JP3871880B2 - 廃棄物処理プラント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱ガス供給手段から供給された加熱ガスで廃棄物を間接的に加熱して熱分解残渣と熱分解ガスに熱分解する熱分解ドラムを設けるとともに、前記熱分解ガスと、前記熱分解残渣から選別したカーボン残渣とを燃焼させる燃焼溶融炉を設けてある廃棄物処理プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】
[I]従来、上記の廃棄物処理プラントにおいて加熱ガス供給手段は、油やガス等の燃料を燃焼させて加熱ガスを生成する熱風炉と、加熱ガスを熱分解ドラムの加熱ガス供給部に送り込み、熱分解ドラムより吸引し熱風炉に戻す加熱ガス循環送風機を設けて構成してあるだけで、熱分解ドラムの運転中は熱風炉で燃料を燃焼させて加熱ガスを生成し続けなければならなかった。
【0003】
[II]廃棄物には水分が多い発熱量の低い廃棄物(以下、この項等で「低質ごみ」と称する)と、水分が少ない発熱量の高い廃棄物(以下、この項等で「高質ごみ」と称する)とがあり、一般に、燃焼溶融設備における燃焼溶融炉は、高質ごみから高質ごみの75%程度の熱量を有するごみに対応するように設計されている。
【0004】
すなわち、燃焼溶融炉は基準ごみ(高質ごみの熱量と低質ごみの熱量との中間の熱量を有するごみ)の熱量の130%程度(詳しくは133%程度)の熱量が入力するとして設計されている。
【0005】
例えば図5(イ)に示すように、1000Kcal/Kgの低質ごみから2000Kcal/Kgの高質ごみにわたる範囲のごみを処理するものとして設計される場合は、燃焼溶融炉は2000Kcal/Kg〜1500Kcal/Kg(2000×0.75=1500Kcal/Kg)のごみに対応するように設計される。
【0006】
また、例えば図5(ロ)に示すように、800Kcal/Kg程度の低質ごみから2400Kcal/Kg程度の高質ごみにわたる範囲のごみを処理するものとして設計される場合は、燃焼溶融炉は2400Kcal/Kg〜1800Kcal/Kg(2400×0.75=1800Kcal/Kg)に対応するように設計される。
【0007】
そして、高質ごみの75%程度の熱量を有するごみ(ごみ質の範囲が普通の前者の例の場合1000Kcal/Kgのごみ。ごみ質の範囲が広い後者の例の場合1800Kcal/Kgのごみ。)に対しては、燃焼溶融炉内を冷却することなく燃焼させて炉内を所望の温度に設定し、それ以上の熱量を有するごみに対しては、燃焼溶融炉に対して設けたボイラからの排ガスを燃焼溶融炉内に吹き込む等して、炉内を冷却しながら燃焼することで炉内を所望の温度に設定している。
【0008】
ごみ質の範囲が普通の前者の例の場合、基準ごみ(1500Kcal/Kg)が高質ごみの75%程度の熱量を有するごみであることから、基準ごみに対しては燃焼溶融炉内を冷却する等の必要がなく、効率よく燃焼溶融炉を運転させることができる。
【0009】
ところが、ごみ質の範囲が広い後者の例の場合、基準ごみ(1600Kcal/Kg)が、高質ごみの75%程度の熱量を有するごみ(1800Kcal/Kg)よりも熱量が少ないことから、基準ごみに対しては燃焼溶融炉内を灯油バーナー等で助燃することで燃焼溶融炉を所望の温度に設定しなければならなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によれば、上記[I]のように、熱分解ドラムの運転中は熱風炉で燃料を燃焼させて加熱ガスを生成し続けなければならず、また上記[II]のように、ごみ質の範囲が広いごみに対応させて燃焼溶融炉を設計してある場合、基準ごみに対して燃焼溶融炉内を灯油バーナー等で助燃することで燃焼溶融炉を所望の温度に設定しなけばならないために、燃料費に多くのコストがかかり、運転コストが高くなるという問題があった。
【0011】
燃焼溶融炉を、高質ごみから高質ごみの例えば60%程度の熱量を有するごみに対応するように設計する手段も考えられが、これでは高質ごみ燃焼溶融時、燃焼溶融炉内での燃焼溶融に必要な滞留時間が短くなる等の不具合があり、この手段を取ることはできない。
