JP3870900B2 - 画像データ処理システム、画像データ生成装置、及びプログラム - Google Patents

画像データ処理システム、画像データ生成装置、及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データ生成装置から端末装置へ画像データを送信し、端末装置において当該端末装置にインストールされているアプリケーションソフトにて画像データを処理する画像データ処理システム、画像データ生成装置、及びプログラムに関し、特に、画像データ生成装置で生成した画像データを送信する端末装置の選択及び当該画像データを処理するアプリケーションソフトの選択の双方を簡単に行うことができる画像データ処理システム、画像データ生成装置、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、スキャナ機能など複数の機能を備えた多機能周辺装置と、当該多機能周辺装置にLAN(Local Area Network)を介して接続された複数の端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ)とを備えたネットワークシステムが構築されることがある。そして、例えば、多機能周辺装置のスキャナ機能を利用して読み取った原稿の画像データをユーザによって指定された端末装置へ送信することが既に行われている(例えば、特許文献1参照。)。また、近年、端末装置上で起動され、受信した画像データを電子メールに添付したり、画像編集したり、文字確認したりする、数多くのアプリケーションソフトが提供されるようになってきているため、画像データを送信する端末装置を選択するのに併せて、画像データを処理するアプリケーションソフトを多機能周辺装置で選択することも考えられる。そして、この場合、図12に示すように、端末装置とアプリケーションソフトとを対にして同時に端末装置とアプリケーションソフトとを選択させることが考えられる。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−92121号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図12に示すように、端末装置とアプリケーションソフトとを対にして同時に端末装置とアプリケーションソフトとを選択させる方法では、端末装置とアプリケーションソフトとの組み合わせ数に応じた選択肢が表示されるため、選択肢の数が多くなり、選択しづらいことが想定される。
【0005】
そこで、本発明は、画像データ生成装置で生成した画像データを送信する端末装置の選択及び当該画像データを処理するアプリケーションソフトの選択の双方を簡単に行うことができる画像データ処理システム、画像データ生成装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の画像データ処理システムは、画像データを生成する画像データ生成装置と、前記画像データ生成装置に接続された複数の端末装置とを有しており、前記画像データ生成装置から前記端末装置へ画像データを送信し、前記端末装置において当該端末装置にインストールされているアプリケーションソフトにて前記画像データを処理する画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、画像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、前記アプリケーションソフトに係るアプリケーションソフト選択群を表示するアプリケーションソフト表示手段と、画像データを処理するアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から選択するアプリケーションソフト選択手段と、前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から選択された前記アプリケーションソフトを通知する通知手段と、前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、画像データを送信する送信手段と、を備えており、前記端末装置は、前記送信手段により送信された前記画像データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記画像データを、前記通知手段により通知された前記アプリケーションソフトにて処理する処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の画像データ生成装置は、複数の端末装置に接続されており、該複数の端末装置に対して、画像データを処理するアプリケーションソフトを通知するとともに、当該通知したアプリケーションソフトにて処理する画像データを送信する画像データ生成装置において、前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、画像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、前記アプリケーションソフトに係るアプリケーションソフト選択群を表示するアプリケーションソフト表示手段と、画像データを処理するアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から選択するアプリケーションソフト選択手段と、前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から選択された前記アプリケーションソフトを通知する通知手段と、前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、画像データを送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載のプログラムは、複数の端末装置に接続されており、該複数の端末装置に対して、画像データを処理するアプリケーションソフトを通知するとともに、当該通知したアプリケーションソフトにて処理する画像データを送信する画像データ生成装置であるコンピュータを、前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段、前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段、画像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段、前記アプリケーションソフトに係るアプリケーションソフト選択群を表示するアプリケーションソフト表示手段、画像データを処理するアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から選択するアプリケーションソフト選択手段、前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から選択された前記アプリケーションソフトを通知する通知手段、及び前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、画像データを送信する送信手段、として機能させることを特徴とする。
【0009】
請求項1、請求項1、請求項1によると、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとを個別に選択するようにしているため、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとを対にして選択する場合に比べ、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとの選択が行いやすくなる。
【0010】
請求項2に記載の画像データ処理システムは、請求項1に記載の画像データ処理システムにおいて、前記アプリケーションソフトに、電子メールに画像データを添付して送信するアプリケーションソフト、画像データを編集するアプリケーションソフト、及び画像データを解析して文字の認識を行うアプリケーションソフトの少なくともいずれか1つが含まれていることを特徴とする。
【0011】
請求項2によると、電子メールに画像データを添付すること、画像データを編集すること、或いは画像データから文字認識を行うことが可能となる。
【0012】
【0013】
【0014】
請求項に記載の画像データ処理システムは、請求項1又は2に記載の画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記端末装置選択手段によって前記端末装置選択群から前記端末装置が選択されると、前記端末装置に対して、当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを問い合わせる問い合わせ手段をさらに備え、前記端末装置は、当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを前記問い合わせ手段から問い合わされた場合に、当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを示す情報を前記画像データ生成装置へと送信するアプリケーションソフト情報送信手段をさらに備え、前記アプリケーションソフト選択手段は、前記アプリケーションソフト情報送信手段が送信した情報が示すアプリケーションソフトからなる前記アプリケーションソフト選択群から画像データを処理するアプリケーションソフトを選択ることを特徴とする。
