JP3880050B2 - 調理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務用等に供される調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の調理装置としては、例えば図12に示すようなものがある。図12に示す調理装置は、蒸気加熱を用いた煮炊き攪拌機であり、例えば各種練り餡、つぶし餡、羊羹、ジャム、カスタードクリーム、ソース、スープ等を加熱調理するものである。
【0003】
この調理装置では、調理容器201が、支持フレーム203に傾動回転可能に支持されている。前記調理容器201は、底部205が球面状に形成された加熱釜202と、熱交換用のジャケット207とを備えている。ジャケット207は、前記加熱釜202の底部205側を包囲するように設けられている。
【0004】
前記調理容器201は、前記支持フレーム203に軸受部209,211を介して回転自在に支持され、傾動回転可能となっている。前記軸受部209,211において、前記調理容器203の支持軸の軸心部を貫通する貫通孔が形成され、該貫通孔の一端に固定側インレットパイプ213、固定側アウトレットパイプ215が接続されている。固定側インレットパイプ213は、熱媒体としての蒸気の供給源に接続され、固定側アウトレットパイプ215は、図示はしないが室外まで配管されたパイプに接続され、蒸気を室外へ排出できるようになっている。
【0005】
前記各貫通孔の他方には、可動側パイプ217が接続されている。可動側パイプ217は、前記ジャケット207内に連通接続されている。
【0006】
従って、蒸気の供給源から固定側インレットパイプ213、軸受部209の貫通孔及び可動側パイプ217を介してジャケット207内に熱媒体である蒸気を供給することができる。
【0007】
また、調整弁の操作などによって、前記ジャケット207内から可動側パイプ217、軸受部209の貫通孔、固定側アウトレットパイプ215を介してジャケット207内から前記供給された蒸気を室外へ排出させることができる。
【0008】
前記支持フレーム203には、前記支持フレーム203を接地支持する脚部219が設けられている。脚部219には、ロードセルなどで構成された重量センサ221が介設されている。重量センサ221は、支持フレーム203を含めて調理中の調理用器203内容物の重量に応じた重量を検出する。
【0009】
前記重量センサ221の検出信号は、制御ボックス223に入力される。制御ボックス221には、その他温度センサにより検出された調理中の食材温度の検出信号も入力されるようになっている。
【0010】
前記検出信号により、制御ボックス223は重量変化、温度変化に応じて加熱撹拌調理を自動制御し、あるいは表示部225に調理中の食材の重量変化、温度変化を表示し、作業者が表示された食材の重量変化、温度変化を見ながら加熱撹拌調理を制御することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−67570号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構造では、調理中の食材の重量変化に応じた制御の精度向上に限界があった。
【0013】
すなわち、上記従来の構造では、固定側アウトレットパイプ215と可動側パイプ217との連通接続を軸受部209の貫通孔によって行っていたため、可動側パイプ217を、一旦加熱釜202の底部205側から軸受部209まで上方へ配索し、さらに固定側アウトレットパイプ215を軸受部から下方側へ配索する必要があり、支持フレーム203上での蒸気排出のための排出路が長くなる。このため、排出しようとする蒸気が支持フレーム203上でパイプ215,217内に滞り易く、特に空気が入り込むと蒸気の排出が妨げられ、パイプ217内などに排出しようとする蒸気が溜まり込む恐れがあった。
【0014】
このように、ジャケット207から蒸気が円滑に排出されず、パイプ217内などに溜まり込むと、溜まり込む蒸気の重量変化に応じて重量センサ221での重量検出に誤差を生じ易く、加熱撹拌調理等の制御精度に悪影響を及ぼす恐れがあった。
【0015】
