JP3884482B2 - 多数のパワー制御回路を有する軸対称形転向ノズル作動装置 - Google Patents

多数のパワー制御回路を有する軸対称形転向ノズル作動装置 Download PDF

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Description

発明の背景
発明の分野
本発明は一般的にはガスタービンエンジンの軸対称形転向排気ノズルに関し、特に、転向リングを制御する多数のパワー回路を有するこのようなエンジンの作動装置に関する。
背景技術の説明
軍用航空機の設計者と技術者は、空対空戦闘用と複雑な地上攻撃用の航空機の運動性を高めるように常に努力している。彼等は、フラップと補助翼のような通常の空力面に代わるものあるいはそれを増強するものとして、航空機を駆動するガスタービンエンジンの排気流と推力を転向させる推力転向ノズルを開発した。一つの新しく開発された推力転向ノズルは、ハウア(Hauer)による米国特許第4994660号に開示されている軸対称形転向排気ノズルであり、この米国特許をここに参照する。この軸対称形転向排気ノズルは、ノズルの末広フラップを非対称的に自在に枢動することにより、換言すれば、末広フラップを、転向しない場合のノズルの中心線に対して半径方向と接線方向に枢動することにより軸対称中細ノズルの推力を転向させる手段として働く。フラップは転向リングにより枢動され、転向リングは軸方向に直動されかつその水平および垂直軸線に対して限られた範囲にわたってジンバルされる、すなわち、傾けられる(実質的にその姿勢が調整される)ことが可能である。
軸対称形転向排気ノズルは、より旧式なガスタービンエンジン排気ノズルと同様に、可変面積中細排気ノズルを形成するように配置された1次および2次排気フラップを含んでいる。排気ノズルは概して軸対称形または環状であり、そして排気流はノズルののどに至るまで1次または先細フラップにより包囲され次いで2次または末広フラップにより包囲される。例えば、末広フラップは最小流れ面積ののどを画成する前端と比較的大きな流れ出口面積を有する後端とを有し、のどから下流に延在する末広ノズルを画成する。末広フラップは改変である。これは、末広フラップが比較的小さな半径の位置から比較的大きな半径の位置まで動かされるにつれ末広フラップ相互間の間隔が必然的に増加することを意味する。従って、排気ノズルシートが隣合う末広フラップ間に適当に固定されて排気流を包囲しそして末広フラップ間の排気流の漏れを防止する。
転向ノズル、特に、ハウアの前記引例に開示された型の軸対称形転向排気ノズルは、一般に、位置可変末広フラップを有する。これらの末広フラップは、排気ノズルの長手方向中心線に対して対称的に位置づけ得るだけでなく、同中心線に対して非対称的に位置づけ得るので、縦揺れと片揺れの転向が得られる。ハウア(Hauer)による米国特許第4994660号に開示されている軸対称形転向排気ノズルは3つの転向作動器を用いて転向リングを直動かつ傾斜させ、転向リングは末広フラップを所定位置につかせる。転向リングの傾斜角と傾斜方向はそれぞれノズルのベクトル角とベクトル方向を定める。転向リングの軸方向直動は、所与ののど面積(しばしばA8と呼ばれる)に対して出口面積(しばしばA9と呼ばれる)を定める。
最新の多用途航空機は、運用要件に適合するために中細ノズル付きのエンジン、例えばGE F110エンジンを用いる。中細ノズルは、直流関係にある先細部とのどと末広部を有する。特性上、これらのノズルは、ノズルのどとノズル出口とにおいて可変面積手段を用いる。これは所望の出口対のど面積比を保つ手段として役立ち、この比によりノズルの作用を効率良く制御できる。ノズルの作用は、エンジンの設計サイクルに対して最適化されかつ理想的には低亜音速および高超音速飛行状態で効率的な制御をもたらすべきノズル出口面積対のど面積(A9/A8)スケジュールをもたらすように設計される。これらの型のノズルは通例空気圧または液圧作動器を用いて可変作用をなす。通例、出口面積とのど面積は、ノズルのど面積の関数である面積比(A9/A8)スケジュールを生成するように互いに機械的に関連づけられる。推力転向ノズルは通例ノズルの出口面積とのど面積を独立的に制御する能力を有し、これによりエンジンは広範なエンジン運転状態にわたって比較的高いレベルの性能を達成し得る。
