JP3871779B2 - 洗浄剤組成物及びそれを含浸させた繊維シート - Google Patents

洗浄剤組成物及びそれを含浸させた繊維シート Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗浄剤組成物に関する。更に詳しくは、トイレ周り等にあるABS樹脂等のプラスチック製品を清掃するのに適した洗浄剤組成物及びそれを含浸させた使い捨ての繊維シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
トイレ、キッチン、リビング、車内等に存在するプラスチック表面を有する器物が清掃の対象となることが多くある。それらの清掃には洗浄剤やそれを含浸させた繊維シート等が用いられている。しかし、清掃対象物である器物中でもある種のプラスチック製品、例えばポリカーボネート製の電灯の傘、ABS樹脂(アクリルニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体)製の便座等を通常の洗浄剤で洗浄するとひび割れなどの損傷を受けることがある。これは、洗浄剤組成物に含まれる界面活性剤のアルキレンオキサイド部分、一価アルコール又は多価アルコールに起因するものと考えられている。
【0003】
これらのひび割れ問題は、トイレのABS樹脂便座において特に問題となっている。これは、トイレの便座には人が座ることにより応力がかかり易く、しかも頻繁に清掃されるため、便座にかかる負担が多い為である。また便座の中にはヒーターが装備されているものもあり、加温と冷却が頻繁に繰り返されるため、さらに便座の樹脂が疲労を起こして弱くなっているものも多い。
【0004】
特公平7−56038号には、ポリアルキレンオキサイド部をもつ界面活性剤、アルコール溶剤及び水溶性無機塩を含有するプラスチックの劣化防止効果のある液体洗浄剤が開示されている。また、特公平7−56040号には、界面活性剤、蒸気圧が2mmHg以上のアルコール溶剤及びグリセリン等を含有するプラスチックの劣化防止効果のある液体洗浄剤が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、清掃対象物は長期間にわたって使用されるものであり、それらは何度も繰り返して清掃される。従って、清掃を行うにあたり長期間使用されても、清掃対象物品に影響を与えない洗浄剤が好ましい。しかし、以上に述べた公報には、洗浄剤組成物を長期間にわたって使用した場合における影響については何ら開示がされていない。
また、一般に除菌を目的とした洗浄剤において用いられるアルコールは20〜80重量%含有されることが好ましいが、前記公報に開示された洗浄剤組成物におけるアルコール等の含有量は少ない。
【0006】
本発明の目的は、ABS樹脂等のプラスチックのひび割れを長期間防止し、且つ清掃対象物品につや出し効果を与える洗浄剤組成物及びそれを含浸させた繊維シートを提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、アルコール及び/又はプロピレングリコールモノメチルエーテルを多量に含有しながらも、ABS樹脂等のプラスチックに割れを起こさない、除菌効果を持つ洗浄剤組成物及びそれを含浸させた繊維シートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記目的及び利点は、
(A)プロピレングリコールモノメチルエーテルを1〜80重量%並びに
(B)ポリグリセリン脂肪酸エステルを0.01〜10重量%
を含有することを特徴とする洗浄剤組成物によって達成される。
【0009】
本発明の洗浄剤組成物は、プラスチック性硬質表面すなわちABS樹脂が存在する場所、例えばトイレ周り等を清掃するのに適している。
【0010】
本発明の洗浄剤組成物には、溶剤として(A)プロピレングリコールモノメチルエーテルが1〜80重量%が含有されている。(A)成分は器物上に付着した汚れを除去する。プロピレングリコールモノメチルエーテルは10重量%以上含有されると洗浄効果がさらに優れたものとなる。また、繊維シートに洗浄液が含浸されるものにおいて除菌効果を考慮し、かつ洗浄効果を考慮したときは、プロピレングリコールモノメチルエーテルは30〜80重量%含有されることが好ましい。
【0011】
また、本発明の洗浄剤組成物には、界面活性剤として(B)ポリグリセリン脂肪酸エステルが0.01〜10重量%含有されることが好ましい。ポリグリセリン脂肪酸エステルはプラスチックの損傷を防止して、溶剤が与えるダメージからプラスチックを保護する働きがある。また、清掃対象である器物のつや出し効果を高める。
【0012】
洗浄剤組成物に含有させるポリグリセリン脂肪酸エステルは、0.01〜10重量%含有されることが好ましく、下限より少ないと割れ防止効果が十分でなく、また上限より多いと拭き取った後に、清掃対象物である器物に拭き跡が残ってしまう。
