JP3873676B2 - マイクロ波無電極放電灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロ波無電極放電灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の放電空間を有する無電極放電灯(以下「ランプ」という)を備え、前記複数の放電空間をそれぞれ独立したランプとして、そのうちの任意の一灯を点灯させるマイクロ波無電極放電灯装置が提供されている(特開平11−67159号公報参照)。
【0003】
上記従来のマイクロ波無電極放電灯装置では、誘導コイルによりランプ全体に高周波電磁界を印加して、上述のように複数の放電空間のうち一灯を点灯させることで、n個の放電空間を有するランプの寿命を、1個の放電空間を有するランプの寿命の略n倍にしている。また、各放電空間に互いに異なるガスを封入し、放電空間を選択して点灯させるとにより、色温度などの光特性を1個のランプで可変としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のマイクロ波無電極放電灯装置では、複数の放電空間を有するランプ全体に誘導コイルで電磁界を印加するので、電磁界のエネルギーが各放電空間に分散して集中し難く、所望の放電空間にエネルギーを集中して点灯させるためには、前記放電空間に高圧パルスを印加する始動補助手段を要するといった問題があった。
【0005】
また、ランプは高輝度放電ランプ(HIDランプ)であって、ランプの始動電圧は発光管内の蒸気圧に略比例する。このため、ランプの放電空間を1つとした場合には、電磁界のエネルギーを前記放電空間に集中させることができても、ランプの消灯直後にはランプの温度が高く発光管内の蒸気圧も高いために、始動電圧が高くなり、消灯して数分待たないと再始動することができず、消灯直後の再始動が困難になるといった問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、再始動が容易であって、複数の無電極放電灯のうち所望の一灯を簡単な構成で点灯させるマイクロ波無電極放電灯装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明及び請求項2の発明は、それぞれ、マイクロ波を発生し電源として供給するマイクロ波電源と、マイクロ波電源から発生したマイクロ波により定在波を内部に発生させる空洞構成部材と、前記定在波の腹の部分に配設された複数の無電極放電灯とを備えたことを特徴とし、複数の無電極放電灯を定在波の腹の部分に配設したことによって、マイクロ波電源からマイクロ波を発生させたときには、マイクロ波によるエネルギーを各無電極放電灯に集中して効率良く印加することができて、複数の無電極放電灯のうち最も始動し易い無電極放電灯を先に一灯だけ容易に点灯させることができ、前記無電極放電灯を消灯させた直後に再びマイクロ波電源からマイクロ波を発生させたときには、点灯していたことで発光管内の蒸気圧が高くなった前記無電極放電灯とは別の、発光管内の蒸気圧が比較的低い無電極放電灯を一灯だけ点灯させて、再始動を容易とすることができるとともに、前記再始動を繰り返すようにマイクロ波電源からマイクロ波を断続的に発生させることで、複数の無電極放電灯を一灯づつ順次点灯させて、従来例のように始動補助手段を要することなく所望の無電極放電灯を簡単な構成で点灯させることができ、また複数の無電極放電灯のうち一灯のみを点灯させることによって、総合的な無電極放電灯の寿命を長くすることができる。また、請求項1の発明は、複数の無電極放電灯のそれぞれの始動し易い順番を記憶する記憶手段と、マイクロ波電源を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、所定の無電極放電灯を点灯させるように指示されると、記憶手段に記憶された前記順番を基に、前記無電極放電灯がn番目に始動し易い無電極放電灯であることを判別し、何れかの無電極放電灯が(n−1)回だけ点灯及び消灯するようにマイクロ波電源にマイクロ波を断続的に発生させ、その後、再びマイクロ波電源にマイクロ波を発生させて前記所定の無電極放電灯を点灯させることを特徴とし、前記記憶手段及び制御手段を備えたことによって、ユーザーが制御手段に所望の無電極放電灯を指示するだけで、複数の無電極放電灯を一灯づつ順次点灯させるために、毎回、マイクロ波電源を操作するような手間を省いて、所望の無電極放電灯を容易に点灯させることができる。