JP3878053B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料供給装置に関する。特に、液化天然ガス等の液化燃料を気化させた気化燃料に臭いを付与して燃料を供給する燃料供給装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、液化天然ガス等の液化燃料を使用する場合は、液化天然ガスを気化させ圧縮して圧縮天然ガス(CNG)状態として用いている。この場合、圧縮天然ガスは無臭であることから、安全性及び法規制等の要求から、圧縮天然ガスに臭いを付与して用いている。
【0003】
この液化天然ガスを気化させて、臭いを付けた上で、対象物に供給する燃料供給装置の一例を図2に示す。
従来の圧縮天然ガス供給装置を、図2を参照して説明する。従来の圧縮天然ガス供給装置には、液化燃料貯蔵装置としての液化天然ガスタンク12と、ポンプ13と、逆流防止弁14と、気化装置としての空温式気化器15と、気化燃料貯蔵装置としての蓄ガス器16A、16Bと、付臭装置17と、圧縮天然ガス用ディスペンサー18が設けられている。
液化天然ガスを運搬するタンクローリー11から液化天然ガスを液化天然ガスタンク12に充填する時には、液化天然ガスタンク12への充填時間を短縮するために、普通にはローリー加圧蒸発器20を用いてタンクローリー11内を加圧している。
【0004】
そして、液化天然ガスタンク12に貯蔵された液化天然ガスは、ポンプ13で、空温式気化器15に送られる。空温式気化器15は、フィン等を用いて大気の温度で液化天然ガスを温める。空温式気化器15に送られた液化天然ガスは、大気の温度であたためられて、気化し、蓄ガス器16A、16Bに貯蔵される。蓄ガス器16Bには、蓄ガス器16Aよりも低圧の圧縮天然ガスが充填されている。これは充填時に、ポンプ13から空温式気化器15までの配管において、時間と共に気化した天然ガスが充満し、高圧にならないように、低圧の蓄ガス器16B側に天然ガスを逃がすためである。
なお、液化天然ガスタンク12内で自然蒸発した気化燃料、すなわちBOG(Boiled Off Gas)は、液化天然ガスタンク12内の圧力が上がらないように液化天然ガスタンク12から取り出され、適宜処理されるか、他の用途に用いられている。
【0005】
このようにして天然ガスが充填された蓄ガス器16A、16Bから、天然ガス供給対象物としての自動車19に天然ガスを供給する時には、圧縮天然ガス用ディスペンサー18の燃料供給用ノズルを介して自動車19の圧縮天然ガスタンク(図示していない)に供給される。
圧縮天然ガスはその性質上無臭であるため、ディスペンサー18から自動車19に供給される際、付臭装置17によって臭いを付けている。これは圧縮天然ガスが仮に洩れた場合でも容易に検知できるようにする安全上の観点のためと、この観点から定められている法規制の要求による。
【0006】
なお、自動車19への圧縮天然ガスの供給は、先ず、ディスペンサー18の供給スイッチ(図示していない)をオンする。すると、まず、低圧側の蓄ガス器16Bから、低圧側の蓄ガス器16Bと自動車19の圧縮天然ガスタンクとの圧力差により、自動車19の圧縮天然ガスタンクに圧縮天然ガスが供給される。
すると、蓄ガス器16Bの圧力が低くなり、自動車19の圧縮天然ガスタンクの圧力が高くなる。そして、圧力が均衡すると、圧縮天然ガスは、蓄ガス器16Bから自動車19の圧縮天然ガスタンクに供給されなくなる。すると、ディスペンサー18により、圧縮天然ガスを供給する蓄ガス器が、低圧側の蓄ガス器16Bから高圧側の蓄ガス器16Aに自動的に切り換えられ、所定の圧力に至るまで圧縮天然ガスが供給される。
このように、低圧側の蓄ガス器16Aと高圧側の蓄ガス器16Bの2系統で圧縮天然ガスを供給することにより、供給目標の所定の圧力に至る時間を短縮することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の燃料供給装置によれば、自動車19等の供給対象物に圧縮天然ガスを供給するに先立って、付臭装置17により圧縮天然ガスに臭いが付けられるが、次のような問題点がある。
すなわち、付臭装置17による臭いの付与は高圧の圧縮天然ガスの状態で行われている。一方、付臭装置に用いられる汎用の付臭材は通常高圧状態では蒸発し難い性質を有する。したがって、高圧の圧縮天然ガス状態では臭いが付き難いという問題がある。
【0008】
