JP3872941B2

JP3872941B2 - Partition wall

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Publication number: JP3872941B2
Application number: JP2000222515A
Authority: JP
Inventors: 正美杉原; 美樹小谷; 恒夫嶽釜; 容崇友金
Original assignee: Sekisui House Ltd
Current assignee: Sekisui House Ltd
Priority date: 2000-07-24
Filing date: 2000-07-24
Publication date: 2007-01-24
Anticipated expiration: 2020-07-24
Also published as: JP2002038639A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内空間を間仕切る間仕切壁の構造、及び配置方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の間仕切壁の施工においては、たとえば、壁パネルを床及び天井にビス打ちされたランナーやレールに立てこむという形態がとられていた。該壁パネルは、設置を容易とするために簡易的に構成するものであって、単に木製又は樹脂製の板体を張り合わせる等のものであって、作り付けの壁（建築壁）と比べて質感及び遮音性に乏しいものであった。さらに、間仕切りを変更する際には、必然的にランナーやレールを取り外すこととなり、取り外した後は、ビス跡等が残ってしまい、内装を痛めてしまうことがあったのである。そして、壁パネルの配置は、ランナーやレールの配置によって限定されてしまうため、間仕切りの構成の自由度が少なかったのである。上記作業は、入念な大工工事によらなければ精度のよい立てつけが出来ず、居住者が簡単に出来るものではなかったのである。また、壁体を移動させる際には、持ち上げて移動させるため、作業者の負担となるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の不具合点に鑑みて、本発明は、ランナーやレールを床及び天井に取り付けることなく、居住者が簡単に間仕切壁の変更を行えることを提案するものである。すなわち、移動輪を配した壁体同士を複数配設することにより、居住者が簡単に自由な間仕切りが行える間仕切壁を提案するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
【０００５】
室内空間を仕切る為の一体型可動式間仕切壁（１）を、２枚の可動式間仕切壁（６・７）を連結して構成し、該可動式間仕切壁（６・７）の端面同士を、三点回動式連結金具（３１）により回動自在に連結し、該可動式間仕切壁（６・７）の端部には、平面視で「Ｃ」形又は「コ」形の溝型鋼（３）を配置し、該溝型鋼（３）の底面に、蝶番ガイド（４０）を固設し、該蝶番ガイド（４０）は、該溝型鋼（３）の内側に完全に内装固設され、表面には上部から下部にかけて円柱状で外方向に開放された係止溝（４１）を形成し、該三点回動式連結金具（３１）は、連結プレート（３３・３３）と、該連結プレート（３３・３３）の間において、回動ピン（３４・３４）で回動自由に枢結した二枚の蝶番プレート（３２・３２）からなり、該連結プレート（３３）は平面視クランク状に構成し、外端部には、連結プレート（３３）の厚みより直径を大きくした円柱状の係止部（３５）を形成し、該係止部（３５）を前記蝶番ガイド（４０）の係止溝（４１）に上方から挿入し、該蝶番ガイド（４０）の上下方向の長さは、前記三点回動式連結金具（３１）よりも長く構成し、前記三点回動式連結金具（３１）を蝶番ガイド（４０）に対して上下摺動可能に係止させ、連結状態において壁体を個々に独立して昇降可能としたものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【０００７】
図１は可動式間仕切壁の側面図、図２は同じく斜視図、図３は蝶番ガイドの平面図、図４は同じく側面図、図５は可動式間仕切壁に蝶番ガイドを固設した状態を表す斜視図、図６は三点回動式連結金具の平面図、図７は同じく側面図、図８は可動式間仕切壁を三点回動式連結金具で連結した状態を示す平面断面図、図９は二枚の可動式間仕切壁が同じ高さに位置する際の三点回動式連結金具の側面図、図１０は一方の可動式間仕切壁を上昇させた際の三点回動式連結金具の側面図、図１１は蝶番ガイドをチャネルで構成した実施例を表す平面図、図１２は同じく側面図、図１３は三点回動式連結金具の他の実施例を表す側面図、図１４は同じく該金具を用いて連結した平面断面図である。また、図１５は幕板の構造を表す前面図、図１６は可動式間仕切壁を上昇させた状態を表す側面図、図１７は同じく前面図、図１８は可動式間仕切壁が移動可能な状態を表す側面図、図１９は同じく前面図、図２０は一体型可動式間仕切壁が移動可能な状態を表す側面図、図２１は一方の可動式間仕切壁を固設した状態を表す側面図、図２２は一体型可動式間仕切壁を固設した状態を表す側面図、図２３は一体型可動式間仕切壁を連接する実施例を表す側面図、図２４は傾斜のある天井に可動式間仕切壁を設置する実施例を表す側面図である。
【０００８】
まず、図１を用いて一体型可動式間仕切壁１の概要について説明する。図１に示すように、一体型可動式間仕切壁１は、二枚の壁体となる可動式間仕切壁６・７を連結具３０・３０によって連結することで構成されている。そして、該連結具３０・３０を取り外すことによって、二枚の可動式間仕切壁６・７は分割させることができるものとする。本実施例では連結具３０を三点回動式連結金具３１により構成している。該可動式間仕切壁６・７は、グラスウール等の吸音材１１を、二枚の木製又は石膏ボード等の化粧板１０・１０で挟むようにして構成されている。該吸音材１１の端面には、溝型鋼３（図５に示す）が取り付けられ、二枚の化粧板１０・１０に内装される構成としている。上下中央部には、補強板８を横木として内装し、壁全体の強度を向上させている。そして、前記三点回動式連結金具３１・３１を取り付ける蝶番ガイド４０・４０・・・、隣接する可動式間仕切壁６・７を一直線上に配列させるためのガイド具９・９・・・を、前記溝型鋼３の上部及び下部の二箇所に配設している。但し、この配置数は１以上として限定するものではない。
【０００９】