本発明は、蒸気の排出を円滑に行わせ、加熱調理等の精度の良い制御が可能な調理装置の提供を課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、熱交換用のジャケットを備え該ジャケットに対して熱媒体を給排することで食材側との熱交換を可能としながら調理可能な調理容器と、該調理容器を傾動回転可能に支持する支持フレームと、前記ジャケット側に取り付けられると共に該ジャケット内に連通接続された可動側カップリングと、前記支持フレーム側に取り付けられると共に前記熱媒体の供給源に連通接続される固定側カップリングとを備え、前記可動側カップリング及び固定側カップリングを、前記調理容器の回転中心を中心とする円弧上で突き合わせるように連通接続及び離脱可能に対向配置し、前記調理容器を調理位置から傾動回転させると前記可動側カップリングが固定側カップリングから離脱すると共に前記調理容器の傾動回転を調理位置へ戻すと可動側カップリングが固定側カップリングに結合され該可動側カップリング及び固定側カップリングを連通接続させる調理装置であって、前記支持フレームに、調理中の調理用器内容物の重量に応じた重量を検出する重量センサを設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1記載の調理装置であって、前記重量センサは、前記支持フレームを接地支持する脚部に介設されたことを特徴とする。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明では、調理容器では、熱交換用のジャケットに熱媒体を給排することで食材側との熱交換を可能としながら食材を調理することができる。調理容器は、支持フレームに対して傾動回転させることができる。
【0019】
そして、調理容器を調理位置から傾動回転させると、可動側カップリングが固定側カップリングから離脱すると共に、調理容器の傾動回転を調理位置へ戻すと、可動側カップリングが固定側カップリングに結合され、可動側カップリング及び固定側カップリングを連通接続させることができる。
【0020】
従って、調理容器を傾動回転可能に支持する支持フレームの軸受部の軸心部側を熱媒体が通ることがなく、蒸気の排出路を調理容器の底部側から床側へダイレクトに短く配索することができる。
【0021】
このため、蒸気の排出路に蒸気が溜まるのを抑制することができ、重量センサによって調理中の調理用器内容物の重量に応じた重量を正確に検出することができ、加熱調理等の制御精度を向上することができる。
【0022】
請求項2の発明では、請求項1の発明の効果に加え、前記重量センサは、前記支持フレームを接地支持する脚部に介設されたため、重量センサによって調理中の調理用器内容物の重量に応じた重量をより正確に検出することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図8は、本発明の第1実施形態を示している。図1は本発明の一実施形態を適用した調理装置の平面図、図2はアウトレット部等を省略した調理装置の右側面図、図3はインレット部等を省略した調理装置の右側面図、図4はアウトレット部等を省略した調理装置の傾動回転時の右側面図、図5はインレット部等を省略した調理装置の傾動回転時の右側面図、図6は可動側カップリングの半断面図、図7は固定側カップリングの半断面図、図8はカップリング結合状態の半断面図である。
【0024】
まず、図1〜図3のように、本実施形態の調理装置は、調理容器1が支持フレーム3に傾動回転可能に支持されている。前記調理容器1は、加熱釜5と、ジャケット7と、制御ボックス8とを備えている。加熱釜5は、胴部9の下側に底部11を備えている。胴部9は円筒状を呈し、底部11は球面状を呈している。
【0025】
前記ジャケット7は、前記胴部9の下端側から底部11全体にかけて包囲するように設けられている。ジャケット7には、ドレン口13が設けられている。
【0026】
前記支持フレーム3は、ベース15と支柱17とを備えている。ベース15には調理装置全体を3点支持あるいは4点支持等でフロアFに接地支持する複数の脚部16が設けられている。この各脚部16にはロードセルなどで構成された重量センサ18が夫々介設されている。従って、重量センサ18によって調理中の調理用器1内容物の重量に応じた重量を検出し、制御ボックス8に入力することができる。重量センサ18による重量検出は、各重量センサ18の検出値の平均を採るので、正確な重量を検出することができる。本実施形態では、重量センサ18により、支持フレーム3を含めた支持フレーム3上の全重量を検出し、この重量から、制御ボックス8において支持フレーム3の重量、その他既知の重量を差し引き、調理中の調理用器1、すなわち加熱釜5内の食材に調味料等を含めた内容物の全重量を算出する。前記重量センサ18は、前記支持フレーム3を接地支持する脚部16に介設されたため、重量センサ18によって調理中の加熱釜5内の内容物の重量に応じた重量をより正確に検出することができる。
【0027】
前記支柱17は、前記ベース15の一側両端にそれぞれ設けられている。各支柱17の上端には、軸受部19が設けられている。軸受部19には、支持軸21がそれぞれ回転自在に支持されている。支持軸21は、前記加熱釜5の胴部9に固定されている。
【0028】
従って、調理容器1は、支柱17の軸受部19に対し支持軸21を介して傾動回転可能に支持された構成となっている。
