JP3887334B2 - 輪転印刷機および輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法 - Google Patents

輪転印刷機および輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輪転印刷機および輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法に関する。
【0002】
【背景技術】
グラビア輪転印刷機において、ウェブとして、伸び易いフィルムを用いた場合、ウェブにテンションを与えながらウェブに印刷を施しているため、印刷ピッチが変動しやすい。
従来、印刷ピッチの管理は、巻取後、あるいは、印刷後のウェブの印刷ピッチをスケールを用いて測定し、その測定結果を基に印刷ピッチの良否を判定することにより行っている。
しかし、このような方法では、ある一定時間間隔で印刷機を停止して、印刷ピッチを測定しなければならないうえ、不良品が検出された時点では多量の不良品が発生してしまっている事態が多い。
【0003】
そこで、このような不具合を解消する方法として、輪転印刷機の印刷動作中において、ウェブに印刷された印刷ピッチを測定する方法、および、印刷ピッチのずれ量を補正する印刷ピッチ制御方法が提案されている(特許文献1)。
ウェブに印刷された印刷ピッチを測定する方法は、輪転印刷機の印刷動作中において、印刷ユニットによってウェブに所定ピッチの印刷マークを印刷し、その印刷ユニットよりも下流側で走行中のウェブの印刷マークを検出するとともに、ウェブの走行距離に応じたパルスを発生させ、印刷マークの検出信号間のパルスを計数することによって印刷ピッチを測定する方法である。
印刷ピッチのずれ量を補正する印刷ピッチ制御方法は、上述した方法によって印刷ピッチを測定したのち、その印刷ピッチの適正ピッチからのずれ量を求め、そのずれ量に応じて、印刷ユニットの上流側に設けられているインフィード部と印刷ユニットとの間のウェブ張力を制御する方法である。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−104701号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に開示された印刷ピッチのずれ量を補正する印刷ピッチ制御方法は、印刷ピッチの適正ピッチからのずれ量に応じて、印刷ユニットの上流側に設けられているインフィード部と印刷ユニットとの間のウェブ張力を制御するものであるから、複数の印刷ユニットを備えた輪転印刷機の場合、最初の印刷ユニットにおける印刷ピッチについては調整、管理できるものの、第2番目以降の印刷ユニットにおける印刷ピッチについては、調整、管理できない。
【0006】
本発明の目的は、複数の印刷ユニットを備えた輪転印刷機において、全ての印刷ユニットにおける印刷ピッチ長を調整、管理できるようにした輪転印刷機および輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の輪転印刷機は、それぞれ版胴、圧胴、ガイドローラおよび前記版胴を駆動する版胴駆動用モータを有しかつウェブを送る上流側から下流側に沿って配列された複数の印刷ユニットと、前記複数の印刷ユニットにウェブを供給するウェブ供給機構と、前記ウェブを巻き取るウェブ巻取機構と、前記複数の印刷ユニットの版胴駆動用モータを同期駆動させる統合制御部とを備えた輪転印刷機において、前記各印刷ユニット毎に設けられかつその印刷ユニットの版胴より下流側においてその版胴で印刷された見当マークを検出する複数の見当マーク検出器と、前記各印刷ユニット毎に、各見当マーク検出器から出力される検出信号間における印刷ピッチ長を計測する印刷ピッチ長計測手段と、前記印刷ピッチ長計測手段で計測された各印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によっていずれか一の印刷ユニットの計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていないと判定されたとき、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更して印刷ピッチ長を変化させる印刷ピッチ長可変手段とを備え、前記印刷ピッチ長可変手段は、前記規定印刷ピッチ長と計測印刷ピッチ長との差、前記いずれか一の印刷ユニットより上流側の印刷ユニットの版胴周速、および、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴からそれより上流側の印刷ユニットの版胴までのウェブパス長に基づいて、いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を求める演算手段を備えることを特徴とする。
