JP3878057B2 - Striped plating strip and striped plating method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品であるコネクタなどの各種端子、ICリードフレームなどのリード材などに用いられる金属条であって、金、半田などのストライプめっきが施されたストライプめっき条、及び、ストライプめっき方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子部品であるコネクタなどの各種端子或はICリードフレームなどのリード材などを製造するためには、例えば黄銅、バネ用りん青銅のような銅合金などからなる金属条を用い、この金属条をプレス成形加工し、雄及び雌の連続端子が形成される。
【0003】
つまり、図7に、電子部品であるコネクタなどの各種端子を製造するための、従来使用されている金属条、即ち、ストライプめっき金属条の一例を示すが、プレス成形加工後の金属条1は、長手方向に連続したキヤリヤ部2を有し、このキャリヤ部2に所定の間隔(G)にて端子3が互に離間して接続された形状とされる。このようなプレス成形された金属条1は、キヤリヤ部2が駆動装置に係合駆動されることにより、連続してめっき設備へと供給される。
【0004】
金属条1にNi或はPd−Niなどにて下地めっき(単に「ニッケルめっき」という。)をした後、この金属条1の長手方向にストライプ状に、即ち、端子先端部、即ち、接点部4には長さLA領域に金或は金−コバルト合金などの接点用金めっきが、又、端子3のキヤリヤ部側、即ち、接続部5にはキヤリヤ部2をも含めて長さLS領域に半田めっき、例えば、錫、錫合金めっき等の金属めっきが施される。
【0005】
コネクタなどの電子部品の小型化に伴い、このようなストライプめっきにおいて、領域LSの半田めっきと、領域LAの接点用金めっきとの間隔LGが狭くなり、実装時、半田めっき(領域LS)の溶融半田が接点用金めっき(領域LA)まで達してしまう、所謂、「半田の吸いあがり現象」が顕在化してきた。これが起こると、領域LAの接点用金めっき上に半田がつき接点電気特性が劣ってしまう。
【0006】
そこで、領域LSの半田めっきと、領域LAの接点用金めっきとの間の連結部6(領域LG)に金めっきがつかずニッケルめっきが露出した、所謂、「ニッケルバリア」の必要性が高まっている。このようなニッケルバリア領域LGは金めっきがないため溶融半田がのらず、半田めっき上の溶融半田が接点まで流れることを防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、次のような問題があった。
【0008】
従来、金めっき位置規格に対しては、めっき製造上のめっき位置のバラツキを考慮して金めっき位置を広げることが行われている。
【0009】
一方、ニッケルバリアとして必要な幅(即ち、領域LGの距離)については必ずしも明確ではないが、最低でも0.1mmは必要と言われている。したがって、金めっき位置のバラツキが大きいほど金めっき位置を広げなければならず、ニッケルバリア領域LGを0.1mm以上形成するとなると半田めっきと接点用金めっきの両めっき位置の規格の間隔が広いものでないと適用できないことになる。
【0010】
つまり、両めっき位置規格の間隔の狭いものでその間隔内にニッケルバリア領域LGを形成するには金めっき位置のバラツキを小さくし規格より広げる余分な金めっき位置を最小化しなければならない。
【0011】
具体的には、両めっき位置の規格の間隔が1mm以下のものでは、0.1mmのニッケルバリア領域LGを形成するためには両めっき位置のバラツキの範囲は0.45mm以下に抑えなければならない。
【0012】
液面制御が行われる金めっき槽に金属条を浸漬し、部分金めっきを行う最も単純なめっき方法では、めっき位置のバラツキに加えそのめっき厚分も考慮して金めっき位置は規格に対し1.5mm余分にする必要があり、上記要求に全く応じられない。
【0013】
また、図8に示すように、金めっき槽100中に回転ドラム101と電極102を配置し、槽中にはめっき液103が収容され、又、回転ドラム101の回りにエンドレスマスキングベルト104を巻回し、回転ドラム101とマスキングベルト104の間に金属条1を供給して部分めっきする、所謂、ドラム法では、めっき位置の範囲を0.45mm以下に抑えたとしても、金めっき製造時にマスキング部から金めっき液が浸入して金めっき部で極薄い「金めっきにじみ」を生じる。
【0014】
