JP3883631B2 - 押し操作ボタン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押し操作ボタンの本体前面に設けられた押し操作面に開口部が形成され、該開口部に本体の後側から別部材である透光部材を填め込んだ押し操作ボタンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の押し操作ボタンとして、例えば実公平7−22023号公報によりガステーブルの点消火ボタンが知られている。該点消火ボタンを押し操作するとバーナが点火され、再度の押し操作よりバーナは消火される。点火のための押し操作がされたことを視覚的に認識できるように、透光部材を本体の押し操作面に填め込み、押し操作をすると押し操作ボタンの本体内に取り付けた表示部材であるドラム部材が回転して透光部材が外部から赤く変わって見えるようにしている。
【0003】
尚、この場合透光部材を固定するため、本体の内面には透光部材の差込方向に長手の固定用突起が形成されており、透光部材を填め込むと、透光部材に貫通して設けられた固定用穴に固定用突起が挿入貫通し、固定用穴から突出した固定用突起の先端部を溶かして透光部材を本体に固定することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の押し操作ボタンでは、本体の押し操作面に臨む透光部材の面積が比較的狭かったが、近年、透光部材が押し操作面に臨む面積を広くする傾向にある。該面積を広くすると押し操作面に作用する押し操作力の多くが透光部材に作用する。上記固定用突起の先端を溶かして透光部材を固定する溶着は強度に比較的ばらつきがあるので、溶着が不完全であると透光部材に大きな押し操作力が作用した場合に透光部材が押し操作ボタンの本体から外れるおそれが生じる。また、溶着は透光部材が多少ずれていても行えるので透光部材の位置決めと溶着後の検査を十分に行わなければならない。
【0005】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、透光部材が押し操作面に臨む面積が広くなっても透光部材が外れるおそれがなく、かつ透光部材の位置決めを確実に行い得る押し操作ボタンを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、押し操作ボタンの本体前面に設けられた押し操作面に開口部が形成され、本体の後側から別部材である透光部材を該開口部に填め込んだ押し操作ボタンにおいて、上記透光部材は上記開口部に填め込まれる填め込み部と、該填め込み部の両側に各々設けられ填め込み方向に対して平行な面を有する填め込みガイド面とを備え、上記本体の内部両側に填め込みガイド面に対向して透光部材の填め込みを案内する填め込み案内面を形成すると共に、該填め込み案内面と上記填め込みガイド面との一方に突起を設け、他方には透光部材の填め込み完了位置で該突起が係合する係合穴を形成し、上記突起と係合穴は、上記填め込み部の中央部分の法線上又はその近傍に配置されて、上記押し操作面に対する押し操作力の作用方向に最大の係合力を発揮する形状をなし、上記本体の内部には、開口部に透光部材を填め込んだ際、その填め込み方向に沿って延出する固定用突起を突設すると共に、該固定用突起と係合すべき固定用穴を上記透光部材に形成し、透光部材の填め込み方向を填め込み部の中央部分の法線に対して斜めにしたことを特徴とする。
【0007】
透光部材を本体に填め込む際に填め込み案内面と填め込みガイド面との協働により透光部材を容易に填め込むことができる。また、填め込み案内面と填め込みガイド面との一方に設けた突起と他方に設けた係合穴とが、相互に係合することにより透光部材を填め込み完了位置に位置決めする。
【0008】
尚、透光部材の填め込み方向と押し操作力の作用方向とは必ずしも一致するものではない。そのため上記突起及び係合穴による係合力は透光部材が挿入方向に沿って外れることを防止するのではなく、押し操作力の作用方向に最大の係合力を発揮する形状とすることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照して、1はガステーブルGTの前面に取り付けられる前面パネルであり、点消火用の押し操作ボタン2が予め組み込まれた状態でガステーブルの前面に組み付けられる。押し操作ボタン2は本体20の前面に設けた押し操作面20Aに開設された開口部21に対して後側から透光部材3が填め込まれ、更にドラム部材4が枢軸41により回動自在に保持されている。押し操作ボタン2はその枢軸25が前面パネル1に形成した軸受穴に軸支され揺動自在に保持されており、従って押し操作面20Aを押すと押し操作ボタン2は枢軸25を中心にガステーブルGT内へ向かって揺動する。すると押し操作ボタン2に押されてガスコックCの点火用のバルブが開弁すると共に点火装置が作動してバーナが点火される。また点火操作ボタン2の揺動により、前面パネル1に形成したカム11によるドラム部材4のピン42に対する保持が解除されドラム部材4は自重により枢軸41を中心に反時計方向に回動する。ドラム部材4の表面上部43aには赤色に彩色されており、表面下部43bはボタン2と同色であり例えば黒色に彩色されている。図2に示す状態では表面下部43bの黒色部分が透光部材3を通して見えており、ドラム部材4が反時計方向の回動すると透光部材3を通して表面上部43aの赤色を視認することができる。
【0010】