【0012】
本発明は上記実情の鑑みて成されたもので、その目的は、運転コストを低廉化することができる廃棄物処理プラントを提供する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【0014】
[構成]冒頭に記載した廃棄物処理プラントにおいて、前記加熱ガス供給手段は、加熱ガスを生成して前記熱分解ドラムの加熱ガス供給部に送り込む加熱ガス生成部と、前記熱分解ドラムの加熱ガス排出部から排出された加熱ガスを回収し加熱して前記加熱ガス供給部に戻す加熱ガス循環部とを、加熱ガス供給状態と非供給状態に各別に切り換え自在に設けて構成し、前記加熱ガス循環部を構成するに、前記熱分解ドラムからの熱分解ガスのうちの所定の量の熱分解ガスを、熱分解ガス流量変更調節機構を介して受け入れて燃焼させる熱分解ガス燃焼器と、前記回収した加熱ガスを前記熱分解ガス燃焼器の排ガスで加熱する加熱器と、前記熱分解ガス燃焼器からの排ガスを前記加熱器に対して迂回させる開閉自在なバイパス管路とを設けてあり、更に、前記加熱ガス供給部に入り込ませる加熱ガスの温度を検出するガス温度検出器と、前記ガス温度検出器の検出結果に基づいて、前記熱分解ガス流量変更調節機構を制御する第1制御器と、前記燃焼溶融炉内の温度を検出する燃焼溶融炉温度検出器と、前記燃焼溶融炉温度検出器の検出結果に基づいて、前記バイパス管路の開度を変更調節する第2制御器とを設けてある。
【0015】
[作用]
上記の構成により次のように運転させることができる。
【0016】
[イ]熱分解ドラムの運転を開始する場合、加熱ガス生成部(一般的には熱風炉)で燃料を燃焼させ、加熱ガスを生成して熱分解ドラムの加熱ガス供給部に送り込む。
【0017】
[ロ]熱分解ドラムの運転で熱分解ドラムから熱分解ガスが排出されるようになると、熱分解ドラムからの熱分解ガスのうちの所定量の熱分解ガスを熱分解ガス燃焼器に導いて燃焼させる。
【0018】
また、熱分解ドラムの加熱ガス排出部から排出された加熱ガスを回収し、その加熱ガスを加熱器において熱分解ガス燃焼器からの排ガスで加熱して前記加熱ガス供給部に戻し始める。
【0019】
そして、加熱器を通る加熱ガスの量を徐々に増やしていくとともに、加熱ガス生成部で燃焼させる燃料を徐々に少なくする。このように加熱ガス生成部に加えて加熱ガス循環部もガス供給作動させる。
【0020】
[ハ]熱分解ドラムから排出される熱分解ガスの量が所定の量になると、加熱ガス生成部のガス供給作動を停止させて非供給状態にし、加熱ガス循環部から加熱ガスを加熱ガス供給部に送り込む。この状態で定常運転に入る。
【0021】
[ニ]上記[イ]〜[ハ]のようにして運転させることができるから、加熱ガス生成部では、定常運転に入る前の上記[イ],[ロ]の間だけ燃料を燃焼させればよく、燃料の消費量が少なくて済む。
【0022】
そして、加熱ガス循環部の加熱器の点検・トラブル時には加熱ガス生成部を作動させ、加熱ガス循環部の作動を停止させて点検等のメンテナンスすることができ、熱分解ドラム設備全体を停止する必要がなくなる。
【0023】
[ホ]さらに請求項1の構成によれば、例えば図4に示すようなごみ質の広いごみを、以下に述べるように、燃料の消費を少なくした状態で処理することができる(図4に示す数値や以下に示す数値、及び以下の運転の方法は一例であり、本発明は前記数値や運転の方法に限られるものではない)。
【0024】
つまり燃焼溶融炉を、ごみ質の範囲の広いごみ(800Kcal/Kg程度の低質ごみから2400Kcal/Kg程度の高質ごみにわたる範囲のごみ)に対して、その基準ごみ(1600Kcal/Kgのごみ)の130%程度の熱量(1600×1.30=2080Kcal/Kg)が入力されるとして設計する(基準ごみの130%程度の熱量が入力されるとして設計するという手段は、従来の設計の手段と同じである。
【0025】
そして、図4に示すごみ質の広いごみにおける基準ごみに対しては、燃焼溶融炉内を冷却することなく燃焼させて炉内を所望の温度に設定する。
【0026】