【0013】
ポリグリセリン脂肪酸エステルは、エステルが2〜10個のグリセリンを重合させたポリグリセロールと一個以上の脂肪酸エステルが結合した少なくとも水酸基を一つ以上もつ化合物である。ポリグリセリン脂肪酸エステルの脂肪酸としては、例えばラウリン酸、オレイン酸、リノレン酸や、これらを含有するヤシ油、パーム核油等から得られる脂肪酸エステル類も原料として使用することができる。これらの中で、ポリグリセリンとしてはグリセリンが6個以上重合しているものが好ましい。また、その中でも水溶性が良いデカグリセリンが特に好ましい。またポリグリセリン脂肪酸エステルのHLBとしては10以上であるものが好ましい。
【0014】
以上述べた(A)及び(B)を含有することにより長期にわたって割れ防止効果を持つ。
また、(B)が本発明の洗浄剤組成物に含有されることにより、(A)が30〜80重量%と多量に含有されていても、ABS樹脂等のプラスチック製品に対して割れ防止効果をもつ。この効果は長期間にわたって清掃に使用されても失われない。また、さらに(B)を加えることにより、清掃対象である器物につや出し効果がでる。
【0015】
本発明の洗浄剤組成物に上記(A)(B)のほかに、さらに
(C)グリセリン及び/又はポリグリセリンを0.5〜15重量%
を含有させることにより、清掃対象物品に対してつや出し効果をさらに高めることができる。また(C)にはABS樹脂等のプラスチック製品を破損せず、且つ保護する効果がある。さらには、他のABS樹脂等のプラスチック製品に対して損傷を与えるおそれがある溶剤を洗浄剤に含有させたとしても、それが損傷を起こすことを防止する効果がある。
【0016】
洗浄剤組成物に含有させるグリセリン及び/又はポリグリセリンの量は0.5〜15重量%が好ましく、下限より少ないとつや出し効果やわれ防止効果が十分でなく、上限より多いと清掃対象である器物にべたつきが生じる。
【0017】
ポリグリセリンとしては、グリセリンが2個重合したジグリセリンからグリセリンが10個重合したデカグリセリンまで、各種重合度のものを一又は二種類以上使用することができる。
【0018】
また、(A)プロピレングリコールモノメチルエーテルを1〜80重量%を含有した洗浄剤組成物に、(D)ポリグリセリンを0.5〜15重量%を含有させると、割れ防止効果ある洗浄剤組成物を得ることができる。特にプロピレングリコールモノメチルエーテルが30〜80重量%と、含有量の多い状態においても割れ防止効果が得られる。
【0019】
さらにまた、特に除菌効果・洗浄効果がある洗浄剤組成物を目的として(E)プロピレングリコールモノメチルエーテルを30〜80重量%を含有した洗浄剤組成物においては、(D)ポリグリセリンを0.5〜15重量%を含有させることにより除菌効果、洗浄効果並びに長期間にわたる割れ防止効果をもつ洗浄剤組成物を得ることができる。
【0020】
本発明の洗浄剤組成物においては、その他の界面活性剤を本発明の洗浄剤組成物に含有させることもできる。界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸、アルキル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸、α−スルホ脂肪酸塩、石鹸等のアルキレンオキサイドを付加しないタイプの界面活性剤や、高級アルコールのポリエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールポリエチレンオキサイド付加物、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのブロックポリマー等のアルキレンオキサイド部を有する非イオン界面活性剤、或いはこれらの非イオン末端を硫酸化、カルボキシル化若しくはリン酸エステル化したアニオン界面活性剤、又はこれらの非イオン末端をカチオン化若しくは両性イオン化した界面活性剤も使用することができる。
【0021】
これらの界面活性剤は、住居用の薄めずに使用に供する洗剤においては通常0.01〜10重量%含有される。しかし、プラスチック製品に損傷を与える恐れがあるので、これらの界面活性剤濃度は1重量%以下であることが好ましい。
【0022】
プラスチックの劣化にはpHが大きな影響を与える。本発明の洗浄剤組成物は、器物や皮膚に対して安全性の高い弱酸性から弱アルカリ性(pH3〜12)に調整されることが好ましい。また、手肌の荒れを起こさない更に好ましいpHは4〜9である。pHを調整するには各種pH調整剤を使用することができる。
【0023】
本発明における洗浄剤組成物には、本発明の効果を妨げない範囲でその他の物質を添加することができる。例えば、香料、染料、顔料、殺菌剤、抗菌剤、防かび剤、キレート化剤、保存剤、消臭剤、保湿剤等を含有させることができる。