而して、本発明は前述した問題点を解決するものとして創案されたものであって、本発明は解決しようとする課題は、比較的低圧状態の気化燃料に対して臭いを付するようにすることにより、気化燃料に対する臭いの付与を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の発明に係る燃料供給装置は、次の手段をとる。
すなわち、第1の発明に係る燃料供給装置は、液化燃料貯蔵装置に蓄えられた液化燃料を取り出して、同液化燃料を気化させて第1の気化燃料貯蔵装置に供給する第1の燃料供給経路と、液化燃料貯蔵装置の中で自然蒸発した気化燃料を取り出して、同気化燃料を第2の気化燃料貯蔵装置に供給する第2の燃料供給経路とを有し、少なくとも前記第2の燃料供給経路には気化燃料に臭いを付する付臭装置が設けられており、前記第1の気化燃料貯蔵装置及び前記第2の気化燃料貯蔵装置に蓄えられた気化燃料をディスペンサーを介して供給対象物に供給するようにしたことを特徴とする。
【0010】
この第1の発明によれば、気化燃料への臭いの付与は、液化燃料貯蔵装置の中で自然蒸発した気化燃料を取り出した第2の燃料供給経路にて行われる。この第2の燃料供給経路の気化燃料は液化燃料貯蔵装置の中で自然蒸発したものを取り出したものであるため、比較的低圧状態である。したがって、付臭装置の付臭材の蒸発も良好に行われる。このため、付臭装置による気化燃料への付臭も確実且つ良好に行われ、従来の高圧状態で行われる場合に比べ確実に向上する。
【0011】
次に、本発明の第2の発明に係る燃料供給装置は、次の手段をとる。
すなわち、第2の発明に係る燃料供給装置は、前述の第1の発明の燃料供給装置における第2の燃料供給経路は気化燃料を圧縮して第2の気化燃料貯蔵装置に蓄えられるようになっており、付臭装置による気化燃料への臭いの付与は該気化燃料が圧縮される以前に行われるようになっていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、気化燃料が供給対象物に供給される際に圧縮される以前に付臭装置により臭いが付与されるようになっているため、より確実に臭いの付与が行われる。
【0012】
更に、本発明の第3の発明に係る燃料供給装置は、次の手段をとる。
すなわち、第3の発明に係る燃料供給装置は、前述の第1又は第2の発明における液化燃料が液化天然ガスであることを特徴とする。
この第3の発明によれば、液化燃料としての液化天然ガスを気化した場合の天然ガスに対して臭いを確実に付与することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る燃料供給装置の一実施の形態の概略図を示す。この実施の形態は、液化燃料として液化天然ガスを用いた場合の、同液化天然ガスを気化させて圧縮して供給対象物である自動車に供給する場合の、圧縮天然ガス供給装置である。なお、前述した図1に示す従来の装置と対応する装置には同一符号を付して示した。
【0014】
本実施の形態では、タンクローリー11から液化天然ガスを充填して貯蔵する液化燃料貯蔵装置としての液化天然ガスタンク12と、供給対象物である自動車19へ圧縮天然ガスを供給するディスペンサー18との間の燃料供給経路が2つの経路から成っている。すなわち、第1の燃料供給経路30と第2の燃料供給経路40の2つの経路から成っている。
第1の燃料供給経路30は前述した図1に示す従来の装置の構成と実質的に同じ構成をとっている。すなわち、液化天然ガスを気化させる空温式気化器15と、液化天然ガスタンク12から空温式気化器15に液化天然ガスを送るポンプ13と、空温式気化器15から液化天然ガスの逆流を防止する逆流防止弁14と、気化され圧縮された圧縮天然ガスを貯蔵する第1の気化燃料貯蔵装置としての蓄ガス器16とを備えている。蓄ガス器16は高圧の蓄ガス器16Aと低圧の蓄ガス器16Bとから成っている。
【0015】
第2の燃料供給経路40は、液化天然ガスタンク12から配管47に取り出された気化燃料を適切な温度まで加熱するBOG加温器41、加温された気化燃料を貯蔵するBOGタンク42、経路の圧力を適切な圧力に減圧調整するBOG減圧弁43、気化燃料に臭いを付与する付臭装置45、臭いが付与された気化燃料を所定の圧力に圧縮するための圧縮機44、圧縮された圧縮天然ガスを貯蔵する第2の気化燃料貯蔵装置としての蓄ガス器46とを備えている。
なお、第1の燃料供給経路30の配管21には、液化天然ガスタンク12に蓄えられた液化天然ガスがそのまま取り出されるようになっている。また、第2の燃料供給経路40の配管47には液化天然ガスタンク12の中で自然蒸発した気化燃料、すなわちBOG(Boiled Off Gas)が取り出されるようになっている。
【0016】
