JP3891868B2 - Tru廃棄体格納容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子力発電所や原子燃料再処理工場などの原子力施設から払い出されるTRU(超ウラン元素)廃棄体を収納したドラム缶やキャニスタ等の収納容器を、複数まとめて長期間格納するTRU廃棄体格納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
原子力発電所や原子燃料再処理工場などの原子力施設から払い出されるTRU(超ウラン元素)は、ドラム缶やキャニスタといった専用の収納容器に収納され、更にこの収納容器が複数体まとめられてTRU廃棄体格納容器に長期間(約60年間)安定な状態で格納されることが計画されている。
【0003】
図10(a)は、この種のTRU廃棄体格納容器60に所定体数のドラム缶61が格納されている状態を、また図10(b)は、同TRU廃棄体格納容器60に所定体数のキャニスタ62が格納されている状態を示す鳥瞰図である。
【0004】
図10(a)および図10(b)に示すように、箱型形状によってなるTRU廃棄体格納容器60にドラム缶61およびキャニスタ62が所定体数格納されると、モルタル63によってTRU廃棄体格納容器60の内部が充填される。このようにモルタル63が充填されることによって内部に格納しているドラム缶61およびキャニスタ62の安定化が図られる。
【0005】
一方、モルタル63は、水分を通さず、気体を通す性質を有している。TRU廃棄体格納容器60は、専用の地下貯蔵施設に多数貯蔵されることが計画されている。約60年という長期間の間には、地下貯蔵施設に地下水が侵入する可能性もあるが、このようにTRU廃棄体格納容器60の内部をモルタル63で充填することによって、地下水がTRU廃棄体格納容器60の内部へ侵入しないので、放射性物質の地下水による拡散が阻止されている。また、TRU廃棄体からは崩壊熱が発せられるので、ドラム缶61およびキャニスタ62は発熱するが、上述したようにモルタル63が気体を通すことができるので、モルタル63内部を通過する気体が冷却ガスとなりドラム缶61およびキャニスタ62が冷却される。
【0006】
TRU廃棄体格納容器60の内部がモルタル63によって充填されると、次に、上蓋64によって開口部が被されるとともに、上蓋64と開口部との隙間にはモルタル65が埋め込まれる。そして、TRU廃棄体格納容器60の上縁部4隅に設けられたハンドリングフック66に図示しない吊り具が取り付けられ、この吊り具をクレーン等によって吊り上げることによって、TRU廃棄体格納容器60が所定の貯蔵場所に移送されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のTRU廃棄体格納容器では、以下のような問題がある。
【0008】
すなわち、TRU廃棄体格納容器60は、クレーン等によって吊り上げられて所定の貯蔵場所まで移送されている。しかしながら、上蓋64は、専用の固定手段によって固定されている訳でもなく、上蓋64と開口部との隙間に埋め込まれたモルタル65によってTRU廃棄体格納容器60に不安定な状態で固定されているにすぎない。
【0009】
したがって、吊り上げ移送中に、万が一、落下するようなことになると、上蓋64がTRU廃棄体格納容器60から外れ、さらに内部に格納しているドラム缶61およびキャニスタ62といった収納容器が飛び出すようなことが起きると、この衝撃によって収納容器が破損する可能性がある。
【0010】
ドラム缶61およびキャニスタ62といった収納容器は、TRU廃棄体を長期間安全な状態で収納するためのものであるから、破損によって安全性が低下する可能性があるという問題がある。
【0011】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、専用の固定手段を用いて上蓋をTRU廃棄体格納容器自体に固定することによって、万が一、移送中に落下するようなことがあっても、内部に収納している収納容器の飛び出しを阻止し、もって、収納容器の破損を阻止することが可能なTRU廃棄体格納容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0013】
すなわち、請求項1の発明は、TRU廃棄体を収納した収納容器を複数格納するTRU廃棄体格納容器において、上部に開口部を備え、この開口部から収納容器を搬入し、内部に所定数の収納容器を格納する格納部と、その一部が厚み方向に貫通するようにモルタルで置き換えられ、格納部に所定数の収納容器が格納された場合には、開口部を塞ぐ上蓋と、上蓋を格納部に固定する固定手段とを備えている。
【0015】