ここで、見当マークとは、位置合わせのために印刷したマークに限らず、ウェブに印刷された絵柄の特定の一部を含む意味である。
【0008】
この構成によれば、ウェブ供給機構から供給されたウェブを複数の印刷ユニットを通してウェブ巻取機構により巻き取りながら、複数の印刷ユニットによってウェブに印刷を施していく。
各印刷ユニットにおいて、その印刷ユニットの版胴より下流側においてその版胴で印刷された見当マークが見当マーク検出器により検出されると、印刷ピッチ長計測手段において、各見当マーク検出器から出力される検出信号間における印刷ピッチ長が計測され、続いて、判定手段において、印刷ピッチ長計測手段で計測された各印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かが判定される。
いずれか一の印刷ユニットの計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていないと判定されると、印刷ピッチ長可変手段によって、いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度が変更される。これにより、いずれか一の印刷ユニットとそれより上流側の印刷ユニット間におけるウェブテンションが変動するので、印刷ピッチ長が変化される。従って、複数の印刷ユニットを備えた輪転印刷機において、全ての印刷ユニットにおける印刷ピッチ長を調整・管理できる。
また、いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度が変更する際、規定印刷ピッチ長と計測印刷ピッチ長との差、いずれか一の印刷ユニットより上流側の印刷ユニットの版胴周速、および、いずれか一の印刷ユニットの版胴からそれより上流側の印刷ユニットの版胴までのウェブパス長を入力するだけで、これらの情報を基にいずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を求めることができる。
【0009】
以上において、前記最上流側の印刷ユニットとウェブ供給機構との間には、ウェブを挟んで送る送りローラと、前記統合制御部によって制御され前記送りローラを駆動させる送りローラ駆動用モータとが設けられていることが望ましい。
この構成によれば、最上流側の印刷ユニットについても、最上流側の印刷ユニットと送りローラとの間で印刷ピッチ長の調整を正確に行うことができる。
【0010】
また、前記印刷ピッチ長計測手段は、前記各印刷ユニットの版胴の回転角位置を検出する位置検出器と、前記見当マーク検出器から検出信号が出力される毎に前記位置検出器の位置データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に順次記憶された位置データの差から印刷ピッチ長を演算する演算手段とを備える構成が望ましい。
この構成によれば、見当マーク検出器から検出信号が出力される毎に、版胴の回転角位置を検出する位置検出器の位置データが記憶手段に記憶され、この記憶手段に順次記憶された位置データの差から印刷ピッチ長が計測されるから、比較的簡易な構成で印刷ピッチ長を迅速かつ正確に計測することができる。
【0012】
また、本発明の輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法は、それぞれ版胴、圧胴、ガイドローラおよび前記版胴を駆動する版胴駆動用モータを有しかつ一列に配列された複数の印刷ユニットと、前記複数の印刷ユニットにウェブを供給するウェブ供給機構と、前記ウェブを巻き取るウェブ巻取機構と、前記複数の印刷ユニットの版胴駆動用モータを同期駆動させる統合制御部とを備えた輪転印刷機によってウェブに印刷された印刷ピッチ長を調整する輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法において、前記各印刷ユニットにおいて、ウェブに所定ピッチの見当マークを印刷する工程と、前記各印刷ユニットにおいて、ウェブに印刷された見当マークを検出する見当マーク検出工程と、前記各見当マーク検出工程で検出された見当マーク間における印刷ピッチ長を計測する印刷ピッチ長計測工程と、前記印刷ピッチ長計測工程で計測された各印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程によっていずれか一の印刷ユニットの計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていないと判定されたとき、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更して印刷ピッチ長を変化させる印刷ピッチ長可変工程とを備え、前記印刷ピッチ長可変工程では、前記規定印刷ピッチ長と計測印刷ピッチ長との差、前記いずれか一の印刷ユニットより上流側の印刷ユニットの版胴周速、および、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴からそれより上流側の印刷ユニットの版胴までのウェブパス長に基づいて、いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を求め、この速度に前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更することを特徴とする。
