JP3872352B2 - 走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、先端に微小な探針を有するカンチレバーと、カンチレバーの変位を検出する手段と、試料を探針に対して相対的に移動させる移動手段とを有し、試料の表面凹凸形状や試料の表面物性を測定する走査型プローブ顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の走査型プローブ顕微鏡は、先端に微小な探針を有するカンチレバーと、カンチレバーの変位を検出する手段と、試料を加熱冷却する手段と、試料を移動させる試料移動手段からなり、試料の表面凹凸形状あるいは試料の表面物性を測定する走査型プローブ顕微鏡において、試料の温度は加熱冷却する手段に内蔵されたヒータあるいは試料台の温度で代用されていた。また温度較正の目的で予め試料に熱電対などを接着してヒータあるいは試料台の代用温度との較正を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の走査型プローブ顕微鏡では、試料温度を加熱冷却する手段に内蔵されたヒータあるいは試料台の温度で代用されていたため、実際の試料温度とは差があるという欠点があった。さらに試料温度と試料表面温度にも差があり、また試料表面上の場所によって温度差もあり、測定したいポイントの温度を正確に知ることができないという欠点もあった。また試料表面温度を較正目的のため試料表面に熱電対を予め接着などで固定し測定されていたが、同じ試料表面で別の場所の温度は測定できないという欠点があった。またプローブ顕微鏡での測定では探針を所望の位置に移動させて表面凹凸形状あるいは表面物性を測定する際、同時に探針の接触している近傍の温度を正確に測定できない欠点もあった。また特に真空環境で測定するとき真空容器の外側(大気側)から熱電対先端の位置を変更できないという欠点もあった。
【0004】
そこで本発明は、試料の表面温度を測定することを課題とし、測定する場所を移動しても、それに合わせて表面温度を測定することも課題とする。さらに、探針の試料接触位置で得られる物性特性と試料表面温度との関係を求めることも課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明では、先端に微小な探針を有するカンチレバーとカンチレバーの変位を検出する手段と試料を加熱冷却する手段と試料を移動させる試料移動手段からなり試料の表面凹凸形状あるいは試料の表面物性を測定する走査型プローブ顕微鏡において、試料の表面温度を測定する手段と表面温度測定手段を移動させる手段を有し、探針と試料の接触位置近傍の試料表面温度を測定できるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡は、先端に微小な探針を有するカンチレバーと、カンチレバーの変位を検出する手段と、好ましくは試料を加熱冷却する手段と、試料を探針に対して相対的に移動させる手段とを備え、試料の表面凹凸形状や試料の表面物性を測定する走査型プローブ顕微鏡において、試料の表面温度を測定する表面温度測定手段と表面温度測定手段を移動させる手段を有し、表面温度測定手段を温度測定したい試料上のポイントに移動できるようにし、好ましくは探針の試料との接触位置近傍の試料表面温度を測定できるようにした。また探針近くの試料表面温度と表面形状あるいは表面物性を測定できるようにした。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は本発明における走査型プローブ顕微鏡の模式図である。カンチレバー1の先端には探針2があり、試料3とは探針2で接触する。試料3は加熱台4の上に設置されている。加熱台4は内部にヒータ11が組み込まれていて、加熱台4あるいはヒータ11の温度を制御するために温度センサ12が接続され、試料移動手段5の上に設置されている。加熱台は近くに冷却部(図示せず)を設け熱伝導で冷却することで冷却台であってもよい。試料移動手段5は上下方向の動作と水平方向の動作が可能である。上下方向に動作させることで探針2の針先を試料に対して押し付け、離しの繰り返しの振動を与えることができる。水平方向の動作では、探針2と試料3との接触位置を相対的に水平方向に移動させることができる。カンチレバー1にはレーザ7が照射されていて反射光は変位検出手段8に到達し、変位検出手段8への到達位置により探針2の上下方向の変位量が検出される。探針2の近くには温度プローブ13が配置され、温度プローブ移動手段14に保持されている。温度プローブ移動手段14は、例えば水平軸15方向の動作と水平軸周りの回転動作が可能である。