【0015】
請求項によると、端末装置選択手段によって選択された端末装置に、当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを問い合わせ、その問い合わせに基づいてアプリケーションソフトを選択するので、例えば、どの端末装置がどのアプリケーションソフトを利用できるか記憶しておく必要などが無くなり、管理がし易くなる。
【0016】
請求項に記載の画像データ処理システムは、請求項1又は2のいずれか1項に記載の画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記端末装置と当該端末装置の処理手段が利用するアプリケーションソフトとを互いに関連付けて、前記端末装置選択群及びアプリケーションソフト選択群のそれぞれに登録する登録手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項によると、新たにネットワークに接続した端末装置やその端末装置が備えるアプリケーションソフトを登録することで画像データの送信先及び画像データを処理するアプリケーションソフトの選択肢を追加することが可能となる。
【0018】
請求項に記載の画像データ処理システムは、請求項に記載の画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から前記アプリケーションソフトが選択されると、該選択されたアプリケーションソフトと前記登録手段によって関連付けて登録されていない端末装置を前記端末装置選択群から削除する端末装置削除手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項によると、アプリケーションソフト選択手段により選択されたアプリケーションソフトと登録手段によって関連付けて登録されていない端末装置を端末装置選択群から削除するので、選択肢の数が削減され、画像データを送信する端末装置の選択が容易になる。
【0020】
請求項に記載の画像データ処理システムは、請求項に記載の画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から前記端末装置が選択されると、該選択された端末装置と前記登録手段によって関連付けて登録されていないアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から削除するアプリケーションソフト削除手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0021】
請求項によると、端末装置選択手段により選択された端末装置にと登録手段によって関連付けて登録されていないアプリケーションソフトをアプリケーションソフト選択群から削除するので、選択肢の数が削減され、画像データを処理するアプリケーションソフトの選択が簡単になる。
【0022】
請求項に記載の画像データ処理システムは、請求項又は請求項に記載の画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記端末装置選択群の前記端末装置の数と前記アプリケーションソフト選択群の前記アプリケーションソフトの数との何れが小さいか判断する判断手段と、前記判断手段により前記端末装置選択群の前記端末装置の数が小さいと判断されると、先に前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から前記端末装置を選択させ、前記判断手段により前記アプリケーションソフト選択群の前記アプリケーションソフトの数が小さいと判断されると、先に前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から前記アプリケーションソフトを選択させるようにする選択順制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
【0023】
請求項によると、端末装置選択群の端末装置の数とアプリケーションソフト選択群のアプリケーションソフトの数が小さい方の選択群から先に選択させ、後に選択させる選択群では先に選択されたものに対応したものから選択するようになるため、より一層選択肢の数が削減され画像データを送信する端末装置の選択及び画像データを処理するアプリケーションソフトの選択にかかるユーザの負担を軽減することが可能である。
【0024】
請求項に記載の画像データ処理システムは、画像データを生成する画像データ生成装置と、前記画像データ生成装置に接続された複数の端末装置とを有しており、前記画像データ生成装置から特定の前記端末装置へ画像データを送信し、前記端末装置において当該端末装置にインストールされているアプリケーションソフトにて前記画像データを処理する画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、前記端末装置表示手段による表示に基づいて画像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、前記端末装置選択手段により端末装置が選択されると、当該選択された前記端末装置が利用するアプリケーションソフトを表示するアプリケーションソフト表示手段と、前記アプリケーションソフト表示手段による表示に基づいて端末装置が利用するアプリケーションソフトを選択するアプリケーションソフト選択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0025】
請求項に記載の画像データ処理システムは、画像データを生成する画像データ生成装置と、前記画像データ生成装置に接続された複数の端末装置とを有しており、前記画像データ生成装置から特定の端末装置へ画像データを送信し、前記端末装置において当該端末装置にインストールされているアプリケーションソフトにて前記画像データを処理する画像データ処理システムにおいて、前記画像データ生成装置は、前記複数のアプリケーションソフトから画像データを処理させるアプリケーションソフトを選択可能に表示するアプリケーションソフト表示手段と、前記アプリケーションソフト表示手段による表示に基づいて画像データを処理させるアプリケーションソフトを選択するアプリケーションソフト選択手段と、前記アプリケーションソフト選択手段によりアプリケーションソフトが選択されると、前記アプリケーションソフト選択手段が選択したアプリケーションソフトを利用可能な前記端末装置からなる端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、前記端末装置表示手段による表示に基づいてアプリケーションソフトを利用可能な端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】
請求項、請求項によると、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションとを個別に選択するようにしているため、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトを対にして選択する場合に比べ、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとの選択を行いやすくなる。
【0027】
尚、請求項11に記載のプログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などのリムーバブル型記録媒体に記録して配布可能である他、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における画像データ処理システムについて図面を参照しつつ説明する。
【0029】
まず、本発明の実施の形態における画像データ処理システムのシステム構成について図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、画像データ処理システムのシステム構成の一例を示す図である。図2は、図1の画像データ処理システムを構成する一部の装置の装置構成の一例を示す図である。
【0030】
画像データ処理システム1は、図1に一例を示すように、スキャナ2と、パーソナルコンピュータ3、4、5a、5b、5cと、ハブ6、7a、7b、7cとを備えている。スキャナ2はハブ6を介してローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)8のLANケーブルに接続され、パーソナルコンピュータ5a、5b、5cは、夫々、ハブ7a、7b、7cを介してLAN8のLANケーブルに接続されている。また、パーソナルコンピュータ3とスキャナ2とはUSB(Universal Serial Bus)インターフェースで接続され、パーソナルコンピュータ4とスキャナ2とはパラレル(Parallel)インターフェースで接続されている。
【0031】
