JP3875691B2 - 本棚の仕切体 - Google Patents

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Description

この発明は、本棚の棚板に立てた書籍、雑誌や資料等(以下、書籍、雑誌や資料等を、単に書類と記す)と書類との間隙に介在させて、書類を常に立てた状態に保持する本棚の仕切体に関するものである。
一般に、本棚は、複数段に棚板が架け渡されており、この棚板には多数の書籍、雑誌や資料等(以下、書籍、雑誌や資料等を、単に書類と記す)が立てた状態で収納されている。そして、各段の棚板上を所定の間隔で仕切るための仕切体が取り付けられた本棚もある。このような仕切体には、固定位置に設けられているものや、仕切体の位置を棚板上で任意に変えることの出来る形式の仕切体等がある。
例えば、仕切体の位置を棚板上で任意に変えることの出来る後者の形式の仕切体としては、図に示すように、本立て内で仕切板51が左右自在に移動可能となるように、本立て50に上下に所定間隔をおいて2本のレール52が平行に取り付けられている。そして、この2本のレール52の前方に直交して本立て基台上で起立する仕切板51の背面に支え板54が固定され、この支え板54は2本のレール2からわずかに突出した支え板54の背面に、2本のレール52に係合する外れ止め(図示せず)を固定している。そして、外れ止めが2本のレールの係合から解除し得るように、2本のレール52の一方に、取付・取り外し口53を設けている。
実用新案登録第3075046号
又、弾性体の反発力と伸縮を利用した伸縮式ブッケエンドがある。これは、図、図10に示すように、弾性体60の両端にストッパー61、62を設け、これを、図10に示すように、本棚63と本64との空間にはめ込むようにしたものである。
特願2003−102563号
仕切体が固定位置に設けられた前者の形式のものは、その位置を任意に変えることが出来ない。そのため、書類が詰まった状態で載置されている場合には、書類は安定した状態に保持されているが、書類が少ない場合には、書類が傾斜することにより、書類が型崩れしたり、又、薄い本や、形が崩れやすいパンフレットや中綴じの雑誌等の資料を立てるのには、不適当である等の問題がある。
又、図に示すように、仕切体の位置を棚板上で任意に変えることの出来る形式の場合には、本立ての大きさ自体が固定された形状となり、通常の一般的な本棚には、仕切体としては使用することができなかった。
又、図、図10に示す形式のものは、弾性体60として、コイルバネや蛇腹等を用いた場合には、収縮した状態であってもコイルや蛇腹の厚みが広く、本棚63に占める幅が広くなる。そのため、本棚63のデッドスペースが広くなり、本棚63のスペース効率が悪い。さらに、本棚63から取り外すと、コイルバネがのびてしまったり、バネが屈曲したりするため、周囲にとっては、邪魔になる等の問題がある。
請求項1に係る発明は、本棚の棚板に起立して収納される書類と書類との間隙に介在可能な本棚の仕切体において、この仕切体は、一対の側板と、この一対の側板の対向する内面に配置するとともに、一対の側板が互いに離間する方向に弾性に有し、頂部で互いに連設した形状の左右点対称型の円錐つるまきばねであり、この左右点対称型の円錐つるまきばねの両端部を、前記側板内面に着脱自在に固定する弾性体と、一対の側板を、弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合する側板係合機構とを有し、この仕切体を、書類と書類との間隙に介在させて側板の外面に当接する書類を、側板を介して両側から弾性的に押圧して、書類を立てた状態で安定的に保持するとともに、仕切体を本棚から取り出した状態では、側板係合機構により両側板を互いに重ね合わせた状態に保持するようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、弾性体は、一対の側板の対向する内面に、複数箇配置するようにしたものである。
請求項に係る発明は、請求項1〜請求項に係る発明において、側板係合機構は、一方の前記側板の水平あるいは垂直方向いづれかの一方向の両端部に、第1の係合部と第1の被係合部とを設けるとともに、他方の側板に、前記第1の係合部と前記第1の被係合部とにそれぞれ対向して、前記弾性体の弾性に抗して、前記第1の係合部と前記第1の被係合部とに係脱自在に係合する第2の被係合部と第2の係合部とを設けたものである。
