JP3871942B2 - ペット用ケース及びペット用ケース用中敷き並びにペットシーツの固定機構 - Google Patents

ペット用ケース及びペット用ケース用中敷き並びにペットシーツの固定機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、犬や猫等のペットを収容可能なペット用ケース及びペット用ケース用中敷き並びにペットシーツの固定機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋内において、犬や猫等のペットを一時、所定の位置に係留する場合や、ペットを列車、自動車などの車両に乗せる場合には、汚損防止用かつ逃走防止用のペット用ケースを使用して、このペット用ケース内にペットを収納することが日常的に行われている。また、ペット用ケース自体の汚損防止、かつ、ペットの居住性の向上を図るべく、ペット用ケースの底面(座面)にペットシーツを敷設することが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ペット用ケースは、筐体型をなすため、場所をとるものであって、利便性に問題があり、収納時においては、折り畳みが可能であって、コンパクトに収納可能であることが好ましい。また、自動車内において、ペット用ケースを固定して使用した場合においては、ペット用ケース内へのペットの収納、ペット用ケース外へのペットの取り出しが困難であり、ペットの出し入れに手間取るとペットがペット用ケースを嫌悪してしまうおそれもある。さらに、ペット用ケース等に敷設されるペットシーツの固定機構としては、実用新案登録第3040043号等の如く種々提案されているが、非常に複雑な構成を採り、コストも高く、シーツの交換、取り付けも面倒である。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、収納時においてコンパクトに収納可能であり、使用時においてはペットの出し入れが容易に達成可能なペット用ケース、ペットシーツを簡単な構造で容易に固定可能なペット用ケース用中敷き並びにペットシーツの固定機構を提供することによってペット用ケースの利便性を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によるペット用ケース用中敷きは、ペットを内部に収容可能なペット用ケースに使用される中敷きにおいて、前記中敷きは、前記ペットが座る座面を有してマット状で形成され、前記中敷きの座面とペットの間に介挿されて使用されるペットシーツを有し、前記ペットシーツは、吸収体部分と、吸収体部分の周囲に設けられた周辺部分とからなり、ボールサイドとソケットサイドとからなるスナップを複数備え、前記ペットシーツの周辺部分を複数のボールサイドとソケットサイドとからなるスナップで挟持して前記中敷き座面を被覆し、固定することを特徴とする。
【0011】
また、本発明によるペット用ケースは、少なくとも底面及び側面を有し、ペットを内部に収容可能な収容体からなるペット用ケースにおいて、吸収体部分と、吸収体部分の周囲に設けられた周辺部分とを有するペットシーツと、前記底面上に敷設される中敷きとを有し、前記中敷きは、前記ペットが座る座面を有してマット状で形成され、ボールサイドとソケットサイドとからなるスナップを複数備え、前記中敷きの座面とペットの間に介挿されて使用される前記ペットシーツが、前記中敷きの座面を被覆して前記周辺部分をボールサイドとソケットサイドとで挟持して固定することを特徴とする。
【0012】
また、本発明によるペット用ケース用中敷きのスナップは、前記中敷き本体の端部に配されたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明によるペット用ケース用中敷きのソケットサイド(又はボールサイド)は、前記中敷き本体に配された前記ボールサイド(又はソケットサイド)の近傍にて少なくとも一端を前記中敷き本体に固定された支持部に配されたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明によるペット用ケース用中敷きのスナップは、縫製によって前記中敷き本体と前記ボールサイド(又はソケットサイド)、前記支持部と前記ソケットサイド(又はボールサイド)を固定することを特徴とする。
【0015】
また、本発明によるペット用ケース用中敷きのペットシーツは、前記中敷きの座面を被覆して、該端部を前記中敷きの下面側に折り返して前記中敷き本体の下面側に設けられた前記スナップにより狭持して固定されることを特徴とする。
【0016】
また、本発明によるペット用ケース用中敷きの中敷き本体は、柔軟性素材によって構成されることを特徴とする。
【0017】
また、本発明によるペット用ケース用中敷きの中敷き本体は、中空の包袋状をなし、内部に芯部を収納可能であることを特徴とする。