この構成によれば、上記輪転印刷機の効果と同様な効果が期待できる。
【0013】
以上において、前記印刷ピッチ長可変工程において、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更して印刷ピッチ長を変化させたのち、その一の印刷ユニットとそれより上流側に位置する印刷ユニット間におけるウェブテンションを求め、このウェブテンションが予め設定されている許容ウェブテンション内であるか否かを判定することが望ましい。
この構成によれば、いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更して印刷ピッチ長を変化させたのち、その一の印刷ユニットとそれより上流側に位置する印刷ユニット間におけるウェブテンションが予め設定されている許容ウェブテンション内であるか否かを判定するようにしたので、ウェブテンションについても管理できる。もし、ウェブテンションが予め設定されている許容ウェブテンション内でない場合には、オペレータに警報などを発し、その旨を促すことができる。
【0014】
また、前記判定工程において、全ての印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていると判定されたことを条件として、最上流側の印刷ユニットの印刷を基準にそれ以降の印刷ユニットの見当合わせを行うことが望ましい。
この構成によれば、全ての印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていると判定されたことを条件として、最上流側の印刷ユニットの印刷を基準にそれ以降の印刷ユニットの見当合わせを行うようにしたので、つまり、印刷ピッチ長が管理されたうえで、最上流側の印刷ユニットの印刷を基準にそれより下流の印刷ユニットの見当合わせが行われるから、見当合わせも正確かつ迅速に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る輪転印刷機を適用した6連式ストレートグラビア輪転印刷機を示している。同グラビア輪転印刷機1は、1列に配置された6台の印刷ユニット21〜26と、印刷ユニット21の上流側(図1の左側)に配置されたウェブ供給機構としての巻出し部3およびインフィード部4と、印刷ユニット26の下流側(図1の右側)に配置されたウェブ巻取機構としてのアウトフィード部5および巻取り部6とを備えて構成されている。また、インフィード部4と印刷ユニット21との間には、ウェブを挟んで送る一対の送りローラ13が設けられている。
【0016】
各印刷ユニット21〜26には、それぞれ印刷部を構成する版胴7、圧胴8および回転フリーの複数のガイドローラ9が設けられているとともに、版胴7を駆動する版胴駆動用サーボモータ101〜106が変速歯車(図示せず)を介して設けられている。また、版胴7より下流側において、各印刷ユニット21〜26で印刷された見当マークを検出する見当マーク検出器151〜156が設けられている。
送りローラ13には、変速歯車(図示せず)を介して送りローラ駆動用サーボモータ10iが連結されている。これらのサーボモータ101〜106,10iにより、各印刷ユニット21〜26に設けられた版胴7および送りローラ13がそれぞれ独立して駆動できるようになっている。
【0017】
図2は、グラビア輪転印刷機1の制御系を示している。駆動制御装置20は、統合制御部として動作するDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)部21と、各種データを記憶する記憶手段としてのメモリ部22と、版胴サーボコントローラ231〜236および送りローラサーボモータ23iと、テンション制御部25と、入出力I/F(インタフェース)部26とを含んで構成されている。なお、DSP部21は、本発明の印刷ピッチ長計測手段、判定手段、印刷ピッチ長可変手段および演算手段を構成している。
【0018】
入出力I/F部26には、入力装置27と、CRTなどの表示装置28と、各印刷ユニット21〜26毎に設けられた見当マーク検出器151〜156とがそれぞれ接続されている。
メモリ部22には、入力装置27などによって入力された各種データが記憶されるエリアのほかに、図3に示すように、各印刷ユニット21〜26毎に見当マーク検出器151〜156から検出信号が出力されたときの版胴位相角(後述するエンコーダ121〜126の値)を記憶するレジスタR11,R12…R61,R62が設けられている。