基準ごみ以上の熱量(1600Kcal/Kg以上の熱量)から基準ごみの130%程度の熱量(2080Kcal/Kg)を有するごみに対しては、燃焼溶融炉に対して設けたボイラからの排ガスを燃焼溶融炉内に吹き込む等して、炉内を冷却しながら燃焼することで炉内を所望の温度に設定する。
【0027】
基準ごみの130%以上の熱量(2080Kcal/Kg以上の熱量〜2400Kcal/Kgの熱量)を有するごみに対しては、例えば上記の状態(つまり、前記排ガスを燃焼溶融炉内に吹き込む等して、炉内を冷却しながら燃焼する状態)からバイパス管路を開き、熱分解ガス燃焼器からの排ガスのうちの所定量の排ガスを加熱器に対して迂回させてバイパス管路を通す。
【0028】
前記排ガスをバイパス管路を通すと、加熱器に入る排ガスが少なくなることから熱分解ドラムの加熱ガス供給部に供給される加熱ガスの温度が下がり始める。そこで、前記熱分解ガス流量変更調節機構によって、熱分解ガス燃焼器側に導入する熱分解ガスの量を増やす。
【0029】
これにより、燃焼溶融炉に入り込む熱分解ガスが設定量を越えるのを回避できて、燃焼溶融炉内の温度が上がり過ぎるのを抑制することができ、燃焼溶融炉内を所望の温度に設定することができる。
【0030】
例えば、本設備の後段(排ガス処理設備など)から吸引して燃焼溶融炉内に吹き込む冷却用の排ガス量が最大値になっても、燃焼溶融炉内の温度が上昇した場合、バイパス管路の開き度を大きくすることにより、燃焼溶融炉内を冷却することができる。
【0031】
バイパス管路の開き度を変更調節すれば、バイパス管路側に導入する熱分解ガスの増量と、燃焼溶融炉に入り込む熱分解ガスの減少量を細かく制御することができて、燃焼溶融炉内をより正確に所望の温度に設定することができる。
更に、前記加熱ガス供給部に入り込ませる加熱ガスの温度を検出するガス温度検出器と、前記ガス温度検出器の検出結果に基づいて、前記熱分解ガス流量変更調節機構を制御する第1制御器と、前記燃焼溶融炉内の温度を検出する燃焼溶融炉温度検出器と、前記燃焼溶融炉温度検出器の検出結果に基づいて、前記バイパス管路の開度を変更調節する第2制御器とを設けてあることから、
基準ごみの130%以上の熱量(2080Kcal/Kg以上の熱量〜2400Kcal/Kgの熱量)を有するごみの場合、例えば、燃焼溶融炉に対して設けたボイラからの排ガスを燃焼溶融炉内に吹き込む等して炉内を冷却しても炉内の温度が設定温度を越えるようになる。そこで、基準ごみの130%以上の熱量を有するごみに対しては、燃焼溶融炉温度検出器の検出結果(前記設定温度を越えたことの検出結果)に基づいて、第2制御器がバイパス管路を開かせるとともに、そのバイパス管路の開度を変更調節し、熱分解ガス燃焼器からの排ガスのうちの所定量の排ガスを加熱器に対して迂回させてバイパス管路を通す。前記排ガスをバイパス管路を通すと、加熱器に入る排ガスが少なくなることから熱分解ドラムの加熱ガス供給部に供給される加熱ガスの温度が下がり始める。すると、前記加熱ガスの温度が下がり始めたことをガス温度検出器が検出し、その検出結果に基づいて、第1制御器が熱分解ガス流量変更調節機構を制御し、熱分解ガス燃焼器に導入する熱分解ガスの量を増やす。
その結果、加熱器に入る前記排ガスの量が増え、熱分解ドラムの加熱ガス供給部に供給される加熱ガスの温度が上がり始める。また、熱分解ガス燃焼器に導入する熱分解ガスの量が増えたことで、燃焼溶融炉内の温度が下がり始める。つまり、燃焼溶融炉に入り込む熱分解ガスが設定量を越えるのを回避できて、燃焼溶融炉内の温度が上がり過ぎるのを抑制することができ、燃焼溶融炉内を所望の温度に設定することができる。燃焼溶融炉内の温度が設定温度よりも低くなったことを燃焼溶融炉温度検出器が検出すると、第2制御器がバイパス管路の開度を絞らせる。これにより燃焼溶融炉内の温度が設定温度になる。
【0032】
[効果]
従って、上記作用[イ]〜[ニ]により、作業効率の低下を招来することなく運転コストを低廉化でき、しかも、上記作用[ホ]により燃料を無駄に消費することなく幅広いごみ質に対応することができる廃棄物処理プラントを提供することができた。
【0033】
請求項2による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【0034】
