JP3891043B2 - 複数アンテナ対応インピーダンス整合装置を搭載した無線機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数アンテナ対応インピーダンス整合装置を搭載した無線機に関する。本発明は、特に、人体等を介した地面への接地によるアンテナ端での反射損失の影響が考慮され、かつ、小型化が要求される携帯無線機(例として携帯電話機)等に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来の無線機器においては、アンテナから人体を介して地面に接地する容量が相対的に増大し、アンテナのインピーダンスが変化することによる反射損失の劣化を防止する技術が検討されている。
【0003】
その例として、特開平7−7357に記載された技術が挙げられる。
【0004】
この無線機器においては、図5に示したように、アンテナ1を共有すべく、デュープレクサ2を介して無線送信部4、無線受信部3が接続され、アンテナとデュープレクサ間に整合部5を設けるとともに、デュープレクサと整合部との間に方向性結合器6を設け、方向性結合器6により分岐された信号に基づいて、整合部5を制御する制御部が設けられている。
【0005】
この技術によれば、整合部5によるインピーダンス整合が不完全な場合に、反射波が方向性結合器6を介して制御部に入力され、その入力に従って制御部が整合部の可変容量ダイオードVDの容量をコントロールすることで、整合部5の特性を最適化し、インピーダンス整合を完全な方向に制御することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、1つのアンテナに整合部を設け、インピーダンス整合を図ることにより、反射損失の劣化を抑制する技術が提案されているが、複数のアンテナを用いる場合、例えば、アレーアンテナ(例えば所定間隔で一直線上に配置された複数のアンテナ)を用いる場合に、アンテナ間が近接するため、アンテナ素子間のインピーダンス相互結合により、同様の手法を採用することが難しいということを究明した。
【0007】
本発明は、かかる複数のアンテナを用いる場合におけるインピーダンス整合問題の解決を図ることを主目的とする。あわせて、特に携帯無線機への適用をも考慮した解決策を提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決すべく、本発明においては、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に重み付け演算処理を施してから合成する無線機において、該複数のアンテナ対応にそれぞれインピーダンス整合手段と、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が増大する方向に前記インピーダンス整合手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする無線機を用いる。
【0009】
また、本発明においては、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に重み付け演算処理を施してから合成する無線機において、該複数のアンテナ対応にそれぞれインピーダンス整合手段と、前記複数のアンテナのいずれか一に対応する前記インピーダンス整合回路についての制御を変更し、変更前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が減少した場合に、該制御を変更前に戻すか又は、変更した方向とは逆の方向へインピーダンスを変更し、一方、該変更前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が増加した場合に、該制御を変更後のものとするか又は、変更した方向と同じ方向へインピーダンスを更に変更するように制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする無線機を用いる。
【0010】
また、本発明においては、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に重み付け演算処理を施してから合成する無線機において、該複数のアンテナ対応にそれぞれインピーダンス整合手段と、前記複数のアンテナのそれぞれに対応する前記インピーダンス整合回路について順に制御を変動し、該インピーダンス整合回路のそれぞれの変動前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が増加する前記制御の変動方向を求め、該変動方向を全インピーダンス整合回路について求めた後に、求めた変動方向へ全インピーダンス整合回路の制御を変動設定する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする無線機を用いる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を携帯無線機に適用した場合の1実施例を示すものである。尚、マイク、スピーカ、表示部、操作部等を必要に応じて設け、デジタル信号処理部と信号を送受することにより、携帯無線機に必要な機能(音声入力、出力、文字表示、操作機能等)を持たせることができる。
