JP3887939B2 - テーププリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字テープと剥離テープとを積層して成る印刷用テープを用いたテーププリンタに係り、詳しくは、印字テープのみを切断する部分カット機構と、印刷用テープを完全に切断する全カット機構とを適宜に組み合わすことにより、種々の用途に応じた切断形態を現出可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印字テープと剥離テープとを積層して成る印刷用テープを用いたテーププリンタにおいて、剥離テープを残して印字テープのみを切断する所謂部分カットが行えるようにしたものがある(特開平6−71955号公報等)。部分カットを行うことにより、印刷済の印字テープをラベル等として使用するべく剥離テープから剥がす際には、単に印刷用テープを折り曲げるように変形させるだけで部分カット部位から印字テープを容易に剥がすことができ、爪やピンセットを用いる煩わしさや印字テープ端部を損傷させる不都合を解消して、印字テープの剥がし易さを改善している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
テーププリンタでは、印字部に対するテープ送り方向の下手側に近接して切断部が配置される構造上、印字部と切断部との間隔に相当する余白が最初の印字部分に先立って形成されることになるが、部分カット機構を用いればその余白部において印字テープのみの切断箇所を形成でき、余分な余白部を予め除去する状態が現出できるようになる。
【0004】
上述のように、切断部に部分カット機構を設けることで、従来の問題点を解消し得る利点があることに着目して、本発明では、その部分カット機構の制御、並びに全カット機構と部分カット機構との組合わせ制御を行わせることにより、印字済テープを種々の用途に適した状態に切断処理可能とすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るテーププリンタは、印字テープと剥離テープとを積層して成る印刷用テープにおける印字テープに印字する印字部と、印字部から送られてくる印刷用テープを切断する切断部とを備え、切断部を、印刷用テープにおける印字テープのみを切断する部分カット機構を備えて構成し、印字部で印刷された印字部分と該印字部分に先立って形成される余白部分との間において印字テープのみが切断されるように、印字部と部分カット機構とを連係作動させる第1制御手段を備え、印字部分毎にその印字終了に伴って印刷用テープを切断する全カット機構を切断部に備え、所定法則に従って変更されるカウント用ナンバリングデータを印字部分の印字に先立って発生させて記憶するナンバリング発生・記憶手段と、印字部分の印字データとナンバリング発生・記憶手段に記憶されているカウント用ナンバリングデータとを順次合成し、かつ、カウント用ナンバリングデータのみに基づくカウント用ナンバリングが余白部分に印字される状態で合成したデータに基づいて印字を繰返す合成印字制御手段を備えている。
【0006】
上記構成の請求項1にるテーププリンタによれば、印字部分とこれに先立って形成される余白部分との間において印字テープのみが切断されるように部分カット機構が動作するから、部分カットによって剥離テープから印字テープを剥がし易い利点を備えるとともに、それによって形成される印字テープによるラベルを、テーププリンタの構造上生じる余白部分(前述)等の余計な非印字部分を少なくした状態で形成できるようになる。従って、実際に必要となる部分の印字テープを剥がし易い状態で備えた印字後の印刷用テープを、単位長さのものとして作成できるものとなる。
また、ラベルとして使用されない部分である余白部分に、カウント用ナンバリングが印字されるようになるから、1箇所の印字部分を備えた印字後の印刷用テープを複数作成する場合に、作成開始から現在幾つ目のものでであるかとか、数えなくても作成個数が判る等、カウントの手間が省けるようにしながら、作成テープ個数(ラベル個数)を把握することができる。
【0007】
本発明の請求項2に係るテーププリンタは、印字テープと剥離テープとを積層して成る印刷用テープにおける印字テープに印字する印字部と、印字部から送られてくる印刷用テープを切断する切断部と、印字部で印字される印字内容を高さ方向に分割し、それら分割された各々をテープ長さ方向に沿って余白を挟んで印字させるスプリット制御手段とを備え、切断部を、印刷用テープにおける印字テープのみを切断する部分カット機構を備えて構成し、スプリット制御手段によって分割印字された互いに対となる両分割印字部分とこれら分割印字部分に先立って形成される余白部分との間において印字テープのみが切断されるように、スプリット制御手段と部分カット機構とを連係作動させる第2制御手段を備えている。
【0008】
上記構成の請求項2に係るテーププリンタによれば、テープ幅に収まりきらない大きな文字、図形等を、印字後の印刷用テープをテープ幅方向に複数枚並べることで実現させる手段、すなわち公知のスプリット制御手段を用いたものであり、それに請求項1による上記作用が加わるものである。それによれば、スプリット制御による幅広ラベルを構成できるものでも、実際に必要となる部分の印字テープを剥がし易い状態で備えた印字後の印刷用テープを、単位長さのものとして作成できるものとなる。
