JP3883262B2 - メディア情報配送記録システム、同システム用の装置、及び、プログラムを記録した媒体 - Google Patents

メディア情報配送記録システム、同システム用の装置、及び、プログラムを記録した媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客が自由に好みの音楽情報(曲)などメディア情報を選択し、追記型コンパクトディスク(以下、CD-Rと称す)など着脱可能な記録媒体に書き込み、自前のコンパクトディスク(以下、CDと称す)などをつくることができるメディア情報記録装置に係わり、特に上記メディア情報記録装置を端末装置として実現し、記録しようとするメディア情報の情報源をセンタ装置内に備え、ネットワークを介してセンタ装置から上記端末装置へメディア情報を転送するようにしたメディア情報配送記録システムに関する。詳しくは、同システム、同システム用の装置、及び、プログラムを記録した媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、音楽情報などは、CDやカセットテープなど記録媒体に記録され、店舗などで販売されている。この場合、記録媒体には、予め音楽情報などが記録されており、1枚に顧客が自由に選択した複数の音楽情報などの入った記録媒体を購入することは困難である。このため、顧客は、顧客自身の責任において別の記録媒体に選択複写を行ったりしている。
【0003】
米国においては、以前、CDなどへ記録するための音楽情報(曲)などを電話回線を介して音楽CD店など小売店へ送り、顧客の希望に応じた音楽情報からなるCDをその場で製作するCD自動販売機の開発が進められているという報道があった(朝日新聞、93.5.14朝刊)。CD自動販売機にクレジットカードを差し込んだ顧客が、CD自動販売機のガイダンスに従って所望の音楽情報を検索し、空のCDに上記音楽情報をコピーするというものである。
【0004】
また、特開平6-350729号公報に示されたデータベース利用システムでは、図32に示すように、顧客側端末装置73がディジタル回線網(ISDN)71を介して音楽サービスセンタ側装置72と交信できるようにし、上記音楽サービスセンタ側装置72にはコンピュータ74により検索可能なデータベース75を備え、上記顧客側端末装置73にはコンピュータ76により制御されるCD書込み装置77を備え、顧客の要求により、顧客側端末装置73を音楽サービスセンタ側装置72に接続し、音楽サービスセンタ側装置72から階層構造化されたメニューを受信し、顧客が上記メニューに従って所望の情報を選択する。さらに、選択された上記情報をセンタ側装置72へ送り、センタ側装置72は上記情報に基づいてデータベース75から所望の情報を検索し、その情報を顧客側端末装置73へ送信する。なお、ディジタル回線網71内には、サービスの種類および時間を判断して課金する課金装置78が備えられている。
【0005】
また、特開平7-297949号公報に示されたメディア情報配送システムでは、図33に示すように、通信回線81を介してセンタ装置82と端末装置83とが交信可能に接続されるように構成し、センタ装置82はメディア情報を暗号化して端末装置83へ配送し、端末装置83がメディア情報を記録媒体84に記録する度毎に再度暗号化することにより、著作権の確実な保護を実現している。
【0006】
また、特開平7-297950号公報に示されたメディア情報配送システムでは、図34に示すように、通信回線81を介してセンタ装置82と端末装置83とが交信可能に接続されるように構成し、端末装置83がセンタ装置82から受信して蓄積手段85内に蓄積したメディア情報を記録媒体84に記録する度毎にファイル制御情報をセンタ装置82に問い合わせねばならないようにすることにより、著作権の確実な保護を実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のいずれの従来技術においても、記録に長時間を要し、顧客(利用者)がそれに対して不満を感じるおそれがある。
【0008】
本発明の課題は、このような従来技術の問題を解決し、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、顧客が記録に長時間を要することに対して抱く不満を解消することができるメディア情報配送記録システム、同システム用の装置、及び、プログラムを記録した媒体を提供することである。
(以下、余白)
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、上記記録指示手段を、異なる記録媒体への記録を指示するそれぞれの記録指示操作を並行して行う複数の操作装置を備えた構成にした。
【0012】
また、請求項の発明は、請求項のメディア情報配送記録システムにおいて、それぞれの操作装置内の表示手段に記録完了予定時刻を表示させる構成にした。
【0013】
また、請求項の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、上記記録完了予定時刻と共に受け付け番号を提示させる構成にした。
【0014】
また、請求項の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、上記完了時刻提示手段として発券手段を用い、上記発券手段により出力される券に記録完了予定時刻を記載する構成にした。
【0015】
また、請求項の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段と、ブザーまたは音声発声手段を備え、記録が終了したとき、上記ブザーを鳴動させるか、または音声発声手段により記録が終了した旨のアナウンスを行う構成にした。
【0016】
また、請求項6の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、記録を行う端末装置を指定して記録媒体への記録を指示するように上記記録指示手段を構成し、指示内容を上記端末装置へ送信し、それに応じて上記端末装置から返送されてきた少なくとも受け付け番号を取得する端末間通信手段と、上記端末間通信手段により取得された少なくとも受け付け番号を提示する遠隔受け付け番号提示手段とを備えた。
【0017】
また、請求項の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段と、他の端末装置から送られてきた記録するメディア情報を指定する情報を伴った記録指示を受け付け、上記他の端末装置へ少なくとも受け付け番号を送信する遠隔受け付け手段を備えた。
請求項8の発明は、請求項1ないし7の何れか一つに記載のメディア情報配送記録システムにおいて、記録指示手段を、先行するメディア情報記録の完了前に、後続のメディア情報記録を指示可能に構成した。
【0018】
また、請求項の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段により指示した記録の記録完了時刻を予約する予約手段と、上記予約手段により予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備えた。
【0019】
また、請求項1の発明は、請求項のメディア情報配送記録システムにおいて、予約手段により記録完了時刻が指定されたとき、上記時刻までに記録を完了させることが可能か否かを判定し、その判定結果に基づいて指定された予約を受け付け可能か否かを提示させるように予約手段を構成した。
【0020】
また、請求項1の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、遠隔の情報機器からネットワークを介して送られてくる、記録するメディア情報を指定する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記メディア情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔受け付け手段と、上記遠隔受け付け手段が記録指示を受け付けたとき、上記記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、上記遠隔受け付け手段により受け付けられたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備えた。
【0021】
また、請求項1の発明は、請求項1のメディア情報配送記録システムにおいて、上記情報機器が電話機であ
【0022】
また、請求項1の発明は、ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体への記録を行う端末装置内に、遠隔の情報機器からネットワークを介して送られてくる、記録するメディア情報を伴った記録指示および記録完了予約時刻を受け付け、上記情報機器へ予約可否情報受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔予約受け付け手段と、予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備えた。
【0023】
また、請求項1の発明は、請求項3、4、7、11の何れか一つに記載の発明において、記録媒体への記録を行う端末装置の表示手段に記録を完了した受け付け番号または記録中の受け付け番号を表示させる構成にした。
【0024】
