JP3872847B2 - イーサネットに対する全二重フロー制御 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般にイーサネット・ネットワークを含んでいるネットワークに関し、より特定的には、全二重フロー制御を有しているイーサネット・ネットワークをインプリメントすることに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークは、多数のワークステーション、コンピュータまたは他の装置(以下、集合的に“コンピュータ”)を互いに通信させる通信施設である。ネットワークの一部は、例えば、(個々に一つ以上の中央処理装置、ランダム・アクセス及び永続性メモリを備えうる)コンピュータまたはステーション、インターフェイス・コンポーネント、それらを接続するために用いられるケーブルまたは光ファイバ、並びにネットワークにわたる情報へのアクセス及び情報のフローを支配するソフトウェアのような、ハードウェア及びソフトウェアを含む。データ・フローが100メガビット/秒(“Mbps”)以上であるようなネットワークでは、送信媒体は、しばしば光ファイバである。例えば、10Mbpsのように、遅いデータ速度のネットワークでは、送信媒体は、同軸ケーブルまたは、しばしばイーサネット・ネットワークに対するように、撚り線でありうる。
【0003】
ネットワークでは、ネットワーク・アーキテクチャは、プロトコル、メッセージ・フォーマット、コンピュータ及び装置及びソフトウェアが尊守しなければならない他の標準を画定する。ほとんどのネットワーク・アーキテクチャは、所与の層が特定の機能の組を実行し、かつ特定のサービスの組を供給することに責任がある機能層を備えているモデルを採用していた。それゆえに、各層によって供給されるサービス及び層間インターフェイスは、ネットワーク・アーキテクチャを画定することができる。プロトコルは、層インターフェイスにわたり網羅されるサービス及びそのサービスの一部として実行された処理に従う規則を画定する。
多数の組織または機構がネットワーキング・コミュニティ内で受け入れられたモデル及び標準を提案した。国際標準化機構(“ISO)”は、例えば、オープン・システム相互接続(“OSI”)アーキテクチャと呼ばれるコンピュータ・ネットワーキングに対する7層基準モードを提案した。別の標準の組は、IEEEプロジェクト802として知られる提案ローカル・エリア・ネットワーク(“LAN”)標準の米国電気電子学会(“IEEE”)組によって公表された。このモデルは、7層OSIモデルに準拠するが、最も低い2つのOSI層、具体的には物理層及びデータ・リンク層に直接的に単独に準拠する。
【0004】
図1は、二つのコンピュータ10、10’が物理リンク媒体20、例えば、ケーブルにわたり互いにデータを通信することができるような、ISO7層モデルへのIEEEプロジェクト802変更によるネットワークを示す。勿論、実際には、ネットワークは、二つではなく多くのコンピュータを有しうる。
ISO及びプロジェクト802モデルの両方における最底部層30は、物理送信媒体(例えば、ケーブル20)にわたるビット・ストリームの送信を許容するために二つの装置(例えば、コンピュータ10、10’)間の接続に係わる物理層である。それゆえに、物理層30は、ケーブリングの型、ケーブル・プラグ、コネクタ、等に係わる。
以下に説明するように、本発明は、キャリア検知多重アクセス/衝突検知機能標準(“CSMA/CD”)を尊守しているイーサネット・ネットワークに指向される。CSMA/CD用802モデルでは、媒体独立インターフェイス(“MII”)標準によって画定された調和(reconciliation)インターフェイス40は、物理層30と媒体アクセス制御(“MAC”)サブレイヤ50Bとの間の調和サブレイヤ40インターフェイスに対して存在する。既存のMII信号セットは、データの送信及び受信に対する独立した4ビット−幅経路を供給し、かつリンク・レベル・データ・フロー制御に対する特定の“フック”(hooks) を含む。(ここに用いたように、フロー制御は、ネットワーク、またはネットワーク内の一以上のリンクへのアクセスを禁止することを参照する。)
興味があることに、MIIの採用前には、MAC標準が、物理層から送信及び受信媒体の状態を記述するために用いられるMACへの単一のキャリヤ検知信号(“CRS”)を画定していた。この一つのCRS信号は、データ送信の繰り延べ(deferral)をインプリメントするためにMAC送信処理によって、かつ受信したデータをフレームするためにMAC受信処理によって用いられていた。MIIの導入により、この一つのCRS信号は、データ送信の繰り延べをインプリメントするためにMAC送信処理に再び行ったCRS信号の中に、及びMAC受信処理に行った受信データ有効(“RX_DV”)信号の中に切り離された。それゆえに、MIIで、CRSは、MAC送信処理によって単独で用いられる。
【0005】
MII下では、データ及び区切り記号(delimiters)は、対応しているクロックに同期し、かつ二つの非同期媒体状態信号、具体的には、キャリヤ検知(“CRS”)、及び衝突(“COL”)が供給される。MIIは、制御及び状態収集(gathering) 、具体的には、管理データ・クロック(“MDC”)、及び管理データ入力/出力(“MDIO”に対する二線直列管理インターフェイスを供給する。OSI7層モデルでは、物理層の上の層は、ネットワーク・ノード間でのデータ・フレームのエラー・フリー送信の責任があるデータ・リンク層である。データ・リンク制御プロトコルは、物理送信媒体についての考慮からモデルのより高い層を遮蔽(shield)もしなければならない、この層の動作及びインターフェイスを記述する。
【0006】
しかし、図1に示した802モデルでは、データ・リンク層は、MAC層50B及びオーバレイイング論理リンク制御(“LLC”)層50Aに更に分割される。媒体アクセス制御サブレイヤは、物理送信媒体の使用を制御する方法を決定するためにアクセス制御方法に係わる。LLCサブレイヤ50Aは、媒体−独立データ・リンク機能の責任があり、かつネットワークがインプリメントされる方法とは独立して上記ネットワーク層60にLANサービスをアクセスさせる。802アーキテクチャによれば、LLCサブレイヤ50Aは、ワイド・エリア・ネットワークにおける通常のデータ・リンク・プロトコルと同じようにネットワーク60へのサービスを供給する。
MACサブレイヤ50Bは、オーバレイイングLLCサブレイヤ50Aへのサービスを供給し、かつネットワーク上の異なる局の間中で送信媒体の共有を管理する。媒体アクセス管理機能は、必要な制御情報が追加された後データ封止機能からフレームを受信する。その後、媒体アクセス管理は、データの物理送信を確実にすることの責任がある。イーサネット全二重環境におけるデータ・フレームは、1,518バイトの最大サイズを有する。
【0007】
多数の802標準がMACサブレイヤ50Bに対して存在するが、キャリヤ検知多重アクセス/衝突検知(“CSMA/CD”)標準だけが、本発明、より特定的には、802.3標準に関連する。既存の802.3MAC標準は、Deference (ディファレンス)処理、及びWatchForCollision (ウォッチ・フォー・コリジョン)及びBackOff (バックオフ)手順を含んでいる、ハーフ二重環境におけるフロー制御を実行するための多数の機構を現在含む。CSMA/CDは、MACサブレイヤ50Bそれ自身によって実行されるデータ封止/非封止及び媒体アクセス管理機能を画定し、データ符号化/復号機能は、アンダーレイイング物理層30によって実行される。
データの物理送信は、ネットワークがクリアになるまで送信を遅らせるためにキャリヤ検知を用いることにより確実に行われうる。簡単に言えば、送信局(例えば、コンピュータまたはユーザ10)は、別の局(例えば、コンピュータまたはユーザ10)がメッセージを現在送信しているか否かを決定すべく、例えば、媒体がフリーであるか否かを学ぶべく、送信する前に送信媒体(例えば、ケーブル20)を聴くかまたは監視する。物理層30のサービスを用いることにより、媒体アクセス管理は、送信媒体(またはキャリヤ)現在用いられているか否かを決定する。媒体が用いられていないならば、媒体アクセス管理は、送信のために物理層30へデータ・フレームをパスする。フレームの送信が開始した後でも、媒体アクセス管理は、キャリヤを監視し続ける。キャリヤがビジーであれば、媒体アクセス管理は、他の局が送信しなくなるまで監視し続ける。次いで、媒体アクセス管理は、ネットワークにクリアさせるために指定されたランダム時間待ちその後送信を開始する。
【0008】
しかし、送るべきメッセージを有している他の局は、全て同時に聴き、送信媒体が静かに思えることを識別し、かつ同時にメッセージを送信し始める。結果は、衝突及び誤送信された(garbled) メッセージである。信号衝突が検出されたならば、受信局は、誤送信された送信を無視し、送信局は、すぐにメッセージを送信することを停止しかつ媒体にわたりジャミング(jamming) 信号を送信する。衝突に続いて、送信局は、キャリヤがクリアすべきランダム・バックオフ−遅延期間を待った後に再び送信することを試みる。それゆえに、送信している局は、衝突が発生しなかったことを確実にすべく充分に長く聴かなければならない。
図1では、ネットワーク層60は、一つのネットワーク・ノードから別のものへのデータのルーティングを考慮する。ネットワーク・ノード間にデータを送ることがネットワーク層60の役割である。
【0009】
トランスポート層70は、一度接続が局間で確立されたならば同意した品質のレベルで二局間にデータ転送を供給する。トランスポート層70は、用いられるべき特定のサービスのクラスを選択し、維持されたサービス品質を確実にすべく送信を監視し、かつ品質を維持することができないならば局(またはユーザ)にアドバイスする。
セッション層80は、局間に発生している対話を組織しかつ同期するサービスを供給し、かつ局間のデータ交換を管理する。そのように、セッション層80は、それらが同時にまたは交互に送りかつ受け取ることができるかに基づき、局がデータを送りかつ受け取ることができるときを制御する。