エンジンと航空機の使用中、ノズル用の液圧作動装置は、例えば戦闘による構成部品の不良作用または損傷により幾つかのモードの一つ以上で故障する可能性がある。この故障は、通例飛行制御計算機および(または)推力転向ノズル用のベクトル電子制御手段により検出される機械系または制御系の不良作用により生じ得る。このようなノズル作動装置には液圧フェイルセイフ位置が設けられており、転向リング作動器を完全に後退するように用いそして一つの転向リングの場合ノズルを固定不転向位置につかせてエンジンの推力が転向しないようにする。これらの転向作動器はまたA9の制御に用いられる。しかし、その結果生じるノズル形状は非常に大きな面積比(A9/A8)を有し、これはA8の拡開、従って、増強装置の作用を妨げそして空力的に最適ではない。このようなフェイルセイフ装置は戦闘時には良好でない。大きな面積比はまたノズルの末広部内の排気噴流の流れ剥離を引起こすおそれがある。流れの間欠的な剥離と再付着は、特にエンジン中心線に対して非対称的に生じた場合、不慮のベクトル力を発生させるおそれがある。ノズルの末広部の全開は非常に異なるノズル運動論をもたらし、そしてこの高い面積比でノズルののどを開くとノズルの過酷な破損が生じるおそれがある。ノズルののどを開くことができないことは、地上アイドリング状態とアフタバーナモードでのエンジンの公称運転を妨げ、その結果航空機の動作が基準から逸脱するおそれがある。
これらの欠点は1994年9月29日付米国特許出願第08/314124号によって処理されている。これはある種の液圧系故障の場合ノズルを急速に安全作用モードの形態にし得るフェイルセイフ機構を開示しており、従って、そのフェイルセイフ装置は、特に戦闘中、航空機とそのエンジンの総合運動性に対する悪影響を最少にするように作用し得る。しかし、ノズルはもはや推力を転向させず、これは戦闘動作中かなり不利なことである。
3個作動器構成の固有のかつ重大な欠点は、所与の2次リング寸法に対して任意の2個の作動器間に大きなスパンが存在することである。ビーム理論工学によれば、単純支持ビームのたわみは荷重の1乗とスパンの3乗に比例しそして剛性に反比例する。換言すると、所与の荷重と剛性に対して、スパンが2倍になればたわみは8(2の3乗)倍になる。転向ノズル用の3個作動器構成では2個の作動器間に可能な最長スパンが存在し、従って、転向モード中のたわみを所与の最少許容量にするためには、可能な最高剛性とその結果としての重い2次作動リングが必要になる。
作動リングのたわみは望ましくない。なぜなら、そのたわみにより転向ノズルの末広部が無荷重になって不転向状態になりやすくなり、従って転向性能が低下するからである。たわみを減らすには、国際公開PCT WO98/20245、1998年5月14日発行、に記載されているように断面を最大にしそして末広荷重路を内部リブで調整すればよい。転向ノズル装置用の3個作動器構成の他の固有の欠点は、作動装置の不良作用が航空機運用に及ぼす悪影響である。3つの作動器は、2次リングを固定位置と固定傾斜角に保持するのに必要な最小限度のものである。もし一つの作動器が(例えば液圧故障により)誤作動を起こせば、リングの傾斜はもはや抑制されずそして指令によらない排気転向が発生するおそれがある。このような発生は極めて望ましくない。
転向リング作動装置の不良作用の発生は、冗長構成部を含む防止手段を追加することにより実用レベルまで減らすことができ、これらの冗長構成部は、どれか一つの構成部が故障しても作動装置全体が故障する結果にはならないような構成で装備される。これらの防止手段は費用と複雑さと重量を装置に追加するものである。転向リング作動装置の不良作用の代替対策は、構成部を追加して不良作用を検知し次いでリングを積極的にフェイルセイフ位置につかせることを包含し得る反応手段を用いることにより不良作用の影響を制御することである。これらの方策は全て装置の費用と複雑さと重量を増加させるものであり、また、多分等しく重要なこととして、それらは2次リングの傾斜を中立位置に集中させることにより転向排気ノズル装置の全転向能力を排除してしまう。転向能力の排除は、航空機装置が、戦闘により破損した滑走路でまたは航空母艦離着にあるいは戦闘状態で必要とされるかもしれないような短距離離着用に推力転向を用いようとする場合、特に有害である。従って、液圧フェイルセイフ装置を有し、転向リングにかかる荷重を最小にし、フェイルセイフモードでノズル出口/のど面積比(A9/A8)の制御をし、そしてノズルが、一態様に於いて、作動装置の一構成部に故障が生じた時、推力を転向させそして作動装置全体の故障が発生しないようにし得る軸対称形転向排気ノズルを設けることが大いに望ましい。