つまり、本発明者らの知る限りにおいて、現状では、領域LSの半田めっきと、領域LAの接点用金めっきとの両めっき位置間隔が狭いものに対し、量産レベルでニッケルバリア形成を保証できる方法はない。
【0015】
そこで、本発明者らは、半田めっき工程におけるリフロー処理に着目した。つまり、半田めっき工程においては、従来、めっき半田を凝固金属組織とし、めっき上がりの電着状態の半田における、ウィスカーの発生や、プレス加工時の粉や、ヒゲ状のバリの発生を防止するために、半田めっきを施した後、電気炉中を通板させる等により被めっき条温度を半田の融点以上にし、半田めっきをリフロー処理することが行われている。
【0016】
めっき上がりにおけるニッケル下地めっきと半田めっきの境界部では、リフロー処理によりニッケルと錫の熱拡散が起こり、ニッケルと錫の合金層ができる。本発明者らの実験研究の結果、合金層そのものはニッケル下地と半田めっき層の結合力を高めるのに有効であるが、半田付け性は悪く、そのために、合金層の上に十分な半田めっき層が残っていれば半田付け性には問題はないが、合金層が半田めっきの表面にまで達すると半田付け性は極端に劣化することが分かった。
【0017】
本発明は、斯かる本発明者らの新規な知見に基づきなされたものである。
【0018】
本発明の目的は、金めっきに「めっきにじみ」があっても、実質上半田が付かず、ニッケルバリアと同じか或いはそれ以上の効果を発揮して、金属条にストライプめっきを高精度且つ高品質にて行なうことができ、電子部品の小型化に対応することのできるストライプめっきが施されたストライプめっき条、及び、ストライプめっき方法を提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、前めっき或いは後めっきのいずれにおいても有効に、金属条にストライプめっきを高精度且つ高品質にて行なうことができ、電子部品の小型化に対応することのできるストライプめっきが施されたストライプめっき条、及び、ストライプめっき方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係るストライプめっき用金属条、ストライプめっきが施されたストライプめっき条、及び、ストライプめっき方法にて達成される。要約すれば、第1の本発明は、全面に形成されたNi下地めっき層と、半田付け性必要部に形成された半田付け性の良い錫又は錫合金めっき層とを有するストライプめっき条であって、
前記錫又は錫合金めっき層に隣接して、半田付け性の良くない、前記Ni下地めっき層のめっき金属と前記錫又は錫合金めっき層のめっき金属との合金層をリフロー処理により形成し、リフロー処理前の錫又は錫合金めっき層のめっき厚さが前記半田付け性必要部で0.7μm以上、3.0μm以下であり、前記半田付け性必要部に隣接した半田付け性の良くない合金層を形成する極薄半田めっき部で0.05μm以上、0.3μm以下であることを特徴とするストライプめっき条である。
【0021】
第2の本発明によれば、(a)ストライプめっき用金属条の全面にNi下地めっきを行う工程、次いで、
(b)前記ストライプめっき用金属条の半田付け性必要部に半田付け用錫又は錫合金めっきを行い、錫又は錫合金めっき層を形成すると共に、前記錫又は錫合金めっき層に隣接して錫又は錫合金めっき層からなる極薄半田めっき部を形成する工程、
(c)その後、リフロー処理して、前記極薄半田めっき部を、半田付け性の良くない、前記Ni下地めっきのめっき金属と前記極薄半田めっき部のめっき金属との合金層とする工程、
を有することを特徴とするストライプめっき方法が提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るストライプめっきが施されたストライプめっき条、及び、ストライプめっき方法を図面に則して更に詳しく説明する。
【0024】
図1(A)、(B)は、本発明に係るストライプめっき条1Aの特徴とする半田付け性必要部近傍の構成を示す模式的な断面図である。
【0025】
図1(B)に示すように、本発明のストライプめっき条1Aは、全面に形成された下地めっき層11と、半田付け性必要部に形成された、半田付け性の良い半田めっき層12とを有する。特に、本発明によれば、半田めっき層12に隣接して、半田付け性の悪い合金からなる合金層14が形成される。
【0026】
本実施例によれば、下地めっき層11のめっき金属はニッケルであり、半田めっき層12のめっき金属は錫又は錫合金(例えば、鉛−錫系合金)とされ、また、合金層14は、ニッケルと錫との合金にて形成される。
【0027】