[構成]請求項1による発明の構成において、前記加熱器及びバイパス管路からの排ガスを、前記燃焼溶融炉に対して設けたボイラに案内する排ガス管路を設けてある。
【0035】
[作用]請求項1の構成による作用と同様の作用を奏することができるのに加え、前記加熱器及びバイパス管路からの排ガスを排ガス管路を通して、燃焼溶融炉に対して設けたボイラに供給することができるから、前記加熱ガス循環部を設けた構成でありながら、熱分解ドラムで発生した熱分解ガスを無駄に消費することがないとの作用を奏することができる。
【0044】
[効果]
従って、請求項1の構成による効果と同様の効果を得やすくなった。
【0049】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0050】
図1に、家庭ゴミ等の一般廃棄物やカーシュレッダーダスト・電化製品等の産業廃棄物(以下、これら一般廃棄物や産業廃棄物を「ごみ」と称する)の処理プラントである熱分解ガス化溶融プラントを示してある。
【0051】
この熱分解ガス化溶融プラントは前処理設備1・熱分解ドラム設備2・熱分解残渣選別設備3・高温燃焼溶融設備4・ボイラ発電設備5・排ガス処理設備6から成る。
【0052】
[前処理設備1]
廃棄物ピット7に貯留された廃棄物を破砕機で破砕し、破砕廃棄物を搬送装置等で熱分解ドラム設備2に送る。
【0053】
[熱分解ドラム設備2]
図1,図2に示すように、廃棄物ピット7からの廃棄物を熱分解ドラム12に搬送供給し、加熱ガス供給手段102から熱分解ドラム12に加熱ガスを供給する。そして、この加熱ガスで廃棄物を間接的に加熱しながら、廃棄物を無酸素あるいは低酸素雰囲気で約450°Cの熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解し、熱分解ガスを後述の高温燃焼溶融炉13に送り、熱分解残渣を熱分解残渣選別設備3に送る。本設備2の構造については後で詳しく説明する。
【0054】
[熱分解残渣選別設備3]
図1に示すように、熱分解ドラム12からの熱分解残渣を、振動フィーダ70・冷却振動コンベア14を介してバケットコンベア55側に送る。冷却振動コンベア14は窒素封入水冷ジャケットタイプであり、熱分解残渣を発火等が起こらない温度(約80°C)まで窒素雰囲気中で冷却する。そして、バケットコンベア55からの熱分解残渣をシール用振動コンベア59を介して熱分解残渣選別装置91に送る。
【0055】
前記熱分解残渣選別装置91で鉄・アルミ等を選別された後の熱分解残渣を粉砕する(粉砕したものを、以下「カーボン残渣」と呼ぶ)。カーボン残渣をカーボン残渣サイロ61に送り、カーボン残渣サイロ61内のカーボン残渣を高温燃焼溶融炉13にその炉頂側から吹き込む。また、磁選機(図示せず)を介して選別した鉄類を鉄類コンテナ96に回収するとともに、アルミ選別機(図示せず)を介して選別したアルミニウムをアルミコンテナ97に回収する。
【0056】
[高温燃焼溶融設備4]
熱分解ガス・カーボン残渣・集塵ダストを高温燃焼溶融炉13に炉頂側から吹き込み、これらを旋回燃焼する。焼却灰・集塵ダストは溶融し、炉底から連続排出する。
【0057】
前記高温燃焼溶融炉13は、図4に示すように、ごみ質の範囲の広いごみ(800Kcal/Kg程度の低質ごみから2400Kcal/Kg程度の高質ごみにわたる範囲のごみ)に対して、その基準ごみの熱量(1600Kcal/Kg)の130%程度の熱量(2080Kcal/Kg)が入力されるとして設計してある。
【0058】
図1,図3に示すように、前記排ガス処理設備6側(詳しくは後述の第2バグフィルタ22の下流側)からの排ガスを再循環ファン141の駆動で高温燃焼溶融炉13に戻す戻し管路140を設けて、高温燃焼溶融炉13内を冷却可能に構成し、その戻し流量を変更調節する開度調節自在な再循環ガスダンパ142と、高温燃焼溶融炉13内の最も下側のゾーンの温度を検出する燃焼溶融炉温度検出器T2と、前記燃焼溶融炉温度検出器T2の検出結果に基づいて、前記再循環ガスダンパ142の開度を変更調節する再循環ガスダンパ制御器143(第2制御器に相当)とを設けてある。
【0059】