発明の概要
本発明は、複数の枢動フラップに連結されて作用し得る転向リングを有する航空機ガスタービンエンジン軸対称形転向排気ノズル用のフェイルセイフノズル作動装置であり、枢動フラップはノズル中心線の周りに周方向に配設されそしてノズルにおいて排気流路の境界をなす。本フェイルセイフノズル作動装置は、転向リングに連結されて作用し得る第1群の作動器と、第1フェイルセイフ制御手段とを有して第1群の作動器へのパワーを制御する第1転向作動装置を有する。転向リングに連結されて作用し得る第2群の作動器と、第2フェイルセイフ制御手段とを有する第2転向作動装置が、第2群の作動器へのパワーを制御するように設けられる。第1群の作動器はノズルの周囲で第2群の作動器と交互に配置される。
好適実施例では2群の作動器と2つの対応転向作動装置を設け、各作動装置は1群をなす3つのフェイルセイフ作動器を有する。しかし、本発明は2つ以上の作動器を用いることと2つ以上の対応転向作動装置を備えることを包含する。フェイルセイフノズル作動装置の好適実施例は液圧パワーを供給される。
さらに特定の実施例では、第1および第2群の作動器と対応フェイルセイフ制御手段の各群と液圧パワー供給連通をなすように作用し得る、エンジンに装着されかつ駆動される液圧ポンプの形態の単一液圧パワー源を設ける。代替的に、エンジンに装着されかつ駆動される2つの液圧ポンプが第1および第2液圧パワー源として用いられ、各源は第1および第2群の作動器と対応フェイルセイフ制御手段の1群とだけ対応液圧パワー供給連通をなす。両ポンプの一方は、航空機液圧系へのパワー供給にも使用される航空機液圧ポンプでもよい。代替的に、2つの航空機液圧ポンプが第1および第2液圧パワー源として用いられ、各源は第1および第2群の作動器と対応フェイルセイフ制御手段の1群とだけ対応液圧パワー供給連通をなす。
本発明の代替実施例では2群の作動器と2つの対応転向作動装置を設け、各作動装置は1群をなす2つのフェイルセイフ作動器を有する。しかし、この実施例はフェイルセイフモードでノズル推力転向をもたらさず、フェイルセイフモードでノズル出口/のど面積比(A9/A8)の制御をなす。
さらに特定の実施例では制御装置が設けられ、制御装置を含む作動装置における様々な構成部の液圧信号を監視し、またフェイルセイフモード作動手段を含み、制御装置がこれらの構成部からの信号の消失(かなりの所定液圧降下)を検出した時、フェイルセイフモードを引起こす。信号発生手段は次のもの、すなわち、飛行制御計算機と、ベクトル電子制御装置と、パイロットにより操作されるスイッチの一つ以上でよい。
本発明の利点
本発明は、推力転向ノズルの液圧作動装置における故障または不良作用信号に応じて推力転向ノズルをフェイルセイフモードにし、これを推力転向能力を完全に失うことなく行う能力をもたらすことにより、従来のノズル設計に比べて幾つかの利点を有する。この能力は特に戦闘状態において重要であり、また転向リングにかかる荷重を最小にする。本発明はまた、推力転向ノズルがフェイルセイフモードに置かれた時、ノズル出口面積/のど面積(A9/A8)の制御をもたらす。
【図面の簡単な説明】
本発明に特有のものと信じられる新しい諸特徴は、請求の範囲に記載されかつ区別されている。本発明は、他の目的および利点とともに、添付図面と関連してさらに詳しく説明されている。
図1は本発明の一実施例によるフェイルセイフノズル作動装置を有する軸対称形転向排気ノズルの斜視図である。
図2は図1におけるフェイルセイフノズル作動装置の作動器と転向リングの位置を示す概略斜視図である。
図3は本発明の一実施例による作動装置の概略図である。
図4は本発明の代替実施例による作動装置の概略図である。
図5は本発明の一実施例によるフェイルセイフ作動装置を備えたエンジンおよび転向ノズルを有する航空機の断面図である。
詳細な説明
