JP3879615B2 - ナビゲーション方法、ナビゲーションシステム、ナビゲーション端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両、船舶、航空機、人などの移動体同士の位置関係が分かる様に地図を表示するナビゲーション方法、ナビゲーションシステム、ナビゲーション端末装置及び位置登録サーバに係り、特に、端末間においてセルラ方式による移動体通信を行うナビゲーション方法、ナビゲーションシステム、ナビゲーション端末装置及び位置登録サーバに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、基地局を介して送受信を行う移動体通信装置を利用した移動体通信システムを利用して、仲間同士の待ち合わせ、営業社員や監視員などの配置管理、徘徊者の保護などを行うアイデアが提案されている。この種の移動体通信装置としては、PDC(Personal Digital Cellular )や、PHS(Personal Handyphone System)といった携帯電話機の利用が考えられている。
【0003】
こうしたアイデアの一つとして、特開平10−185610号には、PHSにGPS(Global Positioning System)用の受信機を組み合わせ、公衆回線網を介して接続した通話相手との間で、GPSからの測位電波に基づいて得た位置情報を相互に交換し合う道案内システムが開示されている。
【0004】
ところが、このシステムでは、通話相手との間の距離やその方向を知ることができるものの、相手の位置を検出するためにはその相手と公衆回線網を介して接続して通話状態とすることが必要なために、相手が他の人と通話中であったり着信に気付かなかったりした場合には位置の検出ができないという問題や、相手側にすれば、位置検出がなされる度に着信音がなるなどして煩わしく、待ち合わせなどに利用する場合を除いて使いづらいという問題があった。
【0005】
このため、特開2001−59740号は、使用者が指定した移動体通信装置の位置情報や距離・方角情報などを、その指定した移動体通信装置の通話状態や離間距離にかかわらず簡単に得ることができる様にすることを目的として、
▲1▼ 相手側携帯電話機の電話番号を入力し「位置表示キー」を押すと、当該要求側携帯電話機はその電話番号と位置要求信号とを基地局を介して制御局に送信し、
▲2▼ 制御局は、データベースから相手側携帯電話機の位置データ(緯度、経度、高度)を取り出し、それを要求側携帯電話機に送信し、
▲3▼ 要求側携帯電話機はこの位置データを受信し、
▲4▼ さらに自身の位置データ(緯度、経度、高度)を入力し、
▲5▼ 相手の位置付近の地図データを記憶部から読み出し、
▲6▼ ディスプレイに地図と、相手および自分の位置とを重ねて表示する様にしたシステムが提案されている。
【0006】
また、特開2001−221651号には、徘徊老人等の保護のためのシステムにおいて、探索側による被探索側の探索を効率良く行うことができ、出力エリアの限られた携帯端末装置を用いている場合でも、探索側と被探索側との間の相対的な位置情報を出力することができ、探索側または被探索側の位置の変化に応じた相対的な位置情報の更新を効率良く行うことができる様にすることを目的として、
▲1▼ 探索側の携帯端末装置を、携帯電話を介して被探索者が携帯する携帯端末装置と回線接続し、
▲2▼ 被探索側の携帯端末装置に対して位置情報の送信を要求するコマンドを送信し、
▲3▼ 被探索側の携帯端末装置でGPS受信機の受信信号に基づいて位置情報を生成させて返信し、
▲4▼ この位置情報を受信したら、探索者自信の位置をGPS受信機の受信信号から算出し、
▲5▼ 自装置の位置情報と被探索側から受信した位置情報とを用いて、探索側の位置から見た被探索側の位置までの距離及び方位を算出し、
▲6▼ この算出結果に基づいて、携帯電話の液晶画面へ、探索者から見た被探索者がいる位置の方向と距離及び動作状況を表示し、
▲7▼ その後、探索者から処理終了の指示が入力されるまで、被探索者及び探索者の位置情報を更新して探索者から見た被探索者への方位及び距離の動的な変化を表示する
という演算処理を実行するシステムが提案されている。
【0007】
また、特開2001−289664号には、位置情報に関する機能を高めて利便性の向上を図り、その通信費用の低減を図るために、
▲1▼ 位置検出器によりGPS信号を受信して現在位置を検出し、
▲2▼ 通信相手にパケット通信網を通じて接続すると、その現在位置情報を送信すると共に通信相手の現在位置情報を受信し、
▲3▼ 地図データに基づいて表示部に両者の現在位置及び直線距離を表示し、
▲4▼ 両者が遭遇する場合の最適な遭遇ルートを探索すると共に、その所要時間を計算して表示し、
▲5▼ さらに、必要に応じて、双方の行動範囲を表示するために、定期的に現在位置情報を交換してトレース表示する
という演算処理を実行するシステムが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これら従来の提案は、いずれも自己の端末装置と相手方の端末装置の現在位置をGPS機能を利用してそれぞれの端末装置で算出した結果を通信し合うことで、自己の端末装置と相手方の端末装置との位置関係をディスプレイ表示するシステムであるため、互いの位置の変化をも的確に表示しようとすると、相手方への問い合わせの送信と、相手方からの現在位置検出結果の受信とを繰り返さなければならず、互いの通信回数が多くなり、通信コストがかかるという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は、自己と相手方との位置関係をディスプレイ表示する様にしたナビゲーションシステムにおいて、通信コストがかからない様にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成しようとしてなされた請求項1の発明は、セルラ方式による移動体通信を行うために設置された多数の基地局を介して互いに無線接続可能な第1,第2の端末装置と、前記各端末装置が、前記基地局のいずれに対して位置登録されているかを示すセル位置情報を記憶しておく位置登録サーバとを備え、前記第1の端末装置に、それ自身および前記第2の端末装置の位置関係が分かる様に地図を表示させるナビゲーション方法であって、前記第1の端末装置を前記位置登録サーバに接続して、前記第2の端末装置のセル位置情報を受信し、該セル位置情報に基づいて、前記第1の端末装置に、前記第2の端末装置の位置を地図上の範囲で表示する様にし、さらに、以下の構成をも採用したことを特徴とする。
【0011】
即ち、請求項1の発明は、上記構成に加えて、前記端末装置の前記基地局に対する位置登録が更新されると、前記位置登録サーバから最新のセル位置情報を前記第1の端末装置に送信し、前記セル位置情報が一致したときは、前記第1の端末装置を前記第2の端末装置に接続して、該第2の端末装置自身が検出している現在位置を受信し、前記第2の端末装置の位置表示を、前記範囲による表示から、第2の端末装置の現在位置に基づく地点表示に切り替える様にしたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項2の発明は、請求項1記載のナビゲーション方法において、前記端末装置同士のセル位置情報が一致から不一致に変化したときは、前記端末装置間の通信を切断し、前記位置登録サーバから得られるセル位置情報に基づく範囲表示に切り替えることを特徴とする。
