JP3890875B2 - 燃料改質装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原燃料から改質燃料を生成して燃料電池に供給する燃料電池用改質装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池においては、改質燃料(例えば水素ガス)をアノード側電極に供給し、酸化剤(例えば空気)をカソード側電極に供給することにより、これらの電気化学的な反応で発電を行う。この場合、改質燃料は、燃料改質装置において、原燃料(メタノール、天然ガス等)から生成される。
【0003】
このような燃料改質装置としては、例えば、特開2000−63104号公報に提案されたものがある。この特開2000−63104号公報の燃料改質装置は、原燃料の改質を行う改質室に連通する燃焼室を備え、燃焼室で生成された起動用の燃焼ガスを改質室に送り込むことにより、装置を起動する。また、装置の起動時には、改質室からの改質ガスを触媒燃焼器で燃焼し、この燃焼排ガスによる熱を、蒸発器において原燃料を気化させるために用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の燃料改質装置においては、装置の起動直後から、燃焼ガスが直接改質室に送り込まれるため、始動直後の比較的低温の燃焼室壁面に生成されるすすが改質室内に送り込まれてしまい、改質室内の改質触媒が目詰まりする可能性があった。また、改質室に起動直後のガス組成が安定しない燃焼ガスが送り込まれることにより、改質触媒の温度が局所的に上昇して、改質触媒が失活してしまう可能性があった。
【0005】
また、改質室で生成された改質ガスは所定温度となるよう調整されるため、装置の起動時には、比較的低温の改質ガスが燃焼触媒に供給されることになり、起動時における燃焼触媒の迅速な活性化を図れない。特に、極低温時に燃焼触媒において水分の氷結がある場合には、燃焼触媒の活性化までに要する時間が極めて長くなるという問題点があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、原燃料から改質燃料を生成して燃料電池に供給する燃料改質装置において、改質室の改質触媒の目詰まりや失活を防止しうるとともに、迅速な起動を行いうるものを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明では、原燃料から水素を含む改質燃料を生成して燃料電池に供給する改質部と、起動用燃焼ガスを生成して前記改質部に送り込む起動用燃焼器とを備えた燃料改質装置において、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を、起動運転開始後、前記起動用燃焼ガスの温度が前記起動用燃焼器で発生するすすによって前記改質部の目詰まりを起こさない温度となるまで、前記改質部側に接続されないように切り換える燃焼ガス流路切換手段を備えた。
【0008】
第2の発明では、原燃料を気化させて原燃料ガスを生成して前記改質部に供給する原燃料蒸発器と、燃料電池からの排ガスを燃焼させて前記原燃料蒸発器に原燃料を気化させるための熱を与える排ガス燃焼器とを備え、前記燃焼ガス流路切換手段は、前記改質部側から切り換えられた前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記排ガス燃焼器側に接続するようにした。
【0009】
第3の発明では、前記燃焼ガス流路切換手段は、起動運転開始時に、前記排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒の温度が、流路切換開始の基準温度以下の場合には、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側から切り換え、前記排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒の温度が、流路切換開始の基準温度以下でない場合には、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側から切り換えないようにした。
【0010】