つまり、前記ゾーンが設定温度(1300°C)よりも上昇したことを前記燃焼溶融炉温度検出器T2が検出すると、再循環ガスダンパ制御器143が再循環ガスダンパ142の開度を、上昇温度分に対応した開度に大きくし、高温燃焼溶融炉13内に導入する冷却用の排ガスの量を増やして前記設定温度に保つ。
【0060】
[ボイラ発電設備5]
排ガスはボイラ輻射ゾーンで冷却し、蒸発管群で均一な温度にした後、過熱蒸気管群に送る。ボイラ18で蒸気を熱回収し、タービン・発電機(図示せず)で電気として回収する。
【0061】
[排ガス処理設備6]
排ガスをガス冷却室21・第1バグフィルタ17・第2バグフィルタ22等で処理して煙突25から排気する。
【0062】
次に、前記熱分解ドラム設備2について詳しく説明する。
【0063】
図2に示すように前記熱分解ドラム12は、廃棄物ピット7からの廃棄物をコンベアケース11内に受け入れて搬送するスクリューコンベア10を、横型の回転ドラム27にその軸芯方向一端側から前記軸芯方向に沿う状態に挿入し、前記加熱ガス供給手段102からの廃棄物加熱用の加熱ガスを流通させる複数本の伝熱管28を、回転ドラム27の中空内に設けた前記軸芯方向一端側の隔壁36と他端側の隔壁37とにわたって、その回転ドラム27の長手方向に沿う状態に架設して構成してある。
【0064】
そして、前記回転ドラム27の軸芯方向他端側に、伝熱管28に対する加熱ガス供給部29と熱分解ガス・熱分解残渣排出部31とを、また、回転ドラム27の軸芯方向一端側に加熱ガス排出部30を設けてある。
【0065】
前記回転ドラム27の軸芯方向他端側の隔壁37から、回転ドラム27よりも小径の残渣排出管38を前記搬送方向下手側に回転ドラム27と同芯状に延出してある。また、残渣排出管38の内周面側に、熱分解残渣を送る残渣送りスクリュー101を設けてある。
【0066】
前記加熱ガス供給部29は、加熱ガス供給口39を備えた加熱ガス供給ケース40を、前記残渣排出管38の長手方向中間部分を囲む状態に、かつ、回転ドラム27の回転を許す状態に支持台35に位置固定して構成してある。
【0067】
前記熱分解ガス・熱分解残渣排出部31は、熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45を、前記残渣排出管38の排出口を覆う状態に設けて構成し、この熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45の上端側の熱分解ガス排出口46から熱分解ガスを排出して高温燃焼溶融炉13に送り、熱分解残渣は熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45の下端側の熱分解残渣排出口47から排出して、熱分解残渣選別設備3に送るようにしてある。
【0068】
熱分解ガスは前記排ガス処理設備6における煙突25の手前側の誘引ファン130により誘引して排出する。
【0069】
前記加熱ガス排出部30は、加熱ガス排出口42を備えた加熱ガス排出ケース43を、スクリューコンベア10の所定長さにわたるコンベアケース部分を囲む状態に、かつ、回転ドラム27の回転を許す状態に支持台35に固定して構成してある。
【0070】
図2,図3に示すように前記加熱ガス供給手段102は、加熱ガス(詳しくは加熱空気)を加熱ガス供給ケース40に送り込む加熱ガス生成部103と、加熱ガス排出ケース43から排出された加熱ガスを回収し加熱して加熱ガス供給ケース40に戻す加熱ガス循環部104とから成る。
【0071】
前記加熱ガス生成部103は、加熱ガス供給管路105に熱風炉用押し込み送風機106と押し込み空気加熱器107と熱風炉41とを設けて構成してあり、熱風炉41で灯油を燃焼させて空気を加熱し、加熱ガス供給ケース40に530℃の加熱ガスを供給する。
【0072】
前記加熱ガス循環部104は、高温燃焼溶融炉13に至る熱分解ガス管路とは別個に設けた熱分解ガス管路109に、熱分解ガス燃焼炉110(熱分解ガス燃焼器に相当)と高温空気加熱器111と低温空気加熱器112と熱分解ガス誘引送風機113とを設け、熱分解ガス燃焼炉110に1次〜3次燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給装置114を設け、加熱ガス排出ケース43から高温空気加熱器111内を通って加熱ガス供給ケース40に至る加熱ガス循環路115に加熱空気循環送風機116を設けて構成してある。