さらに、請求項2の発明は、少なくとも1つの所定の無電極放電灯の点灯を検出する点灯検出手段と、マイクロ波電源を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記点灯検出手段が点灯を検出するまで、何れかの無電極放電灯が点灯及び消灯するように、マイクロ波電源からマイクロ波を断続的に発生させることを特徴とし、前記点灯検出手段及び制御手段を備えたことによって、ユーザーが所望の無電極放電灯を点灯させるときには、複数の無電極放電灯を一灯づつ順次点灯させるために、毎回、マイクロ波電源を操作するような手間を省いて、所望の無電極放電灯を容易に点灯させることができる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、空洞構成部材内に1つの腹を有する定在波を発生させることを特徴とし、定在波の腹を1つとすることによって空洞構成部材の大きさを最小にして装置全体の小型化を図ることができる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、空洞構成部材内に2つの腹を有する定在波を発生させ、各腹の部分に無電極放電灯を配設したことを特徴とし、定在波の腹を2つとすることによって空洞構成部材の大きさを比較的小さく抑えて装置全体の小型化を図ることができるとともに、定在波の各腹の部分に無電極放電灯を配設したことによって、各腹毎に点灯する無電極放電灯の位置の違いから、配光特性を請求項2の発明よりも大きく変化させることができる。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、複数の無電極放電灯に対して、発光管の大きさ、発光管の材質、発光管内の封入物、前記封入物の量のうち少なくとも1つを互いに異ならせたことを特徴とし、前記複数の無電極放電灯を一灯づつ点灯させて、色又は色温度、演色性、ランプ効率、光出力などの光特性を可変とすることができる。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、複数の無電極放電灯のうち何れか2つの無電極放電灯に対して、発光管の一部を互いに共用させたことを特徴とし、発光管の一部を互いに共用させたことによって、前記2つの無電極放電灯を隙間を空けずに近付けて配設することができ、その結果、前記2つの無電極放電灯のそれぞれを一灯づつ点灯させても、配光特性を略一定に保つことができる。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、複数の無電極放電灯のうち少なくとも1つの無電極放電灯の発光管内に、他の無電極放電灯を収めて、前記2つの無電極放電灯の中心を略同じ位置に配置したことを特徴とし、前記2つの無電極放電灯の中心を略同じ位置に配置したことによって、前記2つの無電極放電灯のそれぞれを一灯づつ点灯させても、配光特性を略一定に保つことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について説明する前に、本発明に関連した参考例について説明する。
(参考例1)
本参考例は、図1に示すように、2つの無電極放電灯(以下「ランプ」という)5a,5bと、マイクロ波を発生しランプ5a,5bにマイクロ波を電源として供給する例えばマグネトロンなどのマイクロ波電源1と、マイクロ波電源1から発生したマイクロ波を伝達する導波管3と、導波管3から伝達されたマイクロ波により3つの腹を有する定在波(図1中に示す点線)を内部に発生させる空洞構成部材2とを備えている。
【0016】
空洞構成部材2は、ランプ5a,5bからの大部分の光を透過し、導波管3から導入されたマイクロ波を透過せずに反射する導電性メッシュ素材によって有底の略円筒状に形成されている。そしてマイクロ波が、この空洞構成部材2内に導入されると、空洞構成部材2の内壁に反射することによって、定在波が(C/2L)の略整数倍(図1では略3倍)の共振周波数で発生する。ここで、Lは空洞構成部材2内部におけるマイクロ波の進行方向の長さを示し、Cはマイクロ波の速度を示す。
【0017】
ここで本参考例では、2個のランプ5a,5bを支持部材4に支持させて、それぞれを空洞構成部材2内の電界強度が大きくなる定在波の腹の部分に配設している。
【0018】
