JP3890247B2 - 多層フレキシブルプリント基板及び多層フラットケーブル並びにこれらを用いた電気接続箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、多層フレキシブルプリント基板及び多層フラットケーブルに関し、特に放熱特性を向上させることができる多層フレキシブルプリント基板及び多層フラットケーブル並びにこれらを用いた電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
多層構造からなる可撓性を有する基板(例えば、フレキシブルプリント基板)のうち、図7に示すように、多層フレキシブルプリント基板100を構成する各フレキシブルプリント基板100a〜100dは、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)及びポリイミド(PI)等の絶縁フィルムからなるベース材101の上に、銅箔をパターン形成してなる複数の導体パターンから構成される回路部102を形成した構造からなる。これら各フレキシブルプリント基板100a〜100dのベース材101及び回路部102の上には、必要に応じてカバーレイ(図示せず)が形成されている。
【0003】
このような構造で形成された各フレキシブルプリント基板100a〜100dを重ね合わせてなる多層フレキシブルプリント基板100には、通常、同図に示すように、各フレキシブルプリント基板間(例えば、100aと100bとの間、100bと100cとの間、100cと100dとの間)に、空気層105がそれぞれ形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにして形成された空気層105は、いわゆる断熱層となるため、多層フレキシブルプリント基板100を構成する各フレキシブルプリント基板100a〜100dの回路の通電による発熱に伴う温度上昇により通電電流が制限されたり、各フレキシブルプリント基板100a〜100dの耐熱温度を超えて温度上昇が起こり、回路が破壊されたりする場合がある。
【0005】
この発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、多層構造からなる可撓性基板の温度上昇による種々の弊害を低減することができる多層フレキシブルプリント基板及び多層フラットケーブル並びにこれらを用いた電気接続箱を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る多層フレキシブルプリント基板は、ベース材の上に銅箔からなる導体パターンが形成された複数のフレキシブルプリント基板を重ね合わせてなる多層フレキシブルプリント基板であって、前記多層フレキシブルプリント基板を構成する各フレキシブルプリント基板は、プリント基板本体部と、このプリント基板本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備えることを特徴とする。
【0007】
この発明の多層フレキシブルプリント基板によれば、各フレキシブルプリント基板のプリント基板本体部から延出し、板状の接続端子と接続される複数の端子接続部が、それらの端部からそれぞれ端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備える。このため、通電により発生する熱をこれら放熱部を通じて放熱することができるため、通電電流が制限されたり回路が破壊されたりする等の各種の弊害を低減させることが可能となる。
【0008】
この発明に係る多層フラットケーブルは、銅箔からなる導体パターンがベース材により包含されるようにラミネートされた複数のフラットケーブルを重ね合わせてなる多層フラットケーブルであって、前記多層フラットケーブルを構成する各フラットケーブルは、ケーブル本体部と、このケーブル本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備えることを特徴とする。
【0009】
この発明の多層フラットケーブルによれば、各フラットケーブルのケーブル本体部から延出し、板状の接続端子と接続される複数の端子接続部が、それらの端部からそれぞれ端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備える。このため、通電により発生する熱をこれら放熱部を通じて放熱することができるため、通電電流が制限されたり回路が破壊されたりする等の各種の弊害を低減させることが可能となる。
【0010】
なお、放熱部は、それぞれ端子接続部のプリント基板本体部又はケーブル本体部からの延出方向に対して直交する方向の端部から、端子接続部側に折り返されて形成されるものであることが好ましい。また、放熱部は、隣接する端子接続部においては、それぞれ対向する端部における異なる位置から、端子接続部側に折り返されて形成されるものであることが好ましい。放熱部が、対向する端部の異なる位置から形成されるようにすれば、端子接続部の形成間隔を狭めつつそれぞれの端子接続部に放熱部を設けることができる。