【0018】
また、本発明によるペットシーツの固定機構は、少なくとも座面を有する空間に敷設されるペットシーツの固定機構において、前記座面に配された凸型のボールサイド(又は座面に設けられた凹型のソケットサイド)と、該ボールサイド(又は該ソケットサイド)に嵌合し得る凹型のソケットサイド(又は凸型のボールサイド)からなり、前記ボールサイドの凸部と前記ソケットサイドの凹部の間にペットシーツを狭持して固定することを特徴とする。
【0019】
また、本発明によるペットシーツの固定機構のペットシーツは、吸収体部分と、吸収体部分の周囲に設けられた周辺部分とを有し、前記ペットシーツの周辺部分を前記スナップで狭持することを特徴とする。
【0020】
また、本発明によるペットシーツの固定機構のボールサイドの凸部は、先端方向に拡開し、該ボールサイドと嵌合可能な前記ソケットサイドは凹型でなり、凹部の開口側の幅は底面側の幅よりも漸次小であることを特徴とする。
【0021】
また、本発明によるペットシーツの固定機構のボールサイドは、前記座面に一体成形されたことを特徴とする。
【0022】
また、本発明によるペットシーツの固定機構のボールサイドは、粘着性部材で前記座面に固定されたことを特徴とする。
【0023】
次に本発明によるペット用ケースの実施形態について、図1乃至図9を参照して説明する。
【0024】
図1は、本発明によるペット用ケースを展開した状態を示す平面図、図2(a)及び(d)は、本発明によるペット用ケースを組み立てる工程を示すものであり、(a)は、正面図、(b)は、平面図、(c)及び(d)は、斜視図である。図3(a)乃至(d)は、本発明によるペット用ケースを分解して、折り畳む工程を示すものであり、(a)乃至(c)は、平面図、(d)は、右側面図である。図4は、本発明によるペット用ケースを座席上に固定した状態を示す斜視図であり、枠線内は着脱部材(ファスナ)の部分拡大図である。図5は、本発明によるペット用ケースを座席上に固定した状態を示す斜視図であり、枠線内は固定状態を示す部分拡大図である。図6は、本発明によるペット用ケース内にペットを係留した状態を示す平面図、図7は、本発明によるペット用ケースの使用形態を示す斜視図、図8は、本発明によるペット用ケースにペットを出入りさせる場合の状態を示す斜視図、図9は、本発明によるペット用ケースを縦方向に座席上に固定した状態を示す斜視図である。
【0025】
図1乃至図9に示すように、ペット用ケース1は、上面が開口した箱状に形成されて犬や猫等のペットを収容する収容体2と、収容体2を構成する側面2b同士を互いに着脱可能な着脱部材4を有する。しかして、このペット用ケース1は、用途に応じて、収容体2を自動車等の車両の座席10(図4参照)上に固定する固定部材3(図2(c)及び図4参照)や、収容体2内に設けられて前記ペットを収容体2内に係留する係留部材7(図6)を用いることもできる。尚、ペット用ケースの符号1は、本発明によるペット用ケースの総称を表すものとして使用しており、前述した、収容体2、着脱部材4、固定部材3、係留部材7を含む概念である。
【0026】
図2及び図4に示すように、収容体2は、底面2a、各側面2b(2b1乃至2b4)は、夫々図4に示すように、基材2iと、基材2iを被覆する被覆部材2gと、基材2iと被覆部材2gとの間に設けられた弾性部材2hと、被覆部材2gの周縁に設けられて側面2b同士を互いに固定する着脱部材4を有する。したがって、収容体2は、底面2aと各側面2bの夫々が基材2iを有し、かつ、それらが、被覆部材2gで全体が被覆されて、連結されているので、境界部で折り曲げ可能となっており、展開及び組立が自在に可能である。
【0027】
また、収容体2は、図1に示すように、底面2a及び前後左右の4つの面からなる側面2bによって構成されている。即ち、収容体2は、長方形状の底面2aと、底面2aの長手方向に隣接し、被覆部材によって連結されている側面2b1と、側面2b1に対向し、かつ底面2aの長手方向に隣接し、被覆部材によって連結されている側面2b2と、底面2aの短手方向に隣接し、被覆部材によって連結されている側面2b3と、側面2b3に対向し、かつ底面2aの短手方向に隣接し、被覆部材によって連結されている側面2b4とからなる。
【0028】
また、弾性部材2hは、ポリウレタン樹脂等からなり、基材2iと被覆部材2gとの間に介装され、外部からの衝撃を吸収可能であって、本実施の形態では、弾性部材2hは、基材2iを挟んで両面に介装されている。
【0029】
図4に示すように、基材2iは、収容体2全体の剛性を向上して、組み立てた状態の収容体2の形状を保持するものであり、底面2a及び側面2bに対応した形状に形成され、各々の面は、被覆部材2gにより基材2iを包み込んで縫製されている。なお、基材2iは、所定の剛性を有するものであれば、合成樹脂、紙材、木材及び金属等の種々の素材を適宜選択可能であるが、合成樹脂は軽量で強度が大きく、しかもペットが収容体2を噛んだ場合でも悪影響を与える恐れがないことがないことから、基材2iの素材として好適である。
