JP3873542B2 - 記録装置及び記録方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ一体型映像記録装置などの記録装置において撮影した画像を簡易に選択再生し得るよう、目次画面を生成し、これを記録することのできる記録装置及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、家庭用カメラ一体型VTRの普及により、撮影を職業としない一般ユーザもビデオ映像を撮影して楽しむ機会が増えつつある。このようなカメラ一体型VTRの場合、既に知られているように、撮影した画像は磁気テープ上の先頭箇所から逐次記録されていく。
【0003】
また、最近では、半導体メモリやディスク等の記録媒体を用いて、静止画像の記録に加えて動画像を記録できるデジタルスチルカメラが普及しつつある。図7は、このようなデジタルスチルカメラで動画像を記録した際に生成されるファイル及びフォルダを示す図である。
【0004】
同図において、1a、1bは夫々記録を開始してからその記録を止めるまでの1カット分の動画像情報及び音声情報により構成される映像音声ファイル、1は各映像音声ファイル1a、1bを格納する映像音声フォルダ、2は映像音声ファイル1a、1bの記録媒体上の記録位置、撮影日時などの付加情報により構成されるTOC(Table of Contents)ファイル、3は映像音声ファイル1a、1bの内容を示す代表画像ファイル3a、3bが夫々格納される代表画像フォルダである。
【0005】
このように、デジタルスチルカメラで動画像を撮影する場合には、記録を開始してからその記録を止めるまでが1カットとして1つの映像音声ファイルで記録され、複数のカットを記録する場合には、これら記録された複数の映像音声ファイルが全て映像音声フォルダ1内に格納されて記録される。
【0006】
また、新たなカットを記録する度に、映像音声ファイルが1つ生成され、この映像音声ファイルに対応した代表画像ファイルが代表画像フォルダ3に格納されると共に、TOCファイル2が更新される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、以上に示したカメラ一体型VTRの場合、撮影した画像は磁気テープ上の先頭箇所から逐次記録されているため、所望の撮影画像を表示させたくても磁気テープを一旦巻き戻し、更に再生画像を確認しながら所望の撮影画像を探し出す必要があり、その操作が非常に煩雑であった。
【0008】
また、このように記録した磁気テープを編集処理すれば、所望の撮影画像のみを再生させることが可能となるが、カメラ一体型VTRの場合、撮影した画像の編集作業自体も煩雑であるため、未編集の磁気テープを単に保存しておき、後日これを再生して楽しむことのないユーザが殆どであった。
【0009】
一方、デジタルスチルカメラの場合、代表画像フォルダ3内に各映像音声ファイルに対応した代表画像ファイルが格納されているため、この代表画像ファイルをサムネイル表示させることにより、所望の撮影画像を素早く探し出し、再生させることが可能であるが、サムネイル画像の表示パターンが固定化されており、必ずしも見やすい目次画面でないことが多かった。
【0010】
また、このようなデジタルスチルカメラでは、パソコンを用いて編集作業を行えるよう撮影画像を出力可能に構成してある場合が多いが、パソコン側にこの撮影画像をサムネイル表示させるための専用ソフトウェアが必要であり、このような専用ソフトウェアがインストールされていないパソコンでは撮影画像のサムネイル表示ができなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本発明に係る記録装置は、
映像情報又は音声情報の少なくとも一方よりなる記録情報を記録媒体に記録する記録装置であり、
前記記録情報を出力する手段と、
前記記録情報に対応する静止画像情報を出力する手段と、
前記記録情報を前記記録媒体に記録する際の記録位置を示す記録位置情報を生成する手段と、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を生成すると共に、新たに前記記録情報を記録する際に予め目次画面情報を生成する目次画面情報生成手段と、
前記新たに記録する記録情報を前記目次画面情報生成手段より生成された複数の目次画面情報の内のいずれの目次画面情報に関連付けるか選択操作する操作手段と、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録し、前記新たに記録情報を記録する際には、前記記録情報と前記静止画像情報と前記操作手段により選択操作された目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録する手段とを備えることを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明に係る記録装置の目次画面情報は、前記静止画像情報により形成される静止画像が選択された際に、前記静止画像情報に対応する前記記録情報が再生されるよう前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付けていることを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明に係る記録方法は、