【0011】
なお、端子接続部は、それぞれ接続端子と接続される接続部と、この接続部のプリント基板本体部又はケーブル本体部からの延出方向の端部から、端子接続部側に折り返されて形成される放熱部とを備えるものであっても良い。このような構造でも、放熱特性を高める放熱部を形成することができる。
【0012】
この発明に係る第1の電気接続箱は、複数の被接続電装部品と接続されて前記複数の被接続電装部品を電気的に接続する配線分岐回路を筐体の内部に収容してなる電気接続箱において、前記配線分岐回路は、ベース材の上に銅箔からなる導体パターンが形成された複数のフレキシブルプリント基板を重ね合わせてなる多層フレキシブルプリント基板からなり、前記多層フレキシブルプリント基板を構成する各フレキシブルプリント基板は、プリント基板本体部と、このプリント基板本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備えることを特徴とする。
【0013】
この発明に係る第2の電気接続箱は、複数の被接続電装部品と接続されて前記複数の被接続電装部品を電気的に接続する配線分岐回路を筐体の内部に収容してなる電気接続箱において、前記配線分岐回路は、銅箔からなる導体パターンがベース材により包含されるようにラミネートされた複数のフラットケーブルを重ね合わせてなる多層フラットケーブルからなり、前記多層フラットケーブルを構成する各フラットケーブルは、ケーブル本体部と、このケーブル本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る多層フレキシブルプリント基板を説明するための図、図2は、この多層フレキシブルプリント基板の上面図である。
図1に示すように、多層構造の可撓性基板としての多層フレキシブルプリント基板(以下、「多層FPC」と呼ぶ。)1は、PET、PEN及びPI等の絶縁フィルムからなるベース材2の上に、銅箔等の導電材をパターン形成してなる複数の導体パターンから構成される回路部3を形成し、必要に応じてこれらベース材2及び回路部3の上に合成樹脂等からなるカバーレイ(図示せず)を形成してなる各フレキシブルプリント基板(以下、「FPC」と呼ぶ。)4a,4b,4c,4dを重ね合わせた構造からなる。図2(a)に示すように、各FPC4a〜4d(同図ではFPC4a,4bのみ図示)は、プリント基板本体部5と、これらプリント基板本体部5の側縁部から延出する複数の端子接続部6とを備えて構成され、端子接続部6上の回路部3には、例えば先端が幅方向に二股に分岐され、その対向端部でヒューズ、リレー、抵抗、LED及びコネクタ等の被接続電装部品の接続端子部を挟み込み電気的導通を図るフォーク端子7が接続されている。なお、端子接続部6に接続される接続端子は、フォーク端子7以外にも、雄接続端子等が考えられる。これら各FPC4a〜4dを形成する際に、端子接続部6のプリント基板本体部5からの延出方向に直交する方向の両端部からは、他の端子接続部方向へ延出する張り出し部8が形成され、この張り出し部8を張り出しもとの端子接続部6側に折り返すことにより、同図(b)に示すような放熱部9が形成される。なお、図1に示すように、各FPC4a〜4dの間には、空気層20が形成されている。
【0015】
このように、各FPC4a〜4dの端子接続部6に放熱部9を形成することにより、空気層20が形成されていても被接続電装部品をフォーク端子7に接続した後の通電により発生する熱は、端子本体部6のみならず放熱部9の表面から外気等に放熱されるため、通常のFPCよりも放熱面積を大きくすることができ、放熱特性を高めることが可能となる。これにより、回路全体の温度上昇を軽減することができると共に、温度上昇に伴う通電電流の制限や回路破壊等を低減することができ、発熱により発生する諸問題等を低減することが期待できる。また、各FPC4a〜4dの回路部3の導体幅を削減して銅箔等の使用量削減によるコストダウンを図ったり、耐熱温度に余裕ができるために各FPC4a〜4dに安価な材料の使用が可能となったり、多層FPC1の小型化を図ったりすることができる。
【0016】
なお、図3(a)に示すように、各FPC4a〜4d(この例では、FPC4a)の端子接続部6に形成される張り出し部8の位置を、隣接する端子接続部においてそれぞれ対向する端部における異なる位置の端部から、隣接する端子接続部方向に延出するように形成し、形成した張り出し部8を張り出しもとの端子接続部6側に折り返すことにより、同図(b)に示すような放熱部9を形成するようにしても良い。このように放熱部9を形成すれば、図4に示すように、端子接続部6の形成間隔bを、図1に示す形成間隔aよりも狭めることが可能となり、より細かなフォーク端子7のレイアウトを可能としつつ多層FPC1の放熱特性を高めることが可能となる。
【0017】