また本参考例の2個のランプ5a,5bは、共に同じ仕様であって、発光管の大きさ、発光管の材質、発光管内に封入されるガス、前記ガスの量がそれぞれ互いに略等しくなるように形成されている。
【0019】
このような本参考例では、マイクロ波電源1からマイクロ波を発生させると、上記2個のランプ5a,5bに定在波による高周波電界が印加される。ランプ5a,5bは互いに同じ仕様であっても、それぞれ始動の容易さに差があり、また、ランプ5a,5bが配置された位置での電界強度にも差があることによって、同時に2個のランプ5a,5bが放電を開始することなく、始動し易い一方の例えばランプ5aが先に放電を開始する。
【0020】
放電を開始したランプ5aの発光管内ではプラズマが発生し、マイクロ波のエネルギーはランプ5aに集中する。その結果、空洞構成部材2内部のQ値が急激に低下して、ランプ5bに対しては放電開始に必要な電界強度が得られなくなる。これにより、始動し易いランプ5aのみがマイクロ波のエネルギーにより点灯する。
【0021】
ところでランプ5aの温度は、点灯によって高くなり、ランプ5aにおける発光管内の蒸気圧も高くなる。他方、ランプ5bは輻射などによってランプ5aから熱を受けるものの、その熱量が小さいために、ランプ5bの温度はランプ5aよりも著しく低く、発光管内の蒸気圧も殆ど上昇していない。
【0022】
このような状態でランプ5aを消灯し、再びランプ5a,5bのうち何れかを点灯させようとマイクロ波電源1からマイクロ波を発生させた場合、ランプの始動電圧は発光管内の蒸気圧に略比例することから、蒸気圧の高いランプ5aは点灯せず、蒸気圧の低いランプ5bが点灯する。
【0023】
このように本参考例では、2つのランプ5a,5bを定在波の腹の部分に配置したことによって、マイクロ波電源1からマイクロ波を発生させたときには、マイクロ波によるエネルギーを各ランプ5a,5bに集中して効率良く印加することができて、ランプ5a,5bのうち始動し易いランプ5aを先に一灯だけ容易に点灯させることができ、ランプ5aを消灯した直後に再びマイクロ波を発生させたときには、蒸気圧が比較的低いランプ5bを点灯させて、再始動を容易とすることができるのである。
【0024】
また、ユーザーがランプ5a,5bのうち始動し易いランプ5aを点灯させるときには、上述と同様、マイクロ波電源1からマイクロ波を発生させることで、所望のランプ5aを点灯させることができる。そして始動し難いランプ5bを点灯させるときには、上述の再始動と同様、まずマイクロ波電源1からマイクロ波を発生させてランプ5aを点灯させ、暫くしてランプ5aの蒸気圧が高くなってからマイクロ波を停止してランプ5aを消灯させた直後に、再びマイクロ波を発生させる。これにより、従来例のように始動補助手段を要することなく所望のランプ5bを点灯させることができるのである。
【0025】
ところで本参考例では、ランプを2つ備えたが、3つ以上備えても良い。ランプの個数が2つのときには、上述の再始動は1回に限り可能であって、1回再始動した後には各ランプの蒸気圧が高くなっているために2回目の再始動は困難となる。つまり、備えられたランプの個数がn個であれば(n−1)回の再始動が可能となるので、ランプを3つ以上備えてランプの個数を多くするほど、再始動できる回数を多くして使い勝手を良くすることができる。また、3つ以上のランプのうちで始動し難いランプを点灯させるときには、再始動を繰り返すようにマイクロ波電源1からのマイクロ波の発生を断続的に行うことで、複数のランプを一灯づつ始動し易い順に点灯させて、所望のランプを簡単な構成で点灯させることができ、n個のランプが備えられていれば、多くとも(n−1)回の再始動を繰り返せば必ず所望のランプを点灯させることができる。さらに複数のランプのうち一灯のみを点灯させることによって、ランプの個数が多いほど総合的なランプの寿命を長くすることができる。
【0026】
また本参考例では、ランプ5a,5bの仕様を同一としたことによって、ランプ5a,5bをそれぞれ一灯づつ点灯させたときには、点灯するランプの位置のみを異ならせるので、例えば反射鏡などを用いてこれを移動させることなく配光を制御することができる。
(参考例2)
本参考例における基本構成は参考例1と共通するために共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、本参考例の特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0027】