第4の発明では、前記燃焼ガス流路切換手段は、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側に接続されないように切り換えた後、前記排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒の温度が、流路切換終了の基準温度以上となった時点で、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側に接続するようにした。
【0011】
第5の発明では、前記燃焼ガス流路切換手段は、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側に接続されないように切り換えた後、基準時間が経過した時点で、この流路を再び前記改質部側に接続するようにした。
【0012】
第6の発明では、前記起動用燃焼器から前記改質部に供給される起動用燃焼ガスの組成および温度を調整する燃焼ガス調整手段を備えた。
【0013】
【発明の作用および効果】
第1の発明では、燃料改質装置の起動運転時に、あらかじめ定められた条件が成立するまでは、起動用燃焼器からの流路は改質部側に接続されないので、起動運転開始初期において、起動用燃焼器で生成された起動用燃焼ガスを改質部に送り込むのが不適切と考えられる場合に、起動用燃焼ガスが改質部に送り込まれることはなく、改質部の品質劣化を防止できる。具体的に、起動初期において、比較的低温の起動用燃焼器の内壁面に発生したすすは、改質部に送り込まれてしまうことはなく、改質部に備えられた改質触媒が、このすすによって目詰まりしてしまうことを防止できる。また、起動初期でガス組成が安定していない起動用燃焼ガスの異常燃焼で、改質触媒の温度が局所的に上昇して、改質触媒が失活してしまうことを防止できる。
【0014】
第2の発明では、改質部側から切り換えられた起動用燃焼ガスの流路は、排ガス燃焼器(例えば実施の形態における触媒燃焼器28)側に接続され、起動初期に、高温の起動用燃焼ガスが排ガス燃焼器側に直接送り込まれるので、排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒温度は迅速に上昇し、燃焼触媒を早期に活性化することができ、排気エミッションを低減することができる。また、極低温時に燃焼触媒で水分が氷結している場合でも、高温の起動用燃焼ガスにより水分を融解、気化させることができるので、燃焼触媒の早期活性化を達成できる。
【0015】
第3の発明では、起動開始時に、燃焼触媒温度が既に基準温度(例えば実施の形態のバイパスON基準温度)を超えている場合には、起動用燃焼ガスを改質部側に直ちに送り込んでも問題ないと考えられるので、起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を改質部側から切り換えないで、起動運転を直ちに次の段階に進行させる。したがって、繰り返し起動の場合等に、起動時間を短縮して、迅速に定常運転に移行できる。
【0016】
第4の発明では、起動用燃焼ガスの流路を排ガス燃焼器側に切り換えた後に、排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒の温度が、流路切換開始の基準温度(例えば実施の形態のバイパスOFF基準温度)以上となった時点で、起動用燃焼ガスの流路を改質部側に戻すので、流路の切り換えを適切なタイミングで行うことができ、起動時間を短縮できる。
【0017】
第5の発明では、起動用燃焼ガスの流路を切り換えてから、流路切換終了の基準時間(例えば実施の形態のバイパス作動時間)が経過した時点で、起動用燃焼ガスの流路を改質部側に戻すので、構成および制御を簡素化することができ、コスト削減できる。例えば、流路切り換えタイミング決定のために燃焼触媒温度を逐時正確に測定する必要がないので、燃焼触媒温度を測定するセンサを、応答性の比較的遅い安価なものとしてもよく、コスト削減を図れる。
【0018】
第6の発明では、起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスは、起動用燃焼ガス調整手段により組成および温度を調整されるので、起動用燃焼ガスは適切な状態で改質部に送り込まれる。具体的に、起動用燃焼ガスは、改質部の改質触媒が失活しない程度の温度まで冷却されて供給されることになり、改質部で発熱反応である部分酸化反応をともなう改質を積極的に行わせることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1には、以下の各実施の形態に共通の燃料電池システムの全体構成図を示す。