また、図5(a)に示すように、プリント基板本体部5から延出する端子接続部6を、比較的長めに形成してこの端子接続部6の長手方向中心付近をフォーク端子7との接続部6aとし、この接続部6aよりも先端側の端子接続部6を張り出し部8として、同図(b)に示すように、端子接続部6の接続部6aにおいてフォーク端子7の一部と端子接続部6の回路部3とを接続し、同図(c)に示すように、張り出し部8を接続部6a付近から端子接続部6側に折り返すことにより放熱部9(図示せず)を形成するようにしても良い。このようにすれば、放熱特性を高めつつさらに端子接続部6の形成間隔を狭めることができる。
【0018】
図6は、図4に示す多層FPC1を適用した電気接続箱を説明するための一部断面図である。なお、以降において既に説明した部分と重複する説明は割愛する。
図6に示すように、電気接続箱10は、各FPC4a〜4dを重ね合わせた多層FPC1を合成樹脂等からなる筐体11の内部に収容した構造からなる。多層FPC1の端子接続部6には、それぞれフォーク端子7が接続されており、且つ隣接する端子接続部6においては対向する端部の異なる位置から放熱部9が形成されている。そして、各端子接続部6に接続されたフォーク端子7の一部(先端部)を、筐体11の外部に露出した状態で収容するため、例えば各FPC4a〜4dの端子接続部6を主面に直交する方向(垂直方向)に折り曲げた多層FPC1を収容した構造からなる。各フォーク端子7の端子部には、例えばヒューズ12等の被接続電装部品の接続端子部12aが接続されている。このように構成された電気接続箱10では、フォーク端子7に接続されたヒューズ12とフォーク端子7との接続部で発生した熱は、端子接続部6の放熱部9から筐体11と多層FPC1との間の空間15に放熱することができるため、回路全体の温度上昇を軽減し、上記効果と同様の効果を得ることができる。
【0019】
なお、上述した例では、多層構造の可撓性基板として多層FPC1を例に挙げて説明したが、フラットケーブルを多層に重ね合わせた多層フラットケーブルに放熱部9を有する端子接続部6を備えさせることにより、上記多層FPC1や電気接続箱10と同様の効果を得ることができる。多層フラットケーブルを構成する各フラットケーブルの構造は、回路部3をベース材2により包含するようにラミネートした構造からなる以外は上記各FPC4a〜4dと同様な構造であるため、ここでは説明を省略する。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明の多層フレキシブルプリント基板及び多層フラットケーブルによれば、各フレキシブルプリント基板のプリント基板本体部又は各フラットケーブルのケーブル本体部から延出し、板状の接続端子と接続される複数の端子接続部が、それらの端部からそれぞれ端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備える。このため、通電により発生する熱をこれら放熱部を通じて放熱することができるため、通電電流が制限されたり回路が破壊されたりする等の各種の弊害を低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る多層フレキシブルプリント基板を説明するための図である。
【図2】 同多層フレキシブルプリント基板の上面図である。
【図3】 同他の構成の多層フレキシブルプリント基板の上面図である。
【図4】 同他の構成の多層フレキシブルプリント基板を説明するための図である。
【図5】 同更に他の構成の多層フレキシブルプリント基板の上面図である。
【図6】 図4に示す多層フレキシブルプリント基板を適用した電気接続箱を説明するための一部断面図である。
【図7】 従来の多層構造の可撓性基板を説明するための図である。
【符号の説明】
1…多層フレキシブルプリント基板、2…ベース材、3…回路部、4…フレキシブルプリント基板、5…プリント基板本体部、6…端子接続部、7…フォーク端子、8…張り出し部、9…放熱部、10…電気接続箱、11…筐体、12…ヒューズ、15…空間、20…空気層。
Claims (16)
- ベース材の上に銅箔からなる導体パターンが形成された複数のフレキシブルプリント基板を重ね合わせてなる多層フレキシブルプリント基板であって、
前記多層フレキシブルプリント基板を構成する各フレキシブルプリント基板は、プリント基板本体部と、このプリント基板本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、
これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備える
ことを特徴とする多層フレキシブルプリント基板。 - 前記放熱部は、それぞれ前記端子接続部の前記プリント基板本体部からの延出方向に対して直交する方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項1記載の多層フレキシブルプリント基板。
- 前記放熱部は、隣接する端子接続部においては、それぞれ対向する端部における異なる位置から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の多層フレキシブルプリント基板。