本参考例では、空洞構成部材2内に1つの腹を有する定在波を発生させる点に特徴がある。
【0028】
例えば図2(a)に示すように、空洞構成部材2内に1つの腹を有する定在波を発生させ、2つのランプ5a,5bをそれぞれ2つの支持部材4a,4aで各別に支持し、前記腹の部分に配設する。また、図2(b)に示すように、1つの支持部材4bに2つのランプ5a,5bを支持させても良く、図2(c)に示すように、支持部材4bに3つのランプ5a,5b,5cを支持させても良い。さらに、図2(d)に示すように、2つのランプ5a,5bが定在波の腹の部分に、マイクロ波の進行方向に沿って配設されるように、ランプ5a,5bを支持部材4cに支持させても良い。
【0029】
このように本参考例では、定在波の腹を1つとすることによって、空洞構成部材2の大きさを最小にして装置全体の小型化を図ることができる。
(参考例3)
本参考例における基本構成は参考例1又は2と共通するために共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、本参考例の特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0030】
本参考例では、例えば図3(a)に示すように、空洞構成部材2内に2つの腹を有する定在波を発生させ、各腹の部分にランプ5a,5bを配設した点に特徴がある。
【0031】
このように本参考例では、定在波の腹を2つとすることによって空洞構成部材2の大きさを比較的小さく抑えて装置全体の小型化を図ることができる。
【0032】
また、図4に示すように、空洞構成部材2の長手方向一端側のみが開放されるように空洞構成部材2の周囲を囲う反射鏡9を備えて、ランプ5a,5bからの光が空洞構成部材2の前記長手方向一端側に向けられるように配光を調整しても良い。そして本参考例では、定在波の各腹の部分にランプ5a,5bを配設したことによって、点灯するランプの位置の違いから、配光特性を参考例2よりも大きく変化させることができる。
(参考例4)
本参考例における構成は参考例1〜3と共通するために共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、本参考例の特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0033】
本参考例では、ランプ5a,5bの仕様を互いに異ならせた点に特徴がある。即ち、ランプ5a,5bに対して、発光管の大きさ、発光管の材質、発光管内に封入されるガス、前記ガスの量のうちの少なくとも1つを互いに異ならせている。
【0034】
これにより本参考例では、ランプ5a,5bを一灯づつ点灯させることで、色又は色温度、演色性、ランプ効率、光出力などの光特性を可変とすることができる。
【0035】
例えば、ランプ5aの色温度が3000[K]であって、ランプ5bの色温度が5000[K]であれば、ランプ5a,5bを一灯づつ点灯させることで、色温度を可変とすることができる。また、一般に1つのランプに高いランプ効率と高い演色性を両立させることは難しいので、ランプ5aにランプ効率が高いものを用い、ランプ5bに演色性が高いものを用いたときには、必要に応じてランプ5a,5bを切り換えて点灯させることで、ランプ効率を高めたり、演色性を高めたりすることができる。
【0036】
さらに本参考例においても、互いに仕様の異なるランプを3つ以上備えても良く、このときには簡単な構成で、備えられたランプの個数に応じて光特性を可変とすることができる。
【0037】
例えば、互いに発光管の材質や、発光管に封入されるガスを異ならせて、それぞれ赤色、青色、緑色の光色で点灯する3つのランプを備えたときには、前記3つのランプを切り換えて点灯させることで、光色を可変とすることができる。
(参考例5)
本参考例における基本構成は参考例1〜4と共通するために共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、本参考例の特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0038】
参考例1〜4ではランプ5a,5bをそれぞれ独立に隙間を空けて配設したが、本参考例では、図5(a),(b)に示すように、水銀などのガスを封入する透光性材料からなる外管6a内に内部を二分する仕切壁6bを設けて、仕切壁6bによって二分された一方の空間と、この空間を囲う外管6aの一部と、仕切壁6bとからランプ5aを構成し、他方の空間と、この空間を囲う外管6aの一部と、仕切壁6bとからランプ5bを構成している。このようにして、ランプ5a,5bに対し、それぞれの発光管の一部となる仕切壁6bを互いに共用させているのである。