図1に本発明の一実施例が、航空機ガスタービンエンジン(全部は図示せず)の排気部10における軸対称形推力転向ノズル14用の総体的に2で示したフェイルセイフノズル作動装置として例示されている。排気部10は排気流路内の高温排気流4を包囲し、エンジン中心線8の周りに概して周方向に配置され、そしてアフタバーナライナ12を含む定面積ダクトまたはエンジンケーシング11と、ハウア(Hauer)の前記米国特許に記載されているものと同様の中細型の軸対称形推力転向ノズル14の可変面積下流部13とを含み、定面積ダクトまたはケーシング11と可変面積下流部13は直流関係にある。図1を参照するに、ノズル14は直流関係にある先細部34とのど部40と末広部48からなる。先細部34は、エンジン中心線8の周りに周方向に配置された複数の先細または1次フラップ50およびそれらと重なり合う1次シール51を含み、1次シール51は、周方向に隣り合う1次フラップ50の半径方向内向き表面間に同表面と密封係合をなすように配置されている。各1次フラップ50は前端が第1ピボット継手またはクレビス継手52によりケーシング11に枢着されている。各末広フラップ54は前端53が、2自由度(2DOF)自在継手装置56により、下流側で隣接する1次フラップ50の後端に枢着されており、この枢着は、ノズル14内ののど40とほぼ合致する軸方向位置でなされている。末広フラップ54はエンジン中心線8の周りにほぼ周方向に配置され、また、それらと重なり合う2次または末広シール55が、周方向に隣り合う末広フラップ54の半径方向内向き表面間に同表面と密封係合をなすように配置されている。末広シール55は、ノズル圧力、すなわち、フラップとシールの半径方向内側の圧力がノズルの外側の圧力、通例、周囲空気圧力またはノズルベイ圧力より正常に高い時、ノズル作用中に末広フラップ54に対して密封をなすように設計されている。のど40はそれと関連する面積として通常A8で表されるのど面積を有し、そしてノズル出口44はほぼ末広フラップ54の端部に存在し、それと関連する面積として通常A9で表される出口面積を有する。
複数のカムローラ62が1次リング66内に配置され、このリングは複数の第1ノズル作動器70により前後に直動する。好適実施例では4個の作動器70が存在する。可変のど面積A8は、1次フラップ50の背面に形成したカム面60上のカムローラ62の作用により制御される。運転中、ノズル内の排気の高圧が1次フラップ50と末広フラップ54を半径方向外方に押圧してカム面60をカムローラ62の一つと接触した状態に保つ。円錐形環状作動器支持体76がその狭い前端においてエンジンケーシング11に装着されており、そして第1ノズル作動器70は作動器支持体76の広い後端に球面継手74により枢着されている。第1ノズル作動器70は作動棒73を有し、この棒は球面継手68により1次リング66に連結されている。
第1群の第1転向作動器90A、好適実施例では3個の第1転向作動器90Aが、ケーシング11の周りに周方向に等角度で配置されそして第1ノズル作動器70と同様に球面継手94により作動器支持体76に装着されている。第2群の第2転向作動器90B、好適実施例では3個の第2転向作動器90Bが、ケーシング11の周りに周方向に等角度で配置され、第1群の第1転向作動器90Aと交互に配置され、そして第1ノズル作動器70と同様に球面継手94により作動器支持体76に装着されている。第1および第2群の転向作動器90A、90Bは交互に配置されているので、全ての隣合う第1転向作動器90Aと第2転向作動器90Bとの間にそれぞれ角度Aの間隔がある。図示の本発明の実施例では、3個の第1転向作動器90Aと3個の第2転向作動器90Bが存在しそして角度Aは60度である。転向リング86が第1転向作動器90Aと第2転向作動器90Bに各作動器の転向作動棒93の後端において球面継手96により連結されている。これにより、配向リング86を軸方向に直動しそして中心線8に対して傾けてその姿勢とエンジン中心線8に沿うその軸方向変位とを制御し得る。転向リング86は末広フラップ54の位置づけまたは枢動を制御する。末広フラップ54は、自由度2の自在継手装置56により1次フラップ50に枢着され、そして制御アーム58a、58bを有する複数のそれぞれのYフレーム59により多自由度の態様で制御されて枢動する。制御アーム58a、58bは転向リング86を末広フラップ54に作動自在に連結している。外側フラップ64がYフレーム59により少なくとも部分的に支持されそしてノズルの外部に沿ってきれいで円滑な空力形状をもたらす。