図1のスキャナ2は、図2(a)に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM23と、NVRAM24と、操作パネル25と、読取部26と、ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)27と、USBインターフェース(USB I/F)28と、パラレルインターフェース(パラレルI/F)29とを備えている。
【0032】
CPU(Central Processing Unit)21は、各種演算処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。
本実施の形態におけるCPU21は、電源投入時などに、自機器(スキャナ2)に接続されているパーソナルコンピュータ及び当該パーソナルコンピュータにインストールされているアプリケーションソフトなどの登録情報をNVRAM24の後述する登録情報データベース(図3参照)に格納する登録情報格納処理を自機器に実行させるための登録情報格納処理プログラムをROM22から読み出し、読み出した登録情報格納処理プログラムに沿って登録情報格納処理(図6参照)を実行する。
また、CPU21は、電源投入時などに、登録情報データベース(図3参照)に格納されたパーソナルコンピュータ及び当該パーソナルコンピュータにインストールされているアプリケーションソフトなどの登録情報を当該登録情報データベースから削除する登録情報削除処理を自機器に実行させるための登録情報削除処理プログラムをROM22から読み出し、読み出した登録情報削除処理プログラムに沿って登録情報削除処理(図7参照)を実行する。
さらに、CPU21は、ユーザによる画像の読み取りに関するキー操作(スキャン操作)に応じ、ユーザにより選択されたパーソナルコンピュータに対してユーザにより選択されたアプリケーションソフトを通知するとともに、自機器にセットされた原稿を読み取り、読み取った原稿の画像データをユーザにより選択されたパーソナルコンピュータへ送信する画像データ処理を自機器に実行させるための画像データ処理プログラムをROM22から読み出し、読み出した画像データ処理プログラムに沿って画像データ処理(図8参照)を実行する。
【0033】
ROM(Read Only Memory)22は、読み出し専用の記憶装置であって、スキャナ2の主記憶装置の一部を構成するものである。このROM22には、システムプログラムや、上記登録情報格納処理プログラム、上記登録情報削除処理プログラム、上記画像データ処理プログラムなど、各種プログラムが格納されている。
【0034】
RAM(Random Access Memory)23は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM22と同様にスキャナ2の主記憶装置の一部を構成するものである。RAM23には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。
【0035】
NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)24は、読み出し・書き込み可能であって、電源オフ時にも記憶したデータを記憶し続けることが可能な記憶装置である。このNVRAM24には、図3に例を示す自機器(スキャナ2)に接続されたパーソナルコンピュータや当該パーソナルコンピュータにインストールされているアプリケーションソフトなどの登録情報を格納する登録情報データベースが記憶されている。
【0036】
ここで、登録情報データベースについて図3を参照しつつ説明する。図3は登録情報データベースの例を示す図である。登録情報データベースは、図3(a)、(b)に例を示すように、スキャナ2に接続されているパーソナルコンピュータの名称又はパーソナルコンピュータが接続されているインターフェースの名称(送信先)、当該パーソナルコンピュータにインストールされているアプリケーションソフト、当該パーソナルコンピュータのIPアドレス、当該パーソナルコンピュータに関するポート番号、情報を保持する時間に関連したタイムアウト値(時間が経過するたびに徐々に減算されていく値)からなる。
【0037】
操作パネル25は、ディスプレイなどにより情報を出力して表示する表示装置と、外部からの入力操作を行う入力装置とを備えており、例えば、液晶表示器やプラズマ表示器などにより構成され、表示面に入力装置としての操作部を構成するタッチパネルなどを備えるものである。この操作パネル25の表示部には、ユーザによる操作パネル25の操作部の所定の操作により、図4に例を示す選択画面(この選択画面には、画像データを送信する送信先の端末装置を選択するための端末装置選択群及び画像データを処理するアプリケーションソフトを選択するためのアプリケーションソフト選択群が含まれている。)が表示される(端末装置表示手段、アプリケーション表示手段)。そして、この選択画面を利用して画像データを送信する送信先の端末装置を選択するとともに(端末装置選択手段)、画像データを処理するアプリケーションソフトを選択する(アプリケーションソフト選択手段)。
【0038】
ここで、選択画面について図4を参照しつつ説明する。図4は、選択画面の例を示す図である。
【0039】
選択画面は、図4(a)、(b)の例では、画面左側に画像データを処理するアプリケーションソフトを選択するためのアプリケーションソフト選択群が表示され、画面右側に画像データを送信する端末装置を選択するための端末装置選択群が表示されており、ここでは、先にアプリケーションソフト選択群から選択するようになっている。これは、図3(a)に例を示す登録情報データベースのように、アプリケーションソフトの数(Scan to Email、Scan to Image、Scan to OCRの計3つ)が、送信先の数(PC1、PC2、PC3、USB、Parallelの計5つ)より少ない場合の選択画面の例である。
アプリケーションソフト選択群の表示は、登録情報データベースに格納されているアプリケーションソフトの名称になる。
端末装置選択群の表示は、登録情報データベースに格納されている送信先の名称になる。そして、アプリケーションソフト選択群でアプリケーションソフトが選択されると、選択されたアプリケーションソフトに関して、登録情報データベースに登録されている端末装置のみが端末装置選択群に表示されることになる(図3(a)、図4(a)、(b)参照)。
但し、端末装置選択群の表示は、スキャナ2にネットワーク接続されているパーソナルコンピュータに関してはパーソナルコンピュータの名称となり、スキャナ2にローカル接続されているパーソナルコンピュータに関してはスキャナ2とパーソナルコンピュータとを接続するインターフェースの名称となる(報知手段)。また、端末装置選択群では、パーソナルコンピュータの名称かインターフェースの名称かを明確に区別できるよう識別記号を付しており、図4の場合、インターフェースの名称を“<>”で囲っている。
【0040】
選択画面は、図4(c)、(d)の例では、画面左側に端末装置選択群が表示され、画面右側にアプリケーションソフト選択群が表示されており、ここでは、先に、端末装置選択群から選択するように構成されている。これは、図3(b)に例を示す登録情報データベースのように、送信先の数(PC3、USBの計2つ)がアプリケーションソフトの数(Scan to Email、Scan to Image、Scan to OCRの計3つ)より少ない場合の選択画面の例である。
端末装置選択群で端末装置が選択されると、選択された端末装置に関して、登録情報データベースに登録されているアプリケーションソフトのみがアプリケーションソフト選択群に表示されることになる(図3(b)、図4(c)、(d)参照)。
尚、これら以外は、図4(a)、(b)の端末装置選択群及びアプリケーションソフト選択群と実質的に同じである。
【0041】
読取部26は、セットされた原稿を読み取り、読み取った原稿の画像データを生成するスキャナ機能を提供するものである。
【0042】
ネットワークインターフェース27は、スキャナ2をハブ6を介してLAN8に接続し、プリンタ2とLAN8の先に接続されているパーソナルコンピュータ5a、5b、5cなどの各装置との間の通信を可能にするものである。USBインターフェース28は、スキャナ2をパーソナルコンピュータ3に接続し、パーソナルコンピュータ3との通信を可能にするものである。パラレルインターフェース29は、スキャナ2をパーソナルコンピュータ4に接続し、パーソナルコンピュータ4との通信を可能にするものである。
【0043】
図1のパーソナルコンピュータ3、4、5a、5b、5cは、図2(b)に示すように、CPU31と、ROM32と、RAM33と、HDD34と、操作部35と、表示部36と、インターフェース37とを備えている。
【0044】
CPU31は、各種演算処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。
本実施の形態におけるCPU31は、電源投入時などに、自機器の名称(例えば、ユーザにより決められた名称)、自機器のIPアドレス、ポート番号、タイムアウト値、自機器にインストールされているアプリケーションソフトなどの情報をスキャナ2へ送信する登録情報送信処理を自機器に実行させるための登録情報送信処理プログラムをHDD34から読み出し、読み出した登録情報送信処理プログラムに沿って登録情報送信処理(図5参照)を実行する。