プレゼンテーション層90は、情報が有意味的にネットワーク・ユーザに与えられ、かつ文字コード翻訳または変換サービス、データ変換、データ圧縮及び拡張サービスを供給しうることを確実にする。
【0010】
アプリケーション層100は、情報交換のためのシステム相互接続施設をアクセスするためのアプリケーション処理に対する機構を供給する。アプリケーション層は、ユーザ間接続を確立及び終了し、かつ相互接続されたシステム及びそれらが採用する資源を監視及び管理するために用いられたサービスを供給する。
当業者は、図1に示したネットワークがハーフ二重(または共有)、または全二重でありうるということに注目する。ハーフ二重では、単一共有通信経路があり、かつあらゆる所与の時間で局は、送信及び監視できるか、または受信できるが、決して同時に送信及び受信できない。ハーフ二重環境では、MAC層50Bは、送信すべきネットワークを用いることを望んでいる局が ネットワークがビジーか否かを学ぶためにまず聴かなければならないような、CSMAD/CDアルゴリズム、例えば、IEEE802.3を用いる。ビジーであれば、送信することを望んでいる局は、送信を遅らせるが、ネットワークがアイドルになることを待っている間に媒体状態を監視し続ける。アイドルであれば、局は、送信することを開始できる。送信している間に、局は、別の局も同じ時間に送信すること、または重複するように送信することを始めないことを確実にすべく、例えば、衝突がないことを確実にすべく、ネットワークを監視し続ける。同様に、局がデータを受け取るときに、それは、同時送信することを禁止される。
【0011】
そのように、CSMA/CDアルゴリズムは、ネットワークが適切に準備されるまでハーフ二重ネットワークの中に到着する新しいデータのアクセスを禁止または遅らせる有用なペーシング機構を供給する。更に、通称バックプレッシャ・アルゴリズムは、また、その局に送信することによってネットワークの中にデータを送ることを局に禁止すべくハーフ二重環境において用いられる。送信の受け取りは、送信すべき局にネットワークがビジーであることを信じさせ、かつ送信を遅らせるかまたは禁止させる。
対象的に、全二重では、送信及び受信通信経路があり、かつ一つ以上の局が同時に送信かつ受信しうる。双方向通信チャネルまたは経路は、事実、多重線またはケーブル、または、たぶん周波数分割を用いて、両方向に送信及び受信信号を同時に搬送する単一線またはケーブルでありうる。全二重ネットワークは、ハーフ二重ネットワークより高いデータ速度、しばしば100Mbps、を供給でき、かつより迅速な通信速度なのでしばしば好まれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
残念ながら、全二重環境に行くことにおいて、衝突回避及び送信遅延に対するIEEE 802.3 CSMA/CD MAC ハーフ二重機構は、断念されなければならない。全二重環境では、ハーフ二重ネットワークではフロー制御の対象である送信局は、受信局が送信できると同時に送信することを許可される。“衝突”の概念または衝突を回避することは、全二重環境では無意味である。更に、全二重ネットワークにわたり送信することを望んでいる局が媒体を監視しないので、ハーフ二重遅延及びバックプレッシャー・フロー制御手順もまた無用である。それゆえに、種々のハーフ二重CSMA/CDデータ・ペーシング機構は、ネットワークへのアクセスを制御または制限するために全二重で用いることができない。しかしながら、全二重ネットワークは、それでも、局が送信することを禁止する機構を必要とする。
【0013】
全二重ネットワークが有限である資源を含むので、フロー制御の必要性が生じる。ネットワークは、二つのネットワーク・セグメントを一緒に接続しかつセグメント間でデータを移動するスイッチ、ルータ、ブリッジ等のデバイスを含む。これらのデバイスは、例えば、たぶん、ほんの10Mbpsを処理できるように構成されたネットワーク・リンクに与えられたか、または他の資源が占有されるときにそれ以外の機能に与えられた100Mbps入力データのように、異なる速度で信号を搬送しているリンク間でデータ速度適用を収容すべくバッファ・メモリを一般に含む。そのようなデバイスがよりスローな読出しの間に迅速に到着するデータを一時的に記憶できると同時に、機構がネットワークの中への新しいネットワークのエントリを停止またはスローしないか、または少なくともリンクが混雑したデバイスを含んでいない限り、デバイス・メモリは、容易に充填しかつ過度に詰込むことができる。(ハーフ二重ネットワークは、異なるデータ速度を伴うリンクも有することができると同時に、非常に多くのデータが特に100Mbpsでフローするような全二重ネットワークで問題は、悪化される。)
残念ながら、従来技術では、データ・スループットを犠牲にしないでそのようなデータ混雑(data congestion) 及び合成データ損失を回避する全二重イーサネット・ネットワークに対するフロー制御機構が存在しない。トランスポート層で全二重ネットワークにおいてインプリメントされたフロー制御デバイスは、スローでありかつ効率が悪い。トランスポート層機構は、データ混雑条件及びスロー送信速度を検知することができる。残念ながら、データ・スループットは、そのようなフロー制御機構を用いている混雑したデバイスに関連付けられた速度よりもスローである。それゆえに、100Mbpsでデータを受け取っている10Mbpsデバイスからのデータ出力は、デバイスに関連付けられた10Mbps速度よりも実質的に少ない。
【0014】
それゆえに、全二重イーサネット・ネットワークのためのフロー制御機構に対する必要性が存在する。好ましくは、そのような機構は、既存のネットワーク及び標準とのバック互換性を維持すると同時に、フロー制御方法としてCSMA/CD衝突及び全二重イーサネット・ネットワークへの遅延アクセスを供給すべきである。そのような方法は、受信局またはデバイスがデータで混雑すべき(または、する)ときを検知すべきでありかつ送信局または装置が現在のデータが処理できるまで新しいデータを送信することを一時的に禁止すべきである。
既存のネットワーク及び装置及びソフトウェアと互換性があるために、そのようなフロー制御は、IEEE 802標準に準拠すべきである。更に、そのワイド・ユーズを促進するために、そのようなフロー制御機構は、そのような標準に対するマイナーな変更だけを含むべきである。そのような機構は、高速デバイスに結合されたスロー・デバイスからのデバイス速度がスロー・デバイスのデータ速度ケイパビリティであるようにフローを制御すべきである。更に、フロー制御がフロー制御信号が比較的頻繁に送られるような“リフレッシュ”モードを含むべきであると同時に、タイム・アウト機構に対するオプションが、再起動フロー制御信号がなんらかにより送信局によって受け取られない場合にフロー制御を停止させるために供給されるべきである。
【0015】
更に、その送信機処理及び受信機処理がそれぞれ個別にかつ独立に発生された信号に応答するMAC層に対する全二重イーサネット・ネットワークの必要性がある。
本発明は、全二重イーサネット・ネットワークに対するそのようなフロー制御機構及びそのようなMAC層を開示する。
本発明の目的は、無損失な方法で全二重イーサネット・ネットワークにおけるフロー制御をインプリメントするCSMA/CDを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、各局が少なくとも物理層及び調和サブレイヤ並びにその間に媒体独立インターフェイス(MII)、媒体アクセス制御層を含んでいるように画定可能であり、その間に信号の送信のために第2の局に媒体によって結合された少なくとも第1の局を含む全二重イーサネット・ネットワークに使用するフロー制御方法であって、(a)第2の局の資源が混雑のしきい値レベルにアプローチするときに、第2の局に第1の局まで媒体にわたり第1のフロー制御(XOFF)信号を周期的に送信させ、及び第2の局に第1の局まで媒体にわたりさもなければ第2のフロー制御(XON)信号を周期的に送信させ、XOFF及びXON信号は、媒体にわたり送信可能なデータ信号から識別可能であり;(b)XOFFフロー制御の受信により、第1の局にキャリヤ検知(CRS)信号を、CRSフロー制御信号のディアサートを指令している制御信号の第1の局による受信まで継続的にアサートさせる段階を具備し、CRSのアサーションは、第2の局からのXON信号の第1の局による受信を越えない期間で継続し;CRSフロー制御信号のアサーションの間、第1の局は、フロー制御されるフロー制御方法によって達成される。
【0017】
本発明の方法では、段階(b)で、第1の局の物理層は、フロー制御信号を受け取り、復号し、かつ認識し、そしてXOFFフロー制御信号の認識は、続いて送信されるXON制御信号の第2の局による送信を越えない時間間隔の間まで第1の局の媒体アクセス制御層に更なる送信を遅延させる第1の局の物理層を結果として生ずるようにしてもよい。
本発明の方法では、段階(b)で、フロー制御信号の受信、復号及び認識により、第1の局の物理層は、第1の局の媒体アクセス制御層に、XON制御信号またはタイム・アウト信号の受信のより早い発生まで遅延させるようにしてもよい。
本発明では、MIIインターフェイスは、送信データ(TXD<3:0>)、送信クロック(TX_CLK)、送信イネーブル(TX_EN)、及び送信エラー(TX_ER)を含んでいるデータ送信経路を供給し、かつ受信データ(RXD<3:0>)、受信クロック(RX_CLK)、受信データ有効(RX_DV)、及び受信エラー(RX_ER)を含んでいる受信経路を供給し、かつキャリヤ検知(CRS)及び衝突(COL)を含んでいる非同期媒体状態信号を供給し、管理データ・クロック(MDC)及び管理データ入力/出力(MDIO)を含んでいる制御及び状態収集に対する管理インターフェイスを更に供給し;TX_CLKは、継続的にアクティブであり、RX_CLKは、第1の局からのデータの第2の局による受信の間、及びパケット間間隙(IPG)の間、継続的にアクティブであり;かつ第1の局によるデータの送信及び受信は、プロトコル・データ・ユニット(PDU)で割込みされないようにしてもよい。
【0018】