【0012】
図において、11 〜1n は複数のアンテナを示し、例えば、所定間隔で一直線上に配列されたアレーアンテナを用いることができる。21 〜2n は各アンテナ対応に設けられたインピーダンス整合回路(インピーダンス整合手段に対応)を示し、後述するデジタル信号処理部5(制御部に対応)からの制御信号によりインピーダンスが可変な回路である。31 〜3n は、各アンテナ対応のアンテナ共用器を示し、それぞれの送信系回路及び受信系回路(送信系回路と受信系回路とを総称して送受信処理部と称し、41 〜4n で示す)に接続されている。アンテナ共用機31 〜3n としては、当該携帯無線機が、TDD(Time Division Duplex)により送受信を行うのであれば、スイッチ手段を採用することができるし、FDD(Frequency Division Duplex )により送受信を行うのであれば、誘電体フィルタ等を用いることができる。
【0013】
尚、アンテナ11 に対応する送受信処理部である41 と、他のアンテナに対応する送受信処理部42 〜4n の構成は同様の構成である。
【0014】
次に、送受信処理部41 の受信系回路、送信系回路について詳述する。
・「受信系回路」
41は、バンドパスフィルタ(BPF)であり、アンテナ共用器31 からの受信信号のうち、所望の周波数の信号を通過帯域とするフィルタであり、42は、ローノイズアンプ(LNA)であり、受信信号の増幅処理を行う。増幅後の受信信号は、バンドパスフィルタ43を介して、ミキサ44に入力される。ミキサ44では、受信信号をローカル信号Lo1を用いて周波数変換し、バンドパスフィルタ45により、低い方の周波数帯域の信号を抽出し、後段のミキサ46、49に与える。ミキサ46、49では、ローカル信号Lo2、Lo2’(Lo2のπ/2位相をずらしたもの)を用いて、直交検波処理を行い、Iチャネル、Qチャネルに対応するベースバンド信号がそれぞれローパスフィルタ47、50にそれぞれ入力される。そして、それぞれADコンバータ48、51によりデジタル信号に変換(それぞれI1 、Q1 と称す)されてからデジタル信号処理部5に入力される(他の送受信部42 〜4n の受信系回路においても同様の処理が施され、各デジタル信号がデジタル信号処理部5に入力される(各アンテナ対応の各デジタル信号の組を(I2 、Q2 )〜(In 、Qn )と表す))。
・「送信系回路」
59、62は、デジタル信号処理部から与えれた送信デジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバータであり、変換後のアナログ信号は、ローパスフィルタ58、61を介してミキサ57、60において直交変調が施され(ローカル信号Lo3、Lo3’(Lo3のπ/2位相をずらしたもの)を用いる)、56の加算器で加算される。
【0015】
加算後の信号は、ミキサ55においてローカル信号Lo4を用いて無線周波数にアップコンバートされてから、ローノイズアンプ54、パワーアンプ53により増幅され、バンドパスフィルタ52を介してアンテナ共用器31 に入力される。
【0016】
さて、以下本発明の課題とするインピーダンス整合問題の解決を図るためのデジタル信号処理部5における処理について説明する。
【0017】
デジタル信号処理部5は、各アンテナ対応の受信系回路からの受信デジタル信号(I1、Q1 )〜(In、Qn )を用いて既知の各受信デジタル信号に重みづけ演算処理を施してから加算することにより、略信号到来方向に向けたビームフォーミングを実施して受信品質の向上を図ることができる。
【0018】
他方、デジタル信号処理部5は、重み付け演算処理前の各デジタル信号(I1 、Q1 )〜(In 、Qn )を用いて、次のアルゴリズムに従った処理を実行し、DAコンバータ6に対して各アンテナ対応の制御信号を出力する。尚、図2において以下のアルゴリズムに対応する処理フローを示した。
「アルゴリズム1」
▲1▼各アンテナ11 〜1n で受信した信号のトータルパワーPの算出を行う。
【0019】
即ち、P=(I1 )2 +(Q1 )2 +…+(In )2 +(Qn )2 を演算する。
▲2▼インピーダンス整合回路2i に対応する制御電圧のみ増加(又は減少)させる。増加(又は減少)の幅は所定幅としてもよい。尚、ここで、i=1〜nのいずれかである。
