JP3878601B2 - デジタルオーディオ放送受信装置及びその動作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ヨーロッパ向けデジタル放送受信装置に関し、より詳しくは、高速フーリエ変換(FFT;Fast Fourier Transform)装置に関する。
デジタル技術の発展に伴い、放送方式がアナログ方式からデジタル方式に切り替わりつつある。ラジオ放送は、既にデジタル放送を行なっているか、ラジオ放送以外は、準備中の状況である。ヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送(DAB;Digital Audio Broadcasting)は、伝送方式としてOFDM(Orthogonal Ferquency Division Multiplex)方式を使用しており、OFDM方式に使用される高速フーリエ変換(FFT)装置は、入力されるデータの個数に応じて256、512、1024、及び2048等のFFTモードを有する。
従来の高速フーリエ変換装置では、高速フーリエ変換を行なうための各々のFFTモードによって、異なるメモリのアドレス発生方式とデータのバタフライ(Butterfly)演算方式を有していた。
例えば、特許文献1に記載の“Memory Address Generator for an FFT”では、各々のFFTモードによって、異なるメモリのアドレス発生方式を適用しているため、処理方法が複雑で、その実現が困難であるという不具合を有している。
一方、高速フーリエ変換装置の演算方式としては、256、512、1024、及び2048等の2nFFTモードの入力データを処理することができるRadix−2方式と、256、1024等の4nFFTモードの入力データを処理することができるRadix−4方式が一般的である。なお、Radix−2方式は、Radix−4方式に比べて相対的に処理速度が遅いという短所があり、Radix−4方式は、256、1024等の4nFFTモードの入力データの処理は可能であるが、512、2048等の2nFFTモードの入力データの処理は不可能であるという短所がある。このような問題点を解決するために、特許文献2に記載の“Digit Reverse for Mixed Radix FFT”では、演算構造としてRadix−2構造とRadix−4構造とを組み合わせたMixed Radix構造を開示している。
しかし、このようなRadix−2構造とRadix−4構造とを組み合わせる演算構造も同様に実現が困難であるという不具合を有している。
米国特許第6035313号明細書 米国特許第5473556号明細書
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、より効率よく且つ簡単に具現可能な高速フーリエ変換装置を有するヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置及びその動作方法を提供することである。
前記のような目的を達成するために、本発明に係るデジタルオーディオ放送受信装置は、伝送されるデータの大きさに応じて各種のFFTモードを有するデジタルオーディオ放送受信装置において、4096個の記録アドレス及び読出アドレスを発生するアドレス発生部と、前記FFTモードの各々のデータを繰り返して4096個のデータを生成し、前記4096個のデータを用いて高速フーリエ変換を行なう高速フーリエ変換部と、前記高速フーリエ変換部の動作に対応して前記記録アドレス及び前記読出アドレスを発生すべく前記アドレス発生部を制御する制御部とを含み、前記高速フーリエ変換部は、前記FFTモードの各々のデータを繰り返して前記4096個のデータを生成するメモリ制御部と、2048個のデータを記録可能な大きさを有するメモリと、前記4096個のデータを用いてRadix−4方式で演算を行なう演算部とを含み、前記読出アドレスが発生すると、前記メモリ制御部は、前記メモリのアドレスを前記読出アドレスに対応してデジットリバースすることを特徴とする。
ここで、デジットリバースとは、12ビットのアドレスを、下位ビットから隣り合う2ビットを一単位として、この単位ごとに、逆の順序に並べ替える(ビット逆順処理、ビットリバース処理)ことをいう。
また、前記メモリ制御部は、前記演算部で前記Radix−4方式で演算を行なうことができるように前記メモリに記録される前記2048個のデータ以外のデータを記録する仮想メモリを有し、前記Radix−4方式で演算が行われることにより、前記仮想メモリには前記FFTモードに対応して‘0’データがブロック化して記録されるのが好適である。
また、前記メモリ制御部は、前記メモリに前記Radix−4方式で演算され記録されたデータを前記FFTモードに対応してデジットリバースを行なうのが好適である。
また、前記メモリ制御部は、前記FFTモードが2048である場合において、前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{a1、a3、a2、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースする(並べ替える)のが好適である。
また、前記メモリ制御部は、前記FFTモードが1024である場合において、前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、a3、a2、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースするのが好適である。
また、前記メモリ制御部は、前記FFTモードが256である場合において、前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、0、0、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースするのが好適である。
また、前記メモリ制御部は、前記FFTモードが512である場合において、前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、a3、0、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースするのが好適である。