【0009】
本発明の請求項3に係るテーププリンタは、請求項2のものと同様の構成を備えるが、印字部分毎にその印字終了に伴って印刷用テープを切断する全カット機構を切断部に備え、所定法則に従って変更されるカウント用ナンバリングデータを印字部分の印字に先立って発生させて記憶するナンバリング発生・記憶手段と、印字部分の印字データとナンバリング発生・記憶手段に記憶されているカウント用ナンバリングデータとを順次合成し、かつ、カウント用ナンバリングデータのみに基づくカウント用ナンバリングが余白部分に印字される状態で合成したデータに基づいて印字を繰返す合成印字制御手段を備えている。
【0010】
上記構成の請求項3に係るテーププリンタによれば、ラベルとして使用されない部分である余白部分に、カウント用ナンバリングが印字されるようになるから、1箇所の印字部分を備えた印字後の印刷用テープを複数作成する場合に、作成開始から現在幾つ目のものでであるかとか、数えなくても作成個数が判る等、カウントの手間が省けるようにしながら、作成テープ個数(ラベル個数)を把握することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1はテーププリンタ1と、印字するためのテキストデータ等を作成するためのデータ作成装置2等を示す斜視図であり、文字や記号の入力キー、CRT5のディスプレイ部分のカーソルを上下左右方向に移動させるカーソル移動キー、各種操作用キー等を備えたキーボード3及び座標入力装置(マウス)4と、文字等を複数行分表示可能なCRT5とを、制御本体装置(コンピュータ)6に接続線を介して夫々接続してあり、又、テーププリンタ1も制御本体装置6に接続線を介して接続してある。
【0013】
次に、図2を参照しながらテーププリンタ1内の印刷機構について説明すると、テーププリンタ1のケース1a内のカセット収納部フレーム17には、テープ収納カセット7が着脱自在に装着されている。このテープ収納カセット7内には、PETフィルム等の透明な表層テープ8が巻装されたテープスプール9と、インクリボン10が巻装されたリボン供給スプール11と、インクリボン10を巻取る巻取りスプール12と、表層テープ8と同一幅で両面に接着剤層を有する両面接着テープ13が剥離テープ14を外側にして巻装された基材供給スプール15と、両面接着テープ13と表層テープ8とを重ねて接合させる接合ローラ16とが回転自在に設けてある。そして、テープスプール9と接合ローラ16とを駆動するテープ送りモータ46を備えている。
【0014】
カセット収納部フレーム17から立設された印字部であるサーマルヘッド18は、テープ収納カセット7の凹所19に臨ませ、サーマルヘッド18の箇所を表層テープ8とインクリボン10とが重ねられた状態で通過し得る。カセット収納部フレーム17から回動可能に立設されたローラホルダ20に装着されたプラテンローラ21がサーマルヘッド18に向かって押圧され、ローラホルダ20の先端側に装着された送りローラ22には接合ローラ16に向かって押圧される。
【0015】
データ作成装置2によって作成された印字データに基づいて印字するときは、カセット収納部フレーム17における駆動モータ25を回転させて図示しないギヤ機構を介して巻取りスプール12、送りローラ22、接合ローラ16を同期回転させる一方、サーマルヘッド18における列状に並んだ発熱素子を選択的に通電駆動し、表層テープ8の裏面にインク29のドット列を付着させて印字する。その後、表層テープ8の印字面に両面接着テープ13が積層された印字済の印刷用テープ24として切断部23に送られる。
【0016】
切断部23は、印刷用テープ24を完全に切断する全カット機構Aと、後述の部分カット機構Bとで構成されている。全カット機構Aは、固定刃23aと、この固定刃23aに対して回動によって遠近移動する可動刃23bとで成る鋏構造のものであり、電動式の駆動機構26によって可動刃23bを回動操作することで印刷用テープ24を切断するように構成してある。
【0017】
図3は印字済の印刷用テープ24の拡大断面図であり、PET(ポリエチレンフタレート)フィルム等の透明な表層テープ8の裏面に文字の鏡像にてインク29のドット列が付着され、その裏面側を両面接着テープ13における基材テープ13aの一方の面の接着剤層13bで接合し、その裏面側が他方の面の接着剤層13cを介して紙製の剥離テープ(剥離紙)14で覆われていることになる。厚さT1の印字テープ28とは、表層テープ8と剥離テープ(剥離紙)14を除いた両面接着テープ13との合体のことであり、両面接着テープ13に既に一体化されている剥離紙が剥離テープ14のことである(図4参照)。
【0018】
図2に示すように、部分カット機構Bは、テーププリンタ1のケース1aにおける排紙部27と全カット機構Aとの間に配置されている。図5〜図7に示すように、カセット収納部フレーム17等に固定した金属製の厚板状の受台33と、この受台33に対してカシメピン34を中心に回動可能に枢支された支持部材35と、この支持部材35にスポット溶接37等によって固定された切断刃36と、支持部材35を回動させる駆動手段38とから構成されている。