請求項に係る発明は、請求項1〜請求項に係る発明において、側板係合機構は、一対の側板の中央部内面の互いに対向する位置に、弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合する第3の係合部と第3の被係合部とをそれぞれ有し、さらに、この第3の係合部と第3の被係合部とが係合した時、この第3の係合部と第3の被係合部とには、その内部に収縮状態の前記弾性体を収納可能な空隙を有し、第3の係合部と第3の被係合部とは、いずれか一方の側板を回動させることにより、弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合するようにしたものである。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において。第3の被係合部は、さらに、その内部で第3の係合部を回動自在に収納することが可能な第2の空隙を、第3の被係合部の内部に有するものである。
請求項1に係る発明は、本棚の棚板に起立して収納される書類と書類との間隙に介在可能な本棚の仕切体において、この仕切体は、一対の側板と、この一対の側板の対向する内面に配置するとともに、一対の側板が互いに離間する方向に弾性に有し、頂部で互いに連設した形状の左右点対称型の円錐つるまきばねであり、この左右点対称型の円錐つるまきばねの両端部を、前記側板内面に着脱自在に固定する弾性体と、一対の側板を、弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合する側板係合機構とを有し、この仕切体を、書類と書類との間隙に介在させて側板の外面に当接する書類を、側板を介して両側から弾性的に押圧して、書類を立てた状態で安定的に保持するとともに、仕切体を本棚から取り出した状態では、側板係合機構により両側板を互いに重ね合わせた状態に保持するようにしたので、本棚の棚板上の書類と書類との間に間隙があり、詰まった状態で載置されていない場合でも、書類と書類との間隙に仕切体を配置すれば、間隙の幅に関係なく両側板が弾性的に書類を押圧して、書類を詰まった起立した状態で安定的に保持することが出来る。又、本棚の大きさに関係なく、利用することが出来る。さらに、仕切体の両側板を重ね合わせた状態では、両側板の間隙は、円錐つるまきばねのコイルの直径程度の太さ迄狭くなり、収納性が良い。弾性体は、側板に着脱自在としたので、請求項1に係る発明と同様な効果があるとともに、さらに、種々の間隙に対応することの出来る仕切体を準備することが出来る。又、使用状態では、円錐つるまきばねのコイルの間にも書類を立てることが出来る。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、弾性体は、一対の側板の対向する内面に、複数箇配置するようにしたので、請求項1に係る発明と同様な効果があるとともに、雑誌等の縦長の書類を収納する本棚の場合には、側板を細長く形成するが、この場合には、弾性体を、例えば、垂直方向に2カ所配置すれば、弾性体の弾性力は、書類に対して均等に付加され、書類を直立に保持出来る。
請求項に係る発明は、請求項1〜請求項に係る発明において、側板係合機構は、一方の側板の水平あるいは垂直方向いづれかの一方向の両端部に、第1の係合部と第1の被係合部とを設けるとともに、他方の側板に、第1の係合部と第1の被係合部とにそれぞれ対向して、弾性体の弾性に抗して、第1の係合部と第1の被係合部とに係脱自在に係合する第2の被係合部と第2の係合部とを設けたので、請求項1〜請求項に係る発明と同様な効果があるとともに、仕切体を使用しない場合には、仕切体の両側板を重ね合わせた状態にしてコンパクトにすることが出来る。さらに、この状態で、移動自在な仕切体として使用することも出来る。