制御アーム58a、58bは自由度3の球面継手82により転向リング86に連結され、また、球面継手84により末広フラップ54の後端に連結されている。このリンク機構は転向リング86の姿勢変化を末広フラップ54の多自由度の枢動変化または軌道運動に変換するように作用し得るもので、これにより各末広フラップは異なる角度だけ枢動し得る。球面継手82を用いて制御アーム58a、58bを取付けることは、Yフレーム59のクレビス型枢動をもたらすとともに、どちらかの制御アーム58aまたは58bにかかるかもしれないねじり荷重が転向リング86に逆伝達されることを防ぐ。バックボーン92が末広フラップ54の保持に役立ち、またその両端において継手84、56を支持する。
推力転向ノズルは、末広フラップ54と末広シール55を中心線8に対して軸対称的に位置づけることにより、従って、末広フラップと末広シールの半径方向および周方向位置と姿勢により推力を転向させる。転向リング86は3個の第1転向作動器90Aと3個の第2転向作動器90Bにより直動しかつノズル中心線8を中心としてジンバルされる。これらの転向作動器は、推力を転向させそして転向リングを直動して可変出口面積A9を調節および(または)制御しそして出口面積対のど面積比A9/A8を設定するように協働する。可変のど面積A8は、1次リング66を第1作動器70により直動して出口面積対のど面積比A9/A8を設定することにより、独立的に設定され得る。代替的に、両組の作動器とリングを併用して出口面積対のど面積比A9/A8を設定し得る。作動装置2がフェイルセイフモードに置かれ、第1群の第1転向作動器90Aまたは第2群の第2転向作動器90Bだけが作用しそして他群がフェイルセイフされるような非常時には、いづれかの組が、リング86を直動しかつ中心線8を中心としてジンバルすることによりリング86を作動させるように使用され得る。作動装置2は電子制御装置を含み、この制御装置は別の装置、またはベクトル電子制御装置VECの一部分でよい。本発明は2つの別々に制御される第1転向作動装置2Aと第2転向作動装置2Bを備えたフェイルセイフノズル作動装置2を提供する。第1転向作動装置2Aは第1群の第1転向作動器90Aだけを制御しそして第2転向作動装置2Bは第2群の第2転向作動器90Bだけを制御する。
図2にはノズルの周囲に第2群の第2転向作動器90Bと交互に配置された第1転向作動器90Aの構成が例示され、どちらかの群を他群がフェイルセイフされた時働かせて、リング86を中心線8に沿って直動しかつ中心線8を中心としてジンバルすることによりリング86を作動させ得ることを示す。また、転向リング86に対する第1転向作動器90Aと第2群の第2転向作動器90Bの装着点P間にリング86に沿って比較的短い円形スパンSを設ける利点が例示されている。これにより比較的頑丈でないリング86そして比較的軽量の転向リングを設け得る。6個の作動器は、もし3個だけを用いたとすれば必要になる寸法より小さな寸法のものであり、従って転向ノズル装置の全重量は最小に保たれる。6個作動器系は全重量が3個作動器系の全重量より少なくさえなり得るものであり、また、もし1群をなす3個の作動器が戦闘中故障すれば少なくとも部分的な推力転向を許容するフェイルセイフ装置の一部分である。
本発明は2つの別々に制御される第1転向作動装置2Aと第2転向作動装置2Bを備えたフェイルセイフノズル作動装置2を提供し、両転向作動装置は図3にさらに詳細に例示されている。第1転向作動装置2Aは、第1作動器サーボ弁16A1と第2作動器サーボ弁16A2と第3作動器サーボ弁16A3とを含む第1作動器サーボ弁セットを用いて第1転向作動器90A1と第2転向作動器90A2と第3転向作動器90A3の作動を制御し、各作動器サーボ弁は転向作動器90A1〜90A3の対応する一つだけを制御する。同様に、第2転向作動装置2Bは、第4作動器サーボ弁16B1と第5作動器サーボ弁16B2と第6作動器サーボ弁16B3とを含む第2作動器サーボ弁セットを用いて第2組の第4転向作動器90B1と第5転向作動器90B2と第6転向作動器90B3の作動を制御し、作動器サーボ弁16B1〜16B3はそれぞれ第4、第5および第6転向作動器90B1〜90B3の対応する一つだけを制御する。各セットと各セット内の3個のサーボ弁のおのおのは独立的に制御可能である。両作動装置内のサーボ弁を一つの制御弁3にまとめて追加構成部品の数を最少にすることが好ましい。代替的に、各セットの3個のサーボ弁を別々の制御弁にまとめるかあるいはそれぞれの作動器に組込んでもよい。