【0019】
受台33には、剥離テープ14の厚さT2により僅かに小さい寸法H2に相当し、かつ、剥離テープ14(印刷用テープ24)の幅寸法より広幅の段差39を形成してある。従って、受台33の先端側と、カシメピン34の近傍との端面には、段差39の底面に対してこの段差39と同じ高さH2を有した一対の段部33a,33bが形成される。他方、図7に示すように、支持部材35にはその先端側に、一方の段部33aの一部に当接する足部35aからカシメピン34の近傍に向かっては、印刷用テープ24全体の厚さT3(=T1+T2)よりも深く、かつ、印刷用テープ24の幅寸法よりも広幅の段差40を形成してある。
【0020】
図7に示すように、支持部材35に切断刃36を位置合わせして固定するには、受台33の先端側の段部33aに支持部材35先端側の足部35aが接当するようにカシメピン34を中心にして回動させて閉じる。この状態で切断刃36の刃先の両端部が一対の段部33a,33bに接当する位置で、切断刃36を支持部材35にスポット溶接37や接着剤(図示せず)等にて固定する。これにより、切断刃36の刃先と受台33における段差39との隙間は確実に平行状となるとともに、その隙間の寸法は段差39の高さH2に等しくなるから、他の治具を用いることなく切断刃36を支持部材35に固定することが至極簡単に行え、しかも取付精度も格段に向上するようになる。
【0021】
図5に示すように、切断刃36、つまりは支持部材35をカシメピン34を中心として回動させる駆動手段38は、正逆回転可能な電動モータ41の動力を、ギヤ列42を介してクランク43を図5の反時計回り方向に回動させるときに、クランク43に突設されたピン44が支持部材35に穿設された長溝45に沿って移動することにより、支持部材35を反時計回り方向に回動させる構造である。この場合、支持部材35の足部35aが受台33の段部33aに接当した後は、ギヤ列42に介装された図示しない滑りクラッチにより、電動モータ41に過負荷が生じないように構成されている。
【0022】
そして、少なくとも支持部材35に足部35aと切断刃36の刃先の一端部が受台33の段部33aに接当するときには、印刷用テープ24の部分カットが完了するが、このとき同時に切断刃36の他端部が受台33の他方の段部33bに接当しても良い。又、電動モータ41を逆回転させて開くときは、その最大開き角度で電動モータ41を停止させるように、図示しないリミットスイッチが支持部材35の適宜箇所に接当して所定の信号を出力する。
【0023】
このように、固定側の受台33に対して回動中心(カシメピン34)回りに支持部材35及び切断刃36を回動させて閉じるとき、切断刃36の刃先と段差39との隙間は、カシメピン34に近い側から順に狭くなる。従って、印刷用テープ24を一方の縁から順に切断刃36の刃先が当たり、所謂鋏で印刷用テープ24を切断するような状態になり、切断刃36の刃先がテープ幅方向全体に亘って一挙に当たって切断する、所謂押し切り型のものに比べて駆動力が少なくて済み、駆動手段38のコンパクト化や電動モータ41の小出力化が可能である。
【0024】
尚、印刷用テープ24のうち、剥離テープ14側を切り残すように部分カットするには、剥離テープ14側が受台33の段差39の底面側となるようにして位置させて部分カット作業を行えば良い〔図8(b)参照〕。逆に、剥離テープ14のみを切断するには、表層テープ8を受台33の段差39の底面側に位置させて部分カット作業を行えば良い。
【0025】
次に、テーププリンタの切断制御装置について説明する。
【0026】
印字テープ28の長手方向に沿って同一の印字内容を所定幅の非印字部分hを挟みつつ複数回繰返して印字するように印字部18を制御させる反復印字制御手段47と、反復印字制御手段47による各印字部分iに先立って形成される非印字部分h又は余白部分yにおいて印字テープ28のみを切断するように部分カット機構Bを作動させる第1制御手段48とを制御装置49に備えてある。
【0027】
所定法則に従って変更されるナンバリングとしての印字部分iを印字テープ28の長手方向に沿って非印字部分hを挟みつつ複数回繰返して印字部18により印字させるナンバリング印字制御手段50と、ナンバリング印字制御手段50による各印字部分iに先立って形成される非印字部分h又は余白部分yにおいて印字テープ28のみを切断するように部分カット機構Bを作動させる第2制御手段51を制御装置49に備えてある。
【0028】
又、印字部分iの所定数毎において印字テープ28のみが切断されるに代えて印刷用テープ24が切断されるように、印字部18と部分カット機構Bと全カット機構Aとを連係作動させる第3制御手段52(請求項1における第1制御手段を構成する)、及び印字部18で印刷された印字部分iとその印字部分iに先立って形成される余白部分yとの間において印字テープ28のみが切断されるように、印字部18と部分カット機構Bとを連係作動させる第4制御手段55を制御装置49に備えてある。
【0029】