また、CPU31は、スキャナ2から通知されたアプリケーションソフトにてスキャナ2から送られてくる画像データを処理する画像データ処理を自機器に実行させるための画像データ処理プログラムをHDD34から読み出し、読み出した画像データ処理プログラムに沿って画像データ処理(図9参照)を実行する。
【0045】
ROM32は、読み出し専用の記憶装置であって、パーソナルコンピュータの主記憶装置の一部を構成するものである。このROM32には、システムプログラムなど、各種プログラムが格納されている。
【0046】
RAM33は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM32と同様にパーソナルコンピュータの主記憶装置の一部を構成するものである。RAM33には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。
【0047】
HDD(Hard Disk Drive)34は、読み出し・書き込み可能な記憶装置(ハードディスク)及びその読取装置である。このHDD34には、自機器の名称やIPアドレスなどの他、上記登録情報送信処理プログラム、上記画像データ処理プログラム、上記各種アプリケーションソフトなどが記憶されている。
【0048】
操作部35は、パーソナルコンピュータの入力装置を構成するものである。この操作部35は、所定数の入力キーを並べてなるキーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどで構成されている。表示部36は、ディスプレイなどにより情報を出力して表示する表示装置であり、例えば、液晶表示器やプラズマ表示器などにより構成される。尚、液晶表示器には、STN方式やDSTN方式などの単純マトリックス方式のものや、TFTなどのアクティブマトリックス方式のものなどがある。
【0049】
インターフェース37は、パーソナルコンピュータ3の場合、スキャナ2のUSBインターフェース28に接続され、パーソナルコンピュータ3とスキャナ2との間の通信を可能にするものである。また、パーソナルコンピュータ4の場合、スキャナ2のパラレルインターフェース29に接続され、パーソナルコンピュータ4とスキャナ2との間の通信を可能にするものである。また、パーソナルコンピュータ5a、5b、5cの場合、パーソナルコンピュータ5a、5b、5cをハブ7a、7b、7cを介してLAN8に接続し、パーソナルコンピュータ5a、5b、5cとLAN8の先に接続されているスキャナ2などの各装置との間の通信を可能にするものである。
【0050】
以下、画像データ処理システム1において行われる登録情報送信処理について図5を参照しつつ説明する。図5は、画像データ処理システム1を構成するパーソナルコンピュータ3、4、5a、5b、5cが行う登録情報送信処理の動作フローを示すフローチャートである。図5の登録情報送信処理の実行は、パーソナルコンピュータ3、4、5a、5b、5cの電源投入時などに、パーソナルコンピュータのCPU31によってHDD34から登録情報送信処理プログラムが読み出されて開始される。
【0051】
ステップS101において、CPU31は、自機器に電子メールに画像データを添付して送信するアプリケーションソフト(以下、適宜、Scan to Email用のアプリケーションソフトと言う。)がHDD34にインストールされているか否かを判定する。Scan to Email用のアプリケーションソフトがインストールされていると判定された場合には(S101:YES)、ステップS102の処理へ移行する。一方、Scan to Email用のアプリケーションソフトがインストールされていないと判定された場合には(S101:NO)、ステップS103の処理へ移行する。
【0052】
ステップS101の判定ステップでScan to Email用のアプリケーションソフトがインストールされていると判定されると(S101:YES)、ステップS102で、CPU31は、Scan to Email用の登録情報(<自機器のIPアドレス>:<ポート番号>:<自機器の名称(登録情報データベースの送信先に格納される内容:送信先の名称)>:<Scan to Email用のアプリケーションソフトを指す情報>:<タイムアウト値>)を作成する。但し、USBを介して接続されたパーソナルコンピュータ3とパラレルを介して接続されたパーソナルコンピュータ4については、<自機器のIPアドレス>及び<ポート番号>が含まれていない登録情報を作成する。そして、パーソナルコンピュータは、CPU31に制御されて、スキャナ2に対して作成したScan to Email用の登録情報を送信する。そして、ステップS103の処理へ移行する。
【0053】
ステップS103において、CPU31は、自機器に画像データを編集するアプリケーションソフト(以下、適宜、Scan to Image用のアプリケーションソフトと言う。)がHDD34にインストールされているか否かを判定する。Scan to Image用のアプリケーションソフトがインストールされていると判定された場合には(S103:YES)、ステップS104の処理へ移行する。一方、Scan
to Image用のアプリケーションソフトがインストールされていないと判定された場合には(S103:NO)、ステップS105の処理へ移行する。
【0054】
ステップS103の判定ステップでScan to Image用のアプリケーションソフトがインストールされていると判定されると(S103:YES)、ステップS104で、CPU31は、Scan to Image用の登録情報(<自機器のIPアドレス>:<ポート番号>:<自機器の名称>:<Scan to Image用のアプリケーションソフトを指す情報>:<タイムアウト値>)を作成する。但し、USBを介して接続されたパーソナルコンピュータ3とパラレルを介して接続されたパーソナルコンピュータ4については、<自機器のIPアドレス>及び<ポート番号>が含まれていない登録情報を作成する。そして、パーソナルコンピュータは、CPU31に制御されて、スキャナ2に対して作成したScan to Image用の登録情報を送信する。そして、ステップS105の処理へ移行する。
【0055】
ステップS105において、CPU31は、自機器に画像データを解析して文字の認識を行うアプリケーションソフト(以下、適宜、Scan to OCR用のアプリケーションソフトと言う。)がHDD34にインストールされているか否かを判定する。Scan to OCR用のアプリケーションソフトがインストールされていると判定された場合には(S105:YES)、ステップS106の処理へ移行する。一方、Scan to OCR用のアプリケーションソフトがインストールされていないと判定された場合には(S105:NO)、ステップS107の処理へ移行する。
【0056】
ステップS105の判定ステップでScan to OCR用のアプリケーションソフトがインストールされていると判定されると(S105:YES)、ステップS106で、CPU31は、Scan to OCR用の登録情報(<自機器のIPアドレス>:<ポート番号>:<自機器の名称>:<Scan to OCR用のアプリケーションソフトを指す情報>:<タイムアウト値>)を作成する。但し、USBを介して接続されたパーソナルコンピュータ3とパラレルを介して接続されたパーソナルコンピュータ4については、<自機器のIPアドレス>及び<ポート番号>が含まれていない登録情報を作成する。そして、パーソナルコンピュータは、CPU31に制御されて、スキャナ2に対して作成したScan to OCR用の登録情報を送信する。そして、ステップS107の処理へ移行する。
【0057】
ステップS107において、CPU31は、一定時間経過したか否かを判定する。一定時間経過していないと判定された場合には(S107:NO)、ステップS107の処理に戻って、一定時間経過するのを監視する。一方、一定時間経過したと判定された場合には(S107:YES)、ステップS101の処理に戻って、上述したステップS101からステップS107の処理を繰り返す。
【0058】
以下、画像データ処理システム1において行われる登録情報格納処理について図6を参照しつつ説明する。図6は、画像データ処理システム1を構成するスキャナ2が行う登録情報格納処理の動作フローを示すフローチャートである。図6の登録情報格納処理の実行は、スキャナ2の電源投入時などに、スキャナ2のCPU21によってROM22から上述した登録情報格納処理プログラムが読み出されて開始される。
【0059】
ステップS201において、スキャナ2のCPU21は、ネットワークインターフェース27を介して登録情報(Scan to Email用の登録情報、Scan to Image用の登録情報、Scan to OCR用の登録情報の少なくともいずれか)を受信したか否かを判定する。ネットワークインターフェース27を介して登録情報を受信したと判定された場合には(S201:YES)、ステップS202の処理へ移行する。一方、ネットワークインターフェース27を介して登録情報を受信していないと判定された場合には(S201:NO)、ステップS205の処理へ移行する。
【0060】