本発明の方法では、段階(a)で、局は、プリミティブRS_FlowControl.request(request_type)を用いてXONまたはXOFF信号の送信を起動し、ここでrequest_type:START,STOPであってもよい。
本発明の方法では、段階(b)で、局は、プリミティブRS_FlowControl.indicate(indicate_type)を用いてXONまたはXOFF信号を受信し、ここでindicate_type:START,STOPであってもよい。
本発明の方法では、段階(b)で、局は、プリミティブRS_FlowControl_Release.request()を用いて送信されたXON信号の非受信から回復してもよい。
【0019】
本発明の方法では、段階(a)で、XOFFフロー制御信号は、停止フロー制御要求サービス・プリミティブ(RS_FlowControl.request(STOP))に応じて第2の局の調和層によって生成され、かつ送信データ信号(<TXD<3:0>=<pattern1> 、ディアサート送信イネーブル信号(TX_EN)、及びアサート送信エラー信号(TX_ER))として一つの受信クロック(RX_CLK)周期で第2の局のMIIインターフェイス上で搬送され、<pattern1>は、XOFFフロー制御信号を表しているビット・パターンであってもよい。
本発明の方法では、段階(a)で、XONフロー制御信号は、開始フロー制御要求サービス・プリミティブ(RS_FlowControl.request(START))に応じて第2の局の調和層によって生成され、かつ送信データ信号(<TXD<3:0>=<pattern2> 、ディアサート送信イネーブル信号(TX_EN)、及びアサート送信エラー信号(TX_ER))として一つの送信クロック(TX_CLK)周期で第2の局のMIIインターフェイス上で搬送され、<pattern2>は、XONフロー制御信号を表しているビット・パターンであってもよい。
【0020】
本発明の方法では、第1の局の物理層は、第2の局からのXOFF信号の受信により、受信データ信号(RXD<3:0>=<pattern1>、ディアサート受信データ有効信号(RX_DV)、及びアサート受信エラー信号(RX_ER))としてMIIインターフェイス上で搬送される第1の局の調和層にXOFF信号を発行し、pattern1は、XOFFフロー制御信号を表しているビット・パターンであってもよい
本発明の方法では、第1の局の物理層は、第2の局からのXON信号の受信により、受信データ信号(RXD<3:0>=<pattern2>、ディアサート受信データ有効信号(RX_DV)、及びアサート受信エラー信号(RX_ER))としてMIIインターフェイス上で搬送される第1の局の調和層にXONメッセージを発行し、pattern2は、XONフロー制御信号を表しているビット・パターンであってもよい。
【0021】
本発明の方法では、第1の局の調和層は、RS_FlowControl_Release.request()プリミティブに応じてRELEASEメッセージを発行し、RELEASEメッセージは、送信データ信号(TXD<3:0>=<pattern3>、ディアサート送信イネーブル信号(TX_EN)、及びアサート送信エラー信号(TX_ER)としてMIIインターフェイス上で搬送され、pattern3は、RELEASE信号を表しているビット・パターンであってもよい。
本発明の方法では、XON制御信号及びXOFFフロー制御信号の少なくとも適切な一つは、少なくとも一つのパケット間間隙(IPG)の間に送信されてもよい。
【0022】
本発明の方法では、XON制御信号及びXOFFフロー制御信号の少なくとも適切な一つは、媒体にわたり送信されたデータのフレームに関連付けられたプリアンブルの最初の半分の間に送信されてもよい。
本発明の方法では、XON制御信号及びXOFFフロー制御信号の少なくとも適切な一つは、各パケット間間隙(IPG)の間に送信されてもよい。
本発明の方法では、フロー制御は、無損失であってもよい。
本発明の方法では、少なくとも第1の局は、第2の局からのXOFF制御信号の該第1の局による受信により、XON信号が第2の局から第1の局によって受信されなかったとしてもその後に第1の局がCRS信号をディアサートするタイム・アウト間隔を生成する、タイマを更に含んでもよい。
【0023】
本発明の方法では、ネットワークは、IEEE802−規格に準拠しており、第1の局及び第2の局は、同一であってもよい。
本発明の方法では、局は、局の物理層からのキャリヤ検知信号(CRS)に応答する遅延機構を含んでいる送信機処理を有している媒体アクセス層を含み、かつ媒体アクセス層は、局の物理層からの受信データ有効(RX_DV)に応答するビット受信機機構フレーミング・データを含んでいる受信機処理を更に有してもよい。
【0024】
【作用】
本発明は、フロー制御されるべき局の送信及び受信処理の両方の状態を記述するために単一信号に依存することなく、無損失な方法で全二重イーサネット・ネットワークにおけるフロー制御をインプリメントするためにCSMA/CDを用いる。フロー制御送信オン/オフ(“XON/XOFF”)メッセージは、そのデータ出力が制御される送信局まで物理層をわたり、間もなく混雑される受信局によって送信される。XON/XOFF信号は、普通のデータから識別可能なフォーマットを有しかつIPG毎のように頻繁にデータ・フレーム間のパケット間間隙(“IPG”)で送信されるのが好ましい。受信局資源が少なくとも追加データのフレームを受信することができるならば、XONがIPGの間に伝送されるか、さもなければ、XOFFが伝送される。代替的に、各信号フレームの後のXON/XOFFを送る(例えば、“リフレッシュする”)よりも、送信局内のタイマがXOFFの受信によってスタートされうるし、かつ所与の時間の満了後、送信は、(たぶんデータの汚染により)XONが受信されなくても再スタートすることができる。タイマ機構は、XON制御信号がフロー制御された送信局によって受信されることに失敗したならば送信の再確立を確実にすべくパー(per) /IPGリフレッシュ制御信号で用いられうる。
【0025】
媒体の他端における送信局の物理層では、独自にフォーマットされたフロー制御メッセージが受信され、復号され、かつ互い区別されかつデータから区別される。XOFFが認識されたならば、送信局は、そのキャリヤ検知信号(CRS)をMIIにおけるそのMAC層にアサートする。
本発明は、個別かつ独立の入力状態信号、具体的には、CRS及びRX_DVを用いて個別かつ独立の送信遅延受信データ・フレーム機構を供給するためにMAC層を多少変更する。多少変更されたMAC層内で、CRS信号は、MAC送信処理内の遅延機能を実行するために用いられるキャリヤ検知信号を供給するために用いられる。更に、RX_DVがMII上にアサートされるときに、MAC受信処理ロジック(論理)は、物理層からのデータを受け入れかつ処理し、そして処理したデータを論理リンク制御層にパスする。しかしながら、変更されたMACは、ハーフ二重ネットワークと完全にバック・コンパチブルである。
【0026】
脅威の混雑が迫っているときには、受信局は、XOFFを送信局の物理層へ送る。XOFFの受信により、送信している物理層は、MII(または他のインターフェイス)でCRSをアサートし、かつXONが受信されるまでこの状態信号をアサートし続ける。CRSがアサートされる限り、送信しているMACは、データ送信を遅らせ、それゆえにフロー制御されるかまたはネットワークへの送信を禁止される。
受信局資源が追加データを受け入れることを許容するときには、その物理層は、好ましくはそれ自身のデータ送信の間のIPGの間に、送信局へ媒体にわたりXONを出す。(受信局が混雑しうるという事実は、全二重環境で送信するためのその能力(機能)に影響を及ぼさない。) 最初に送信している局は、XONを受信しかつ認識し、そしてCRSをディアサートし、そのMACに遷移させる。
【0027】
受信している局は、それが混雑されるようなフレーム内であるときに、XOFFを送るのが好ましい。送信している端では、XOFFがフレーム送信の間に受信されたならば、XOFFは、そのフレーム送信が終了するまで発効しない。それゆえに、フロー制御は、±1フレーム細分性で、無損失である。
本発明の他の特徴及び利点は、添付した図面に関して好ましい実施例が詳細に示される以下の詳細の説明から明らかであろう。
【0028】
【実施例】
図2は、本発明による、パケット混雑(packet congestion) を防止するためのデータ・フロー制御を採り入れている全二重スイッチ型環境ネットワークを示す。図2のネットワークは、媒体アクセス制御サブレイヤ、ここでは50B’、調和サブレイヤ、ここでは40’、インターフェイス標準、ここではMII’物理層と調和サブレイヤ40’の間、及び物理層、ここでは30’に対して些少の変更が行われたということを除き、多くの点で図1の従来技術のネットワークに類似する。
論理リンク制御層50Aを含む層から上の層は、コンピュータ10、10’及び相互接続媒体20と同様に、変更されないということが分かる。MACサブレイヤ50B’、調和サブレイヤ40’、MIIインターフェイスMII’及び物理層30’だけが多少変更されるので、ネットワークは、完全にIEEE 802コンパチブルであり、かつまた、新たに公表されたIEEE 802.3u標準にもコンパチブルである。その結果、リンク・レベル・フロー制御は、802.3標準を含んでいる、既存の標準でシステム・ケイパビリティを妨害することなく容易に達成される。
【0029】
本発明によれば、データ終了装置(“DTE”)のユニット、例えば、コンピュータ10、物理層30’、インターフェイスMII’、調和サブレイヤ40’、及びMAC層50Bは、リンクの遠隔端でDTEをフロー制御するためにXONまたはXOFFメッセージを送る。図2を参照すると、第2のDTEは、コンピュータ10’及び関連した適切な層30’、40’、50B’及びインターフェイスMII’を含みうる。説明するように、フロー制御メッセージXON/XOFFは、あらゆる可能なデータからXON及びXOFFを区別するために独自のビットのパターンを用いて、通常少なくとも96ビット時間幅(time-wide) パケット間間隔(“IPG”)期間の間にデータ経路に送信されるのが好ましく。しかしながら、ビット・エラーがフロー制御信号の誤識別を結果として生ずるときに信頼性は、影響されうるけれども、これらのフロー制御信号は、その代わり、実際のデータのフレームの間に送信されうる。送信している局の物理層が、データから入力XON/XOFF(または他のフロー制御メッセージ、例えば、RELEASE)を区別し、かつフロー制御メッセージは、通常のデータ・パターンから識別されるべき他のコード・パターンの中で、予約コード、非データ・コードを用いうるということは、重要である。