つまり、図1(A)に示すように、被めっき材としてのストライプめっき用金属条1に下地めっきとしてニッケルめっき11を施し、その後、半田めっき12、13を行う。特に、半田めっき13部分は、半田付け性必要部を形成する半田めっき12に比較して薄くなっており、本願明細書では、このような半田めっき12の厚さが薄くなった部分13を「極薄半田めっき部」と呼ぶ。
【0028】
半田めっき12、13を施した後、ストライプめっき条1Aを電気炉中へと送給し、ストライプめっき条1Aの温度を半田の融点以上(略200℃以上)にまで加熱して、半田めっき12、13をリフロー処理する。
【0029】
このようなリフロー処理により、めっき上がりにおけるニッケル下地めっき11と半田めっき12、13の境界部では、図1(B)に示すように、ニッケルと錫の熱拡散が起こり、ニッケルと錫の合金層14ができる。合金層14そのものはニッケル下地と半田めっき層の結合力を高めるのに有効であるが、半田付け性は悪い。
【0030】
そこで、本発明によれば、図1(B)に示すように、半田付け性必要部においては、合金層14の上に十分な半田めっき層12が残るようにし、半田付け性を必要としない部分では、合金層14が半田めっき13の表面にまで達するようにした。
【0031】
従って、本発明によれば、半田めっき層12に隣接して形成された合金層14は、実質的に半田がつかず、ニッケルバリアと同じ効果、或いは、それ以上の効果を発揮することができる。
【0032】
本発明は、接点用金めっきと半田めっきとの間隔が狭い仕様で、金めっきのにじみの一部が半田めっきに重なったような場合にも有効である。
【0033】
つまり、図2(A)には、金属条1にニッケルめっき11をした後、端子3の接点部4には金或は金−コバルト合金などの接点用金めっき20を施し、又、端子3の接続部5には半田めっき12を施した時の状態を示す。
【0034】
金めっき20と半田めっき12の間隔(w0)が狭いときには、図示するように、金めっき20を施したとき金めっき20のにじみ21が半田めっき12に重なることがある。このような状態では、リフロー処理後においては、図2(B)に示すように、半田めっき12とニッケルめっきとの間には、上述のようにニッケルと錫の合金層14が形成されるが、金めっき部20と半田めっき部12とは金めっき21にて連結された状態となる。従って、実装時には、半田めっき部12の溶融半田が接点用金めっきに達してしまう、所謂、「半田の吸いあがり現象」が生じる。
【0035】
これに対して、図3(A)には、本発明に従って、半田めっき層12に隣接して極薄半田めっき部13を形成した場合を示す。
【0036】
この場合には、図示するように、金めっき20のにじみ21は極薄半田めっき13、場合によっては、半田めっき12とも重なることとなる。このような、極薄半田めっき13及び半田めっき12と重なった金めっきにじみ部21は、リフロー処理によって、極薄半田めっき13中に溶解し、極薄半田めっき13及び半田めっき部12は、ニッケルめっき11との間に拡散層、即ち、ニッケルと錫の合金層14が形成される。従って、半田付け用の溶融半田は合金層14で止まり、金めっき20まで到達することを防止できる。
【0037】
即ち、極薄半田めっき13があれば、金めっき20のにじみ21の存在の有無に拘わらず合金層14を形成し、「半田の吸いあがり現象」を防止できる。
【0038】
勿論、金のにじみだけでなく、金めっき20或いは半田めっき12の位置のバラツキにより一部において重なりが生じてしまうような場合にも、本発明は同様に有効である。
【0039】
次に、上記構成の本発明のストライプめっき条1Aを作製する方法について説明する。
【0040】
本実施例によれば、先ず、被めっき材である、例えば、厚さ(T)0.2mm、幅(W)25mmのばね用リン青銅のような銅合金からなるストライプめっき用金属条1をプレス成形加工し、プレス成形加工された金属条1は、ニッケル(Ni)めっき槽にて全体が厚さ(TN)が1〜2μmにてニッケルめっき11を施す。
【0041】
次いで、図4及び図8に示すように、ニッケルめっきが施された金属条1は、回転ドラム101に巻回され、半田めっき槽100へと供給される。
【0042】
このとき、金属条1は、半田付け性必要部である接続部5を含む領域LSを除いて、連結部6(領域LG)、及び、端子部4(領域LS)は、マスキングベルト104、105によりマスクされる。
【0043】
また、本実施例によれば、図4に示すように、接続部5の連結部6側の端部に位置したマスキングベルト104の接続部端縁104aは、図示するように、テーパが付けられている。このテーパ角度θは、マスキングベルト104の厚さ(TM)を5mmとした場合に10〜45°とされる。
【0044】