【0029】
前記調理容器1の傾動回転の駆動は、例えば、ピストンシリンダ装置23で行うようになっている。ピストンシリンダ装置23は、前記調理容器1の左右両側に設けられている。ピストンシリンダ装置23は、油圧等によって伸長駆動されるようになっている。ピストンシリンダ装置23のシリンダ部25側が、前記ベース15に回転自在に支持され、ピストン部26側が前記加熱釜5の胴部9に回転自在に支持されている。
【0030】
前記ジャケット7側に対し、熱媒体である蒸気を給排するためのインレット部27,アウトレット部28が設けられている。
【0031】
前記インレット部27は、図1、図2、図4のように可動側カップリングとしての可動側インレットカップリング29及び固定側カップリングとしての固定側インレットカップリング31を備えている。
【0032】
前記可動側インレットカップリング29には、支持フランジ33が取り付けられている。支持フランジ33は、支持ブラケット35に固定されている。支持ブラケット35は、支持ステー37に取り付けられている。支持ステー37は、前記ジャケット7の底部側外面に固定されている。
【0033】
前記可動側インレットカップリング29には、可動側パイプ39が接続されている。可動側パイプ39は、前記ジャケット7の底部側に結合されている。可動側パイプ39を介し可動側インレットカップリング29がジャケット7内に連通接続されている。
【0034】
前記固定側インレットカップリング31には、支持フランジ41が取り付けられている。支持フランジ41は、支持ブラケット43に取り付けられている。支持ブラケット43は、支持ステー45を介して、前記ベース15上に取り付けられている。
【0035】
前記固定側インレットカップリング31には、固定側パイプ47が接続されている。固定側パイプ47は、配管ステー49によって前記支柱17側に支持されている。固定側パイプ47には、手動のインレット開閉バルブ51が設けられている。開閉バルブ51は、熱媒体である蒸気の供給源に接続されている。インレット開閉バルブ51は、場合によっては冷却のための空気源、水源に切り替えて接続されることもある。固定側パイプ47には、圧力メータ53が取り付けられている。
【0036】
前記アウトレット部28も、前記インレット部27と基本的には同様の配管構造となっている。すなわち前記インレット部27の可動側インレットカップリング29、固定側インレットカップリング31に対応して、可動側カップリングとしての可動側アウトレットカップリング55、固定側カップリングとしての固定側アウトレットカップリング57を有している。
【0037】
前記可動側アウトレットカップリング55は、前記インレット部27の可動側インレットカップリング29と同様に、支持フランジ33、支持ブラケット35、及び支持ステー37によって、前記ジャケット7の底部外面に取り付けられている。また可動側アウトレットカップリング55は、前記可動側インレットカップリング29と同様にして、可動側アウトレットパイプ59を介し、ジャケット7内に連通接続されている。
【0038】
前記固定側アウトレットカップリング57は、前記インレット部27の固定側インレットカップリング31と同様に、支持フランジ41、支持ブラケット43、及び支持ステー45によって、前記ベース15上に取り付けられている。
【0039】
前記固定側アウトレットカップリング57には、固定側アウトレットパイプ61が接続されている。固定側アウトレットパイプ61は、調理容器1の下側で前記固定側パイプ47の下側にその一部が重なるように配置されている。固定側アウトレットパイプ61には、手動のアウトレット開閉バルブ63が取り付けられている。
【0040】
そして、前記調理容器1が図1,図2,図3のほぼ水平状態の調理位置にあるとき、前記インレット部27の可動側インレットカップリング29、固定側インレットカップリング31は相互に結合され、また、アウトレット部28の可動側アウトレットカップリング55、固定側アウトレットカップリング57は相互に結合されている。
【0041】
この状態で、可動側インレットカップリング29、固定側インレットカップリング31及び可動側アウトレットカップリング55、固定側アウトレットカップリング57は、調理容器1の底部側に配置された構成となっている。
【0042】
そして、これらカップリング29,31,55,57に対する可動側インレットパイプ39及び固定側インレットパイプ47の大部分及び可動側アウトレットパイプ59、固定側アウトレットパイプ61の大部分が調理容器1の底部側に収納された構造となっている。
【0043】