【0030】
本発明を用いて、DTEは、それがリンクの遠端でDTEからXOFFメッセージを受け取らないかぎり送信しうる。そのようなXOFFメッセージを受け取ることにより、DTEは、それが送信される前にXONメッセージをまず受信しなければならない。図2では、XON及びXOFFメッセージは、物理層30’によって符号化されかつ復号される。物理層30’は、802.3−コンパチブルMAC層50B’をXONの受信まで、または時間切れが発生するまで強制的に遅らせることによってXOFFに応答する。XON及びXOFFメッセージは、データ経路及び区切り記号信号の予約符号化を介してMII’インターフェイスにわたり移送される。ここに説明したように、本発明は、無損失な全二重フロー制御に対する機構としてMAC50B’遅延処理を用いる。
【0031】
DTEは、次に示すプリミティブを介してXONまたはXOFFメッセージの伝送を起動しうる:
RS_FlowControl.request(request _type)
request _type:START,STOP
ここに用いたように、用語“プリミティブ”は、モデル層によって供給されるサービス・インターフェイスのフォーマル画定を参照する。例えば、処理に連通する層は、層が他の層に供給するサービスによって画定されかつそのようなサービスの個々の仕様は、プリミティブである。
DTEは、次に示すプリミティブを介してXONまたはXOFFメッセージを受信しうる:
RS_FlowControl.indicate(indicate _type)
indicate_type:START,STOP
DTEは、次に示すプリミティブを介して失ったXONメッセージから回復しうる:
RS_FlowControl _Release.request()
XON及びXOFFメッセージは、IPG、またはプリアンブルの最初の半分の間だけ送信されうる。
【0032】
通常のMII信号セットには、データの送信及び受信に対する独立4ビット幅経路が、リンク・レベル・データ・フロー制御に対する特定の“フック”と同様に存在する。4つの送信経路は、送信データまたはTXD<3:0>、送信クロックまたはTX_CLK、送信イネーブルまたはTX_EN、及び送信エラーまたはTX_ERである。TX_CLKは、物理層によって生成されかつデータ基準クロックとしてMACによって用いられる。TX_CLKは、送信媒体上のビット速度の25%、例えば、100Mbps送信速度に対して25MHzで走りかつ継続的にアクティブである。TX_ENは、MAC−供給され、かつ物理層によって送信されるべきデータをフレームするかまたは区切る。TX_ENは、フレーム送信の開始においてアクティブ状態(“1”)にアサートされ、かつフレーム遷移の終りで論理“0”にディアサーション(de-assertion)するまでアクティブのままである。送信データTXDは、MACから物理層への実際のフレーム・データである。TXD<3:0>名称は、送信データが4ビット幅のバンドル(束)であることを示す。TX_ERは、データ・バンドルの内容がデータ・コードではない、例えば、たぶん汚染(破損)したデータまたはXON、XOFFであることをアドバイスしているMACから物理層への信号である。
【0033】
4つの受信経路は、受信データまたはRXD<3:0>、受信クロックまたはRX_CLK、受信データ有効またはRX_DV、及び受信エラーまたはRX_ERである。示したように、TX_CLKは、後続的にアクティブであり、RX_CLKは、データ受信の間中連続的にアクティブでありかつパケット間間隙3A(“IPG”)である。プロトコル・データ・ユニット内では、データ送信及び受信は、割込まれない。ここで用いたように、記号TXD<3.0>またはRXD<3,0>は、これらの信号が4ビット幅のバンドルであることを示しています。
ここで、図2のネットワークに対するメッセージの生成及び処理を説明する。XOFFメッセージは、RS_FlowControl.request(STOP)プリミティブに応じて調和(“RS”)サブレイヤ40’によって生成される。XOFFメッセージは、次のようにMII’信号で搬送される:
TXD<3:0>=<0111>, TX _EN de-asserted, TX_ER asserted.
XONメッセージは、RS_FlowControl.request(START)プリミティブに応じてRS 40’によって生成される。XONメッセージは、次のようにMII’信号で搬送される:
TXD<3:0>=<1011>, TX _EN de-asserted, TX_ER asserted.
これらのXON及びXOFFメッセージは、一つのTX_CLK期間で搬送される。
【0034】
図3は、混雑した局のMACからのXOFFフロー制御信号の送信に関して、TX_CLK、TX_EN、EXD<3:0>、及びTX_ER間の空間関係を示す。図3では、仮定した独自のコード“0111”は、XOFFを示し、例えば、送信データ3=“0”、送信データ2、1及び0は、全て“1”である。(名称“送信データx”は、4ビット・データ・バンドルの特定の信号を参照する。)受信している局のMACは、図示した波形がIPGの間に発生するように“0”である、TX_EN、を供給し、かつまた調和サブレイヤからのTX_ERも供給する。また、受信している局のMACは、これが非データ信号であることを示すべく“0111”パターンがデータ・バンドル上に配置されると同時に、TX_CLKの1サイクルに対してTX_ERをアサートする。TX_ERが“1”であったならば、データTXDにおける0111の発生は、データのように見えるが、TX_EN=“0”及びTX_ER=“1”であるときは、独自のパターン(ここでは0111)は、XOFFを示す。データTXDに対する“XX”表記は、通常のデータがIPG時間の間、何の意味も持たないので“don't care”(気にしない)ことを示す。
【0035】
図4は、もはや混雑していない受信局MACからのXONフロー制御信号(ここでは“1011”として示す)の送信に対する同じ信号間の空間関係を示す。TX_ENは、示したように、XONがIPGのフレーム間で送信されるのが好ましいので、“0”である。もはや混雑していない局のMACは、TX_EN=“0”及びEX_ER=“1”であるときにデータではなく、XONを示す、1011XON信号を供給する。
図5及び図6は、そのデータ出力が受信局を混雑させるべく脅迫された送信局による、XOFF及びXONメッセージの受信を同様に示す図である。図5及び図6では、図示した種々の送信している局の物理層生成型波形は、IPG内で発生するのでRX_DV=“0”であり、かつRX_DVは、IPGの間中、通常デアサートされたままである。図5では、フロー制御メッセージがIPGの間に受信されるときに、RX_DVは、“0”のままであり、受信したデータ・バンドルは、値、ここでは、XOFFを示している“0111”を想定し、かつRX_ERは、RX_CLKの1サイクルに対して“1”状態にアサートされる。同様に、図6に関して、XONメッセージを受信するために、RX_DVは、デアサートされたままであり、受信したデータ・バンドルは、ここでは、XONを示している“1011”状態を想定し、かつ通常ディアクティベートされるRX_ERは、RX_CLKの1サイクルに対して“1”に上昇される。
【0036】
物理層30’は、物理層がリンクの遠隔端からXOFFを受信したときにXOFFメッセージをRS40’に送る。XOFFメッセージは、次のようにMII’信号で搬送される:
RXD<3:0>=<0111>, RX _DV de-asserted, RX_ER asserted
RSは、それらXOFFメッセージを受信するときにFS_FlowControl.indicate(STOP)を生成する。
物理層は、物理層がリンクの遠隔端からXONを受信するときにXONメッセージをRSに送る。XONメッセージは、次のようにMII’信号で搬送される:
RXD<3:0>=<1011>, RX _DV de-asserted, RX_ER asserted
RSは、それらXONメッセージを受信するときにFS_FlowControl.indicate(START)を生成する。XON及びXOFFメッセージは、1RX_CLK周期で搬送される。
【0037】
好ましい“リフレッシュ・モード”実施例では、XONまたはXORは、これらのフロー制御信号がIPG毎に一度よりも少ない回数で代わりに送信されうるけれども、好ましくは各IPGの間に受信局によって送信される。代替“時間切れ”実施例では、MAC層に関連付けられた、110として図2に示される、タイマは、XOFFフロー制御信号の受信で開始する間隔ΔTを掛ける。間隔ΔTの後でXON信号が受信されなかったならば(多分、汚染または他のエラーにより)、送信局のMACは、アンダーライイング物理層にCRS信号をディアサートさせるRELEASE信号(図7における“1100”)を発行する。MACは、次いで、あたかもXON信号が受信されたかのごとく、正確に送信することができる。タイマ110をインプリメントすることが更なるコスト及びハードウェアを含むけれども、その使用は、フロー制御メッセージを搬送するため以外に使用のために多くのIPG周期を利用可能にする。他方、各IPGの間にフロー制御メッセージを送信することは、更にロバスト(robust)な手順であるが、メッセージ送信をフロー制御するために少なくともIPG周期の一部を確保する。
【0038】
RELEASEメッセージは、RS_FlowControl_Release.request()プリミティブに応じて送信局の調和サブレイヤ40’によって生成される。RELEASEメッセージは、次のようにMII’信号で搬送される:
TXD<3:0>=<1100>, TX _EN de-asserted, TX_ER asserted.