【0030】
被覆部材2gは、基材2iを被覆して底面2a及び側面2bを連結部で折り曲げ可能に形成し、収容体2を組立及び展開自在に構成するものであり、織布、不織布、紙材、合成樹脂、合成繊維等の素材を適宜選択して使用することができる。本実施の形態では、被覆部材2gが綿製の織布から形成され通気性が確保されており、美的にも優れた外観を有する。
【0031】
また、着脱部材4は、本実施の形態ではファスナを用いており、各側面2bの両側部に各々一組ずつ設けられ、側面2b同士を自在に着脱可能である。したがって、着脱部材(ファスナ)4を矢印X’方向(図2(d)及び図4参照)に引き下げれば、側面2b同士を互いに解放して収容体2を容易に折り畳み可能である。
【0032】
また、ペット用ケース1の収容体2の底面2a上には、ペットが座る座面を有し、底面2aの形状に合わせて形成されたマット上の中敷き5が敷設され、収容体2自体の汚損が防止される。図1に示すように、収容体2の底面2aと各側面2bの間には、底面2a及び各側面2bと同様に被覆部材2gで被覆されてなる連結部2fが設けられている。連結部2fは、収容体2の底面2aの対向する一組の両側部に連接する側面(2b1、2b2)と底面2a間の第1連結部、収容体2の底面2aの対向する他の一組の底面2a両側部に連接する側面(2b3、2b4)と底面2a間の第2連結部を有する。また、図3(a)に示すような、中敷き5の厚さ、即ち、紙面に対して垂直方向の厚さを(A)、側面(2b1、2b2)の厚さを(B)とする。第1連結部2f1の横幅(L1)は、少なくとも前記中敷きの厚さ(A)よりも大で構成される。また、第2連結部の幅(L2)は、前記中敷き5の厚さ(A)及び前記側面の厚さ(B)の和(A+B)よりも大で構成される。
【0033】
さらに、底面2aを挟んで対向する一組の側面(2b1、2b2)の各高さ(H)の和(H+H)は、前記側面(2b1、2b2)の連結される前記底面2aの対向する一組の両端部間の距離(Y)と等しいか、または、小で構成される。
【0034】
従って、連結部2fの存在及び側面(2b1、2b2)の高さの和(H+H)が底面2aの両端部間の距離(Y)と等しいか、小で構成されることによって、ペット用ケース1の収納時においてもコンパクトに折り畳むことが可能となる。即ち、着脱部材4の解除により、展開された収容体2を折り畳むことが可能であるが、図3に示すように、以下のような工程となる。第1.に、図3(a)に示すように、展開された収容体2の底面2a上に中敷き5を載置する。また、この場合においては、底面2a上に載置した中敷き5を後述する係留部材7を援用し、底面2a上に固定可能である。第2.に、図3(b)に示すように、側面2b1及び側面2b2を底面2a上方側に折り畳む。この場合において、中敷き5の厚さ(A)よりも側面(2b1、2b2)と底面2aを連結する第1連結部2f1の幅(L1)が大で構成されるため、中敷き5の厚さ(A)に第1連結部2f1の幅(L1)が対応し、連結部2f1が、まちとなることによって、両側面(2b1、2b2)を中敷き5を底面2A上に載置した状態においてもコンパクトに折り畳むことが可能である。また、側面(2b1、2b2)の高さの和(H+H)が底面2aの両端部間の距離(Y)と等しいか、小で構成されるため、側面(2b1、2b2)同士が重ならないため、折り畳み時における収容体2の厚さを抑えることが可能である。第3に、図3(c)に示すように、側面2b3、側面2b4の順に、側面2b1及び側面2b2が折り重なった底面2a上に折り畳む。この場合において、中敷き5の厚さ(A)及びすでに底面2a上に折り畳まれた側面(2b1、2b2)の厚さ(B)の和(A+B)よりも側面(2b3、2b4)と底面2aを連結する連結部2f2の幅(L2)が大で構成されるため、中敷き5の厚さ(A)及び側面(2b1、2b2)の厚さ(B)の和(A+B)に第2連結部2f2の幅(L2)が対応し、第2連結部2f2が、まちとなることによって、両側面(2b3、2b4)を中敷き5及び側面(2b1、2b2)を底面2a上に載置した状態においてもコンパクトに折り畳むことが可能である。したがって、収容体2全体の厚さを抑えてコンパクトに収納可能となる。
【0035】
図2、図3(a)及び図6に示すように、係留部材7は、犬や猫等のペットを収容体2内に係留する部材であり、収容体2の内側に固定された環状部材7cと、該環状部材7cが連結される連結部材7b1を有する帯状部材7aと、帯状部材7aの先端部に設けられてペットに対して連結される連結部材7b2とを有する。連結部材7bは、開閉自在な環状の部材からなり、例えばペットの首輪等に設けられたリング部材(図示せず)に対して連結可能である。また、帯状部材7aは、所定の範囲で長さを調整可能である。これにより、ペットが収容体2の外部に飛び出すことがない。また、車両が急停車した場合でもペットが前方に投げ出されることを防止することができる。