請求項2の発明は、TRU廃棄体を収納した収納容器を複数格納するTRU廃棄体格納容器において、上部に開口部を備え、この開口部から収納容器を搬入し、内部に所定数の収納容器を格納する箱型形状の格納部と、その一部が厚み方向に貫通するようにモルタルで置き換えられ、格納部に所定数の収納容器が格納された場合には、開口部を塞ぐ上蓋と、格納部の開口部近傍に備えられ、上蓋が開口部を塞ぐように上蓋を保持する保持部と、
保持部に保持された上蓋を、格納部に固定する固定手段とを備える。
【0016】
請求項3の発明は、TRU廃棄体を収納した収納容器を複数格納するTRU廃棄体格納容器において、開口部を備えた格納部の内部に、この開口部から収納容器を搬入し、格納部に所定数の収納容器を搬入した場合には、格納部の内部をモルタルで充填し、しかる後に開口部を、その一部が厚み方向に貫通するようにモルタルで置き換えられた上蓋で塞ぎ、更にこの上蓋をTRU廃棄体格納容器本体に固定する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の各実施の形態、及び本発明に係り本発明者が検討した検討例について図面を参照しながら説明する。
【0018】
(検討例)本発明に係り本発明者が検討した検討例を図1から図3を用いて説明する。
【0019】
図1は、本検討例に係るTRU廃棄体格納容器の格納部の一例を示す斜視図、図2は、本検討例に係るTRU廃棄体格納容器の上蓋の一例を示す斜視図および立断面図、図3は、格納部に上蓋を被せる状態を説明するための模式図である。
【0020】
すなわち、本検討例に係るTRU廃棄体格納容器1は、図3に示すように、従来技術で説明したTRU廃棄体格納容器の底面部に配筋2を埋め込んでいる。そして、この配筋2に、5本の長尺状の補強バー3の下端を固定している。すなわち、補強バー3は、図1および図3に示すように、TRU廃棄体格納容器1の格納部4の底面に対してほぼ垂直になるように、その下端を配筋2に固定している。また補強バー3は、その上端にネジ部5を備えている。このような補強バー3は、格納部4に被せられた上蓋7を固定するものであり、材質としては例えばステンレス鋼を用いる。格納部4の上縁部4隅には、TRU廃棄体格納容器1をクレーン等によって吊り上げるための吊り具を取り付けるためのハンドリングフック6を備えている。
【0021】
一方、上蓋7は、図2(a)に示すように、格納部4に緩く嵌め合うような平板形状をしており、格納部4に被せた場合に補強バー3のネジ部5を導き入れることができるように導入穴8を穿孔している。導入穴8は、図2(b)に示すように、断面T字形状をしており、穿孔径の大きな上部穴8aと、穿孔径の小さな下部穴8bとからなる。
【0022】
そして、図3(a)に示すように、上蓋7を、格納部4の内部に格納している複数のドラム缶61またはキャニスタ62間の間隙をモルタル9で充填した格納部4に被せる場合には、下部穴8bの下部側から補強バー3のネジ部5を上部穴8aに導き入れる。しかる後に、図3(b)に示すように、ネジ部5にボルト10を嵌め、上部穴8aにおいてボルト10を締め付け、上蓋7を格納部4に充填されたモルタル9側に押し付けることによって上蓋7を固定する。ボルト10の材質としては、例えばSNCM材を用いる。
【0023】
このように上蓋7を固定した後に、モルタル11を注入することによって上部穴8aを塞ぐとともに、モルタル12を注入することによって上蓋7と格納部4との隙間を塞ぐ。これによって、上蓋7をTRU廃棄体格納容器1自体にしっかりと固定する。
【0024】
なお、本検討例では、一例として5本の補強バー3を備えたTRU廃棄体格納容器を図示しているが、補強バー3の本数は5本に限るものではなく、多いほど上蓋7を固定する効果は大きくなる。しかしながら、あまり多すぎると、内部に格納するドラム缶61またはキャニスタ62の格納効率の低下を招くので、補強バー3の本数は、上蓋7の固定強度と、収納容器の格納効率との兼ね合いから決定する。
【0025】
本検討例に係るTRU廃棄体格納容器1は、上述したような構成をしているので、上蓋7がTRU廃棄体格納容器1自体にしっかりと固定される。これによって、万が一、TRU廃棄体格納容器1が、吊り上げ移送中に落下するようなことがあっても、上蓋7が外れないために、内部に格納しているドラム缶61およびキャニスタ62といった収納容器の破損を回避することができる。
【0026】
また、このような補強バー3を備えた構成であっても、上蓋7と格納部4との間には、モルタル12が充填されるので、従来技術によるTRU廃棄体格納容器と同様に、地下水がTRU廃棄体格納容器1の内部へ侵入することを阻止するとともに、気体の通過を許し、格納しているドラム缶61およびキャニスタ62を冷却することができる。
【0027】
以上の結果、TRU廃棄体の貯蔵時における安全性を高めることが可能となる。
【0028】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図4から図6を用いて説明する。
【0029】