ステップS201の判定ステップでネットワークインターフェース27を介して登録情報を受信したと判定されると(S201:YES)、ステップS202において、CPU21は、NVRAM24に記憶されている図3に例を示す登録情報データベースに、受信した登録情報に関する情報(送信先の名称、アプリケーションソフトの情報、IPアドレス、ポート番号)が既に格納されているか否かを判定する。登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が既に格納されていると判定された場合には(S202:YES)、ステップS203の処理へ移行する。一方、登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が格納されていないと判定された場合には(S202:NO)、ステップS204の処理へ移行する。
【0061】
ステップS202の判定ステップで登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が既に格納されていると判定されると(S202:YES)、ステップS203において、CPU21は、登録情報データベースの受信した登録情報に関する情報のタイムアウト値を受信した登録情報に含まれるタイムアウト値に更新する。そして、ステップS205の処理へ移行する。
【0062】
ステップS202の判定ステップで登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が格納されていないと判定されると(S202:NO)、ステップS204において、CPU21は、登録情報データベースに受信した登録情報(送信先の名称、アプリケーションソフトの情報、IPアドレス、ポート番号、タイムアウト値)を追加する。これによって、端末装置選択群に表示される送信先の名称、ここでは、パーソナルコンピュータの名称と、アプリケーションソフト選択群に表示されるアプリケーションソフトの名称とが関連付けられて、登録情報データベースに登録されることになる。そして、ステップS205の処理へ移行する。尚、ステップS204の処理を実行するCPU21が、登録手段に相当する。
【0063】
ステップS205において、CPU21は、USBインターフェース28を介して登録情報を受信したか否かを判定する。USBインターフェース28を介して登録情報を受信したと判定された場合には(S205:YES)、ステップS206の処理へ移行する。一方、USBインターフェース28を介して登録情報を受信していないと判定された場合には(S205:NO)、ステップS209の処理へ移行する。
【0064】
ステップS205の判定ステップでUSBインターフェース28を介して登録情報を受信したと判定されると(S205:YES)、ステップS206において、CPU21は、NVRAM24に記憶されている図3に例を示す登録情報データベースに、受信した登録情報に関する情報(送信先の名称、アプリケーションソフトの情報など)が既に格納されているか否かを判定する。登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が既に格納されていると判定された場合には(S206:YES)、ステップS207の処理へ移行する。一方、登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が格納されていないと判定された場合には(S206:NO)、ステップS208の処理へ移行する。
【0065】
ステップS206の判定ステップで登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が既に格納されていると判定されると(S206:YES)、ステップS207において、CPU21は、登録情報データベースの受信した登録情報に関するタイムアウト値を受信した登録情報に含まれるタイムアウト値に更新する。そして、ステップS209の処理へ移行する。
【0066】
ステップS206の判定ステップで登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が格納されていないと判定されると(S206:NO)、ステップS208において、CPU21は、登録情報データベースに、送信先をUSBとして受信した登録情報(アプリケーションソフトの情報、タイムアウト値)を追加する。これによって、端末装置選択群に表示される送信先の名称、ここでは、パーソナルコンピュータとスキャナ2とを接続するインターフェースの名称であるUSBと、アプリケーションソフト選択群に表示されるアプリケーションソフトの名称とが関連付けられて、登録情報データベースに登録されることになる。そして、ステップS209の処理へ移行する。尚、登録情報データベースの送信先をUSBとするため、登録情報に含まれるパーソナルコンピュータの名称が登録情報データベースに登録されないことになる。また、ステップS208の処理を実行するCPU21が、登録手段に相当する。
【0067】
ステップS209において、CPU21は、パラレルインターフェース29を介して登録情報を受信したか否かを判定する。パラレルインターフェース29を介して登録情報を受信したと判定された場合には(S209:YES)、ステップS210の処理へ移行する。一方、パラレルインターフェース29を介して登録情報を受信していないと判定された場合には(S209:NO)、ステップS201の処理へ戻る。
【0068】
ステップS209の判定ステップでパラレルインターフェース29を介して登録情報を受信したと判定されると(S209:YES)、ステップS210において、CPU21は、NVRAM24に記憶されている図3に例を示す登録情報データベースに、受信した登録情報に関する情報(送信先の名称、アプリケーションソフトの情報など)が既に格納されているか否かを判定する。登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が既に格納されていると判定された場合には(S210:YES)、ステップS211の処理へ移行する。一方、登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が格納されていないと判定された場合には(S210:NO)、ステップS212の処理へ移行する。
【0069】
ステップS210の判定ステップで登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が既に格納されていると判定されると(S210:YES)、ステップS211において、CPU21は、登録情報データベースの受信した登録情報に関する情報のタイムアウト値を受信した登録情報に含まれるタイムアウト値に更新する。そして、ステップS201の処理へ戻る。
【0070】
ステップS210の判定ステップで登録情報データベースに受信した登録情報に関する情報が格納されていないと判定されると(S210:NO)、ステップS212において、CPU21は、登録情報データベースに送信先をParallelとして受信した登録情報(アプリケーションソフトの情報、タイムアウト値)を追加する。これによって、端末装置選択群に表示される送信先の名称、ここでは、パーソナルコンピュータとスキャナ2とを接続するインターフェースの名称であるParallelと、アプリケーションソフト選択群に表示されるアプリケーションソフトの名称とが関連付けられて、登録情報データベースに登録されることになる。そして、ステップS201の処理へ戻る。尚、登録情報データベースの送信先をParallelとするため、登録情報に含まれるパーソナルコンピュータの名称が登録情報データベースに登録されないことになる。また、ステップS212の処理を実行するCPU21が、登録手段に相当する。
【0071】
以下、画像データ処理システム1において行われる登録情報削除処理について図7を参照しつつ説明する。図7は、画像データ処理システム1を構成するスキャナ2が行う登録情報削除処理の動作フローを示すフローチャートである。図7の登録情報削除処理の実行は、スキャナ2の電源投入時などに、スキャナ2のCPU21によってROM22から上述した登録情報削除処理プログラムが読み出されて開始される。
【0072】
ステップS301において、スキャナ2のCPU21は、図3に例を示す登録情報データベースにおいて、タイムアウトした登録情報(タイムアウト値が0に到達した登録情報)があるか否かを判定する。タイムアウトした登録情報があると判定された場合には(S301:YES)、ステップS302の処理へ移行する。一方、タイムアウトした登録情報がないと判定された場合には(S302:NO)、ステップS301の処理へ戻る。
【0073】
ステップS302において、CPU21は、タイムアウトした登録情報を登録情報データベースから削除する。そして、ステップS301の処理へ戻る。
【0074】
以下、画像データ処理システム1において行われる画像データ処理について図8を参照しつつ説明する。図8は、画像データ処理システム1を構成するスキャナ2が行う画像データ処理の動作フローを示すフローチャートである。図8の画像データの処理の実行は、スキャナ2の操作パネル25に対するユーザの所定のキー操作により、スキャナ2のCPU21によってROM22から上述した画像データ処理プログラムが読み出されて開始される。
【0075】