このRELEASEメッセージは、1TX_CLK周期で搬送される。
図7は、MII’上のRELEASE(“1100”)メッセージのコーディングに関してTX_CLK、TX_EN、TXD<3:0>、及びTX_ER間の空間関係を示す。TX_EN=“0”として示されているものは、まだIPG周期である。“1100”がデータ・バンドルに存在すると同時に1TX_CLKサイクル間の“1”から“1”へのTX_ERのアサーションは、MACから物理層へのRELEASE信号の生成を結果として生ずる。示したように、物理層は、CRSをディアサートし、MACを送信させる。
【0039】
RS40’は、フロー制御メッセージがIPGの間またはプリアンブルの最初のバンドルの間にだけ送られることを確実にしなければならない。メッセージは、次に示す条件に合致するときに送られうる:
TX_EN(t) =0 または TX_EN(t-1) =0.
図8は、XON、XOFF、またはRELEASEを出しているときにMII’にわたりフロー制御メッセージを移送しているこの空間関係を示す。それゆえに、図7は、フロー制御信号の生成のリフレッシュ・モード及び時間切れモードの両方に関連がある。図8では、XONがTXD上に示されているけれども、事実、XOFFまたはRELEASEも示されうる。フロー制御信号の可能な放出に対する二つのタイム・ウィンドウは、“earliest”(最も早い)及び“latest”(最も遅い)と表記されて、示される。
【0040】
図8では、フロー制御信号の最も早い放出は、データ・フレームの最後のニブルが後続しているニブル・タイムまたはクロック周期においてである。(“ニブル”は、MII’にわたり送られるべき通常のビット速度の25%を必要とするデータの4ビット・ユニットである。)フロー制御メッセージを送るための最も遅い機会は、データ・パケットの第1のニブルでオーバラップされる。この結果は、フロー制御メッセージが通常のMAC送信処理から論理的に分離されるエンティティによって放出されると想定されるので生ずる。
本発明は、フロー制御メッセージを放出するためにMAC送信処理に対する変更を必要といないが、その代わりMAC送信処理から論理的に分離される並列処理を想定する。この想定がプロトコル互換性を促進すると同時に、MAC送信処理のシーケンシングとフロー制御メッセージを放出する処理の状態との間の相関関係が存在しない。言い換えると、二つの処理は、次のTX_CLKサイクルに対する互いの作用(動作)を知らないしまたは予測することができない。それゆえに、MACは、XON、XOFF、またはRELEASEを送ることをフロー制御が開始することを知られるときにデータ・パケットを送信することを開始できる。インターフェアランスを回避するために、フロー制御生成処理は、TX_ENの状態を監視することができ、かつTX_ENが“0”であれば、またはそれが先のTX_CLKサイクルで“0”にディアサートされたならば、フロー制御メッセージは、送られうる。しかし、TX_ENがアサートされかつ先のTX_CLKサイクルでアサートされたならば、フロー制御メッセージを送ることができない。それゆえに、フロー制御メッセージを送る処理は、TX_ENを監視しなければならないしかつ、TX_ENがディアサートされるとき、またはそれが先のTX_CLK信号の間にディアサートされたときにフロー制御メッセージだけを送りうる。
【0041】
図9は、通常のパケット送信の間のTX_ENに応じたCRS及び衝突(“COL”)信号の応答を示す。
TX_ENは、データ・フレームが送信されており、かつCRS及びCOLが物理層からMACへの信号であることを示すためにMIIにおける物理層に対してMACによって生成される。CRSは、送信に応じて物理層によってアサートされる。CRSは、送信の間アサートされたままであり、TX_ENがディアサートされた後でディアサートされる。MACは、処理を遅らせ、MAC層に関連付けられた状態マシンの一部は、IPGをCRSのディアサーションで掛け始める。COLは、全二重環境の対していつもインアクティブまたは“0”のままである。
【0042】
対照的に、図9がハーフ二重リンクに関連付けられたならば、同時受信は、発生していないであろう。ハーフ二重では、物理層30’は、パケット送信または受信の間にCRSをアサートし、全二重モードでは、物理層は、パケット送信の間にCRSをアサートするが、パケット受信の間には行わない。全二重モードでは、物理層は、XOFFメッセージがリンクの遠隔端から受信されるときにCRSをアサートし、かつXONメッセージがリンクの遠隔端から受信されるまで、またはRELEASEメッセージがローカル調和層40’から受信されるまでCRSを継続的にアサートする。
図10は、XOFF及びXON信号の存在におけるTX_ENに応じたCRS及び衝突(“COL”)信号の応答を示す。TX_ENは、データ・フレーム送信のの通常端でディアサートされ、それに応じてCRSは、ディアサートする。しかし図10には、CRS=“0”の後のある時、送信局における物理的な層は、リンクの端における混雑した受信局からXOFFフロー制御信号を受信する。XOFFは、復号されかつ、それに応じてCRSは、図10に示すように、送信している局によってMIIでリアサートされる。CRSは、不確定の時間に対してアクティブのまま留まり、その間には送信しているMACが遅れておりかつCRSがアサートのままであるときに送信しないのでTX_ENがローである。図10の後の方で、XON信号は、送信物理層によって受信され、CRSをディアサートし、それによりMACは、送信を開始しうる。しかし、MACは、IPG(96ビット時間)のタイミングをまず取り、ついで送信を開始しかつTX_EN(それがアサートすべきデータを有しているならば)をアサートする。送られるべきデータは、媒体上に設置されかつ物理層もまたCRSをアサートする。
【0043】
図11は、送信が発生している間のXOFFの受信の効果を示し、かつパケット境界細分性を表わす。MACは、TX_EN=“1”、及びCRS=“1”によって示されるようにフレームを送信しています。フレーム送信中のある時に、XOFF信号が受信される。MACは、送信し続け、普通にパケットを終了する。しかし、フレーム送信の終了により、(図9におけるように)CRSをディアサートする代わりに、CRSは、XOFFが受信されたので、アサートされたままであり、かつXONが受信されるまでアサートされたままである。XONが受信された後、IPGの後で、CRSがリアサートされかつMACが再び送信を始めることができる。
図12は、RELEASEメッセージに対する物理層の応答を示し、かつXONメッセージがなんらかで汚染されたならば用いられうる。送信物理層は、送信中にXOFFメッセージを受信し、比較的長期間に対してCRSをアクティブしかつMACに送信することを禁止する(例えば、遅延)。MACは、遅らせし続けて、XON信号が受信されない(多分、信号汚染により)。期間ΔTの後、RELEASE信号が受信され、物理層にCRSを解放またはディアサートさせ、MACに再び送信される。RELEASEメッセージは、MIIの送信経路上で符号化され、物理層にCRSを解放させる。
【0044】
XOFFがたぶんリンクの端における遠隔(混雑した)局から受信されたと同時に、RELEASE信号は、リンクの近端から、具体的には、送信局(図13参照)における局管理エンティティ(“STA”)150から受信されるということを理解することが重要である。データ終了装置またはDTEの最初の一片、例えば、コンピュータ10、物理層30’、インターフェイスMII’、調和サブレイヤ40’、及びMAC層50Bは、第2のDTE、例えば、コンピュータ10’及び対応している層及びサブレイヤに結合されて示されている。各DTEは、実質的に局またはコンピュータ内の一組の管理または制御機能である、局管理エンティティ(“STA”)150を含む。STAは、局資源(例えば、メモリ)が混雑する恐れにあるときに気付くようになる。例えば、設計選択として、混雑を通知しかつ、他のしきい値が代わりに設定されうるけれども、利用可能な1フレームのデータ記憶よりも多くを資源が有していないときにXOFF制御フロー信号を発行させることは、有用である。
【0045】
図13では、MII’インターフェイス、物理層信号(“PLS”)サービス・プリミティブ、調和サブレイヤ・サービス・プリミティブ、及びフロー制御メモリが一般に示され、DTEsの間に、物理リンク、例えば、ケーブル20が同じように示される。PLSサービス・プリミティブは、物理層30’によって媒体アクセス制御層50Bに供給される。図14から理解されうるように、調和サブレイヤ40’は、MII’によって画定された具体的な信号をあまり具体的でないPLSサービス・プリミティブにマップすべく機能する。
例えば、DTE STA 150が近いうちに起こる資源混雑を検知しかつフロー制御信号(例えば、XOFF)を放出したいならば、STAは、RS STOPサービス・プリミティブを用いる。STAは、このプリミティブをRS 40’に送り、MII’でプリミティブを符号化する。MII’は、次いで関連物理層30’に適切な制御フロー信号、ここではXOFFを放出させる。
【0046】
STA150がMAC 50B’とは個別かつ独立な処理であり、かつそれらの間に相関関係を有していないということを、図13から理解することは、重要である。その結果、コンピュータ10’がデータを同時に送信する準備ができていても、コンピュータ10’の限定された資源が近いうちに起こる混雑が存在しかつXOFF信号が送信されなければならないということを決定するそのSTA150を結果として生じることは、全く可能である。それゆえに、同時に、MAC 50B’からのデータ・パケット及びSTA150からのフロー制御プリミティブは、同時にRS 40’として到達する両方の信号セットを発行しうる。理解できるように、RS’は、同時に両方の信号を符号化することを試みるが、結果は、物理層30’は、フロー制御信号からの真のデータを識別することができないので誤伝送された信号(garbled signal)を送信するということである。それゆえに、図8を参照して説明されたように、本発明は、その中でMII’からのフロー制御プリミティブが符号化されるウィンドウを指定することによってそのような重複を回避するための規則を生成する。