また、請求項1の発明は、3、4、7、11の何れか一つに記載の発明において、記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録が終了した記録媒体を受け付け番号に対応付けて蓄積する記録済み媒体蓄積手段と、受け付け番号を伴った取り出し指示が与えられたとき、上記受け付け番号の記録が完了しているならば、上記受け付け番号に対応付けられた記録済み媒体蓄積手段内の記録媒体を取り出す記録媒体取り出し手段とを備えた。
【0025】
また、請求項1の発明は、請求項1のメディア情報配送記録システムにおいて、受け付け番号が記載された券から受け付け番号を読み取る受け付け番号読み取り手段と、読み取られた受け付け番号の文字認識を行う受け付け番号認識手段とを備えた。
【0026】
また、請求項1の発明は、請求項1、9、11の何れか一つに記載の発明において、記録媒体への記録を行う端末装置内に、メディア情報を記録するための複数枚の記録媒体を蓄えると共に、記録発生時、上記記録媒体を順次記録手段に供給する記録媒体蓄積供給手段を備えた。
【0027】
また、請求項1の発明は、請求項1のメディア情報配送記録システムにおいて、記録媒体蓄積供給手段内に蓄えられている記録媒体の枚数を表示手段に表示させる構成にした。
【0029】
また、請求項19の発明は、センタ装置から端末装置へ情報を配送し、配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システム用の装置において、記録する情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、上記記録指示手段により指示した記録の記録完了時刻を予約する予約手段と、上記予約手段により予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、指定された情報を記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
【0030】
また、請求項2の発明は、センタ装置から端末装置へ情報を配送し、配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システム用の装置において、遠隔の情報機器からネットワークを介して送られてくる、記録する情報を指定する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔受け付け手段と、上記遠隔受け付け手段が記録指示を受け付けたとき、上記記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、を備えたことを特徴とする。
【0031】
また、請求項2の発明は、センタ装置から端末装置へ情報を配送し、配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システム用の装置において、遠隔の情報機器から送られてくる、記録する情報を指定する情報を伴った記録指示および記録完了予約時刻を受け付け、上記情報機器へ予約可否情報受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔予約受け付け手段と、予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、指定された情報を記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
【0032】
また、請求項2の発明は、請求項19、20、21の何れか一つに記載の情報配送記録システム用の装置において、上記記録指示手段により指定された情報を上記端末装置内の情報蓄積手段またはセンタ装置から取得する情報取得手段を備え、上記情報取得手段により取得された情報を記録媒体に記録するように上記記録手段を構成したことを特徴とする。
【0034】
また、請求項2の発明に係る記録媒体は、装置内のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した媒体であって、上記コンピュータを、センタ装置から端末装置へ情報を配送し配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システムで記録する情報を指定して記録媒体への記録を指示するため、及び、指示した記録の記録完了時刻を予約するために情報入力手段を使用し、予約した記録完了時刻の所定時間前までに上記システムの記録手段に記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視し、上記監視により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、指定された情報の記録媒体への記録を上記記録手段に行わせるように機能させるためのプログラムを記録したものである。
【0035】
また、請求項2の発明に係る記録媒体は、装置内のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した媒体であって、センタ装置から端末装置へ情報を配送し配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システムにおいて記録する情報を指定する情報を伴って遠隔の情報機器から送られてくる記録指示を受信手段で受け付け、上記記録指示を受け付けたとき、上記記録完了予定時刻を求め、上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信手段で送信するように機能させるためのプログラムを記録したものである。
【0036】
また、請求項2の発明に係る記録媒体は、装置内のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した媒体であって、センタ装置から端末装置へ情報を配送し配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システムにおいて記録する情報を指定する情報を伴って遠隔の情報機器から送られてくる記録指示および記録完了予約時刻を受信手段で受け付け、上記情報機器へ予約可否情報受け付け番号の少なくとも一方を送信手段で送信し、予約された記録完了時刻の所定時間前までに上記システムの記録手段に記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視し、上記監視により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、上記記録手段で指定された情報を記録媒体に記録させるように機能させるためのプログラムを記録したものである。
【0037】
請求項1乃至の発明においては、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示すると、記録完了予定時刻が提示され、指定したメディア情報がほぼ上記時刻に記録媒体に記録される。
【0039】
特に、請求項1の発明においては、異なる記録媒体への記録を指示するそれぞれの記録指示操作を並行して行える。
【0040】
また、請求項の発明においては、記録完了予定時刻が複数の操作装置のうちの対応する操作装置に表示される。
【0041】
また、請求項の発明においては、記録完了予定時刻と共に、受け付け番号が提示される。
【0042】
また、請求項の発明においては、記録完了予定時刻の記載された券が発券される。
【0043】
また、請求項の発明においては、記録終了時、ブザーが鳴動するか、記録の終了したことがアナウンスされる。
【0044】
また、請求項の発明においては、記録指示を、記録を行う端末装置とは異なる端末装置において行える。
【0045】
また、請求項の発明においては、記録指示を他の端末装置で行って、指示された記録を行える。
【0046】
請求項あるいは1の発明においては、記録するメディア情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定して記録媒体への記録を指示すると、指定したメディア情報が記録された記録媒体を予約時刻後に受け取ることができる。
【0047】
特に、請求項1の発明においては、指定された予約時刻(記録完了時刻)までに記録を完了させることができないならば、予約を受け付けられない旨が提示される。
【0048】
請求項1あるいは1の発明においては、遠隔のパーソナルコンピュータなど情報機器から記録するメディア情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記メディア情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信する。
【0050】
請求項1の発明においては、記録するメディア情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定した記録媒体への記録を遠隔の情報機器から指示することにより、予約時刻に、指定したメディア情報が記録された記録媒体を受け取ることができる。
【0051】
そして、請求項1の発明においては、上記において、記録媒体への記録を行う端末装置の表示手段に記録を完了した受け付け番号または記録中の受け付け番号が表示される。
【0052】