前記調理容器1を、図4,図5のように傾動回転させると、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55が固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57から離脱すると共に、前記調理容器1の傾動回転を前記調理位置へ戻すと、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55が固定側インレットカップリング29、固定側アウトレットカップリング57に結合され、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55及び固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57を連通接続させる構成となっている。
【0044】
前記可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55の構造は、図6のようになっており、前記固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57の構造は図7のようになっている。
【0045】
まず、図6のように、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55は、ハウジング65に対して可動体67が嵌合支持されている。ハウジング65と可動体67との間には、スプリング69が介設されている。可動体67には、弁体71が支持されている。
【0046】
前記可動体67には、貫通孔73が設けられている。貫通孔73は、ハウジング65及び可動体67間の空間75に連通している。空間75はハウジング65側の内孔77に連通可能となっている。
【0047】
前記固定側インレットカップリング31及び固定側アウトレットカップリング57は、図7のように、ハウジング79内にスプリング81を介して弁体83が支持されている。弁体83には、ロッド85が一体に設けられている。ハウジング79内には、弁体83を挟んで相互に連通可能な内孔87,89が設けられている。
【0048】
前記可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55と、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57との結合状態は、図8のようになっている。このような結合状態では、前記ロッド85が可動体67に突き当たることで、スプリング69,81が共に圧縮され、弁体71はハウジング65との間に隙間を形成し、弁体83はハウジング79との間に隙間を形成する。これによって、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55側では、貫通孔73、空間75、内孔77が連通状態となり、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57では内孔87,89が連通状態となる。
【0049】
前記可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55が、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57から離脱すると、スプリング69,81の付勢によって弁体71,83が元の位置に復帰し、その弁作用によって可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55側では、貫通孔73側と内孔77側とが遮断され、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57では内孔87,89間が遮断される。
【0050】
こうして固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55は、相互に離脱すると閉状態になると共に、結合されると開状態となる構成となっている。
【0051】
前記制御ボックス8は、前記支持フレーム3上に支持されている。制御ボックス8内には、マイクロコンピュータ等によって構成された制御部が区画収容されている。制御ボックス8には、例えばその正面に計量表示部と、温度表示部とが備えられている。前記重量センサ18の検出信号と、加熱釜5内の食材温度を検出する温度センサの検出信号とが、制御ボックス8内の制御部に入力され、前記計量表示部に、重量センサの検出値が表示され、前記温度表示部に、温度センサの検出値が表示されるようになっている。
【0052】
なお、この第1実施形態の調理装置は、例えば図12と同様な煮炊き、攪拌調理機として用いられるもので、図示はしていないが、攪拌機が設けられ、退避可能に支持された攪拌羽根が調理位置の加熱釜5内に挿入配置される構成となっている。但し、この攪拌機は省略することもできる。