印字部18で印字される印字内容を高さ方向に分割し、それら分割された各々をテープ長さ方向に沿って余白を挟んで印字させるスプリット制御手段56を備える。スプリット制御手段56によって分割印字された互いに対となる両分割印字部分とこれら分割印字部分に先立って形成される余白部分との間において印字テープ28のみが切断されるように、スプリット制御手段56と部分カット機構Bとを連係作動させる第5制御手段57(請求項2における第2制御手段を構成する)を制御装置49に備えてある。
【0030】
全カット機構Aを、印字部分i毎にその印字終了に伴って印刷用テープ24を切断する状態に備え、所定法則に従って変更されるカウント用ナンバリングデータを印字部分の印字に先立って発生させて記憶するナンバリング発生・記憶手段58と、印字部分の印字データとナンバリング発生・記憶手段58に記憶されているカウント用ナンバリングデータとを順次合成し、かつ、カウント用ナンバリングデータのみに基づくカウント用ナンバリングが余白部分に印字される状態で合成したデータに基づいて印字を繰返す合成印字制御手段59とを制御装置49に備えてある。
【0031】
尚、制御装置49は、具体的には、演算装置であるCPU、各種プログラムやデータを記憶するROM、各種データを一時的に記憶するRAM等から構成される周知のマイクロコンピュータであり、上記各手段は、CPUがROMに記憶されているプログラムを実行することにより構成される。
【0032】
図10、図11に示すように、印字部であるサーマルヘッド18と全カット機構Aの可動刃23bとの間には、テープ送り方向にある程度の距離が形成されるとともに、全カット機構Aの可動刃23bと部分カット機構Bの可動刃35との間にも僅かな間隙が存在することになる。従って、印刷用テープ24が全カットされた状態では、図11に示すように、テープ先端が全カット機構Aの位置にあって、その状態で印字部18の印字が開始されることになり、それによって1回目の印字部分iに先立ってテープ先端に余白部分yが形成されるようになる。そして、この余白部分yは非印字部分でもある。
【0033】
図12に、スプリット制御手段56と第5制御手段57、およびナンバリング発生・記憶手段58と合成印字制御手段59との協動によって得られるタイプIの2個の印刷用テープ24の一例(イメージ図)を示している。これは、標準サイズの大きさ4倍(縦横各2倍)の文字「ABC」を3字まとめて上下方向に帯状にスライスし、上半文字−下半文字のように順次分割印字したものであり、両端の全カットライン53,53と、印字部分「ABC」とそれに先立って形成される余白部分との間の部分カットライン54とが形成されている。これによれば、印字テープ28を剥離テープ14から剥がすことで、分割印字された2枚のラベルが得られ、これを上下接して配置することにより、「ABC」の文字が表示できる。
【0034】
図13に、第4制御手段55とナンバリング発生・記憶手段58と合成印字制御手段59との協動によって得られるタイプIIの印刷用テープ24の一例(イメージ図)を示している。これは、同一内容の印字部分を有する3枚のラベルを得るのに1枚ずつ別個に印刷用テープを形成するよう設定したもので、余白とそれに続く文字「AB」との間に部分カットライン54が形成され、かつ、余白部分にカウント用ナンバリングが印字されたものである。但し、1枚目の印刷用テープの余白部分は、このテープ作成に先立つ印字・テープカット時に発生したものであるから、カウント用ナンバリングは1は印字されず、2から印字されるように制御される。これによれば、「AB」という単位テープを複数個作成した場合の作成個数は、その単位テープの余白部分に印字されたカウント用ナンバリングで示されていることになる。
【0035】
次に、テーププリンタ1で印刷用テープを実際に作成する手順を、図14〜図17に示すフローチャートを参照して説明する。尚、以後のSi(i=1,2,3・・・)は各フローチャートにおける各ステップのステップ番号である。
【0036】
先ず、制御装置49は、各種フラグをクリアする等の初期化処理(S1)を行い、キー入力を待つ(S2:no)。使用者のキーボード3の操作によるキー入力があると(S2:yes)、そのキーがコピー印刷キーか否か判断し(S3)、コピー印刷キーであれば(S3:yes)、コピー設定処理を行う(S4)。
【0037】
このコピー設定処理において、制御装置49は、図15(イ)に示すように、先ずキー入力を待つ(S15:no)、即ち、使用者がコピー枚数をキーボード3の数字キーを押下して入力するのを待つ。キー入力があると(S15:yes)、入力されたキーが数字の2〜9キーであるか否か判断し(S16)、数字の2〜9以外のキーからの入力であれば(S16:no)、無効なキーからの入力であると判断し、前記S15へ戻る。
【0038】
一方、数字の2〜9のキーからの入力であった場合(S16:yes)、使用者により押下された数字キーの数字をコピー数Nとして、制御装置49内のRAMに記憶する(S17)。そして、RAMに記憶されているナンバリングフラグF及びスプリットフラグFをクリアする(S18)。尚、フラグをクリアするとは、フラグの値を「0」に変更することである。そして、制御装置49は、S18を行った後に図17に示すカウント印刷の設定処理を行う(S19)。
【0039】