請求項1の発明においては、上記において、受け付け番号を伴った取り出し指示が与えられたとき、上記受け付け番号の記録が完了しているならば、上記受け付け番号に対応付けられた記録済み記録媒体が取り出される。
【0053】
請求項1の発明においては、上記において、受け付け番号の記載された券を挿入することにより、受け付け番号が指示される。
【0054】
請求項1の発明においては、記録発生時、空の記録媒体が自動的に記録手段へ供給される。
【0055】
請求項1の発明においては、端末装置の中に蓄えられている空の記録媒体の枚数が表示される。
【0057】
請求項19の発明においては、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定して記録媒体への記録を指示すると、指定した情報が記録された記録媒体を予約時刻後に受け取ることができる。
【0058】
請求項2の発明においては、遠隔のパーソナルコンピュータなど情報機器から記録する情報を指定する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信する。
【0059】
請求項2の発明においては、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定した記録媒体への記録を遠隔の情報機器から指示することにより、予約時刻に、指定した情報が記録された記録媒体を受け取ることができる。
【0060】
請求項2の発明においては、上記記録指示手段により指定された情報を上記端末装置内の情報蓄積手段またはセンタ装置から取得し、取得した情報を記録媒体に記録する。
【0062】
請求項2の発明においては、媒体に記録したプログラムを実行する装置で、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定して記録媒体への記録を指示すると、指定した情報が記録された記録媒体を予約時刻後に受け取ることができる。
【0063】
請求項2の発明においては、媒体に記録したプログラムを実行する装置で、遠隔のパーソナルコンピュータなど情報機器から記録する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信する。
【0064】
請求項2の発明においては、媒体に記録したプログラムを実行する装置で、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定した記録媒体への記録を遠隔の情報機器から指示することにより、予約時刻に、指定した情報が記録された記録媒体を受け取ることができる。
【0065】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例などが実施されるメディア情報配送記録システムの全体構成図である。図示したように、この実施例のメディア情報配送記録システムは、公衆電話回線網、ディジタル回線網(ISDN)、または通信衛星を含んだ回線網などネットワーク1、複数の音楽情報(曲)などメデイア情報を登録・蓄積すると共に、その一部を上記ネットワーク1を介して送信する手段を備えたセンタ装置2、上記ネットワーク1を介して上記センタ装置2からメディア情報を取得し、CD-Rなど記録媒体に記録する複数の端末装置3などを備えている。
【0066】
また、図2に示すように、上記センタ装置2は、複数の音楽情報(曲)などメデイア情報を登録する情報登録部11、登録された上記メディア情報を蓄積しておく情報蓄積部12、端末装置3からの依頼(要求)に応じて上記情報蓄積部12内のメディア情報のなかから指示されたメディア情報を検索する情報検索部13、検索されたメディア情報を上記端末装置3へ配送したりする通信制御部14、センタ装置全体の管理・制御を行うシステム制御部15などを備える。なお、上記において、情報登録部11、情報検索部13、システム制御部15は、例えば一つのCPUおよびプログラムを内蔵したROMを共有し、通信制御部14は、専用のCPUおよびプログラムを内蔵したROMを有する。また、情報蓄積部12は、読み出しおよび部分的重ね書きが可能な光ディスク装置などにより実現される。
【0067】
図3は、本発明の第1実施例を示す上記端末装置3の構成ブロック図である。図示したように、この端末装置3は、本体3a、および記録するメディア情報を指定して記録媒体4への記録を指示したりするための複数の操作装置21から構成され、本体3aは、端末装置3の全体を管理・制御するシステム制御部22、ネットワーク1を介してセンタ装置2からメディア情報を取得したりするための通信制御を行う通信制御部23、上記通信制御部23を介して取得したメディア情報を記憶しておく記憶装置24、操作装置21により指示されたメディア情報を記録媒体4に記録する記録装置26、上記記録装置26を内蔵し、且つ一括してセットされた空(未記録)の記録媒体4を蓄えておき、記録発生の度に1枚の記録媒体を記録装置26に供給したりするオートチェインジャ25、表示装置27、プリンタ28などを備えている。
【0068】
なお、上記において、それぞれの操作装置21は、例えば液晶表示装置およびその画面上に重ねた透明なタッチパネルなどを備え、ケーブルCおよび本体3a内に備えた入出力ポート(図示していない)を介してバスBに接続されている。あるいは、図4に示すように、操作装置21は、入力されたディジタルデータをアナログ信号に変換したり本体3aからのアナログ信号をディジタルデータに変換したりする変換器31、上記変換器31から出力されたアナログ信号を搬送波に重畳してアンテナ33から送信させたり、アンテナ33により受信した搬送波からアナログ信号を抽出して上記変換器に渡す送受信回路32などを備え、無線方式で本体に接続される。
【0069】
また、システム制御部22はCPU、プログラムを内蔵したROM、およびRAM、時計回路などを有し、通信制御部23は他のCPUなどを有し、記憶装置24は大容量のハードディスク装置または部分的書き換えが可能な光ディスク装置などから構成される。
【0070】
通信制御部23は、例えば、図5(a)に示すような公衆電話回線網を介した通信を可能にした構成、あるいは図5(b)に示すようなISDNを介した通信を可能にした構成である。図5(a)の構成では、伝送制御手順などのプログラムを内蔵したROM34、上記プログラムに従ったデータ通信を実行するCPU35、ネットワーク1へ送出するアナログ信号への変調およびCPU35へ渡すディジタルデータへの復調などを行うデータモデム36、回線の接続制御などを行う網制御装置(NCU)37などを備える。なお、必要に応じて、ROM34内には、インターネットと互換性のある電子メール、ファイル転送などを可能にする上位層プロトコル(伝送制御手順)用プログラムも備える。
【0071】
また、図5(b)に示した構成の通信制御部23は、プログラムを内蔵するROM38、上記プログラムに従って上位層プロトコル、ISDNのBチャネル伝送制御、Dチャネル伝送制御などを実行するCPU39、ISDNレイヤ(層)1の信号制御を行うレイヤ1信号制御部40、信号を送受信するISDNインタフェース回路41、網終端装置(NT)42などを備える。
【0072】
以下、図6に示した動作フローなどに従って、この実施例の動作を説明する。なお、この動作に先立って、オートチェインジャ26には、後述する方法により空の記録媒体4がセットされているものとする。
【0073】
操作装置21が使用されていないとき、システム制御部22は、例えば図7に示すようなメッセージを操作装置21の画面52に表示させている。そして、このメッセージに応じて、顧客(利用者、ユーザ)が表示されている記録ボタン53を押すと、画面52上に重ねられている透明なタッチパネルがこの押下位置を検出し、ケーブルCまたはアンテナ33などを介して検出した位置情報をシステム制御部22に送る。
【0074】
本体3a内の複数の入出力ポートはそれぞれの操作装置21に対応付けられているので、システム制御部22は、上記位置情報によりn番の操作装置21の記録ボタン53が押下されたことを知り、画面52に表示させるメニュー情報をn番の入出力ポートを介して対応する操作装置21へ送り、画面52に図8に示すようなメニューを表示させる。そして、例えば表示されたボタンを押すことで音楽が指示されると、システム制御部22は、同様にして指示内容を取得し、最終ステップのメニュー表示では例えば指示された歌手の指示された曲のタイトルを取得する(S1)。なお、システム制御部22は、通信制御部23を介して、センタ装置2内に登録されている種類別のメディア情報リストを取得し、そのリストを記憶装置24に記憶しており、このリストに従って上記のメニュー表示を行うわけである。
【0075】
こうして、1件目のメディア情報の指定が終了すると、システム制御部22は図9に示すようなメニュー画面を表示させ、2件目の指定が行われれば、同様にしてその指定内容を取得する。なお、2件目以降の指定の際、図9に示したような前のメニューに戻るボタンを指示させることにより、上位メニューに遡った指定が可能である。
【0076】