【0047】
ここで、MII’インターフェイス及びその関連信号の挙動に対する変更に関して図14を説明する。図14では、調和サブレイヤ40’に結合されたサービス・プリミティブは、本発明により画定された、4つの新しいサービス機能を含む。図14で太字で示した、新しいサービスは:
RS_FLOW_CONTROL _RELEASE.request (入力)
RS_FLOW_CONTROL.request (入力)
PLS _RX_CARRIER.indicate (出力)
RS_FLOW_CONTROL.indicate (出力)
これらの新しい調和サービス層プリミティブは、図14に示したものだけに最も関連がある、処理を含む。図14の左側に示された種々のサービス・プリミティブは、標準プリミティブ言語で与えられている。図14の右側のMII’信号は、MII’インターフェイス仕様を反映する。MII’仕様 は、たんに、物理層30’と調和サブレイヤ40’との間のインターフェイスにおける一組の信号の挙動の画定であり、MII’のようなものは、機能エンティティではない。それゆえに、本発明により変更されたように、MII’は、信号挙動の更なる組、例えば、XON/XOFFのようなフロー制御信号が要求されるときに送信データ・バンドル(TXD<3:0>)の符号化、CRS信号のその処理による物理層30’の挙動、等を画定する。変更されるものは、そのような信号の挙動説明、及びそのような信号が、データ損失なしで全二重イーサネット環境でフロー制御を達成するために用いられうる方法である。
【0048】
図15は、本発明によるMAC 50B’層の二重性態様(duality aspect)を更に詳細に示す。示したように、ハーフ二重MAC層では、物理層からの単一CRS入力信号は、MAC層送信機処理遅延及びMAC層受信処理データ・フレーミングを制御した。全く対照的に、本発明による変更されたMAC層50B’は、これら二つの処理を分離し、遅延及びデータ・フレーミング機構を制御するために独立かつ個別の入力信号を用いる。
図15に示すように、MAC50B’内では、送信機処理130は、を含む。キャリヤ検知信号に応答する遅延機構150を含み、かつ受信機処理140は、本発明により画定された、新しい変数、receive _carrierSense信号に応答するBirReceiver (バーレシーバ)機構160を含む。示すように、receive _carrierSense変数は、MII’信号RX_DVから直接導かれうるし、かつ入力ビットを示すために用いられる。(対照的に、従来技術では、可変receive _carrierSenseがMII信号CRSから直接導かれかつ送信遅延を示すために用いられた。)
好ましい実施例では、MII’における個別CRS及びRX_DV信号は、RS 40’に供給され、図14に示した種々のサービス・プリミティブの中で、PLS _carrier.indicate及びPLS _receive _carrier.indicateプリミティブを出力する。MAC50B’は、 それぞれ遅延及びBitReceiver (ビットレシーバ)機構に対してcarrierSense及びreceive _carrierSenseとして供給されるものからこれらのサービス・プリミティブを受信する。(遅延150によって用いられる)carrierSense及び(BitReceiver 160によって用いられる)receive _carrierSenseへのこのMAC carrierSense変数の分離は、従来技術とは対照的である。
【0049】
本発明の目的に対して、個別及び独立して生成された信号が変更されたMAC層50B’内でcarrierSense及びreceive _carrierSenseを引き起こすことで、充分である。換言すると、CRS及びRX_DVがこれらの信号を誘発するということを要求することを必要としない。個別及び独立して生成された信号が生成される方法に係わりなく、それに応じて、変更されたMAC層50B’は、従来技術によりMAC層を用いてハーフ二重ネットワークに対して成されたものに類似する個別の遅延及びデータ・フレーミング手順を実行する。更に、変更されたMAC層50B’は、同じCRS及びRX_DV信号を用いる従来技術のネットワークに完全にバックワード・コンパチブルである。
本発明は、次のように802.3 MAC標準を多少及び語義的に変更した:
物理層へのインターフェイスは、以下に示すようであり、太字は、新しく追加された特徴、例えば、
【0050】
【表1】
Figure 0003872847
【0051】
は、新しく画定された変数を示す:
【0052】
【表2】
Figure 0003872847
【0053】
本発明のよる状態変数初期化(State Variable Initialization) は、次のようにインプリメントされうる:
【0054】
【表3】
Figure 0003872847
【0055】
Frame Reception は、次のようにインプリメントされるのが好ましい:
【0056】
【表4】
Figure 0003872847
【0057】
本発明は、次のように調和サブレイヤに対して多少の変更を行う:
図15に示すように、PLS _RX_CARRIER.indicate(CARRIER_STATUS) は、MII’信号RX_DVをMAC変数receive _carrierSenseにマップし、PLS _CARRIER.indicate(CARRIER_STATUS) は、MII’信号CRSをMAC変数carrierSenseにマップする。
RS_FLOW_CONTROL.request(REQUEST _TYPE) は、調和サブレイヤに対してSTAによって生成され、かつREQUEST _TYPEパラメータは、二つの値の一つを取ることができる:STOP及びSTART。このプリミティブの受信により、調和サブレイヤは、次のようにSTOP及びSTART値をMII’のメッセージにマップする:
STOP −→ XOFF
START −→ XON
本発明では、RS_FLOW_CONTROL.indicate(INDICATE _TYPE) は、STAに対して調和サブレイヤによって生成される。INDICATE_TYPEパラメータは、二つの値の一つを取ることができる:
STOP及びSTART
調和サブレイヤは、次のようにMIIからメッセージを復号しかつそれらをマップすることによってこのプリミティブを生成する:
XOFF −→ STOP
XON −→ START
RS_FLOW_CONTROL _ RELEASE.request()プリミティブは、調和サブレイヤに対してSTAによって生成されかつパラメータを取らない。このプリミティブ
の受信により、調和サブレイヤは、MII’上にRELEASEメッセージを生成する。
【0058】
要点を纏めると、本発明は、全二重イーサネット環境におけるフロー制御をインプリメントし、既存の環境及びハードウェアとのバックワード互換性も保存するということがの全てから理解されるであろう。フロー制御は、MAC層50B’に対する少ない変更を有し、調和サブレイヤ40’に対する少ない追加を有し、かつ物理層30’に対する少ない変更を有する多少変更されたMII’信号セットを用いて供給される。
本発明は、好ましくは二つの独立して生成された信号を用いて遅延及びデータ・フレーミングを供給する。合成フロー制御は、無損失であり、かつその近いうちに起こる混雑がフロー制御を引き起こすスローな資源のデータ転送速度に等しい低減されたデータ転送速度を許容する。簡潔に、全二重イーサネット・ネットワークに対するリンク・レベル・フロー制御は、バックワード互換性を維持すると同時に、簡単でかつ費用有効な方法でインプリメントされうる。
【0059】
変更及び変形は、特許請求の範囲により画定された本発明の対象及び精神から逸脱することなく開示した実施例に対してなされうる。
【0060】
【発明の効果】
本発明のフロー制御方法は、各局が少なくとも物理層及び調和サブレイヤ並びにその間に媒体独立インターフェイス(MII)、媒体アクセス制御層を含んでいるように画定可能であり、その間に信号の送信のために第2の局に媒体によって結合された少なくとも第1の局を含む全二重イーサネット・ネットワークに使用するフロー制御方法であって、(a)第2の局の資源が混雑のしきい値レベルにアプローチするときに、第2の局に第1の局まで媒体にわたり第1のフロー制御(XOFF)信号を周期的に送信させ、及び第2の局に第1の局まで媒体にわたりさもなければ第2のフロー制御(XON)信号を周期的に送信させ、XOFF及びXON信号は、媒体にわたり送信可能なデータ信号から識別可能であり;(b)XOFFフロー制御の受信により、第1の局にキャリヤ検知(CRS)信号を、CRSフロー制御信号のディアサートを指令している制御信号の第1の局による受信まで継続的にアサートさせる段階を具備し、CRSのアサーションは、第2の局からのXON信号の第1の局による受信を越えない期間で継続し;CRSフロー制御信号のアサーションの間、第1の局は、フロー制御されるので、無損失な方法で全二重イーサネット・ネットワークにおけるフロー制御をインプリメントすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による、ネットワークを示す図である。
【図2】本発明による、データ・フロー制御を採り入れている全二重スイッチング・ネットワークを示す図である。
【図3】本発明による、MII’上のXOFFメッセージの送信に関連付けられた信号間の空間関係を示す図である。
【図4】本発明による、MII’上のXONメッセージの送信に関連付けられた信号間の空間関係を示す図である。
【図5】本発明による、MII’上のXOFFメッセージの受信に関連付けられた信号間の空間関係を示す図である。
【図6】本発明による、MII’上のXONメッセージの受信に関連付けられた信号間の空間関係を示す図である。