これにより、半田めっき性必要部、即ち、接続部5に隣接したマスキングベルト104の端面104aにおけるめっき液の流れが悪くなり、結果として、半田めっき性必要部のめっき厚(t1)に比べ、半田めっき性必要部端部の半田めっきの厚さ(t2)が薄くなる。このように、半田めっき性必要部端部の半田めっき12に隣接して、半田めっきの厚さが薄くなった部分、即ち、極薄半田めっき部13が形成される。極薄半田めっき部13のめっき厚(t2)は0.3μm以下である。
【0045】
上述のように、半田めっき12、13が施されたストライプめっき条1Aをリフロー処理すると半田は熱拡散によりニッケルと錫の合金層14となり、半田付け性は良くない。リフロー処理しなければ0.3μm程度の半田めっきで溶融半田は濡れ半田が付いてしまう。
【0046】
つまり、半田めっき層12のめっき厚(t1)は、0.7μm以上、3.0μm以下であり、極薄半田めっき部13のめっき厚(t2)は、0.05μm以上、0.3μm以下とされる。また、極薄半田めっき部13の幅(w1)は、0.1mm以上とされ、最大幅は、必要とされる合金層の幅とされる。
【0047】
即ち、半田付け性必要部である半田めっき層12の半田めっき厚(t1)は0.7μm以上施すことによってリフロー処理後もニッケルと錫の合金層14の上に半田めっき層12が残存しており半田付け性は良好である。半田めっき層12のめっき厚(t1)が0.7μm未満では、リフロー処理後の残留半田めっき層12が少なく、半田付け性が良くない。また、めっき厚(t1)が3.0μmを超えるとリフロー処理後に半田めっき層12にシワが発生し、外観が悪く、且つ、半田付け性も良くない。
【0048】
一方、極薄半田めっき部13の半田めっき厚(t2)が0.05μm未満では、リフロー処理後十分な合金層14が形成されず、また、0.3μmを超えるとリフロー処理後に残留半田めっき層13が残り、この部分にも、半田付け作業時に溶融半田が濡れる(付着する)可能性がある。
【0049】
上述にて理解されるように、リフロー処理温度は、被めっき材である金属条1の材料温度として、半田めっき12、13の融点以上、即ち、200℃以上、400°以下とされる。400°を超えるとリフロー処理後ニッケルと錫の合金層14が厚くなり過ぎ、0.7μm以上のめっき厚でも残留半田めっき層12が少なくなり半田付け性が良くない。
【0050】
本発明の作用効果を実証するために以下の実験を行った。
【0051】
この実験では、厚さ(T)0.2mm、幅(W)25mmのばね用リン青銅とされるコネクタ用プレス材を用いて、図3に示す形状のストライプめっき用金属条1をプレス加工により作製した。
【0052】
先ず、プレス加工された金属条1は、全体が厚さ1.5μmにてニッケルめっき11を施した後、金めっき領域LAに接点用金めっきを0.4〜0.6μm付けた。
【0053】
続いて、半田付け性必要部、即ち、接続部5を含む領域LSに、ドラム法により、半田付け用錫合金(鉛−錫系合金)めっき12、13を、表1に示すように、種々の厚さで施した。この時、使用したマスキングベルト104、105は、厚さ(TM)が5mmであり、また、マスキングベルト104の接続部端縁104aは、テーパ角度θ=30°にてテーパを付けた。
【0054】
このようにして作製したストライプめっき条1Aにリフロー処理を施した。リフロー温度は、材料度で220℃で行った。
【0055】
このようにして得られたストライプめっき条1Aを用いて、半田実装試験の模擬試験を実施した。即ち、60%錫(Sn)残鉛(Pb)半田の235℃溶融半田中に25%ロジンメタノールフラックスを付けた上記サンプルを数秒浸漬し、半田付け性必要部における半田付着状態を観察した。結果を表1に示す。
【0056】
表1の結果から、本発明によれば、金属条にストライプめっきを高精度且つ高品質にて行なうことができることが分かる。
【0057】
【表1】
【0058】
上記実施例では、図4に示すように、マスキングベルト104の端部104aを角度θで傾斜して加工することにより、極薄半田めっき13を半田めっき12に隣接して形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0059】
例えば、図5に示すように、マスキングベルト104の端部104aを段状に形成することができる。つまり、金属条1のニッケルめっき11に隣接した側のマスキングベルト104の端部104aを、端部104aより内方へと距離B、又、厚み方向へと距離Aにて凹所104bを形成しても良い。
【0060】
斯かる構成のマスキングベルト104を使用することにより、半田めっき工程において、半田めっき液が、上記マスキングベルト104の凹所104b部分に進入し、半田めっき層12に隣接して極薄半田めっき13が形成される。