【0013】
また、上記目的を達成しようとしてなされた請求項3の発明は、端末装置間においてセルラ方式による移動体通信を行うために設置される多数の基地局と、前記基地局を通じてセルラ方式による移動体通信を行う無線通信手段、地図を表示可能な表示手段、現在位置を検出する位置検出手段、前記無線通信手段を通じて相手方の位置に関する情報を受信する相手方位置情報受信手段、及び自己および相手方の位置関係が分かる様に前記表示手段に地図を表示させる表示制御手段を備えた第1の端末装置と、前記基地局を通じてセルラ方式による移動体通信を行う無線通信手段を備え、前記相手方となり得る第2の端末装置とを備えているナビゲーションシステムにおいて、前記各端末装置が、前記基地局のいずれに対してセル位置登録されているかを示すセル位置情報を記憶すると共に、該セル位置情報を前記第1の端末装置に送信する位置登録サーバを備え、前記相手方位置情報受信手段を、前記位置登録サーバから前記セル位置情報を受信可能な手段として構成し、前記表示制御手段を、前記相手方位置情報受信手段の受信したセル位置情報に基づき、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは、前記表示手段に自己の現在位置と前記第2の端末装置が存在し得る範囲とを表示する手段として構成したことを特徴とする。
【0014】
この請求項3の発明によれば、セルラ方式移動体通信における基地局と端末装置との対応関係を表すセル位置情報を利用して、少なくとも第1の端末装置と第2の端末装置とが同一のゾーンに入っていないときは、第1の端末装置の表示手段に自己の現在位置(地点)と、第2の端末装置の存在するゾーン(範囲)とを表示する様にしたので、第2の端末装置への現在位置の問い合わせを繰り返す必要がなく、第1の端末装置と第2の端末装置の位置関係が分かる様な地図を表示するために要する通信コストを低減することができるという効果が発揮される。特に、セル位置情報は、端末装置がある基地局のゾーンに入ると自動的に決定され、端末装置のゾーン間の移動に伴って自動的に更新されるので、第1,第2の端末装置の移動状態も表示することができる。
【0015】
また、請求項4の発明は、請求項3記載のナビゲーションシステムにおいて、前記第1の端末装置が、前記位置登録サーバに対して自己及び前記第2の端末装置を特定するID情報を送信するID情報送信手段を備え、前記位置登録サーバが、該ID情報に基づいてセル位置情報を記憶すると共に、該記憶したセル位置情報を前記第1の端末装置に送信する手段として構成されていることを特徴とする。
【0016】
この請求項4の発明によれば、ID情報として、例えば、携帯電話番号を位置登録サーバに対して送信する。すると、位置登録サーバは、このID情報に基づいて、基地局に問い合わせを実行し、該当する端末装置のセル位置情報を記憶すると共に、このセル位置情報を第1の端末装置に送信する。従って、この請求項4の発明によれば、無数の端末装置の内のどの端末のセル位置情報を第1の端末装置に送信したらよいかが容易に判明し、セル位置情報を記憶しておくための記憶容量を大幅に増大させることなく本発明の目的を達成することができるという効果が発揮される。
【0017】
また、上記目的に加えて、第1,第2の端末装置が近付いたときに、より精度のよい情報を得るためになされた請求項5の発明は、請求項3又は請求項4記載のナビゲーションシステムにおいて、前記第2の端末装置が、さらに、現在位置を検出する位置検出手段と、前記無線通信手段を通じて相手方に接続したときに自己の現在位置を送信する現在位置送信手段とを備え、前記相手方位置情報受信手段を、前記第2の端末装置と接続して、該第2の端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示させる第2の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていることを特徴とする。
【0018】
この請求項5の発明によれば、例えば、第1,第2の端末装置が離れているときは第1の表示モードを選択しておき、両端末装置の距離が近付いたときに表示モード切替手段によって第2の表示モードに切り替えることにより、無駄なく、精度のよい情報を得ることができるという効果が発揮される。
【0019】
また、この請求項5の発明と同様の目的を達成する請求項6の発明は、請求項3又は請求項4記載のナビゲーションシステムにおいて、前記第2の端末装置が、さらに、現在位置を検出する位置検出手段と、前記無線通信手段を通じて相手方に接続したときに自己の現在位置を送信する現在位置送信手段とを備え、前記相手方位置情報受信手段を、前記第2の端末装置と接続して、該第2の端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、前記表示制御手段が、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する手段として構成されていることを特徴とする。
【0020】
この請求項6の発明によれば、請求項5の発明が達成する作用・効果を自動的に実現することができる。
【0021】
また、請求項5及び請求項6の発明と同様の目的を達成する請求項7の発明は、請求項3又は請求項4記載のナビゲーションシステムにおいて、前記第2の端末装置が、さらに、現在位置を検出する位置検出手段と、前記無線通信手段を通じて相手方に接続したときに自己の現在位置を送信する現在位置送信手段とを備え、前記相手方位置情報受信手段を、前記第2の端末装置と接続して、該第2の端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する第2の表示モードと、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する第3の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていることを特徴とする。
【0022】
この請求項7の発明によれば、表示モード切替手段の操作によって、第3の表示モードを選択しておけば、請求項6の発明と同様に、第1,第2の端末装置の距離に応じた最適コストによる最適表示を自動的に可能にするという効果が発揮される。また、第1,第2の端末装置が離れているときは第1の表示モードを設定しておき、近付いたときに第2の表示モードに切り替えることで請求項5の発明と同様の効果を、ユーザーの任意の判断によって実現することができる。従って、第1,第2の端末装置が同一ゾーンに入っていなくても現在位置同士を表示するといった使用方法が可能である。請求項5の発明においても、この様な任意の使用方法が選択できる点でこの請求項7の発明の達成するのと同様の効果を発揮することができることはいうまでもない。また、この請求項7の発明によれば、第1,第2の端末装置が離れているときに第6の表示モードを選択することもでき、相手方端末装置の探索開始の初期を、この第3の表示モードにしておいておおよその動きを把握してから第1の表示モード又は第2の表示モードに切り替えて、その後の互いの位置関係を低コストで取得するといった使用方法も可能である。なお、請求項5の発明においても同様の作用効果を発揮することができる。