【0019】
DSP部21は、入力装置27からJOBNOや各種データなどが入力されると、これらのデータをメモリ部22に記憶させる。また、印刷機制御装置40から運転指令、速度指令が与えられと、印刷を実行する印刷ユニットの版胴サーボコントローラ231〜236および送りローラサーボコントローラ23iへ同時にかつそれぞれ単独の位置指令(回転角)信号を与える。
また、DSP部21は、定速運転時には速度指令に応じた時間間隔を維持し、位置指令信号を連続してサーボコントローラ231〜236,23iへ発生する。このとき、DSP部21のソフトウェア同期により各版胴7の同期性を維持する。加減速時には所定の角加速度による加速時間、減速時間に従った変化率を維持しつつ、位置指令信号を連続して発生し、すなわち、DSP部21のソフトウェア同期により各版胴7の同期性を維持する。
【0020】
各版胴サーボコントローラ231〜236および送りローラサーボコントローラ23iは、DSP21より速度指令信号が制御目標値として与えられる。これを受けて、サーボアンプ301〜306,30iから指令信号に対応した駆動信号がサーボモータ101〜106,10iへ出力されると、サーボモータ101〜106,10iの軸端に接続されているエンコーダ121〜126,12iから回転角位置信号(回転位相信号)が位置フィードバック信号として版胴サーボコントローラ231〜236および送りローラサーボコントローラ23iに入力される。版胴サーボコントローラ231〜236および送りローラサーボコントローラ23iは、固定周期(サーボ系サンプリング周期)の位置ループ321〜326を構成し、各サーボ系を制御するソフトウエアサーボ機能を持つ。
【0021】
テンション制御部25は、版胴サーボコントローラ231〜236への指令信号に同期した、DSP部21からのテンション制御指令信号により同期駆動される。つまり、テンション制御部25は、DSP21よりのテンション制御指令信号に基づいて、巻出し部3、インフィード部4、アウトフィード部5、巻取り部6へ駆動信号を出力し、ウェブテンション制御を行う。
【0022】
以上の構成において、巻出し部3にウェブを取り付け、このウェブを印刷ユニット21〜26を通して巻取り部6に巻き取らせる。
ここで、印刷ユニット21〜26間の版胴上絵柄位相の初期設定が完了した後、印刷を開始する。このとき、送りローラ13の周速および各印刷ユニット21〜26の版胴周速を全て同速とする。ウェブテンションが安定したのち、第1印刷ユニット21から順番に第6印刷ユニット26における印刷ピッチ長の調整を行う。
【0023】
(第1印刷ユニット21における印刷ピッチ長の調整)
第1印刷ユニット21の見当マーク検出器151がウェブの見当マークを検出すると、このときの印刷ユニット21の版胴位相角がエンコーダ121からサーボコントローラ231およびDSP部21を経由して、メモリ部22内のレジスタR11に記憶される。
次に、第1印刷ユニット21の見当マーク検出器151がウェブの見当マークを検出すると、レジスタR11の値がレジスタR12へ転送されたのち、このときの印刷ユニット21の版胴位相角がエンコーダ121からサーボコントローラ231およびDSP部21を経由して、メモリ部22内のレジスタR11に記憶される。
DSP部21は、見当マーク検出器151から出力される検出信号間における印刷ピッチ長を計測する。つまり、印刷ユニット21によってウェブに印刷されている印刷ピッチ長L1を次の式から求める。
1=(「レジスタR11の値」−「レジスタR12の値」)×K1
ここで、K1は、エンコーダ121の精度P、既に設定されている印刷ユニット21の版胴径D1から、
1=P×D1/360
となる。
【0024】
また、印刷ユニット21における計測印刷ピッチ長L1が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かを判定する。つまり、予め設定されている規定印刷ピッチ長を「LR1」とし、誤差許容値を「T1」として、
−T1≦LR1−L1≦T1
の判定を行う。この関係が成立すれば、第1印刷ユニット21による印刷ピッチは誤差許容範囲内に入っていると判定する。
【0025】
一方、この関係が成立しないときは、送りローラ13の周速に対する第1印刷ユニット21の版胴周速を変更することで対応する。いま、
ΔL=LR1−L1
とし、また、送りローラ13の周速を「Vin」、第1印刷ユニット21の版胴周速変更後の版胴周速を「Vd1」、送りローラ13と第1印刷ユニット21の版胴・圧胴ニップ間ウェブパス長を「Lfd1」とすると、
ΔL={(Vin−Vd1)/Vin}×Lfd1
より、
Vd1={ΔL−(ΔL/Lfd1)}×Vin