このカウント印刷設定処理において、制御装置49は、先ず、例えば「カウント印刷 Y/N」というような設定画面を表示して、使用者に、キーボード3のYキーもしくはNキーの押下を促す(S33)。使用者は、図13に示すようなカウント印刷を希望する場合は、Yキーを押下し、希望しない場合にはNキーを押下する。
【0040】
Yキーが押下されたならば(S34:yes)、カウント印刷フラグFをセットする。Nキーが押下されたならば(S34:no)、カウント印刷フラグFをクリアする(S37)。Yキー及びNキー以外のキーが押下されたならば(S34・S36:no)、無効のキーが押下されたものと判断し、S34に戻る。制御装置49はS35、S37を行った後、図16のスプリット設定に戻ってコピー設定処理を終了し、図14の印刷処理に移行する。
【0041】
前記S2において、入力されたキーがナンバリング印刷キーであるならば(S3:no、S5:yes)、ナンバリング設定処理を行う(S6)。このナンバリング設定処理において、制御装置49は、図15(ロ)に示すように、先ずキー入力を待つ(S20:no)、即ち、使用者がナンバリング印刷により作成する印刷用テープの枚数をキーボード3の数字キーを押下して入力するのを待つ。キー入力があると(S20:yes)、入力されたキーが数字の2〜9キーであるか否か判断し(S21)、数字の2〜9以外のキーからの入力であれば(S21:no)、無効なキーからの入力であると判断し、前記S20へ戻る。
【0042】
一方、数字の2〜9のキーからの入力であった場合(S21:yes)、使用者により押下された数字キーの数字を、ナンバリング印刷による印刷枚数Nとして制御装置49内のRAMに記憶する(S22)。そして、RAMに記憶されているナンバリングフラグFをセットすると共にスプリットフラグFをクリアする(S23)。尚、フラグをセットするとは、フラグの値を「1」に変更することである。そして、制御装置49は、S23を行った後にナンバリング設定処理を終了し、図14のS14に移行する。
【0043】
前記S2において、入力されたキーがスプリット印刷キーであるならば(S3・S5:no、S7:yes)、スプリット設定処理を行う(S8)。このスプリット設定処理において、制御装置49は、図16(イ)に示すように、先ずキー入力を待つ(S25:no)、即ち、使用者がスプリット印刷を行う際の分割数(この分割数はスプリット印刷における印刷枚数でもある)をキーボード3の数字キーを押下して入力するのを待つ。キー入力があると(S25:yes)、入力されたキーが数字の2〜9キーであるか否か判断し(S26)、数字の2〜9以外のキーからの入力であれば(S26:no)、無効なキーからの入力であると判断し、前記S25へ戻る。
【0044】
一方、数字の2〜9のキーからの入力であった場合(S26:yes)、使用者により押下された数字キーの数字を、スプリット印刷による印刷枚数Nとして制御装置49内のRAMに記憶する(S27)。そして、RAMに記憶されているナンバリングフラグFをクリアすると共にスプリットフラグFをセットする(S28)。そして、制御装置49は、S28を行った後に、前記S19と同様のカウント印刷の設定を行い、その後、スプリット設定処理を終了し、図14のS14に移行する。
【0045】
前記S2において、入力されたキーが印刷キーならば(S3・S5・S7:no、S9:yes)、印刷枚数Nを「1」にセットして(S10)、後述の印刷処理(S14)を行う。
【0046】
前記S2において、入力されたキーがハーフカット設定キーであるならば(S3・S5・S7・S9:no、S11:yes)、ハーフカット設定処理を行う(S12)。図16(ロ)に示すように、ハーフカット設定処理において、制御装置49は、RAMに記憶されているハーフカットフラグFがセット状態にあるか否かを判断し(S30)、ハーフカットフラグFが既にセット状態にあるならば(S30:yes)、ハーフカットフラグFをクリアする(S32)。一方、ハーフカットフラグFがセットされておらずクリア状態にあるならば(S30:no)、ハーフカットフラグFをセットする(S31)。そして、制御装置49は、S31またはS32を行った後、図14のS2に戻る。
【0047】
前記S2において、入力されたキーがハーフカット設定キーでなければ(S3・S5・S7・S9・S11:no)、入力されたキーに応じた処理を行う(S13)。このS13の処理としては、例えば、文字キー等の押下によるテキストの入力・編集処理がある。
【0048】
次に、印刷キーの押下により実行される印刷処理について図18に基づいて説明する。
【0049】
制御装置49は、印刷枚数Nが「1」か否か判断し(S54)、使用者によりコピー印刷やナンバリング印刷やスプリット印刷が設定されており、印刷枚数Nが「1」ではない場合には(S54:no)、RAMに設けられている印刷枚数カウンタnの値を設定されている印刷枚数Nにセットする(S59)。そして、カウンタCに「1」をセットする。
【0050】