1回の記録で1枚の記録媒体に記録する一つまたは複数のメディア情報の指定が終了すると(S1)、図9に示した記録指示ボタンが押されるが(S2)、このときまでには、システム制御部22内のRAMに設けた、図10に示すような受付けテーブルに、指定されたメディア情報のメディア番号が設定し終わる。なお、メディア番号とはセンタ装置が登録時にそれぞれのメディア情報に付けた番号であり、上記種類別メディア情報リストに記載されている。また、図10において、受け付け番号とは001から999までの連番であり、システム制御部22がステップS1において1件目のメディア情報(メディア番号)を受け付けたとき、受け付け順に付与する。なお、図10において、受け付け番号000は記録が終了し、受け付け番号が返却されたことを意味する。受け付け番号999を付与した次は、001を付与するが少なくともこのときまでには001は返却されているとみなすのである。また、図10に示した受け付けテーブルには、次のようにして記録完了予定時刻が設定される。
【0077】
つまり、システム制御部22は、記録指示を受けると、受け付けテーブルの直前に割り付けた受け付け番号の記録完了予定時刻欄の設定時刻と図11に示されたメディア情報リストの当該メディア情報のデータ量とから当該受け付け番号の記録が完了する予定時刻を求める(S3)。単位データ量当たりの記録時間Tはこのシステムが設計されたときに決まっており、上記記録時間Tは予め端末装置3内に設定されているので、例えば受け付け番号023の場合は、メディア番号3026、3819、3347、3562のそれぞれのデータ量をメディア情報リストから取得し、それらを合計したデータ量を求め、そのデータ量のデータを記録する時間を上記記録時間Tに従って求め、求めた時間を受け付け番号022の記録完了予定時刻17日10時56分に加えて17日11時37分という記録完了予定時刻を求めるのである。なお、先行する記録が完了する度毎に、システム制御部22はそのなかに設けてある時計回路からそのときの現在時刻を取得し、その時刻と当該記録完了予定時刻との差を求め、後続の記録完了予定時刻を上記差分だけ修正する。また、記録アイドル状態のときに記録指示があり、且つ指定されたメディア情報が端末装置内にない場合は、記録に要する時間にセンタ装置2からメディア情報を取得するための通信時間を加えた時間から記録完了予定時刻を求める。
【0078】
こうして、記録完了予定時刻が求まると、システム制御部22は、当該受け付け番号と上記記録完了予定時刻とを対応する操作装置21に送り、図12のように表示させる(S4)。あるいは、図12と同様な内容を記載した券(乗車券タイプ)を本体3aのプリンタ28から出力させる。あるいは、それぞれの操作装置21などにスピーカを備え、当業者には公知の音声合成方式などにより生成した、図12と同様な内容の音声を当該操作装置21のスピーカから出力させる。
【0079】
なお、上記表示、上記券出力、あるいは、上記音声出力による提示の対象は、上記受け付け番号のみにしてもよいし、上記記録完了予定時刻のみにしてもよい。利用者の不満を回避する上ではその両方を提示するのが最も望ましい。
【0080】
その後、システム制御部22がアイドル状態になったとき、システム制御部22は上記の記録指示の際に指定されたメディア情報がこの端末装置3内の記憶装置24に記憶されているか否かを判定する(S5)。端末装置3は、センタ装置2からメディア情報を取得した際、記憶装置24に空き領域がある限り取得したメディア情報を記憶しておくのである。そのため、システム制御部22は、図11に示したメディア情報リストとは別に類似の内部保管メディア情報リストを備えている。上記リストには、図13に示すように、記憶装置24に登録(保管)した登録日、昨年の記録回数A、今年の記録回数B、A+Bなども設定されており、空き領域がなくなると、上記登録日および記録回数に従い、登録日からの経過期間が所定期間以上で且つ記録回数(A+B)が所定回数以下のレコードをこのリストからはずす。つまり、はずしたレコードに対応したメディア情報を記憶装置24から消去し、廃棄またはセンタ装置2へ返却する。
【0081】
なお、図13に示したように、内部保管メディア情報リストにもそれぞれのメディア情報のデータ量を設定しておくことにより、記録完了時刻予測の際、このリストにあるメディア情報については、ここに設定されたデータ量を参照することが可能である。ステップS5の判定をステップS3に先行させるのである。
【0082】
上記内部保管メディア情報リストに従って、指定されたメディア情報が記憶装置24内に記憶されているか否かを判定した結果、記憶されていないと判定されたならば(S5でNo)、システム制御部22は、メディア番号を含んだメディア情報転送要求を通信制御部23経由でセンタ装置2へ送信する。これにより、センタ装置2の情報検索部13(図2参照)は、要求されたメディア番号のメディア情報を検索し、情報蓄積部12から上記メディア情報を読み出し、通信制御部14を介して当該端末装置3へ転送する。そして、上記端末装置3のシステム制御部22が送られてきたメディア情報を取得し(S6)、記憶装置24に保管する。また、システム制御部22は、保管したメディア情報を内部保管メディア情報リストに登録する。
【0083】
指定されたメディア情報が記憶装置24内にあるとき(S5でYes)、または指定されたメディア情報をセンタ装置2から取得した後、システム制御部22は、当該受け付け番号の記録に先行する記録が終了したか否かを監視する(S7→S7)。そして、先行する記録が終了すると(S7でYes)、オートチェインジャ25により、その中に蓄えられた空の記録媒体4のうちの1枚を記録装置26にセットする(S8)。
【0084】
図14に、2台の記録装置26を内蔵したオートチェインジャ25の詳細を示す。図示したように、一つ当たり50枚程度の空の記録媒体(CD-R)4が収納された複数のカートリッジ56を予めオートチェインジャ25に装着しておく。カートリッジ単位で空の記録媒体を充填するのである。そして、記録装置26に記録媒体4をセットする際には、アドレスがカートリッジnの第m段目である位置の空の記録媒体4を上下移動可能な搬送アーム57に移し、その搬送アーム57が記録装置26まで移動して記録媒体4を装着する。なお、図15に示すように、記録装置26にセットされた記録媒体4のアドレスが記録装置管理テーブルに登録される。また、上記した空の記録媒体4のアドレス決定のために、システム制御部22は図16に示すようなアドレスデータ管理テーブルを備えている。図16において、CD(記録媒体)状態の欄の「空き」は記録媒体が充填されていないことを示し、記録装置D1はこのCDが記録装置D1にセットされていることを示す。システム制御部22は、受け付け番号を発行する際、このようなアドレスデータ管理テーブルを参照し、CD状態が空きCDである記録媒体(CD)に上記受け付け番号を割り付けて、RAMなどの所定領域に設定された残空き記録媒体の枚数を1だけ減じる。また、必要に応じて、図17に示すようなテーブルも備える。
【0085】
続いて、システム制御部22は記憶装置24から指定されたメディア情報を読み出し、そのメディア情報を上記記録装置26に渡し、セットされている記録媒体4に記録させる(S9)。そして、記録が終了すると(S10でYes)、システム制御部22は記録装置管理テーブルから記録が終了した記録媒体4のアドレスを取得し、搬送アーム57を介して上記記録媒体4を元あったアドレス(カートリッジnの第m段目)に戻し、蓄積しておく(S11)。さらに、当該受け付け番号の記録が終了した旨をアナウンスする(S12)。なお、このアナウンスの際の音声は、例えば当業者には公知の音声合成方式により出力される。例えば、「受け付け番号Nの記録が終了しました」というアナウンスは、Nを発声させるための各数値の発音記号、各文字の発音記号、さらに各発音記号を発声させるためのディジタルデータなどをシステム制御部22内のROM30(図18参照)などに設定しておき、設定された発音記号順に対応するディジタルデータをCPU29が読み出し、DA変換器44においてそれをアナログ信号化し、増幅器45で増幅し、端末装置本体3a内のスピーカ46から出力するのである。あるいは、単に、ブザーを鳴動させるだけでもよい。図7に示したように、記録済みCD(記録媒体)および記録中CDの表示を常に行うようにすれば、あるいは、本体3aの表示装置27に上記表示を常に行うようにすれば、ブザー鳴動だけでも顧客は端末装置3が設置された店内などの他の場所にいて自分の分の記録が終了したことを知ることができる。
【0086】
記録が終了した記録媒体4を取り出す際には、例えば、図7のような画面表示のときに、テンキー51から受け付け番号を入力する。そうすると、システム制御部22は、これを記録媒体取り出し指示と判断し(S13でYes)、図16または図17に示したテーブルを参照することにより上記受け付け番号に対応した記録媒体が置かれているアドレスを知り、そのアドレスの記録媒体4を搬送アーム57に移し、その搬送アーム57により上記記録媒体4を取り出し口に移す(S14)。
【0087】
なお、上記において、記録がアイドル状態になった場合、システム制御部22は次の記録に備えて空き記録媒体4の一つを記録装置26にセットし、その後で受け付けが行われたとき、その受け付け番号を記録装置26上の上記記録媒体4に割り付ける。また、空き記録媒体の割り付けに際しては、一つのカートリッジ51の空き記録媒体4を順次割り付け、そのカートリッジ56内に空き記録媒体4がなくなったとき、割り付け対象カートリッジ56を次に移す。また、本体3aに、各カートリッジ56に対応付けてそれぞれ表示色の異なる複数の発光ダイオードを備え、空き記録媒体の残状態FULL、50%、20%、10%、EMPTYを異なった表示色で示す。あるいは、残枚数を数値で表示させる。
【0088】
