JP3887954B2 - 液体燃料燃焼器の給油装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カートリッジタンクを備えた石油ストーブ、石油ファンヒーターなどの液体燃料燃焼器の給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の液体燃料燃焼器の給油装置のカートリッジタンクを油受皿の上面に設置した状態を示す要部断面図であり、図5はその油受皿の上面図である。図中、1はカートリッジタンク(以下、タンクという)、1aはタンク1の設置面、2はこのタンク1内に収容された灯油などの液体燃料、3はタンク1の設置面1a側に気密に装着された給油口で、弁体3aを具備している。4はタンク1から液体燃料2の供給を受ける油受皿、4bは油受皿4の上面に設けられた開口部、5は油受皿4の開口部4bより挿入して設置し、タンク1を円周にて受ける受面5aと給油口3を囲う筒部5cとが形成された受皿で、筒部5cの底面には突き上げピン5bと燃料流出用の開口5dを有している。
【0003】
液体燃料2が入ったタンク1を、図4に示すように、給油口3が下方向になるようにしてタンク1の設置面1aが暖房機本体内の油受皿4上の受皿5の受面5a上に設置され、給油口3は受皿5の突き上げピン5bにより弁体3aが押されて開かれて、タンク1内より液体燃料2が外気と入れ替わることにより油受皿4内に流出し、給油口3の先端まで油受皿4内に油面が形成されると、外気と入れ替わることが出来なくなり、給油が停止される。
そして、油受皿4に設置された燃料汲み上げポンプ(図示せず)等により油受皿4内の液体燃料2が燃焼器(図示せず)に送られて燃焼し、油受皿4内の油面が下がると、再度、外気と入れ替えにタンク1内の液体燃料2が油受皿4内に流出し、油面が上昇するという過程を繰り返す。
【0004】
従って、給油口3の先端は常に油受皿4内の液体燃料2と接触している。この状態で、給油作業のために、使用者がタンク1を油受皿4上から取り出そうと持ち上げると、給油口3の先端に付着していた油が滴れ落ちる。この滴れ落ちる油が油受皿4内に入るには、図4に示すように、受皿5の筒部5cの径(給油口3の外径より4〜6mmくらい大きい)内に滴れ落ちなければならず、非常に確率的に少ない。
従って、滴れ落ちる油が油受皿4や受皿5の受面5a上に落ちる確率の方が大きく、数回給油作業をするうちには、油受皿4上に油が溜まったり、受皿5の受面5aは、図5に示すように、円周にてタンク1の設置面1aを受けているため、タンク1の設置面1aには円形に多面積で油が付着してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の液体燃料燃焼器の給油装置においては、タンク1を油受皿4上から取り出そうと持ち上げると、給油口3の先端より滴れ落ちる油が、油受皿4内に入る確率よりも油受皿4上面や受皿5の受面5a上に落ちる確率の方が大きく、数回給油作業をするうちには、油受皿4上に油が溜まったり、タンク1の設置面1aに油が付着し、油受皿4上面やタンク1の設置面1aを汚してしまうといった問題点があった。
【0006】
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、給油口の先端より滴れ落ちる油が確実に油受皿内に入り、油受皿上面やタンクの設置面を汚さない液体燃料燃焼器の給油装置を得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、液体燃料を収容するカートリッジタンクと、このカートリッジタンクから液体燃料の供給を受ける油受皿と、この油受皿の上面に設置されて上記カートリッジタンクの給油口を覆い、かつ給油口に設けられた弁体を開く受皿とを備えてなる液体燃料燃焼器の給油装置において、上記油受皿の上面に上記受皿の径よりも大きな径で深絞り加工により形成した凹所を設け、該凹所内の底面に受皿を設置したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について、図面とともに説明する。
図1,図2は本発明の実施の形態1の給油装置を示すもので、図1はカートリッジタンクを油受皿上に設置した状態を示す要部断面図、図2は油受皿の上面図である。
図において、1はタンク、1aはタンク1の設置面、2はこのタンク1内に収容された灯油などの液体燃料、3はタンク1の設置面1a側に装着された給油口、4はタンク1から流出する液体燃料2を受ける油受皿、4aは油受皿4の上面を大きな径(従来の受皿5の径より大きく)で深絞り加工により形成した凹所、4bはこの凹所4aの底面に設けられた開口部、4cは上記凹所4a外周の油受皿4上面に凸に絞り出したタンク1の設置面1aを受ける受面、5は油受皿4の凹所4a底面の開口部4bより挿入して設置し、給油口3を囲う筒部5cが形成された受皿、5bは受皿5の筒部5cの底部に設けた突き上げピン、5dは同じく受皿5の筒部5cの底部に設けた流出口である。