【0021】
図示されるように、燃料電池システムは、コンプレッサー1、水タンク2、水ポンプ3、メタノールタンク4、メタノールポンプ5、燃料電池スタック10、燃料改質装置20等から構成される。
【0022】
燃料電池スタック10は、カソード電極(酸化剤極)11とアノード電極(燃料極)12を備え、カソード電極11にはコンプレッサー1からの空気が、アノード電極12には燃料改質装置20からの改質燃料が、それぞれ供給される。このように供給された空気と改質燃料の化学反応により、燃料電池スタック10は発電する。なお、コンプレッサー1と燃料電池スタック10との間には遮断弁6が設けられ、コンプレッサー1からの空気の供給が遮断可能となっている。
【0023】
燃料改質装置20は、起動用燃焼器21、バイパス弁22、組成調整用ミキサー23、改質部24、CO除去部25、改質ガス流路切換弁26、ミキサー27、触媒燃焼器28、蒸発器29等から構成される。
【0024】
起動用燃焼器21は、燃料電池システムの起動時に、燃焼ガスを発生させる装置である。この起動用燃焼器21には、メタノールタンク4からの着火用メタノールが、メタノールポンプ5および着火用メタノール供給弁31を介して導入される。また、起動用燃焼器21には、コンプレッサー1から流量調整弁7を介して燃焼用空気が供給される。着火用メタノールと燃焼用空気は起動用燃焼器21内で混合され、この混合気に、グロープラグ32による着火がなされることにより、高温の燃焼ガスが生成される。燃焼ガスの温度は、温度センサ33により検出される。
【0025】
バイパス弁22は、起動用燃焼器21を、組成調整用ミキサー23またはミキサー27に選択的に接続する弁である。具体的な構成としては、例えば、バイパス弁22をソレノイドバルブとし、ソレノイドへの通電ONによって起動用燃焼器21をミキサー27に連通し、ソレノイドへの通電OFFによって起動用燃焼器21を組成調整用ミキサー23に連通させるようにする。これにより、燃料電池システム起動時の初期には、起動用燃焼器21からの燃焼ガスを、改質部24側をバイパスして、ミキサー27に直接供給できるようになっている(詳しくは後述する)。
【0026】
組成調整用ミキサー23は、起動用燃焼器21からの燃焼ガスを、改質部24に供給するのに適した組成および温度に調整する装置である。この組成調整用ミキサー23には、メタノールタンク4からの組成調整用メタノールが、メタノールポンプ5およびメタノール供給弁34を介して供給されるとともに、コンプレッサー1からの組成調整用空気が、流量調整弁8を介して供給される。起動用燃焼器21からの燃焼ガスは、この組成調整用メタノールおよび組成調整用空気と混合されることにより、改質部24における改質反応に適した組成および温度に調整され、改質部24に供給される。改質部24に供給される組成調整済みの燃焼ガスの温度は、燃焼ガス温度センサ35により検出される。
【0027】
改質部24は、改質反応を行わせるための改質触媒を備えた装置であり、組成調整用ミキサー23からの組成調整済みの燃焼ガス、および蒸発器29からの原材料ガスが導入される。これらのガスの改質反応により改質ガスが生成され、この改質ガスがCO除去部25に排出される。CO除去部25に排出される改質ガスの温度は、改質ガス温度センサ36により検出される。
【0028】
CO除去部25は、改質ガス中の一酸化炭素を酸化反応により除去し、改質ガス流路切換弁26側に向けて排出する装置である。CO除去部25を通過した改質ガスの一酸化炭素濃度は、CO濃度センサ37により検出される。
【0029】
改質ガス流路切換弁26は、CO除去部25を、ミキサー27または燃料電池スタックのアノード電極12に、選択的に連通させる弁である。CO除去部25からの改質ガスは、CO濃度センサ37により検出される一酸化炭素濃度が基準値以上である間は、改質ガス流路切換弁26によりミキサー27に供給され、CO濃度センサ37により検出される一酸化炭素濃度が基準値以下となったところで、改質ガス流路切換弁26の切り換えにより、燃料電池スタック10に供給されることになる。
【0030】