【0036】
図2(c)及び図5に示すように、固定部材3は、収容体2の外側、この場合側面2b4(後面)の外面側上部に互いに離間して設けられた一対の環状部材3bと、環状部材3b同士の間に連結されて座席10の頭部50c(図7参照)に掛け回されるベルト部材3aを有する。
【0037】
ベルト部材3aは、両端に結合部材3cを有し、この結合部材3cを介して、それぞれ環状部材3aに連結されている。結合部材3cは、開閉自在な環状の部材からなり、ベルト部材3aは、環状部材3bに対して着脱自在である。また、ベルト部材3aは、所定の範囲で長さを調整可能であり、ベルト部材3aを座席10(図5参照)に掛け回して緊張させれば、収容体2を座席50に対して密着固定することができる。
【0038】
なお、本実施の形態では、固定部材3にベルト部材を一本設けているが、ベルト部材は複数設けてもよく、適宜増減が可能である。また、ベルト部材3aを掛け回す座席10(図5参照)の部位についても、適宜変更可能である。
【0039】
また、収容体の側面2b4の外側中央には縦長帯状の固定部材8が設けられている。固定部材8は、被覆部材2gと同一の素材からなり、車両の座席10(図5参照)が有するシートベルト51を使用して座席10上に固定するものであり、収容体2の側面2b4上に設けられ、シートベルト11を挿通する開口部8aを有する。固定部材8の長手方向両端部及び長手方向略中央部は、側面2b4外側に縫製されて固定されており、固定部材8の長手方向各両端部及び長手方向略中央部の縫製された個所の間に開口部8aが2個所設けられている。
したがって、図5に示すように、シートベルト11を開口部8aに挿通して固定すれば、座席10上にペット用ケース1を密着固定することが可能であり、しかも座席10が有するシートベルト11を利用可能であることから、ペット用ケース1全体の低コスト化を達成することができる。
【0040】
また、収容体2を組み立てる工程について説明する。図2に示すように、着脱部材4をX方向に引き上げれば、側面2b1と側面2b3、側面2b2と側面2b3、側面2b1と側面2b4、側面2b2と側面2b4とを互いに固定して収容体2を展開した状態から容易に組み立て可能である。
【0041】
また、組み立てた状態の収容体2を展開する場合には、、着脱部材4のすべり金具4aをX’矢印方向(矢印Xと逆方向)に移動すれば、側面2b同士の固定を解除して容易に展開可能であり、ペット用ケース1は、持ち運びや収納時の利便性が高い。
【0042】
また、着脱部材としてのファスナ4をX’矢印方向に移動すれば、各側面2b同士の固定を解除できるため、収容体2を完全に組み立てず、一部の側面のみを開放した状態で使用することも可能である。例えば、図8に示すように、スペースの限られた自動車内においても扉30a側の側面2b1のみを開放すればペットを収容体2内に収容する場合や、降車させる場合において、ペットを収容体2の上方から出し入れする必要がなく、開放された扉30側の側面2b1上を通過させてペットを容易に格納可能となるため、利便性が大幅に向上される。また、各側面2bが解放可能であるため、図9に示すように、ペット用ケースを座席10の座部10a上に縦型に配した場合においても、扉30a側の側面2b4を開放すれば、ペットの出し入れが容易に達成される。
【0043】
次に、ペット用ケース1を自動車等の車両の座席上に固定する工程について説明する。図4に示すように、座席10上に組み立てた状態の収容体2を側面2b4(後面)が背部10bと当接するように載置する。そして、図5に示すように、シートベルト11を開口部8aに挿通して固定すれば、座席10上にペット用ケース1が密着固定される。さらに、固定部材3のベルト部材3aを座席10の頭部10cに掛け回して、長さを調整して緊張させれば、収容体2を座席10に対して密着させた状態で固定することができる。
【0044】
そして、犬や猫等のペットを側面2b3側を頭部にして収容体2内に収容し、連結部材7bをペットの首輪に設けられたリング部材(図示せず)に連結してペットを2本の係留部材7により係留する。
【0045】
