしてさらに強い力で押すと溝部25に、バネ性可動部4は収納され、底面部の面より奥に引っ込む構造となっている。
【0019】
これにより、装着時または操作時の力ではバネ性可動部4が閉じ、装着または操作していないとき及び携帯電話の重さではバネ性可動部4が開き任意の設定角度になるようにすることができる。これにより、充電台自体をバネで立ち上げるようにするため、簡単な構造で装着性、操作性及び視認性を改善することができる。また、バネ性可動部4に設けられている筒状滑り止め8により、本体装着時に滑りを抑え安定した装着ができる。すなわち、通常は第2の姿勢で装着面を任意の角度に保持し、装着時のように力が加わった時には第1の姿勢で装着面が水平になるような構造とした。これにより、装着時には水平状態で挿入しロックできるので装着性がよく、装着後はバネにより傾斜状態になるので背面等の表示部の視認性も改善される。
【0020】
次に、折り畳み携帯電話機を装着する場合の動作について図5を使用して説明する。図5(a)、(b)、(c)は本実施の形態における携帯電話用充電台2を側面(図1のA方向)から見た図である。図5(a)は、携帯電話機装着前の充電台2を示しており、このときは、力が加わっていないため充電台2は、バネ性可動部4により任意の角度の傾きに保持されている。図5(b)は、携帯電話機装着時を側面から見た図である。折畳み型携帯電話機1を充電台2に装着しようとする場合、ユーザが折畳み型携帯電話機1で充電台2の載置部を押圧することになりその力でバネ性可動部4は閉じるバネ特性の設定になっているので、バネ性可動部4は図5(b)のように水平状態となる。このため、従来の充電台と同様に水平状態で折畳み型携帯電話機1を充電台2の載置部に挿入してロックできるので容易に装着することができる。なお、水平状態でないと折畳み型携帯電話機1を斜めから装着することになり充電台2が滑ってしまい装着性が悪い。図5(c)は折畳み型携帯電話機1装着後にユーザが手を離した状態、すなわち押圧を解除した状態を側面から見た図である。図5(b)の状態から、手を離すとバネ性可動部4の反発力により折畳み型携帯電話機1が装着された充電台2は設定された角度まで戻ることで、横長タイプの背面表示部3が上のほうにくるとともに前方に向くので視認性が向上する。なお、このバネ性可動部4の開き角度を変えることにより充電台2の傾き角度を任意に変えられる。このとき載置部の天地方向は折畳み型携帯電話機の表示部の表示の上下方向と一致するように設定される。すなわち、傾斜状態で表示部に表示された文字等が正しく読める向きとなるように設定される。
【0021】
次に、充電台2の底面にバネ性可動部4を固定収納する構造について図6を使用して説明する。図6は、本発明によるバネ性可動部4を固定する構造の一実施の形態である充電台底面の斜視図の一部である。9はバネ性可動部4を充電台4に固定するための固定爪である。バネ性可動部4を充電台2側に押して固定爪9で引っ掛けるように固定し充電台2の底面部の面より奥に収納することができるので充電台2を常に水平状態で使用したい場合や移動する場合の利便性がよい。また、バネ性可動部4を使用して折畳み型携帯電話機1を傾ける場合は、バネ性可動部4を引き出す方向に引っ張ることにより固定爪9から容易に外すことができる機構となっている。これにより、水平状態で釦等の操作ができるため操作性がよく、さらに持ち運びまたは視認する必要のない時には折り畳んで小さくすることができる。
【0022】
さらに、バネ性可動部4を固定爪9により収納固定した時の釦等の操作について図7を使用して説明する。図7は充電台2に折り畳み型携帯電話機1を開いた状態で装着している状態の一実施の形態を示す。71は操作及び入力用の釦群、72は主表示部である。ここでは、バネ性可動部4を収納しているため折り畳み型携帯電話機1は水平状態でしかも充電台2にロック固定されているので安定性がよく、表示部72を見ながら釦群71を操作することができ操作性が向上する。同時に、データ用端子11も底面から上にあり、コネクタを接続して使用することができる。
【0023】
また、ここで釦等の操作時の力でも水平状態となるようにバネ性可動部4は設定してあるため、比較的小さな力で折り畳み型携帯電話機1を抑えるだけで水平状態を保持できるので、折り畳み型携帯電話機1の充電台2の上にある本体部分の1箇所を指で軽く抑えながら他の指で釦群71を操作することもできるので操作性がよい。
【0024】
また、本実施の形態ではバネ性可動部4は挟み込む形で充電台2に固定されているが、バネ性可動部4を係合するための爪を充電台2の底面側に設けバネ性稼動部4を脱着可能にするようにしてもよい。