請求項に係る発明は、請求項1〜請求項に係る発明において、側板係合機構は、一対の側板の中央部内面の互いに対向する位置に、弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合する第3の係合部と第3の被係合部とをそれぞれ有し、さらに、この第3の係合部と第3の被係合部とが係合した時、この第3の係合部と第3の被係合部とには、その内部に収縮状態の前記弾性体を収納可能な空隙を有し、第3の係合部と第3の被係合部とは、いずれか一方の側板を回動させることにより、弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合するようにしたので、請求項1〜請求項に係る発明と同様な効果があるとともに、両側板は、ワンタッチで係脱自在となり、取り扱いが便利である。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、第3の被係合部は、さらに、その内部で第3の係合部を回動自在に収納することが可能な第2の空隙を、第3の被係合部の内部に有するので、請求項と同様な作用効果がある。
一対の側板と、この一対の側板の対向する内面に配置するとともに、一対の側板が互いに互いに離間する方向に弾性を有する左右点対称型の円錐つるまきばねと、2つの側板の水平あるいは垂直方向のいずれか一方の両端部に、それぞれ設けられ、この一対の側板を、つるまきばねの弾性に抗して、互いに係脱自在に係合する係合部と被係合部とを有する仕切体を形成した。この仕切体を書類と書類との間隙に介在させて側板の外面に当接する書類を、側板を介して両側から弾性的に押圧して、書類を立てた状態に保持するとともに、仕切体を本棚から取り出した状態では、側板係合機構により両側板を互いに重ね合わせた状態に保持するようにした。
この発明の第1の実施例を、図1〜図2に基づいて詳細に説明する。
図1〜図2は、この発明による仕切体1の実施例を示すもので、図1は、仕切体1の斜視図である。図2は使用状態を示す斜視図である。
図1〜図2において、本棚の棚板2上には、書類3が載置されており、この書類3の間隙8には、仕切体1が挿嵌されている。この仕切体1は、互いに対向する一対の側板4(4a、4b)、この側板4を互いに離間する方向に弾性的に連結する弾性体5、一対の側板4(4a、4b)を、弾性体5の弾性に抗して係脱自在に係合する側板係合機構6により構成されている。
一対の側板4(4a、4b)は、この実施例の場合には、いずれも矩形状の薄板で、2枚とも同一形状に形成されており、この互いに対向する側板4(4a、4b)の水平方向の両端部には、それぞれ一方の側板4aに第1の係合部6aと第1の被係合部6bbとが設けられており、他方の側板4bには、一方の側板4aの第1の係合部6aと第1の被係合部6bbとにそれぞれ対向する位置に、第1の係合部6aと係合する第2の被係合部6bが、さらに第1の被係合部6bbと係合する第2の係合部6aaがそれぞれ形成されており、これらの第1の係合部6aと第2の被係合部6b、第2の係合部6aaと第1の被係合部6bbとにより、側板係合機構6が構成されている。そして、棚板2と当接する側板下端は、棚板2の面に沿った水平な形状に形成されている。
なお、この実施例の場合には、側板4は矩形状に形成されているが、この形状に限定されるものではなく、円形状でも、三角形状でもあってもよく、いかなる形状であってもよい。この実施例のように、棚板2と当接する側板下端が水平であれば、仕切体1を棚板2上の書類3と書類3の間隙8に挿入する際に、この仕切体1の座りがよくなり、使いやすく便利である。
弾性体5は、円錐つるまきばねを、その頂部で互いに連設した形状の左右点対称型の円錐つるまきばねが用いられており、この円錐つるまきばね5の両端は、それぞれ両側板4a、4bの中央部内面に断面L型の係止部7に着脱自在に固定されており、両側板4(4a、4b)を互いに離間する方向に弾性力が付加されている。従って、仕切体1を書類3と書類3との間隙8に挿入した場合には、間隙8を開く方向に両側板4(4a、4b)が押圧される。一方、仕切体1を書類3の間隙8から引き抜いて、両側板4(4a、4b)を重ね合わせ、第1の係合部6aと第2の被係合部6b、第2の係合部6aaと第1の被係合部6bbとを互いに係合させれば、両側板4(4a、4b)の間隙は、円錐つるまきばねのコイルの直径程度の太さ迄狭くなる。
この第1の実施例の場合には、側板係合機構6は、図1に示すように、一方の側板4aの第1の係合部6aは、断面L型の鍵状のリブが立設されており、この第1の係合部6aと係合する他方の側板4bの第2の被係合部6bは、凹型に切欠されている。同様に、他方の側板4bの第2の係合部6aaと一方の側板4aの第1の被係合部6bbとは、同様な形状に形成されている。従って、2枚の側板4a、4bは、弾性体5により互いに離間する方向に付加されている弾性に抗して、側板係合機構6の第1の係合部6aと第2の被係合部6b、第2の係合部6aaと第1の被係合部6bbとが互いに係脱自在に係合するように構成されている。