なお、以上の構成は、暖房機本体(図示せず)内に設けられており、また従来の構成と同一及び相当する部分については、従来構成と同一符号を用いて記載し、説明を省略する。
【0011】
次に動作について説明する。
液体燃料2が入ったタンク1を、図1に示すように、給油口3が下方向になるようにして、タンク1の設置面1aが暖房機本体内の油受皿4の上面に凸絞りした受面4cに設置され、給油口3は受皿5の突き上げピン5bにより弁体3aが押されて開かれて、タンク1内より液体燃料2が外気と入れ替わることにより油受皿4内に流出し、給油口3の先端まで油受皿4内に油面が形成されると、外気と入れ替わることが出来なくなり、給油が停止される。
そして、油受皿4に設置された燃料汲み上げポンプ(図示せず)等により油受皿4内の液体燃料2が燃焼器(図示せず)に送られて燃焼し、油受皿4内の油面が下がると、再度、外気と入れ替えにタンク1内の液体燃料2が油受皿4内に流出し、油面が上昇するという過程を繰り返す。
【0012】
従って、給油口3の先端は常に油受皿4内の液体燃料2と接触している。この状態で、給油作業のために、使用者がタンク1を油受皿4上から取り出そうと持ち上げると、給油口3の先端より油が滴れ落ちる。図1のように、従来の受皿5の径より大きな径にて油受皿4の凹所4aは形成されているので、滴れ落ちる油が油受皿4内に入る確率が大きくなる。また、図2のように、タンク1を受ける受面4cを複数箇所に配置し、受け面積も少なくしているので、受面4cに油が滴れる確率はきわめて少なく、また、滴れても面積が少なくてすむ。また、受皿5は油受皿4の凹所4a底面からタンク1の給油口3を囲うまでの構成でよいため、形状的に加工が容易になり、かつ材料の使用量も少なくなり、コストを安価にできるという利点も得られる。
【0013】
実施の形態2.
また、図3のように,油受皿4上面の凹所4a外周に、該凹所4aに向かって下向きに傾斜するテーパー4dを設けることにより、燃料が油受皿4の凹所4a以外に滴れ落ちた場合でも、油受皿4の凹所4aに向かって流れるため、油受皿4内に入り、油受皿4上面に溜まるのを防ぐことができる。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明の液体燃料燃焼器の給油装置は、液体燃料を収容するカートリッジタンクと、このカートリッジタンクから液体燃料の供給を受ける油受皿と、この油受皿の上面に設置されて上記カートリッジタンクの給油口を覆い、かつ給油口に設けられた弁体を開く受皿とを備えてなる液体燃料燃焼器の給油装置において、上記油受皿の上面に上記受皿の径よりも大きな径で深絞り加工により形成した凹所を設け、該凹所内の底面に受皿を設置するようにしたので、給油作業時に、タンクの給油口部より滴れ落ちる燃料を高い確率で油受皿内に戻すことができ、油受皿上面やタンクの設置面を汚さない液体燃料燃焼器の給油装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す液体燃料燃焼器の給油装置のカートリッジタンクを油受皿上に設置した状態を示す要部断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の油受皿の上面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の油受皿の要部断面図である。
【図4】 従来の液体燃料燃焼器の給油装置のカートリッジタンクを油受皿上に設置した状態を示す要部断面図である。
【図5】 従来の油受皿の上面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジタンク、2 液体燃料、3 給油口、4 油受皿、4a 凹所、4c 受面、4d テーパー、5 受皿。

Claims (1)

  1. 液体燃料を収容するカートリッジタンクと、このカートリッジタンクから液体燃料の供給を受ける油受皿と、この油受皿の上面に設置されて上記カートリッジタンクの給油口を覆い、かつ給油口に設けられた弁体を開く受皿とを備えてなる液体燃料燃焼器の給油装置において、上記油受皿の上面に上記受皿の径よりも大きな径で深絞り加工により形成した凹所を設け、該凹所内の底面に受皿を設置したことを特徴とする液体燃料燃焼器の給油装置。
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