となる。よって、第1印刷ユニット21の版胴駆動用サーボモータ101を「Vd1」に変更することによって、送りローラ13および第1印刷ユニット21間の印刷ピッチ長が「ΔL」変更され、所望の印刷ピッチ長となる。
【0026】
このとき、送りローラ13の周速、第1印刷ユニット21の版胴周速の差により発生する送りローラ/第1印刷ユニット版胴間のウェブテンションTは、
T={(Vin−Vd1)/Vin)}×A・E
となる。ここで、
A:ウェブ断面積[mm2
E:ウェブ縦弾性係数[GPa]
である。ウェブの縦弾性係数はウェブの種類により決定されるので、予め、使用するウェブの種類に対応してメモリ部22内に設定されている。
最後に、送りローラ13の周速、第1印刷ユニット21の版胴周速の差により発生する送りローラ/第1印刷ユニット版胴間のウェブテンションTが予め設定された所定値内であるか否かを判定し、所定値内でない場合には、オペレータに警報する。
【0027】
(第2印刷ユニットにおける印刷ピッチ長の調整)
第2印刷ユニット22の見当マーク検出器152がウェブの見当マークを検出すると、このときの印刷ユニット22の版胴位相角がエンコーダ122からサーボコントローラ232およびDSP部21を経由して、メモリ部22内のレジスタR21に記憶される。
次に、第2印刷ユニット22の見当マーク検出器152がウェブの見当マークを検出すると、レジスタR21の値がレジスタR22へ転送されたのち、このときの印刷ユニット22の版胴位相角がエンコーダ122からサーボコントローラ232およびDSP部21を経由して、メモリ部22内のレジスタR21に記憶される。
DSP部21は、見当マーク検出器152から出力される検出信号間における印刷ピッチ長を計測する。つまり、印刷ユニット22によってウェブに印刷た印刷ピッチ長L2を次の式から求める。
2=(「レジスタR21の値」−「レジスタR22の値」)×K2
ここで、K2は、エンコーダ122の精度P、既に設定されている印刷ユニット22の版胴径D2から、
2=P×D2/360
となる。
【0028】
また、印刷ユニット22における計測印刷ピッチ長L2が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かを判定する。つまり、誤差許容値を「T2」として、
−T2≦LR1−L2≦T2
の判定を行う。この関係が成立すれば、第2印刷ユニット22による印刷ピッチは許容範囲内に入っていると判定する。
【0029】
一方、この関係が成立しないときは、第1印刷ユニット21の周速に対する第2印刷ユニット22の版胴周速を変更することで対応する。いま、
ΔL=LR1−L2
とし、また、第1印刷ユニット21の版胴周速を「Vd1」、第2印刷ユニット22の版胴周速変更後の版胴周速を「Vd2」、第1印刷ユニット21の版胴・圧胴ニップ間と第2印刷ユニット22の版胴・圧胴ニップ間ウェブパス長を「Lfd2」とすると、
ΔL={(Vd1−Vd2)/Vd1}×Lfd2
より、
Vd2={ΔL−(ΔL/Lfd2)}×Vd1
となる。よって、第2印刷ユニット22の版胴駆動用サーボモータ102の速度を「Vd2」に変更することによって、第1印刷ユニット21および第2印刷ユニット22間の印刷ピッチ長が「ΔL」変更され、所望の印刷ピッチ長となる。これにより、第1および第2印刷ユニット21,22の印刷ピッチ長が所望の印刷ピッチ長となる。
【0030】
このとき、第1印刷ユニット21の版胴周速、第2印刷ユニット22の版胴周速の差により発生する第1印刷ユニット版胴/第2印刷ユニット版胴間のウェブテンションTについて、前記と同様にして判定を行う。
【0031】
(第3〜第6印刷ユニット23〜26における印刷ピッチ長の調整)
第3〜第6印刷ユニット23〜26における印刷ピッチ長の調整については、第1,第2印刷ユニット21,22における印刷ピッチ長の調整と同様にして行う。
【0032】
(印刷見当の調整)
全ての印刷ユニット21〜26について、印刷ピッチ長の調整を行ったのち、印刷見当の調整を行う。
印刷見当は、第1印刷ユニット21における見当マークを基準として各印刷ユニット21〜26毎に調整を行う。たとえば、第2印刷ユニット22の場合、第2印刷ユニット22の見当マーク検出器152が見当マークを検出すると、このときの印刷ユニット22の版胴位相角がエンコーダ122からサーボコントローラ232およびDSP部21を経由して、メモリ部22内のレジスタR21に記憶される。この値を「θR」とする。
ここで、図4に示すように、第2印刷ユニット22の版胴・圧胴ニップ間から見当マーク検出器152までのウェブ長を「LS」とする。また、図5に示すように、「θP」を版胴での「θR」位置と第1印刷ユニット21の見当マークとの位相差とすると、
θP=2π×(LS%LR1
となる。ただし、%は剰余を求める演算子である。
【0033】