また、本発明に係るデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法は、伝送されるデータの大きさに応じて各種のFFTモードを有するデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法であって、4096個の記録アドレスを発生するステップと、前記4096個の記録アドレスに対応して前記FFTモードの各々のデータを繰り返して4096個のデータを生成し、前記4096個のデータを用いて高速フーリエ変換を行なう高速フーリエ変換ステップと、前記高速フーリエ変換ステップの動作が終了すると、読出アドレスを発生するステップとをみ、前記高速フーリエ変換ステップは、前記FFTモードの各々のデータを繰り返して前記4096個のデータを生成するステップと、前記4096個のデータを用いてRadix−4方式で演算し、メモリのアドレスに対応して前記メモリに記録する演算ステップと、前記読出アドレスが発生すると、前記読出アドレスに対応する前記メモリのアドレスにデジットリバースを行なうデジットリバースステップとを含むことを特徴とする。
また、ヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法は、前記演算ステップで前記4096個のデータを前記Radix−4方式で演算するために前記メモリ及び仮想メモリに記録するステップを更に含み、前記演算ステップでの演算結果に応じて、前記仮想メモリに、前記FFTモードに対応して‘0’データがブロック化して記録されるのが好適である。
また、前記デジットリバースステップでは、前記メモリに前記Radix−4方式で演算され記録されたデータを前記FFTモードに対応してデジットリバースを行なうのが好適である。
本発明によると、ヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送のFFTモードの2048、1024、256、及び512に対して同一の構造の高速フーリエ変換装置を有することにより、ハードウェアとして具現することが簡単になるという利点がある。
また、各々のFFTモードに対して同一の構造の高速フーリエ変換装置を具現することにより、高速フーリエ変換の動作の制御が簡単になるという効果を奏する。
以下、本発明をより詳しく説明する。
本発明に係るヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置の高速フーリエ変換装置は、次のような特性を有している。
(1)FFTを行なうための各種の入力データモードである2048、1024、256、及び512に対し一律にRadix−4方式の演算を行なうことで高速フーリエ変換装置の演算部の具現を簡単にした。
(2)各種のFFTモードに対しRadix−4方式の演算を行なうために、アドレス発生部は4096個のアドレスを発生する。
(3)4096個のアドレスを発生させることによる高速フーリエ変換装置のメモリの大きさの増大を抑えるために、FFTの双対性(Duality)を用いて、各種のFFTモードの入力データの個数である2048、1024、256、及び512の4096への補間を行なう。
(4)補間された4096個のデータを用いてRadix−4方式で演算を行なった後、FFTモードの各々に対応するデジットリバース方式を適用してデジットリバースを行なう。
前記した特徴に対し、以下では、図面を参照して本発明をより詳しく説明する。
図1は、本発明に係る好適な実施形態であって、ヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting;以下、「DAB」と適宜略称する)受信装置の概略的なブロック図であり、デジタルオーディオ放送信号を受信する受信部(図示せず)、制御部200、アドレス発生部300、及び高速フーリエ変換(FFT)部400等を有している。
受信部(図示せず)では、送信装置から伝送されたデジタルオーディオ放送信号を受信する。受信される放送信号のFFTモードは、2048、1024、256、及び512等である。
制御部200では、DAB受信装置の全般の動作を制御し、受信部で受信する各々の入力データのFFTモードに対応して高速フーリエ変換を行なうように高速フーリエ変換(FFT)部400を制御する。
アドレス発生部300では、制御部200の制御信号に対応して4096個のアドレスを発生する。即ち、アドレス発生部300は、高速フーリエ変換(FFT)部400において高速フーリエ変換を行うための読出(read)アドレス及び記録(write)アドレスを発生する。
高速フーリエ変換部400は、2048個のデータに対応する大きさを有するメモリ410と、Radix−4方式でバタフライ演算を行うための演算部430と、メモリ制御部450とを有している。メモリ制御部450は、Radix−4方式の演算を行うために、アドレス発生部300で発生した4096個のアドレスに対応して、入力データのFFTモードに対応するデータをメモリ410に記録し、また、演算部430においてRadix−4方式で繰り返し演算されたデータをメモリ410に再記録する。
一方、メモリ制御部450は、Radix−4方式で演算されメモリ410に再記録されたデータに対しデジットリバースを行い、再記録されたデータを出力する。即ち、メモリ制御部450は、制御部200の制御信号によりアドレス発生部300で発生する読出アドレスに対応して、メモリ410のアドレスをデジットリバースして所定のデータを出力する。
以下では、図面及び数式を参照して、本発明の実施形態に係る高速フーリエ変換部の動作原理[1]及び[2]について詳細に説明する。
[1]高速フーリエ変換部に適用される補間方法の説明
入力データをx(n)で表し、x(n)の高速フーリエ変換の結果をX(m)で表すとき、x(n)とX(m)との関係は、次の式(1)のように表すことができる。
Figure 0003878601
入力データのx(n)は、信号処理方法の一つであるアップサンプリング(upsampling)方法を補間方法として適用して、次の式(2)のように表すことができる。
Figure 0003878601
また、前記式(2)は、次の式(3)に表し直すことができる。
Figure 0003878601
式中、Nは、処理すべき入力データの個数であり、本実施形態ではN=4096個である。また、Lは、アップサンプリングする回数であり、1024モードの場合はL=4である。また、前記式(3)について高速フーリエ変換を行うと、次の式(4)のように表すことができる。
Figure 0003878601