▲3▼制御電圧を増加(又は減少)した後のトータルパワーP’を算出する。
▲4▼トータルパワーが増加した場合、即ち、P<P’の場合は増加(又は減少)させた制御電圧をそのまま維持又は増加分に等しい量だけ更に増加する。
【0020】
一方、P≧P’の場合は、増加(又は減少)させた制御電圧値から増加分の2倍の制御電圧値を減算又は増加分だけ減算した(制御電圧値に減少分の2倍の制御電圧値を加算又は減少分だけ加算した)制御電圧値を算出し、アンテナ1i 用の制御電圧制御用デジタル信号として、これまで出力していたデジタル信号に替えて、算出により得られたデジタル信号をDAコンバータ6に出力する。
▲5▼iに1を加えて、▲2▼〜▲4▼の制御を行い、再びiに1を加えるといった制御を繰り返す。尚、iがnと一致すると、次は、i=1として同様の制御を行う。
【0021】
以上のように、デジタル信号処理部5は、インピーダンス整合回路31 〜3n への制御電圧を可変し、変更後のトータルパワーが増加する方向に制御するため、アンテナ間のインピーダンス相互作用のいかんにかかわらず、着実にインピーダンス整合回路のインピーダンスの設定を最適化することができる。
【0022】
また、各インピーダンス整合回路の制御を順に行うため、アンテナ間インピーダンス相互作用は一定範囲に抑えられ、同時に全てのインピーダンス整合回路の制御の更新を行うのに比してトータルパワーの急激な変化を抑えることができる。
【0023】
「アルゴリズム2」
「アルゴリズム1」に替えてアルゴリズム2を用いることもできる。図3において以下のアルゴリズムに対応する処理フローを示した。
▲1▼各アンテナ11 〜1n で受信した信号のトータルパワーPの算出を行う。
【0024】
即ち、P=(I1 )2 +(Q1 )2 +…+(In )2 +(Qn )2 を演算する。
▲2▼以下i=1として以下▲3▼〜▲7▼の演算を行う。
▲3▼インピーダンス整合回路2i に対応する制御電圧Vi のみ△Vi 増加する。
【0025】
ここで、△Vi はi によらず一定値とすることもできるが、iに応じて異なる値とすることもできる。
▲4▼△Vi 増加後、各アンテナ11 〜1n で受信した信号のトータルパワーP’の算出を行う。
▲5▼∂P/∂Vi =P’−P=Pi を演算し、計算結果をデジタル信号処理5内の内部メモリに記憶する。
▲6▼△Vi 加算後のVi を加算前のVi に戻す。
▲7▼i<nであるか否か判定する。nは、アンテナ本数
▲8▼i<nであれば、i=i+1にインクリメントし、次のアンテナに関する上記測定を行う(▲3▼〜▲6▼)。
▲9▼▲7▼で、i=nであれば、各インピーダンス整合回路21 〜2n についての制御電圧を一斉に更新し、再び▲1▼の処理に戻る。
【0026】
ここで、制御電圧の更新は、i=1〜nについて、Vi =Vi +μPi に更新することにより行う。この際、Pi は▲5▼で内部メモリに記憶した値を用いることができる。μは、ステップサイズパラメータであり、制御量を調整するためのもので、その値を1とすることもできるが、好ましくは、インピーダンス整合の変化に対して、アンテナ素子間の相互結合の変化による影響が小さい範囲でインピーダンス整合回路のインピーダンス制御がなされるように小さい値とする。
【0027】
インピーダンス整合回路21 〜2n は、上記アルゴリズムに基づいてデジタル信号処理部5が出力するデジタル信号をDAコンバータ6によりアナログ信号に変換して得られる制御電圧に基づいて制御される。その具体的な構成の例としては、従来技術で記載した整合部を用いることもできるが、例えば、図4に示すπ型インピーダンス整合回路2を用いることができる。
【0028】
21はキャパシタ、22はインダクタ、23はマイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)による可変容量キャパシタ、24は抵抗である。
【0029】
尚、従来技術では、可変容量キャパシタとして、バラクダイオードが用いられているが、制御電圧値と、容量の関係に非線形の部分が多いため、例えばデジタル信号処理部5内で非線形性補償のための演算を必要とするが、このMEMSによる可変容量キャパシタは線形性に優れるため非線形補償のための演算処理を省略することができる。
(付記1) 複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に重み付け演算処理を施してから合成する無線機において、
該複数のアンテナ対応にそれぞれインピーダンス整合手段と、
該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が増大する方向に前記インピーダンス整合手段を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線機。