また、この図6の動作の概略を示すフローには具体的な制御フローを省略したが、上記監視を行っている間(S7→S7)、記録媒体4への記録が行われている間(S9→S10→S9)、及び、取り出し指示をまっている間(S13→S13)等の期間にも、例えば、図7に示すようなメッセージを操作装置21の画面52に表示させ、記録ボタン53の押下でメディア情報指定(S1)乃至記録完了予定時刻提示(S4)のステップを実行できるようにしている。また、上記監視を行っている間(S7→S7)や記録媒体4への記録が行われている間(S9→S10→S9)等の期間も、例えば、図7に示すようなメッセージを操作装置21の画面52に表示させ、テンキー51からの受け付け番号の入力による取り出し指示で記録媒体の取り出し(S14)を実行できるようにしている。例えば、上記記録ボタン53や上記テンキー51の押下で、ステップS1乃至S4やS13乃至S14を割り込み処するようにしている。
【0089】
こうして、この実施例によれば、記録指示(記録受け付け)を行ったときに記録完了予定時刻や受け付け番号が提示されるので、受け付け後、その場所を中座し、記録完了予定時刻後、その場所に戻って、待たされることなく記録の終了した記録媒体(CDなど)を受け取ることができる。また、受け取りの際、受け付け番号を指示することにより記録媒体を取り出すようにできるので、記録媒体の紛失を防止できる。また、先行する記録が完了する前に後続の受け付けが可能で、且つ操作装置が複数台設置されているので、受け付けを待たされずに行うことができる。また、記録済みの受け付け番号および記録中の受け付け番号が表示されるので、実際の記録状況を知ることができる。また、記録が終了したとき、その受け付け番号がアナウンスされたり、ブザーが鳴ったりするので、記録完了予定時刻が近づいたとき記録を行う端末装置が設置されている店内などの他の場所にいても、記録の終了したことがわかる。また、端末装置内に蓄えられている空き記録媒体の数がわかるので、空き記録媒体がなくならないうちに補給することができる。また、受け付け番号や記録完了予定時刻を記載した券を発行することもできるので、忘れ防止が可能である。
(以下、余白)
【0090】
図19は、本発明の第2実施例を示す端末装置3の要部の構成ブロック図である。図示したように、この実施例の端末装置3は、券に記載された受け付け番号を読み取る券読み取り部47、受け付け番号の文字認識を行う文字認識部48などを備え、記録が終了した記録媒体4を取り出す際、受け付け番号の人手による入力を不要にすることができると共に、第3者による不当な記録媒体取り出しを防止できる。
【0091】
つまり、この実施例の端末装置3では、顧客が受け付け番号記載の券を券読み取り部47の券挿入口から挿入すると、その券は読み取り部に搬送され、券上に記載された受け付け番号が光学的に読み取られる。そして、文字認識部48において、受け付け番号が認識され、その受け付け番号がシステム制御部22に与えられる。その後は、第1実施例と同じである。なお、記載された受け付け番号はプリンタ28(図3参照)によりプリントされたものであるし、数字だけであるので、誤認識は殆どない。
【0092】
図20および図21は、本発明の第3実施例を示す動作フロー図である。この実施例では、図3に示した第1実施例のハードウェア資源により遠隔の端末装置3からネットワーク1を介した記録指示を行うことができる。まず、図20などにより記録指示を行う端末装置3の動作を説明する。なお、ステップS21で行われるメディア情報の指定は第1実施例と同様であるので(図6のS1参照)、説明を省略する。 次のステップS22において、システム制御部22は、図22に示すような画面を操作装置21に表示させる。そして、顧客がこの表示に応じて遠隔記録指示ボタンを押すとシステム制御部22がその指示を認知し、図23のようなメッセージを操作装置21の画面に表示させ、記録を行う端末装置3の端末番号の指示を要求する。
【0093】
こうして、操作装置21のテンキー51から上記端末番号が指示されると、システム制御部22はそれを取得し、図24に示すような記録要求メッセージを作成し、そのメッセージを上記端末番号の端末装置3へ送信させる(S23)。つまり、システム制御部22から上記端末番号を受け取った通信制御部23がその端末番号の端末装置3との接続処理を行い、接続後、上記メッセージを送信するのである。なお、図24において、左より1番目および2番目の項が顧客の指定したメディア情報のメディア番号、3番目の項が遠隔記録指示が行われたこの端末装置3の端末番号(発信元端末番号)、4番目の項が遠隔記録指示が行われたとき、その指示に対して割り付けられた仮受け付け番号である。上記仮受け付け番号は一つの遠隔受け付け処理が終了しないうちに他の遠隔受け付けを受け付けるために必要になる。
【0094】
上記において、端末番号を指示する代わりに、当該端末装置3が設置された場所の店名などをメニュー(図25参照)により指示することも可能である。各端末装置3は、予め、端末番号を店名などに対応付けてセンタ装置2に登録すると共に、センタ装置2から登録リストを取得しておくのである。操作装置21の画面52上には透明なタッチパネルが貼り付けられているので、顧客が画面52上の所望の店名を指先で指示すると、システム制御部22は指示された店名などを知ることができ、それにより、上記登録リストから端末番号を知ることができるのである。
【0095】
あるいは、センタ装置2から端末番号が記載されていない店名などから成る登録リストを取得し、指示された店名などを図24に示した記録要求メッセージに付加し、センタ装置2経由で記録要求メッセージを送信してもよい。センタ装置2は、このメッセージを受信すると、登録リストから店名などに対応付けられた端末番号を取得し、その端末番号の端末装置3へ受信した上記メッセージを転送するのである。
【0096】
上記記録要求メッセージに応じて相手側(記録側)端末装置3が受け付け番号、記録完了予定時刻などを送ってくると(S24)、システム制御部22はそれを取得し、当該操作装置21などに上記受け付け番号、記録完了予定時刻などを表示させる(S25)。あるいは、第1実施例と同様にして、受け付け番号および記録完了予定時刻記載の券を発行させる。
【0097】
一方、記録側端末装置3では、図24に示したような記録要求メッセージを受信すると(S31)、第1実施例の場合と同様にして(図6のS3参照)記録完了予定時刻を予測する(S32)。そして、割り付けた受け付け番号、上記記録完了予定時刻などを含んだ図26に示すような返信メッセージを作成し、通信制御部23を介し、上記返信メッセージを記録要求メッセージ記載の発信元端末番号の端末装置3へ送信する(S33)。なお、図26において、仮受け付け番号は記録指示側端末装置3で操作装置21から指示された当該記録指示に対応付けるために必要になる。以下、第1実施例で示したステップS5〜S14と同じ動作が実行される。
【0098】
こうして、この実施例によれば、記録を行う端末装置でない端末装置を用いて記録指示を行うことができるので、例えば退社時、会社の近くにある店内の端末装置3により記録指示を行い、1時間後、家の近くの店内の端末装置3で記録された記録媒体を受け取るというようなことが可能になる。
同様に、遠隔記録指示をネットワーク1に接続されたパーソナルコンピュータなど情報機器で行わせることもできる。情報機器のアプリケーションプログラムとして図20に示した動作を実現させるのである。記録側端末装置3は図21の動作フローを実行できる端末装置であればよい。また、記録側端末装置3は、その場で記録指示を行うための操作装置21を備えていなくてもよい。
【0099】
上記の情報機器を電話機で実現することもできる。図27は、これを実現するための本発明の第4実施例を示す端末装置要部の構成ブロック図である。図示したように、この実施例の端末装置3は、例えば図5(a)に示した通信制御装置23の構成にDTMF受信処理部61を加えた通信制御部23a、および図18に示した音声合成・出力手段を有したシステム制御部22などを備える。
そして、遠隔の電話機からの発信で上記電話機がこの端末装置3に接続された後、上記電話機のプッシュボタンを押すことにより、一つまたは複数のメディア番号を示すDTMF信号(図28参照)がネットワーク1を介して送られてくると、上記端末装置3のDTMF受信処理部61はNCU37を介して上記DTMF信号を受信し、解析する。
【0100】
こうして、DTMF受信処理部61によりディジタル化されたメディア番号がシステム制御部22に渡されると、システム制御部22は記録完了予定時刻を求め、この記録完了予定時刻と受け付け番号とをシステム制御部22内の音声合成・出力手段により音声信号化し、NCU37を介して、そのとき接続されている電話機に送信する。これにより、上記電話機において、例えば図29に示すような音声を聞くことができる。
このようにして、この実施例によれば、顧客はメディア番号とメディア情報とが対応付けられた印刷されたメディア情報リストを予め取得しておくことにより、例えば、自宅で記録指示を行い、通知された記録完了予定時刻頃、あるいはその時刻後に、記録を行う端末装置3が設置された店などに取りに行けばよい。
【0101】
図30は、本発明の第5実施例を示す動作フロー図である。この実施例では、図3に示した第1実施例のハードウェア資源により予約記録を行うことができる。以下、図30などにより、この実施例の動作を説明する。但し、ステップS41で行われるメディア情報の指定は第1実施例と同様であるので(図6のS1参照)、説明を省略する。