- 前記端子接続部は、それぞれ前記接続端子と接続される接続部と、この接続部の前記プリント基板本体部からの延出方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部とを備えることを特徴とする請求項1記載の多層フレキシブルプリント基板。
- 銅箔からなる導体パターンがベース材により包含されるようにラミネートされた複数のフラットケーブルを重ね合わせてなる多層フラットケーブルであって、
前記多層フラットケーブルを構成する各フラットケーブルは、ケーブル本体部と、このケーブル本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、
これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備える
ことを特徴とする多層フラットケーブル。 - 前記放熱部は、それぞれ前記端子接続部の前記ケーブル本体部からの延出方向に対して直交する方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項5記載の多層フラットケーブル。
- 前記放熱部は、隣接する端子接続部においては、それぞれ対向する端部における異なる位置から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項5又は6記載の多層フラットケーブル。
- 前記端子本体部は、それぞれ前記接続端子と接続される接続部と、この接続部の前記ケーブル本体部からの延出方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部とを備えることを特徴とする請求項5記載の多層フラットケーブル。
- 複数の被接続電装部品と接続されて前記複数の被接続電装部品を電気的に接続する配線分岐回路を筐体の内部に収容してなる電気接続箱において、
前記配線分岐回路は、ベース材の上に銅箔からなる導体パターンが形成された複数のフレキシブルプリント基板を重ね合わせてなる多層フレキシブルプリント基板からなり、
前記多層フレキシブルプリント基板を構成する各フレキシブルプリント基板は、プリント基板本体部と、このプリント基板本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、
これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備える
ことを特徴とする電気接続箱。 - 前記放熱部は、それぞれ前記端子接続部の前記プリント基板本体部からの延出方向に対して直交する方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項9記載の電気接続箱。
- 前記放熱部は、隣接する端子接続部においては、それぞれ対向する端部における異なる位置から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項9又は10記載の電気接続箱。
- 前記端子接続部は、それぞれ前記接続端子と接続される接続部と、この接続部の前記プリント基板本体部からの延出方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部とを備えることを特徴とする請求項9記載の電気接続箱。
- 複数の被接続電装部品と接続されて前記複数の被接続電装部品を電気的に接続する配線分岐回路を筐体の内部に収容してなる電気接続箱において、
前記配線分岐回路は、銅箔からなる導体パターンがベース材により包含されるようにラミネートされた複数のフラットケーブルを重ね合わせてなる多層フラットケーブルからなり、
前記多層フラットケーブルを構成する各フラットケーブルは、ケーブル本体部と、このケーブル本体部からそれぞれ延出してそれぞれが板状の接続端子と接続される複数の端子接続部とを備え、
これら複数の端子接続部は、それぞれ端子接続部の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部を備える
ことを特徴とする電気接続箱。 - 前記放熱部は、それぞれ前記端子接続部の前記ケーブル本体部からの延出方向に対して直交する方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項13記載の電気接続箱。
- 前記放熱部は、隣接する端子接続部においては、それぞれ対向する端部における異なる位置から、前記端子接続部側に折り返されて形成されるものであることを特徴とする請求項13又は14記載の電気接続箱。
- 前記端子接続部は、それぞれ前記接続端子と接続される接続部と、この接続部の前記ケーブル本体部からの延出方向の端部から、前記端子接続部側に折り返されて形成される放熱部とを備えることを特徴とする請求項13記載の電気接続箱。
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