図4は、第1の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の格納部の一例を示す斜視図、図5は、第1の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の上蓋の一例を示す斜視図および立断面図、図6は、格納部に上蓋を被せる状態を説明するための模式図である。
【0030】
すなわち、本実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器14は、図4および図5に示すように、従来技術で説明したTRU廃棄体格納容器の上端側に、上蓋挿入口15を設けている。更に、この上蓋挿入口15の両端には、図中矢印に示す上蓋挿入方向Fに向かってガイド溝16を設けている。
【0031】
一方、図5(a)に示すように、上蓋17には、ガイド溝16に緩く嵌め合うような突起部18を備えている。また、図5(a)および図5(b)に示すように、上蓋17は、深さ方向に貫通して設けられた穴に、モルタルが充填されたモルタル充填部19を4箇所設けている。
【0032】
そして、図6(a)に示すように、対向するガイド溝16に、それぞれ対応する突起部18が嵌るようにして、上蓋17を上蓋挿入口15から上蓋挿入方向Fに沿って、上蓋17の上蓋挿入方向F先頭側の突起部18がガイド溝16に嵌るまで挿入する。これによって、図6(b)に示すように、格納部4の開口部を上蓋17で塞ぐようにしている。更に、図6(c)に示すように、挿入した上蓋17の上面にモルタル21を敷き詰めることによって、TRU廃棄体格納容器14の上面を平滑にするとともに、上蓋17を格納部4に固定する。
【0033】
本実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器14は、上述したような構成をしているので、上蓋17がTRU廃棄体格納容器14自体にしっかりと固定される。これによって、万が一、TRU廃棄体格納容器14が、吊り上げ移送中に落下するようなことがあっても、上蓋17が外れないために、内部に格納しているドラム缶61およびキャニスタ62といった収納容器の破損を回避することができる。
【0034】
なお、本実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器14では、上蓋17が格納部4に嵌め合わされるが、上蓋17にはモルタル充填部19が設けられているので、第1の実施の形態で説明したように、地下水がTRU廃棄体格納容器14の内部へ侵入することを阻止するとともに、気体の通過を許し、格納しているドラム缶61およびキャニスタ62を冷却することができる。
【0035】
以上の結果、TRU廃棄体の貯蔵時における安全性を高めることが可能となる。
【0036】
(第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図7から図9を用いて説明する。
【0037】
図7は、第2の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の格納部の一例を示す斜視図、図8は、第2の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の上蓋の一例を示す斜視図および立断面図、図9は、格納部に上蓋を被せる状態を説明するための模式図である。
【0038】
すなわち、本実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器22は、図7に示すように、従来技術で説明したTRU廃棄体格納容器60の格納部4の上縁部4隅に埋め込みボルト23を備えている。
【0039】
一方、上蓋24は、図8(a)および図8(b)に示すように、格納部4の上部開口部に緩く嵌め合うような上段部24aと下段部24bとからなる2段型の平板形状をしており、その上段部24aの4隅近傍には、この上蓋24を格納部4の上部開口部に被せた場合に埋め込みボルト23を導き入れることができるようにボルト穴25を穿孔している。また、ボルト穴25よりも更に隅側には、ハンドリングフック6を備えている。更に、上蓋24は、深さ方向に貫通して設けられた穴に、モルタルが充填されたモルタル充填部27を4箇所設けている。
【0040】
そして、図9(a)に示すように、上蓋24を、モルタル9で充填された格納部4に被せる場合には、ボルト穴25の下部側から埋め込みボルト23を導き入れる。しかる後に、図9(b)に示すように、各埋め込みボルト23をナット28で締め付け、上蓋24を格納部4に固定する。
【0041】
本実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器22は、上述したような構成をしているので、上蓋24がTRU廃棄体格納容器22自体にしっかりと固定される。これによって、万が一、TRU廃棄体格納容器22が、吊り上げ移送中に落下するようなことがあっても、上蓋24が外れないために、内部に格納しているドラム缶61およびキャニスタ62といった収納容器の破損を回避することができる。