水平軸方向の動作で、試料表面上で温度プローブ先端の位置を変更することがでる。温度プローブ13の先端を曲げておけば水平軸周りの回転動作で試料表面に接触させたり、離したりすることができる。また水平軸以外に紙面と垂直方向の軸を動作軸として設けてもよい。温度プローブ移動手段14により温度プローブ13の先端を探針2に近づけ、探針2が試料3と接触している近傍の試料表面温度を測定することができる。また温度プローブ移動手段14を用いずに、探針2と試料3が離れているときに、温度プローブ13の先端を探針2の先端の高さ位置より低い位置にしておいて試料3を上方へと移動させれば、先に温度プローブ13の先端が試料3の表面に接触し、さらに試料3を上方へと移動させれば次に探針2が接触することで、温度プローブ13の先端を常時試料3の表面に接触させて試料表面温度を測定してもよい。
【0008】
温度プローブ13は、温度を熱起電力として測定する熱電対プローブとしてもよい。また温度による抵抗値の変化を検出するプローブとしてもよい。
【0009】
図2に試料表面温度を測定する手段としてパイロメータを利用する別の実施例を示す。探針2の上下方向の変位量を測定するとき、カンチレバー1自身が別の変位検出手段21(例えばひずみ検出センサ)を内蔵する場合で説明する。パイロメータ22はパイロメータ移動手段23に保持され、カンチレバー1および試料3の上方に設置されている。パイロメータ移動手段23は、左右方向動作と紙面垂直方向の動作が可能である。パイロメータ22からはポイントレーザ24が試料表面へ照射されていて、照射位置の試料表面温度を測定する。パイロメータ移動手段23によりポイントレーザ照射位置を探針2に近づけていけば、探針2の試料3との接触位置近傍の試料表面温度を測定することができる。
【0010】
図3に真空容器と温度プローブを組み合わせた別の実施例を示す。真空容器61内に探針2を所有するカンチレバー1、試料3、加熱台4、試料移動手段5が配置されている。真空容器61には、真空排気手段62が接続されている。真空容器61の上部にはウインドウ63で真空気密性が確保されていて測定したい位置を目視あるいは顕微鏡などによる観察で確認できるようになっている。レーザ7はウインドウ63を介して真空容器61内に導入されカンチレバー1に照射される。照射されたレーザ7の反射光はウインドウ63を介して大気側に戻され変位検出手段8に到達する。試料3は加熱台4上に設置される。加熱台4はヒータ11を内蔵されていて、また温度センサ12が接続されていて温度の制御が行われる。温度プローブ13は温度プローブ移動手段14に保持され、温度プローブ移動手段14は、例えばOリングシールなどの真空気密性を確保する部品31で真空容器61に接続される。温度プローブ移動手段14は水平軸15方向の動作と水平軸周りの回転動作が可能で、いずれの動作においても真空気密性は確保されている。温度プローブ13の先端を曲げておけば回転動作により試料3の表面に接触させたり離したりすることができる。また離した状態で水平方向の動作をすれば試料3との接触位置を変更することができる。探針2と試料3の接触位置近傍の試料表面温度を測定することができる。
【0011】
また、真空容器61にはガス導入64が配置され、真空容器61内を真空排気したあと所望のガスを導入して大気圧に戻し、一連の試料表面温度の測定をしてもよい。またガスの導入は、大気圧になる手前の負圧状態で中止し、同じく一連の試料表面温度の測定をしてもよい。また導入するガスに水分を含ませて、同じく一連の試料表面温度の測定をしてもよい。また真空排気せず、真空容器61内へガスあるいは水分を含めたガスを常時流し続けて1気圧状態で測定してもよい。
【0012】
図4に別の実施例として、真空容器とパイロメータを組み合わせた実施例を示す。探針2の上下方向の変位量を測定するときカンチレバー自身が別の変位検出手段21(例えばひずみ検出センサ)を内蔵する場合で説明する。パイロメータ22はパイロメータ移動手段23に保持され、カンチレバー1および試料3の上方にあるウインドウ63の上に設置されている。パイロメータ移動手段23は左右方向動作と紙面垂直方向の動作が可能である。パイロメータからはポイントレーザ24がウインドウ63を介して試料3の表面に照射されていて、照射位置の試料表面温度を測定する。パイロメータ移動手段23によりポイントレーザ照射位置を探針に近づけていけば、探針の試料との接触位置近傍の試料表面温度を測定することができる。
【0013】
また、図3と同じく真空容器61にはガス導入64が配置され、真空容器61内を真空排気した後所望のガスを導入して大気圧に戻し、一連の試料表面温度の測定をしてもよい。またガスの導入は、大気圧になる手前の負圧状態で中止し、同じく一連の試料表面温度の測定をしてもよい。また導入するガスに水分を含ませて同じく一連の試料表面温度の測定をしてもよい。また真空排気せず、真空容器61内へガスあるいは水分を含めたガスを常時流し続けて1気圧状態で測定してもよい。