ミキサー27は、触媒燃焼器28での燃焼のための混合を行う装置で、燃料電池システムの起動運転時にはバイパス弁22からの燃焼ガスまたは改質ガス流路切換弁26からの改質ガスが、また燃料電池システムの定常運転時には燃料電池スタック10のカソード電極11からのカソード排ガスおよびアノード電極12からのアノード排ガスが、それぞれ供給される。これらのガスは、メタノールタンク4からの燃焼用メタノール、およびコンプレッサー1から流量調整弁9を介して供給された燃焼用空気と混合され、この混合気が触媒燃焼器28に導入される。
【0031】
触媒燃焼器28は、ミキサー27からの混合気を燃焼触媒で燃焼させる装置である。燃焼触媒の温度は、燃焼触媒温度センサ39により検知される。
【0032】
触媒燃焼器28において生成された燃焼排ガスは、蒸発器29に送られる。この燃焼排ガスの熱により、蒸発器29が昇温される。蒸発器29から排気された燃焼排ガスの温度は、燃焼排ガス温度センサ40により検出される。
【0033】
蒸発器29は、原燃料水および原燃料メタノールを蒸発させ、原燃料ガスとして、改質部24に供給する装置である。原燃料水は、水タンク2から、水ポンプ3および蒸発器用水供給弁42を介して供給される。また、原燃料メタノールは、メタノールタンク4から、メタノールタンク5および蒸発器用メタノール供給弁43を介して導入される。
【0034】
蒸発器29の温度は蒸発器温度センサ44により検知される。後述するように、原燃料水および原燃料メタノールの供給は、蒸発器29の温度が所定の原燃料供給基準温度以上となったところで開始される。
【0035】
蒸発器29からの原燃料ガスの流路には、原燃料ガス温度センサ45、原燃料ガス圧力センサ46が配設され、それぞれ原燃料ガスの温度、圧力が検知される。後述するように、この原燃料ガスの温度または圧力が、所定の起動完了基準値(主燃料停止基準値)となったところで、起動燃焼器21への着火用空気および着火用メタノールの供給が停止されるようになっている。
【0036】
なお、上記燃料電池システムは、図示されない制御装置を備え、各構成の動作は制御装置により制御される。
【0037】
図2〜図3は、燃料電池システムの定常運転前の起動運転時に実行される起動時制御の処理手順を示すフローチャートである。
【0038】
燃料電池システムが起動されると、まずステップS1で、起動用燃焼器21のグロープラグ32への通電がONされる。
【0039】
ステップS2では、燃焼触媒温度センサ39により検知される燃焼触媒温度が、あらかじめ定められたバイパスON基準温度以下であるか否かの判定がなされ、バイパスON基準温度以下であればステップS3に進む。
【0040】
ステップS3では、バイパス弁開信号をONとし、バイパス弁22を切り換えて、起動用燃焼器21からの流路を、改質部24側をバイパスして、触媒燃焼器28側(ミキサー27)に連通させる。
【0041】
ステップS4では、起動用燃焼器21への着火用メタノールおよび着火用空気の供給を開始する。これにより、起動用燃焼器21に供給された着火用メタノールと着火用空気の混合気は、グロープラグ32が所定時間の通電によりメタノール着火温度以上に昇温されていることで着火して、高温の燃焼ガスが生成される。この燃焼ガスは、改質部24側をバイパスして、触媒燃焼器28側(ミキサー27)に供給される。
【0042】
ステップS5では、燃焼触媒温度が、あらかじめ定められたバイパスOFF基準温度以上であるか否かの判定がなされ、燃焼触媒温度がバイパスOFF基準温度以上となったところで、ステップS6に進む。
【0043】
ステップS6では、改質ガス流路切換弁開信号をONとして、改質ガス流路切換弁26を、CO除去器25からの流路をミキサー27(触媒燃焼器28側)に連通させる側に切り換える。
【0044】
ステップS7では、バイパス弁開信号をOFFにして、起動用燃焼器21を改質部24側の組成調整用ミキサー23に連通させるように、バイパス弁22を切り換える。続くステップS8では、組成調整用ミキサー23への組成調整用メタノールおよび補助空気の供給を開始する。これにより、起動燃焼器21からの燃焼ガスは、組成調整用ミキサー23において組成および温度を調整され、改質部24に供給される。改質部24における改質反応により生成された改質ガスは、CO除去部25において一酸化炭素の除去がなされた後、改質ガス流路切換弁26によりミキサー27へと導かれる。
【0045】