【0073】
つまり、熱分解ガス燃焼炉110に、熱分解ドラム12からの熱分解ガスのうちの所定量の熱分解ガスを受け入れて燃焼させ、高温空気加熱器111において加熱ガス循環路115内の加熱ガスを熱分解ガス燃焼炉110からの排ガスで加熱して加熱ガス供給ケース40に戻す。
【0074】
前記低温空気加熱器112は燃焼用空気供給装置114の1次〜3次燃焼用空気を加熱する。この燃焼用空気供給装置114に押込送風機131を設けてある。
【0075】
前記熱分解ガス管路109を低温空気加熱器112の上流側で分岐してその分岐管路118を熱分解ガス燃焼炉110に接続し、前記分岐管路118に、高温空気加熱器111からの排ガスを熱分解ガス燃焼炉110に戻す循環ファン132を設けて、前記排ガスで前記熱分解ガス燃焼炉110内を冷却可能に構成し、高温空気加熱器111の上流側の管路内のガス温度を検出する高温加熱器供給ガス温度検出器T3と、この高温加熱器供給ガス温度検出器の検出結果に基づいて、循環ファン132が備える回転数変更調節機構(図示せず)を制御する循環ファン制御器135を設けてある。
【0076】
上記の構造により、前記高温空気加熱器111の上流側の管路内のガスが設定温度外になったことを高温加熱器供給ガス温度検出器T3が検出すると、循環ファン制御器135が循環ファン132の回転数変更調節機構を制御して、循環ファン132の回転数を増減し前記設定温度に保つようにする。
【0077】
また、前記熱分解ガス燃焼炉110からの排ガスを高温空気加熱器111に対して迂回させるバイパス管路137と、バイパス管路137側の排ガス流量を変更調節する開度調節自在なバイパスダンパ138を設けてある。
【0078】
前記高温燃焼溶融設備4側の再循環ガスダンパ制御器143でバイパスダンパ138を制御可能に構成して、再循環ガスダンパ142が全開になると、再循環ガスダンパ制御器143がバイパスダンパ138を開かせ始め、高温燃焼溶融炉13内の前記最も下側のゾーンが設定温度よりも上昇したことを前記燃焼溶融炉温度検出器T2が検出すると、再循環ガスダンパ制御器143がバイパスダンパ138の開度を、上昇温度分に対応した開度に大きくし、高温燃焼溶融炉13内に導入する熱分解ドラム12からの熱分解ガスの量を増やして前記設定温度に保つようにしてある。
【0079】
前記熱分解ガス誘引送風機113は誘引ファンであり、その回転数を変更調節することで、前記熱分解ガス燃焼炉110側に導入する熱分解ガスの量を変更調節することができるようにしてある。このように、前記熱分解ガス誘引送風機113が備える回転数変更調節機構(図示せず)は熱分解ガス流量変更調節機構に相当する。
【0080】
前記熱分解ドラム12の加熱ガス供給ケース40に入り込ませる加熱ガスの温度を検出する供給ケース入り込みガス温度検出器T1と、加熱ガス供給ケース40に入り込む加熱ガスの温度が設定温度(530°C)になるように、前記供給ケース入り込み温度検出器T1の検出結果に基づいて、熱分解ガス誘引送風機113の回転数変更調節機構を制御する熱分解ガス誘引送風機用制御器136(第1制御器に相当)とを設けてある。
【0081】
前記高温空気加熱器111及びバイパス管路137からの排ガスは、排ガス管路139を通してボイラ18に案内供給する。
【0082】
前記加熱ガス循環路115は、上流側で第1分岐管路120を分岐させて熱風炉41に連通接続し、第1分岐管路120にダンパ123を設けてある。
【0083】
また、第1分岐管路120よりも上流側で第2分岐管路121を分岐させて前記押し込み空気加熱器107に接続し、熱風路41に送り込む空気を前記押し込み空気加熱器107において加熱ガス排出ケース43からの加熱ガスで加熱するようにしてある。押し込み空気加熱器107からの加熱ガスは煙突から排出する。
【0084】
前記熱分解ガス管路109の熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45側寄りの部分に、熱分解ガス管路109を開閉する第1開閉ダンパ122を設けて、加熱ガス循環部104を加熱ガス供給状態と非供給状態に切り換え可能に構成してある。