次に本発明によるペット用ケース用中敷きの実施の形態について、図10乃至図15を参照して説明する。図10は、本発明によるペット用ケースの中敷きを示す斜視図であり、枠線内は部分拡大図、図11の(a)は、図10に示す中敷きにペットシーツを装着した場合の平面図であり、(b)は、図10に示す中敷きにペットシーツを装着した場合の底面図である。図12は、本発明によるペット用ケースの中敷きをペット用ケースに使用した例を示す斜視図である。図13は、本発明によるペット用ケースの中敷きに市販のスナップを使用した状態を示す斜視図であり、枠線内は部分拡大図、図14の(a)は、図10に示す中敷きのスナップの位置を変更した形態にペットシーツを装着した状態を示す平面図、(b)は、図10に示す中敷きのスナップの位置を変更した形態にペットシーツを装着した状態を示す底面図、(c)は、図10に示す中敷きのスナップの位置を変更した形態にペットシーツを装着した状態を示す底面斜視図であり、ペットシーツを一部中敷きから外した状態を示すものである。図15は、図10に示す中敷きから芯部を取り外した場合の斜視図である。
【0046】
ペット用ケース1の収容体2の底面2a上には、ペットが座る座面を有し、底面2aの形状に合わせて形成されたマット上の中敷き5が、敷設され、収容体2自体の汚損が防止される。また、中敷き5に、ペットシーツ6を敷くことによりペット20の居住性を向上させるものである。このペット用ケース用中敷き5について説明する。
【0047】
図10に示すように、中敷き5は、ペット20が座るマット状に形成された座面5a1を有し、ボールサイド5b1とソケットサイド5b3とからなるスナップ5bを複数備えている。スナップ5bは、係合突部を構成するボールサイド5b1と係合凹部を構成するソケットサイド5b3からなり、ボールサイド5b1とソケットサイド5b3の間にペットシーツ6を狭持して固定する。
【0048】
ペットシーツ6は、図11、図12等に示すように、中敷き5の座面5a1とペット20の間に介挿されて使用されるものであって、一般に市販されているものを使用可能である。概して、吸収体部分6aと、吸収体部分6aの周囲に設けられた周辺部分6bとからなるものであって、周辺部分6bは、吸収体部分6aに比して薄肉で構成されており、スナップ5bによって挟持するに適したものである。
【0049】
スナップ5bは、中敷き本体5aの端部に配され、図10乃至図15に示す実施例においては、中敷き本体5aの対向する両側端の隅に計4箇所設けられており、後述するように中敷き本体5aの下面5b2に配することが望ましい。複数箇所にスナップ5bを設けることによって、確実、かつ、強固にペットシーツ6を固定するものであり、下面にスナップ5bを配することによって、スナップ5b自体の汚損及びペット20がスナップ5bに接触することを防止してペット20の居住性を向上させるものである。
【0050】
また、ソケットサイド5b3(又はボールサイド5b1)は、中敷き本体5aに配されたボールサイド5b1(又はソケットサイド5b3)の近傍にて少なくとも一端を中敷き本体5aに固定された支持部5b2に配されるものである。これによって、中敷き本体5aに配されたボールサイド5b1(又はソケットサイド5b3)に容易にソケットサイド5b3(又はボールサイド5b1)を係合させることが可能である。尚、支持部5b2を設けず、ボールサイド5b1(又はソケットサイド5b3)を単体で中敷き本体5aに配されたソケットサイド5b3(又はボールサイド5b1)に取り付ける構成も可能である。
【0051】
また、中敷き本体5a及び支持部5b2と、スナップ5bは、一般的に圧着加工により、互いに固定されるものであるが、図13に示すように、スナップ5bは、市販されているスナップを使用することも可能であって、スナップ5bのソーイングホールを介して縫製によって中敷き本体5aと前記ボールサイド5b1(又はソケットサイド5b3)、支持部5b2と前記ソケットサイド5b3(又はボールサイド5b1)を固定することも可能である。
【0052】
また、図11及び図14に示すように、ペットシーツは、中敷き5の座面5a1を被覆して、ペットシーツ6の端部(特に周辺部分6b)を中敷き5の下面5a2側に折り返して中敷き本体5aの下面5a2側に設けられたスナップ5bにより狭持して固定することが好ましい。前述したように、下面にスナップ5bを配することによって、スナップ5b自体の汚損及びペット20がスナップ5bに接触することを防止してペット20の居住性を向上させるものである。
【0053】
尚、図10乃至図13及び図15に示す実施の形態によれば、中敷き本体5aに配した支持部5b2の一端を中敷き本体5aの端部において固定し、スナップ5bが中敷き本体5aの内部を向いている。従って、図11(c)に示すように、スナップ5bに対して、横方向からペットシーツ6の端部を狭持し、ペットシーツ6を折り返して座面5a1を被覆するものである。また、図14(b)に示すように、中敷き本体5aに配した支持部5b2の一端を中敷き本体5aの端部近傍において固定し、スナップ5bが中敷き本体5aの外部を向いている構成を採ることも可能である。従って、スナップ5bに対して、縦方向からペットシーツ6の端部を狭持し、ペットシーツ6を折り返して座面5a1を被覆するものである。