第1および第2転向作動装置2A、2Bは、それぞれ、第1および第2供給管路19A、19Bに配置されて作用し得る第1および第2供給遮断弁18A、18Bを有し、供給管路19A、19Bはそれぞれ油圧パワー源Hから第1および第2供給管路ヘッダ20A、20Bに通じている。第1および第2転向作動装置2A、2Bは、それぞれ、第1および第2戻り管路23A、23Bに配置されて作用し得る第1および第2戻り遮断弁22A、22Bを有し、戻り管路23A、23Bはそれぞれ第1および第2戻り管路ヘッダ24A、24Bから液圧パワー源Hに通じている。これによりフェイルセイフノズル作動装置2は、もしフェイルセイフされた装置において漏れまたは不良作用が検知されれば、作用し得る転向作動装置2Aまたは2Bを装置の残部から隔離し得る。第1再循環弁26Aが第1供給管路ヘッダ20Aと第1戻り管路ヘッダ24Aとの間に作動自在に配置され、そしてフェイルセイフされた群の作動器のヘッド室28とロッド室30との間に作動流体液を直接流し得る手段として役立つ。
第1転向作動装置2Aをフェイルセイフすることは、フェイルセイフノズル作動装置2が第1供給遮断弁18Aと第1戻り遮断弁22Aとを閉ざすことにより達成される。第1転向作動装置2Aは第1組の3個のサーボ弁16A1〜16A3を次のような位置、すなわち、作動液が第1供給管路ヘッダ20Aから第1群のヘッド管路102Hを経て3個の第1転向作動器90A1〜90A3のヘッド室28に流れそして第1戻り管路ヘッダ24Aからロッド管路102Rを経て転向作動器90A1〜90A3のロッド室30に流れ得るような位置につかせ、そしてフェイルセイフされた群の作動器のヘッド室28とロッド室30との間に作動液を直接流し得る手段として働く。第1転向作動装置2Aはまた第1再循環弁26Aを開いて、作動液が第1供給管路ヘッダ20Aと第1戻り管路ヘッダ24Aとの間を通ることを可能にする。
同様に、3個の第2転向作動器90B1〜90B3を代わりにフェイルセイフすべき場合、フェイルセイフノズル作動装置2が第2供給遮断弁18Bと第2戻り遮断弁22Bとを閉ざす。第2転向作動装置2Aは第2組の3個のサーボ弁16B1〜16B3を次のような位置、すなわち、作動液が第2供給管路ヘッダ20Bと3個の第2転向作動器90B1〜90B3のヘッド室28と間を流れそして第2戻り管路ヘッダ24Bと転向作動器90B1〜90B3のロッド室30と間を流れ得るような位置につかせる。第2転向作動装置2Bはまた第2再循環弁26Bを開いて、作動液が第2供給管路ヘッダ20Bと第2戻り管路ヘッダ24Bとの間を通ることを可能にする。
全部で4個の作動器を備えた本発明の代替実施例が図4に例示されており、各々が、2個の転向作動器だけを備えた2つの別々に制御される第1転向作動装置2Aと第2転向作動装置2Bだけを有するフェイルセイフノズル作動装置2を設けてある。第1転向作動装置2Aは、第1作動器サーボ弁16A1と第2作動器サーボ弁16A2とを含む第1作動器サーボ弁セットを用いて第1転向作動器90A1と第2転向作動器90A2の作動を制御し、各作動器サーボ弁は転向作業90A1、90A2の対応する一つだけを制御する。同様に、第2転向作動装置2Bは、第3作動器サーボ弁16B1と第4作動器サーボ弁16B2とを含む第2作動器サーボ弁セットを用いて第3転向作動器90B1と第4転向作動器90B2の作動を制御し、作動器サーボ弁16B1、16B2はそれぞれ第3および第4転向作動器90B1、90B2の対応する一つだけを制御する。各セットと各セット内の2個のサーボ弁のおのおのは独立的に制御可能である。両作動装置内のサーボ弁を一つの制御弁3にまとめて追加構成部品の数を最少にすることが好ましい。代替的に、各セットの2個のサーボ弁を別々の制御弁にまとめるかあるいはそれぞれの作動器に組込んでもよい。この実施例はフェイルセイフモードでノズル推力転向をもたらさないが、フェイルセイフモードでノズル出口/のど面積比(A9/A8)の制御を可能にしそして軸対称形転向排気ノズル14用の軽量フェイルセイフノズル作動装置の設計と製造を可能にする。