(付記2) 複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に重み付け演算処理を施してから合成する無線機において、
該複数のアンテナ対応にそれぞれインピーダンス整合手段と、
前記複数のアンテナのいずれか一に対応する前記インピーダンス整合回路についての制御を変更し、変更前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が減少した場合に、該制御を変更前に戻すか又は、変更した方向とは逆の方向へインピーダンスを変更し、一方、該変更前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が増加した場合に、該制御を変更後のものとするか又は、変更した方向と同じ方向へインピーダンスを更に変更するように制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線機。
(付記3) 複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に重み付け演算処理を施してから合成する無線機において、
該複数のアンテナ対応にそれぞれインピーダンス整合手段と、
前記複数のアンテナのそれぞれに対応する前記インピーダンス整合回路について順に制御を変動(変動は、アンテナ素子間の相互結合によるインピーダンス変化の影響が無視できる程度に少ない変動量とすることが望ましい)し、該インピーダンス整合回路のそれぞれの変動前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が増加する前記制御の変動方向を求め、該変動方向を全インピーダンス整合回路について求めた後に、求めた変動方向へ全インピーダンス整合回路の制御を変動設定する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする無線機。
(付記4) 前記付記1又は2又は3記載の無線機において、
前記該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和は、重み付け演算前の信号の電力の総和であることを特徴とする無線機。
【0030】
【発明の効果】
本発明では、制御部は、インピーダンス整合回路への制御電圧を可変し、変更後のトータルパワーが増加する方向に制御するため、アンテナ間のインピーダンス相互作用のいかんにかかわらず、着実にインピーダンス整合回路のインピーダンスの設定を最適化することができる。
【0031】
また、各インピーダンス整合回路の制御を順に行うため、アンテナ間のインピーダンス相互作用は一定範囲に抑えられ、同時に全てのインピーダンス整合回路の制御の更新を行うのに比してトータルパワーの急激な変化を抑えることができる。
【0032】
また、インピーダンス整合の変化に対して、アンテナ素子間の相互結合の変化による影響が小さい範囲でインピーダンス整合回路のインピーダンス制御を行うので、インピーダンス整合の最適化を図る過程でのトータルパワーの急激な劣化などを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯無線機を示す。
【図2】制御電圧更新フロー(1)を示す。
【図3】制御電圧更新フロー(2)を示す。
【図4】インピーダンス整合回路21 を示す。
【図5】従来の無線機器を示す。
【符号の説明】
11 〜1n アンテナ
21 〜2n インピーダンス整合回路
31 〜3n アンテナ共用器
41 〜4n 送受信処理部
5 デジタル信号処理部
6 DAコンバータ
Claims (1)
- 複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に重み付け演算処理を施してから合成する無線機において、
該複数のアンテナそれぞれに対応して設けられたインピーダンス整合手段と、
前記複数のアンテナのいずれか一に対応する前記インピーダンス整合回路についての制御を順に変更し、変更前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が減少した場合に、該制御を変更前に戻すか又は、変更した方向とは逆の方向へインピーダンスを変更し、一方、該変更前後で、該複数のアンテナのそれぞれで受信した信号の電力の総和が増加した場合に、該制御を変更後のものとするか又は、変更した方向と同じ方向へインピーダンスを更に変更するように制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線機。
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