そして、該可動式間仕切壁６・７の上部には、押しバネ４・４により上下方向に可動とする幕板２が配設されている。一方、該可動式間仕切壁６・７の下部には、昇降装置２１及び移動輪としてのキャスター２２・２２を内装した昇降部２０が配設されている。このように構成し、本実施例の可動式間仕切壁６・７は、キャスター２２・２２によって移動可能とし、さらに該昇降装置２１により昇降可能とすることで、上昇時に天井に対して前記幕板２を当接させることによって、天井と床面の間で突っ張らせることによって設置するものである。また、可動式間仕切壁７の右端面には、調整間柱１７及び伸縮装置１６を内装した横幅伸縮部１５が、取り外し可能に配設されている。
【００１０】
そして、図２に示されるように、以上のごとく構成された一体型可動式間仕切壁１は、二枚の可動式間仕切壁６・７を前記連結具３０（図示しない）を回動軸として、自由に開閉角度を設定して間仕切りを行うものである。また、間仕切を変更する際においても、「Ｖ」字に折り曲げることにより、自立させて移動させて行うものとする。
【００１１】
次に図３乃至図１２を用いて、連結具３０の第一実施例である三点回動式連結金具３１・３１について説明する。まず、図３及び図４を用いて、蝶番ガイド４０について説明する。該蝶番ガイド４０の表面には、側面視において中央に上部から下部にかけて円柱状で外方向に開放された係止溝４１が形成されている。該係止溝４１の下部には、係止板４２が配設され、該係止板４２により、係止溝４１の下端を塞いで閉じた構成としている。さらに、該蝶番ガイド４０の表面には、ボルト挿嵌孔４３・４３が複数（本実施例で四箇所）穿設されている。該蝶番ガイド４０は、金属製としてもよいし、また合成樹脂等を素材として用いてもよい。また、該蝶番ガイド４０は上下方向の長さを後述する三点回動式連結金具３１よりも長く構成している。これは、前述の昇降装置２１によって、連結される可動式間仕切壁６・７の高さが異なった際には、一方の蝶番ガイド４０が三点回動式連結金具３１を押し上げることとなるため、三点回動式連結金具３１がもう一方（低い位置にある可動式間仕切壁）の蝶番ガイド４０の係止溝４１から外れないように、蝶番ガイド４０上での摺動の幅を大きくとるためである。
【００１２】
また、図５に示すごとく、吸音材１１・１１の横幅は、化粧板１０・１０よりも短く構成して、端部は平面視「Ｃ」形の溝型鋼３で構成することにより、可動式間仕切壁６・７の端部は、該溝型鋼３を化粧板１０・１０で内装する構成としている。なお、該溝型鋼３は「Ｃ」形に限ることなく、平面視「コ」形の溝型鋼でもよい。そして、該溝型鋼３の底面に、前記蝶番ガイド４０を固設させる。固設された状態では、該蝶番ガイド４０は、化粧板１０・１０の間に完全に内装される構成としている。なお、蝶番ガイド４０及びガイド具９（図１に示す）の位置においては、溝型鋼３の「Ｃ」形の端をなすリップ部をカットし、ガイド具９及び後述する三点回動式連結金具３１が、溝型鋼３に当たらないようにしている。
【００１３】
次に、図６及び図７を用いて三点回動式連結金具３１について説明する。該三点回動式連結金具３１は、連結プレート３３・３３と、該連結プレート３３・３３の間に回動ピン３４・３４で回動自由に枢結した二枚の蝶番プレート３２・３２からなり、連結プレート３３は左右両側が同じ構成とされ、蝶番プレート３２は平面視クランク状に構成され、その外端部は、本体の厚みより直径を大きくした円柱状の係止部３５が形成され、内側端にはパイプ状の枢支部が形成されている。連結プレート３３・３３も同一部品として、平板の両側に回動ピン３４を挿入して枢支連結するためのパイプ部が形成されている。このように構成し、該三点回動式連結金具３１は、各回動ピン３４・３４・・・を回動軸として、連結プレート３３・３３・・・及び、蝶番プレート３２・３２を自由に回動することができる構造としている。該三点回動式連結金具３１は、金属製としてもよいし、また合成樹脂等を素材として用いてもよい。
【００１４】
以上のごとく構成された三点回動式連結金具３１を使用して間仕切壁とする実施例を図８乃至図１０を用いて説明する。図８に示すごとく、可動式間仕切壁６・７を近づけて位置させ、蝶番ガイド４０・４０の係止溝４１・４１に、三点回動式連結金具３１の係止部３５・３５を合わせるようにして、蝶番ガイド４０の上から三点回動式連結金具３１を挿入するのである。こうして、二枚の可動式間仕切壁６・７が回動自由に連結されるのである。
【００１５】
また、前述のごとく、本実施例の可動式間仕切壁６・７は天井と床面の間を突っ張らせて設置するため、可動式間仕切壁６・７の昇降作業の際には、必然的にお互いの蝶番ガイド４０・４０の高さが異なることになる。図９は可動式間仕切壁６・７の蝶番ガイド４０・４０が、お互いに同じ高さである状態を表している。この状態から、図１０に示すように、可動式間仕切壁６が前記昇降装置２１によって上に移動した場合は、三点回動式連結金具３１は、蝶番ガイド４０に対して、摺動自由に挿嵌されているので、可動式間仕切壁６の蝶番ガイド４０の係止板４２に係止することで上に持ち上げられるのである。すなわち、該三点回動式連結金具３１は、可動式間仕切壁６・７を上下方向に個別に昇降可能とし、かつ回動自由に連結をしているのである。さらに、前述のごとく、該蝶番ガイド４０は上下方向の長さを三点回動式連結金具３１よりも長く構成しているので、該三点回動式連結金具３１が蝶番ガイド４０から外れてしまうことがないのである。
【００１６】
さらに、前記蝶番ガイド４０と三点回動式連結金具３１の組み合わせの構成は、上記のものに限るものでない。たとえば、図１１及び図１２に示すごとく、平面視「コ」形のチャネル９０を一回り大きなチャネル９１に、チャネル９０外側面とチャネル９１の内側面の間に空間を持たせるように重ね、リベット９２・９２を両チャネル９０・９１の上部に貫通させて結合する。さらに、前記溝型鋼３に固設するための固設孔９３・９３が、両チャネル９０・９１の溝底部を貫通している。また、前記三点回動式連結金具３１の蝶番プレート３２・３２を、図１３に示すごとく、側面視Ｌ形のリベットガイド９４（蝶番プレート３２の下部から上部にかけて溝を形成している）を貫通させた蝶番プレート９５・９５として構成する。このようにして、図１４に示すごとく、リベット９２の位置に前記リベットガイド９４を合わせるようにして、蝶番プレート９５・９５を挿入することで連結するのである。また、図１３に示すごとく、回動ピン３４にバネ９６を配し、該バネ９６の両端によって隣接する連結プレート３３・３３の同一面を押さえるようにして、三点回動式連結金具３１が折れ曲がるように付勢させて、可動式間仕切壁６・７が該バネ９６によって引き合う（当接しやすくする）ようにさせることも出来る。
【００１７】