図5には、液圧パワーを第1および第2供給管路ヘッダ20A、20Bと第1および第2戻り管路ヘッダ24A、24Bとを通して第1および第2転向作動装置2A、2Bそれぞれに供給するように用い得る液圧ポンプの様々な構成と位置が例示されている。エンジン130が軍用型航空機132に装着された排気部10と転向ノズル14を有するものとして例示されている。第1および第2転向作動器90A、90Bも排気部10と転向ノズル14の例示を補助するために図示されている。エンジンロータ138により駆動される動力軸134がロータからエンジン歯車箱140まで下方に延在し、この歯車箱は直角歯車を有し、エンジン130の前部に向かって前方に延在する動力取出し軸142(PTO)を駆動する。エンジン130の下側に第1エンジン装着液圧ポンプ146と第2エンジン装着液圧ポンプ148が装着され、エンジン歯車箱140から後方に延在しそして同歯車箱により駆動される。エンジンに装着された第1および第2液圧ポンプ146、148はエンジンとエンジン補機用の液圧パワーの供給に用いられる。軸134は前方に延在して補機駆動歯車箱150を駆動し、この歯車箱は適当な伝動装置を有して航空機132用の様々な補機を駆動する。補機駆動歯車箱150は適当なフレーム台座152により航空機132に装着されそして心狂いアダプタ154により動力取出し軸に連結されている。
第5図は第1および第2転向作動装置2A、2B用の相異なる液圧パワー源Hを例示する案内図として役立つ。本発明の一実施例は第1および第2エンジン装着液圧ポンプ146、148それぞれを第1および第2転向作動装置2A、2B用の液圧パワー源Hとして用いる。代替的に、エンジン装着液圧ポンプの一つだけを液圧パワー源Hとして用いてもよく、第1および第2供給管路19A、19Bを、図3において遮断弁18A、18Bとパワー源Hとの間の1点において一つの液圧ポンプに通じる一つの管路となるように合わせる。同様に、補機駆動歯車箱150に装着されかつ駆動される第1航空機装着液圧ポンプ156と第2航空機装着液圧ポンプ158のどちらか一方または両方を第1および第2転向作動装置2A、2Bへのパワー供給に用い得る。代替的に、エンジン装着液圧ポンプの一つと航空機装着液圧ポンプの一つをそれぞれ転向作動装置2A、2Bの片方だけへのパワー供給に用いてもよい。液圧パワーが転向ノズルにパワーを供給し駆動するためのこれらの代替位置の利点は明白である。航空機の一部分に生じた損傷によりポンプの一つが破損するおそれがあり、そうなれば、航空機の他部におけるポンプが転向ノズルにパワーを供給するように働き続けることができる。
図1に戻って説明すると、転向リング86は、ケーシング11の周囲に周方向に等角度で配置された3つの軸方向に調節し得る転向リング支持手段100により支持され、この支持手段により、転向リング86は転向作動器90A、90Bによって軸方向に直動しかつジンバルされ得る。軸方向直動Aフレーム210が、自由度3の球面継手206により転向リング86を支持する。Aフレーム210はアーム211a、211bの端における球面継手の形態のクレビス型ヒンジ手段208でスライダ220に枢着されている。アーム211a、211bの端で球面継手を用いることは、Aフレーム210のクレビス型枢動をもたらすとともに、両アームにかかるかもしれないねじり荷重の伝達を無くする。スライダ220は中空スライダバー226に沿って滑動自在であり、このバーは前側ブラケット236と後ろ側ブラケット230によりエンジンケーシング11に取付けられている。転向リング支持手段100により転向リング86は軸方向前後に直動するとともにその姿勢を変えるように傾斜し得る。転向リング支持手段100のさらに詳細な説明は、リップマイア(Lippmeier)等による「直動ノズル転向リング用の支持装置」と題した米国特許第5174502号に見られ、この米国特許は参照によりここに包含される。
本発明の原理を説明するために本発明の好適実施例を十分説明したが、請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱することなく好適実施例に対して様々な改変または変更をなし得ることはもちろんである。