【0054】
また、中敷き本体5aは、織布、不織布、紙材、合成樹脂、合成繊維等の素材を適宜選択して使用することができる。本実施の形態では、中敷き本体5aが綿製の織布から形成され通気性が確保されている。また、特に、ポリエステル、コットン、ウール等のフリースや、フェルト、フランネル等の柔軟性素材を使用することによって、ペット20の居住性を向上させることが可能である。また、中敷き5が、ペット20の糞尿等により、汚損してしまった場合に備えて、中敷き本体5aを中空の包袋状に構成し、内部にフリース素材からなる芯部を収納可能に構成することも可能である。これによって、中空包袋状の中敷きのみを洗浄することを可能とし、中敷き5の洗浄時における利便性の向上を図るものである。
【0055】
また、図2(d)及び図12等に示すように、中敷き5は、如何なるペット用ケースにも使用可能である。従って、ペットシーツ6の周辺部分6bを複数のボールサイド5b1とソケットサイド5b3とからなるスナップ5bで挟持し、固定することによって、中敷き5の座面5a1を被覆し、中敷き5を収容体2の底面2a上に敷設することにより、ペット20の糞尿等からペット用ケースの汚損を簡単、かつ、確実に防止し得るものである。
【0056】
次に本発明によるペットシーツの固定機構の実施の形態について、図16乃至図20を参照して説明する。図16は、本発明によるペットシーツの固定機構の分解斜視図であり、座面の一部を破断させた図、図17(a)は、本発明によるペットシーツの固定機構の分解断面図、(b)は、本発明によるペットシーツの固定機構の断面図である。図18の(a)は、本発明によるペットシーツの固定機構の第2の実施形態を示す分解断面図であり、(b)は、本発明によるペットシーツの固定機構の第2の実施形態を示す断面図である。図19は、本発明によるペットシーツの固定機構の使用形態を示す斜視図、図20は、本発明によるペットシーツの固定機構の第3の使用形態を示す斜視図及び一部拡大断面図である。なお、本発明によるペットシーツの固定機構は、ペット用ケース用中敷きの発明におけるペットシーツのスナップによる狭持、固定を普遍化するものであり、同一の構成を採る部分については、同一の符号を使用する。
【0057】
本発明によるペットシーツの固定機構は、ペットシーツを前述の如きペット用ケースや、ペット用ケースを問わず、ペットが座面として使用する空間にペットシーツを固定する場合のペットシーツの固定機構に係るものであり、スナップ構造によって、ペットシーツを狭持、固定するものである。スナップ12は、係合突部を構成するボールサイド12aと係合凹部を構成するソケットサイド12bからなるものであって、座面14に配された凸型のボールサイド12a(又は座面に設けられた凹型のソケットサイド12b)と、ボールサイド12a(又はソケットサイド12b)に嵌合し得る凹型のソケットサイド12b(又は凸型のボールサイド12a)からなるスナップ12のボールサイド12aの凸部12a1とソケットサイド12bの凹部12b1の間にペットシーツ6(特に、周辺部分6a)を狭持して固定するものである。
【0058】
ペットシーツ6は、ペット20の座面14とペット20の間に介挿されて使用されるものであって、一般に市販されているものを使用するものである。概して、吸収体部分6aと、吸収体部分6aの周囲に設けられた周辺部分6bとからなるものであって、周辺部分6bは、吸収体部分6aに比して薄肉で構成されており、スナップ12によって挟持するに適したものである。
【0059】
また、図17、図18及び図20に示すように、ボールサイド12aの凸部12a1は、先端方向に拡開し、ボールサイド12aと嵌合可能なソケットサイド12bは凹型でなり、凹部12b1の開口側の幅は底面12b2側の幅よりも漸次小で構成されている。従って、スナップ12のボールサイド12aとソケットサイド12bの係合がより強固、確実となり、ペットシーツ6をより強固、かつ、確実に固定することが可能である。
【0060】
また、図17に示すように、ボールサイド12a又はソケットサイド12bは、ペット用ケース等の座面14に一体成形することも可能である。一体成形することによって、コスト性や取り扱いが向上するものである。
【0061】
また、ボールサイド12aを座面14と一体成形することができない場合においては、図18に示すように、ボールサイド12aを独立した構成とし、粘着性部材13で前記座面14に固定する構成を採ることも可能である。粘着性部材としては、両面テープにより、簡易にボールサイド12aを固定する場合や、マジックテープ(登録商標)により、ボールサイド12aを座面14に固定し、容易に取り外すことも可能である。
【0062】