【0023】
また、請求項8の発明は、請求項3〜請求項7のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置の備えている手段をも備え、前記第2の端末装置が、前記第1の端末装置の備えている手段をも備えていることを特徴とする。
【0024】
この請求項8の発明によれば、第1,第2の端末装置が、互いに自己の位置と相手方の位置とを確認しながら移動することができ、待ち合わせや合流などのために本システムを使用する際に非常に便利になるという効果が発揮される。
【0025】
また、請求項9の発明は、請求項3〜請求項8のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、前記第1の端末装置の無線通信手段が、パケット交換方式の無線通信手段として構成されていることを特徴とする。
【0026】
この請求項9の発明によれば、パケット交換方式とすることで、第1の端末装置と位置登録サーバとの間を無線接続したままにしておき、セル位置情報の変化があったときにその都度タイムリーに最新のセル位置情報を第1の通信端末に伝達するという利用方法を、低コストで、しかも面倒な操作をすることなく実現できるという効果が発揮される。なお、第1,第2の端末装置間も、パケット交換方式でデータの送受信を実行する様にしておけば、ゾーンではなく現在位置で互いの位置関係を把握するときに通信コストを抑制し、しかも操作が容易であるという効果が発揮される。
【0027】
また、上記目的を達成するためになされた請求項10のナビゲーション端末装置は、多数の基地局のいずれかを通じてセルラ方式による移動体通信を行う無線通信手段と、地図を表示可能な表示手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、前記無線通信手段を通じて、相手方端末装置の位置に関する情報を受信する相手方位置情報受信手段と、自己および前記相手方端末装置の位置関係が分かる様に前記表示手段に地図を表示させる表示制御手段とを備えたナビゲーション端末装置において、前記相手方位置情報受信手段を、前記基地局のいずれに、自己及び相手方端末装置がセル位置登録されているかを示すセル位置情報を位置登録サーバから受信可能な手段として構成し、前記表示制御手段を、前記セル位置情報受信手段の受信したセル位置情報に基づき、少なくとも自己と相手方端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは、前記表示手段に自己の現在位置と相手方装置の存在し得る範囲とを表示する手段として構成したことを特徴とする。この請求項10のナビゲーション端末装置によれば、請求項3のナビゲーションシステムにおける第1の端末装置として効果を発揮することができる。
【0028】
また、請求項11の発明は、請求項10記載のナビゲーション端末装置において、前記相手方位置情報受信手段によってセル位置情報を受信すべき自己及び相手方端末装置を特定するID情報を、前記位置登録サーバに対して送信するID情報送信手段を備えていることを特徴とする。この請求項11のナビゲーション端末装置によれば、請求項4のナビゲーションシステムにおける第1の端末装置として効果を発揮することができる。
【0029】
また、請求項12の発明は、請求項10又は請求項11記載のナビゲーション端末装置において、前記相手方位置情報受信手段を、前記相手方端末装置から、当該端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記相手方端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記相手方端末装置の現在位置を表示する第2の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていることを特徴とする。この請求項12のナビゲーション端末装置によれば、請求項5のナビゲーションシステムにおける第1の端末装置として効果を発揮することができる。
【0030】
また、請求項13の発明は、請求項10又は請求項11記載のナビゲーション端末装置において、前記相手方位置情報受信手段を、前記相手方端末装置から、当該端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、前記表示制御手段が、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する手段として構成されていることを特徴とする。この請求項13のナビゲーション端末装置によれば、請求項6のナビゲーションシステムにおける第1の端末装置として効果を発揮することができる。
【0031】
また、請求項14の発明は、請求項10又は請求項11記載のナビゲーション端末装置において、前記相手方位置情報受信手段を、前記相手方端末装置から、当該端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記相手方端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記相手方端末装置の現在位置を表示する第2の表示モードと、自己と前記相手方端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記相手方端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記相手方端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記相手方端末装置の現在位置を表示する第3の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていることを特徴とする。この請求項14のナビゲーション端末装置によれば、請求項7のナビゲーションシステムにおける第1の端末装置として効果を発揮することができる。
【0032】
また、請求項15の発明は、請求項10〜請求項14のいずれか記載のナビゲーション端末装置において、自己の現在位置を相手方端末装置に送信する現在位置送信手段を備えていることを特徴とする。この請求項15のナビゲーション端末装置によれば、請求項8のナビゲーションシステムにおける第1,第2の端末装置として効果を発揮することができる。
【0033】
また、請求項16の発明は、請求項10〜請求項15のいずれか記載のナビゲーション端末装置において、前記無線通信手段が、パケット交換方式の無線通信手段として構成されていることを特徴とする。この請求項16のナビゲーション端末装置によれば、請求項9のナビゲーションシステムにおける第1,第2の端末装置として効果を発揮することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1に本実施の形態のナビゲーションシステム1を、図2に本実施の形態で使用されるカーナビゲーション装置2を示す。実施の形態のナビゲーションシステム1は、図1に示す様に、カーナビゲーション装置2を搭載した使用者Aの車両3aと、同じくカーナビゲーション装置2を搭載した使用者Bの車両3bと、それぞれ固有のゾーン4a,4b,…をカバーしている無線基地局5a,5b,…と、これら無線基地局5a,5b,…と携帯電話端末との位置的対応に関する情報を登録する位置登録サーバ6と、人工衛星(GPS衛星)7とによって構成されている。