図3を参照して、押し操作ボタン2の本体20の内部両側には互いに平行な填め込み案内面22が形成され、且つ該填め込み案内面22には係合穴23が凹設されている。また、開口部21を挟んで上下4カ所に固定用突起24が形成されている。該固定用突起24の突出方向は射出成型時の型抜き方向によって決まり、図において水平方向に突出している。尚、26はドラム部材4の枢軸41を軸支する軸受穴である。一方、透光部材3は、開口部21に填め込まれる填め込み部31と該填め込み部31の両側に互いに平行な三角形状の填め込みガイド面32とから構成されている。填め込み部31には白線で炎印35や魚印36が印刷されている。填め込みガイド面32には外側に突出して突起33が各々形成されており、透光部材3を設計通り完全な位置(填め込み完了位置)まで填め込むと上記係合穴23に突起33が係合する。従って、透光部材3の填め込み部31を本体20の開口部21に填め込むに際し、ガイド面32と案内面22により透光部材3は傾くことなく押し込むことができる。また、填め込み部31を挟んで上下4カ所に固定用穴34が貫設されており、透光部材3を填め込む際には固定用突起24が固定用穴34に挿入され貫通する。従って、透光部材3は固定用突起24の軸線方向に対して平行である挿入方向Iに沿って填め込まなければならない。
【0011】
これに対して、押し操作面20Aに作用する押し操作力の作用方向はPで示す方向になり、透光部材3の挿入方向Iと押し操作力の作用方向Pとは同方向にならない。そこで、図4に示すように、係合穴23に押し操作方向Pに対して直角方向の受け面23aと、突起33に該受け面23aに係合する段部33aとを形成し、方向Pに対する係合力が最大になるようにしている。
【0012】
尚、係合穴と突起は図4に示すような操作方向Pに対して直角方向の受け面23aと段部33aとを備えた形状に限られるものではなく、例えば図5に示すように、突起33の高さhを操作方向Pに沿って暫時高くなるように形成してもよい。
【0013】
ところで、係合穴23に突起33を係合させることにより透光部材3は本体20から外れることはないので、必ずしも固定用突起24の先端を溶かして溶着する必要はない。尚、上記実施の形態では係合穴23をガイド面22に形成し、突起33を案内面32に形成したが、各々を逆に設けてもよい。
【0014】
上記実施の形態では、軸を中心に回動するドラム部材4の表面を、表示部である表面上部43aと非表示部である表面下部43bとに色分けし、この表示部材であるドラム部材が回動することにより表示部が上下動して、操作ボタンが操作されない非操作位置では表示部が透光部材の後方から外れて非表示部が透光部材の後方に位置し、操作ボタンが操作され押し込まれた操作位置では表示部が透光部材の後方に位置するようにした。
【0015】
ここで、表示部材をドラム部材ではなく上下動自在の帯部材とし、これに非表示部と表示部とを色分けし、操作ボタンの押し操作によりこの帯部材を上下動させ、操作ボタンが操作されない非操作位置では表示部が透光部材の後方から外れて非表示部が透光部材の後方に位置し、操作ボタンが操作され押し込まれた操作位置では上記表示部が透光部材の後方に位置するようにしても良い。
【0016】
また、表示部材を例えばLED等の発光体で構成し、操作ボタンの非操作位置では発光体は発光しない非表示状態であり、操作ボタンの操作位置では上記発光体は発光する表示状態となるようにしてもよい。この場合、上記透光部材は透明ではなく擦りガラスのような半透明のものが望ましい。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、係合穴に突起を係合させることにより填め込み完了位置で透光部材の位置決めを確実に行うので、透光部材が押し操作面に臨む面積が広くなっても透光部材が外れるおそれがない。また、填め込み案内面と填め込みガイド面との協働により透光部材を容易に填め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押し操作ボタンの組み付け状態を示す斜視図
【図2】組み付け状態を示す断面図
【図3】(a)押し操作ボタンの本体への透光部材の填め込み方向を示す図
(b)押し操作ボタンの背面図
【図4】係合穴と突起との形状を示す部分斜視図
【図5】係合穴と突起との形状の他の形態を示す部分斜視図
【符号の説明】
1 前面パネル
2 押し操作ボタン
3 透光部材
22 填め込み案内面
23 係合穴
32 填め込みガイド面
33 突起

Claims (1)

  1. 押し操作ボタンの本体前面に設けられた押し操作面に開口部が形成され、本体の後側から別部材である透光部材を該開口部に填め込んだ押し操作ボタンにおいて、上記透光部材は上記開口部に填め込まれる填め込み部と、該填め込み部の両側に各々設けられ填め込み方向に対して平行な面を有する填め込みガイド面とを備え、上記本体の内部両側に填め込みガイド面に対向して透光部材の填め込みを案内する填め込み案内面を形成すると共に、該填め込み案内面と上記填め込みガイド面との一方に突起を設け、他方には透光部材の填め込み完了位置で該突起が係合する係合穴を形成し、上記突起と係合穴は、上記填め込み部の中央部分の法線上又はその近傍に配置されて、上記押し操作面に対する押し操作力の作用方向に最大の係合力を発揮する形状をなし、上記本体の内部には、開口部に透光部材を填め込んだ際、その填め込み方向に沿って延出する固定用突起を突設すると共に、該固定用突起と係合すべき固定用穴を上記透光部材に形成し、透光部材の填め込み方向を填め込み部の中央部分の法線に対して斜めにしたことを特徴とする押し操作ボタン。
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