なお、この第1の実施例の場合には、側板係合機構6は、上記のような形状に使用されているが、これに限定されるものではなく、2枚の側板4a、4bは、弾性体5により、互いに離間する方向に付加されている弾性に抗して、互いに係脱自在に係合できれば如何なる形状でも良い。例えば、一対以上の磁性体(例えば永久磁石)により構成された側板係合機構6を取り付けても良い。又、後述する実施例3の形状であっても良い。
仕切体1は、このように構成されているので、棚板2上の書類3と書類3の間隙8に挿入すれば、弾性体5の弾性力により、両側板4(4a、4b)を介して書類3が両方向に押圧されるので、書類3を起立した状態で安定的に保持することが出来る。さらに、円錐つるまきばねのコイルとコイルとの間隙にも書類等を挟んだ状態で起立させることも出来る。又、仕切体1を使用しない場合には、第1の係合部6aと第1の被係合部6b、第2の係合部6aaと第2の被係合部6bbを互いに係合させれば、弾性体5の円錐円錐つるまきばね5は収縮し、両側板4(4a、4b)の間隙は、円錐つるまきばねのコイルの直径程度の狭い間隙となり、この状態で収納することが出来る。あるいは、仕切体1の両側板4を重ね合わせた状態にして、棚板2上に載置すれば、移動自在な仕切体1としても使用することも出来る。
この発明の第2の実施例を、図2〜図6に基づいて詳細に説明する。この実施例2の場合には、実施例1とは、その側板係合機構が相違する。
図3は、この発明による仕切体10の斜視図、図4は、被係合部9bを示す要部斜視図、図5は、第3の係合部9aの平面図で、弾性体5として、円錐つるまきばね(以下、つるまきばね5と記す)が収納された状態を示す。図6は、第3の被係合部9bの平面図で、つるまきばね5が収納された状態を示す。なお、実施例1と同一の部分については、同一名称、同一番号を使用し、その説明を省略する。
図3〜図6において、仕切体10は、互いに対向する一対の側板4(4a、4b)、この側板4を互いに離間する方向に弾性的に配置した弾性体5、一対の側板4(4a、4b)、この一対の側板4(4a、4b)を弾性体5の弾性に抗して係脱自在に係合する側板係合機構9により構成されている。それぞれ両側板4a、4bの中央部内面には、第1の実施例と同様に、弾性体5の両端が、係止部7により着脱自在に固定されている。
側板係合機構9は、図3、図4に示すように、一対の側板4(4a、4b)の中央部内面の互いに対向する位置に、弾性体5の弾性に抗して係脱自在に係合する第3の係合部9aと第3の被係合部9bとをそれぞれ有しており、さらに、この第3の係合部9aと第3の被係合部9bとが係合した時、収縮した状態の弾性体5を収納可能な空隙(図示せず)を有している。そして、第3の係合部9aと第3の被係合部9bとは、いずれか一方の側板4を回動させることにより、弾性体5の弾性に抗して係脱自在に係合するように構成されている。
一方の側板4aの中央部内面には、第3の係合部9aが設けられており、この第3の係合部9aは、係合部本体9aaと、鍔部9abとにより構成されている。この係合部本体9aaは、円筒状で、弾性体5の外周を取り囲む様に設けられている。この係合部本体9aaの上端、即ち、もう一方の側板4bと対向する方向の端は、開口しており、弾性体5が一方の側板4aに固定されている状態で、弾性体5が伸縮可能となっている。また、この係合部本体9aaは、収縮した状態の弾性体5を充分に収納することが可能な空隙を有している。鍔部9abは、係合部本体9aaの開口上端で、一方の側板4aの面と平行な方向に円盤状に設けられており、この鍔部9abの一部は切り欠かれている。
もう一方の側板4bの中央部内面には、第3の被係合部9bが設けられており、この第3の被係合部9bは、被係合部本体9baと、蓋部9bbとにより構成されている。この被係合部本体9baは、円筒状で、弾性体5の外周を取り囲む様に設けられており、この内部で第3の係合部9aが回動自在に収納することと、収縮した状態の弾性体5を収納することとが可能な空隙が、被係合部本体9baの内部に形成されている。