前記式(4)の演算結果を補間前のFFT結果とm値の区間別に比較してみると、演算結果が特定の周期をもって繰り返されていることがわかる。即ち、まず、m値の範囲が0(m(N/L−1の場合、補間前のFFT結果と同一であることが前記式(4)の結果から分かる。また、m値の範囲がN/L(m(2N/L−1の場合は、次の式(5)のように表される。
Figure 0003878601
前記式(5)から、m値の範囲がN/L(m(2N/L−1の場合でも補間前のFFTの結果と同一であることが分かる。
前記式(1)乃至式(5)をもって説明したように、時間領域のデータを所定係数でアップサンプリングした後に高速フーリエ変換を行うと、アップサンプリングされた係数によって、補間前のデータが繰り返される。
補間による高速フーリエ変換の結果を図2(a)乃至(c)に示したスペクトル図を参照して説明する。まず、図2(a)は、FFTモードが1024である場合の時間領域における入力データのスペクトル図である。図2(a)に示した1024個の入力データに対してアップサンプリングを行い、図2(b)に示すように、4096個のデータにする。次いで、図2(b)に示す4096個のデータに対して高速フーリエ変換を行い、時間領域のデータを周波数領域のデータに変換する。即ち、4096個のデータは、補間前の1024個の入力データを周期的に4回繰り返したものである。
一方、高速フーリエ変換は双対性を有する。ここで、双対性とは、x(n)に対する高速フーリエ変換の結果をX(m)とする場合、X(m)を高速フーリエ変換した結果がx(n)になる性質をいう。
時間領域の1024個の入力データを4回繰り返す(図2(c)に示す)方式の補間を行って高速フーリエ変換を行うと、高速フーリエ変換の双対性によって、周波数領域での1024個の入力データ間に3つのゼロ(zero)データが挿入されて分布される(図2(b)参照)。
以下、このような双対性による補間方法の適用について説明する。
高速フーリエ変換装置に、2048、1024、256、及び512のような各種の入力データモードに対して一律にRadix−4方式の演算を行わせるために、アドレス発生部300は、2048、1024、256、及び512等の入力データに対して一律に0から4095のアドレスを発生する。これに対応して、メモリ制御部450は、各種の入力データを4096個のデータへ補間(interpolate)する。即ち、2048モードは2回、1024モードは4回、256モードは16回、及び512モードは8回ずつ入力データを繰り返して補間する。
これにより、2048個のテータを記録可能なメモリ410には、0から4095のアドレスに対応するデータに対して、0から2047のアドレスに該当するデータだけが入力される。この際、メモリ制御部450は、2048から4095のアドレスに該当するデータを仮想メモリに記録する。即ち、メモリ410に実質的に記録されるデータは0から2047までのアドレスに対応するデータであり、残りの2048から4095までのアドレスに対応するデータは、メモリ410に記録されるデータではなく、メモリ制御部450だけが知っているデータとなる。
そして、演算部430は、メモリ410及びメモリ制御部450の仮想メモリに記録された4096個のデータに基づき、Radix−4方式でバタフライ演算を行う。
図3は、Radix−4方式でバタフライ演算が行われる概念を説明するための概念図であって、同図を参照して、Radix−4方式の演算式を、次の式(6)のように表すことができる。
Figure 0003878601
以下、図4〜図7及び式(7)〜式(8)を参照して、演算部430で2048、1024、256、及び512のそれぞれのFFTモードに対してRadix−4方式で演算が行われる過程を説明する。
第一に、図4を参照して、2048モードにおいてRadix−4方式で演算が行われる過程を詳細に説明する。
まず、受信された2048個の入力データが、高速フーリエ変換装置400内のメモリ410に記録される。次いで、制御部100から高速フーリエ変換を行うよう指示する制御信号がアドレス発生部300に入力されると、アドレス発生部300は、4096個のアドレスを発生する。メモリ制御部450は、4096個のアドレスに対応して補間された4096個のデータをメモリ410及び仮想メモリに記録する。即ち、図4の(A)に示す4096アドレス構造に対し0から2047番地までには2048個の入力データを記録し、メモリ制御部450の仮想メモリの2048から4095番地には、2048個の入力データを繰り返して記録する。
引き続き、演算部430は、Radix−4方式でバタフライ演算を行う。一般に、Radix−4方式は、データの全体に対しlog4(FFTの大きさ)の回数だけバタフライ演算を繰り返し行う(Stage)ものであって、これにより、4096個のデータに対してはバタフライ演算を6回繰り返して行う。演算の結果は、次の式(7)のように表すことができ、これによって演算された4096個のデータは、図4の(B)に示すように再記録される。
Figure 0003878601
前記式(7)の演算結果のように、補間された4096個のデータをRadix−4方式で演算を行うと、全体の4096アドレス構造に対し、X(4k)及びX(4k+2)の番地のみにデータが存在し、X(4k+1)及びX(4k+3)の番地には‘0’だけが存在する。全体のステージにおける演算の結果も同様に、X(4k)及びX(4k+2)の番地のみにデータが存在するようになる。従って、メモリ410には、X(4k)及びX(4k+2)番地に対応する2048個のデータが再記録される。
第二に、図5を参照して、1024モードにおいてRadix−4方式で演算が行われる過程を詳細に説明する。
アドレス発生部300は、4096個のアドレスを発生し、この4096アドレス構造に対応して補間された4096個のデータを、メモリ410及び仮想メモリに記録する。即ち、図5の(A)に示すように、0から4095番地までには1024個のデータが4回繰り返し記録される。この際、2048から4095番地までは、メモリ制御部450の仮想メモリであって、ここに記録される2048個のデータは、メモリ制御部450だけが知っているデータになる。
このように、補間された4096個のデータは、図5の(A)に示す通り、1024個のデータが4回繰り返されて記録されたものであり、演算部430は、4096個のデータを用いてRadix−4方式でバタフライ演算を行なう。Radix−4方式でのステージ1の演算された結果は、次の式(8)のように表すことができ、これによる4096アドレス構造の再記録されるデータは、図5の(B)の通りである。
Figure 0003878601