【0061】
具体的には、マスキングベルト104の厚みが5mmの場合に、A=0.5〜3mm、B=0.1mm以上(最大幅Bは、必要とされる極薄半田めっき層、即ち、合金層14の幅)とされる。
【0062】
更に他の実施例によれば、図6(A)に示すように、先ず、マスキングベルト104Aと、マスキングベルト105とを用いて、ニッケルめっき11が施された金属条1に極薄半田めっき13を行う。
【0063】
次いで、図6(B)に示すように、極薄半田めっき13の一端は、マスキングベルト104Bにて幅Bだけ覆い、他端は、マスキングベルト105を配置して、半田めっきを行い、図6(C)に示す、つまり、図1に示したと同様に、厚さ(t1)の半田めっき層12に隣接して、厚さ(t2)、幅(B)とされる極薄の半田めっき層13を形成することができる。
【0064】
上記各実施例では、金属条を所定形状にプレスした後にめっきする、所謂「後めっき」について説明したが、本発明は、上記態様に限定されるものではなく、極薄半田めっきなどをした後にプレス加工する、所謂「前めっき」でも同様の効果を達成することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のストライプめっき条及びストライプめっき方法は、錫又は錫合金めっき層に隣接して、半田付け性の良くない、Ni下地めっき層のめっき金属と錫又は錫合金めっき層のめっき金属との合金層を形成した構成とされるので、金めっきに「めっきにじみ」があっても、実質上半田が付かず、ニッケルバリアと同じか或いはそれ以上の効果を発揮して、金属条にストライプめっきを高精度且つ高品質にて行なうことができ、電子部品の小型化に対応することができる。また、本発明は、前めっき或いは後めっきのいずれにおいても有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストライプめっき条の一実施例を説明する模式断面図である。
【図2】従来のストライプめっき条の模式断面図である。
【図3】本発明の作用効果を説明するストライプめっき条の模式断面図である。
【図4】ドラム法におけるエンドレスマスキングベルトの一実施例を示す断面図である。
【図5】ドラム法におけるエンドレスマスキングベルトの他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明のストライプめっき条の作製方法の他の実施例を説明する模式断面図である。
【図7】ストライプめっき用金属条の一実施例の構成を示す正面図である。
【図8】本発明のストライプめっき方法を実施するためのめっき設備の一実施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ストライプめっき用金属条
1A ストライプめっき条
2 キャリヤ部
3 端子
4 接点部
5 接続部(半田めっき性必要部)
6 連結部
11 下地めっき層
12 半田めっき層
13 極薄半田めっき部
14 合金層
101 回転ドラム
102 電極
103 めっき液
104、105マスキングベルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a metal strip used for various terminals such as a connector as an electronic component, a lead material such as an IC lead frame, and the like, a strip plating strip on which stripe plating such as gold or solder is applied, and stripe plating It is about the method.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to manufacture various terminals such as connectors as electronic parts or lead materials such as IC lead frames, metal strips made of copper alloys such as brass and phosphor bronze for springs are used. The strip is press-molded to form male and female continuous terminals.
