JP3878695B2 - ディスクドライブ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速回転するディスクの回転制動に有効なブレーキ機構を備えたディスクドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスクプレーヤ装置では、ディスクを装着するターンテーブルを回転させるスピンドルモータの制御によってディスクの回転制御を行いブレーキをかける方法が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の回転制御方法では、制御のための電源供給が突然絶たれるなどの不具合が生じた場合、モータの制御が効かなくなり上蓋開閉式のディスクプレーヤでは蓋を開けてもディスクが回転し続けたままとなり、近年の高速回転化するディスクプレーヤ装置では回転しているディスクに触れることによる危険性の問題がある。
【0004】
本発明は上記課題を解決するもので安全かつ簡易な機構部品のみで構成し得るディスクドライブ装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ターンテーブルを備えたキャビネットと、このキャビネットに開閉自在に装着される上蓋と、この上蓋の開閉に連動して前進後退するブレーキパッドと、このブレーキパッドを弾発するばね材とを備え、前記上蓋が閉じた状態では前記ブレーキパッドを後退させて前記ターンテーブルに装着されたディスクから離し、前記上蓋を開くと前記ブレーキパッドを前記ばね材のばね力により前進させて前記ディスクに押し付け、前記ディスクを制動するようにし、キャビネットと上蓋は軸を支点として開閉するクラムシェル型の蓋開閉機構を構成しており、前記キャビネットと前記上蓋を閉じる場合、前記上蓋と前記キャビネットの隙間が所定量となったときにはじめて前記上蓋の動きに連動してブレーキパッドがターンテーブルから離れる方向に移動し、前記キャビネットと前記上蓋を開く場合、前記上蓋と前記キャビネットの隙間が前記所定量となるまで前記上蓋の動きに対して連動してブレーキパッドがターンテーブルの方向に移動して前記ディスクに押し付けられ、前記上蓋と前記キャビネットの隙間が前記所定量以上になったとき、前記上蓋と前記ブレーキパッドは非連動であり前記ブレーキパッドは前記ディスクを制動するものとした。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記構成の本発明は、上蓋を開くとブレーキパッドがばね材のばね力によりディスクにソフトに押し付けられてディスクを確実に制動できる。
【0013】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のディスクプレーヤ装置の外観斜視図、図2は同ディスクプレーヤ装置のディスクドライブ装置の断面図である。上蓋10はキャビネット11に一本の軸を支点として開閉するクラムシェル型の蓋開閉機構となっている。キャビネット11にはターンテーブル9を有するピックアップモジュール(図示せず)が収められており、ディスク8をターンテーブル9に装着する。上蓋10によってディスク8を覆うことでディスク8を保護している。
【0014】
キャビネット11の側部にはボタン13が突設されている。ボタン13は上蓋10に接触して上蓋10の開閉に連動して上下するようになっており、ボタン13はキャビネット11の内部で制動レバー15とかみ合っている(図4参照)。すなわち図4において、ボタン13の下面はテーパ面aになっており、制動レバー15にはこのテーパ面aが接合するテーパ面bが切欠形成されている。制動レバー15は圧縮スプリング12に弾発されており、また弾性を有するプレート14で支持されている。
【0015】
次に取り扱い動作を説明する。上蓋10を閉じた状態では、ボタン13は上蓋10に押え付けられ、テーパ面aでテーパ面bを押すことにより、制動レバー15は圧縮スプリング12のばね力に抗して左方へ退去している。この状態でブレーキパッド7はディスク8から離れている(以上、図4の破線参照)。上蓋10を開けると、ボタン13は上蓋10による押圧状態を解除され、圧縮スプリング12のばね力により上昇する。これとともにブレーキパッド7がディスク8へ押しつけられて回転を制動するようになっている。
【0016】
なお、ディスク8を装着する際に制動レバー15を上から押さえつけてしまった場合には、制動レバー15および圧縮スプリング12のガイドにもなっているプレート14が下方向にたわむことで破損やディスク8の装着ミスを防止している。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば上蓋の開蓋時には確実にディスクの回転を制動でき、安全でかつディスクを傷つけたり破損したりすることのない、きわめて簡易な構成部品によってディスクドライブ装置を実現できる。またソフトウェアやハード制御の有無や不具合に関係なくディスクを機械的手段により確実に制動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のディスクプレーヤ装置の外観斜視図
【図2】 本発明の実施の形態1のディスクプレーヤ装置のディスクドライブ装置の断面図
【符号の説明】
7 ブレーキパッド
8 ディスク
9 ターンテーブル
10 上蓋
11 キャビネット
12 圧縮スプリング
13 ボタン
15 制動レバー
Claims (1)
- ターンテーブルを備えたキャビネットと、このキャビネットに開閉自在に装着される上蓋と、この上蓋の開閉に連動して前進後退するブレーキパッドと、このブレーキパッドを弾発するばね材とを備え、前記上蓋が閉じた状態では前記ブレーキパッドを後退させて前記ターンテーブルに装着されたディスクから離し、前記上蓋を開くと前記ブレーキパッドを前記ばね材のばね力により前進させて前記ディスクに押し付け、前記ディスクを制動するようにしたディスクドライブ装置であって、
キャビネットと上蓋は軸を支点として開閉するクラムシェル型の蓋開閉機構を構成しており、
前記キャビネットと前記上蓋を閉じる場合、前記上蓋と前記キャビネットの隙間が所定量となったときにはじめて前記上蓋の動きに連動してブレーキパッドがターンテーブルから離れる方向に移動し、
前記キャビネットと前記上蓋を開く場合、前記上蓋と前記キャビネットの隙間が前記所定量となるまで前記上蓋の動きに対して連動してブレーキパッドがターンテーブルの方向に移動して前記ディスクに押し付けられ、前記上蓋と前記キャビネットの隙間が前記所定量以上になったとき、前記上蓋と前記ブレーキパッドは非連動であり前記ブレーキパッドは前記ディスクを制動していることを特徴とするディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23273996A JP3878695B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23273996A JP3878695B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ディスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1079162A JPH1079162A (ja) | 1998-03-24 |
JP3878695B2 true JP3878695B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=16944018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23273996A Expired - Fee Related JP3878695B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3878695B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4224424B2 (ja) | 2004-05-10 | 2009-02-12 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | ディスク装置 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23273996A patent/JP3878695B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1079162A (ja) | 1998-03-24 |
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