前記式(8)の演算結果のように、補間された4096個のデータをRadix−4方式で演算を行うと、全体の4096アドレス構造に対しX(4k)の番地のみにデータが存在し、X(4k+1)、X(4k+2)及びX(4k+3)の番地には‘0’が存在する。全体のステージにおける演算の結果も同様に、X(4k)の番地のみに1024個の入力データが再記録される。従って、メモリ410には、X(4k)の番地に対応する1024個のデータが再記録される。
第三に、図6a及び図6cを参照して、256モードにおいてRadix−4方式で演算が行われる過程を詳細に説明する。
アドレス発生部300は、4096個のアドレスを発生し、この4096アドレス構造に対応して補間された4096個のデータをメモリ410及び仮想メモリに記録する。即ち、図6の(A)に示した4096アドレス構造に対し0から2047番地までには256個のデータが8回繰り返し記録され、また、2048から4095番地にも同様に256個のデータが8回繰り返し記録される。後者は、メモリ制御部450だけが知っている仮想メモリに記録される。
このように、図6の(A)に示すように、補間方法(interpolation method)によって、256個のデータが16回繰り返されて4096アドレス構造を有し、これにより、演算部430は、Radix−4方式でバタフライ演算を行なう。前述した2048及び1024モードの演算結果を参照すると、Radix−4方式の演算は、ステージ1以降は1/4ずつ独立して行われることが分かる。
かかるRadix−4方式の演算特性によって、図6の(A)の4096個のデータは、ステージ1の演算の後、図6の(B)に示すように、0から1023番地のみにデータが存在し、これは、図5の(A)及び(B)に示した1024モードの演算結果と同じである。従って、演算の結果は、式(8)の通りであり、これによる4096アドレス構造に再記録されるデータは、図6の(C)に示すように、0から255番地までのX(4l)領域のみにデータが再記録される。
第四に、図7を参照して、512モードにおいてRadix−4方式で演算が行われる過程を詳細に説明する。
アドレス発生部300は、4096個のアドレスを発生し、4096アドレス構造に対応して補間された4096個のデータをメモリ410及び仮想メモリに記録する。即ち、図7の(A)に示した4096アドレス構造に対し、0から2047番地までには512個のデータが4回繰り返し記録され、また、2048から4095番地にも同様に512個のデータが4回繰り返し記録される。後者は、メモリ制御部450だけが知っている仮想メモリに記録される。
このように、図7の(A)に示すように、補間方法によって、512個のデータが8回繰り返されて4096アドレス構造を有し、これにより、演算部430は、Radix−4方式でバタフライ演算を行なう。Radix−4方式の演算特性によって、図7の(A)の4096個のデータは、ステージ1の後、図7の(B)に示すように0から1023番地のみにデータが存在し、これは、図4の(A)及び(B)に示した2048モードの演算結果と同じである。従って、演算の結果は、式(7)の通りであり、これによる4096アドレス構造に再記録されるデータは、図7の(C)に示すように、0から255番地までのX(4l)と、512から767番地までのX(4l+2)にデータが再記録される。
以上で説明したように、高速フーリエ変換(FFT)に補間方法を適用することにより、2048、1024、256、及び512等の各種のFFTモードの入力データを4096個のデータに補間を行なった後、一律にRadix−4方式の演算を行なうことで、高速フーリエ変換装置400の具現及び動作を簡易化することができる。また、補間方法を適用することによって、Radix−4演算の後、メモリ410及び仮想メモリに再記録されるデータに‘0’データがブロック化して現われると、このブロック化した‘0’データは、仮想メモリに記録されるようになる。従って、4096アドレスに対するメモリ410の大きさの増大も抑えることができる。
[2]高速フーリエ変換(FFT)部のデジットリバース過程の説明
図8は、4096個のデータに対する高速フーリエ変換をRadix−4の演算構造で具現する場合におけるデジットリバースの過程を示す図である。ここで、{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}は、アドレス発生部300で発生する12桁の読出アドレスであって、例えば、a2は、読出アドレスの第3bitの値になる。
一方、{b11、b10、b9、b8、b7、b6、b5、b4、b3、b2、b1、b0}は、前記読出アドレスに対してデジットリバースされたアドレスであって、例えば、b2は、デジットリバースされたアドレスの第3bitの値になる。
図8に示すように、デジットリバース処理(digit-reverse)を行うと、{a1,a0}の値が{b11、b10}の値となり、{a3,a2}の値が{b9、b8}の値となり、{a5,a4}の値が{b7、b6}の値となり、{a7,a6}の値が{b5、b4}の値となり、{a9,a8}の値が{b3、b2}の値となり、{a11,a10}の値が{b1、b0}の値となる。
以下では、各々のFFTモードに応じてメモリ410に再記録されるデータのデジットリバース過程を、各図面を参照して説明する。
第一に、図9乃至図11を参照して、2048モードに対するデジットリバース過程を説明する。
2048個の入力データを繰り返して4096個のデータにした後、この繰り返された4096個のデータを高速フーリエ変換すると、図9に示すように、2048個のデータのそれぞれの間に‘0’データが挿入された補間形態となる。一方、4096個のデータをRadix−4方式で演算を行なった結果としてメモリ410に再記録されるデータのアドレス構造は、図10に示すように0〜1023番地及び2048〜3071番地のみにデータが存在する形態となる。
即ち、制御部200の制御によってアドレス発生部300で発生した読出アドレス(図9の‘Memory read address’)に対応するデータと、このデータが実際に記録されたメモリ410のアドレス(図10の‘Internal read address’)とが互いに相違しているため、デジットリバースを行なう。
アドレス発生部300で発生した読出アドレス(Memory read address)における最下位の2bitの{a1、a0}の値が{0、1}及び{1、1}である場合は、図9に示すように、補間により‘0’が挿入された部分であり、この部分に対しては、デジットリバースを省く。