しかるに、第2印刷ユニット22の版胴上見当マーク位置と第1印刷ユニット21の見当マークが版胴・圧胴接点部で一致、または、所定距離を維持する(マークの重なりを避けるため、印刷色毎に所定の距離をずらして見当マークを設ける)ことで、所期の目的が達せられる訳であるから、一致位置に版胴位相を移動させるための移動量(角)「θ」を求める。
第2印刷ユニット22の版胴原点から第1印刷ユニット21の見当マークまでの位相を版胴回転角(「θM」とする)で表すと、
θM=θR+θP
となる。
【0034】
初期設定時の第2印刷ユニット22の版胴上見当マーク位置角を「θ01」とすると、第2印刷ユニット22の版胴上見当マーク位置と見当マーク検出器152により第1印刷ユニット21の見当マークを検出したときの第2印刷ユニット22の版胴位相角との位相差「θ」は
θ=θM−θ01
となる。
見当マーク検出器152によりウェブの見当マークを検出したとき、上記演算により第2印刷ユニット22の版胴の移動角を求めたのち、第2印刷ユニット22の版胴を「θ」度、速度オーバーライドを与え、位相シフトを行えばよい。このとき、速度オーバーライド値は位相シフト量に従い、ウェブの断紙発生がない程度にランプ状に変更を加えたり、プラスまたはマイナスの値でもよい。
【0035】
本実施形態によれば、次の作用効果が期待できる。
(1)各印刷ユニット21〜26において、その印刷ユニット21〜26の版胴7より下流側においてその版胴7で印刷された見当マークが見当マーク検出器151〜156により検出されると、各見当マーク検出器151〜156から出力される検出信号間における印刷ピッチ長が計測され、続いて、計測された各印刷ユニット21〜26における計測印刷ピッチ長が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かが判定される。
いずれか一の印刷ユニット21〜26の計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていないと判定されると、いずれか一の印刷ユニット21〜26の版胴駆動用モータ101〜106の速度が変更される。これにより、ウェブテンションが変化し印刷ピッチ長が変化されるから、複数の印刷ユニット21〜26を備えた輪転印刷機において、全ての印刷ユニット21〜26における印刷ピッチ長を調整、管理できる。
【0036】
(2)第1印刷ユニット21の上流側、つまり、第1印刷ユニット21とインフィード部4との間に、ウェブを挟んで送る送りローラ13を設けたので、第1印刷ユニット21については、第1印刷ユニット21と送りローラ13との間で印刷ピッチ長の調整、テンション調整などを行うことができる。
【0037】
(3)見当マーク検出器151〜156から検出信号が出力される毎に、版胴7の位相角を検出するエンコーダ121〜126の値がメモリ部22のレジスタR11,R12…R61,R62に記憶され、このレジスタR11,R12…R61,R62に順次記憶された値の差から印刷ピッチ長が計測されるから、比較的簡易な構成で印刷ピッチ長を迅速かつ正確に計測することができる。
【0038】
(4)規定印刷ピッチ長と計測印刷ピッチ長との差、いずれか一の印刷ユニット21〜26より上流側の印刷ユニット21〜26の版胴周速、および、いずれか一の印刷ユニット21〜26の版胴7からそれより上流側の印刷ユニット21〜26の版胴7までのウェブパス長を用いて、いずれか一の印刷ユニット21〜26の版胴駆動用モータ101〜106の速度を求めるようにしたので、簡易に変更しようとするモータの速度を求めることができる。
【0039】
(5)いずれか一の印刷ユニット21〜26の版胴駆動用モータ101〜106の速度を変更して印刷ピッチ長を変化させたのち、その一の印刷ユニット21〜26とそれより上流側に位置する印刷ユニット間におけるウェブテンションが予め設定されている許容ウェブテンション内であるか否かを判定するようにしたので、ウェブテンションについても管理できる。もし、ウェブテンションが予め設定されている許容ウェブテンション内でない場合には、オペレータに警報などを発し、その旨を促すことができる。
【0040】
(6)全ての印刷ユニット21〜26における計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていると判定されたことを条件として、第1印刷ユニット21の印刷を基準に第2印刷ユニット22〜以降の見当合わせを行うようにしたので、つまり、印刷ピッチ長が管理されたうえで、第1印刷ユニット21の印刷を基準に第2印刷ユニット22〜以降の見当合わせが行われるから、見当合わせも正確かつ迅速に行うことができる。
【0041】
なお、本発明は、上記各実施形態で説明した印刷機に限定されるものでなく、次のような変形例も含む。