【図7】本発明による、MII’上のRELEASEメッセージの送信に関連付けられた信号間の空間関係を示す図である。
【図8】本発明による、有効フロー制御メッセージが送られうる間の空間ウィンドウを示す図である。
【図9】本発明による、通常のパケット送信の間のMII’信号及びCRS挙動に対する変化を示す図である。
【図10】本発明による、XON/XOFFの間のMII’信号及びCRS応答挙動に対する変化を示す図である。
【図11】本発明による、XOFFがパケット送信の間に受信されるときのMII’信号及びCRS応答に対する変化を示す図である。
【図12】本発明による、RELEASEに応ずるMII’信号及びCRS応答に対する変化を示す図である。
【図13】本発明による、各DTE内の局管理エンティティ(“STA”)の役割を示す図である。
【図14】本発明による、調和サブレイヤに対する変更及びそのマッピング・ロールを示す図である。
【図15】本発明による、変更された媒体アクセス層(“MAC”)及び、独立かつ個別に生成されたCRS及びRX_DV信号のその受信を示す図である。
【符号の説明】
10、10’ コンピュータ
20 相互接続媒体
30、30’ 物理層
40、40’ 調和サブレイヤ
50A、50A’ 論理リンク制御層
50B、50B’ 媒体アクセス制御サブレイヤ
60、60’ ネットワーク層
70、70’ トランスポート層7
80、80’ セッション層
90、90’ プレゼンテーション層
100、100’ アプリケーション層
110 タイマ

Claims (37)

  1. 各局が少なくとも物理層及びリコンシリエーションサブレイヤ並びにその間に媒体独立インターフェイス(MII)、及び媒体アクセス制御層を含むように画定可能であり、局間の信号の送信のために第2の局に媒体によって結合された少なくとも第1の局を含む全二重イーサネット・ネットワークに使用するフロー制御方法であって、
    (a)前記第2の局の資源が輻輳のしきい値レベルに達するときに、前記第1の局まで前記媒体にわたり第1のフロー制御(XOFF)信号を前記第2の局に送信させ、さもなければ前記第1の局まで前記媒体にわたり第2のフロー制御(XON)信号を前記第2の局に送信させる段階であり、前記XOFF及び前記XON信号は、前記媒体にわたり送信可能なデータ信号から識別可能である、該段階;
    (b)前記XOFFフロー制御の受信により、キャリヤ検知(CRS)信号のディアサーションを指令している制御信号の前記第1の局による受信まで、該第1の局に該CRS信号を該第1の局の前記媒体アクセス制御層に継続的にアサートさせる段階を具備し、
    前記CRS信号のアサーションは、前記第2の局からの前記XON信号の前記第1の局による受信を越えない期間で継続し;
    前記CRS信号のアサーションの間、前記第1の局は、フロー制御されることを特徴とするフロー制御方法。
  2. 前記段階(b)で、前記第1の局の前記物理層は、前記フロー制御信号を受け取り、復号し、かつ認識し、そして前記XOFFフロー制御信号の認識は、続いて送信された前記XON制御信号の前記第2の局による送信を越えない時間間隔の間まで前記第1の局の前記媒体アクセス制御層に更なる送信を遅延させるべく前記CRS信号をアサートする前記第1の局の前記物理層を結果として生じることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記段階(b)で、前記フロー制御信号の受信、復号及び認識により、前記第1の局の前記物理層は、前記第1の局の前記媒体アクセス制御層に、前記XON制御信号またはタイム・アウト信号の受信のより早い発生まで遅延させるべく前記CRS信号をアサートすることを特徴とする請求項1に記載のフロー制御方法。
  4. 前記MIIインターフェイスは、送信データ(TXD<3:0>)、送信クロック(TX_CLK)、送信イネーブル(TX_EN)、及び送信エラー(TX_ER)を含んでいるデータ送信経路を供給し、かつ受信データ(RXD<3:0>)、受信クロック(RX_CLK)、受信データ有効(RX_DV)、及び受信エラー(RX_ER)を含んでいる受信経路を供給し、かつキャリヤ検知(CRS)及び衝突(COL)を含んでいる非同期媒体状態信号を供給し、管理データ・クロック(MDC)及び管理データ入力/出力(MDIO)を含んでいる制御及び状態収集に対する管理インターフェイスを更に供給し;
    前記TX_CLKは、継続的にアクティブであり、前記RX_CLKは、前記第1の局からのデータの前記第2の局による受信の間、及びパケット間間隔(IPG)の間、継続的にアクティブであり;かつ
    前記局によるデータの送信及び受信は、プロトコル・データ・ユニット(PDU)内で割込まれないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記段階(a)で、前記局は、プリミティブRS_FlowControl.request(request_type)を用いて前記XONまたはXOFF信号の送信を起動し、request_type:START,STOPであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記段階(b)で、前記局は、プリミティブRS_FlowControl.indicate(indicate_type)を用いて前記XONまたはXOFF信号を受信し、indicate_type:START,STOPであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記段階(b)で、前記局は、プリミティブRS_FlowControl_Release.request()を用いて送信された前記XON信号の非受信から回復することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記段階(a)で、前記XOFFフロー制御信号は、停止フロー制御要求サービス・プリミティブ(RS_FlowControl.request(STOP))に応じて前記第2の局の前記調和層によって生成され、かつ送信データ信号(<TXD<3:0>=<pattern1>、ディアサート送信イネーブル信号(TX_EN)、及びアサート送信エラー信号(TX_ER))として一つの受信クロック(RX_CLK)周期で前記第2の局の前記MIIインターフェイス上で搬送され、前記<pattern1>は、前記XOFFフロー制御信号を表しているビット・パターンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記段階(a)で、前記XONフロー制御信号は、開始フロー制御要求サービス・プリミティブ(RS_FlowControl.request(START))に応じて前記第2の局の前記調和層によって生成され、かつ送信データ信号(<TXD<3:0>=<pattern2>、ディアサート送信イネーブル信号(TX_EN)、及びアサート送信エラー信号(TX_ER))として一つの送信クロック(TX_CLK)周期で前記第2の局の前記MIIインターフェイス上で搬送され、前記<pattern2>は、前記XONフロー制御信号を表しているビット・パターンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1の局の前記物理層は、前記第2の局からの前記XOFF信号の受信により、受信データ信号(RXD<3:0>=<pattern1>、ディアサート受信データ有効信号(RX_DV)、及びアサート受信エラー信号(RX_ER))として前記MIIインターフェイス上で搬送される前記第1の局の調和層にXOFF信号を発行し、前記<pattern1>は、前記XOFFフロー制御信号を表しているビット・パターンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1の局の前記物理層は、前記第2の局からの前記XON信号の受信により、受信データ信号(RXD<3:0>=<pattern2>、ディアサート受信データ有効信号(RX_DV)、及びアサート受信エラー信号(RX_ER))として前記MIIインターフェイス上で搬送される前記第1の局の調和層にXONメッセージを発行し、前記pattern2は、前記XONフロー制御信号を表しているビット・パターンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1の局の前記調和層は、RS_FlowControl_Release.request()プリミティブに応じてRELEASEメッセージを発行し、前記RELEASEメッセージは、送信データ信号(<TXD<3:0>=<pattern3>、ディアサート送信イネーブル信号(TX_EN)、及びアサート送信エラー信号(TX_ER))として前記MIIインターフェイス上で搬送され、前記pattern3は、前記RELEASE信号を表しているビット・パターンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記XON制御信号及び前記XOFFフロー制御信号の少なくとも適切な一つは、少なくとも一つのパケット間ギャップ(IPG)の間に送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記XON制御信号及び前記XOFFフロー制御信号の少なくとも適切な一つは、前記媒体にわたり送信されたデータのフレームに関連付けられたプリアンブルの最初の半分の間に送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 前記XON制御信号及び前記XOFFフロー制御信号の少なくとも適切な一つは、各パケット間ギャップ(IPG)の間に送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 前記フロー制御は、無損失であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 少なくとも前記第1の局は、前記第2の局からの前記XOFF制御信号の該第1の局による受信により、前記XON信号が前記第2の局から前記第1の局によって受信されなかったとしてもその後に前記第1の局が前記CRS信号をディアサートするタイム・アウト間隔を生成する、タイマーを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 前記ネットワークは、IEEE802.3-規格に準拠しており、前記第1の局及び前記第2の局は、同一であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 前記局は、前記局の前記物理層からのキャリヤ検知信号(CRS)に応答する遅延機構を含んでいる送信機処理を有している前記媒体アクセス層を含み、かつ前記媒体アクセス層は、前記局の前記物理層からの受信データ有効(RX_DV)に応答するビット受信機機構フレーミング・データを含んでいる受信機処理を更に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 第1の媒体アクセス制御層と第1の物理層とを有している第1の通信装置、及び第2の通信装置を含むネットワークにおけるフロー制御方法であり、前記第1及び第2の通信装置は、通信媒体によって接続される、該フロー制御方法であって、