一方、アドレス発生部300で発生した読出アドレスにおける最下位の2bitの{a1、a0}の値が{0、0}である読出アドレスをデジットリバース(図8参照)すると、これらの読出アドレスは、図10に示すように、メモリ410のアドレス(Internal read address、以下、「メモリアドレス」という場合がある)における最上位の2bitの{b11、b10}の値が{0、0}の領域(0番地〜1023番地)になる。従って、下位2bitの{a1、a0}の値が{0、0}の読出アドレスが読み出されると、メモリ制御部450によって、メモリアドレス(Internal read address)における最上位の{b11、b10}の値が{0、0}のアドレス(0番地〜1023番地)にデジットリバースされる。
仮に、最下位の2bitの{a1、a0}の値が{1、0}である読出アドレスをデジットリバースすると、これらのアドレスは、図10に示すように、メモリ410のアドレス(Internal read address)における最上位の2bitの{b11、b10}の値が{1、0}の領域(2048番地〜3071番地)になる。しかし、{b11、b10}の値が{1、0}の領域は、仮想メモリの領域内のアドレスであるため、1024を減じて、1024〜2047のアドレスにデジットリバースを行なう。即ち、最下位の2bitの{a1、a0}の値が{1、0}のアドレスを読み出す場合は、メモリ制御部450は、これらのアドレスを、メモリアドレスにおける最上位の2bitの{b11、b10}の値が{0、1}のアドレス(1024番地〜2047番地)にデジットリバースする。
図11は、2048モードに対するデジットリバースの概念図であって、制御部200の制御によりアドレス発生部300で発生する読出アドレス(Memory read address)に対してメモリ制御部450でデジットリバースしたメモリ410のアドレス(Internal read address)を示すものである。図11に示すように、デジットリバースされたメモリ410のアドレスにおける最上位の{b11}の値は、常に‘0’になる。これにより、メモリアドレス(Internal read address)は、2048個のアドレス(メモリ410の大きさ)に対応する11bitのアドレスを有し得る。
第二に、図12乃至図14を参照して、1024モードに対するデジットリバース過程を説明する。
1024個の入力データを繰り返して4096個のデータにした後、繰り返しの4096個のデータを高速フーリエ変換すると、図12に示すように、1024個のデータのそれぞれの間に3つの‘0’データが挿入された補間形態となる。一方、4096個のデータをRadix−4方式で演算を行なった結果、メモリ410に再記録されるデータのアドレス構造は、図13に示すように、0〜1023番地のみにデータが存在する形態となる。
即ち、制御部200の制御によりアドレス発生部300で発生した読出アドレス(図12の‘Memory read address’)に対応するデータと、このデータが実際に記録されるメモリ410のアドレス(図13の‘Internal read address’)とが互いに相違しているため、デジットリバースを行なう。
アドレス発生部300で発生した読出アドレス(Memory read address)における最下位の2bitの{a1、a0}の値が{0、1}、{1、0}及び{1、1}である場合は、図12に示すように補間により‘0’が挿入された部分であり、この部分に対しては、デジットリバースを省く。
一方、読出アドレス(Memory read address)における最下位の2bitの{a1、a0}の値が{0、0}である読出アドレスをデジットリバースすると、図13に示すように、メモリ410のアドレスにおける最上位の2bitの{b11、b10}の値が{0、0}の領域(0番地〜1023番地)になる。従って、下位2bitの{a1、a0}の値が{0、0}のアドレスを読み出す場合は、メモリ制御部450は、これらのアドレスを、メモリアドレス(Internal read address)における最上位の2bitの{b11、b10}の値が{0、0}のアドレスにデジットリバースする。
図14は、1024モードに対するデジットリバースの概念図であって、制御部200の制御によりアドレス発生部300で発生する読出アドレス(Memory read address)に対してメモリ制御部450でデジットリバースしたメモリ410のアドレス(Internal read address)を示すものである。図14に示すように、デジットリバースされたメモリ410のアドレスにおける最上位の2bitの{b11、b10}の値は、常に‘0’になる。これにより、メモリアドレス(Internal read address)は、2048個のアドレス(メモリ410の大きさ)に対応する11bitのアドレスを有し得る。
第三に、図15乃至図17を参照して、256モードに対するデジットリバース過程を説明する。
256個の入力データを繰り返して4096個のデータにした後、この4096個のデータを高速フーリエ変換すると、図15に示すように、256個のデータのそれぞれ間に15個の‘0’データが挿入された補間形態となる。一方、4096個のデータをRadix−4方式で演算した結果、メモリ410に再記録されるデータのアドレス構造は、図16に示すように0〜255番地のみにデータが存在する形態となる。
即ち、制御部200の制御によりアドレス発生部300で発生した読出アドレス(図15の‘Memory read address’)に対応するデータと、このデータが実際に記録されたメモリ410のアドレス(図16の‘Internal read address’)とが互いに相違しているため、デジットリバースを行なう。
アドレス発生部300で発生した読出アドレス(Memory read address)における最下位の4bitの{ a3、a2、a1、a0}の値が{0、0、0、1}から{1、1、1、1}である場合は、図15に示すように、補間により‘0’が挿入された部分であり、この部分に対しては、デジットリバースを省く。