【0085】
また、前記加熱ガス生成部103も、前記第1分岐管路120側のダンパ123で加熱ガス供給状態と非供給状態に切り換え可能に構成してある。
【0086】
上記の構造により本設備を次のように運転させる。
【0087】
1) 熱分解ドラム12の運転を開始する場合、加熱ガス生成部103の熱風炉41で灯油を燃焼させ、加熱ガスを生成して加熱ガス供給ケース40に送り込む。そして、第1分岐管路120のダンパ123を開く。つまり、熱分解ドラム12の伝熱管28を流通して熱分解ドラム12の加熱ガス排出ケース43から排出された加熱ガスを熱風炉41側に回収し、熱風炉41で加熱して加熱ガス供給ケース40に戻す。余分な加熱ガスは第2分岐管路121を通して煙突から排出する。
【0088】
2) 熱分解ドラム12の運転で熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45から熱分解ガスが排出されるようになると、熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45からの熱分解ガスのうちの所定量の熱分解ガスを熱分解ガス燃焼炉110に導いて燃焼させる。
【0089】
また、熱分解ドラム12の伝熱管28を流通して加熱ガス排出ケース43から排出された加熱ガスを回収し、その加熱ガスを高温空気加熱器111において熱分解ガス燃焼炉110からの排ガスの熱で加熱して加熱ガス供給ケース40に戻し始める。
【0090】
そして、高温空気加熱器111を通る加熱ガスの量を徐々に増やしていき、熱風炉41で燃焼させる灯油を徐々に少なくするとともに、熱風炉41への加熱ガス量を減らしていく。
【0091】
このように加熱ガス生成部103に加えて加熱ガス循環部104もガス供給作動させる。
【0092】
3) 熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45から排出される熱分解ガスの量が所定の量になると、加熱ガス生成部103のガス供給作動を停止させて非供給状態にし、加熱ガス循環部104からの加熱ガスだけを加熱ガス供給ケース40に送り込む。この状態で定常運転に入る。
【0093】
4)
[I]図4に示すごみ質の広いごみ(800Kcal/Kg程度の低質ごみから2400Kcal/Kg程度の高質ごみにわたる範囲のごみ)における基準ごみ(1600Kcal/Kgのごみ)に対しては、再循環ガスダンパ142を閉じた状態で、高温燃焼溶融炉13内を冷却することなく燃焼させて炉内を所望の温度に設定する。
【0094】
[II]基準ごみ以上の熱量〜基準ごみの130%程度の熱量(1600×1.30=2080Kcal/Kg)を有するごみに対しては、再循環ガスダンパ制御器143によって再循環ガスダンパ142を開かせるとともに、燃焼溶融炉温度検出器T2の検出結果に基づいて、再循環ガスダンパ制御器143で再循環ガスダンパ142の開度を変更調節し、第2バグフィルタ22の下流側の排ガスを戻し管路140を通して高温燃焼溶融炉13内に吹き込み、炉内を冷却しながら燃焼させることで炉内を所望の温度に設定する。
【0095】
[III]基準ごみの130%の熱量(2080Kcal/Kg)のごみの処理になると、再循環ガスダンパ142が全開した状態になる。
【0096】
そして、基準ごみの130%以上の熱量(2080Kcal/Kg)を越える熱量を有するごみの処理になると、再循環ガスダンパ142を全開した状態であっても、高温燃焼溶融炉13内を設定温度まで下げることはできず、高温燃焼溶融炉13内の温度が上がり始める。
【0097】
そこで、基準ごみの130%以上の熱量(2080Kcal/Kg〜2400Kcal/Kg)の熱量を有するごみに対しては、再循環ガスダンパ制御器143によってバイパスダンパ138を開かせるとともに、燃焼溶融炉温度検出器T2の検出結果に基づいてその開度を変更調節し、熱分解ガス燃焼炉110からの排ガスのうちの所定量の排ガスを高温空気加熱器111に対して迂回させてバイパス管路137を通す。
【0098】