次に、図１及び図１５を用いて突っ張り機構について説明する。図１及び図１５に示すごとく、側面に平行に配設された複数のバネ４・４が、幕板２・２を天井方向（側面視上方向）に付勢している。なお、本実施例では各可動式間仕切壁６・７につき、二個ずつのバネ４・４を配設している。該幕板２は図１５の前面視に示されるごとく、凸形の枠体とし、凸部を構成する方形のガイド枠１８を下向きに配設して、前面視逆さ凸形状としている。そして、天井３面に対しては、平行に面で当接する構成としている。そして、該幕板２・２の天井３との当接面には、ゴムまたは軟質樹脂からなる高摩擦抵抗部材として天井面ノンスリップ材５・５が貼り付けてあり、幕板２・２は該天井面ノンスリップ材５・５を介装して、前記バネ４・４により天井３に付勢されている。
【００１８】
そして、図１５の前面視に示されるごとく、可動式間仕切壁６・７の上部には、吸音材１１の上で、かつ、化粧板１０・１０の間に挟まれるようにして、幕板２と同じ長さの断面視略「Ｃ」形のガイドチャネル１４が開口部を上にして配設されている。また、該ガイドチャネル１４の開口部には、幕板２の下部を構成している方形のガイド枠１８が、進退自由に配設されている。以上のごとく構成したガイドチャネル１４及びガイド枠１８に、円筒形の「コ」形のバネ枠１３・１３を開口部を向かい合わせて配設させ、該バネ枠１３・１３にバネ４が介装されている。該バネ枠１３は、バネ４がズレることなく伸縮を可能にするもので、円筒形としてバネ４を内装する構成としている。
【００１９】
次に図１６乃至図１９を用いて、可動式間仕切壁６・７の下部の構成について説明する。まず、化粧板１０・１０の下部の構成について説明する。図１６及び図１７に示すごとく、可動式間仕切壁６の下部には、化粧板１０・１０に内接し、可動式間仕切壁６の側面と同じ長さで、前面視「コ」字形の下部ガイドチャネル８１・８１を開口部を内側にして、向かい合わせる形で内装されている。そして、該下部ガイドチャネル８１・８１の上部には、可動式間仕切壁６と平行に、二個のキャスター２２・２２を下に向けて配設している前面視略「Ｃ」字形のマウントチャネル５４が、その開口部を上にして配設されている。また、側面視において、該キャスター２２・２２の内側には、昇降装置２１・２１が左右均等に配設されている。
【００２０】
該昇降装置２１は本実施例ではネジ杆よりなる昇降ロッド８５と、該昇降ロッド８５に螺装したナット体よりなり、該ナット体を笠歯車で回動することにより、後述する連動軸５７及び電動工具５５の水平方向の回転軸方向を、垂直方向の回転軸方向とすることにより垂直昇降ロッド８５を垂直方向に昇降させるが、パンタグラフ式やシリンダー等を用いても良く、限定するものではない。該昇降装置２１・２１の昇降ロッド８５・８５の先端は、前記マウントチャネル５４の下部に係止しており、マウントチャネル５４を昇降させる構成としている。さらに、該マウントチャネル５４は、前記下部ガイドチャネル８１・８１に対して、溶接又は接着材などを用いて固設され、化粧板１０・１０及び吸音材１１と一体構成としている。なお、本実施例では該二個の昇降装置２１・２１を可動式間仕切壁６の側面と平行に配設し、左側に位置する昇降装置２１の駆動力を、連動軸５７を介して、右側に位置する昇降装置２１に伝えることにより、左右に位置する昇降装置２１・２１を同時に昇降させる構成としている。しかし、本実施例に限ることなく、昇降装置２１の個数は二個以上としてもよいし、各昇降装置２１を独立して昇降させる構成としてもよい。
【００２１】
次に、化粧板１０・１０の下部に配設した昇降装置枠８２について説明する。図１７の前面視に示すごとく、該昇降装置枠８２は、前面視凸形でチャネルを構成している。そして、該チャネルの内部には、前記キャスター２２及び昇降装置２１が内装されている。そして、該昇降装置枠８２の上部には、係止フランジ８３・８３が可動式間仕切壁６の内側から外側に向けて突設されており、該係止フランジ８３・８３が前記下部ガイドチャネル８１・８１に係止するまで、化粧板１０・１０を上昇させることができる構成としている。一方で、該昇降装置枠８２の下部にはキャスター２２を床面１９に当接させるための平面視円形のキャスター孔８４が貫通して設けられている。該キャスター孔８４は、図１６に示すごとく、キャスター２２・２２の下部に位置するように二箇所に配設されている。そして、可動式間仕切壁６の床面との接触面には、床面ノンスリップ材２３・２３が、前記昇降装置枠８２の下部に、キャスター孔８４・８４の位置を除いて貼設されている。また、前記昇降装置２１を操作するための工具挿入孔５６が、該昇降装置枠８２の外側から内側にかけて穿設されており、昇降装置２１を外部から操作することを可能としている。本実施例では、図１６に示すごとく、電動工具５５を用いて昇降装置２１の昇降ロッド８５を昇降させる構成としているが、レンチ等を用いて手動で昇降させる構成としてもよい。
【００２２】
以上の構成により、可動式間仕切壁６を天井３及び床面１９に突っ張らせて設置するのである。すなわち、昇降装置２１・２１の昇降の操作に応じて、マウントチャネル５４を昇降させ、さらに該マウントチャネル５４と一体構成とした化粧板１０・１０及び吸音材１１を昇降させる構成とし、該化粧板１０・１０の上部に位置する前記幕板２を天井３に付勢させるのである。
【００２３】
図１８及び図１９は、可動式間仕切壁６の移動時の昇降部２０の状態を表すものである。移動時においては、可動式間仕切壁６を下げる方向に昇降装置２１を操作して、キャスター２２・２２をキャスター孔８４・８４を通して床面１９に当接させ、床面ノンスリップ材２３と床面１９の間に隙間を生じさせる。この操作に連動して、前記幕板２と天井３との間には隙間が生じるのである。こうして可動式間仕切壁６が移動可能となるのである。移動後は、前記操作と反対に、可動式間仕切壁６を上げる方向に昇降装置２１を操作することで、キャスター２２・２２が床面１９から離れ、前記幕板２が天井３に当接することで、設置が完了するのである。
【００２４】
次に、上記のごとく構成された可動式間仕切壁６・７からなる一体型可動式間仕切壁１を用いて間仕切りを行う実施例を図２０乃至図２４を用いて説明する。なお、本実施例では、前記横幅伸縮部１５を取り外して行うものとする。まず、図２０に示すごとく、可動式間仕切壁６・７双方を、前記昇降装置２１を調整して、天井３と幕板２の間に隙間２６を生じさせることで移動可能とする。移動の際は、前述のごとく、可動式間仕切壁６・７がお互いを回動自由に三点回動式連結金具３１で連結されているので、図２及び図２０に示すごとく、該三点回動式連結金具３１を回動軸として可動式間仕切壁６・７を折り曲げることで「Ｖ」形とし、一体型可動式間仕切壁１を転倒させることなく移動させることができるのである。