【0053】
そして、調理に際しては、加熱釜5内に食材が投入される。ジャケット7には、加熱温度調整された蒸気が供給される。蒸気は、インレット開閉バルブ51の開閉操作等によって、固定側インレットパイプ47、固定側インレットカップリング31、可動側インレットカップリング29、可動側インレットパイプ39を介して供給される。
【0054】
前記ジャケット7内に供給された蒸気は、加熱釜5の底部11側等に対して熱交換を行い、該底部11側からさらに加熱釜5内の食材に対して熱交換を行う。同時に、攪拌羽根の攪拌駆動によって、加熱釜5内の食材を攪拌する。これによって加熱釜5内の食材を加熱攪拌調理することができる。
【0055】
前記蒸気の供給、撹拌駆動は、前記重量センサ18の検出値等を制御ボックス8の計量表示部等で確認しながら行う。また、前記蒸気の供給、撹拌駆動を、前記重量センサ18の検出値等を制御ボックス8に入力し、制御ボックス8の制御により自動的に行わせることもできる。
【0056】
前記ジャケット7内からの蒸気の排出は、アウトレット開閉バルブ63の調整によって行うことができる。すなわち、アウトレット開閉バルブ63を開くと可動側アウトレットパイプ59、可動側アウトレットカップリング55、固定側アウトレットカップリング57、固定側アウトレットパイプ61を介し蒸気を外部等へ排出することができる。例えば、固定側アウトレットパイプ61はフロアFに配索され室外まで延設されたパイプに接続され、蒸気を室外へ排出するようになっている。
【0057】
このとき、固定側アウトレットパイプ61は、ジャケット7の下方で支持フレーム3側に低く、且つフロアF側のパイプまで短く配置することができるため、ジャケット7からの蒸気の排出を極めて効率よく行うことができる。
【0058】
このため、支持フレーム3上において蒸気の排出路であるアウトレットパイプ61等に蒸気が溜まるのを抑制することができ、重量センサ18によって調理中の加熱釜5内の内容物の重量に応じた重量を正確に検出することができ、加熱調理、加熱撹拌調理等の制御精度を向上することができる。
【0059】
なお、前記加熱釜5内の食材を冷却する必要がある場合には、熱媒体の供給源を切り替えて、空気、水など冷却用の熱媒体を固定側インレットパイプ47側から供給する。ジャケット7内からの空気、水などの排出は、前記同様に固定側アウトレットパイプ61側から行うことができる。
【0060】
前記ジャケット7内に残る水等は、ドレン口13を開けることによって容易に排出することができる。
【0061】
調理後の食材の取り出しは、調理容器1を図4,図5のように傾動回転させて行う。この傾動は、ピストンシリンダ装置23を図2,図3の状態から伸長させることによって行う。ピストンシリンダ装置23を伸長させると、加熱釜5の支持軸21が軸受部19を中心にして回転し、調理容器1の他方側が上昇回転し、調理容器1を傾動回転させることができる。
【0062】
前記調理容器1の傾動回転によって、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57から可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55が図4,図5のように離脱する。この離脱によって、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55が共に閉状態となる。
【0063】
従って、前記調理容器1の傾動回転時にあわててバルブ操作等をする必要がなく、操作性が向上する。
【0064】
前記調理容器1の傾動状態において、図4,図5のA側から加熱釜5内の食材を容易に取り出すことができる。なお、図4,図5の調理容器1の傾動状態は一例であり、調理容器1をさらに大きく傾動回転させることも可能である。
【0065】
そして、このような一連の作業に際して作業者は、A側で作業を行うため、作業者の手などが、固定側インレットパイプ47、固定側アウトレットパイプ57、可動側インレットパイプ39、可動側アウトレットパイプ59、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57等に触れることがない。
【0066】
しかも、固定側インレットパイプ47、固定側アウトレットパイプ57、可動側インレットパイプ39、可動側アウトレットパイプ59、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55、固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57等を調理用器1の下部側に収納する形態をとるだけであるため、構造が極めて簡単である。
【0067】