[0003]
That is, FIG. 7 shows an example of a metal strip that has been conventionally used for manufacturing various terminals such as a connector that is an electronic component, that is, a striped metal strip. The carrier portion 2 is continuous in the longitudinal direction, and the
[0004]
After the
[0005]
Along with the downsizing of electronic parts such as connectors, in such stripe plating, the distance LG between the solder plating in the region LS and the gold plating for the contact in the region LA becomes narrow, and the solder plating (region LS) is reduced during mounting. The so-called “solder sucking up phenomenon” in which the molten solder reaches the gold plating for contact (area LA) has become apparent. If this occurs, solder will be deposited on the contact gold plating in the area LA, resulting in poor contact electrical characteristics.
[0006]
Therefore, there is an increasing need for a so-called “nickel barrier” in which gold plating is not applied to the connection portion 6 (region LG) between the solder plating in the region LS and the contact gold plating in the region LA and the nickel plating is exposed. ing. Such a nickel barrier region LG has no gold plating, so no molten solder is applied, and the molten solder on the solder plating can be prevented from flowing to the contacts.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, there were the following problems.
[0008]
Conventionally, with respect to the gold plating position standard, the gold plating position is widened in consideration of the variation in the plating position in the plating production.
[0009]
On the other hand, the width necessary for the nickel barrier (that is, the distance of the region LG) is not necessarily clear, but it is said that at least 0.1 mm is necessary. Therefore, the greater the variation in the gold plating position, the wider the gold plating position. When the nickel barrier region LG is formed to have a thickness of 0.1 mm or more, the standard interval between the solder plating and the gold plating for the contact is wide. Otherwise, it will not be applicable.
[0010]
In other words, in order to form the nickel barrier region LG within the interval between the two plating position standards, it is necessary to reduce the variation in the gold plating position and minimize the extra gold plating position that is wider than the standard.
[0011]
Specifically, in the case where the standard interval between both plating positions is 1 mm or less, in order to form a 0.1 mm nickel barrier region LG, the range of variation between both plating positions must be suppressed to 0.45 mm or less. .
[0012]
In the simplest plating method in which metal strips are immersed in a gold plating tank where the liquid level is controlled, and the partial gold plating is performed, the gold plating position is 1 to the standard in consideration of the plating thickness and the plating thickness. It is necessary to make an extra 5 mm, and the above requirement cannot be met at all.
[0013]
Further, as shown in FIG. 8, a rotating
[0014]
In other words, to the best of the present inventors' knowledge, at present, a method capable of guaranteeing nickel barrier formation at a mass production level for a case where the distance between both plating positions of the solder plating in the region LS and the gold plating for contact in the region LA is narrow. There is no.
[0015]
Therefore, the present inventors paid attention to the reflow process in the solder plating process. In other words, in the solder plating process, in order to prevent the occurrence of whiskers, powder during pressing, and whisker-like burrs in the electrodeposited solder after plating, the plating solder is a solid metal structure. In addition, after the solder plating is performed, the plating temperature is set to be equal to or higher than the melting point of the solder by passing the plate through an electric furnace or the like, and the solder plating is reflowed.
[0016]
At the boundary between the nickel base plating and the solder plating after plating, thermal diffusion of nickel and tin occurs due to the reflow process, and an alloy layer of nickel and tin is formed. As a result of the experimental research by the present inventors, the alloy layer itself is effective in increasing the bonding force between the nickel base and the solder plating layer, but the solderability is poor, so that sufficient solder plating is applied on the alloy layer. If the layer remains, there is no problem in solderability, but it has been found that when the alloy layer reaches the surface of the solder plating, the solderability is extremely deteriorated.
[0017]
The present invention has been made based on such novel findings of the present inventors.
[0018]
The object of the present invention is that even if the gold plating has “blotting of plating”, the soldering is substantially not applied, and the same effect as or more than that of the nickel barrier is exhibited. It is an object to provide a stripe plating strip on which stripe plating is performed and a stripe plating method that can be performed with quality and can be adapted to miniaturization of electronic components.