ステップS401において、スキャナ2のCPU21は、NVRAN24に記憶されている登録情報データベースにアクセスする。そして、ステップS402の処理へ移行する。
【0076】
ステップS402において、CPU21は、登録情報データベースの送信先の数とアプリケーションソフトの数の何れが少ないか判定する。アプリケーションソフトの数が少ないと判定された場合には(S402:アプリ)、ステップS403の処理へ移行する。一方、送信先の数が少ない或いは同じと判定された場合には(S402:送信先)、ステップS407の処理へ移行する。尚、このステップS402の処理を実行するCPU21が、端末装置の数とアプリケーションソフトの数の何れが小さいかを判断する判断手段に相当する。
例えば、図3(a)に例を示す登録情報データベースの場合、アプリケーションソフト(Scan to Email、Scan to Image、Scan to OCR)の数が3つで、送信先(PC1、PC2、PC3、USB、Parallel)の数の5つより少ない(S402:アプリ)ので、ステップS403の処理へ移行する。
また、図3(b)に例を示す登録情報データベースの場合、送信先(PC3、USB)の数が2つで、アプリケーションソフト(Scan to Email、Scan to Image、Scan to OCR)の数の3つより少ない(S402:送信先)ので、ステップS407の処理へ移行する。
【0077】
ステップS402の判定ステップでアプリケーションソフトの数の方が少ないと判定されると(S402:アプリ)、ステップS403において、CPU21は、図4(a)に例を示すように、アプリケーションソフト選択群を画面左側に、端末装置選択群(この段階では端末装置に関する情報は表示されていない。)を画面右側に配置した選択画面を表示する。このアプリケーションソフト選択群に表示されるアプリケーションソフトは登録情報データベースに存在するもののみである。但し、この段階の選択画面では、選択画面左側にあるアプリケーションソフト選択群からのみ選択できるようにCPU21により制御されている。そして、ステップS404の処理へ移行する。このステップS403の処理を実行するCPU21が、選択順制御手段に相当する。
【0078】
ステップS404において、CPU21は、ステップS403の処理で表示した選択画面のアプリケーションソフト選択群を利用してユーザにより画像データを処理するアプリケーションソフトが選択されたか否かを判定する。アプリケーションソフトが選択されていないと判定された場合には(S404:NO)、ステップS404の処理へ戻り、ユーザによるアプリケーションソフトの選択を監視する、一方、アプリケーションソフトが選択されたと判定された場合には(S404:YES)、ステップS405の処理へ移行する。
【0079】
ステップS405において、CPU21は、図3に例を示した登録情報データベースに基づいて、選択画面の端末装置選択群に、ユーザによって選択されたアプリケーションソフトに関連した送信先のみを表示する。そして、ステップS406の処理へ移行する。このステップS405の処理を実行するCPU21が、端末装置削除手段に相当する。
例えば、登録情報データベースが図3(a)に示すものであり、図4(a)の選択画面のアプリケーションソフト選択群でScan to Emailが選択されると、選択画面の端末装置選択群に表示される送信先は、図4(b)に示すように、PC1と<USB>になる。
【0080】
ステップS406において、CPU21は、ステップS405の処理で表示した選択画面の端末装置選択群を利用してユーザにより画像データを送信する送信先が選択されたか否かを判定する。送信先が選択されていないと判定された場合には(S406:NO)、ステップS406の処理へ戻り、ユーザによる送信先の選択を監視する。一方、送信先が選択されたと判定された場合には(S406:YES)、ステップS411の処理へ移行する。
【0081】
ステップS402の判定ステップで送信先の数の方が少ない或いは同じと判定されると(S402:送信先)、ステップS407において、CPU21は、図4(c)に例を示すように、端末装置選択群を画面左側に、アプリケーションソフト選択群(この段階ではアプリケーションソフトに関する情報は表示されていない。)を画面右側に配置した選択画面を表示する。この端末装置選択群に表示される送信先は、登録情報データベースに存在するもののみである。但し、この段階の選択画面では、選択画面左側にある端末装置選択群からのみ選択できるようにCPU21により制御されている。そして、ステップS408の処理へ移行する。このステップS407の処理を実行するCPU21が、選択順制御手段に相当する。
【0082】
ステップS408において、CPU21は、ステップS407の処理で表示した選択画面の端末装置選択群を利用してユーザにより画像データを送信する送信先が選択されたか否かを判定する。送信先が選択されていないと判定された場合には(S408:NO)、ステップS408の処理へ戻り、ユーザによる送信先の選択を監視する、一方、送信先が選択されたと判定された場合には(S408:YES)、ステップS409の処理へ移行する。
【0083】
ステップS408の判定ステップで送信先が選択されたと判定されると(S408:YES)、ステップS409において、CPU21は、図3に例を示した登録情報データベースに基づいて、選択画面のアプリケーションソフト選択群に、ユーザによって選択された送信先に関連したアプリケーションソフトのみを表示する。そして、ステップS410の処理へ移行する。このステップS409の処理を実行するCPU21が、アプリケーションソフト削除手段に相当する。
例えば、登録情報データベースが図3(b)に示すものであり、図4(c)の選択画面の端末装置選択群でPC3が選択されると、選択画面のアプリケーションソフト選択群に表示されるアプリケーションソフトは、図4(d)に示すように、Scan to Image、Scan to OCRになる。
【0084】
ステップS410において、CPU21は、ステップS409の処理で表示した選択画面のアプリケーションソフト選択群を利用してユーザにより画像データを処理するアプリケーションソフトが選択されたか否かを判定する。アプリケーションソフトが選択されていないと判定された場合には(S410:NO)、ステップS410の処理へ戻り、ユーザによるアプリケーションソフトの選択を監視する。一方、アプリケーションソフトが選択されたと判定された場合には(S410:YES)、ステップS411の処理へ移行する。
【0085】
ステップS411において、CPU21は、ユーザにより端末装置選択群から選択された送信先のパーソナルコンピュータに対して、当該パーソナルコンピュータの登録情報データベースに格納されているIPアドレス、或いは、当該パーソナルコンピュータが接続されているUSB又はパラレルを利用して、ユーザによりアプリケーションソフト選択群から選択されたアプリケーションソフトを通知する。そして、ステップS412の処理へ移行する。尚、ステップS411の処理を実行するCPU21が、通知手段に相当する。
【0086】
ステップS412において、CPU21は、ユーザにより原稿の読み取りの開始に関するキー(スキャンキー)が押下されたか否かを判定する。スキャンキーが押下されていないと判定された場合には(S412:NO)、ステップS412の処理へ戻って、ユーザによるスキャンキーの押下を監視する。一方、スキャンキーが押下されたと判定された場合には(S412:YES)、ステップS413の処理へ移行する。
【0087】
ステップS413において、読取部26は、CPU21に制御されて、セットされた原稿の読み取りを行う。そして、ステップS414の処理へ移行する。
【0088】
ステップS414において、CPU21は、ユーザにより端末装置選択群を利用して選択された送信先のパーソナルコンピュータに対して、当該パーソナルコンピュータの登録情報データベースに格納されているIPアドレス、或いは、当該パーソナルコンピュータが接続されているUSB又はパラレルを利用して、読取部26で読み取った原稿の画像データを送信し、画像データ処理を終了する。尚、このステップS414の処理を実行するCPU21が、送信手段に相当する。
【0089】
以下、画像データ処理システム1において行われる画像データ処理について図9を参照しつつ説明する。図9は、画像データ処理システム1を構成するパーソナルコンピュータ3、4、5a、5b、5cが行う画像データ処理の動作フローを示すフローチャートである。図9の画像データ処理の実行は、パーソナルコンピュータ3、4、5a、5b、5cの電源投入時などに、パーソナルコンピュータのCPU31によってHDD34から上述した画像データ処理プログラムが読み出されて開始される。
【0090】
ステップS501において、CPU31は、スキャナ2からアプリケーションソフトの通知を受け取ったか否かを判定する。アプリケーションソフトの通知を受け取っていないと判定された場合には(S501:NO)、ステップS501の処理へ戻って、アプリケーションソフトの通知を監視する。一方、アプリケーションソフトの通知を受信したと判定された場合には(S501:YES)、ステップS502の処理へ移行する。
【0091】