前記調理用器1が傾動回転するときにも可動側インレットパイプ39、可動側アウトレットパイプ59、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55は作業位置Aに対して背後に位置し、作業者がこれらに触れることはない。
【0068】
前記調理容器1が図1,図2,図3の調理位置にあっても、前記固定側インレットパイプ47、固定側アウトレットパイプ61、可動側インレットパイプ39、可動側アウトレットパイプ59等は調理容器1の下側に収納される形態となり、他の作業者等もこれらに触れるのを抑制することができる。
【0069】
また、ジャケット7内に供給される蒸気等の熱媒体が、軸受部19、支持軸21の部分を通ることがないため、これらの膨張収縮を大幅に抑制することができる。従って、調理容器1を図4,図5のように傾動回転させる場合にも、これを極めて円滑かつ容易に行うことができ、操作性が著しく向上する。
【0070】
前記軸受部19、支持軸21の部分に蒸気等の熱媒体が通らないため、前記のようにこの部分の大きな膨張収縮を抑制することができ、耐久性を大幅に向上することができる。
(第2実施形態)
図9〜図11は、本発明の第2実施形態を示している。図9は第2実施形態に係る調理装置1Aの平面図、図10は同一部省略左側面図、図11は傾動時の同一部省略左側面図である。本実施形態では、調理容器1Aの構成を変えたものである。なお、上記第1実施形態と対応する構成部分には同符号を付して説明する。
【0071】
本実施形態において、調理容器1Aは、加熱釜5Aとジャケット7Aとを備えている。加熱釜5Aは、横置きの円筒部91上に上向きのホッパー部93を設けたものである。ホッパー部93上には、両開きの蓋部95が設けられている。前記円筒部91の軸心部には、攪拌軸が回転自在に支持されている。攪拌軸には、所定間隔で攪拌羽根が設けられ、加熱釜5A内の食材を撹拌調理することができるようになっている。
【0072】
前記加熱釜5A外には、ギヤボックス97の一端側が固定されている。ギヤボックス97の他端側は、回動部101に固定されている。回動部101は、前記駆動制御部99内の傾動回転駆動制御部に連動連結されている。前記攪拌軸の一端は、ギヤボックス97内の伝動部に連動連結されている。ギヤボックス97内の伝動部は、駆動制御部99内の撹拌駆動制御部に連動連結されている。
【0073】
前記円筒部91の他端側には、回動アーム105の一端が固定されている。回動アーム105の他端には、支持軸107が固定されている。支持軸107は、軸受部109に回転自在に支持されている。軸受部109は、支持フレーム3Aの支持棚111上に支持されている。
【0074】
前記ジャケット7Aは、前記円筒部91の下半部を包囲するように形成されている。インレット部27,アウトレット部28は第1実施形態と同様な構成となっている。
【0075】
本実施形態の制御ボックス113は、支持パイプ115の上端部115aに支持されている。すなわち、前記支持パイプ115の上端部115aは下方へ指向するように屈曲形成されている。この支持パイプ115の上端部115aに前記制御ボックス113が吊り下げ状態で支持されている。前記支持パイプ115内には、制御ボックス113内の制御部等への配線が通されている。
【0076】
前記支持パイプ115は、前記制御ボックス113側に固定された固定パイプ117aと、前記上端部115a側を備えた可動パイプ117bとからなっている。固定パイプ117aと可動パイプ117bとの間は、Oリング等によってシールされている。従って、前記支持パイプ115は、その可動パイプ117bが支持フレーム3Aの一部を構成する駆動制御部99の上面に軸回りに回転可能に支持された構成となっている。
【0077】
本実施形態においては、前記上端部17aに対し制御ボックス113も回転可能に取り付けられている。制御ボックス113と上端部115aとの間もOリング等によってシールされている。なお、上端部115aに対し制御ボックス113を固定状態で取り付けることも可能である。
【0078】
前記支持パイプ115により、前記制御ボックス113は、支持フレーム3A、調理容器1A、駆動制御部99に対し分離して配置された形態となっている。
【0079】
また支持パイプ115の可動パイプ117bの軸回りの回転により、制御ボックス113は前記支持フレーム3A側である駆動制御部99上から駆動制御部99上外方向へ図9の二点鎖線図示のように移動可能となっている。
【0080】
そして、前記加熱釜5A内に食材を投入し、ジャケット7A内にインレット部27側から蒸気を供給することによって、加熱釜5A内の食材を第1実施形態と同様に加熱することができる。前記ジャケット7Aからの蒸気の排出は、アウトレット部28から行うことができる。なお、本実施形態においても、食材を冷却する必要がある場合には、熱媒体の供給源を切り替えて、ジャケット7A内に空気、水等を供給することは可能である。