【００２５】
そして、「Ｖ」形とした一体型可動式間仕切壁１を所望の位置に仮置きする。そして、図２１に示すごとく、まず一方の可動式間仕切壁６の昇降装置２１を上昇させ、該可動式間仕切壁６の幕板２を天井３に付勢させ、天井３と床面１９に突っ張らせる形で設置する。この状態で、もう一方の可動式間仕切壁７は、固定された可動式間仕切壁６に対して回動自在となる。そして、図２１に示すごとく、可動式間仕切壁７を固定された可動式間仕切壁６に対して一直線上となる位置まで回動させ（前記ガイド具９・９によって位置が決まる）、その後、図２２に示すごとく、可動式間仕切壁７の昇降装置２１を同様に上昇させることで、可動式間仕切壁７を天井３と床面１９に突っ張らせて設置させるのである。こうして、移動時は「Ｖ」形を構成し、設置時においても一方の可動式間仕切壁６を固定してから、もう一方の可動式間仕切壁７を固定するので、一体型可動式間仕切壁１を転倒させること無く安全に移動作業、及び設置作業を行うことができるのである。
【００２６】
そして、図２３に示すごとく、一体型可動式間仕切壁１を追加して連接することによって、さらに幅の広い間仕切壁を構成することができるのである。また、前述のごとく該一体型可動式間仕切壁１は二枚の可動式間仕切壁６・７を三点回動式連結金具３１・３１によって、連結することから構成しているので、間仕切の幅に応じて一体型可動式間仕切壁１を分割して使用することも可能である。
【００２７】
次に、天井の形式によって傾斜がある室内に設置する実施例を図１５及び図２４を用いて説明する。図２４に示すごとく、本実施例においては、前記バネ４・４を二箇所に配設しているため、天井３の傾斜に応じて幕板２を傾けて付勢させることができるのである。また、さらに傾斜大きい天井３において使用をする際には、図１５に示すガイド枠１８及びガイドチャネル１４を上下方向に長く構成することが望ましい。これは、図２４に示すごとく、傾斜のある天井３に対して幕板２が傾いて付勢することになり、前記ガイド枠１８を短く構成すると、該ガイド枠１８の下端がガイドチャネル１４の上部に配設される恐れがあり、この際には化粧板１０の上部に隙間が生じてしまうからである。
【００２８】
【発明の効果】
本発明は以上のごとく構成したので、次のような効果を奏するのである。
【００２９】
室内空間を仕切る為の一体型可動式間仕切壁（１）を、２枚の可動式間仕切壁（６・７）を連結して構成し、該可動式間仕切壁（６・７）の端面同士を、三点回動式連結金具（３１）により回動自在に連結し、該可動式間仕切壁（６・７）の端部には、平面視で「Ｃ」形又は「コ」形の溝型鋼（３）を配置し、該溝型鋼（３）の底面に、蝶番ガイド（４０）を固設し、該蝶番ガイド（４０）は、該溝型鋼（３）の内側に完全に内装固設され、表面には上部から下部にかけて円柱状で外方向に開放された係止溝（４１）を形成し、該三点回動式連結金具（３１）は、連結プレート（３３・３３）と、該連結プレート（３３・３３）の間において、回動ピン（３４・３４）で回動自由に枢結した二枚の蝶番プレート（３２・３２）からなり、該連結プレート（３３）は平面視クランク状に構成し、外端部には、連結プレート（３３）の厚みより直径を大きくした円柱状の係止部（３５）を形成し、該係止部（３５）を前記蝶番ガイド（４０）の係止溝（４１）に上方から挿入し、該蝶番ガイド（４０）の上下方向の長さは、前記三点回動式連結金具（３１）よりも長く構成し、前記三点回動式連結金具（３１）を蝶番ガイド（４０）に対して上下摺動可能に係止させ、連結状態において壁体を個々に独立して昇降可能としたので、別々の可動式間仕切壁（６・７）を、幕板を天井に接当させたり、移動輪を昇降装置により出し入れする操作において、順番に可動式間仕切壁（６・７）を上下する操作が可能となったのである。
これにより、少々、２枚の可動式間仕切壁（６・７）の間に高さの相違が発生しても、可動式間仕切壁（６・７）を転倒させることなく設置させることができるのである。
【００３０】
また、室内空間を間仕切る為の間仕切壁であって、下部に移動輪と昇降装置を配設し、壁体の上部の幕板内側に突っ張り機構を配設し、二体の間仕切壁の端面同士を少なくとも一つの回動点を有する三点回動式連結金具３１・３１により回動自在に連結して使用するので、移動させる際には二体の可動式間仕切壁６・７を鋭角に折り曲げて「Ｖ」形とすることで、一体型可動式間仕切壁１を自立させることができる。このようにして、転倒させることなく移動させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】可動式間仕切壁の側面図である。
【図２】同じく斜視図である。
【図３】蝶番ガイドの平面図である。
【図４】同じく側面図である。
【図５】可動式間仕切壁に蝶番ガイドを固設した状態を表す斜視図である。
【図６】三点回動式連結金具の平面図である。
【図７】同じく側面図である。
【図８】可動式間仕切壁を三点回動式連結金具で連結した状態を示す平面断面図である。
【図９】二枚の可動式間仕切壁が同じ高さに位置する際の三点回動式連結金具の側面図である。
【図１０】一方の可動式間仕切壁を上昇させた際の三点回動式連結金具の側面図である。
【図１１】蝶番ガイドをチャネルで構成した実施例を表す平面図である。
【図１２】同じく側面図である。
【図１３】三点回動式連結金具の他の実施例を表す側面図である。
【図１４】同じく該金具を用いて連結した平面断面図である。
【図１５】幕板の構造を表す前面図である。
【図１６】可動式間仕切壁を上昇させた状態を表す側面図である。
【図１７】同じく前面図である。
【図１８】可動式間仕切壁が移動可能な状態を表す側面図である。
【図１９】同じく前面図である。
【図２０】一体型可動式間仕切壁が移動可能な状態を表す側面図である。
【図２１】一方の可動式間仕切壁を固設した状態を表す側面図である。
【図２２】一体型可動式間仕切壁を固設した状態を表す側面図である。
【図２３】一体型可動式間仕切壁を連接する実施例を表す側面図である。
【図２４】傾斜のある天井に可動式間仕切壁を設置する実施例を表す側面図である。
【符号の説明】
１一体型可動式間仕切壁
２幕板
４バネ
５天井面ノンスリップ材
６可動式間仕切壁
７可動式間仕切壁
１０化粧板
１１吸音材
１５横幅伸縮部
２０昇降部
２１昇降装置
２２キャスター
２３床面ノンスリップ材
３０連結具
４０蝶番ガイド[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a partition wall that partitions an indoor space and an arrangement method thereof.