次に、上記構成における、液化天然ガスを圧縮天然ガスに変換して貯蔵し、供給対象物である自動車19に供給する動作について説明する。
先ず、タンクローリー11から液化天然ガスを液化天然ガスタンク12に充填する。このとき充填時間を短縮するために、タンクローリー11内に圧力をかけて行っている(加圧している)。この実施の形態では、ローリー加圧蒸発器20を用いて、タンクローリー11内を加圧している。
【0017】
次に、第1の燃料供給経路30の供給動作について説明する。第1の燃料供給経路30の配管21には液化天然ガスタンク12の液化天然ガスが取り出される。この取り出された液化天然ガスは、ポンプ13で、空温式気化器15に送られる。空温式気化器15はフイン等を用いて大気の温度で液化天然ガスを温める。したがって、空温式気化器15に送られた液化天然ガスは、大気の温度で温められて気化する。気化した天然ガスは第1の気化燃料貯蔵装置としての蓄ガス器16に圧縮天然ガスとして蓄えられる。蓄ガス器16は16Aと16Bで示される2つから成っており、従来の装置と同様に蓄ガス器16Aには高圧状態として蓄えられ、蓄ガス器16Bにはそれより低圧状態として蓄えられる。なお、この実施の形態における蓄ガス器16A、16Bに蓄えられる圧縮天然ガスは無臭状態のガスとなっている。
この実施の形態では、液化天然ガスを天然ガスに気化するのに空温式気化器を用いたが、温水式気化器を用いることもできる。温水式気化器は先に本出願人らによって提案したものもある(特願2001‐241211号)。
【0018】
次に、第2の燃料供給経路40の供給動作について説明する。第2の燃料供給経路40の配管47には、液化天然ガスタンク12の中で自然蒸発した気化燃料としての天然ガス(以下“BOG”と称する)が取り出される。この配管47に取り出されたBOGはBOG加温器41に送られる。ここで、BOGは、適切な温度まで加熱された後、配管48を介してBOGタンク42に貯蔵される。そして、BOG減圧弁43により圧力が減圧調整されて付臭装置45に送られる。
付臭装置45には付臭材が配設されており、周知のように付臭材が蒸発する事によりBOGに臭いが付与される。この第2の燃料供給経路40はBOGの供給経路となっていることから、第1の燃料供給経路30に比べて低圧状態となっている。且つ、付臭装置45に送られてくるBOGはBOG減圧弁により付臭するのに適切な圧力に減圧調整されている。このため、付臭装置45による付臭材の蒸発は極めて良好に行われる。これによりBOGへの臭いの付与が確実に行われる。
付臭装置45により臭いが付与されたBOGは、圧縮機44により所定の圧力に圧縮されて第2の気化燃料貯蔵装置としての蓄ガス器46に圧縮天然ガスとして蓄えられる。この蓄ガス器46に蓄えられる圧縮天然ガスは臭いが十分付与されたものとなっている。
【0019】
上記により第1の気化燃料貯蔵装置としての蓄ガス器16及び第2の気化燃料貯蔵装置としての蓄ガス器46にそれぞれ貯蔵された圧縮天然ガスは、ディスペンサー18により供給対象物としての自動車19のタンク(図示せず)に供給される。ディスペンサー18による自動車19のタンクへの供給は、先ず、蓄ガス器46に貯蔵されている臭いのついている低圧の天然ガスを所定量供給する。次いで、蓄ガス器16に貯蔵されている無臭の天然ガスを所定の圧力状態まで、例えばいわゆる満タン状態まで供給する。なお、蓄ガス器16からの供給も、先ず低圧側の蓄ガス器16Bから先に供給し、その後高圧側の蓄ガス器16Bを供給する。これにより短時間で自動車19のタンクにいわゆる満タン状態にすることができる。
第1の燃料供給経路30の蓄ガス器16から供給される圧縮天然ガスは無臭であるが、先に供給された第2の燃料供給経路40の蓄ガス器46の圧縮天然ガスは十分な臭いが付けられたものであるため、これらが自動車19のタンクの中で混ざり合って、全体として臭いの付いた圧縮天然ガス状態となる。
【0020】
上述した実施の形態によれば、液化天然ガスタンク12のBOGを取り出した第2の燃料供給経路40に付臭装置45を設けて、BOGに臭いをつけて圧縮天然ガスとするものであるため、容易に臭いを付けることができる。すなわち、BOGが取り出された第2の燃料供給経路40はその性質上第1の燃料供給経路30に比べ低圧であるため、付臭装置45の付臭材の蒸発が良好に行われ、臭いが確実に付与される。
なお、付臭装置45は、BOG減圧弁43により適切な圧力に減圧調整された後であって、圧縮天然ガス状態とするための圧縮機44の以前に設けられているため、臭いの付与はより適切な様態で行われるようになっている。
また、この実施の形態では、第1の燃料供給経路30には付臭装置は配設されていないため、それだけ当該経路30が簡素化できている。