また、ペットシーツの固定機構の使用形態としては、図19に示すように、スナップ12で固定されたペットシーツ6上にペット20が乗るものであるが、ペットシーツ6上に現れるソケットサイド12bが、ペット20に接触した場合を考慮し、図20に示すように、ソケットサイド12bの頭部を半球面状にすることによって、ペット20が、ソケットサイド12bに接触した場合においても怪我をすることを防止することが可能である。
【0063】
また、図16乃至図20においては、座面14にボールサイド12aが配され、ソケットサイド12bが独立して、ボールサイド12aに係合する構成が採られているが、その逆に、ソケットサイド12bが座面に設けられ、ボールサイド12aが独立して、ソケットサイド12bに係合する構成を採ることも可能である。従って、本発明によるペットシーツの固定機構によって、ペットシーツを強固、かつ、確実、容易に座面に対して取り付けることが可能となる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のペット用ケースによれば、不使用時においてコンパクトに収納可能であり、使用時においてはペットの出し入れが容易に達成可能であって、ペット用ケースの利便性の向上が図られるものである。また、本発明のペット用ケース用中敷き並びにペットシーツの固定機構によれば、ペットシーツを簡単な構造で容易に固定可能であって、ペット用ケース及びペットシーツの取り付けんの利便性の向上が図られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるペット用ケースを展開した状態を示す平面図である。
【図2】(a)及び(d)は、本発明によるペット用ケースを組み立てる工程を示すものであり、(a)は、正面図、(b)は、平面図、(c)及び(d)は、斜視図である。
【図3】(a)及び(d)は、本発明によるペット用ケースを分解して、折り畳む工程を示すものであり、(a)乃至(c)は、平面図、(d)は、右側面図である。
【図4】本発明によるペット用ケースを座席上に固定した状態を示す斜視図であり、枠線内は着脱部材(ファスナ)の部分拡大図及び側面の一部を破断した部分拡大図である。
【図5】本発明によるペット用ケースを座席上に固定した状態を示す斜視図、枠線内は固定状態を示す部分拡大図である。
【図6】本発明によるペット用ケース内に、ペットを係留した状態を示す平面図である。
【図7】本発明によるペット用ケースの使用形態を示す斜視図である。
【図8】本発明によるペット用ケースにペットを出入りさせる場合の状態を示す斜視図である。
【図9】本発明によるペット用ケースを縦方向に座席上に固定した状態を示す斜視図である。
【図10】本発明によるペット用ケースの中敷きを示す斜視図であり、枠線内は部分拡大図である。
【図11】(a)は、図10に示す中敷きにペットシーツを装着した場合の平面図、(b)は、図10に示す中敷きにペットシーツを装着した場合の底面図である。
【図12】本発明によるペット用ケースの中敷きをペット用ケースに使用した例を示す斜視図である。
【図13】本発明によるペット用ケースの中敷きに市販のスナップを使用した状態を示す斜視図、枠線内は部分拡大図である。
【図14】(a)は、図10に示す中敷きのスナップの位置を変更した形態にペットシーツを装着した状態を示す平面図、(b)は、図10に示す中敷きのスナップの位置を変更した形態にペットシーツを装着した状態を示す底面図、(c)は、図10に示す中敷きのスナップの位置を変更した形態にペットシーツを装着した状態を示す底面斜視図であり、ペットシーツを一部中敷きから外した状態を示すものである。
【図15】図10に示す中敷きから芯部を取り外した場合の斜視図である。
【図16】本発明によるペットシーツの固定機構の分解斜視図であり、座面の一部を破断させたものである。
【図17】(a)は、本発明によるペットシーツの固定機構の分解断面図、(b)は、本発明によるペットシーツの固定機構の断面図である。
【図18】(a)は、本発明によるペットシーツの固定機構の第2の実施形態を示す分解断面図、(b)は、本発明によるペットシーツの固定機構の第2の実施形態を示す断面図である。
【図19】本発明によるペットシーツの固定機構の使用形態を示す斜視図である。
【図20】本発明によるペットシーツの固定機構の第3の使用形態を示す斜視図及び一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ペット用ケース
2 収容体
2a 底面
2b 側面
2b1 側面
2b2 側面
2b3 側面
2b4 側面
2f 連結部
2f1 第1連結部
2f2 第2連結部
2g 被覆部材
2h 弾性部材
2i 基材
3 固定部材
3a ベルト部材
3b 環状部材
3c 結合部材
4 着脱部材(ファスナ)
4a すべり金具
5 中敷き
5a 本体
5a1 座面
5a2 下面
5b スナップ
5b1 ボールサイド
5b2 支持部
5b3 ソケットサイド
5c 芯部