この被係合部本体9baの上端は、一部開口しており、第3の係合部9aの上端、即ち、係合部本体9aaの上端と鍔部9abの上端とが嵌入可能に切り欠かれ、係合部本体9aaと同様に、弾性体5がもう一方の側板4bに固定されている状態で、弾性体5が伸縮可能となっている。この切り欠き部分は、対向する一対の側板4(4a、4b)を適当な角度(この実施例の場合、90°)回動させた状態で係合部9aの上端が嵌入可能に設けられている。蓋部9bbは、対向する一対の側板4(4a、4b)のどちらか一方を適当な角度(この実施例の場合、90°)回動させ、係合部9aの上端を被係合部本体9baの上端に嵌入させた後、嵌入した状態で、一対の側板4(4a、4b)を対向するように回動させて戻した時に、係合部9aと被係合部9bとが係合するように、この切り欠き部分以外の被係合部本体9baの上端部分は、蓋部9bbとして形成されている。
仕切体1は、このように構成されているので、実施例1と同様に、棚板2上の書類3と書類3の間隙8に挿入すれば、弾性体5の弾性力により、側板4を介して書類3が押圧されるので、書類3を起立した状態で安定的に保持することが出来る。さらに、円錐つるまきばねのコイルとコイルとの間隙にも書類等を挟んだ状態で起立させることが出来る。
又、仕切体1を使用しない場合には、対向する一対の側板4(4a、4b)を適当な角度(この実施例1の場合、90°)回動させ、第3の係合部9aの上端を被係合部本体9baの上端に嵌入させ、この状態で一対の側板4(4a、4b)を対向するように回動させて戻すことで、第3の係合部9aと第3の被係合部9bとを互いに係合させれば、つるまきばねは収縮し、両側板4の間隙は、つるまきばねのコイルの直径程度の狭い間隙となり、この状態で収納することが出来る。また、再び使用する際にも、対向する一対の側板4(4a、4b)を適当な角度(この実施例の場合、90°)回動させるだけで、両側板4の係合状態を解除して使用することができるので、便利である。
なお、この実施例2では、上記の通り、被係合部9bが、その内部で回動自在な係合部9aと、収縮した状態の弾性体5とを、被係合部9bの内部に収納可能に構成されているが、この構成に限定される事はなく、係合部9aが、その内部で回動自在な被係合部9bと、収縮した状態の弾性体5とを、係合部9aの内部に収納可能に構成しても良い。
この発明の第3の実施例を、図7に基づいて詳細に説明する。この実施例3の場合には、縦長の雑誌等の書類を収納している本棚に適した仕切体20で、実施例1及び実施例2とは、その側板係合機構が相違するとともに、弾性体5が2カ所に配置されている場合の実施例である。図7は、この発明による仕切体20の斜視図である。なお、第1及び第2の実施例と同一の部分については、同一名称、同一番号を使用し、その説明を省略する。
図7において、仕切体20は、実施例1及び実施例2と同様に、互いに対向する一対の側板4(4a、4b)、この側板4を互いに離間する方向に、弾性が付与されるように、配置した2個の弾性体5(5a、5b)、一対の側板4(4a、4b)、この一対の側板4(4a、4b)を、弾性体5の弾性に抗して係脱自在に係合する2箇所の側板係合機構19(19aと19b及び19aaと19b)により構成されている。
この実施例3の場合には、側板4は、縦長の雑誌等の書類を収納している本棚の仕切体として適するように、縦長に形成されている。さらに、弾性体5として、実施例1及び実施例2と同様な形状のつるまきばねが用いられているとともに、各つるまきばね(以下、つるまきばね5あるいは弾性体5と記す)の両端は、それぞれ両側板4a、4bの垂直方向上下端内面に、係止部7によりそれぞれ着脱自在に固定されている。
一方の側板4aの垂直方向上端部には、カギ状のL型の第4の係合部19aが設けられており、この第4の係合部19aに対向する他方の側板4bの垂直方向上端部には、第4の係合部19aのL型の引っ掛け部分を係止する開口が形成されており、第4の被係合部19bを構成している。同様に、一方の側板4bの垂直方向下端部には、開口した第5の被係合部19bbが設けられており、この第5の被係合部19bbに対向する他方の側板4bの垂直方向下端部には、L型の第5の係合部19aaが設けられており、このL型の第5の係合部19aaの引っ掛け部分は、第5の被係合部19bbに係止されるように構成されている。このように、側板係合機構19は、L型の第4の係合部19aと第4の被係合部19b及び第5の係合部19aaと第5の被係合部19bbとにより構成されている。