映像情報又は音声情報の少なくとも一方よりなる記録情報を記録媒体に記録する記録方法であり、
前記記録情報と前記記録情報に対応する静止画像情報とを出力すると共に、前記記録情報を前記記録媒体に記録する際の記録位置を示す記録位置情報を生成し、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を生成すると共に、新たに前記記録情報を記録する際に予め目次画面情報を生成し、
前記新たに記録する記録情報を前記目次画面情報生成手段より生成された複数の目次画面情報の内のいずれの目次画面情報に関連付けるか選択し、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録し、前記新たに記録情報を記録する際には、前記記録情報と前記静止画像情報と前記選択された目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録することを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明に係る記録方法の目次画面情報は、前記静止画像情報により形成される静止画像が選択された際に、前記静止画像情報に対応する前記記録情報が再生されるよう前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付けていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る記録装置及び記録方法は、撮影した画像の目次画面をインターネットブラウザ(閲覧ソフト)等、汎用的に利用されているソフトウェアで表示可能なように、目次画面をhtml(Hyper Text Markup Language)形式等、静止画像と撮影画像とを関連付けできる言語で生成し、ユーザに負担をかけることなく撮影画像を選択再生できるようにしたことを特徴としており、以下図面を参照しながらその詳細を説明する。
【0016】
図1は本発明に係る記録装置の構成を説明するためのブロック図、図2は本発明に係る記録装置で動画像を記録した際に生成されるファイル及びフォルダを示す図、図3は本発明に係る記録装置で生成された目次画面の一例を示す図、図4及び図5は目次画面のためのhtml形式ファイルの一例を示す図である。
【0017】
ここでは、まず図1を用いて本発明に係る記録装置の構成について説明する。10は入射光を電気信号に変換して映像信号として出力する撮像素子、11は音声を集音して音声信号として出力する音声入力手段、12は撮像素子10及び音声入力手段11からの映像信号及び音声信号に対して所定の処理を施し、MPEG等の規格に基づく圧縮信号として出力する映像音声信号処理回路である。
【0018】
また、13は映像音声信号処理回路12からの圧縮信号と後述するバッファ23からの目次関連情報との何れか一方を選択出力するセレクタ、14はセレクタ13にて選択出力された信号に所定の変調処理を施して出力する記録信号処理回路、15は記録信号処理回路14からの記録信号のレベルを調整して記録ヘッド16へ出力する記録アンプである。
【0019】
一方、17はユーザが記録の開始及び停止の指示を行うための録画ボタン、18は録画ボタン17からの情報が入力されるマイコンであり、マイコン18には、タイトル等の情報を入力するための情報入力手段19、装置の動作モードを切り換えたり、ユーザが他の指示をあたえたりするための操作手段20、録画の際に生成されるファイルを一次的に蓄えておくメモリ21、目次画面を構成するhtml形式ファイルの原型が蓄えられる不揮発性メモリ22等が接続されている。
【0020】
また、マイコン18はバッファ23を介してセレクタ13に目次関連情報を出力すると共にサーボ手段24を制御し、セレクタ13から出力される圧縮信号と目次関連情報とがディスク25に記録されるよう制御する。なお、図示していないが、マイコン18は同図に示した他の構成にも接続されており、必要箇所を適宜制御している。
【0021】
ここで、本発明に係る記録装置で動画像を記録する際の動作について説明する。ユーザが操作手段20にて装置のモードを記録モードに設定すると、録画のスタンバイ状態となるが、ユーザはこの状態で情報入力手段19を用いてこれから撮影する映像のタイトルを入力する。なお、情報入力手段19としては、例えば小型キーボード、手書き入力用パット、音声認識入力、パネル上でのカーソルキーによる文字選択等を用いることができる。
【0022】