【0039】
これにより本参考例では、前記2つのランプ5a,5bを隙間を空けずに近付けて配設することができて、2つのランプ5a,5bのそれぞれを一灯づつ点灯させても、配光特性を略一定に保つことができる。ここで、外管6aの仕切壁6bによって設けられた2つの空間それぞれに、例えば互いに異なるガスを封入した場合には、ランプ5a,5bをそれぞれ一灯づつ点灯させることで、光特性のみを可変とすることができる。
【0040】
ところで本参考例では、2つのランプ5a,5bを備えたが、図5(c)に示すように、外管6a内に仕切壁6c,6d,6eを設けて空間を3つ形成することで、3つのランプ5a,5b,5cを備えても良い。
【0041】
この場合、ランプ5aの発光管は外管6aの一部と仕切壁6c,6dとから構成され、ランプ5bの発光管は外管6aの一部と仕切壁6c,6eとから構成され、ランプ5cの発光管は外管6aの一部と仕切壁6d,6eとから構成される。つまり、ランプ5a,5bとで仕切壁6cを共用させ、ランプ5b,5cとで仕切壁6eを共用させ、ランプ5c,5aとで仕切壁6dを共用させている。
【0042】
さらに本参考例では、1つの外管6aに仕切壁6bを設けて仕切壁6bをランプ5a,5bのそれぞれに対して共用させたが、図5(d)に示すように、各ランプ5a,5bの発光管の一面を互いに接触させ、各発光管における前記一面を有する管壁6d,6dをランプ5a,5bのそれぞれに対して共用させても良い。
(参考例6)
本参考例における基本構成は参考例1〜4と共通するために共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、本参考例の特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0043】
参考例1〜4ではランプ5a,5bをそれぞれ独立に隙間を空けて配設したが、本参考例では、図6(a)〜(c)に示すように、ランプ5aの発光管内にランプ5bを収めている。
【0044】
これにより本参考例では、前記2つのランプ5a,5bを隙間を空けずに近付けて配設することができて、2つのランプ5a,5bのそれぞれを一灯づつ点灯させても、配光特性を略一定に保つことができる。
【0045】
また、図6(a),(b)に示すように、ランプ5a,5bの互いの中心を略同じ位置に配置したときには、図6(c)に示すように、互いの中心の位置を異ならせたときと比べて、配光特性をさらに略一定に保つことができる。
【0046】
ところで本参考例では、2つのランプ5a,5bを備えたが、図6(d)に示すように、ランプ5bの発光管内にさらにランプ5cを収めて、ランプ5a,5b,5cの互いの中心を略同じ位置に配置しても良い。
(実施形態1)
ところで参考例1〜6では、ランプ5a,5bのうちランプ5aに比べて始動し難いランプ5bを点灯させようとする場合、先にランプ5aを点灯及び消灯させるために、マイクロ波電源1を操作してマイクロ波を発生及び停止させなければならず、マイクロ波電源1を操作するのに手間がかかってしまう。
【0047】
そこで本実施形態では、図7に示すように、マイクロ波電源1を制御する制御回路20と、ランプ5a,5bのうち何れか一灯を点灯させるように制御回路20に指示する指示スイッチ10とを備えている。
【0048】
また、マイクロ波電源1は、マイクロ波を発生する主部1aと、主部1aからマイクロ波を発生又は停止させるスイッチ1bとを備えている。
【0049】
制御回路20は、ランプ5a,5bのそれぞれの始動し易い順番を記憶する記憶部を備えており、ユーザーが指示スイッチ10を操作することで、指示スイッチ10から例えばランプ5bを点灯させるように指示されると、記憶部に記憶された前記順番を基に、ランプ5bが2番目に始動し易いことを判別し、先にランプ5aが点灯及び消灯するようにマイクロ波電源1のスイッチ1bをオン/オフして主部1aからマイクロ波を発生及び停止させる。その後、制御回路20は、再びスイッチ1bをオンして主部1aにマイクロ波を発生させてランプ5bを点灯させる。
【0050】