一方、ステップS2の判定において、燃焼触媒温度がバイパスON基準温度を超えていた場合には、ステップS9に進む。ステップS9では、改質ガス流路切換弁26の切換信号がONとされる。ステップS10では、起動燃焼器21への着火用メタノールおよび着火用空気の供給が開始される。ステップS11では、組成調整用ミキサー23への組成調整用メタノールおよび補助空気の供給が開始され、ステップS12に進む。このように、繰り返し起動の場合等、起動初期に既に燃焼触媒温度がバイパスON基準温度に達していた場合には、燃焼ガスを直ちに改質部24側に供給したとしても上記のような問題が生じないので、ステップS3、ステップS5、ステップS7の処理が省略される。これにより、起動開始直後から燃焼ガスが改質部24側に供給され、起動時間が短縮化される。
【0046】
ステップS12では、蒸発器温度センサ44で検出される蒸発器29の温度が、あらかじめ定められた原燃料供給基準温度以上となったか否かの判定がなされ、原燃料供給基準温度以上となったところで、ステップS13に進む。
【0047】
ステップS13では、蒸発器29への原燃料水および原燃料メタノールの供給が開始される。蒸発器29内に導入された原燃料水および原燃料メタノールは、触媒燃焼器28からの燃焼排ガスの熱で蒸発して、原燃料ガスとなり、改質部24に供給される。
【0048】
ステップS14では、原燃料ガス圧力センサ46により検出される原燃料ガスの圧力が、所定の起動完了基準値(主燃料停止基準値)以上となったか否かの判定がなされ、起動完了基準値以上となったところで、ステップS15に進む。なお、この判定は、原燃料ガス温度センサ45により検出される原燃料ガスの温度が、所定の起動完了基準値以上となったか否かにより行うようにしてもよい。
【0049】
ステップS15では、起動燃焼器21への着火用メタノールおよび着火用空気の供給を停止する。ステップS16では、蒸発器29への原燃料水および原燃料メタノールの供給流量を調整する。
【0050】
ステップS17では、CO濃度センサ37により検出される改質ガスの一酸化炭素濃度が、所定のCO基準濃度以下となったか否かの判定がなされ、基準濃度以下となったところで、ステップS18に進む。
【0051】
ステップS18では、改質ガス流路切換弁開信号をOFFとして、改質ガス流路切換弁26を、CO除去器25からの流路を燃料電池スタック10側に連通させる側に切り換えて、ルーチンを終了する。これにより、起動運転が終了し、燃料電池システムは、改質部24からの改質燃料を燃料電池スタック10に供給して発電を行う定常運転へと移行する。
【0052】
なお、上記制御におけるバイパスON基準温度、バイパスOFF基準温度、原燃料供給基準温度、起動完了基準値、CO基準濃度には、設計事項として、適切な値があらかじめ設定されている。
【0053】
つぎに、図4、図5のタイミングチャートおよび図6〜図8の説明図を用いて、全体的な作用および効果を説明する。
【0054】
なお、図4のタイミングチャートには、起動初期にバイパス弁22により燃焼ガスをバイパスさせる制御を行う場合の動作(図2のフローチャートのステップ3〜ステップS8の処理を行う場合の動作)を、また図5のタイミングチャートには、起動初期にバイパス弁22により燃焼ガスをバイパスさせる制御を行わない場合の動作(図2のフローチャートのステップ9〜ステップS11の処理を行う場合の動作)を、それぞれ示している。また、図6の説明図は起動運転初期(燃焼ガスをバイパスさせる制御を行う場合)におけるガスの流れを、図7の説明図は起動運転中期におけるガスの流れを、図8の説明図は起動運転後期におけるガスの流れを、それぞれ示す。
【0055】
燃料電池システムが起動されると、グロープラグ32への通電が開始され、続いて、燃焼触媒温度がバイパスON基準温度以下であるか否かの判定が行われる(図2のステップS1〜ステップS2)。
【0056】
図4に示すように、燃焼触媒温度がバイパスON基準温度以下であれば、バイパス弁開信号、着火用空気供給信号、着火用メタノール供給信号をONする。これにより、図6に示すように、起動用燃焼器21に対して着火用空気51、着火用メタノール52の供給が開始される。これらの主燃料にグロープラグ32による着火がなされることにより、起動用燃焼器21において高温の燃焼ガス53が生成され、この燃焼ガス53は、改質部24側をバイパスして、ミキサー27に供給される(図2のステップS3〜ステップS4)。ミキサー27では、燃焼ガス53が燃焼用空気54および燃焼用メタノール55と混合され、この混合気が触媒燃焼器28において燃焼触媒により燃焼される。この燃焼排ガス28は、蒸発器29に供給され、蒸発器29の温度上昇に利用された後、排気される。