次のステップS42において、システム制御部22は、図31に示すような画面を操作装置21に表示させる。そして、顧客がこの表示に応じて予約記録指示ボタンを押すとシステム制御部22がその指示を認知し、予約時刻の指示を求めるメッセージを上記操作装置21に表示させる。
【0102】
こうして、テンキー51から予約時刻(希望の記録完了時刻)が入力されると(S42)、これを取得したシステム制御部22は、実施例1と同様にして記録完了予定時刻を求め、上記予約時刻が上記記録完了予定時刻より後か否か、また、残記録媒体の枚数なども考慮して指示された予約が可能か否かを判定する(S43)。そして、予約不可であれば(S43でNo)その旨を操作装置21の画面などに表示して予約指示をし直すか否かを指示させ(S44)、指示し直すのであれば(S44でYes)ステップS42へ戻る。また、指示し直さないのであれば(S44でNo)この動作フローから抜ける。
【0103】
一方、ステップS43において、指示通りの予約が可能であると判定されたならば(S43でYes)、第1実施例と同様にして受け付け番号を提示し、さらに、第1実施例に示したステップS5、S6の動作(指定されたメディア情報が端末装置内にないならば、それをセンタ装置から取得する)を実行する。その後、システム制御部22は、予約記録以外の指示された記録が全て完了した記録アイドル状態になったか否か、および当該予約時刻の所定時間前に達したか否かを監視する(S45→S46→S45)。なお、上記所定時間は、例えば記録媒体2枚分の記録を行うのに要する時間であり、予め記憶装置24などに設定されている。
【0104】
そして、記録アイドル状態になったと判定されたならば(S45でYes)、予約記録を指示されていた件の記録を実施例1と同様に実行する(S48)。以下、実施例1と同様である。但し、記録終了のアナウンスは行わなくてもよい。また、記録アイドル状態にならなくても(S45でNo)、予約時刻の所定時間前に達すると(S46でYes)、記録中の記録が終了するのを待って(S47でNo)予約記録を指示されていた件の記録を実行する(S48)。
【0105】
こうして、この実施例によれば、予約分を記録アイドル時などに行うことができるので、その分だけ一般の記録(予約でない記録)の完了時刻が早くなる。なお、この予約は、第3実施例または第4実施例と同様にして、遠隔の端末装置3または情報機器(電話機を含む)から行うこともできる。但し、電話機からの場合、受け付け番号や予約再指示の提示は音声により行う。
【0106】
なお、以上の説明において、着脱可能な記録媒体4としては、CD-Rの他に、CD-RW、MD、MO、カセットテープ、メモリカードなどを使用できる。また、ネットワーク1を介した転送時および保管時のメディア情報はTwinVQ方式やJPEG方式などで圧縮されている。
【0107】
また、各実施例における端末装置21やセンタ装置2に所定の動作を行わせるためのプログラムを記憶する媒体としてROM等を使用したが、上記媒体はこに限られるものではなく、フロッピーディスク、CD-Rの他に、CD-RW、MD、MO、カセットテープ、メモリカードなどであってもよい。更に、このような装置に対して着脱可能な記録媒体を、読み取り装置にセットしてプログラムを読み取りRAMやハードディスクなどの装置固定の記録装置に格納して使用するようにしてもよい。
【0108】
【発明の効果】
請求項1乃至7の発明によれば、記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示すると、記録完了予定時刻が提示され、指定したメディア情報がほぼ上記時刻に記録媒体に記録されるので、顧客は、記録指示後記録現場から離れ、記録完了予定時刻頃に戻ることにより、待たされるという不満を感じることなく、所望のメディア情報が記録された記録媒体を受け取れる。
【0110】
特に、請求項の発明によれば、異なる記録媒体への記録を指示するそれぞれの記録指示操作を並行して行えるので、記録指示のために待たされることがさらに少なくなる。
また、請求項の発明によれば、記録完了予定時刻が複数の操作装置のうちの対応する操作装置に表示されるので、記録指示をしたその場で記録完了予定時刻を知ることができる。
また、請求項の発明によれば、記録完了予定時刻と共に、受け付け番号が提示されるので、上記受け付け番号を指示して記録済み記録媒体を受け取ることができる。
【0111】
また、請求項の発明によれば、記録完了予定時刻および受け付け番号の記載された券が発券されるので、記録完了予定時刻を忘れないで済む。
また、請求項の発明によれば、記録終了時、ブザーが鳴動するか、当該受け付け番号の記録の終了したことがアナウンスされるので、顧客は、記録が行われる端末装置の設置された店内などの他の場所にいても、記録の終了あるいは自分に係わる記録の終了を知ることができる。
【0112】
また、請求項6あるいは請求項の発明によれば、記録を行う端末装置とは異なる端末装置で記録指示を行って記録媒体への所望の記録を行えるので、記録が終了するまで待たされるという不満を感じることがさらになく、所望のメディア情報が記録された記録媒体を受け取れる。
求項9あるは10の発明によれば、記録するメディア情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定して記録媒体への記録を指示すると、指定のメディア情報を予約時刻までの空いた時間に記録するので、一般の記録(予約でない記録)の記録完了時刻が早まると共に、予約による記録においても、待たされるという不満は生じない。
【0113】
特に、請求項1の発明によれば、指定された予約時刻(記録完了時刻)までに記録を完了させることができないならば、予約を受け付けられない旨が提示されるので、顧客は適切な対応がとれる。
【0114】
請求項1あるいは1の発明によれば、遠隔のパーソナルコンピュータなど情報機器から記録するメディア情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記メディア情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信するので、遠隔記録指示をパーソナルコンピュータなど情報機器において行える。よって、遠隔記録指示を行う上での制約が少なくなり、請求項および請求項の効果が広い範囲で実現可能になる。
【0115】
特に、請求項1の発明によれば、記録指示を電話機において行えるので、遠隔記録指示を行う上での制約がさらに少なくなる。よって、請求項および請求項の効果をさらに広い範囲で実現することも可能になる。
【0116】
また、請求項1の発明によれば、記録するメディア情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定した記録媒体への記録を遠隔の情報機器から指示することにより、予約時刻に、指定したメディア情報が記録された記録媒体を受け取ることができるので、請求項の効果を実現できると共に、予約を自宅などにおいて行うことができる。
【0117】
また、請求項1の発明によれば、記録媒体への記録を行う端末装置の表示手段に記録を完了した受け付け番号または記録中の受け付け番号が表示されるので、自分の分の記録が終了したか否か、また、どこまで記録が進んだかなどの確認ができる。
【0118】
また、請求項1の発明によれば、受け付け番号を伴った取り出し指示が与えられたとき、上記受け付け番号の記録が完了しているならば、上記受け付け番号に対応付けられた記録済み記録媒体が取り出されるので、記録済み記録媒体の紛失防止などが可能になる。
また、請求項1の発明によれば、上記において、受け付け番号の記載された券を挿入することにより、受け付け番号が指示されるので、記録済み記録媒体の取り出し操作が容易になるし、記録済み記録媒体が第3者により不当に取り出されるのを防止できる。
【0119】
また、請求項1の発明によれば、記録発生時、空の記録媒体が自動的に記録手段へ供給されるので、記録媒体をその都度装填する手間が省けるし、遠隔記録指示が可能になる。
また、請求項1の発明によれば、端末装置の中に蓄えられている空の記録媒体の枚数が表示されるので、空の記録媒体の適切な補給が可能になる。
【0121】
請求項19の発明によれば、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定して記録媒体への記録を指示すると、指定した情報が記録された記録媒体を予約時刻後に受け取ることができるので、この装置を、請求項10のメディア情報配送記録システム構築に使用できる。
【0122】
請求項2の発明によれば、遠隔のパーソナルコンピュータなど情報機器から記録する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信するので、この装置を、請求項1のメディア情報配送記録システム構築に使用できる。
【0123】
請求項2の発明によれば、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定した記録媒体への記録を遠隔の情報機器から指示することにより、予約時刻に、指定した情報が記録された記録媒体を受け取ることができるので、この装置を、請求項1のメディア情報配送記録システム構築に使用できる。
【0124】
請求項2の発明によれば、上記記録指示手段により指定された情報を上記端末装置内の情報蓄積手段またはセンタ装置から取得し、取得した情報を記録媒体に記録するので、この装置を、請求項19、20又は21のメディア情報配送記録システム構築に使用できる。