なお、この実施例3のように、側板4が金属製の材質で形成されている場合には、第4及び第5の係合部19a、19aaは、側板4からL型に切り起こして形成される。そのため、製造が容易であるとともに、コストが安くなる。又、側板4を合成樹脂で形成する場合には、一体成形により形成することが出来る。
この発明による仕切体は、机上の本立てや床に設置されている本棚等、任意の箇所に使用出来る。又、書類にかぎらず、棚板上に起立した状態で収納されている容器、各種の商品等に対しても、これらの商品を起立した状態で安定的に保持出来る。
この発明の第1の実施例を示す斜視図である。 この発明の第1の実施例を示すもので、仕切体1の使用状態を示す斜視図である。 この発明の第2の実施例を示す斜視図である。 この発明の第2の実施例を示すもので、被係合部9bを示す要部斜視図である。 この発明の第2の実施例を示すもので、第3の係合部9aの平面図で、弾性体5として、つるまきばね(以下、つるまきばね5と記す)が収納された状態を示すである。図6は、第3の被係合部9bの平面図で、つるまきばね5が収納された状態を示すである。なお、第3の係合部9aの平面図である。 この発明の第2の実施例を示すもので、第3の被係合部9bの平面図で、つるまきばね5が収納された状態を示すである。なお、第3の係合部9aの平面図である。 この発明の第3の実施例を示す斜視図である。 従来例を示す斜視図である。 従来例を示す正面図である。 従来例を示すもので、使用状態を示す正面図である。
符号の説明
1、10、20 仕切体
2 本棚
3 書類
4(4a、4b) 側板
5 弾性体
6、9、19 側板係合機構
8 書類の間隙

Claims (5)

  1. 本棚の棚板に起立して収納される書類と書類との間隙に介在可能な本棚の仕切体において、
    この仕切体は、一対の側板と、この一対の側板の対向する内面に配置するとともに、一対の側板が互いに離間する方向に弾性を有し、頂部で互いに連設した形状の左右点対称型の円錐つるまきばねであり、この左右点対称型の円錐つるまきばねの両端部を、前記側板内面に着脱自在に固定する弾性体と、前記一対の側板を、前記弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合する側板係合機構とを有し、
    この仕切体を、前記書類と書類との間隙に介在させて前記側板の外面に当接する書類を、前記側板を介して両側から弾性的に押圧して、前記書類を立てた状態に保持するとともに、前記仕切体を前記本棚から取り出した状態では、前記側板係合機構により両側板を互いに重ね合わせた状態に保持するようにしたこと
    を特徴とする本棚の仕切体。
  2. 前記弾性体は、一対の前記側板の対向する内面に、複数箇配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の本棚の仕切体。
  3. 前記側板係合機構は、一方の前記側板の水平あるいは垂直方向いづれかの一方向の両端部に、第1の係合部と第1の被係合部とを設けるとともに、他方の側板に、前記第1の係合部と前記第1の被係合部とにそれぞれ対向して、前記弾性体の弾性に抗して、前記第1の係合部と前記第1の被係合部とに係脱自在に係合する第2の被係合部と第2の係合部とを設けたこと、
    を特徴とする請求項1〜請求項にそれぞれ記載の本棚の仕切体。
  4. 前記側板係合機構は、一対の前記側板の中央部内面の互いに対向する位置に、前記弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合する第3の係合部と第3の被係合部とをそれぞれ有し、さらに、この第3の係合部と第3の被係合部とが係合した時、この第3の係合部と第3の被係合部とには、その内部に収縮状態の前記弾性体を収納可能な空隙を有し、
    前記第3の係合部と第3の被係合部とは、いずれか一方の前記側板を回動させることにより、前記弾性体の弾性に抗して係脱自在に係合するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項にそれぞれ記載の本棚の仕切体。
  5. 前記第3の被係合部は、さらに、その内部で前記第3の係合部を回動自在に収納することが可能な第2の空隙を、前記第3の被係合部の内部に有すること
    を特徴とする請求項に記載の本棚の仕切体。
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