    (a)前記第1の媒体アクセス層から前記第1の物理層でデータを受信しかつ当該受信したデータを前記通信媒体で前記第2の通信装置に送信する段階;
    (b)前記第2の通信装置が第1のフロー制御信号を前記第1の物理層に送信するまで前記第1の媒体アクセス制御層から前記第2の通信装置に前記第1の物理層で受信したデータを連続的に送信する段階;及び
    (c)前記第1のフロー制御信号に応じて前記第1の物理層で遅延信号を生成しかつ前記遅延信号を前記第1の媒体アクセス制御層に供給する段階
    を具備し、
    前記遅延信号は、キャリヤ検知信号を備え、前記第1の媒体アクセス制御層は、前記遅延信号に応じて前記第2の通信装置への送信のためのデータを前記第1の物理層に供給することを中止し、それにより前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のデータの送信を中止することを特徴とするフロー制御方法。
  21. 前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のデータの送信を再開始するために前記第1の物理層に第2のフロー制御信号を送信することを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1の物理層は、前記第2のフロー制御信号の受信に応じて再開始送信信号を生成し、前記第1の媒体アクセス制御層は、前記通信媒体での前記第2の通信装置への送信のためにデータを前記第1の物理層に供給することを再開始するために前記再開始送信信号に応答することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記ネットワークは、イーサネット・ネットワークを備えていることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  24. 前記第2の通信装置は、第2の媒体アクセス制御層及び第2の物理層を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1の通信装置は、前記物理層と前記媒体アクセス制御層との間にインタ-フェイスを更に含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  26. 前記インタ-フェイスは、媒体独立インタ-フェイスを備えていることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記通信媒体は、ケーブルを備えていることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  28. 通信媒体を通して相互接続している第1の通信装置及び第2の通信装置を含む全二重ネットワークでフロー制御を実行するシステムであって、
    前記通信媒体への前記第1の通信装置の全二重接続を供給するための前記第1の通信装置における第1の物理層;
    前記第2の通信装置への送信のために前記第1の物理層へのデータのフローを供給するための前記第1の通信装置における第1の媒体アクセス制御層であり、前記第1の媒体アクセス制御層は、半二重モードで動作可能である、該第1の媒体アクセス制御層;及び
    前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のデータの送信を制御するためのフロー制御機構
    を備え、
    前記第1の物理層は、前記第1の媒体アクセス制御層の動作の前記半二重モードを利用して前記第1の媒体アクセス制御層と前記第1の物理層との間のデータのフローを制御するために前記フロー制御機構に応答し、
    前記第1の物理層は、前記第1のフロー制御メッセージに応じて前記第1の媒体アクセス制御層にキャリヤ検知信号を備えた遅延信号を供給することによってデータのフローを防ぐことを特徴とするシステム。
  29. 前記フロー制御機構は、第1のフロー制御メッセージ及び第2のフロー制御メッセージの少なくとも一つを備え、前記第1の物理層は、前記第2の通信装置からの第1のフロー制御メッセージに応じて前記第1の媒体アクセス制御層から前記第1の物理層へのデータのフローを防ぐことを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  30. 前記第1の物理層は、前記第1の媒体アクセス制御層に、前記第2の通信装置からの第2のフロー制御メッセージに応じて前記第1の物理層にデータのフローを供給することを継続させることを特徴とする請求項29に記載のシステム。
  31. 前記通信媒体は、ケーブルを備えていることを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  32. 前記第2の通信装置は、第2の物理層及び第2の媒体アクセス制御層を含み、前記第2の媒体アクセス制御層は、前記第1の通信装置への送信のために前記第2の物理層へのデータの第2のフローを供給するために半二重モードで動作可能であることを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  33. 前記フロー制御機構は、送信オフ・メッセージ及び送信オン・メッセージの少なくとも一つを備え、前記第2の物理層は、送信オフ・メッセージに応じて前記第2の媒体アクセス制御層の動作の半二重モードを利用して前記第2の媒体アクセス制御層から前記第2の物理層へのデータのフローを遅らせることを特徴とする請求項32に記載のシステム。
  34. 発信局と宛先局との間の信号の送信のために宛先局に媒体によって結合された発信局を少なくとも含む全二重イーサネット・ネットワークで使用するフロー制御方法であって、
    データを交換する目的で前記発信局と前記宛先局との間の通信接続を確立する段階;
    前記宛先局からの前記発信局での送信オフ・メッセージの受信により、前記発信局の物理層から前記発信局の媒体アクセス制御(MAC)層へのキャリヤ検知信号をアサートし、前記発信局からのデータの送信を一時停止する段階;及び
    前記キャリヤ検知信号をディアサートし、前記発信局の媒体アクセス制御(MAC)層に維持されるタイマーの期限切れにより前記発信局からのデータの送信を再開始する段階を具備することを特徴とする方法。
  35. 発信局と宛先局との間の信号の送信のために宛先局に媒体によって結合された発信局を少なくとも含む全二重イーサネット・ネットワークで使用するフロー制御方法であって、
    発信局で宛先局から一時停止指令を受信する段階;
    前記発信局の物理層から前記発信局の媒体アクセス制御(MAC)層へのキャリヤ検知信号をアサートし、
    前記発信局の前記媒体アクセス制御層によって測定された所与の時間の満了;及び
    前記宛先局からの再開始指令の受信の一つまで前記発信局から前記宛先局までのデータの送信を停止する段階を具備することを特徴とする方法。
  36. 第1の通信局と第2の通信局との間でフロー制御を実行する方法であって、
    第1の局と第2の局との間で通信接続を確立する段階;
    前記第2の局からの前記第1の局での第1のフロー制御信号を受信する段階;
    前記第1のフロー制御信号に応じて、前記第1の局から前記第2の局までの送信を据置くために前記第1の局における媒体アクセス制御(MAC)層へのキャリヤ検知(CRS)信号をアサートする段階;及び
    前記第2の局からの第2のフロー制御信号;及び
    前記第1のフロー制御信号に応じて起動されたタイマーの期間満了
    の一つに応じて前記CRS信号をディアサートする段階
    を具備することを特徴とする方法。
  37. 通信ネットワークの局間にフロー制御を適用する方法であって、
    データを交換するために通信ネットワークの第1の局と第2の局との間に通信接続を確立する段階;
    前記第1の局から前記第2の局まで一つ以上の通信ユニットを送信する段階;
    前記第2の局から第1のフロー制御信号を前記第1の局で受信する段階;
    前記第1の局の物理層から前記第1の局の媒体アクセス制御(MAC)層へのキャリヤ検知信号をアサートする段階;
    前記第1のの媒体アクセス制御(MAC)層の遅延タイマーを起動する段階;及び
    前記遅延タイマーが期限切れになる;及び
    前記第1のフロー制御信号を取り消す第2のフロー制御信号が前記第2の局から前記第1の局で受信される
    の一つまで
    前記第1の局から前記第2の局までの次の通信ユニットの送信を遅らせる段階
    を具備することを特徴とする方法。
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