【0024】
本発明の洗浄剤組成物は、必要な成分である(A)(B)、(A)(B)(C)、(A)(D)、又は(E)(D)を含有し、且つその他の添加される成分のほかは、適宜水を加えて調整される。
【0025】
本発明の洗浄剤組成物は、使い捨ての繊維シートに含浸させて清掃に供することができる。予め本発明の洗浄剤組成物を使い捨ての繊維シートに含浸させて、包装して商品とすると、使用者が清掃に使用するにあたり非常に簡便なものとなる。さらに、使い捨ての繊維シートを水解性の繊維シートとすれば、トイレ周りの清掃後にトイレに流し捨てることができるので大変便利である。また水解性の繊維シートの場合、プロピレングリコールモノメチルエーテルを洗浄剤組成物に含有させることにより繊維シートの強度をあげることができる。この場合、プロピレングリコールモノメチルエーテルは洗浄剤組成物に10重量%以上含有されることが好ましい。
【0026】
また、本発明の洗浄剤組成物においてはアルコール及び又はプロピレングリコールモノメチルエーテルを30〜80重量%と、多量に含有させることができる。従って除菌効果を持った繊維シートを得ることができる。
【0027】
本発明に用いられる使い捨ての繊維シートの繊維については、木綿、パルプ等の天然繊維、レーヨン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリエステル又はポリアクリルニトリル等の合成繊維、ポリエチレン等からなる合成パルプ並びにガラスウール等の無機繊維などを含有させても良い。
【0028】
また、繊維シートに含浸させる本発明の洗浄剤組成物のアルコール含有量が少ない場合、塩化ベンザルコニウム等の防かび剤を添加させて、繊維シートにかびが生えないようにすることが好ましい。
【0029】
本発明のウェットな繊維シートを予め湿らせた製品として包装する場合、繊維シートが乾燥しないように密封包装されて販売される。
【0030】
また、本発明の洗浄剤組成物は、使用者が使い捨ての繊維シート(不織布やティッシュ等)に含浸させて使用するものであっても良い。この場合、洗浄剤組成物のみで製品として販売し、購入した使用者が不織布やティッシュに含浸させる。
【0031】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
表4と表5に示した組成を水で希釈して所定の濃度の洗浄剤組成物を調整した。得られた洗浄剤組成物の性能を評価し、結果を表4、5に示した。
また、比較例についても、実施例と同様にそれぞれ試験を行った。
【0032】
各試験方法及び評価方法は以下とおりである。
(1)ABS樹脂への破損評価
390×35×2mmのABS樹脂(新神戸電機製)テストピースを作成する。このテストピースを直径250mmのアクリルパイプ表面に図1に示すように固定した。このとき生じた歪みは、次式で表される(図2参照)。
歪み(%)={(l−L)÷L}×100
ここでは、0.79%の歪みを生じた。このように歪み(応力)を与えたABS樹脂を、市販のティッシュペーパー1g(乾燥重量時)に実施例の水溶液を1.7g含浸させたシートで10往復拭き取りをして、20°C、65%RH下で24時間放置した。この拭き取り作業を同様にして30回繰り返し、その後ABS樹脂への損傷を評価した。また、比較例についても同様に行った。この時の判断基準は次のとおりである。○:異常なし。×:ひび割れ発生。
【0033】
(2)拭き跡残り
洗浄剤組成物を、市販のティッシュペーパー1g(乾燥重量)に対して1.7g含浸させたシートでガラス板を拭いた。拭いたときにガラスについた液を乾燥後、ガラス面に残る不透明な跡を目視により観察した。結果を下記の表1に示す基準で評価した。
【0034】
【表1】
Figure 0003871779
【0035】
(3)つや出し効果
洗浄剤組成物を、市販のティッシュペーパー1g(乾燥重量)に対して1.7g含浸させたシートで、ベージュ色のABS樹脂板を清掃して乾燥後、表面の光沢を目視で観察した。結果を下記の表2に示す基準で評価した。
【0036】
【表2】
Figure 0003871779
【0037】
(4)浸透力
洗浄剤組成物をステンレス板に2滴スポイトで滴下し、室内で1分放置した。その後、洗浄剤組成物の板上における広がり程度を目視にて観察した。結果を下記の表3に示す基準で評価した。
【0038】
【表3】
Figure 0003871779
【0039】
【表4】
Figure 0003871779
【0040】
【表5】
Figure 0003871779
【0042】
さらに、 ABS樹脂に対する破損評価を経時的に見るために、一回目の処理(20°C下65%RHで24時間放置)をした時点での破損評価も行った。表6に示した組成を水で希釈して所定の濃度の洗浄剤組成物を調整した。得られた洗浄剤組成物についてABS樹脂への破損を評価した。試験方法は一回処理後(24時間後)及び30回処理後(30日後)について前記方法と同様にして測定を行った。評価方法は(1)ABS樹脂への破損評価と同じである。