ここで、不揮発性メモリ22内には、目次画面を構成するhtml形式ファイルの原型が蓄えられているが、情報入力手段19を介してタイトルが入力されるとメモリ21内に新たな目次画面ファイルが生成される。図4は、「運動会」というタイトルを入力した状態でのhtml形式の目次画面ファイルを示すものであり、そのファイル名はmv−undoukaiとされる。
【0023】
なお、この時のファイル名はユーザが入力しても、ユーザが入力したタイトルと同一としても、あるいはタイトルを漢字に変換する前のアルファベットをそのまま用いても良い。また、タイトルに関連したファイル名を自動的に作成させても良い。
【0024】
その後、ユーザが録画ボタン17を押すと、マイコン18がこれを検出し、映像音声信号処理回路12から出力される圧縮信号がセレクタ13、記録信号処理回路14、記録アンプ15、記録ヘッド16を介してディスク25上に記録されるようマイコン18が各構成を制御し、圧縮信号の記録が開始される。
【0025】
そして、ユーザが再度録画ボタン17を押すと、それまでに記録された圧縮信号が例えば映像音声ファイル1aとしてディスク25上で扱われ、この映像音声ファイル1aの記録位置、撮影日時などの付加情報で構成されるTOCファイル2が生成される。また、この映像音声ファイル1aの内容を示す代表画像ファイル3aも代表画像フォルダ3内に生成され、これらのファイルはメモリ21内に一時的に蓄えられる。
【0026】
なお、代表画像ファイルの生成方法については、ユーザが撮影を開始させた直後の最初のフレーム画像から生成しても、また、撮影を開始してから所定時間経過後のフレーム画像から生成しても、更には、動きベクトル検出手段等を用いて代表画像にふさわしいと推測されるフレーム画像から生成しても良い。また、代表画像を自動で設定するのではなく、ユーザが任意フレーム画像を選択して、そのフレーム画像から代表画像ファイルを生成しても良い。
【0027】
そして、ユーザが新たなカットを記録するために再度録画ボタン17を押すと、映像音声ファイル1bとして圧縮信号の書き込みが開始され、この書き込みが完了すると、代表画像フォルダ3内にその内容を示す代表画像ファイル3bが生成されると共に、TOCファイル2が更新される。
【0028】
このような操作を複数カット分繰り返すと、ディスク25上の映像音声フォルダ1内に複数の映像音声ファイルが書き込まれ、これに対応した複数の代表画像ファイルがメモリ21の代表画像フォルダ3に、そして、TOCファイル2がメモリ21に蓄えられた状態となる。
【0029】
その後、ユーザが操作手段20により装置のモードを記録モードから他のモードに切り換えるタイミングあるいは、装置の電源をOFFとするタイミングで、メモリ21内のhtml形式ファイルが書き換えられて、例えば、図5に示す如く目次画面ファイルとなる。そして、この目次画面ファイル4、TOCファイル2、代表画像フォルダ3及びその中に格納される各代表画像ファイルよりなる目次関連情報がマイコン18、バッファ23、セレクタ13、記録信号処理回路14、記録アンプ15、記録ヘッド16を通じてディスク25上に書き込まれる。
【0030】
なお、図4又は図5で示した如く、本実施例による記録装置では、目次画面ファイル4はテキスト文書にタグと呼ばれる制御用テキストを加えたhtml形式ファイルで構成したが、インターネットブラウザ等を用いてパソコン画面上に表示可能で、且つ目次画面上の静止画像と撮影した圧縮信号とを関連付けられるファイル形式であれば、これ以外のファイル形式も使用可能である。
【0031】
以下、図5で示したhtml形式の目次画面ファイルについて、更に詳しく説明すると、同図の*1で示した部分が図3で示す目次画面上の「カット1.」及び「代表画像1」に対応しており、また、*2で示した部分が「カット2.」及び「代表画像2」に対応している。
【0032】
そして、本実施例では、図2で示した1カット目に対応する映像音声ファイル1a及び代表画像ファイル3aに夫々cut01.mpg及びxcut01.gifというファイル名、そして2カット目に対応する映像音声ファイル1b及び代表画像ファイル3bに夫々cut02.mpg及びxcut02.gifというファイル名が付されており、目次画面上の「カット1.」または「代表画像1」の部分をクリックすることによりcut01.mpg、即ち1カット目の映像音声ファイル1aが再生され、「カット2.」または「代表画像2」の部分をクリックすることによりcut02.mpg、即ち2カット目の映像音声ファイル1bが再生されるよう関連付けが行われている。
【0033】
また、本実施例では、映像音声フォルダ1にはmv−undoukaiというフォルダ名、代表画像フォルダ3にはindexpicというフォルダ名が付されており、このようなhtml形式の目次画面ファイルが他の目次関連情報と共に記録される。
【0034】
なお、以上の説明では、装置のモードを記録モードとした際に、タイトルの入力とファイル名の入力を行った例を示したが、これに限らず、撮影を終えるまでの間にタイトル及びファイル名を入力できれば良い。また、ユーザがタイトル及びファイル名の入力を省略した場合には、例えば「何月何日からの記録」といった仮のタイトル及びファイル名に設定しておき、後日ユーザがこれらを書き換えられるよう構成しても良い。