【0081】
同時に、駆動制御部99によって、ギヤボックス97を介し加熱釜5A内の攪拌軸を回転駆動し、攪拌羽根により食材を攪拌することができる。これらにより、加熱釜5A内の食材を加熱攪拌調理することができる。
【0082】
そして、加熱攪拌調理後は、駆動制御部99によって回転部101を回転させ、ギヤボックス97そのものを駆動制御部99側に対し上昇回転させる。この回転によって、回動部101及び軸受部109の軸心を中心として、ギヤボックス97及び回動アーム105が回転し、図11のように調理容器1Aを傾動回転させることができる。
【0083】
図11の調理容器の傾動状態は一例であり、調理容器1Aをさらに大きく傾動回転させることも可能である。
【0084】
前記調理容器1Aの傾動回転によって、上記実施形態と同様に可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55が固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57から離脱することができる。
【0085】
従って、本実施形態においても蒸気の排出を円滑に行うことができ、第1実施形態とほぼ同様に重量センサ18による重量検出を正確に行わせることができる。
【0086】
また本実施形態においては、攪拌軸が横軸タイプの調理容器1Aにおいても支障なく適用することができる。さらに、図10の調理位置において、調理容器1Aの高さを全体的に低くすることができる。従って、調理容器1Aの傾動回転時に加熱釜5A内の底部にまで容易に手を伸ばして簡単に清掃等を行うことが可能となる。
【0087】
このような加熱撹拌調理の調理状態は、温度センサ、重量センサ18からの信号を制御ボックス113内の制御部が入力することによって、制御することができる。この制御は、インレットパイプ47、39から供給する蒸気量、蒸気温度を調整し、撹拌軸の回転数を調整すること等によって自動的に行い、あるいは計量表示部に表示された重量、温度表示部に表示された温度を作業者が確認することによって手動操作することにより行われる。このとき作業者は、制御ボックス113の取手119を握ることによって、制御ボックス113上のボタン操作等を容易に行うことができる。また制御ボックス113を支持パイプ115を介して回転移動させることにより制御ボックス113の正面を容易に自らの方向に向けることができ、操作を容易に行うことができる。
【0088】
加熱撹拌調理後は、調理容器1Aの傾動回転により調理容器1Aの加熱釜5A内から食材を容易に排出させることができる。また加熱釜5A内の洗浄もこの傾動状態において容易に行うことが可能となる。
【0089】
そして、このような調理容器1Aの傾動回転時には、制御ボックス113が図9の実線図示の作業状態にあると邪魔になりやすいため、前記のようにして制御ボックス113を図9の二点鎖線図示の状態まで回転移動させ、制御ボックス113が邪魔にならないようにすることができる。
【0090】
また調理装置を全体的に丸洗いする時には、制御ボックス113を図9の二点鎖線図示の状態まで回転移動させることにより、制御ボックス113に洗浄水を掛けないようにしながら、支持フレーム3A、調理容器1A、駆動制御部99等全体を容易に洗浄することができる。
【0091】
前記制御ボックス113は、支持パイプ115によって支持フレーム3A、調理容器1A、駆動制御部99側から分離された形態となっているため、床側からゴキブリ等の虫が這い上がり難く、たとえ駆動制御部99まで這い上がることができても支持パイプ115によって規制され制御ボックス113内に入り込み難く、制御ボックス113内の制御部の電気系統の故障を確実に抑制することができる。
【0092】
さらに、支持パイプ115内の配線と支持パイプ115との間に、ゴムシール等を配置することによって、虫の侵入をより確実に抑制することができる。
【0093】
前記制御ボックス113は、支持パイプ115によって支持フレーム3A、調理容器1A、駆動制御部99側から分離され、しかも駆動制御部99上の高い位置に配置されているため、湿気等の影響を受けにくく、電気系統の故障を確実に抑制することができる。また前記のように、支持パイプ115の部分でシールすることにより、制御ボックス113の湿気による故障をより確実に抑制することができる。
【0094】
前記調理用器1Aの軸受部周辺に蒸気を供給、排出するパイプが存在しないので、回転移動自在な制御ボックス113の配置を、調理装置の左右いずれの側にも無理なく行うことが可能となっている。
【0095】