6 ペットシーツ
6a 吸収体部分
6b 周辺部分
7 係留部材
7a 帯状部材
7b1 連結部材
7b2 連結部材
7c 環状部材
8 固定部材
8a 開口部
10 座席
10a 座部
10b 背部
10c 頭部
11 シートベルト
11a 肩側ベルト
11b 腰側ベルト
11c 固定金具
12 スナップ
12a ボールサイド
12a1 凸部
12b ソケットサイド
12b1 凹部
12b2 底面
13 粘着性部材
14 座面
20 ペット
30 車
30a 扉

Claims (13)

  1. ペットを内部に収容可能なペット用ケースに使用される中敷きにおいて、
    前記中敷きは、前記ペットが座る座面を有してマット状で形成され、
    前記中敷きの座面とペットの間に介挿されて使用されるペットシーツを有し、前記ペットシーツは、
    吸収体部分と、吸収体部分の周囲に設けられた周辺部分とからなり、
    ボールサイドとソケットサイドとからなるスナップを複数備え、前記ペットシーツの周辺部分を複数のボールサイドとソケットサイドとからなるスナップで挟持して前記中敷き座面を被覆し、固定すること
    を特徴とするペット用ケース用中敷き。
  2. 前記スナップは、前記中敷き本体の端部に配されたことを特徴とする請求項1記載のペット用ケース用中敷き。
  3. 前記ソケットサイド(又はボールサイド)は、前記中敷き本体に配された前記ボールサイド(又はソケットサイド)の近傍にて少なくとも一端を前記中敷き本体に固定された支持部に配されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用ケース用中敷き。
  4. 前記スナップは、縫製によって前記中敷き本体と前記ボールサイド(又はソケットサイド)、前記支持部と前記ソケットサイド(又はボールサイド)を固定することを特徴とする請求項3記載のペット用ケース用中敷き。
  5. 前記ペットシーツは、前記中敷きの座面を被覆して、該端部を前記中敷きの下面側に折り返して前記中敷き本体の下面側に設けられた前記スナップにより狭持して固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1に記載のペット用ケース用中敷き。
  6. 前記中敷き本体は、柔軟性素材によって構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のうちいずれか1に記載のペット用ケース用中敷き。
  7. 前記中敷き本体は、中空の包袋状をなし、内部に芯部を収納可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか1に記載のペット用ケース用中敷き。
  8. 少なくとも底面及び側面を有し、ペットを内部に収容可能な収容体からなるペット用ケースにおいて、
    吸収体部分と、吸収体部分の周囲に設けられた周辺部分とを有するペットシーツと、
    前記底面上に敷設される中敷きとを有し、
    前記中敷きは、前記ペットが座る座面を有してマット状で形成され、
    ボールサイドとソケットサイドとからなるスナップを複数備え、
    前記中敷きの座面とペットの間に介挿されて使用される前記ペットシーツが、前記中敷きの座面を被覆して前記周辺部分をボールサイドとソケットサイドとで挟持して固定すること
    を特徴とするペット用ケース。
  9. 少なくとも座面を有する空間に敷設されるペットシーツの固定機構において、
    前記座面に配された凸型のボールサイド(又は座面に設けられた凹型のソケットサイド)と、該ボールサイド(又は該ソケットサイド)に嵌合し得る凹型のソケットサイド(又は凸型のボールサイド)からなり、
    前記ボールサイドの凸部と前記ソケットサイドの凹部の間にペットシーツを狭持して固定すること
    を特徴とするペットシーツの固定機構。
  10. 前記ペットシーツは、吸収体部分と、吸収体部分の周囲に設けられた周辺部分とを有し、前記ペットシーツの周辺部分を前記スナップで狭持することを特徴とする請求項9記載のペットシーツの固定機構。
  11. 前記ボールサイドの凸部は、先端方向に拡開し、該ボールサイドと嵌合可能な前記ソケットサイドは凹型でなり、凹部の開口側の幅は底面側の幅よりも漸次小であることを特徴とする請求項9又は請求項10記載のペットシーツの固定機構。
  12. 前記ボールサイドは、前記座面に一体成形されたことを特徴とする請求項9乃至請求項11のうちいずれか1に記載のペットシーツの固定機構。
  13. 前記ボールサイドは、粘着性部材で前記座面に固定されたことを特徴とする請求項9乃至請求項12のうちいずれか1に記載のペットシーツの固定機構。
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