上記実施形態では、見当マーク検出器151〜156から検出信号が出力される毎に、版胴7の位相角を検出するエンコーダ121〜126の値をメモリ部22のレジスタR11,R12…R61,R62に記憶し、このレジスタR11,R12…R61,R62に順次記憶された値の差から印刷ピッチ長を演算するようにしたが、これに限られない。たとえば、見当マーク検出器151〜156から検出信号が出された時間間隔を計測し、この時間間隔と版胴の周速とから印刷ピッチ長を求めるようにしてもよい。あるいは、ウェブに接して回転するロータリエンコーダを設け、このロータリエンコーダからのパルスを計数して印刷ピッチ長を求めるようにしてもよい。
【0042】
また、上記実施形態では、版胴の位置を検出する検出器として、サーボモータ101〜106に付属しているエンコーダ121〜126を使用したが、別途位置検出器を設けてもよいし、あるいは、印刷ピッチ長検出専用としてインクリメンタルエンコーダにより、計数器を使用することも可能である。
【0043】
また、テンション制御部25は、上記実施形態の構成に限らず、ウェブに所望のテンションを与えることができる構成であれば、どのような構成でもよい。
また、圧胴8については、ウエブに接し、そのウエブの走行に従って回転する構造であったが、これも版胴7と同様に各印刷ユニットごとに単独駆動させ、これらをDSP21で同期制御するようにしてもよい。
【0044】
また、ガイドローラ9についても、ウエブに接し、ウェブの走行に従って回転する構造であったが、これらのガイドローラ9も単独で回転できるようにし、かつ、版胴7および圧胴8の周速と同期させるようにしてもよい。この場合、ガイドローラ9と版胴7、または、ガイドローラ9と圧胴8とを連結し、版胴7または圧胴8の駆動源をガイドローラ9の駆動源としてもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明の輪転印刷機および輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法によれば、複数の印刷ユニットを備えた輪転印刷機において、全ての印刷ユニットにおける印刷ピッチ長を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るグラビア輪転印刷機を示す全体構成図。
【図2】同上実施形態のグラビア輪転印刷機の制御系を示すブロック図。
【図3】同上実施形態のメモリ部の内容を示す図。
【図4】同上実施形態の印刷ユニットの詳細を示す図。
【図5】同上実施形態の印刷機で印刷されたウェブと版胴との関係を示す図。
【符号の説明】
1 輪転印刷機
1〜26 印刷ユニット
3 巻出し部(ウェブ供給機構)
4 インフィード部(ウェブ供給機構)
5 アウトフィード(ウェブ巻取機構)
6 巻取り部(ウェブ巻取機構)
7 版胴
8 圧胴
9 ガイドローラ
101〜106 版胴駆動用サーボモータ(版胴駆動用モータ)
10i 送りローラ駆動用サーボモータ(送りローラ駆動用モータ)
121〜126,12i エンコーダ(位置検出器)
13 送りローラ
151〜156 見当マーク検出器
21 DSP部(統合制御部、印刷ピッチ長計測手段、判定手段、印刷
ピッチ長可変手段)
22 メモリ部(記憶手段)
25 テンション部
27 入力装置

Claims (6)

  1. それぞれ版胴、圧胴、ガイドローラおよび前記版胴を駆動する版胴駆動用モータを有しかつウェブを送る上流側から下流側に沿って配列された複数の印刷ユニットと、前記複数の印刷ユニットにウェブを供給するウェブ供給機構と、前記ウェブを巻き取るウェブ巻取機構と、前記複数の印刷ユニットの版胴駆動用モータを同期駆動させる統合制御部とを備えた輪転印刷機において、
    前記各印刷ユニット毎に設けられかつその印刷ユニットの版胴より下流側においてその版胴で印刷された見当マークを検出する複数の見当マーク検出器と、
    前記各印刷ユニット毎に、各見当マーク検出器から出力される検出信号間における印刷ピッチ長を計測する印刷ピッチ長計測手段と、
    前記印刷ピッチ長計測手段で計測された各印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によっていずれか一の印刷ユニットの計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていないと判定されたとき、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更して印刷ピッチ長を変化させる印刷ピッチ長可変手段とを備え
    前記印刷ピッチ長可変手段は、前記規定印刷ピッチ長と計測印刷ピッチ長との差、前記いずれか一の印刷ユニットより上流側の印刷ユニットの版胴周速、および、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴からそれより上流側の印刷ユニットの版胴までのウェブパス長に基づいて、いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を求める演算手段を備えることを特徴とする輪転印刷機。