なお、上記実施形態では、可動側インレットカップリング29及び可動側アウトレットカップリング55を、ジャケット7側に取り付け、固定側インレットカップリング31及び固定側アウトレットカップリング57を支持フレーム3,3A側に取り付けたが、各カップリングの構造は可動側、固定側のいずれにも適用することができるものであり、可動側インレットカップリング29及び可動側アウトレットカップリング55の構造を固定側インレットカップリング31及び固定側アウトレットカップリング57とし、固定側インレットカップリング31及び固定側アウトレットカップリング57の構造を可動側インレットカップリング29及び可動側アウトレットカップリング55の構造とすることもできる。
【0096】
前記可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55は、ジャケット7,7Aに直接取り付けることも可能である。固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55は、傾動回転の検知により、電動により開閉する構造にすることもできる。
【0097】
前記固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57と可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55とは、何れか一方を常時開とし、他方、例えば固定側を前記構造により結合時に開とし、離脱時に閉とする構造にすることもできる。
【0098】
前記固定側インレットカップリング31、固定側アウトレットカップリング57、可動側インレットカップリング29、可動側アウトレットカップリング55は、弁体を設けず、結合、離脱に係わらず常時開の構造にすることも可能である。この場合は、傾動回転操作時にインレット部27、アウトレット部28の開閉バルブ等の操作を必要とする。
【0099】
インレット部27,アウトレット部28の全体を、調理容器1,1Aの傾動回転背後側に配置する構造にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る調理装置の平面図である。
【図2】第1実施形態に係り、アウトレット部を省略した調理装置の右側面図である。
【図3】第1実施形態に係り、インレット部を省略した調理装置の右側面図である。
【図4】第1実施形態に係り、アウトレット部を省略した調理装置の傾動回転時の右側面図である。
【図5】第1実施形態に係り、インレット部を省略した調理装置の傾動回転時の右側面図である。
【図6】第1実施形態に係り、可動側カップリングの半断面図である。
【図7】第1実施形態に係り、固定側カップリングの半断面図である。
【図8】第1実施形態に係り、可動側カップリング及び固定側カップリングの結合状態を示す半断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る調理容器の平面図である。
【図10】第2実施形態に係り、調理装置の一部省略左側面図である。
【図11】第2実施形態に係り、調理装置の傾動時の一部省略左側面図である。
【図12】従来例に係る調理装置の正面図である。
【符号の説明】
1,1A 調理容器
3,3A 支持フレーム
5,5A 加熱釜
7,7A ジャケット
16 脚部
18 重量センサ
29 可動側インレットカップリング(可動側カップリング)
31 固定側インレットカップリング(固定側カップリング)
55 可動側アウトレットカップリング(可動側カップリング)
57 固定側アウトレットカップリング(固定側カップリング)
Claims (2)
- 熱交換用のジャケットを備え該ジャケットに対して熱媒体を給排することで食材側との熱交換を可能としながら調理可能な調理容器と、
該調理容器を傾動回転可能に支持する支持フレームと、
前記ジャケット側に取り付けられると共に該ジャケット内に連通接続された可動側カップリングと、
前記支持フレーム側に取り付けられると共に前記熱媒体の供給源に連通接続される固定側カップリングとを備え、
前記可動側カップリング及び固定側カップリングを、前記調理容器の回転中心を中心とする円弧上で突き合わせるように連通接続及び離脱可能に対向配置し、
前記調理容器を調理位置から傾動回転させると前記可動側カップリングが固定側カップリングから離脱すると共に前記調理容器の傾動回転を調理位置へ戻すと可動側カップリングが固定側カップリングに結合され該可動側カップリング及び固定側カップリングを連通接続させる調理装置であって、
前記支持フレームに、調理中の調理用器内容物の重量に応じた重量を検出する重量センサを設けたことを特徴とする調理装置。 - 請求項1記載の調理装置であって、
前記重量センサは、前記支持フレームを接地支持する脚部に介設されたことを特徴とする調理装置。
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