【0021】
ところで、図2に示す従来の装置に付臭装置17を設ける場合には、ここに供給される圧縮天然ガスは高圧状態であるため、付臭装置として設置する付臭容器を高圧に耐え得る高圧の付臭容器とする必要がある。このため、付臭容器にサイトグラスを設けることが困難で、付臭材の残量の管理をすることが困難であるという問題がある。
これに対して、前述の実施の形態の場合には、付臭装置45に供給されるBOGは比較的低圧であるため、付臭装置45として設置する付臭容器もその圧力に耐えうるもので良く、サイトグラスを設けることが可能となる。これにより、サイトグラスを通じて付臭材の残量の管理を容易に行うことができる。
【0022】
また、図2に示す従来の装置においては、前述したように付臭材の残量の管理が困難であることから、付臭濃度そのものを調節し難いという問題があった。これに対して、上記実施の形態の場合には、付臭材の残量の管理が容易に行えることから、付臭濃度の調節も容易に行い得るようになる。
【0023】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明の構成及び動作は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、第1の燃料供給経路30には付臭装置を設けなかったが、設ける場合であっても良い。すなわち、第1の燃料供給経路30に付臭装置を設けたいわゆる従来タイプに、上記実施の形態の第2の燃料供給経路40を新設した構成としてもよい。この場合には両方の燃料供給経路から臭いが付いた圧縮天然ガスが供給されることになるため、臭いの付与がより確実に行われることになる。
【0024】
また、上記実施の形態では、第1の燃料供給経路30に設ける蓄ガス器16は低圧側の蓄ガス器16Aと高圧側の蓄ガス器16Bの2つから成っているが、1つでも良いし、3つ以上でも良い。同様に、第2の燃料供給経路40に設ける蓄ガス器46の数も適宜選定して設ければ良い。
【0025】
また、上記実施の形態においては、第2の燃料供給経路40へ取り出すBOGは液化天然ガスタンク12からによっていた。しかし、BOGはタンクローリー11内でも発生するため、タンクローリー11内のBOGを第2の燃料供給経路40に取り出すようにしても良い。この場合にはタンクローリーが本発明の液化燃料貯蔵装置に相当する。なお、タンクローリー11内のBOGと液化天然ガスタンク12内のBOGを共に取り出すようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自動車等の供給対象物に供給する圧縮天然ガス等の気化燃料への臭いの付与を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料供給装置の一実施の形態の概略図である。
【図2】従来技術を示す概略図である。
【符号の説明】
11 タンクローリー
12 液化天然ガスタンク(液化燃料貯蔵装置)
13 ポンプ
15 空温式気化器
16 蓄ガス器(第1の気化燃料貯蔵装置)
18 ディスペンサー
19 自動車(供給対象物)
30 第1の燃料供給経路
40 第2の燃料供給経路
41 BOG加温器
42 BOGタンク
43 BOG減圧弁
44 圧縮機
45 付臭装置
46 蓄ガス器(第2の気化燃料貯蔵装置)

Claims (3)

  1. 液化燃料貯蔵装置に蓄えられた液化燃料を取り出して、同液化燃料を気化させて第1の気化燃料貯蔵装置に供給する第1の燃料供給経路と、液化燃料貯蔵装置の中で自然蒸発した気化燃料を取り出して、同気化燃料を第2の気化燃料貯蔵装置に供給する第2の燃料供給経路とを有し、少なくとも前記第2の燃料供給経路には気化燃料に臭いを付する付臭装置が設けられており、前記第1の気化燃料貯蔵装置及び前記第2の気化燃料貯蔵装置に蓄えられた気化燃料をディスペンサーを介して供給対象物に供給するようにしたことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、前記第2の燃料供給経路は気化燃料を圧縮して第2の気化燃料貯蔵装置に蓄えられるようになっており、前記付臭装置による気化燃料への臭いの付与は該気化燃料が圧縮される以前に行われるようになっていることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の燃料供給装置であって、液化燃料が液化天然ガスであることを特徴とする燃料供給装置。
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