  2. 請求項1に記載の輪転印刷機において、
    前記最上流側の印刷ユニットとウェブ供給機構との間には、ウェブを挟んで送る送りローラと、前記統合制御部によって制御され前記送りローラを駆動させる送りローラ駆動用モータとが設けられていることを特徴とする輪転印刷機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の輪転印刷機において、
    前記印刷ピッチ長計測手段は、前記各印刷ユニットの版胴の回転角位置を検出する位置検出器と、前記見当マーク検出器から検出信号が出力される毎に前記位置検出器の位置データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に順次記憶された位置データの差から印刷ピッチ長を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする輪転印刷機。
  4. それぞれ版胴、圧胴、ガイドローラおよび前記版胴を駆動する版胴駆動用モータを有しかつ一列に配列された複数の印刷ユニットと、前記複数の印刷ユニットにウェブを供給するウェブ供給機構と、前記ウェブを巻き取るウェブ巻取機構と、前記複数の印刷ユニットの版胴駆動用モータを同期駆動させる統合制御部とを備えた輪転印刷機によってウェブに印刷された印刷ピッチ長を調整する輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法において、
    前記各印刷ユニットにおいて、ウェブに所定ピッチの見当マークを印刷する工程と、
    前記各印刷ユニットにおいて、ウェブに印刷された見当マークを検出する見当マーク検出工程と、
    前記各見当マーク検出工程で検出された見当マーク間における印刷ピッチ長を計測する印刷ピッチ長計測工程と、
    前記印刷ピッチ長計測工程で計測された各印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が、予め設定されている規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によっていずれか一の印刷ユニットの計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていないと判定されたとき、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更して印刷ピッチ長を変化させる印刷ピッチ長可変工程とを備え
    前記印刷ピッチ長可変工程では、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの 速度を変更する際、前記規定印刷ピッチ長と計測印刷ピッチ長との差、前記いずれか一の印刷ユニットより上流側の印刷ユニットの版胴周速、および、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴からそれより上流側の印刷ユニットの版胴までのウェブパス長に基づいて、いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を求め、この速度に前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更することを特徴とする輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法。
  5. 請求項に記載の輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法における前記印刷ピッチ長可変工程において、前記いずれか一の印刷ユニットの版胴駆動用モータの速度を変更して印刷ピッチ長を変化させたのち、その一の印刷ユニットとそれより上流側に位置する印刷ユニット間におけるウェブテンションを求め、このウェブテンションが予め設定されている許容ウェブテンション内であるか否かを判定することを特徴とする輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法。
  6. 請求項または請求項に記載の輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法における前記判定工程において、全ての印刷ユニットにおける計測印刷ピッチ長が規定印刷ピッチ長の許容誤差内に入っていると判定されたことを条件として、最上流側印刷ユニットの印刷を基準にそれ以降の印刷ユニットの見当合わせを行うことを特徴とする輪転印刷機の印刷ピッチ長調整方法。
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