【0014】
次に図5により、試料表面物性の中で粘弾性特性を求める場合について説明する。カンチレバー1の先端には探針2があり、試料3と接触している。試料3は加熱台4の上に設置されている。試料移動手段5は上下方向の動作と水平方向の動作が可能である。上下方向に動作させることで探針2の針先を試料3に対して押し付け、離しの繰り返しの振動を与えることができる。水平方向の動作では探針2と試料3の接触位置を相対的に移動させることができる。温度プローブ13の先端は探針2の近くで試料3の表面に接触していて試料表面温度を測定している。
【0015】
試料3への振動は、試料移動手段5に内蔵する上下動作によりモジュレーション入力6として与えられる。カンチレバー1にはレーザ7が照射されていて、反射光は変位検出手段8に到達する。変位検出手段8の到達位置によりカンチレバー1の変位が出力信号9として得られる。
【0016】
モジュレーション入力6には一般に正弦波が利用され、出力信号9の波形は入力波形に対して時間的に遅れる特性となる。時間的遅れの大きさは試料の粘弾性特性を代表する値となる。またモジュレーション入力6の振幅をA0とすると出力信号の振幅はA1となる。試料がやわらかければ出力振幅A1は入力振幅A0より小さくなる。また、出力振幅A1の値の大きさからも試料の粘弾性特性が測定できる。
【0017】
まずモジュレーション入力6を加え、入力波形に対する出力波形を測定する。次に試料3を別の所望の温度にして同じく入力波形に対する出力波形を測定することを繰り返していく。これにより得られる温度依存の測定例を図6に示す。例えば出力波形の振幅に着目すれば、図6(A)に示すように試料の表面温度の変化に伴う振幅の変化がグラフとして得られる。試料表面温度が大きくなるに従って振幅が小さくなる、つまり試料がやわらかくなっていくといった粘弾性特性が測定される。次に、例えば入力波形に対する出力波形の時間遅れに着目すれば、図6(B)に示すように、試料の表面温度の変化に伴う時間遅れの変化がグラフとして得られる。試料表面温度が大きくなるに従って時間遅れが大きくなる、つまり試料がやわらかくなっていき、ある温度以上になると試料内部の成分が反応してかたくなり時間遅れがピークを乗り越えて減少しだすといった粘弾性特性が測定される。また本発明では、温度プローブ移動手段14により温度プローブ13の先端を探針2に近づけることができるので、探針2の試料3との接触部で得られる粘弾性特性と試料表面温度の関係を正確に測定することができる。このため試料表面の温度による物性変化を試料表面温度で関係づけられるのも、本発明の実施例の一つである。
【0018】
以上までは試料表面物性として粘弾性特性を測定する例を説明した。試料表面物性測定の対象としては、摩擦特性でもよいし、吸着特性などでもよい。いずれの場合でも、本発明により測定する場所での正確な試料表面温度の測定が可能となる。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、先端に微小な探針を有するカンチレバーと、カンチレバーの変位を検出する手段と、好ましくは試料を加熱冷却する手段と、試料を移動させる試料移動手段とを有し、さらに試料の表面温度を測定する手段と、表面温度測定手段を移動させる手段とを有すことで、温度を測定したいポイントに表面温度を測定する手段を移動することができ、表面の温度を測定できるという効果を奏する。また探針の試料との接触位置近傍の試料表面温度を測定すれば、探針近くの試料表面温度と表面形状や表面物性などとを関係づけることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡の温度プローブの構成を示す模式図。
【図2】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡のパイロメータの構成を示す模式図。
【図3】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡の温度プローブと真空容器の組み合わせを示す模式図。
【図4】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡のパイロメータと真空容器の組み合わせを示す模式図。
【図5】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡での試料表面物性測定のうち粘弾性特性を求める例を示す模式図。