一方、読出アドレス(Memory read address)における最下位の4bitの{a3、a2、a1、a0}の値が{0、0、0、0}である読出アドレスをデジットリバースすると、図16に示したメモリ410のアドレス(Internal read address)における最上位の4bitの{b11、b10、b9、b8}の値が{0、0、0、0}の領域(0番地〜255番地)になる。従って、最下位の4bitの{a3、a2、a1、a0}の値が{0、0、0、0}のアドレスを読み出す場合は、メモリ制御部450は、これらのアドレスを、メモリアドレス(Internal read address)における最上位の4bitの{b11、b10、b9、b8}の値が{0、0、0、0}のアドレスにデジットリバースする。
図17は、256モードに対するデジットリバースの概念図であって、制御部200の制御によりアドレス発生部300で発生する読出アドレス(Memory read address)に対してメモリ制御部450でデジットリバースしたメモリ410のアドレス(Internal read address)を示すものである。同図に示すように、デジットリバースされたメモリ410のアドレスにおける最上位の{b11}の値は常に‘0’になる。これにより、メモリアドレス(Internal read address)は、2048個のアドレス(メモリ410の大きさ)に対応する11bitのアドレスを有し得る。
第四に、図18乃至図20を参照して、512モードに対するデジットリバース過程を説明する。
512個の入力データを繰り返して4096個のデータにした後、この4096個のデータを高速フーリエ変換すると、図18に示すように、512個のデータのそれぞれの間に7つの‘0’データが挿入された補間形態となる。一方、4096個のデータをRadix−4方式で演算した結果、メモリ410に再記録されるデータのアドレス構造は、図19に示すように0〜255番地及び512〜767番地のみにデータが存在する形態となる。
即ち、制御部200の制御によりアドレス発生部300で発生した読出アドレス(図18の‘Memory read address’)に対応するデータと、このデータが実際に記録されるメモリ410のアドレス(図19の‘Internal read address’)とが互いに相違しているため、デジットリバースを行なう。
図18に示すように、アドレス発生部300で発生した読出アドレス(Memory read address)の11bitのうち、{a3}の値が{0}及び{1}であるアドレスにはデータが存在し、それ以外のアドレスは、補間により‘0’データが挿入されたアドレスである。従って、‘0’データが挿入されたアドレスに対しては、デジットリバースを省く。
一方、読出アドレス(Memory read address)における最下位の4bitの{a3、a2、a1、a0}の値のうちの{a3}の値が{0}及び{1}であるアドレスをデジットリバースすると、図19に示したメモリ410のアドレス(Internal read address)における最上位の4bitの{b11、b10、b9、b8}の値のうちの{b9}の値が{0}及び{1}の領域、即ち、0〜255番地及び514〜767番地になる。従って、最下位の4bitの{a3、a2、a1、a0}のうち、{a3、0、0、0}のアドレスを読み出す場合は、メモリ制御部450は、これらのアドレスを、メモリアドレス(Internal read address)における最上位の4bitの{b11、b10、b9、b8}の値が{0、0、b9、0}のアドレスにデジットリバースする。
図20は、512モードに対するデジットリバースの概念図であって、制御部200の制御によりアドレス発生部300で発生する読出アドレス(Memory read address)に対しメモリ制御部450でデジットリバースしたメモリ410のアドレス(Internal read address)を示すものである。図20に示すように、デジットリバースされたメモリ410のアドレスにおける最上位の{b11}の値は常に‘0’になる。これにより、メモリアドレス(Internal read address)は、2048個のアドレス(メモリ410の大きさ)に対応する11bitのアドレスを有し得る。
以上で説明したようなFFTモードに対応するデジットリバース方式を用いて、メモリの大きさが2048であるメモリ410にモード別で記録されたデータを読み出すことができる。
以下では、図21を参照して、本発明にかかるヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置におけるFFTモードのうちの2048モードに対する動作方法を例に挙げて説明する。
まず、例えば、2048モードに対応して2048個のデータを受信すると(S100)、高速フーリエ変換を行なうために制御部200は、2048個のデータをメモリ410に記録する(S200)。次いで、制御部200から高速フーリエ変換を行なうよう指示する制御信号がアドレス発生部300及び高速フーリエ変換部400に入力される(S300)。これにより、アドレス発生部300は、4096個のアドレスを発生し(S400)、メモリ制御部450は、2048個のデータを4096個のアドレスに対応する4096個のデータに補間した後、メモリ410及びメモリ制御部450の仮想メモリに記録する(S500)。
前述した図4の‘A’に示したように、メモリ制御部450は、2048個のデータを2回繰り返して4096アドレス構造にして記録する。演算部430は、4096個のデータに基づき、Radix−4方式を適用して演算を行なう(S600)。即ち、図4の‘B’に示すように、2048個のデータが0〜1023番地及び2048〜3071番地に分布し、‘0’データがブロック化して1024から2047番地及び3072〜4095番地に分布する。このように、繰り返しの4096個のデータをRadix−4方式で演算した結果、‘0’データがブロック化して記録されることにより、メモリ410の大きさの増大を抑えることができる。また、‘0’データは、演算結果への更なる影響を及ぼすことがないため、log4(FFTの大きさ)の回数の分繰り返し演算した後にメモリ410に記録されるデータは、図4の‘B’に示す通りになる。
Radix−4方式の演算が終了すると、制御部200の制御によりアドレス発生部300で読出アドレス(Memory read address)を発生する。この際、読出アドレスは、メモリ410にRadix−4方式で演算され実際に記録されるメモリアドレス(Internal read address)とは互いに相違する。この結果、メモリ制御部450は、デジットリバースを行なう(S700)。前述の図9及び図10に示したように、読出アドレスとメモリアドレスとが相違し、この結果、図11に示すような方式でデジットリバースを行なう。従って、2048モードに対応して2048個のデータを読み出して出力することにより高速フーリエ変換が終了する。無論、1024、256、及び512モードに対しても同様の動作方法が適用される。