前記排ガスをバイパス管路137を通すと、高温空気加熱器111に入る排ガスが少なくなることから熱分解ドラム12の加熱ガス供給ケース40に供給される加熱ガスの温度が下がり始める。
【0099】
前記加熱ガスの温度が下がり始めたことをガス温度検出器T1が検出し、熱分解ガス誘引送風機用制御器136が熱分解ガス誘引送風機113の回転数を上げさせて、熱分解ガス燃焼炉110に導入する熱分解ガスの量を増やす。
【0100】
その結果、高温空気加熱器111に入る前記排ガスの量が増え、加熱ガス供給ケース40に供給される加熱ガスの温度が上がり始める。
【0101】
また、熱分解ガス燃焼炉110に導入する熱分解ガスの量が増えたことで、高温燃焼溶融炉13の前記ゾーンの温度が下がり始める。
【0102】
つまり、高温燃焼溶融炉13に入り込む熱分解ガスが設定量を越えるのを回避できて、高温燃焼溶融炉13内の温度が上がり過ぎるのを抑制することができ、高温燃焼溶融炉13内を所望の温度に設定することができる。
【0103】
前記ゾーンの温度が設定温度よりも低くなったことを燃焼溶融炉温度検出器T2が検出すると、再循環ガスダンパ制御器143がバイパスダンパ138を制御してその開度を絞らせる。これにより前記ゾーンの温度が設定温度になる。
【0104】
[別実施形態]
上記の実施形態で上げた数値は一例であり、別の数値であってもよい。
【0105】
上記の実施形態では熱分解ガス流量変更調節機構を誘引ファン内の回転調節機構で構成したが、例えばダンパで構成してあってもよい。
【0106】
「加熱ガスで廃棄物を間接的に加熱」するとは、上記の実施形態のように熱分解ドラム12内に設けた伝熱管28内に加熱ガスを通して加熱することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱分解ガス化溶融プラントの概略図
【図2】熱分解ドラム設備の概略縦断面正面図
【図3】加熱ガス供給手段を示す図
【図4】ごみ質を示す図
【図5】従来例を示す図
【符号の説明】
2 熱分解ドラム設備
4 燃焼溶融設備
12 熱分解ドラム
13 燃焼溶融炉
29 加熱ガス供給部
30 加熱ガス排出部
102 加熱ガス供給手段
103 加熱ガス生成部
104 加熱ガス循環部
110 熱分解ガス燃焼器
111 加熱器
136 第1制御器
137 バイパス管路
143 第2制御器
T1 ガス温度検出器
T2 燃焼溶融炉温度検出器

Claims (2)

  1. 加熱ガス供給手段から供給された加熱ガスで廃棄物を間接的に加熱して熱分解残渣と熱分解ガスに熱分解する熱分解ドラムを設けるとともに、前記熱分解ガスと、前記熱分解残渣から選別したカーボン残渣とを燃焼させる燃焼溶融炉を設けてある廃棄物処理プラントであって、
    前記加熱ガス供給手段は、加熱ガスを生成して前記熱分解ドラムの加熱ガス供給部に送り込む加熱ガス生成部と、前記熱分解ドラムの加熱ガス排出部から排出された加熱ガスを回収し加熱して前記加熱ガス供給部に戻す加熱ガス循環部とを、加熱ガス供給状態と非供給状態に各別に切り換え自在に設けて構成し、前記加熱ガス循環部を構成するに、前記熱分解ドラムからの熱分解ガスのうちの所定の量の熱分解ガスを、熱分解ガス流量変更調節機構を介して受け入れて燃焼させる熱分解ガス燃焼器と、前記回収した加熱ガスを前記熱分解ガス燃焼器の排ガスで加熱する加熱器と、前記熱分解ガス燃焼器からの排ガスを前記加熱器に対して迂回させる開閉自在なバイパス管路とを設けてあり、
    更に、前記加熱ガス供給部に入り込ませる加熱ガスの温度を検出するガス温度検出器と、前記ガス温度検出器の検出結果に基づいて、前記熱分解ガス流量変更調節機構を制御する第1制御器と、前記燃焼溶融炉内の温度を検出する燃焼溶融炉温度検出器と、前記燃焼溶融炉温度検出器の検出結果に基づいて、前記バイパス管路の開度を変更調節する第2制御器とを設けてあることを特徴とする廃棄物処理プラント。
  2. 前記加熱器及びバイパス管路からの排ガスを、前記燃焼溶融炉に対して設けたボイラに案内する排ガス管路を設けてある請求項1記載の廃棄物処理プラント。
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