【0057】
このように、起動運転の初期段階では、起動用燃焼器21からの燃焼ガス53は、改質部24側をバイパスして、触媒燃焼器28側に直接供給される。したがって、起動初期における比較的低温の起動燃焼器21の内壁面に発生したすすは、改質部24、CO除去部25に送り込まれることはなく、このすすによるセル目詰まりが発生することを防止できる。また、起動初期のガス組成が安定していない燃焼ガスによる異常燃焼で、改質触媒が失活してしまうことを防止できる。また、燃焼ガス53が触媒燃焼器28側に直接送り込まれ、高温の燃焼ガス53により燃焼触媒が昇温されるので、燃焼触媒を早期に活性化することができ、排気エミッションを低減できる。さらに、極低温時に燃焼触媒で水分が氷結している場合でも、高温の燃焼ガス53により水分を融解、気化させることができるので、燃焼触媒の早期活性化を達成できる。
【0058】
このような初期段階の起動運転により、燃焼触媒温度がバイパスOFF基準温度以上に高まると、バイパス弁開信号がOFFされ、バイパス弁22の切り換えにより、起動用燃焼器21が改質部24側の組成調整用ミキサー23に接続される。また、改質ガス流路切換弁開信号がONされ、改質ガス流路切換弁26の切り換えにより、CO除去器25からの流路が、燃料電池スタック10ではなく、ミキサー27に接続されるようにする。また、組成調整用空気供給信号および組成用メタノール供給信号がONされ、組成調整用ミキサー23への組成調整用空気57および組成調整用メタノール58(図7参照)の供給が開始される(図2のステップS5〜ステップS8)。このようにして、起動運転の初期段階が終了し、起動運転は中期段階に入る。
【0059】
一方、図5に示すように、起動運転開始時に燃焼触媒温度が既にバイパスON基準温度以上となっている場合(例えば、繰り返し起動の場合等)には、バイパス弁開信号をONする制御は行われず、起動運転の初期段階から、図4における起動運転の中期段階と同様の制御が行われる。すなわち、起動運転開始直後から、改質ガス流路切換弁開信号、着火用空気供給信号、着火用メタノール供給信号、組成調整用空気供給信号、組成調整用メタノール供給信号が、それぞれONされる(図2のステップS9〜ステップS11)。このように、繰り返し起動の場合等、燃焼ガス53を直ちに改質部24側に供給し始めたとしても問題ない場合には、バイパス弁22により燃焼ガス53を改質部24側をバイパスして触媒燃焼器28側に導入する処理を省略することにより、起動時間を短縮することができる。
【0060】
起動運転の中期段階では、図7に示すように、起動用燃焼器21において着火用空気51および着火用メタノール52から生成された燃焼ガス53は、バイパス弁22により組成調整用ミキサー23に導入され、組成調整用空気57、組成調整用メタノール58により組成および温度を調整され、改質部24に導入される。これにより、改質部24に供給される燃焼ガス53は、改質触媒が失活しない程度の温度まで冷却され、改質部24で発熱反応である部分酸化反応をともなう改質を積極的に行わせることが可能なものとすることができる。なお、組成調整用空気57および組成調整用メタノール58は、必要に応じて、いずれか一方のみを与えるようにしてもよい。
【0061】
改質部24では、改質触媒による改質反応によって、改質ガス59が生成されこの改質ガス59は、CO除去器25において一酸化炭素の除去がなされた後、ミキサー27に供給される。改質ガス29は、ミキサー27において燃焼用空気54、燃焼用メタノール55と混合され、触媒燃焼器28において燃焼触媒により燃焼される。これにより生成された燃焼排ガスは、蒸発器29の温度上昇に利用された後、排気される。
【0062】
このような起動運転中期の制御によって、蒸発器温度が原燃料供給基準温度以上に高まると、起動運転は後期段階に移行し、蒸発器29への原燃料水供給信号および原燃料メタノール供給信号がONされ、図8に示すように、原燃料水61および原燃料メタノール62の蒸発器29内への供給が開始される(図2のステップS12〜ステップS13)。
【0063】