このように本実施形態では、ユーザーがランプ5bを点灯させるように指示スイッチ10を操作するだけで、ランプ5aを点灯及び消灯させるためにマイクロ波電源1を操作するような手間を省いて、ランプ5bを容易に点灯させることができる。他方、ユーザーがランプ5aを点灯させるように指示スイッチ10を操作したときには、制御回路20は、記憶部に記憶された前記順番を基に、指示スイッチ10から指示されたランプ5aが1番目に始動し易いことを判別し、マイクロ波電源1のスイッチ1bを一回だけオンしてランプ5aを点灯させる。
【0051】
また本実施形態では、2つのランプ5a,5bを備えたが、ランプを3つ以上の備えて、各ランプの始動し易い順番を制御回路20の記憶部に記憶させても良い。このときには、上述と同様、制御回路20は、指示スイッチ10から所定のランプを点灯させるように指示されると、記憶部に記憶された前記順番を基に、前記所定のランプがn番目に始動し易いことを判別し、先に他の始動し易いランプが一灯づつ順次(n−1)回だけ点灯するようにマイクロ波電源1からマイクロ波を断続的に発生させ、その後、再びマイクロ波を発生させて前記所定のランプを点灯させる。
【0052】
これにより本実施形態では、備えられたランプの個数が多く、その中でも点灯させようとするランプが始動し難いほど、マイクロ波電源1を操作する手間を多く省いて、前記ランプを容易に点灯させることができるのである。
(実施形態2)
本実施形態における基本構成は実施形態1と共通するために共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0053】
本実施形態では、マイクロ波電源1を制御する制御回路20と、ランプ5a,5bのうち何れか一灯を点灯させるように制御回路20に指示する指示スイッチ10と、ランプ5a周辺の温度を検出して温度信号を出力する温度検出素子31と、ランプ5b周辺の温度を検出して温度信号を出力する温度検出素子32とを備えている。
【0054】
ここで本実施形態では、温度検出素子31,32と制御回路20とから点灯検出手段を構成している。つまり本実施形態の制御回路20は、温度検出素子31,32からの温度信号から、ランプ5a,5b周辺の温度を比較して、ランプ5a周辺の温度がランプ5b周辺の温度よりも高いと判別したときには、ランプ5aの点灯を検出し、逆に、ランプ5b周辺の温度がランプ5a周辺の温度よりも高いと判別したときには、ランプ5bの点灯を検出する。
【0055】
そして本実施形態の制御回路20は、指示スイッチ10からランプ5bを点灯させるように指示されたときには、マイクロ波電源1のスイッチ1bをオンして主部1aからマイクロ波を発生させて、先にランプ5bよりも始動し易いランプ5aを点灯させた後、マイクロ波を停止させてランプ5aを消灯させる。そして、制御回路20は再びマイクロ波電源1からマイクロ波を発生させてランプ5bを点灯させる。このとき、制御回路20は、温度検出素子31,32からの温度信号を基に、指示スイッチ10から指示されたランプ5bが点灯したことを検出し、マイクロ波電源1からマイクロ波を発生させ続け、ランプ5bを点灯状態に保つ。
【0056】
このように本実施形態では、実施形態1と同様、ユーザーがランプ5bを点灯させるように指示スイッチ10を操作するだけで、ランプ5aを点灯及び消灯させるためにマイクロ波電源1を操作するような手間を省いて、ランプ5bを容易に点灯させることができる。他方、ユーザーがランプ5aを点灯させるように指示スイッチ10を操作したときには、制御回路20は、マイクロ波電源1からマイクロ波を発生させてランプ5bより先にランプ5aを点灯させる。このとき、制御回路20は、温度検出素子31,32からの温度信号を基に、指示スイッチ10から指示されたランプ5aが点灯したことを検出し、マイクロ波電源1からマイクロ波を発生させ続け、ランプ5aを点灯状態に保つ。
【0057】
また本実施形態においても、参考例4と同様、ランプ5aにランプ効率の高いものを用い、ランプ5bに演色性の高いものを用いたときには、必要に応じて指示スイッチ10を操作してランプ5a,5bを切り換えて点灯させることで、ランプ効率を高めたり、演色性を高めたりすることができる。
【0058】
ところで本実施形態では、2つのランプ5a,5bを備えたが、実施形態7と同様、ランプを3つ以上の備えても良く、備えられたランプの個数が多く、その中でも点灯させようとするランプが始動し難いほど、マイクロ波電源1を操作する手間を多く省いて、前記ランプを容易に点灯させることができる。
【0059】