【0126】
請求項2の発明によれば、媒体に記録したプログラムを実行する装置で、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定して記録媒体への記録を指示すると、指定した情報が記録された記録媒体を予約時刻後に受け取ることができるので、この装置を、請求項10のメディア情報配送記録システム構築に使用できる。
【0127】
請求項2の発明によれば、媒体に記録したプログラムを実行する装置で、遠隔のパーソナルコンピュータなど情報機器から記録する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信するので、この装置を、請求項12のメディア情報配送記録システム構築に使用できる。
【0128】
請求項2の発明によれば、媒体に記録したプログラムを実行する装置で、記録する情報および予約時刻(記録完了時刻)を指定した記録媒体への記録を遠隔の情報機器から指示することにより、予約時刻に、指定した情報が記録された記録媒体を受け取ることができるので、この装置を、請求項14のメディア情報配送記録システム構築に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なメディア情報配送記録システムのシステム構成図。
【図2】本発明の各実施例のセンタ装置の構成ブロック図。
【図3】本発明の第1実施例に係る端末装置の構成ブロック図。
【図4】同実施例に係る端末装置の本体と操作装置との接続の変形例の説明図。
【図5】(a)及び(b)はそれぞれ同実施例に係る通信制御部の一例の構成ブロック図。
【図6】同実施例に係る端末装置の動作フロー図。
【図7】同実施例に係る端末装置の説明図。
【図8】同実施例に係る端末装置の画面図。
【図9】同実施例に係る端末装置の他の画面図。
【図10】同実施例に係る端末装置要部のデータ構成図。
【図11】同実施例に係る端末装置要部の他のデータ構成図。
【図12】同実施例に係る端末装置の他の画面図。
【図13】同実施例に係る端末装置要部の他のデータ構成図。
【図14】同実施例に係る端末装置要部の説明図。
【図15】同実施例に係る端末装置要部の他のデータ構成図。
【図16】同実施例に係る端末装置要部の他のデータ構成図。
【図17】同実施例に係る端末装置要部の他のデータ構成図。
【図18】同実施例に係る端末装置要部の他の構成ブロック図。
【図19】本発明の第2実施例に係る端末装置要部の構成ブロック図。
【図20】本発明の第3実施例に係る端末装置の動作フロー図。
【図21】同実施例に係る端末装置の他の動作フロー図。
【図22】同実施例に係る端末装置の画面図。
【図23】同実施例に係る端末装置の他の画面図。
【図24】同実施例に係る端末装置要部のデータ構成図。
【図25】同実施例に係る端末装置の他の画面図。
【図26】同実施例に係る端末装置要部の他のデータ構成図。
【図27】本発明の第4実施例に係る端末装置要部の構成ブロック図。
【図28】同実施例に係る端末装置に係わるデータ構成図。
【図29】同実施例に係る端末装置要部の説明図。
【図30】本発明の第5実施例に係る端末装置の動作フロー図。
【図31】同実施例に係る端末装置の画面図。
【図32】従来技術の一例を示すデータベース利用システムのシステム構成図。
【図33】従来技術の他の例を示すメディア情報配送システムのシステム構成図。
【図34】従来技術の更に他の例を示すメディア情報配送システムのシステム構成図。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2 センタ装置
3 端末装置
4 記録媒体
21 操作装置
22 システム制御部
23 通信制御部
24 記憶装置
25 オートチェインジャ
26 記録装置
27 表示装置
28 プリンタ
44 DA変換器
46 スピーカ
47 券読み取り部
48 文字認識部
51 テンキー
56 カートリッジ
57 搬送アーム
61 DTMF受信処理部

Claims (25)

  1. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え
    上記記録指示手段を、異なる記録媒体への記録を指示するそれぞれの記録指示操作を並行して行う複数の操作装置を備えた構成にしたことを特徴とするメディア情報配送記録システム
  2. 求項のメディア情報配送記録システムにおいて、
    それぞれの操作装置内の表示手段に記録完了予定時刻を表示させる構成にしたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  3. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、
    上記記録完了予定時刻と共に受け付け番号を提示させる構成にしたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  4. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、
    上記完了時刻提示手段として発券手段を用い
    上記発券手段により出力される券に記録完了予定時刻を記載する構成にしたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  5. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段と、
    ブザーまたは音声発声手段を備え、
    記録が終了したとき、上記ブザーを鳴動させるか、または音声発声手段により記録が終了した旨のアナウンスを行う構成にしたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  6. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、
    記録を行う端末装置を指定して記録媒体への記録を指示するように上記記録指示手段を構成し、
    指示内容を上記端末装置へ送信し、それに応じて上記端末装置から返送されてきた少なくとも受け付け番号を取得する端末間通信手段と、
    上記端末間通信手段により取得された少なくとも受け付け番号を提示する遠隔受け付け番号提示手段とを備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  7. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段による指示が行われたとき、上記メディア情報の記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    上記完了時刻予測手段により求められた記録完了予定時刻を提示する完了時刻提示手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段と、
    他の端末装置から送られてきた記録するメディア情報を指定する情報を伴った記録指示を受け付け、上記他の端末装置へ少なくとも受け付け番号を送信する遠隔受け付け手段を備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  8. 請求項1ないし7の何れか一つに記載のメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録指示手段を、先行するメディア情報記録の完了前に、後続のメディア情報記録を指示可能に構成したことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  9. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    記録するメディア情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段により指示した記録の記録完了時刻を予約する予約手段と、
    上記予約手段により予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  10. 請求項のメディア情報配送記録システムにおいて、
    予約手段により記録完了時刻が指定されたとき、上記時刻までに記録を完了させることが可能か否かを判定し、その判定結果に基づいて指定された予約を受け付け可能か否かを提示させるように予約手段を構成したことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  11. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    遠隔の情報機器からネットワークを介して送られてくる、記録するメディア情報を指定する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記メディア情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔受け付け手段と、
    上記遠隔受け付け手段が記録指示を受け付けたとき、上記記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    上記遠隔受け付け手段により受け付けられたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  12. 請求項1のメディア情報配送記録システムにおいて、