【0043】
【表6】
Figure 0003871779
【0044】
表8に示した組成を水で希釈して所定の濃度の洗浄剤組成物を調整した。得られた洗浄剤組成物の滴下後における除菌効果を評価した。
また、その洗浄剤組成物を、10cm×10cmの不織布に、不織布の重量の2.5倍の量を含浸させた。不織布は、レーヨン50重量%、ポリエステル50重量%の比率で混合した繊維ウェッブをスパンレース法でシート化したものを用いた。秤量は50g/m2である。洗浄用組成物を不織布に含浸させる方法は、ピペットを用いて不織布の上から全体に均一に含浸させた。得られた洗浄剤組成物を含浸させた不織布の拭き取り除菌効果を評価した。
それぞれの結果を表8に示す。
各試験方法及び評価方法は以下のとおりである。
【0045】
(5)除菌効果試験(滴下)
ガラスプレート上に菌数を測定した菌液(大腸菌を使用)を0.1ml滴下し、洗浄剤組成物を1ml滴下した。10分間放置後、プレート上に残存する菌数を測定した。また、洗浄剤組成物の代わりに蒸留水についても同様に測定を行った。測定して得られたそれぞれの数値より、除菌効果を計算した。この除菌効果は、蒸留水と比べて実施例の洗浄剤組成物が、どの程度除菌効果をだせるかを表している。
除菌効果=(蒸留水を用いた除菌率−洗浄用組成物を用いた除菌率)÷蒸留水を用いた除菌率×100
評価は表7に示す基準で行った。
【0046】
【表7】
Figure 0003871779
【0047】
(6)除菌効果試験(拭き取り)
ガラスプレート上に菌数を測定した菌液(大腸菌を使用)を0.5ml滴下し、洗浄剤組成物を含浸させた不織布で拭き取った後、プレート上に残存する菌数を測定した。また、洗浄剤組成物の代わりに蒸留水を含浸させた実施例と同じ不織布についても同様に測定を行った。測定して得られたそれぞれの数値より、除菌効果を計算した。この除菌効果は、蒸留水を含浸させた不織布と比べて実施例の不織布が、どの程度除菌効果をだせるかを表している。
除菌効果=(蒸留水を含浸させた不織布を用いた拭き取り除菌率−洗浄剤組成物を含浸させた不織布を用いた拭き取り除菌率)÷蒸留水を含浸させた不織布を用いた拭き取り除菌率×100
評価は前記表7に示す基準で行った。
【0048】
【表8】
Figure 0003871779
【0049】
【発明の効果】
本発明においては、長期間にわたって繰り返される清掃において使用しても、ABS樹脂等のプラスチック製の物品にひび割れをおこさないで、且つつや出し効果を持つ洗浄剤組成物を得ることができる。また、アルコール及び/又はプロピレングリコールの含有量を、除菌効果や洗浄効果を出すために多くしても長期間にわたるひび割れ防止効果をもつ洗浄剤組成物を得ることができる。
【0050】
従って、本発明の洗浄剤組成物又はそれを含浸させた繊維シートを用いれば、効率良く且つ効果的に清掃をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の評価方法において、ABS樹脂に歪みを生じさせる方法を示す図。
【図2】実施例の評価方法において、歪みが生じたABS樹脂の断面図。
【符号の説明】
1 アクリルパイプ
2 ABS樹脂テストピース

Claims (7)

  1. (A)プロピレングリコールモノメチルエーテルを1〜80重量%並びに
    (B)ポリグリセリン脂肪酸エステルを0.01〜10重量%
    を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 更に(C)グリセリン及び/又はポリグリセリンを0.5〜15重量%を含有した請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. (A)プロピレングリコールモノメチルエーテルを1〜80重量%並びに
    (D)ポリグリセリンを0.5〜15重量%
    を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  4. プロピレングリコールモノメチルエーテルの配合比が10〜80重量%である請求項1ないし3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  5. プロピレングリコールモノメチルエーテルの配合比が30〜80重量%である請求項3記載の洗浄剤組成物。
  6. エタノールを含む請求項1ないし5のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の洗浄剤組成物を含浸させた使い捨て繊維シート。
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