【0035】
また、以上の実施例では、装置のモードを記録モードから他のモードに切り換えた際に、メモリ21内で目次画面ファイル4が書き換えられた例を示したが、これに限らず、1カットの記録を行う毎に目次画面ファイル4を逐次書き換えても良く、また、目次画面ファイル4を含む目次関連情報を逐次ディスク25上に書き込み、ディスク25上で更新するよう構成しても良い。
【0036】
図6は、1カットの記録を行う毎に目次画面ファイル4を逐次更新する際の目次画面ファイルの更新状態の流れを示す図である。なお、ここでは録画スタンバイ状態(F101)において、メモリ21内の目次画面ファイルに、図4に示す如くタイトルが既に挿入されているものとする。
【0037】
この状態で、ディスク25に新たなカットが記録されると(F102)、マイコン18は不揮発性メモリ22から追加部分のhtmlデータ、即ち図5で示した*1あるいは*2部分の原型を一旦読み出して(F103)、メモリ21内に保持されている図4の如く目次画面ファイルに追加部分のhtmlデータを挿入したものを新たなファイルとして保持する(F104)。
【0038】
その後、マイコン18は、メモリ21にアクセスして追加部分のhtmlデータのリンク内容を書き換える(F105)。即ち*1あるいは*2部分におけるフォルダ名、ファイル名、テキスト部分、画面配置等を適宜書き換えて代表画像ファイルあるいはテキスト部分から映像音声ファイルへのリンクを形成する処理を行う。
【0039】
このようにして1カットの記録に対応する目次画面ファイルの更新が行われ、図4に示したこれまでの目次画面ファイルに代わり新たな目次画面ファイルが保存される(F106)。そして、新たなカットを記録する毎にこの目次画面ファイルの更新を行うことで、撮影画像をカット毎に選択再生し得る目次画面を生成できる。
【0040】
また、ディスク25上には複数の目次画面ファイルを記録できるよう構成してもよい。その場合には、例えば、装置のモードを記録モードとした際に、ディスク25上に記録されている目次画面ファイルを一旦読み出し、既に存在する目次画面に新たなカットを追加記録するか、新たな目次画面ファイルを生成してその中にカットを追加するかをユーザに選択させれば良い。
【0041】
既ち、ファイル名がmv−undoukaiである目次画面ファイルを一旦ディスク25からメモリ21に読み出し、新たにいくつかのカットを追加することも新たな目次画面ファイルを生成してその画面内に新たなカットを追加することも可能となる。
【0042】
このように、新たなカットを所望の目次画面に追加できるよう構成した場合、例えば、mv−undoukaiというファイル名の目次画面ファイルとmv−matiというファイル名の目次画面ファイルとを用いて、運動会に行く直前の家族の表情と運動会の様子とをmv−undoukaiというファイル名の目次画面に挿入し、運動会に行く途中の町の風景等をmatiというファイル名の目次画面に挿入することも可能であり、撮影時に目次画面を選択しておくことにより撮影したカットを後日分類する必要がなくなる。
【0043】
本発明に係る記録装置では、以上のように目次画面ファイル4、映像音声ファイル1a及び1b、代表画像ファイル3a及び3b、TOCファイル2をディスク25上へ記録しているため、画像の再生時には、目次画面から所望の代表画像ファイルを選択することにより、所望のカットを再生させることが可能となる。
【0044】
以下、ディスク25からの画像の選択再生の動作について説明する。
操作手段20を用いて装置のモードを選択再生モードとすると、図示しない目次画面ファイルの選択画面が表示され、ディスク25上に記録されている全ての目次画面ファイルのファイル名が表示される。つまり、複数の目次画面ファイルがディスク25上に記録されている場合であっても、所望の目次画面ファイルを選択できるよう構成されている。
【0045】
そして、ファイル名がmv−undoukaiである目次画面ファイルをユーザが選択すると、図5で示した目次画面ファイルに対応した図3の目次画面が図示しない表示装置に表示される。その後、目次画面上に表示されているテキスト部分あるいは代表画像を選択することにより、選択した代表画像に対応する映像音声ファイル、即ち所望のカットを再生することが可能となる。
【0046】
なお、本実施例に係る記録装置では、不揮発性メモリ22内に目次画面を構成するhtml形式ファイルの原型を蓄えてあるが、この不揮発性メモリ22をカード形状のような着脱自在な構成とし、いくつかの不揮発性メモリを差し替えることによりユーザの好みにより近い画面構成又は背景色とすることも可能となる。また、不揮発性メモリ22としては、様々な媒体が考えられるが、パソコンで直接書き換え可能なものを用いた場合には、目次画面の画面構成又は背景色等をパソコン上で設定することも可能となる。
【0047】