以上で説明したように、本発明の好適な実施例に係るヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置における高速フーリエ変換装置は、次のような特性を有している。
第一に、高速フーリエ変換を行なうために、FFTモードの2048、1024、256、及び512の入力データは、それぞれ複数回繰り返されて4096個のデータに補間された後、それぞれのFFTモードに一律にRadix−4方式の演算を適用して、高速フーリエ変換される。この結果、4096個のデータに対応するためのメモリ410の大きさの増大を抑えることができ、既存のメモリの大きさを保持することができる。従って、高速フーリエ変換装置の具現及び動作の制御が簡易になる。
第二に、前記の実施形態において詳述したように、2048、1024、256、及び512等のそれぞれのFFTモードに対応して、それぞれのデジットリバース方式を適用することにより、デジットリバースを行なうことができるようになる。これにより、高速フーリエ変換装置の具現及び動作制御の簡易化が図られる。
本発明は、ヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置に関し、より詳しくは、高速フーリエ変換装置に適用され得る。
本発明に係るヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置を概略的に示すブロック図である。 図1の受信装置に適用される補間方法を説明するための概念図である。 図1の演算部430でのRadix−4方式による演算過程を説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが2048の場合における、Radix−4演算によるメモリ410に記録されるデータの分布図である。 図1の受信装置のFFTモードが1024の場合における、Radix−4演算によるメモリ410に記録されるデータの分布図である。 図1の受信装置のFFTモードが256の場合における、Radix−4演算によるメモリ410に記録されるデータの分布図である。 図1の受信装置のFFTモードが512の場合における、Radix−4演算によるメモリ410に記録されるデータの分布図である。 4096個のデータをRadix−4演算構造に具現する場合におけるデジットリバースの過程を説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが2048の場合における、データの補間形態と読出アドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが2048の場合における、メモリに再記録されたデータのアドレス構造とメモリアドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが2048の場合における、デジットリバースの過程を説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが1024の場合における、データの補間形態と読出アドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが1024の場合における、メモリに再記録されたデータのアドレス構造とメモリアドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが1024の場合における、デジットリバースの過程を説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが256の場合における、データの補間形態と読出アドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが256の場合における、メモリに再記録されたデータのアドレス構造とメモリアドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが256の場合における、デジットリバースの過程を説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが512の場合における、データの補間形態と読出アドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが512の場合における、メモリに再記録されたデータのアドレス構造とメモリアドレスを説明するための概念図である。 図1の受信装置のFFTモードが512の場合における、デジットリバースの過程を説明するための概念図である。 図1の本発明に係るヨーロッパ向けデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
200 制御部
300 アドレス発生部
400 高速フーリエ変換(FFT)部
410 メモリ
430 演算部
450 メモリ制御部

Claims (16)

  1. 伝送されるデータの大きさに応じて各種のFFTモードを有するデジタルオーディオ放送受信装置において、
    4096個の記録アドレス及び読出アドレスを発生するアドレス発生部と、
    前記FFTモードの各々のデータを繰り返して4096個のデータを生成し、前記4096個のデータを用いて高速フーリエ変換を行なう高速フーリエ変換部と、
    前記高速フーリエ変換部の動作に対応して前記記録アドレス及び前記読出アドレスを発生すべく前記アドレス発生部を制御する制御部とをみ、
    前記高速フーリエ変換部は、
    前記FFTモードの各々のデータを繰り返して前記4096個のデータを生成するメモリ制御部と、
    2048個のデータを記録可能な大きさを有するメモリと、
    前記4096個のデータを用いてRadix−4方式で演算を行なう演算部とを含み、
    前記読出アドレスが発生すると、前記メモリ制御部は、前記メモリのアドレスを前記読出アドレスに対応してデジットリバースすること、
    特徴とするデジタルオーディオ放送受信装置。
  2. 前記メモリ制御部は、
    前記演算部が前記Radix−4方式で演算を行なうことができるように、前記メモリに記録される前記2048個のデータ以外のデータを記録する仮想メモリを有すること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置。