【図6】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡により試料表面物性と試料表面温度を関係づける例を示す模式図。
【符号の説明】
1 カンチレバー
2 探針
3 試料
4 加熱台
5 試料移動手段
6 モジュレーション入力
7 レーザ
8 変位検出手段
9 信号出力
11 ヒータ
12 温度センサ
13 温度プローブ
14 温度プローブ移動手段
15 水平軸
A0 入力振幅
A1 出力振幅
21 別の変位検出手段
22 パイロメータ(赤外線検出)
23 パイロメータ移動手段
24 ポイントレーザ
31 真空気密性を確保する部品
61 真空容器
62 真空排気手段
63 ウインドウ
64 ガス導入
Claims (13)
- 先端に微小な探針を有するカンチレバーと、該カンチレバーの変位を検出する手段と、試料を加熱冷却する手段と、試料を移動させる手段を有する走査型プローブ顕微鏡において、
試料の表面温度を測定する表面温度測定手段と、該表面温度測定手段を移動させる移動手段とを有し、
前記探針を試料に接触させる際に、先に試料の表面温度を測定するように前記移動手段が前記表面温度測定手段を移動制御する走査型プローブ顕微鏡。 - 前記表面温度測定手段が熱電対プローブである請求項1記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 前記走査型プローブ顕微鏡は、さらに、前記熱電対プローブの先端を動かす先端移動手段を有し、
前記熱電対プローブは、その先端が前記探針の近くに配置され、
前記先端移動手段は、前記熱電対プローブを試料表面に接触/非接触させる請求項2記載の走査型プローブ顕微鏡。 - 請求項2又は3に記載の走査型プローブ顕微鏡であって、
前記試料表面温度測定手段は、熱電対プローブの代わりに、温度による抵抗値の変化を検出する第二のプローブに置換された請求項1記載の走査型プローブ顕微鏡。 - 前記第二のプローブが常時試料表面温度を測定することとした、請求項4記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 請求項2又は3に記載の走査型プローブ顕微鏡であって、
前記試料表面温度測定手段は、熱電対プローブの代わりに、赤外線検出によって温度検出を行うパイロメータに置換された請求項1記載の走査型プローブ顕微鏡。 - 前記パイロメータは、温度を測定する機能と温度測定するポイントにレーザを照射する照射機能とを有し、前記移動手段により移動されて、前記照射機能によって試料表面上に位置決めのためのポイントレーザを作成し、当該ポイントレーザを確認することで前記パイロメータの試料表面における試料表面温度を測定する位置を制御できるようにした、請求項6記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 前記走査型プローブ顕微鏡は、さらに、少なくとも探針と試料と表面温度測定手段とを装置外部雰囲気の気圧と異なるようにする、測定雰囲気と測定雰囲気外との気圧の遮蔽・制御手段を備えた請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 気圧の遮蔽・制御手段は、その一部が、試料と表面温度測定手段とを観察するためのウインドウとなっている、請求項8記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 気圧の遮蔽・制御手段は、測定雰囲気を大気圧にする手段である、請求項8又は9に記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 気圧の遮蔽・制御手段は、測定雰囲気を一度真空にしてからガス置換してガス雰囲気にする、請求項8又は9に記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 前記気圧の遮蔽・制御手段は、さらに、測定雰囲気内の湿度を測定雰囲気外の湿度と異なるようにする機能を備えた、請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の走査型プローブ顕微鏡。
- 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の走査型プローブ顕微鏡は、さらに、試料の温度を変化させる温度変化手段を備え、
前記温度変化手段によって試料温度を変化させながら前記表面温度測定手段によって試料の表面温度を測定し、試料の表面温度と試料表面の物性変化の関係を測定する走査型プローブ顕微鏡。
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