また、以上のように圧縮信号及び目次関連情報を記録したディスク25は、本発明に係る記録装置から取り出し、パソコン上で再生することが可能であるが、本記録装置に例えばIEEE1394に準拠したディジタルインターフェースを設け、このディジタルインターフェースを介して映像音声ファイル、代表画像ファイル、そして目次画面ファイルをパソコンに転送できるよう構成すれば、ディスク25をパソコンに挿入することなく所望のカットを選択再生させることが可能となる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、記録情報、静止画像情報及び記録位置情報と共に、記録情報と静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を記録媒体に記録するために、再生時にこの目次画面情報を用いて所望の記録情報を容易に選択再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明に係る記録装置で動画像を記録した際に生成されるファイル及びフォルダを示す図である。
【図3】本発明に係る記録装置で生成された目次画面の一例を示す図である。
【図4】html形式ファイルによる目次画面ファイルの一例を示す図である。
【図5】html形式ファイルによる目次画面ファイルの他の例を示す図である。
【図6】目次画面ファイルが生成されるまでの流れを示す図である。
【図7】デジタルスチルカメラで動画像を記録した際に生成されるファイル及びフォルダを示す図である。
【符号の説明】
1…映像音声フォルダ
1a、1b…映像音声ファイル
2…TOCファイル
3…代表画像フォルダ
3a、3b…代表画像ファイル
4…目次画面ファイル
10…撮像素子
11…音声入力手段
12…映像音声信号処理回路
13…セレクタ
14…記録信号処理回路
15…記録アンプ
16…記録ヘッド
17…録画ボタン
18…マイコン
19…情報入力手段
20…操作手段
21…メモリ
22…不揮発性メモリ
23…バッファ
24…サーボ手段
25…ディスク
Claims (4)
- 映像情報又は音声情報の少なくとも一方よりなる記録情報を記録媒体に記録する記録装置であり、
前記記録情報を出力する手段と、
前記記録情報に対応する静止画像情報を出力する手段と、
前記記録情報を前記記録媒体に記録する際の記録位置を示す記録位置情報を生成する手段と、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を生成すると共に、新たに前記記録情報を記録する際に予め目次画面情報を生成する目次画面情報生成手段と、
前記新たに記録する記録情報を前記目次画面情報生成手段より生成された複数の目次画面情報の内のいずれの目次画面情報に関連付けるか選択操作する操作手段と、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録し、前記新たに記録情報を記録する際には、前記記録情報と前記静止画像情報と前記操作手段により選択操作された目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録する手段とを備えることを特徴とする記録装置。 - 前記目次画面情報は、前記静止画像情報により形成される静止画像が選択された際に、前記静止画像情報に対応する前記記録情報が再生されるよう前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付けていることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
- 映像情報又は音声情報の少なくとも一方よりなる記録情報を記録媒体に記録する記録方法であり、
前記記録情報と前記記録情報に対応する静止画像情報とを出力すると共に、前記記録情報を前記記録媒体に記録する際の記録位置を示す記録位置情報を生成し、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を生成すると共に、新たに前記記録情報を記録する際に予め目次画面情報を生成し、
前記新たに記録する記録情報を前記目次画面情報生成手段より生成された複数の目次画面情報の内のいずれの目次画面情報に関連付けるか選択し、
前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付ける目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録し、前記新たに記録情報を記録する際には、前記記録情報と前記静止画像情報と前記選択された目次画面情報を前記記録情報、前記静止画像情報及び前記記録位置情報と共に前記記録媒体に記録することを特徴とする記録方法。 - 前記目次画面情報は、前記静止画像情報により形成される静止画像が選択された際に、前記静止画像情報に対応する前記記録情報が再生されるよう前記記録情報と前記静止画像情報とを関連付けていることを特徴とする請求項3記載の記録方法。
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