ステップS502において、CPU31は、スキャナ2から画像データを受信したか否かを判定する。画像データを受信していないと判定された場合には(S502:NO)、ステップS502の処理へ戻って、画像データの受信を監視する。そして、ステップS503の処理へ移行する。尚、このステップS502で画像データを受信するCPU21の処理が受信手段に相当する。
【0092】
ステップS503において、CPU31は、スキャナ2から受信した画像データを、スキャナ2から通知を受けたアプリケーションソフトにて処理する。そして、ステップS501の処理へ戻る。尚、このステップS503の処理を実行するCPU31が、処理手段に相当する。
【0093】
以上説明したように、本実施の形態における画像データ処理システム1によれば、画像データを送信するパーソナルコンピュータと画像データを処理するアプリケーションソフトとを個別に選択するようにしているため、画像データを送信するパーソナルコンピュータと画像データを処理するアプリケーションソフトとを対にして選択する場合に比べ、画像データを送信するパーソナルコンピュータと画像データを処理するアプリケーションソフトとの選択が行いやすくなる。
【0094】
また、端末装置選択群において、スキャナ2とローカル接続されたパーソナルコンピュータを報知する際、スキャナ2とローカル接続されたパーソナルコンピュータとを接続しているインターフェースの名称を報知するので、ユーザはローカル接続されたパーソナルコンピュータがスキャナ2にどのようなインターフェースで接続されているか知った上で、或いは、接続されているインターフェースの名称から端末装置を特定して、画像データを送信するパーソナルコンピュータを選択することができる。
【0095】
さらに、パーソナルコンピュータからスキャナに登録情報を送信し、この登録情報に基づいて登録情報データベースを更新するので、スキャナ2と新たに通信可能になったパーソナルコンピュータと当該パーソナルコンピュータにインストールされたアプリケーションソフトとを選択肢として追加することが可能となる。
【0096】
また、アプリケーションソフト選択群から選択されたアプリケーションソフトと関連付けて登録されたパーソナルコンピュータのみ選択することができるように、選択されたアプリケーションソフトと関連付けて登録されたパーソナルコンピュータのみ端末装置選択群に表示するので、選択肢の数が削減され、画像データを送信するパーソナルコンピュータの選択が容易になる。
【0097】
さらに、端末装置選択群から選択されたパーソナルコンピュータと関連付けて登録されているアプリケーションソフトのみ選択することができるように、選択されたパーソナルコンピュータと関連付けて登録されているアプリケーションソフトのみアプリケーションソフト選択群に表示するので、選択肢が削減され画像データを処理するアプリケーションソフトの選択が簡単になる。
【0098】
また、端末装置選択群のパーソナルコンピュータの数とアプリケーションソフト選択群のアプリケーションソフトの数が小さい方の選択群から先に選択させ、後に選択させる選択群では先に選択されたものに対応したものから選択するようになるため、より一層選択肢の数が削減され、画像データを送信するパーソナルコンピュータの選択及び画像データを処理するアプリケーションソフトの選択にかかるユーザの負担を軽減することが可能である。
【0099】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上記実施の形態では、画像データ生成装置の例としてスキャナ2を挙げているが、デジタルカメラなどその他のものであってもよい。また、アプリケーションソフトの例として、Scan to Email、Scan to
Image、Scan to OCRを例に挙げて説明しているが、画像データをFAX送信するアプリケーションソフト(Scan to FAX)などその他のものであってもよい。
【0100】
また、上記実施の形態では、スキャナ2にローカル接続されたパーソナルコンピュータの場合、登録情報データベースの送信先にスキャナ2とローカル接続されたパーソナルコンピュータとを接続するインターフェースの名称を登録し、端末装置選択群にはインターフェースの名称のみ表示するようにしている場合であるが、登録情報データベースの送信先にスキャナ2にローカル接続されたパーソナルコンピュータの名称とインターフェースの名称との双方を登録し、端末装置選択群にパーソナルコンピュータの名称とインターフェースの名称の双方を表示するようにしてもよい。
【0101】
さらに、登録情報データベースに格納した登録情報をパーソナルコンピュータから削除することができるように構成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、登録情報データベースに格納されている送信先の数とアプリケーションソフトとの数とを比較し、数の多い方から先に選択させるようにしている場合であるが、これに限らず、次のようなものであってもよい。
例えば、登録情報データベースに格納されている送信先の名称を選択可能に表示し、この表示に基づいて画像データを送信する送信先のパーソナルコンピュータをユーザに選択させ、ユーザにより送信先のパーソナルコンピュータが選択されると、選択されたパーソナルコンピュータに関連して登録情報データベースに格納されているアプリケーションソフト(選択されたパーソナルコンピュータが利用するアプリケーションソフト)を選択可能に表示し、この表示に基づいて画像データを処理するアプリケーションソフトをユーザに選択させるようにしてもよい。
或いは、登録情報データベースに格納されているアプリケーションソフトを選択可能に表示し、この表示に基づいて画像データを処理させるアプリケーションソフトをユーザに選択させ、ユーザにより画像データを処理させるアプリケーションソフトが選択されると、選択されたアプリケーションソフトに関連して登録情報データベースに格納されている送信先の名称(選択されたアプリケーションソフトを利用可能なパーソナルコンピュータに関する情報)を選択可能に表示し、この表示に基づいて画像データを送信するパーソナルコンピュータを選択するようにしてもよい。
【0102】
また、登録データベースは、NVRAM24に記憶されており、スキャナ2の電源がOFFにされても登録情報を保存できる例を挙げて説明したが、登録データベースをRAM23に記憶させ、スキャナ2の電源がOFFにされると登録情報が消去される構成であっても良い。
【0103】
さらに、アプリケーションソフトを指す情報を含んだ登録情報を送信するか否かの判断は、アプリケーションソフトがパーソナルコンピュータのHDD34にインストールされているか否かの判断(S101、S103、S105)に基づいて行われる例を挙げて説明したが、ユーザによってそのアプリケーションソフトを利用するか否か選択させ、その選択結果に基づいて、上記アプリケーションソフトを指す情報を含んだ登録情報を送信するか否かを判断しても良い。
【0104】
さらに、上記実施の形態では、図5に示すパーソナルコンピュータが実行する登録情報送信処理に基づいて、パーソナルコンピュータから登録情報(送信先の名称、アプリケーションソフトの情報、IPアドレス、ポート番号、タイムアウト値)がスキャナに送信され、スキャナにて図3に示す登録情報データベースを作成し、この登録情報データベースを利用して端末装置の選択やアプリケーションソフトの選択を行ったが、これに限らず、他の方法によって行っても良い。
例えば、上述したように、送信先の名称、アプリケーションソフトの情報、IPアドレス、ポート番号、タイムアウト値を備えた登録情報を一度に送信せずに、登録情報を、端末装置に関する登録情報(送信先の名称、IPアドレス、ポート番号など)と、アプリケーションソフトに関する登録情報(アプリケーションソフトの情報など)との2つに分けて送信する構成にするとともに、初めに端末装置に関する登録情報をパーソナルコンピュータからスキャナへ送信させておき、スキャナにてその端末装置が選択されると、その登録情報に含まれた情報に基づいて当該選択された端末装置に問い合わせを行い、その問い合わせによって得られたアプリケーションソフトに関する登録情報に基づいて、アプリケーションソフトの選択を行うようにしても良い。
この構成をより具体的に説明すると、上記実施の形態の図5に示した登録情報送信処理の代わりに、図10に示すような登録情報送信処理を実行するとともに、同じく上記実施の形態の図8に示した画像データ処理の代わりに図11に示すような画像データ処理を実行させれば良い(その他の図面に基づく処理は、基本的に同様であるため、その詳細な説明を省略する)。すなわち、電源投入時などに、パーソナルコンピュータ3、4、5a、5b、5cのCPU31によってHDD34から登録情報送信処理プログラムが読み出されて、図10に示した登録情報送信処理が実行されると、まず、ステップS601において、CPU31は、端末装置に関する登録情報(<自機器のIPアドレス>:<ポート番号>:<自機器の名称(登録情報データベースの送信先に格納される内容:送信先の名称)>など)を作成し、パーソナルコンピュータは、CPU31に制御されて、作成された端末装置に関する登録情報をスキャナ2へ送信する。尚、スキャナ2は、端末装置に関する登録情報を受信することから、図6の処理で更新される登録情報データベースにはアプリケーションソフトを指す情報が含まれない。