【0042】
なお、本実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器22では、上蓋24が格納部4に嵌め合わされるが、上蓋24にはモルタル充填部27が設けられているので、第1の実施の形態で説明したように、地下水がTRU廃棄体格納容器22の内部へ侵入することを阻止するとともに、気体の通過を許し、格納しているドラム缶61およびキャニスタ62を冷却することができる。
【0043】
以上の結果、TRU廃棄体の貯蔵時における安全性を高めることが可能となる。
【0044】
以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、専用の固定手段を用いて上蓋をTRU廃棄体格納容器自体に固定することによって、万が一、移送中に落下するようなことがあっても、内部に収納している収納容器の飛び出しを阻止することができる。
【0046】
以上により、収納容器の破損を阻止し、TRUを安全に貯蔵することが可能なTRU廃棄体格納容器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係り本発明者が検討した検討例のTRU廃棄体格納容器の格納部の一例を示す斜視図
【図2】 本検討例に係るTRU廃棄体格納容器の上蓋の一例を示す斜視図および立断面図
【図3】 本検討例に係るTRU廃棄体格納容器の格納部に上蓋を被せる状態を説明するための模式図
【図4】 第1の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の格納部の一例を示す斜視図
【図5】 第1の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の上蓋の一例を示す斜視図および立断面図
【図6】 第1の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の格納部に上蓋を被せる状態を説明するための模式図
【図7】 第2の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の格納部の一例を示す斜視図
【図8】 第2の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の上蓋の一例を示す斜視図および立断面図
【図9】 第2の実施の形態に係るTRU廃棄体格納容器の格納部に上蓋を被せる状態を説明するための模式図
【図10】 従来技術によるTRU廃棄体格納容器に所定体数のドラム缶およびキャニスタが格納されている状態を示す鳥瞰図
【符号の説明】
1,14,22,60…TRU廃棄体格納容器
2…配筋
3…補強バー
4…格納部
5…ネジ部
6…ハンドリングフック
7,17,24,64…上蓋
8…導入穴
8a…上部穴
8b…下部穴
9,10,11,21,63,65…モルタル
10…ボルト
15…上蓋挿入口
16…ガイド溝
18…突起部
19,27…モルタル充填部
23…埋め込みボルト
24a…上段部
24b…下段部
25…ボルト穴
28…ナット
61…ドラム缶
62…キャニスタ
66…ハンドリングフック
Claims (3)
- TRU廃棄体を収納した収納容器を複数格納するTRU廃棄体格納容器において、
上部に開口部を備え、この開口部から前記収納容器を搬入し、内部に所定数の前記収納容器を格納する格納部と、
その一部が厚み方向に貫通するようにモルタルで置き換えられ、前記格納部に所定数の収納容器が格納された場合には、前記開口部を塞ぐ上蓋と、
前記上蓋を前記格納部に固定する固定手段と
を備えたTRU廃棄体格納容器。 - TRU廃棄体を収納した収納容器を複数格納するTRU廃棄体格納容器において、
上部に開口部を備え、この開口部から前記収納容器を搬入し、内部に所定数の前記収納容器を格納する箱型形状の格納部と、
その一部が厚み方向に貫通するようにモルタルで置き換えられ、前記格納部に所定数の収納容器が格納された場合には、前記開口部を塞ぐ上蓋と、
前記格納部の開口部近傍に備えられ、前記上蓋が前記開口部を塞ぐように前記上蓋を保持する保持部と、
前記保持部に保持された上蓋を、前記格納部に固定する固定手段と
を備えたTRU廃棄体格納容器。 - TRU廃棄体を収納した収納容器を複数格納するTRU廃棄体格納容器において、
開口部を備えた格納部の内部に、この開口部から前記収納容器を搬入し、前記格納部に所定数の前記収納容器を搬入した場合には、前記格納部の内部をモルタルで充填し、しかる後に前記開口部を、その一部が厚み方向に貫通するようにモルタルで置き換えられた上蓋で塞ぎ、更にこの上蓋を前記TRU廃棄体格納容器本体に固定するようにしたTRU廃棄体格納容器。
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