[0019]
Another object of the present invention is to enable stripe plating on a metal strip with high accuracy and high quality, effectively in either pre-plating or post-plating, and stripes that can cope with downsizing of electronic components. It is to provide a stripe plating strip and a stripe plating method on which plating has been performed.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
The above object is achieved by the stripe plating metal strip, the stripe plating strip subjected to stripe plating, and the stripe plating method according to the present invention. In summary, the first aspect of the present invention is a stripe plating strip having a Ni base plating layer formed on the entire surface and a tin or tin alloy plating layer having good solderability formed on a solderability required portion. And
Adjacent to the tin or tin alloy plating layer, with poor solderability, the alloy layer and the plated metal of the Ni base plating layer plated metal as the tin or tin alloy plated layer is formed by a reflow process, the reflow The plating layer of the tin or tin alloy plating layer before processing is 0.7 μm or more and 3.0 μm or less in the solderability required portion, and the alloy layer having poor solderability adjacent to the solderability required portion It is a stripe plating strip characterized in that it is 0.05 μm or more and 0.3 μm or less in the ultra-thin solder plating part that forms .
[0021]
According to the second aspect of the present invention, (a) a step of performing Ni base plating on the entire surface of the metal strip for stripe plating,
(B) the solderability required portion of the stripe plating metal strip performs soldering tin or tin alloy plating, to form a tin or tin alloy plating layer, adjacent to the tin or tin alloy plating layer of tin Or a process of forming an ultra-thin solder plating portion comprising a tin alloy plating layer ,
(C) Thereafter, a reflow process is performed to make the ultrathin solder plating part an alloy layer of the plating metal of the Ni base plating and the plating metal of the ultrathin solder plating part , which has poor solderability.
There is provided a stripe plating method characterized by comprising:
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the stripe plating strip on which stripe plating according to the present invention is applied and the stripe plating method will be described in more detail with reference to the drawings.
[0024]
FIGS. 1A and 1B are schematic cross-sectional views showing the configuration in the vicinity of the solderability required portion, which is a feature of the
[0025]
As shown in FIG. 1B, the
[0026]
According to the present embodiment, the plating metal of the
[0027]
That is, as shown in FIG. 1A, nickel plating 11 is applied as a base plating to a
[0028]
After applying the
[0029]
By such a reflow process, as shown in FIG. 1B, thermal diffusion of nickel and tin occurs at the boundary between the nickel base plating 11 and the
[0030]
Therefore, according to the present invention, as shown in FIG. 1B, in the solderability required portion, a sufficient
[0031]
Therefore, according to the present invention, the
[0032]
The present invention is also effective in the case where the distance between the contact gold plating and the solder plating is narrow and a part of the gold plating blur overlaps the solder plating.
[0033]
That is, in FIG. 2A, after the nickel plating 11 is applied to the
[0034]
When the distance (w0) between the
[0035]
On the other hand, FIG. 3A shows a case where an ultrathin
[0036]
In this case, as shown in the drawing, the
[0037]
In other words, if there is the ultrathin solder plating 13, the
[0038]
Of course, the present invention is also effective not only in the case of gold blur but also in the case where overlap occurs in part due to variations in the position of the gold plating 20 or the solder plating 12.
[0039]
Next, a method for producing the
[0040]
According to the present embodiment, first, a
[0041]
Next, as shown in FIGS. 4 and 8, the
[0042]
At this time, the connecting portion 6 (region LG) and the terminal portion 4 (region LS) are connected to the masking
[0043]
Further, according to the present embodiment, as shown in FIG. 4, the connecting
[0044]
As a result, the flow of the plating solution at the
[0045]
As described above, when the
[0046]
That is, the plating thickness (t1) of the
[0047]
That is, the solder plating thickness 12 (t1) of the
[0048]
On the other hand, if the solder plating thickness (t2) of the ultrathin
[0049]
As understood above, the reflow treatment temperature is set to the material temperature of the
[0050]
The following experiment was conducted in order to demonstrate the effect of the present invention.
[0051]
In this experiment, a metal strip for strip plating 1 having a shape shown in FIG. 3 was pressed by using a press material for a connector made of phosphor bronze for a spring having a thickness (T) of 0.2 mm and a width (W) of 25 mm. Produced.
[0052]
First, the pressed
[0053]
Subsequently, soldering tin alloy (lead-tin alloy)
[0054]
A reflow treatment was applied to the
[0055]
A simulation test of a solder mounting test was performed using the
[0056]
From the results of Table 1, it can be seen that according to the present invention, stripe plating can be performed on the metal strip with high accuracy and high quality.