さらに本実施形態では、2つの温度検出素子31,32を用いて点灯検出手段を構成したが、これらの代わりにランプ5a,5bからの光出力を検出する2つの光検出素子を用い、各光検出素子からの出力を基に、制御回路20に何れのランプ5a,5bが点灯しているかを検出させても良い。
【0060】
なお、ランプ5a,5b及び空洞構成部材2の形状は、本実施形態での形状に限定されるものではなく、空洞構成部材2内のランプ5a,5bの位置も本実施形態での位置に限定されるものではない。
【0061】
【発明の効果】
請求項1の発明及び請求項2の発明は、それぞれ、マイクロ波を発生し電源として供給するマイクロ波電源と、マイクロ波電源から発生したマイクロ波により定在波を内部に発生させる空洞構成部材と、前記定在波の腹の部分に配設された複数の無電極放電灯とを備えたので、マイクロ波電源からマイクロ波を発生させたときには、マイクロ波によるエネルギーを各無電極放電灯に集中して効率良く印加することができて、複数の無電極放電灯のうち最も始動し易い無電極放電灯を先に一灯だけ容易に点灯させることができ、前記無電極放電灯を消灯させた直後に再びマイクロ波電源からマイクロ波を発生させたときには、点灯していたことで発光管内の蒸気圧が高くなった前記無電極放電灯とは別の、発光管内の蒸気圧が比較的低い無電極放電灯を一灯だけ点灯させて、再始動を容易とすることができるとともに、前記再始動を繰り返すようにマイクロ波電源からマイクロ波を断続的に発生させることで、複数の無電極放電灯を一灯づつ順次点灯させて、従来例のように始動補助手段を要することなく所望の無電極放電灯を簡単な構成で点灯させることができ、また複数の無電極放電灯のうち一灯のみを点灯させることによって、総合的な無電極放電灯の寿命を長くすることができるという効果がある。また、請求項1の発明は、複数の無電極放電灯のそれぞれの始動し易い順番を記憶する記憶手段と、マイクロ波電源を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、所定の無電極放電灯を点灯させるように指示されると、記憶手段に記憶された前記順番を基に、前記無電極放電灯がn番目に始動し易い無電極放電灯であることを判別し、何れかの無電極放電灯が(n−1)回だけ点灯及び消灯するようにマイクロ波電源にマイクロ波を断続的に発生させ、その後、再びマイクロ波電源にマイクロ波を発生させて前記所定の無電極放電灯を点灯させるので、ユーザーが制御手段に所望の無電極放電灯を指示するだけで、複数の無電極放電灯を一灯づつ順次点灯させるために、毎回、マイクロ波電源を操作するような手間を省いて、所望の無電極放電灯を容易に点灯させることができるという効果がある。さらに、請求項2の発明は、少なくとも1つの所定の無電極放電灯の点灯を検出する点灯検出手段と、マイクロ波電源を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記点灯検出手段が点灯を検出するまで、何れかの無電極放電灯が点灯及び消灯するように、マイクロ波電源からマイクロ波を断続的に発生させるので、ユーザーが所望の無電極放電灯を点灯させるときには、複数の無電極放電灯を一灯づつ順次点灯させるために、毎回、マイクロ波電源を操作するような手間を省いて、所望の無電極放電灯を容易に点灯させることができるという効果がある。
【0062】
請求項3の発明は、空洞構成部材内に1つの腹を有する定在波を発生させるので、空洞構成部材の大きさを最小にして装置全体の小型化を図ることができるという効果がある。
【0063】
請求項4の発明は、空洞構成部材内に2つの腹を有する定在波を発生させ、各腹の部分に無電極放電灯を配設したので、定在波の腹を2つとすることによって空洞構成部材の大きさを比較的小さく抑えて装置全体の小型化を図ることができるとともに、定在波の各腹の部分に無電極放電灯を配設したことによって、各腹毎に点灯する無電極放電灯の位置の違いから、配光特性を請求項2の発明よりも大きく変化させることができるという効果がある。
【0064】
請求項5の発明は、複数の無電極放電灯に対して、発光管の大きさ、発光管の材質、発光管内の封入物、前記封入物の量のうち少なくとも1つを互いに異ならせたので、前記複数の無電極放電灯を一灯づつ点灯させて、色又は色温度、演色性、ランプ効率、光出力などの光特性を可変とすることができるという効果がある。
【0065】