【0039】
各車両3a,3bに搭載されているカーナビゲーション装置2は、図2に示す様に、装置本体10と、操作部21と、表示部22と、GPS受信部23と、無線部24と、スピーカ25とを備えている。
【0040】
装置本体10には、制御回路11と、GPS受信部23からデータを入力して車両の現在位置を検出する位置検出部12と、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されている地図データを入力する地図データ入力部13と、記憶装置14とによって構成されている。
【0041】
制御回路11は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、EEPROM、I/Oポート等が備えられている。また、制御回路11内のROMには、地図表示機能、経路演算機能、経路案内機能等の各種ソフトウェアがインストールされている。
【0042】
位置検出部12は、GPS受信部23からのデータ以外に、地磁気センサ、ジャイロスコープ及び距離センサからの検出信号も入力され、GPS衛星7からの電波によって特定される緯度・経度を、各センサからの検出信号によって補正することで、より正確な位置を検出できる様に構成されている。
【0043】
地図データ入力部13は、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種データを入力するための装置であって、データ読み取り用のドライバと、可搬式の記憶媒体とから構成される。
【0044】
記憶装置14としては、ハードディスクが用いられる。この記憶装置14は、表示部22にそれまでに表示していた地図データ等を記憶しておき、地図の再表示を行う様な場合に、地図データ入力部13を起動して再度の読み込みを行わなくてもよい様にするなどといった具合に操作性・機能性を向上させるために利用される。
【0045】
操作部21は、地図の表示を切り換えたり、拡大表示あるいは縮小表示を指示したり、スクロールを指示したり、経路計算のための目的地を入力するといった各種操作を実行するためのスイッチ類を備えたものである。この操作部21には、通常のカーナビゲーション装置が備えている操作スイッチ群の他に、相手方の車両の位置を特定する相手位置特定処理を実行させるための探索スイッチ21aと、この相手位置特定処理における表示モードを選択するための表示モード切替スイッチ21bとが備えられている。
【0046】
表示部22は、カラー液晶表示装置であり、位置検出部12から入力された車両の現在位置マークと、地図データ入力部13から入力された地図データと、地図上に表示する誘導経路等の付加データとを重ねて表示することができる様になっている。
【0047】
GPS受信部23は、GPSアンテナ等を備えている。無線部24は、パケット通信網を利用したパケット交換方式の通信が可能な携帯電話によって構成されている。スピーカ25は、経路案内を行うときのアナウンス等を出力する。
【0048】
無線基地局5a,5b,…は、それぞれのカバーしているゾーン4a,4b,…内に存在する携帯電話との間で通信を行うための基地局であり、全国の主要地域をカバーできる様に多数設置されている。各無線基地局5a,5b,…は、それぞれのカバーしているゾーン4a,4b,…内の携帯電話に対して定期的にリクエスト信号を送信し、これに対する返信を受信することでそれぞれがカバーしているゾーン4a,4b,…内の携帯電話の電話番号を管理することができる様になっている。
【0049】
位置登録サーバ6は、携帯電話の電話番号を登録することにより、当該携帯電話が、無線基地局5a,5b,…のいずれがカバーしているゾーン4a,4b,…内に存在しているかを表すセル位置情報を登録しておくものである。このセル位置情報は、各基地局5a,5b,…の緯度・経度を中心とする所定半径の円として地図上に表現することができる。この位置登録サーバ6は、携帯電話番号を検索タームとして各無線基地局5a,5b,…に対して問い合わせを行うことにより、携帯電話番号と対応付けたセル位置情報を登録することができる。そして、登録されているセル位置情報は、携帯電話が隣の基地局がカバーしているゾーンに移動すると更新される。
【0050】
次に、このナビゲーションシステム1において、カーナビゲーション装置2が実行する相手位置特定処理の内容について説明する。
【0051】
このカーナビゲーション装置2は、相手車両の位置を特定する方法として、「GPS情報モード」、「セル情報モード」、及び「セル情報+GPS情報モード」の中から表示モードを選択することができる様に構成されている。ここで、「GPS情報モード」とは、従来技術と同様に、相手車両の位置をGPS衛星7からの電波によって特定するモードである。一方、「セル情報モード」とは、相手車両の位置を位置登録サーバ6から得られるセル位置情報に基づいて特定するモードである。また、「セル情報+GPS情報モード」とは、相手車両の位置を基本的にはセル位置情報で特定し、セル位置情報が自車両のセル位置情報と一致したときにGPS衛星7を利用して相手車両の位置を特定する様に、「セル情報モード」と「GPS情報モード」とを自動的に切り換えるモードである。これらのモードのいずれを利用するかは、操作部21の表示モード切替スイッチ21bによって切り替えられる様になっている。
【0052】
カーナビゲーション装置2によって実行される相手位置特定処理の詳細を図3〜図7に示す。この処理は、操作部21の探索スイッチ21aがONになると実行される。図3に示す様に、まず最初に、表示部22に「相手車両の携帯電話番号(Nb)を入力して下さい。」というメッセージを表示すると共に、スピーカ25から上記メッセージをアナウンスして(S10)、相手車両の携帯電話番号Nbの入力を待つ(S20)。携帯電話番号Nbが入力されると(S20:YES)、表示モード切替スイッチ21bによっていずれのモードが選択されているかを判定する(S30)。
【0053】
「セル情報+GPS情報モード」が選択されているときは(S30:セル+GPS)、無線部24を起動して、予め登録しておいた位置登録サーバ6の電話番号に対して呼出を実行する(S40)。このとき、位置情報登録サーバ6に、自己の携帯電話番号Naを通知する(S50)。そして、位置登録サーバ6との通信が確立したら(S60:YES)、位置を特定したい相手車両の携帯電話番号Nbを送信する(S70)。
【0054】
その後、位置登録サーバ6から自車両のセル位置情報Caを受信したか否かを判定する(S80)。自車両のセル位置情報Caを受信した場合は(S80:YES)、RAMに自車両のセル位置情報Caを記憶し(S90)、さらに、相手車両のセル位置情報Cbを受信したか否かを判定する(S100)。相手車両のセル位置情報Cbを受信した場合は(S100:YES)、RAMに相手車両のセル位置情報Cbを記憶する(S110)。続いて、GPS受信部23から位置検出部12に入力されるデータに基づいて自車両のGPS位置情報Paを算出する(S120)。
【0055】