    上記情報機器が電話機であることを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  13. ネットワークを介してセンタ装置から端末装置へメディア情報を配送し、配送されたメディア情報を着脱可能な記録媒体へ記録するメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    遠隔の情報機器からネットワークを介して送られてくる、記録するメディア情報を伴った記録指示および記録完了予約時刻を受け付け、上記情報機器へ予約可否情報受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔予約受け付け手段と、
    予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、
    上記記録指示手段により指定されたメディア情報を上記端末装置内のメディア情報蓄積手段またはセンタ装置から取得するメディア情報取得手段と、
    上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、上記メディア情報取得手段により取得されたメディア情報を記録媒体に記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  14. 請求項3、4、7、11の何れか一つに記載のメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置の表示手段に記録を完了した受け付け番号または記録中の受け付け番号を表示させる構成にしたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  15. 請求項3、4、7、11の何れか一つに記載のメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、記録が終了した記録媒体を受け付け番号に対応付けて蓄積する記録済み媒体蓄積手段と、
    受け付け番号を伴った取り出し指示が与えられたとき、上記受け付け番号の記録が完了しているならば、上記受け付け番号に対応付けられた記録済み媒体蓄積手段内の記録媒体を取り出す記録媒体取り出し手段と
    を備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  16. 請求項1のメディア情報配送記録システムにおいて、
    受け付け番号が記載された券から受け付け番号を読み取る受け付け番号読み取り手段と、
    読み取られた受け付け番号の文字認識を行う受け付け番号認識手段と
    を備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  17. 請求項1、9、11の何れか一つに記載のメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体への記録を行う端末装置内に、
    メディア情報を記録するための複数枚の記録媒体を蓄えると共に、記録発生時、上記記録媒体を順次記録手段に供給する記録媒体蓄積供給手段
    を備えたことを特徴とするメディア情報配送記録システム。
  18. 請求項1のメディア情報配送記録システムにおいて、
    記録媒体蓄積供給手段内に蓄えられている記録媒体の枚数を表示手段に表示させる構成にしたことを特徴とするメディア情報配送記録システム
  19. ンタ装置から端末装置へ情報を配送し、配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システム用の装置において、
    記録する情報を指定して記録媒体への記録を指示する記録指示手段と、
    上記記録指示手段により指示した記録の記録完了時刻を予約する予約手段と、
    上記予約手段により予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、
    上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、指定された情報を記録媒体に記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とする情報配送記録システム用の装置。
  20. センタ装置から端末装置へ情報を配送し、配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システム用の装置において、
    遠隔の情報機器からネットワークを介して送られてくる、記録する情報を指定する情報を伴った記録指示を受け付け、上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔受け付け手段と、
    上記遠隔受け付け手段が記録指示を受け付けたとき、上記記録完了予定時刻を求める完了時刻予測手段と、
    を備えたことを特徴とする情報配送記録システム用の装置。
  21. センタ装置から端末装置へ情報を配送し、配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システム用の装置において、
    遠隔の情報機器から送られてくる、記録する情報を指定する情報を伴った記録指示および記録完了予約時刻を受け付け、上記情報機器へ予約可否情報受け付け番号の少なくとも一方を送信する遠隔予約受け付け手段と、
    予約された記録完了時刻の所定時間前までに記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視する監視手段と、
    上記監視手段により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、指定された情報を記録媒体に記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とする情報配送記録システム用の装置。
  22. 請求項19、20、21の何れか一つに記載の情報配送記録システム用の装置において、
    上記記録指示手段により指定された情報を上記端末装置内の情報蓄積手段またはセンタ装置から取得する情報取得手段を備え、
    上記情報取得手段により取得された情報を記録媒体に記録するように上記記録手段を構成したことを特徴とする情報配送記録システム用の装置
  23. 置内のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した媒体であって、
    上記コンピュータを、
    センタ装置から端末装置へ情報を配送し配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システムで記録する情報を指定して記録媒体への記録を指示するため、及び、指示した記録の記録完了時刻を予約するために情報入力手段を使用し、
    予約した記録完了時刻の所定時間前までに上記システムの記録手段に記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視し、
    上記監視により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、指定された情報の記録媒体への記録を上記記録手段に行わせる
    ように機能させるためのプログラムを記録した媒体。
  24. 装置内のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した媒体であって、
    センタ装置から端末装置へ情報を配送し配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システムにおいて記録する情報を指定する情報を伴って遠隔の情報機器から送られてくる記録指示を受信手段で受け付け、
    上記記録指示を受け付けたとき、上記記録完了予定時刻を求め、
    上記情報機器へ上記情報の記録完了予定時刻受け付け番号の少なくとも一方を送信手段で送信する
    ように機能させるためのプログラムを記録した媒体。
  25. 装置内のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した媒体であって、
    センタ装置から端末装置へ情報を配送し配送された情報を着脱可能な記録媒体へ記録する情報配送記録システムにおいて記録する情報を指定する情報を伴って遠隔の情報機器から送られてくる記録指示および記録完了予約時刻を受信手段で受け付け、
    上記情報機器へ予約可否情報受け付け番号の少なくとも一方を送信手段で送信し、
    予約された記録完了時刻の所定時間前までに上記システムの記録手段に記録アイドル状態が発生したか否かおよび上記所定時間前に達したか否かを監視し、
    上記監視により上記アイドル状態の発生または上記所定時間前に達したことが検出されたとき、上記記録手段で指定された情報を記録媒体に記録させる
    ように機能させるためのプログラムを記録した媒体。
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