原燃料水61および原燃料メタノール62は蒸発して原燃料ガス63となり、改質部24に導入される。改質部24に導入された原燃料ガス63は、改質触媒による改質反応により改質ガス59となり、CO除去器25で一酸化炭素を除去された後、改質ガス流路切換弁26によってミキサー27に導かれ、触媒燃焼器28において燃焼されて、蒸発器29の昇温のために利用される。なお、起動用燃焼器21への着火用空気51および着火用メタノール52の供給は、原燃料ガス63の圧力(または温度)が起動完了判定基準値(主燃料停止基準値)に達するまで継続され、原燃料ガス63の圧力(または温度)が起動完了判定基準値に達したところで、着火用空気供給信号および着火用メタノール供給信号がOFFされる(図2のステップS14〜ステップS16)。
【0064】
このような起動運転によって、改質ガス59中の一酸化炭素濃度は低下していく。この一酸化炭素濃度がCO基準値以下となったところで、改質ガス流路切換弁開信号がOFFされ、CO除去器25からの流路が燃料電池スタック10側に切り換えられる。これにより、起動運転が終了し、燃料電池システムは定常運転へと移行する(図2のステップS17〜ステップS18)。
【0065】
図9、図10には、本発明の第2の実施の形態を示す。
【0066】
本実施の形態は、上記第1の実施の形態と比較して、起動運転初期におけるバイパス弁22の切換制御(バイパス弁開信号のOFF)を、バイパス弁開信号のONからの所定時間経過に基づいて行う点でのみ異なるもので、その他の点では、構成、制御手順ともに共通するものである。
【0067】
図9には、本実施の形態における起動時制御の一部をフローチャートで示す。この図9のフローチャートは、上記第1の実施の形態における図2のフローチャートと比較して、図2のステップS5がステップS5.1に入れ替わった以外は、全く同じものである。また、図9のステップS8またはステップS11に引き続いては、図3のフローチャートと全く同様の処理が実行される(したがって図示および説明は省略する)。
【0068】
上記図2のフローチャートとの相違点を中心に説明すると、ステップS2の判定で燃焼触媒温度がバイパスON基準温度以下であったならば、ステップS3でバイパス弁開信号がONされ、ステップS4で着火用メタノールおよび着火用空気の供給が開始される。続くステップS5.1では、バイパス弁開信号がONされてからの経過時間(あるいは起動開始からの経過時間)が、バイパス作動時間に達したか否かの判定がなされ、基準時間経過したところでステップS6以下の処理に進む。すなわち、本実施の形態では、図10に示すように、バイパス弁開信号のON(起動開始)からバイパス作動時間経過により、起動運転は初期段階から中期段階に移行する。なお、バイパス作動時間には、設計事項として、あらかじめ適切な一定値が設定されている。
【0069】
このように、本実施の形態によれば、バイパス弁22の切換タイミングを、燃焼触媒温度の測定ではなく、バイパス弁22切り換え後の経過時間に基づいて決定する。したがって、触媒燃焼器28に設置される燃焼触媒温度センサ39として応答性の比較的遅い安価なセンサを用いたとしても、起動初期におけるバイパス弁22の切り換え制御を適切に行うことができ、また制御も簡素化される(バイパスOFF基準温度との比較が必要なくなる)ので、コスト削減できる。
【0070】
また、本実施の形態では、起動開始時における燃焼触媒温度を、直接測定するのではなく、推定により算出するようにして、ステップS2における燃焼触媒温度がバイパスON基準温度以下であるか否かの判定を、この推定された燃焼触媒温度をバイパスON基準温度と比較することにより行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における燃料電池システムを示す構成図である。
【図2】同じく起動時制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】同じく起動時制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】同じく燃料電池システムの制御動作(バイパス弁が作動する場合)を示すタイミングチャートである。
【図5】同じく燃料電池システムの制御動作(バイパス弁が作動しない場合)を示すタイミングチャートである。
【図6】同じく起動運転の初期段階におけるガスの流れを示す説明図である。