  3. 前記演算部は、前記Radix−4方式で演算を行い、
    これにより、前記仮想メモリには、前記FFTモードに対応して‘0’データがブロック化して記録されること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置。
  4. 前記メモリ制御部は、
    前記Radix−4方式で演算され、前記メモリに記録されたデータを前記FFTモードに対応してデジットリバースすること、
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置。
  5. 前記メモリ制御部は、
    前記FFTモードが2048である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{a1、a3、a2、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置。
  6. 前記メモリ制御部は、
    前記FFTモードが1024である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、a3、a2、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴する請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置。
  7. 前記メモリ制御部は、
    前記FFTモードが256である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、0、0、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴とる請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置。
  8. 前記メモリ制御部は、
    前記FFTモードが512である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}である場合ときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、a3、0、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置。
  9. 伝送されるデータの大きさに応じて各種のFFTモードを有するデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法において、
    4096個の記録アドレスを発生するステップと、
    前記4096個の記録アドレスに対応して前記FFTモードの各々のデータを繰り返して4096個のデータを生成し、前記4096個のデータを用いて高速フーリエ変換を行なう高速フーリエ変換ステップと、
    前記高速フーリエ変換ステップの動作が終了すると、読出アドレスを発生するステップとをみ、
    前記高速フーリエ変換ステップは、
    前記FFTモードの各々のデータを繰り返して前記4096個のデータを生成するステップと、
    前記4096個のデータを用いてRadix−4方式で演算し、メモリのアドレスに対応して前記メモリに記録する演算ステップと、
    前記読出アドレスが発生すると、前記読出アドレスに対応する前記メモリのアドレスにデジットリバースを行なうデジットリバースステップとを含むこと、
    特徴とするデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
  10. 前記Radix−4方式で演算するために、前記演算ステップで繰り返された前記4096個のデータを、前記メモリ及び仮想メモリに記録するステップを更に含むこと
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
  11. 前記演算ステップでは、前記Radix−4方式で演算を行い、
    これにより、前記仮想メモリに前記FFTモードに対応して‘0’データがブロック化して記録されること
    を特徴とする請求項1に記載のデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
  12. 前記デジットリバースステップでは、
    前記Radix−4方式で演算され、前記メモリに記録されたデータを前記FFTモードに対応してデジットリバースすること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
  13. 前記デジットリバースステップでは、
    前記FFTモードが2048である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{a1、a3、a2、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
  14. 前記デジットリバースステップでは、
    前記FFTモードが1024である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、a3、a2、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
  15. 前記デジットリバースステップでは、
    前記FFTモードが256である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、0、0、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
  16. 前記デジットリバースステップでは、
    前記FFTモードが512である場合において、
    前記読出アドレスの上位ビットから下位ビットの配列が{a11、a10、a9、a8、a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0}であるときは、
    これに対応して前記メモリアドレスの上位ビットから下位ビットの配列を{0、a3、0、a5、a4、a7、a6、a9、a8、a11、a10}にデジットリバースすること
    を特徴とする請求項に記載のデジタルオーディオ放送受信装置の動作方法。
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