次に、図4に示す様に、自車両のセル位置情報Caと相手車両のセル位置情報Cbとが一致しているか否かを判定する(S210)。一致していないときは(S210:NO)、S120で算出したGPS位置情報Paと相手車両のセル位置情報Cbとを同時に表示可能な縮尺率の地図を読み出し(S220)、表示部22に、この地図を表示する(S230)。そして、GPS位置情報Paに基づいて自車両の位置を地図上に地点で表示すると共に、セル位置情報Cbに基づいて相手車両の位置を地図上に範囲(ゾーン)で表示する(S240)。図8に、このS240による表示の一例を示す。図示の様に、自車両の位置は、押しピンの絵柄によるポイント表示となり、相手車両の位置は、円形のメッシュ柄による範囲の表示となる。
【0056】
こうして表示部22に、地図と、自車両の位置を示す地点表示と、相手車両の位置を示す範囲表示とを実行したら、モードが切り替えられたか否かを判定する(S250)。モードが切り替えられた場合は(S250:YES)、S30に戻る。
【0057】
一方、モードが切り替えられていない場合は(S250:NO)、位置登録サーバ6から自車両のセル位置情報Caを新たに受信したか否かを判定する(S260)。自車両のセル位置情報Caを新たに受信した場合は(S260:YES)、RAM内の自車両のセル位置情報Caを更新し(S270)、相手車両のセル位置情報Cbについても新たに受信したか否かを判定する(S280)。相手車両のセル位置情報Cbを新たに受信した場合は(S280:YES)、RAM内の相手車両のセル位置情報Cbを更新する(S290)。なお、S260が「NO」の判定のときは、S270をパスしてS280に進む。そして、S290を実行したら、S120へ戻る。
【0058】
一方、S210の判定において、自車両のセル位置情報Caと相手車両のセル位置情報Cbとが一致しているときは(S210:YES)、図5に示す様に、無線部24から相手車両の携帯電話番号Nbをコールし(S310)、相手車両の無線部24との通信が確立するのを待つ(S320)。相手車両との間で通信が確立したら(S320:YES)、相手車両に対してGPS位置情報Pbの送信を要求する(S330)。そして、相手車両からGPS位置情報Pbを受信したら(S340:YES)、回線を切断する(S350)。続いて、相手車両のGPS位置情報Pbと、自車両のGPS位置情報Paとを同時に表示可能な縮尺率の地図を読み出し(S360)、表示部22にこの地図を表示する(S370)。そして、GPS位置情報Paに基づいて自車両の位置を地図上に地点表示すると共に、GPS位置情報Pbに基づいて相手車両の位置も地図上に地点表示する(S380)。図9に、このS370による表示の一例を示す。なお、この図において、押しピンの絵柄が自車両の位置を、車の絵柄が相手車両の位置を示している。
【0059】
こうして表示部22に、地図と、自車両の位置の地点表示と、相手車両の位置の地点表示とを実行したら、モードが切り替えられたか否かを判定する(S390)。モードが切り替えられた場合は(S390:YES)、S30に戻る。一方、モードが切り替えられていない場合は(S390:NO)、S260に戻る。
【0060】
S30において、セル情報モードが選択されていると判定されたきは(S30:セル)、図6に示す様に、無線部24を起動して、予め登録しておいた位置登録サーバ6の電話番号に対して呼出を実行する(S410)。このとき、位置登録サーバ6には、自己の携帯電話番号Naを通知する(S420)。そして、位置情報登録サーバ7との通信が確立したら(S430:YES)、位置を特定したい相手車両の携帯電話番号Nbを送信する(S440)。
【0061】
その後、位置登録サーバ6から相手車両のセル位置情報Cbを受信したか否かを判定する(S450)。相手車両のセル位置情報Cbを受信した場合は(S450:YES)、RAMに相手車両のセル位置情報Cbを記憶する(S460)。続いて、GPS受信部23から位置検出部12に入力されるデータに基づいて自車両のGPS位置情報Paを算出する(S470)。
【0062】
次に、S470で算出したGPS位置情報Paと相手車両のセル位置情報Cbとを同時に表示可能な縮尺率の地図を読み出し(S480)、表示部22に、この地図を表示する(S490)。そして、GPS位置情報Paに基づいて自車両の位置を地図上に地点で表示すると共に、セル位置情報Cbに基づいて相手車両の位置を地図上に範囲で表示する(S500)。
【0063】
こうして表示部22に、地図と、自車両の位置に関する地点表示と、相手車両の位置に関する範囲表示とを実行したら、モードが切り替えられたか否かを判定する(S510)。モードが切り替えられた場合は(S510:YES)、S40に戻る。
【0064】
一方、モードが切り替えられていない場合は(S510:NO)、位置登録サーバ6から自車両のセル位置情報Caを新たに受信したか否かを判定する(S520)。自車両のセル位置情報Caを新たに受信した場合は(S520:YES)、RAM内の自車両のセル位置情報Caを更新し(S530)、相手車両のセル位置情報Cbについても新たに受信したか否かを判定する(S540)。相手車両のセル位置情報Cbを新たに受信した場合は(S540:YES)、RAM内の相手車両のセル位置情報Cbを更新する(S550)。そして、S470へ戻る。
【0065】
また、S30において、GPS情報モードが選択されていると判定されたきは(S30:GPS)、図7に示す様に、GPS受信部23から位置検出部12に入力されるデータに基づいて自車両のGPS位置情報Paを算出する(S610)。
【0066】
次に、無線部24から相手車両の携帯電話番号Nbをコールし(S620)、相手車両の無線部24との通信が確立するのを待つ(S630)。相手車両との間で通信が確立したら(S630:YES)、相手車両に対してGPS位置情報Pbの送信を要求する(S640)。相手車両からGPS位置情報Pbを受信したら(S650:YES)、回線を一旦切断する(S660)。そして、受信したGPS位置情報Pbと、S610で算出したGPS位置情報Paとを同時に表示可能な縮尺率の地図を読み出し(S670)、表示部22にこの地図を表示する(S680)。そして、GPS位置情報Paに基づいて自車両の位置を地図上に地点で表示すると共に、GPS位置情報Pbに基づいて相手車両の位置についても地図上に地点で表示する(S690)。
【0067】
こうして表示部22に、地図と、自車両の位置の地点表示と、相手車両の位置の地点表示とを実行したら、モードが切り替えられたか否かを判定する(S700)。モードが切り替えられた場合は(S700:YES)、S30に戻る。一方、モードが切り替えられていない場合は(S700:NO)、S610に戻る。
【0068】
次に、相手車両3bのカーナビゲーション装置10において実行されるGPS位置情報通知処理について説明する。なお、この説明においては、自車両が3bで、相手車両が3aになっている。この位置情報通知処理は、所定時間毎の割込により実行されている。図10に示す様に、まず、相手車両3aから自車両3bの携帯電話番号Nbに対する呼出コールがなされているか否かを判定する(S810)。呼出コールがなされていない場合は(S810:NO)、そのまま本処理を終了する。一方、相手車両3aから呼出コールが発呼された場合は(S810:YES)、通信を確立し(S820)、相手車両3aからGPS位置情報Pbの送信要求を受信したか否かを判定する(S830)。相手車両3aからGPS位置情報Pbの送信要求を受信したら(S830:YES)、GPS受信部23から位置検出部12に入力されるデータに基づいて自車両3bのGPS位置情報Pbを算出する(S840)。そして、このGPS位置情報Pbを相手車両3aに対して送信する(S850)。その後、相手車両3aから切断信号を受信したら(S860:YES)、回線切断を実行する(S870)。