次に、入力されたテキストに基づいて、印刷のためのイメージデータを作成するイメージ処理を行う(S39)。図19に示すイメージ処理において、先ず、制御装置49は、印刷枚数Nが「1」より大きいか否かを判断し(S46)、印刷枚数Nが「1」よりも大きければ(S46:yes)、使用者によりコピー印刷、ナンバリング印刷、スプリット印刷のいずれかが設定されているから、先ずスプリットフラグFがセット状態にあるか否かを判断し(S47)、スプリット印刷が設定されておりスプリットフラグFがセットされていれば(S47:yes)、テキストをN倍に拡大した印刷用のイメージを発生する(S48)。尚、イメージを拡大する際のN倍とは、スプリット設定処理において設定した分割数である。次に、制御装置49は、発生したイメージをその高さ方向にN分割し、分割したイメージの印刷枚数カウンタnが示すn番目のイメージをRAMの印刷バッファへ格納する(S49)。そして、このイメージ処理を終了して、図18のS62にリターンする。
【0051】
一方、使用者によりナンバリング印刷が設定されている場合には、ナンバリングフラグFがセット状態にあるから(S50:yes)、制御装置49は、印刷枚数Nが印刷枚数カウンタnと一致しているか否かを判断し(S51)、一致していれば(S51:yes)、ナンバリング印刷において1枚目の印刷を行うことになるので、入力されたテキストの印刷用のイメージデータを作成し、印刷バッファに格納(S53)した後、図18のS62にリターンする。
【0052】
前記S51において、印刷枚数Nが印刷枚数カウンタnと一致していなければ(S51:no)、ナンバリング印刷において2枚目以降の印刷を行うことになるので、入力したテキストをカウントアップし(S52)、前記S53へ移行する。
【0053】
また、使用者によりコピー印刷が設定されている場合には、スプリットフラグFもナンバリングフラグFも共にクリア状態にあるから、制御装置49は、S50において「no」と判断して、前記S53を実行して、入力されているテキストの印刷用のイメージデータを作成して印刷バッファに格納した後、図18のS62にリターンする。
【0054】
上記イメージ処理が終了すると、制御装置49は、サーマルヘッド18及びテープ繰りモータ46を駆動して、ハーフカットを行う位置が部分カット機構Bの所に搬送されるまで、印刷バッファに格納されている印刷用のイメージデータを印刷する(S62)。ハーフカット位置が部分カット機構Bまで搬送されると、サーマルヘッド18及びテープ送りモータ46の駆動を一旦停止し、部分カット機構Bを駆動してハーフカットを行う(S63)。そして、再度サーマルヘッド18及びテープ送りモータ46を駆動して、印刷バッファに格納されている印刷用イメージデータの内のS40において印刷を行っていない残りのイメージデータを印刷する(S64)。
【0055】
次に、制御装置49は、印刷枚数カウンタnから「1」を引いた結果を、印刷枚数カウンタnにセットし(S65)、印刷枚数カウンタnが「0」か否かを判断する(S66)。印刷枚数カウンタnが「0」でなければ、使用者が設定した印刷枚数Nの印刷が完了していないことになるから、制御装置49は、後述のS68以降を実行し、印刷枚数カウンタnが「0」となるまで前記S61以降を繰返し実行する。
【0056】
制御装置49は、前記S68おいて、カウンタCを「1」インクリメントする(S68)。そして、カウント印刷フラグFがセット状態にあるか否か判断し(S71)、カウント印刷フラグFがセット状態にあるならば(S71:yes)、テープ送りモータ46及びサーマルヘッド18を駆動しつつ、印刷用テープ24を全カットするためのテープカット位置、即ち印刷部分の後端を全カット機構Aまで搬送しつつカウンタCに記憶されている数字を印刷する。全カット位置が全カット機構Aまで搬送されると、全カット機構Aを駆動して印刷用テープ24を全カットする(S70)。
【0057】
一方、カウント印刷フラグFがセットされていなければ(S71:no)、カウンタCに記憶されている数字を印刷することなく、印刷部分の後端が全カット機構Aの所に位置するまでテープ送りモータ46を駆動して、印刷用テープ24を搬送し(S72)、その後、前記S70を実行する。
【0058】
一方、印刷枚数カウンタnが「0」になれば、使用者が設定した印刷枚数Nの印刷が完了したことになり、テープ送りモータ46を駆動して、印刷結果の後端を全カット機構Aの所まで搬送し、全カット機構Aを駆動して全カットを行い(S67)、この印刷処理を完了し、図14のS2に戻る。
【0059】
使用者が、コピー印刷やナンバリング印刷やスプリット印刷を設定していない場合には、印刷枚数Nが「1」に設定されているから、制御装置49は、S54において「yes」と判断して、印刷枚数カウンタnを「1」に設定し(S55)、ハーフカットフラグFがセット状態にあるか否か判断する(S56)。使用者がハーフカットを設定してハーフカットフラグFをセット状態にしていれば(S56:yes)、前記S61以後を実行する。ハーフカットを設定していなければハーフカットフラグFはクリア状態にあるから(S56:no)、S61と同様のイメージ処理を行い(S57)、印刷バッファに格納された印刷用のイメージデータをサーマルヘッド18等を駆動して印字テープ28に印刷し(S58)、前記S64へ移行する。
【0060】