[0002]
[Prior art]
In the conventional construction of the partition wall, for example, a form in which the wall panel is stood on a runner or rail screwed to the floor and ceiling has been taken. The wall panel is simply configured to facilitate installation, and is simply a laminate of wooden or resin plates, compared to a built-in wall (architectural wall). The texture and sound insulation were poor. Furthermore, when the partition is changed, the runners and rails are inevitably removed, and after the removal, screw marks and the like remain, which may damage the interior. And since arrangement | positioning of a wall panel will be limited by arrangement | positioning of a runner or a rail, there were few freedom degrees of the structure of a partition. The above work could not be set up with high accuracy unless it was done by careful carpentry work, and it was not easy for residents to do. Further, when the wall body is moved, the wall body is lifted and moved.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the drawbacks of the prior art, the present invention proposes that a resident can easily change the partition wall without attaching runners and rails to the floor and ceiling. That is, the present invention proposes a partition wall in which a resident can easily perform free partitioning by arranging a plurality of wall bodies provided with moving wheels.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
[0005]
An integral movable partition wall (1) for partitioning the indoor space is configured by connecting two movable partition walls (6, 7), and the end faces of the movable partition wall (6, 7) are connected to each other. , A three-point pivoting coupling fitting (31), which is pivotably coupled. The end of the movable partition wall (6, 7) has a groove shape steel of “C” shape or “ko” shape in plan view. (3) is arranged, and a hinge guide (40 ) is fixed to the bottom surface of the grooved steel (3). The hinge guide (40 ) is completely fixed inside the grooved steel (3). The surface is formed with a locking groove (41) that is cylindrical and open outwardly from the upper part to the lower part, and the three-point rotating connection fitting (31) includes a connection plate (33, 33), Between the connecting plates (33, 33), there are two hinge plates (32, 32) that are pivotably connected by rotating pins (34, 34). The connecting plate (33) has a crank shape in plan view, and a cylindrical locking portion (35) having a diameter larger than the thickness of the connecting plate (33) is formed on the outer end portion. 35) is inserted into the locking groove (41) of the hinge guide (40) from above, and the length of the hinge guide (40) in the vertical direction is longer than that of the three-point pivoting connection fitting (31). The three-point rotating connection fitting (31) is configured to be slidable with respect to the hinge guide (40) so that the wall body can be moved up and down independently in the connected state. .
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0007]
1 is a side view of the movable partition wall, FIG. 2 is also a perspective view, FIG. 3 is a plan view of the hinge guide, FIG. 4 is also a side view, and FIG. 5 is a state in which the hinge guide is fixed to the movable partition wall. FIG. 6 is a plan view of the three-point rotating connection bracket, FIG. 7 is a side view of the same, and FIG. 8 is a plan sectional view showing a state in which the movable partition walls are connected by the three-point rotation connecting bracket. FIG. 9 is a side view of the three-point rotating connection fitting when two movable partition walls are positioned at the same height, and FIG. 10 is a three-point rotating type when one movable partition wall is raised. FIG. 11 is a plan view showing an embodiment in which the hinge guide is configured by a channel, FIG. 12 is a side view of the same, and FIG. 13 is a side view showing another embodiment of the three-point pivoting connection fitting. FIG. 14 is a plan sectional view in which the metal fittings are similarly connected. 15 is a front view showing the structure of the curtain, FIG. 16 is a side view showing a state in which the movable partition wall is raised, FIG. 17 is a front view, and FIG. 18 is a state in which the movable partition wall is movable. FIG. 19 is a front view, FIG. 20 is a side view showing a state in which the integral movable partition wall is movable, and FIG. 21 is a side view showing a state in which one movable partition wall is fixed. 22 is a side view showing a state in which the integrated movable partition wall is fixed, FIG. 23 is a side view showing an embodiment in which the integrated movable partition wall is connected, and FIG. 24 is a movable partition wall on an inclined ceiling. It is a side view showing the Example which installs.
[0008]
First, the outline | summary of the integral movable partition wall 1 is demonstrated using FIG. As shown in FIG. 1, the integrated movable partition wall 1 is configured by connecting movable partition walls 6, 7 serving as two wall bodies by connecting members 30, 30. Then, it is assumed that the two movable partition walls 6 and 7 can be divided by removing the connectors 30 and 30. In this embodiment, the connecting tool 30 is constituted by a three-point rotating connecting metal fitting 31. The movable partition walls 6 and 7 are configured such that a sound absorbing material 11 such as glass wool is sandwiched between two decorative plates 10 and 10 such as wooden or gypsum board. A grooved steel 3 (shown in FIG. 5) is attached to the end surface of the sound absorbing material 11 and is configured to be internally mounted on the two decorative plates 10 and 10. Reinforcing plates 8 are installed as cross bars in the upper and lower central portions to improve the strength of the entire wall. Further, hinge guides 40, 40,... For attaching the three-point rotating connection fittings 31, 31 and guide tools 9, 9,... For arranging the adjacent movable partition walls 6, 7 in a straight line. The grooved steel 3 is disposed at two locations, an upper portion and a lower portion. However, this arrangement number is not limited to one or more.
[0009]
A curtain plate 2 is disposed above the movable partition walls 6 and 7 and is movable in the vertical direction by the push springs 4 and 4. On the other hand, an elevating unit 20 having an elevating device 21 and casters 22 and 22 as moving wheels is disposed below the movable partition walls 6 and 7. The movable partition walls 6 and 7 of the present embodiment are configured as described above and can be moved by the casters 22 and 22 and can be moved up and down by the lifting device 21 so that the curtain plate can be lifted with respect to the ceiling when it is lifted. 2 is brought into contact with the ceiling and the floor so as to be installed. Further, on the right end surface of the movable partition wall 7, a laterally expanding / contracting portion 15 having an adjustment spacer 17 and an expansion / contraction device 16 is detachably disposed.
[0010]
As shown in FIG. 2, the integrated movable partition wall 1 configured as described above has the two movable partition walls 6, 7 as the rotation axis with the connecting tool 30 (not shown) as a rotation axis. The opening / closing angle is freely set and the partitioning is performed. Also, when changing the partition, it is assumed that the partition is made to move independently by being bent into a “V” shape.