【0069】
次に、位置登録サーバ6において実行されるセル位置情報登録処理の内容を説明する。この処理では、図11に示す様に、まず、いずれかの車両からの呼出コールがあったか否かを判定する(S910)。呼出コールがあった場合は(S910:YES)、通信を確立し(S920)、発呼者の携帯電話番号Naを登録する(S930)。次に、当該発呼者がセル位置情報を欲する相手先の携帯電話番号Nbを受信したか否かを判定する(S940)。相手先の携帯電話番号Nbを受信した場合は(S940:YES)、これを登録する(S950)。そして、これら登録した携帯電話番号Na,Nbがどの基地局の管理下にあるかを調査するために、各基地局5a,5b,…に対する問い合わせを実行する(S960)。この調査結果に基づいて、携帯電話番号Naに対するセル位置情報Caと、携帯電話番号Nbに対するセル位置情報Cbとを記憶する(S970)。そして、このセル位置情報Ca,Cbを発呼者へと送信する(S980)。
【0070】
次に、発呼者から切断信号を受信したか否かを判定する(S990)。切断信号を受信したら(S990:YES)、回線を切断して処理を終了する(S1000)。一方、切断信号を受信していない場合は(S990:NO)、図12に示す様に、セル位置情報Caで特定される基地局5aに対して携帯電話番号Naが未だ管理下にあるか否かを問い合わせる(S1010)。管理下にある場合は(S1020:YES)、次に、セル位置情報Cbで特定される基地局5bに対して携帯電話番号Nbが未だその管理下にあるか否かを問い合わせる(S1030)。管理下にある場合は(S1040:YES)、S990に戻る。
【0071】
一方、S1010で基地局5aに問い合わせをした結果、携帯電話番号Naが管理下から外れたとの返信があった場合は(S1020:NO)、この基地局5aの周囲の基地局に対して、携帯電話番号Naを管理下においているか否かを問い合わせる(S1050)。そして、この問い合わせの結果に基づいて、セル位置情報Caの記憶を更新し(S1060)、更新後のセル位置情報Caを発呼者に対して送信する(S1070)。
【0072】
また、S1030で基地局5bに問い合わせをした結果、携帯電話番号Nbが当該基地局5bのカバーしているゾーン外に出たことを意味する返信があった場合は(S1040:NO)、この基地局5bの周囲の基地局について、携帯電話番号Nbを管理下においているか否かを問い合わせる(S1080)。そして、この問い合わせの結果に基づいて、セル位置情報Cbの記憶を更新し(S1090)、更新後のセル位置情報Cbを発呼者に対して送信する(S1100)。
【0073】
以上の演算処理が自車両3a、相手車両3b、基地局5a,5b,…及び位置登録サーバ6において実行されている関係を流れ図に示すと、図13の様になる。
【0074】
また、上述した演算処理プログラムを、カーナビゲーション装置2、位置登録サーバ6が実行することにより、図14に示す様に、ナビゲーションシステム1全体としては、以下の様に相手方探索表示処理が進行する。
【0075】
▲1▼ 使用者Aの端末及び使用者Bの端末が無線基地局5a,5bに位置登録されると、位置登録セルを特定するセル位置情報が位置登録サーバ6に登録される(図14(B))。
【0076】
▲2▼ 使用者Aが位置登録サーバ6に対して、使用者Bの位置情報サービスを申請する。
【0077】
▲3▼ 使用者Aに対して、位置登録サーバ6から使用者Bに対応するセル位置情報が送信される。
【0078】
▲4▼ 使用者Aのナビゲーション装置2は、表示部22に、使用者Bの位置を範囲で表示する(図8)。
【0079】
▲5▼ 使用者Bの位置登録が更新されると使用者Aに最新のセル位置情報が送信される。
【0080】
▲6▼ 使用者Aと使用者Bが同一の無線基地局5cのゾーン4cに入って、セル位置情報が一致したとき(図14(C))、モード設定が、
a)セル情報モードなら、そのまま範囲で表示し続け、
b)セル情報+GPS情報モードなら、使用者Aの端末は使用者Bの端末と通信して、使用者Bの端末がそのGPS受信部23を介して検出している現在位置(GPS位置情報Pb)を受信し、このGPS位置情報Pbに基づいて、使用者Bの位置を表示部に点(地点)で表示する。
【0081】
▲7▼ 使用者Aの端末と使用者Bの端末のセル位置情報が一致から不一致に変化したときは(図14(B))、端末2,2間の通信を停止して、位置登録サーバ6から得られるセル位置情報に基づく範囲表示の状態に切り替える。
【0082】
▲8▼ なお、手動切り替えによって、セルが不一致のときにも、従来技術と同様の地点同士の表示にすることもできる(図14(A))。
【0083】
以上の様な演算制御が実行される結果、本実施の形態のナビゲーションシステム1によれば、「セル情報+GPS情報モード」を選択して相手車両の位置を特定する処理を実行することにより、相手車両との距離が離れていて基地局が一致していないときは、図8に示した様に、自車両のいる地点の表示と相手車両のいる範囲の表示とからなる地図表示を実行することにより、相手の位置をおおよそ知ることができる。そして、自車両と相手車両とが携帯電話の基地局が一致するゾーン内に入ったときは、GPS位置情報に基づいて、相手車両についても地点で表示することにより、最終的に落ち合うまでの経路案内をスムーズに実行することができる。逆に、同じゾーンに入っていた状態から別々のゾーンに出てしまったときは、相手方の車両の位置は地点表示から範囲表示に自動的に切り替わる。従って、面倒な操作をすることなく、通信コストの無駄をなくして必要な情報を得ることができるという効果が発揮される。そして、この様な制御処理を実行する上で、セル位置情報の変更があったときだけ位置登録サーバ6とのパケット通信が実行されるだけなので、従来技術に比べて通信コストを大幅に削減することができる。
【0084】
また、本実施の形態のナビゲーションシステム1によれば、セル情報モードを選択した場合も、通信コストを抑えながら相手車両と落ち合ったり合流したりするための経路案内を容易に実行することができる。そして、本実施の形態では、GPS位置情報に基づく相手位置の特定を実行するGPS情報モードへの切り替えも可能なので、相手車両との距離が近付いたときは、ユーザー自身がモード切り替えを実行することにより、より精度良く相手車両の位置を特定することができる。セル情報+GPS情報モードを選択した場合は、この切り替え操作が不要になり、操作性がよいという効果がある。逆に、セル情報モードとGPS情報モードとを切り替えながら使用すれば、マニュアル操作ゆえの、ユーザーニーズに応じた最適な情報を得ることができるという効果が発揮される。
【0085】
なお、上述した被探索側の車両3bのカーナビゲーション装置10が実行するGPS位置情報通知処理プログラムは、探索側の車両3aのカーナビゲーション装置10にもインストールされている。逆に、前述した相手位置特定処理プログラムは、車両3bのカーナビゲーション装置10にもインストールされている。従って、両方の車両3a,3bが同じ処理を実行することで、相手との待ち合わせ等における遭遇経路を算出したりする演算処理をお互いに実行することができる。