図12に示す印刷用テープ24を得るには、使用者は、キーボード3の文字キーを押下して文字列「ABC」からなるテキストを入力する(S13)。次に、スプリット印刷キー及び数字「2」キーを押下して、スプリット印刷を設定すると共に印刷枚数2を設定する。するとスプリット設定処理(S6)のS27において印刷枚数Nが「2」に設定され、S28においてナンバリングフラグFがクリアされ、スプリットフラグFがセットされる。されに、カウント印刷設定(S29)において、「Y」キーを押下して、カウント印刷を設定すると、カウント印刷フラグFがセットされる。
【0061】
そして、使用者は印刷キーを押下する。すると印刷処理(S14)が実行され、印刷枚数Nは「2」にセットされているから(S54:no)、S59において印刷枚数カウンタnが「2」に設定され、カウンタCも「1」にセットされる。そしてS61のイメージ処理において、S46・S47:yes、S48、S49と実行され、文字列「ABC」の2倍に拡大された印刷用イメージデータが作成され、拡大された印刷用イメージデータを分割して得られる上側半分の印刷用イメージデータが印刷バッファに格納される。
【0062】
次に、S62〜S63の処理により、拡大された文字列「ABC」の上側半分の印刷とその前のハーフカットライン54が作成が行われる。そして、印刷枚数カウンタnが「0」でないから、S68においてカウンタCが「1」だけインクリメントされ、S69において、カウンタCの値「2」が印字テープ28に印刷されると共に、印刷部分の後端であり、印刷されたカウンタの値「2」の前端が全カット機構Aのところまで搬送されると、S70において全カット機構Aを駆動して印字用テープ24を切断する。上記一連の処理により、スプリット印刷の1枚目(拡大された文字列「ABC」の上側半分)の印刷用テープ24が作成される。
【0063】
次に、S61〜S65が実行されて、拡大された文字列「ABC」の下側半分が印字テープ28に印刷される。ここで、印刷枚数カウンタnが「0」となっているので、S67において印字部分の後端が全カット機構Aの所まで搬送され、全カット機構Aにより印刷用テープ28が切断される。これら一連の処理により、スプリット印刷の2枚目(拡大された文字列「ABC」の下側半分)の印刷用テープ24が作成される。
【0064】
そして、作成された印刷用テープ24は何れもハーフカットライン54が形成されているので、印刷部分を容易に剥がすことができる。また、2枚目の印刷用テープ28の余白部分には2枚目の印刷を示す数字「2」が印刷されているので、スプリット印刷にて作成された印刷用テープ24を貼り合わせるときに、その順番が容易に判り、テープを貼り合わせる作業が極めて容易なる。
【0065】
また、図13に示す印刷用テープ24を得るには、使用者は、キーボード3の文字キーを押下して文字列「AB」からなるテキストを入力する(S13)。次に、コピー印刷キー及び数字「3」キーを押下してコピー印刷を設定すると共に印刷枚数3を設定する。するとコピー印刷処理(S4)のS17において印刷枚数Nが「3」に設定され、S18においてナンバリングフラグF及びスプリットフラグFが共にクリアされる。さらに、カウント印刷設定処理において、「Y」キーを押下してカウント印刷を設定する。
【0066】
そして、使用者は印刷キーを押下する。すると印刷処理(S14)が実行され、印刷枚数Nは「3」にセットされているから(S54:no)、S59において印刷枚数カウンタnが「3」に設定され、カウンタCが「1」に設定される。そしてS61のイメージ処理において、S46:yes、S47・S50:no、S53と実行され、文字列「AB」の印刷用イメージデータが作成され、S62〜S65の処理により、文字列「AB」の印刷とその前のハーフカットライン54が作成が行われる。そして、印刷枚数カウンタnから「1」を引いた結果が「0」でないから、カウンタCが「1」だけインクリメントされ、S69において、カウンタCの値が印刷された後、全カット機構Aが駆動されて全カットが行われ、1枚目の印刷用テープ24が作成される。
【0067】
次に、印刷用カウンタnが「0」となるまでS61〜S70が繰り返され、余白部分に数字「2」、「3」が印刷された2枚目、3枚目の印刷用テープ24が作成される。印刷用カウンタnが「0」になると、使用者が設定したコピー枚数の印刷が終了したことになり、S67において、テープ送りモータ46による印刷用テープ24の搬送及び全カット機構Aによる全カットが行われ、3枚目の印刷用テープ24に対する全カットが行われる。
【0068】
上記一連の処理により、同一内容を印刷した印刷用テープ24が指定した枚数だけ作成することができ、2枚目以降の余白部分には、何枚目の印刷かを示す数字が印刷される。これら全て印刷用テープ24にもハーフカットライン54が形成されているので、印刷部分を容易に剥がすことができる。また、余白部分に枚数を示す数字が印刷されているので、使用者は、印刷中においては、何枚目の印刷用テープ24の作成が完了しているのか容易に把握することができ、また、貼付作業においては何枚目の印刷用テープ24の貼付作業が終了したのかを容易に把握することができる。
【0069】
尚、使用者によりカウンタ印刷の要否は任意に設定することができるので、カウンタ印刷の無い印刷用テープを作成することも可能である。
【0070】
【発明の効果】
本発明の請求項に係るテーププリンタでは、(イ)印字テープが剥がし易くラベルとして使用し易い便利なものを、手間を掛けずに余計な余白部分を少なくした状態で実現することができ、印字後の印刷用テープを取扱い性に優れたものにできる。