[0011]
Next, with reference to FIGS. 3 to 12, the three-point rotating connection fittings 31 and 31 that are the first embodiment of the connection tool 30 will be described. First, the hinge guide 40 is demonstrated using FIG.3 and FIG.4. On the surface of the hinge guide 40, a locking groove 41 is formed in a cylindrical shape from the top to the bottom in the side view and opened outward. A locking plate 42 is disposed below the locking groove 41, and the locking plate 42 is configured to close and close the lower end of the locking groove 41. Furthermore, a plurality of bolt insertion holes 43 and 43 are formed on the surface of the hinge guide 40 (four in this embodiment). The hinge guide 40 may be made of metal, or synthetic resin or the like may be used as a material. Further, the hinge guide 40 is configured such that the length in the vertical direction is longer than that of the three-point rotating connection fitting 31 described later. This is because, when the movable partition walls 6 and 7 to be connected are different in height by the lifting device 21 described above, one hinge guide 40 pushes up the three-point rotating connection fitting 31. Further, the sliding width on the hinge guide 40 is increased so that the three-point rotation type connecting metal 31 does not come off the locking groove 41 of the hinge guide 40 of the other (movable partition wall at a lower position). Because.
[0012]
Further, as shown in FIG. 5, the width of the sound absorbing material 11, 11 is configured to be shorter than that of the decorative plate 10, 10, and the end portion is configured by the grooved steel 3 having a “C” shape in plan view, thereby being movable. The end portions of the partition walls 6 and 7 are configured so that the grooved steel 3 is internally provided with the decorative plates 10 and 10. The grooved steel 3 is not limited to the “C” shape, and may be a “K” shaped grooved steel in plan view. Then, the hinge guide 40 is fixed to the bottom surface of the channel steel 3. In the fixed state, the hinge guide 40 is configured to be completely housed between the decorative plates 10 and 10. At the position of the hinge guide 40 and the guide tool 9 (shown in FIG. 1), the lip portion forming the end of the “C” shape of the grooved steel 3 is cut, and the guide tool 9 and a three-point rotating connection described later are connected. The metal fitting 31 is prevented from hitting the channel steel 3.
[0013]
Next, the three-point rotating connection fitting 31 will be described with reference to FIGS. 6 and 7. The three-point rotating connection fitting 31 is composed of a connecting plate 33, 33 and two hinge plates 32, 32 pivotally connected to each other by rotating pins 34, 34 between the connecting plates 33, 33. The connecting plate 33 has the same configuration on both the left and right sides, the hinge plate 32 is configured in a crank shape in a plan view, and a cylindrical locking portion 35 having a diameter larger than the thickness of the main body is formed on the outer end thereof. A pipe-shaped pivot is formed at the inner end. The connection plates 33 and 33 are also the same part, and a pipe portion is formed on both sides of the flat plate for inserting and pivotally connecting the rotation pins 34. In this way, the three-point rotation type connecting bracket 31 can freely connect the connecting plates 33, 33, and the hinge plates 32, 32 with the rotating pins 34, 34,. The structure can be rotated. The three-point rotating connection fitting 31 may be made of metal, or synthetic resin or the like may be used as a material.
[0014]
An embodiment in which the partition wall is formed by using the three-point rotating connection fitting 31 configured as described above will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 8, the movable partition walls 6, 7 are positioned close to each other, and the locking portions 35, 35 of the three-point rotating connection fitting 31 are aligned with the locking grooves 41, 41 of the hinge guides 40, 40. In this way, the three-point rotating connection fitting 31 is inserted from above the hinge guide 40. In this way, the two movable partition walls 6 and 7 are connected so as to freely rotate.
[0015]
In addition, as described above, the movable partition walls 6 and 7 of this embodiment are installed so as to be stretched between the ceiling and the floor surface. The heights of the hinge guides 40 and 40 are different from each other. FIG. 9 shows a state in which the hinge guides 40 and 40 of the movable partition walls 6 and 7 are at the same height. From this state, as shown in FIG. 10, when the movable partition wall 6 is moved upward by the elevating device 21, the three-point rotating connection fitting 31 is slidable with respect to the hinge guide 40. Since it is inserted, it is lifted upward by being locked to the locking plate 42 of the hinge guide 40 of the movable partition wall 6. That is, the three-point rotating connection fitting 31 enables the movable partition walls 6 and 7 to be individually moved up and down in the vertical direction and is connected to freely rotate. Further, as described above, the hinge guide 40 has a length in the vertical direction longer than that of the three-point rotating connection fitting 31, so that the three-point rotation connecting fitting 31 is detached from the hinge guide 40. There is no end to it.
[0016]
Furthermore, the configuration of the combination of the hinge guide 40 and the three-point rotating connection fitting 31 is not limited to the above. For example, as shown in FIGS. 11 and 12, a channel 90 having a “U” shape in plan view is overlapped with a channel 91 that is slightly larger than the channel 90 so that a space is provided between the outer surface of the channel 90 and the inner surface of the channel 91. 92 and 92 are passed through the upper portions of both channels 90 and 91 to be coupled. Further, fixing holes 93 and 93 for fixing to the groove steel 3 pass through the groove bottoms of both channels 90 and 91. Further, as shown in FIG. 13, the hinge plates 32 and 32 of the three-point rotation type coupling metal 31 are provided with L-shaped rivet guides 94 (grooves are formed from the lower part to the upper part of the hinge plate 32) as shown in FIG. It is configured as a hinge plate 95/95 which is penetrated. Thus, as shown in FIG. 14, the rivet guide 94 is aligned with the position of the rivet 92, and the hinge plates 95 and 95 are inserted for connection. Further, as shown in FIG. 13, the spring 96 is disposed on the rotation pin 34, and the same surface of the adjacent connection plates 33, 33 is pressed by both ends of the spring 96 so that the three-point rotation connection fitting 31 is provided. The movable partition walls 6 and 7 may be biased so as to be bent so that the movable partition walls 6 and 7 are attracted (to be easily brought into contact with each other) by the spring 96.
[0017]
Next, the tension mechanism will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 1 and 15, a plurality of springs 4, 4 arranged in parallel with the side surfaces urge the curtain plates 2, 2 in the ceiling direction (upward side view). In this embodiment, two springs 4 and 4 are provided for each movable partition wall 6 and 7. As shown in the front view of FIG. 15, the curtain plate 2 is a convex frame body, and a rectangular guide frame 18 constituting the convex portion is disposed downward so as to have an inverted convex shape when viewed from the front. And it is set as the structure contact | abutted by the surface in parallel with respect to the ceiling 3 surface. Further, a ceiling surface non-slip material 5 or 5 as a high friction resistance member made of rubber or soft resin is attached to a contact surface of the curtain plate 2 or 2 with the ceiling 3. It is urged to the ceiling 3 by the springs 4 and 4 through the non-slip material 5 and 5 on the ceiling surface.