【図7】同じく起動運転の中期段階におけるガスの流れを示す説明図である。
【図8】同じく起動運転の後期段階におけるガスの流れを示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における起動時制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】同じく燃料電池システムの制御動作(バイパス弁が作動する場合)を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 コンプレッサー
2 水タンク
3 メタノールタンク
10 燃料電池スタック
11 カソード電極
12 アノード電極
21 起動用燃焼器
22 バイパス弁
23 組成調整用ミキサー
24 改質部
25 CO除去器
26 改質ガス流路切換弁
27 ミキサー
28 触媒燃焼器
29 蒸発器
33 燃焼ガス温度センサ
37 CO濃度センサ
39 燃焼触媒温度センサ
44 蒸発器温度センサ

Claims (6)

  1. 原燃料から水素を含む改質燃料を生成して燃料電池に供給する改質部と、
    起動用燃焼ガスを生成して前記改質部に送り込む起動用燃焼器と、
    を備えた燃料改質装置において、
    前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を、起動運転開始後、前記起動用燃焼ガスの温度が前記起動用燃焼器で発生するすすによって前記改質部の目詰まりを起こさない温度となるまで、前記改質部側に接続されないように切り換える燃焼ガス流路切換手段を備えたことを特徴とする燃料改質装置。
  2. 原燃料を気化させて原燃料ガスを生成して前記改質部に供給する原燃料蒸発器と、燃料電池からの排ガスを燃焼させて前記原燃料蒸発器に原燃料を気化させるための熱を与える排ガス燃焼器とを備え、前記燃焼ガス流路切換手段は、前記改質部側から切り換えられた前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記排ガス燃焼器側に接続するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の燃料改質装置。
  3. 前記燃焼ガス流路切換手段は、起動運転開始時に、前記排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒の温度が、流路切換開始の基準温度以下の場合には、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側から切り換え、前記排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒の温度が、流路切換開始の基準温度以下でない場合には、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側から切り換えないようにしたことを特徴とする請求項2に記載の燃料改質装置。
  4. 前記燃焼ガス流路切換手段は、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側に接続されないように切り換えた後、前記排ガス燃焼器に備えられた燃焼触媒の温度が、流路切換終了の基準温度以上となった時点で、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側に接続するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の燃料改質装置。
  5. 前記燃焼ガス流路切換手段は、前記起動用燃焼器からの起動用燃焼ガスの流路を前記改質部側に接続されないように切り換えた後、基準時間が経過した時点で、この流路を再び前記改質部側に接続するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の燃料改質装置。
  6. 前記起動用燃焼器から前記改質部に供給される起動用燃焼ガスの組成および温度を調整する燃焼ガス調整手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の燃料改質装置。
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