【0071】
請求項に係るテーププリンタでは、(ロ)上記効果(イ)を、スプリット制御による印字後の印刷用テープにも適用できるようになり、幅広ラベルにも好適に使用できるようになる。
【0072】
請求項1及び3に係るテーププリンタでは、上記効果(イ)又は(ロ)を備えながら、複数印刷時における随時の作成個数や総個数等が一目瞭然となる便利なものを、余白部分を利用して印字させることでラベルには影響の無い好ましい状態で実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テーププリンタ及びデータ作成装置を示す図である。
【図2】 カセット収納部の平面図である。
【図3】 印刷用テープの拡大断面図である。
【図4】 印刷用テープの部分断面図を示す斜視図である。
【図5】 部分カット機構の正面図である。
【図6】 切断刃を開いた状態の部分カット機構を示す正面図である。
【図7】 切断刃の支持部材への固定状態を示す正面図である。
【図8】 (a)は図6の部分カット機構の要部断面図であり、(b)は図7の部分カット機構の要部断面図である。
【図9】 テーププリンタの制御ブロック図である。
【図10】 印刷用テープにおける余白部分、印字部分、非印字部分を示す図である。
【図11】 印字部と切断部との位置関係を示す側面図である。
【図12】 タイプIの印刷用テープのイメージ図である。
【図13】 タイプIIの印刷用テープのイメージ図である。
【図14】 実施形態におけるメインルーチンのフローチャートを示す図である。
【図15】 (イ)はコピー設定用の各サブルーチンのフローチャートを示す図であり、(ロ)はナンバリング設定用の各サブルーチンのフローチャートを示す図である。
【図16】 (イ)はスプリット設定用の各サブルーチンのフローチャートを示す図であり、(ロ)はハーフカット設定用のサブルーチンのフローチャートを示す図である。
【図17】 カウンタ印刷設定用のサブルーチンのフローチャートを示す図である。
【図18】 印刷処理のルーチンのフローチャートを示す図である。
【図19】 イメージ処理用ルーチンのフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
14 剥離テープ
18 印字部
23 切断部
24 印刷用テープ
28 印字テープ
47 反復印字制御手段
48 第1制御手段
50 ナンバリング印字制御手段
51 第2制御手段
52 第3制御手段

Claims (3)

  1. 印字テープと剥離テープとを積層して成る印刷用テープにおける前記印字テープに印字する印字部と、前記印字部から送られてくる前記印刷用テープを切断する切断部とを備え、前記切断部を、前記印刷用テープにおける前記印字テープのみを切断する部分カット機構を備えて構成し、前記印字部で印刷された印字部分と該印字部分に先立って形成される余白部分との間において前記印字テープのみが切断されるように、前記印字部と前記部分カット機構とを連係作動させる第1制御手段を備え、前記印字部分毎にその印字終了に伴って前記印刷用テープを切断する全カット機構を前記切断部に備え、所定法則に従って変更されるカウント用ナンバリングデータを前記印字部分の印字に先立って発生させて記憶するナンバリング発生・記憶手段と、前記印字部分の印字データと前記ナンバリング発生・記憶手段に記憶されているカウント用ナンバリングデータとを順次合成し、かつ、カウント用ナンバリングデータのみに基づくカウント用ナンバリングが前記余白部分に印字される状態で合成したデータに基づいて印字を繰返す合成印字制御手段を備えてあるテーププリンタ
  2. 印字テープと剥離テープとを積層して成る印刷用テープにおける前記印字テープに印字する印字部と、前記印字部から送られてくる前記印刷用テープを切断する切断部と、前記印字部で印字される印字内容を高さ方向に分割し、それら分割された各々をテープ長さ方向に沿って余白を挟んで印字させるスプリット制御手段とを備え、前記切断部を、前記印刷用テープにおける前記印字テープのみを切断する部分カット機構を備えて構成し、前記スプリット制御手段によって分割印字された互いに対となる両分割印字部分とこれら分割印字部分に先立って形成される余白部分との間において前記印字テープのみが切断されるように、前記スプリット制御手段と前記部分カット機構とを連係作動させる第2制御手段を備えてあるテーププリンタ。
  3. 前記印字部分毎にその印字終了に伴って前記印刷用テープを切断する全カット機構を前記切断部に備え、所定法則に従って変更されるカウント用ナンバリングデータを前記印字部分の印字に先立って発生させて記憶するナンバリング発生・記憶手段と、前記印字部分の印字データと前記ナンバリング発生・記憶手段に記憶されているカウント用ナンバリングデータとを順次合成し、かつ、カウント用ナンバリングデータのみに基づくカウント用ナンバリングが前記余白部分に印字される状態で合成したデータに基づいて印字を繰返す合成印字制御手段を備えてある請求項2に記載のテーププリンタ。
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