[0018]
Then, as shown in the front view of FIG. 15, the curtain plate 2 is sandwiched between the sound absorbing material 11 and the decorative plates 10, 10 above the movable partition walls 6, 7. A guide channel 14 having a substantially “C” shape in cross-sectional view having the same length as that in FIG. A rectangular guide frame 18 constituting the lower part of the curtain plate 2 is disposed in the opening of the guide channel 14 so as to freely advance and retract. Cylindrical “U” -shaped spring frames 13 and 13 are arranged on the guide channel 14 and the guide frame 18 configured as described above with the openings facing each other, and the spring 4 is interposed in the spring frames 13 and 13. Has been. The spring frame 13 enables expansion and contraction without the spring 4 being displaced, and has a configuration in which the spring 4 is housed in a cylindrical shape.
[0019]
Next, the structure of the lower part of the movable partition walls 6 and 7 will be described with reference to FIGS. First, the structure of the lower part of the decorative board 10 * 10 is demonstrated. As shown in FIGS. 16 and 17, the lower part of the movable partition wall 6 is inscribed in the decorative plate 10, 10 and has the same length as the side surface of the movable partition wall 6, and is a “U” -shaped lower guide in front view. The channels 81 and 81 are arranged so as to face each other with the opening facing inward. The upper guide channel 81/81 has a substantially "C" -shaped mounting channel in front view, in which two casters 22 and 22 are disposed downward in parallel with the movable partition wall 6. 54 is arranged with its opening up. In addition, when viewed from the side, the lifting devices 21 and 21 are evenly arranged on the inner sides of the casters 22 and 22.
[0020]
In this embodiment, the elevating device 21 is composed of an elevating rod 85 made of a screw rod and a nut body screwed on the elevating rod 85, and by rotating the nut body with a bevel gear, The vertical elevating rod 85 is raised and lowered in the vertical direction by setting the horizontal rotation axis direction of the electric power tool 55 as the vertical rotation axis direction, but a pantograph type, a cylinder, or the like may be used and is not limited. . The tips of the elevating rods 85 and 85 of the elevating devices 21 and 21 are engaged with the lower portion of the mount channel 54 so that the mount channel 54 is raised and lowered. Further, the mount channel 54 is fixed to the lower guide channels 81 and 81 using welding or an adhesive, and is configured integrally with the decorative plates 10 and 10 and the sound absorbing material 11. In this embodiment, the two lifting devices 21 and 21 are arranged in parallel with the side surface of the movable partition wall 6, and the driving force of the lifting device 21 located on the left side is transferred to the right side via the interlocking shaft 57. The elevators 21 and 21 positioned on the left and right are moved up and down at the same time. However, the present invention is not limited to this example, and the number of lifting devices 21 may be two or more, or the lifting devices 21 may be lifted and lowered independently.
[0021]
Next, the elevating device frame 82 disposed below the decorative plates 10 and 10 will be described. As shown in the front view of FIG. 17, the lifting device frame 82 has a convex shape in the front view and constitutes a channel. The caster 22 and the lifting device 21 are housed inside the channel. Further, locking flanges 83 and 83 project from the inner side to the outer side of the movable partition wall 6 at the upper part of the lifting device frame 82, and the locking flanges 83 and 83 are protruded from the lower guide channel 81. -It is set as the structure which can raise the decorative board 10 * 10 until it latches to 81. FIG. On the other hand, a caster hole 84 having a circular shape in plan view for allowing the caster 22 to come into contact with the floor surface 19 is provided through the lower portion of the lifting device frame 82. As shown in FIG. 16, the caster holes 84 are disposed at two locations so as to be positioned below the casters 22 and 22. Then, on the contact surface of the movable partition wall 6 with the floor surface, floor surface non-slip materials 23 and 23 are attached to the lower part of the lifting device frame 82 except for the positions of the caster holes 84 and 84. . In addition, a tool insertion hole 56 for operating the lifting device 21 is formed from the outside to the inside of the lifting device frame 82, so that the lifting device 21 can be operated from the outside. In the present embodiment, as shown in FIG. 16, the lifting rod 85 of the lifting device 21 is lifted and lowered using the electric tool 55, but it may be manually lifted and lowered using a wrench or the like.
[0022]
With the above configuration, the movable partition wall 6 is installed to be stretched on the ceiling 3 and the floor surface 19. That is, according to the raising / lowering operation of the elevating devices 21 and 21, the mount channel 54 is raised and lowered, and the decorative plates 10 and 10 and the sound absorbing material 11 integrated with the mount channel 54 are raised and lowered, and the decorative plate The curtain 2 located at the upper part of 10 · 10 is urged toward the ceiling 3.
[0023]
18 and 19 show the state of the elevating unit 20 when the movable partition wall 6 is moved. During movement, the lifting device 21 is operated in the direction of lowering the movable partition wall 6 to bring the casters 22 and 22 into contact with the floor surface 19 through the caster holes 84 and 84, so that the floor non-slip material 23 and the floor surface 19 are moved. Create a gap between them. In conjunction with this operation, a gap is generated between the curtain plate 2 and the ceiling 3. Thus, the movable partition wall 6 can be moved. After the movement, the casters 22 and 22 are separated from the floor surface 19 and the curtain plate 2 comes into contact with the ceiling 3 by operating the elevating device 21 in the direction to raise the movable partition wall 6, contrary to the above operation. The installation is complete.
[0024]
Next, an embodiment in which partitioning is performed using the integral movable partition wall 1 composed of the movable partition walls 6 and 7 configured as described above will be described with reference to FIGS. In this embodiment, it is assumed that the horizontal expansion / contraction part 15 is removed. First, as shown in FIG. 20, both movable partition walls 6 and 7 are made movable by adjusting the elevating device 21 to create a gap 26 between the ceiling 3 and the curtain 2. When moving, as described above, since the movable partition walls 6 and 7 are connected to each other by the three-point rotating connection fitting 31 so as to freely rotate, as shown in FIGS. By bending the movable partition walls 6 and 7 with the pivotal coupling fitting 31 as a pivot axis, the movable partition wall 6 and 7 are bent, and the integrated movable partition wall 1 can be moved without being overturned.
[0025]
Then, the integrated movable partition wall 1 having a “V” shape is temporarily placed at a desired position. Then, as shown in FIG. 21, first, the elevating device 21 of one movable partition wall 6 is raised, the curtain plate 2 of the movable partition wall 6 is urged toward the ceiling 3, and is stretched against the ceiling 3 and the floor 19. Install in a form that allows In this state, the other movable partition wall 7 is rotatable with respect to the fixed movable partition wall 6. Then, as shown in FIG. 21, the movable partition wall 7 is rotated to a position that is in a straight line with respect to the fixed movable partition wall 6 (the position is determined by the guides 9 and 9). As shown in 22, the movable partition wall 7 is installed on the ceiling 3 and the floor 19 by raising the lifting device 21 of the movable partition wall 7 in the same manner. In this way, when moving, the "V" shape is formed, and at the time of installation, one movable partition wall 6 is fixed, and then the other movable partition wall 7 is fixed. Therefore, the moving operation and the installation operation can be performed safely without overturning.