【0086】
本実施の形態のシステムは、例えば、▲1▼ドライブ中に仲間の車がどこにいるかを知りたい場合、▲2▼待ち合わせ相手が今どこにいるかを知りたい場合、▲3▼相手の位置が分かったときにそこからの道案内をしたい場合などにおいて、通信コストをかけずに、状況に応じて必要な情報を得ることができるという顕著な効果を発揮することができる。
【0087】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。
【0088】
例えば、カーナビゲーション装置ではなく、GPS機能付きの携帯電話やPHSの端末装置として本発明を適用することもできる。また、GPSの位置情報を相手方に問い合わせる際に、自分の位置情報を相手方に通知する様にしてもよい。また、上述したような利用方法以外にも、自己と相手の位置関係を把握することによって何らかの目的を達成するための種々の具体的目的に利用することができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態としてのナビゲーションシステムの構成を示す模式図である。
【図2】 実施の形態におけるカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態における相手位置特定処理の内容を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態における相手位置特定処理の内容を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態における相手位置特定処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態における相手位置特定処理の内容を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態における相手位置特定処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】 実施の形態における「セル情報モード」又は「セル情報+GPS情報モード」での地図表示例をしめす示す図ある。
【図9】 実施の形態における「GPS情報モード」又は「セル情報+GPS情報モード」での地図表示例をしめす示す図ある。
【図10】 実施の形態におけるGPS位置情報通知処理の内容を示すフローチャートである。
【図11】 実施の形態におけるセル位置情報登録処理の内容を示すフローチャートである。
【図12】 実施の形態におけるセル位置情報登録処理の内容を示すフローチャートである。
【図13】 実施の形態における自車両、相手車両、基地局及び位置登録サーバにおいて実行されている演算処理の関係を示す流れ図である。
【図14】 実施の形態におけるナビゲーションシステムを利用した相手方探索表示の際の表示モード切り替えの様子を説明する模式図である。
【符号の説明】
1・・・ナビゲーションシステム
2・・・カーナビゲーション装置
3a・・・使用者Aの車両
3b・・・使用者Bの車両
4a,4b,4c・・・無線基地局に固有のゾーン
5a,5b,5c・・・無線基地局
6・・・位置登録サーバ
7・・・GPS衛星
10・・・カーナビゲーション装置本体
21・・・操作部
22・・・表示部
23・・・GPS受信部
24・・・無線部
25・・・スピーカ
11・・・制御回路
12・・・位置検出部
13・・・地図データ入力部
14・・・記憶装置
21a・・・探索スイッチ
21b・・・表示モード切替スイッチ
Claims (16)
- セルラ方式による移動体通信を行うために設置された多数の基地局を介して互いに無線接続可能な第1,第2の端末装置と、
前記各端末装置が、前記基地局のいずれに対して位置登録されているかを示すセル位置情報を記憶しておく位置登録サーバとを備え、
前記第1の端末装置に、それ自身および前記第2の端末装置の位置関係が分かる様に地図を表示させるナビゲーション方法であって、
前記第1の端末装置を前記位置登録サーバに接続して、前記第2の端末装置のセル位置情報を受信し、
該セル位置情報に基づいて、前記第1の端末装置に、前記第2の端末装置の位置を地図上の範囲で表示する様にし、
前記端末装置の前記基地局に対する位置登録が更新されると、前記位置登録サーバから最新のセル位置情報を前記第1の端末装置に送信し、
前記セル位置情報が一致したときは、前記第1の端末装置を前記第2の端末装置に接続して、該第2の端末装置自身が検出している現在位置を受信し、
前記第2の端末装置の位置表示を、前記範囲による表示から、第2の端末装置の現在位置に基づく地点表示に切り替える様にしたこと
を特徴とするナビゲーション方法。 - 請求項1記載のナビゲーション方法において、
前記端末装置同士のセル位置情報が一致から不一致に変化したときは、前記端末装置間の通信を切断し、
前記位置登録サーバから得られるセル位置情報に基づく範囲表示に切り替えること
を特徴とするナビゲーション方法。 - 端末装置間においてセルラ方式による移動体通信を行うために設置される多数の基地局と、
前記基地局を通じてセルラ方式による移動体通信を行う無線通信手段、地図を表示可能な表示手段、現在位置を検出する位置検出手段、前記無線通信手段を通じて相手方の位置に関する情報を受信する相手方位置情報受信手段、及び自己および相手方の位置関係が分かる様に前記表示手段に地図を表示させる表示制御手段を備えた第1の端末装置と、
前記基地局を通じてセルラ方式による移動体通信を行う無線通信手段を備え、前記相手方となり得る第2の端末装置と
を備えているナビゲーションシステムにおいて、
前記各端末装置が、前記基地局のいずれに対してセル位置登録されているかを示すセル位置情報を記憶すると共に、該セル位置情報を前記第1の端末装置に送信する位置登録サーバを備え、
前記相手方位置情報受信手段を、前記位置登録サーバから前記セル位置情報を受信可能な手段として構成し、
前記表示制御手段を、前記相手方位置情報受信手段の受信したセル位置情報に基づき、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは、前記表示手段に自己の現在位置と前記第2の端末装置が存在し得る範囲とを表示する手段として構成したこと
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項3記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記第1の端末装置が、前記位置登録サーバに対して自己及び前記第2の端末装置を特定するID情報を送信するID情報送信手段を備え、
前記位置登録サーバが、該ID情報に基づいてセル位置情報を記憶すると共に、該記憶したセル位置情報を前記第1の端末装置に送信する手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項3又は請求項4記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記第2の端末装置が、さらに、現在位置を検出する位置検出手段と、前記無線通信手段を通じて相手方に接続したときに自己の現在位置を送信する現在位置送信手段とを備え、