【0025】
また、本実施の形態ではバネ性可動部4を固定収納するための固定爪9自体は動かず、バネ性可動部4を外す時は引き出す方向に引っ張る構造としたが、固定爪9を釦等により動く構造としバネ性可動部4をはずす時は釦を押すだけで外すことができるようにしてもよい。
【0026】
本発明の第2の実施の形態を図8により説明する。本実施の形態は、図8の(a)、(b)に示すように、充電台2の裏面の一部を開閉可能な裏蓋40として、この裏蓋40をバネ性可動部としての板バネ41を用いて予め定められた角度に開くようにしたものである。本実施の形態では姿勢可変機構は裏蓋40と、板バネ41で構成される。板バネ41としては通常板状の金属が用いられるが、これに限らずバネ性のある素材であればよく、例えばプラスチック品でもよい。本実施の形態では充電台2の側面に設けられた釦50を押すことにより水平状態の第1の姿勢から傾斜状態の第2の姿勢に移行させることができる。図8(b)は水平状態の第1の姿勢の状態である。この状態で釦50を押すとバネ52が押圧されて縮み、これにより押し釦側の係合部51が図中の右方向に移動し、裏蓋に形成された係合部53と充電台2側の係合部51との係合が解除され、板バネ41の弾性力で裏蓋40が開き、図8(a)の傾斜状態となる。本実施の形態においても裏蓋40と充電台2の載置部10がなす角度は30度〜45度程度となるよう設定される。また、図8(a)の傾斜状態で載置部10が予め定められた力で押圧されると係合部53と係合部51とが当接した状態で載置部は水平状態となり、さらに強い力で押されると係合部53と係合部51とが係合して図8(b)の状態となり、水平状態が維持される。
【0027】
本発明の第3の実施の形態を図9により説明する。本実施の形態は、図9の(a)、(b)、(c)に示すように、充電台2の裏面の一部を回動可能なストッパ45として、このストッパ45をユーザが手を用いて予め定められた角度に開くようにしたものである。充電台2の裏面にはストッパ45を収納するための凹部47が形成され、第1の姿勢である水平状態では図9(c)に示すようにストッパ45が凹部47内に収納され充電台2の裏面は平らな状態になって、安定した操作をすることができる。ストッパ45はヒンジ部46で充電台2に回動自在に支持され、収納位置と全開位置との間で回動可能である。本実施の形態では姿勢可変機構はストッパ45で構成される。本実施の形態ではストッパ45を全開位置にした状態で充電台2の載置部10がなす角度は30度〜45度の範囲内で予め定められた角度となるよう設定される。図9(a)、(b)に示す第2の姿勢である傾斜状態ではストッパ45は全開状態にされ、この状態でストッパ45は安定した状態に保持される。この状態で携帯電話機を装着するときはユーザが手を用いてストッパ45を収納位置に向けて回動させる。図9(c)に示すように、ストッパ45が収納位置に収納されると充電台2の裏面は平らな状態になり、水平状態として安定した状態で携帯電話機の操作をすることができる。なお、収納状態において、ストッパ45が収納位置に保持されるよう構成してもよい。保持する手段として、自由端の先端部が凹部47と係合する構造にしたり、ストッパ45を磁性体の金属で構成するとともに充電台側に磁石を埋め込んで磁力で保持してもよい。本実施の形態では弾性体を用いずに済み、構造が簡略化される。
【0028】
また、以上の実施の形態では充電台自体が傾くような構造としたが、これに限ったものではないことは言うまでもない。例えば、携帯電話機が装着されるロック機構のある面のみが傾くようにしてもよい。
【0029】
また、以上の実施の形態では折り畳み型携帯電話機用の充電台としたが、充電される機器はこれに限ったものではないことは言うまでもない。例えば、ストレート形状をした携帯電話機、PDA等の携帯用情報端末装置でも同じ効果は得られる。
【0030】
また、以上の実施の形態では電源部には言及していないが、電源部は充電台内部または外部のどちらでも構わない。