[0026]
And as shown in FIG. 23, by adding and connecting the integral movable partition wall 1, a partition wall having a wider width can be formed. Further, as described above, the integral movable partition wall 1 is constituted by connecting the two movable partition walls 6 and 7 by the three-point rotating connection fittings 31 and 31 , so that the width of the partition is reduced. Accordingly, the integral movable partition wall 1 can be divided and used.
[0027]
Next, an embodiment of installing in a room with an inclination depending on the ceiling type will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 24, in the present embodiment, the springs 4 and 4 are disposed at two locations, so that the curtain plate 2 can be inclined and biased according to the inclination of the ceiling 3. Further, when using the ceiling 3 having a larger slope, it is desirable that the guide frame 18 and the guide channel 14 shown in FIG. As shown in FIG. 24, this means that the curtain plate 2 is inclined and urged against the inclined ceiling 3. When the guide frame 18 is configured to be short, the lower end of the guide frame 18 is connected to the guide channel 14. This is because there is a risk of being disposed in the upper portion, and in this case, a gap is formed in the upper portion of the decorative board 10.
[0028]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0029]
An integral movable partition wall (1) for partitioning an indoor space is configured by connecting two movable partition walls (6, 7), and the end faces of the movable partition wall (6, 7) are connected to each other. , A three-point pivoting coupling fitting (31), which is pivotably coupled. The end of the movable partition wall (6, 7) has a groove shape steel of “C” shape or “ko” shape in plan view. (3) is arranged, and a hinge guide (40) is fixed to the bottom surface of the grooved steel (3). The hinge guide (40) is completely fixed inside the grooved steel (3). The surface is formed with a locking groove (41) that is cylindrical and open outwardly from the upper part to the lower part, and the three-point rotating connection fitting (31) includes a connection plate (33, 33), between the connecting plates (33, 33) consists rotate freely pivotally connected to the two hinge plates pivot pin (34, 34) (32, 32),該連The plate (33) is configured in a crank shape in plan view, and a cylindrical locking portion (35) having a diameter larger than the thickness of the connecting plate (33) is formed on the outer end portion, and the locking portion (35 ) Is inserted into the locking groove (41) of the hinge guide (40) from above, and the length of the hinge guide (40) in the vertical direction is longer than that of the three-point rotating connection fitting (31). In addition, the three-point rotation type connecting fitting (31) is locked to the hinge guide (40) so as to be slidable up and down, and the wall bodies can be moved up and down independently in the connected state. It is possible to move the movable partition wall (6, 7) up and down in turn in the operation of bringing the curtain plate into contact with the ceiling and moving the moving wheel in and out by the lifting device. It became.
As a result, even if a difference in height occurs between the two movable partition walls (6, 7), the movable partition wall (6, 7) can be installed without being overturned. is there.
[0030]
Moreover, it is a partition wall for partitioning an indoor space, a moving wheel and a lifting device are disposed at the lower part, a tension mechanism is disposed on the inner side of the curtain at the upper part of the wall, and the end surfaces of the two partition walls The two movable partition walls 6 and 7 are pivotally connected to each other by means of three-point pivotal coupling fittings 31 and 31 having at least one pivot point. The integrated movable partition wall 1 can be made self-supporting by bending into a “V” shape. In this way, it can be moved without being overturned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a movable partition wall.
FIG. 2 is a perspective view of the same.
FIG. 3 is a plan view of a hinge guide.
FIG. 4 is a side view of the same.
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which a hinge guide is fixed to a movable partition wall.
FIG. 6 is a plan view of a three-point rotating connection fitting.
FIG. 7 is a side view of the same.
FIG. 8 is a cross-sectional plan view showing a state in which movable partition walls are connected by a three-point rotating connection fitting.
FIG. 9 is a side view of the three-point rotating connecting metal fitting when two movable partition walls are positioned at the same height.
FIG. 10 is a side view of the three-point rotating connection fitting when one movable partition wall is raised.
FIG. 11 is a plan view illustrating an embodiment in which a hinge guide is configured by a channel.
FIG. 12 is a side view of the same.
FIG. 13 is a side view showing another embodiment of the three-point rotating connection fitting.
FIG. 14 is a plan sectional view similarly connected using the metal fittings.
FIG. 15 is a front view showing the structure of a curtain.
FIG. 16 is a side view showing a state in which a movable partition wall is raised.
FIG. 17 is a front view of the same.
FIG. 18 is a side view showing a state in which the movable partition wall is movable.
FIG. 19 is a front view of the same.
FIG. 20 is a side view showing a state in which the integral movable partition wall is movable.
FIG. 21 is a side view showing a state in which one movable partition wall is fixed.
FIG. 22 is a side view showing a state in which an integrated movable partition wall is fixed.
FIG. 23 is a side view showing an embodiment in which integral movable partition walls are connected.
FIG. 24 is a side view showing an embodiment in which a movable partition wall is installed on an inclined ceiling.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Integral movable partition wall 2 Curtain plate 4 Spring 5 Ceiling surface non-slip material 6 Movable partition wall 7 Movable partition wall 10 Decorative plate 11 Sound absorbing material 15 Width expanding / contracting unit 20 Lifting unit 21 Lifting device 22 Caster 23 Floor surface non-slip material 30 connector 40 hinge guide

Claims

An integral movable partition wall (1) for partitioning the indoor space is configured by connecting two movable partition walls (6, 7), and the end faces of the movable partition wall (6, 7) are connected to each other. , A three-point pivoting coupling fitting (31), which is pivotably coupled. The end of the movable partition wall (6, 7) has a groove shape steel of “C” shape or “ko” shape in plan view. (3) is arranged, and a hinge guide (40) is fixed to the bottom surface of the grooved steel (3). The hinge guide (40) is completely fixed inside the grooved steel (3). The surface is formed with a locking groove (41) that is cylindrical and open outwardly from the upper part to the lower part, and the three-point rotating connection fitting (31) includes a connection plate (33, 33), Between the connecting plates (33, 33), there are two hinge plates (32, 32) that are pivotably connected by rotating pins (34, 34). The plate (33) is configured in a crank shape in plan view, and a cylindrical locking portion (35) having a diameter larger than the thickness of the connecting plate (33) is formed on the outer end portion, and the locking portion (35 ) Is inserted into the locking groove (41) of the hinge guide (40) from above, and the length of the hinge guide (40) in the vertical direction is longer than that of the three-point rotating connection fitting (31). The three-point pivoting connection fitting (31) is locked to the hinge guide (40) so as to be slidable up and down, and the wall bodies can be individually raised and lowered in the connected state. Partition wall to do.