請求項6の発明は、複数の無電極放電灯のうち何れか2つの無電極放電灯に対して、発光管の一部を互いに共用させたので、前記2つの無電極放電灯を隙間を空けずに近付けて配設することができ、その結果、前記2つの無電極放電灯のそれぞれを一灯づつ点灯させても、配光特性を略一定に保つことができるという効果がある。
【0066】
請求項7の発明は、複数の無電極放電灯のうち少なくとも1つの無電極放電灯の発光管内に、他の無電極放電灯を収めて、前記2つの無電極放電灯の中心を略同じ位置に配置したので、前記2つの無電極放電灯の中心を略同じ位置に配置したことによって、前記2つの無電極放電灯のそれぞれを一灯づつ点灯させても、配光特性を略一定に保つことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1を示す概略構成図である。
【図2】 (a)〜(d)は、参考例2を示す要部概略構成図である。
【図3】 参考例3を示す要部概略構成図である。
【図4】 同上の他の要部概略構成図である。
【図5】 (a)〜(d)は、参考例5の無電極放電灯を示す概略構成図である。
【図6】 (a)〜(d)は、参考例6の無電極放電灯を示す概略構成図である。
【図7】 実施形態1を示す概略構成図である。
【図8】 実施形態2を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 マイクロ波電源
2 空洞構成部材
3 導波管
5a,5b 無電極放電灯
Claims (7)
- マイクロ波を発生し電源として供給するマイクロ波電源と、マイクロ波電源から発生したマイクロ波により定在波を内部に発生させる空洞構成部材と、前記定在波の腹の部分に配設された複数の無電極放電灯と、複数の無電極放電灯のそれぞれの始動し易い順番を記憶する記憶手段と、マイクロ波電源を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、所定の無電極放電灯を点灯させるように指示されると、記憶手段に記憶された前記順番を基に、前記無電極放電灯がn番目に始動し易い無電極放電灯であることを判別し、何れかの無電極放電灯が(n−1)回だけ点灯及び消灯するようにマイクロ波電源にマイクロ波を断続的に発生させ、その後、再びマイクロ波電源にマイクロ波を発生させて前記所定の無電極放電灯を点灯させることを特徴とするマイクロ波無電極放電灯装置。
- マイクロ波を発生し電源として供給するマイクロ波電源と、マイクロ波電源から発生したマイクロ波により定在波を内部に発生させる空洞構成部材と、前記定在波の腹の部分に配設された複数の無電極放電灯と、少なくとも1つの所定の無電極放電灯の点灯を検出する点灯検出手段と、マイクロ波電源を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記点灯検出手段が点灯を検出するまで、何れかの無電極放電灯が点灯及び消灯するように、マイクロ波電源からマイクロ波を断続的に発生させることを特徴とするマイクロ波無電極放電灯装置。
- 空洞構成部材内に1つの腹を有する定在波を発生させることを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロ波無電極放電灯装置。
- 空洞構成部材内に2つの腹を有する定在波を発生させ、各腹の部分に無電極放電灯を配設したことを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロ波無電極放電灯装置。
- 複数の無電極放電灯に対して、発光管の大きさ、発光管の材質、発光管内の封入物、前記封入物の量のうち少なくとも1つを互いに異ならせたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のマイクロ波無電極放電灯装置。
- 複数の無電極放電灯のうち何れか2つの無電極放電灯に対して、発光管の一部を互いに共用させたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のマイクロ波無電極放電灯装置。
- 複数の無電極放電灯のうち少なくとも1つの無電極放電灯の発光管内に、他の無電極放電灯を収めて、前記2つの無電極放電灯の中心を略同じ位置に配置したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のマイクロ波無電極放電灯装置。
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