前記相手方位置情報受信手段を、前記第2の端末装置と接続して、該第2の端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、
前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示させる第2の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項3又は請求項4記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記第2の端末装置が、さらに、現在位置を検出する位置検出手段と、前記無線通信手段を通じて相手方に接続したときに自己の現在位置を送信する現在位置送信手段とを備え、
前記相手方位置情報受信手段を、前記第2の端末装置と接続して、該第2の端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、
前記表示制御手段が、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項3又は請求項4記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記第2の端末装置が、さらに、現在位置を検出する位置検出手段と、前記無線通信手段を通じて相手方に接続したときに自己の現在位置を送信する現在位置送信手段とを備え、
前記相手方位置情報受信手段を、前記第2の端末装置と接続して、該第2の端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、
前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する第2の表示モードと、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する第3の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項3〜請求項7のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置の備えている手段をも備え、
前記第2の端末装置が、前記第1の端末装置の備えている手段をも備えていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項3〜請求項8のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記第1の端末装置の無線通信手段が、パケット交換方式の無線通信手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 多数の基地局のいずれかを通じてセルラ方式による移動体通信を行う無線通信手段と、
地図を表示可能な表示手段と、
現在位置を検出する位置検出手段と、
前記無線通信手段を通じて、相手方端末装置の位置に関する情報を受信する相手方位置情報受信手段と、
自己および前記相手方端末装置の位置関係が分かる様に前記表示手段に地図を表示させる表示制御手段と
を備えたナビゲーション端末装置において、
前記相手方位置情報受信手段を、前記基地局のいずれに、自己及び相手方端末装置がセル位置登録されているかを示すセル位置情報を位置登録サーバから受信可能な手段として構成し、
前記表示制御手段を、前記セル位置情報受信手段の受信したセル位置情報に基づき、少なくとも自己と相手方端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは、前記表示手段に自己の現在位置と相手方装置の存在し得る範囲とを表示する手段として構成したこと
を特徴とするナビゲーション端末装置。 - 請求項10記載のナビゲーション端末装置において、
前記相手方位置情報受信手段によってセル位置情報を受信すべき自己及び相手方端末装置を特定するID情報を、前記位置登録サーバに対して送信するID情報送信手段を備えていること
を特徴とするナビゲーション端末装置。 - 請求項10又は請求項11記載のナビゲーション端末装置において、
前記相手方位置情報受信手段を、前記相手方端末装置から、当該端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、
前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記相手方端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記相手方端末装置の現在位置を表示する第2の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていること
を特徴とするナビゲーション端末装置。 - 請求項10又は請求項11記載のナビゲーション端末装置において、
前記相手方位置情報受信手段を、前記相手方端末装置から、当該端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、
前記表示制御手段が、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記第2の端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記第2の端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記第2の端末装置の現在位置を表示する手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーション端末装置。 - 請求項10又は請求項11記載のナビゲーション端末装置において、
前記相手方位置情報受信手段を、前記相手方端末装置から、当該端末装置の現在位置を受信することも可能な手段として構成し、
前記表示制御手段による表示モードとして、自己の現在位置と前記相手方端末装置の存在し得る範囲とを表示する第1の表示モードと、自己及び前記相手方端末装置の現在位置を表示する第2の表示モードと、自己と前記相手方端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されていないときは自己の現在位置と前記相手方端末装置の存在し得る範囲とを表示し、自己と前記相手方端末装置とが同一の基地局にセル位置登録されているときは自己及び前記相手方端末装置の現在位置を表示する第3の表示モードとを切り替える表示モード切替手段を備えていること
を特徴とするナビゲーション端末装置。 - 請求項10〜請求項14のいずれか記載のナビゲーション端末装置において、
自己の現在位置を相手方端末装置に送信する現在位置送信手段を備えていること
を特徴とするナビゲーション端末装置。 - 請求項10〜請求項15のいずれか記載のナビゲーション端末装置において、
前記無線通信手段が、パケット交換方式の無線通信手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーション端末装置。
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