以上説明したように、本実施例によれば、携帯電話機の装着が容易で、特に折畳み型携帯電話機が折畳んだ状態での装着されたときの背面表示部の視認性の向上および装着された折畳み型携帯電話機を開いて操作するとき操作性の向上を図ることができる折畳み型携帯電話機用充電台を得られる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯電話機の装着が容易な携帯電話機用充電台を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯電話用充電台に折り畳み型携帯電話機が装着された状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における携帯電話用充電台の載置部とこれに対応する折り畳み型携帯電話機の裏面を示す図であり、同図(a)は携帯電話用充電台2の載置部を示す斜視図、同図(b)は折り畳み型携帯電話機1の裏面を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における携帯電話用充電台のバネ性可動部4を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における携帯電話用充電台のバネ性可動部4の取付け状態を示す図で、同図(a)は下ケース21を内側から見た図、同図(b)は上ケース22を内側から見た図、同図(c)は下ケース21を底面側から見た図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における携帯電話用充電台を側面から見た図で、同図(a)は折畳み型携帯電話機装着前の状態を示す側面図、同図(b)は折畳み型携帯電話機装着時にユーザが折畳み型携帯電話機1で充電台を押して充電台が水平になった状態を示す側面図、同図(c)は折畳み型携帯電話機装着後でユーザによる充電台の押圧が解除された状態を示す側面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における携帯電話用充電台のバネ性可動部を固定する構造の例を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における携帯電話用充電台に折り畳み型携帯電話機を開いた状態で装着した状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における携帯電話用充電台の姿勢可変機構を示す図で、同図(a)は傾斜状態における姿勢可変機構の側面図、同図(b)は水平状態における姿勢可変機構の側面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における携帯電話用充電台の姿勢可変機構を示す図で、同図(a)は傾斜状態における姿勢可変機構の斜視図、同図(b)は傾斜状態における姿勢可変機構の側面図、同図(c)は水平状態における姿勢可変機構の側面図である。
【符号の説明】
1:携帯電話機、2:充電台、3:背面表示部、4:バネ性可動部
5:固定部、6:コイル、7:設定角度、8:筒状滑り止め、9:固定爪
10:充電台上面、11:データ用端子、12…ロック機構
13…電源供給端子、14…充電端子、21…下ケース、22…上ケース、
23…係合部、24…バネ押さえ部、25…溝部、71…釦群、
72…主表示部

Claims (5)

  1. 携帯電話機を装着可能に構成されて前記携帯電話機を載置するための載置部を備えた携帯電話機用充電台において、前記載置部は前記携帯電話機に電源を供給するための電源端子と、前記携帯電話機を固定するためのロック機構と、前記載置部の姿勢を変化させる姿勢可変機構を備え、前記姿勢可変機構は前記載置部が前記携帯電話機を水平状態に保持する第1の姿勢と、前記載置部が前記携帯電話機を傾斜状態に保持する第2の姿勢とをとることができるよう構成され、
    さらに、前記姿勢可変機構は弾性体の可動機構を備え、前記載置部に予め定められた値以上の力が加わった場合には前記載置部の傾きが略水平となり、力が加わらない場合には前記載置部の傾きが任意の傾きまで起き上がるよう構成されたことを特徴とする携帯電話機用充電台。
  2. 前記弾性体の可動機構は略L字型の形状を有し、略L字型の一方の片が前記携帯電話機用充電台に係合されていることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機用充電台。
  3. 前記弾性体の可動機構は略L字型の形状を有するねじりばねであり、該ねじりばねの略L字型の一方の片が前記携帯電話機用充電台に係合されていることを特徴とする請求項2記載の携帯電話機用充電台。
  4. 前記弾性体の可動機構は一端が前記携帯電話機用充電台に固着された板状部材であることを特徴とする請求項2記載の携帯電話機用充電台。
  5. 前記弾性体の可動機構に滑り止め用の部材を設けたことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機充電台。
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