Claims (10)

  1. ノズル中心線(8)の周りに周方向に配設されそして当該ノズル(14)において排気流路の境界をなす複数の枢動フラップ(50)に連結されて作用し得る転向リング(86)を有する航空機ガスタービンエンジン軸対称形転向排気ノズル(14)用のフェイルセイフノズル作動装置(2)であって、
    前記転向リング(86)に連結されて作用し得る第1群の作動器(90A)と、
    第1フェイルセイフ制御手段とを有して前記第1群の作動器へのパワーを制御する第1転向作動装置(2A)と、
    前記転向リング(86)に連結されて作用し得る第2群の作動器(90B)と、
    第2フェイルセイフ制御手段とを有して前記第2群の作動器へのパワーを制御する第2転向作動装置(2B)とからなり、
    前記第1群の前記作動器は前記ノズル(14)の周囲で前記第2群の前記作動器と交互に配置されている、フェイルセイフノズル作動装置(2)。
  2. 前記フェイルセイフノズル作動装置(2)は液圧パワーを供給される請求項1記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  3. 前記第1および第2フェイルセイフ制御手段それぞれと液圧パワー供給連通をなす単一液圧パワー源(H)をさらに含む請求項2記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  4. それぞれが前記第1および第2フェイルセイフ制御手段の一つだけと対応液圧パワー供給連通をなす第1および第2液圧パワー源(H)をさらに含む請求項2記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  5. 前記第1および第2フェイルセイフ制御手段は前記第1および第2群の作動器(90A)の対応する1群をフェイルセイフするように作用可能であり、こうして、フェイルセイフされた1群の作動器が、前記第1および第2群の作動器(90Aと90B)のフェイルセイフされない他の1群により設定された前記転向リング(86)の位置と姿勢に対応する位置まで延びることができるようにすることをさらに包含する請求項4記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  6. 2群だけの作動器を有し、前記第1および第2群の作動器(90A1、90A2、90A3)(90B1、90B2、90B3)は各群が前記作動器の3つだけを有する請求項5記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  7. 2群だけの作動器を有し、前記第1および第2群の作動器(90A1、90A2)(90B1、90B2)は各群が前記作動器の2つだけを有する請求項5記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  8. 前記第1および第2フェイルセイフ制御手段はそれぞれ、前記作動器のヘッド室(28)とロッド室(30)との間に配置されて作用し得る再循環弁(26A、26B)を含み、
    前記第1および第2フェイルセイフ制御手段と前記再循環弁は、前記作動器群の1群がフェイルセイフされた時、フェイルセイフされた群の作動器の前記ヘッド室(28)と前記ロッド室(30)との間に作動液を直接流し得るように作用し得る、請求項5記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  9. 前記第1および第2液圧パワー源(H)は、エンジンに装着されかつ駆動される2つの液圧ポンプ(146、148)であり、各液圧ポンプは液圧パワー(H)を前記作動器群の1群と対応フェイルセイフ制御手段だけに供給するように作用し得る、請求項8記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
  10. 前記第1および第2液圧パワー源(H)は液圧ポンプであり、前記ポンプの少なくとも一つが航空機液圧系へのパワー供給にも使用される航空機液圧ポンプ(156)である請求項8記載のフェイルセイフノズル作動装置(2)。
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