[0057]
[Table 1]
[0058]
In the above embodiment, as shown in FIG. 4, the ultrathin solder plating 13 is formed adjacent to the solder plating 12 by processing the
[0059]
For example, as shown in FIG. 5, the
[0060]
By using the masking
[0061]
Specifically, when the thickness of the masking
[0062]
According to another embodiment, as shown in FIG. 6A, first, an ultrathin solder plating 13 is applied to the
[0063]
Next, as shown in FIG. 6B, one end of the ultra-thin solder plating 13 is covered with the masking
[0064]
In each of the above embodiments, the so-called “post-plating” in which the metal strip is pressed after being pressed into a predetermined shape has been described, but the present invention is not limited to the above-described embodiment, and after performing ultra-thin solder plating or the like Similar effects can be achieved by so-called “pre-plating” in which pressing is performed.
[0065]
【The invention's effect】
As described above, the stripe plating strip and the stripe plating method of the present invention are adjacent to the tin or tin alloy plating layer and have poor solderability. The plating metal of the Ni base plating layer and the tin or tin alloy plating layer Because it is configured to form an alloy layer with the plating metal of, even if there is "plating blur" in the gold plating, solder is not practically applied, and the same or more effect as the nickel barrier is exhibited, Stripe plating can be performed on the metal strip with high accuracy and high quality, and it is possible to cope with downsizing of electronic components. Further, the present invention is effective in either pre-plating or post-plating.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view for explaining one embodiment of a stripe plating strip of the present invention.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of a conventional stripe plating strip.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of a stripe plating strip for explaining the effect of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an embodiment of an endless masking belt in the drum method.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing another embodiment of the endless masking belt in the drum method.
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view for explaining another embodiment of the method for producing a stripe plating strip of the present invention.
FIG. 7 is a front view showing a configuration of an embodiment of a metal strip for stripe plating.
FIG. 8 is a schematic configuration diagram showing an embodiment of plating equipment for carrying out the stripe plating method of the present invention.
[Explanation of symbols]
1
6 connecting
Claims (5)
前記錫又は錫合金めっき層に隣接して、半田付け性の良くない、前記Ni下地めっき層のめっき金属と前記錫又は錫合金めっき層のめっき金属との合金層をリフロー処理により形成し、リフロー処理前の錫又は錫合金めっき層のめっき厚さが前記半田付け性必要部で0.7μm以上、3.0μm以下であり、前記半田付け性必要部に隣接した半田付け性の良くない合金層を形成する極薄半田めっき部で0.05μm以上、0.3μm以下であることを特徴とするストライプめっき条。A strip plating strip having a Ni base plating layer formed on the entire surface and a tin or tin alloy plating layer with good solderability formed on the solderability required portion,
Adjacent to the tin or tin alloy plating layer, with poor solderability, the alloy layer and the plated metal of the Ni base plating layer plated metal as the tin or tin alloy plated layer is formed by a reflow process, the reflow The plating layer of the tin or tin alloy plating layer before processing is 0.7 μm or more and 3.0 μm or less at the solderability required portion, and the alloy layer having poor solderability adjacent to the solderability required portion A stripe plating strip characterized by having a thickness of 0.05 μm or more and 0.3 μm or less at an ultra-thin solder plating part for forming a film.
(b)前記ストライプめっき用金属条の半田付け性必要部に半田付け用錫又は錫合金めっきを行い、錫又は錫合金めっき層を形成すると共に、前記錫又は錫合金めっき層に隣接して錫又は錫合金めっき層からなる極薄半田めっき部を形成する工程、
(c)その後、リフロー処理して、前記極薄半田めっき部を、半田付け性の良くない、前記Ni下地めっきのめっき金属と前記極薄半田めっき部のめっき金属との合金層とする工程、
を有することを特徴とするストライプめっき方法。(A) A step of performing Ni base plating on the entire surface of the metal strip for stripe plating,
(B) the solderability required portion of the stripe plating metal strip performs soldering tin or tin alloy plating, to form a tin or tin alloy plating layer, adjacent to the tin or tin alloy plating layer of tin Or a process of forming an ultra-thin solder plating portion comprising a tin alloy plating layer ,
(C) Thereafter, a reflow process is performed to make the ultrathin solder plating portion an alloy layer of the plating metal of the Ni base plating and the plating metal of the ultrathin solder plating portion , which has poor solderability.
A stripe plating method characterized by comprising:
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