次に、ステップS602において、後述するステップS704によってスキャナ2から利用可能なアプリケーションソフトの問い合わせを受けたか判断する。そして、当該問い合わせを受けた判断された場合には(S602:YES)、ステップS603へ移行する。一方、当該問い合わせを受けていないと判断された場合には(S602:NO)、ステップS602へ戻り、アプリケーションソフトの問い合わせを監視する。
ステップS603において、CPU31は、図5に示すステップS101〜ステップS106と実質的に同様の処理(但し、作成され、スキャナ2に対して送信される登録情報が、アプリケーションソフトに関する登録情報である。)を行って、アプリケーションソフトに関する登録情報(<自機器のIPアドレス>:<アプリケーションソフトを指す情報>)を作成し、パーソナルコンピュータは、CPU31に制御されて、作成したアプリケーションソフトに関する登録情報をスキャナ2へ送信する。
一方、スキャナ2では、スキャナ2の操作パネル25に対するユーザの所定のキー操作により、図11に示す画像データ処理プログラムが、スキャナ2のCPU21によってROM22から読み出され、画像データ処理が実行される。そして、図8に示すステップS401、S407、S408、S409、S410、S411、S412、S413、S414と実質的に同様の処理(但し、ステップS409とステップS704とは、後述するように異なる処理が行われる。)が、図11のステップS701、S702、S703、S704、S705、S706、S707、S708、S709で実行される。
但し、ステップS704については、ステップS409と大きく異なり、ここでは、登録情報データベースに格納されている端末装置に関する登録情報を利用して、ステップS703で選択されたパーソナルコンピュータ(端末装置)に対して、そのパーソナルコンピュータで利用可能なアプリケーションソフトについての問い合わせを行う(問い合わせ手段)。これにより、上述したステップS603により、パーソナルコンピュータから、そのパーソナルコンピュータにて利用可能なアプリケーションソフトが、上述のアプリケーションソフトに関する登録情報によって通知され、スキャナ2は、この通知に基づいた表示を操作パネル25上に行い、例えば、図4(b)や図4(d)のような表示が行われる。
以上のような構成によれば、例えば、どのパーソナルコンピュータ(端末装置)がどのアプリケーションソフトを利用できるかを登録情報データベースに登録する必要が無くなるため、管理がし易くなるとともに、端末装置に関する登録情報だけを記憶する構成にすることもできるので、メモリにかかる負荷も軽減することが可能となる。
【0105】
また、上述した内容をスキャナ2やパーソナルコンピュータなどに実行させる各プログラムを、コンピュータが読み取り可能なCD−ROMなどの各種記録媒体に記録するようにしてもよい。
【0106】
【発明の効果】
請求項1、請求項10、請求項11によると、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとを個別に選択するようにしているため、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとを対にして選択する場合に比べ、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとの選択が行いやすくなる。
【0107】
請求項2によると、電子メールに画像データを添付すること、画像データを編集すること、或いは画像データから文字認識を行うことが可能となる。
【0108】
【0109】
請求項によると、端末装置選択手段によって選択された端末装置に、当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを問い合わせ、その問い合わせに基づいてアプリケーションソフトを選択するので、例えば、どの端末装置がどのアプリケーションソフトを利用できるか記憶しておく必要などが無くなり、管理がし易くなる。
【0110】
請求項によると、新たにネットワークに接続した端末装置やその端末装置が備えるアプリケーションソフトを登録することで画像データの送信先及び画像データを処理するアプリケーションソフトの選択肢を追加することが可能となる。
【0111】
請求項によると、アプリケーションソフト選択手段により選択されたアプリケーションソフトと登録手段によって関連付けて登録されていない端末装置を端末装置選択群から削除するので、選択肢の数が削減され、画像データを送信する端末装置の選択が容易になる。
【0112】
請求項によると、端末装置選択手段により選択された端末装置にと登録手段によって関連付けて登録されていないアプリケーションソフトをアプリケーションソフト選択群から削除するので、選択肢の数が削減され、画像データを処理するアプリケーションソフトの選択が簡単になる。
【0113】
請求項によると、端末装置選択群の端末装置の数とアプリケーションソフト選択群のアプリケーションソフトの数が小さい方の選択群から先に選択させ、後に選択させる選択群では先に選択されたものに対応したものから選択するようになるため、より一層選択肢の数が削減され画像データを送信する端末装置の選択及び画像データを処理するアプリケーションソフトの選択にかかるユーザの負担を軽減することが可能である。
【0114】
請求項、請求項によると、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションとを個別に選択するようにしているため、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトを対にして選択する場合に比べ、画像データを送信する端末装置と画像データを処理するアプリケーションソフトとの選択を行いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における画像データ処理システムのシステム構成を示す図である。
【図2】 図1に示した画像データ処理システムを構成する装置の装置構成を示す図である。
【図3】 図1に示した画像データ処理システムのスキャナに記憶される登録情報データベースの例を示す図である。
【図4】 図1に示した画像データ処理システムのスキャナに表示される選択画面の例である。
【図5】 図1の画像データ処理システムのパーソナルコンピュータが実行する登録情報送信処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図6】 図1の画像データ処理システムのスキャナが実行する登録情報格納処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図7】 図1の画像データ処理システムのスキャナが実行する登録情報削除処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図8】 図1の画像データ処理システムのスキャナが実行する画像データ処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図9】 図1の画像データ処理システムのパーソナルコンピュータが実行する画像データ処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図10】 別の実施形態における登録情報送信処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図11】別の実施形態における画像データ処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図12】 端末装置とアプリケーションソフトとを対にして同時に端末装置とアプリケーションソフトとを選択させる画像データ処理システムのスキャナに表示される選択画面の例である。
【符号の説明】
1 画像データ処理システム
2 スキャナ
3、4、5a、5b、5c パーソナルコンピュータ
6、7a、7b、7c ハブ
8 LAN
21、31 CPU
22、32 ROM
23、33 RAM
24 NVRAM
25 操作パネル
26 読取部
27 ネットワークインターフェース
28 USBインターフェース
29 パラレルインターフェース
34 HDD
35 操作部
36 表示部
37 インターフェース

Claims (11)

  1. 画像データを生成する画像データ生成装置と、前記画像データ生成装置に接続された複数の端末装置とを有しており、前記画像データ生成装置から前記端末装置へ画像データを送信し、前記端末装置において当該端末装置にインストールされているアプリケーションソフトにて前記画像データを処理する画像データ処理システムにおいて、
    前記画像データ生成装置は、
    前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、
    前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、
    像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、
    前記アプリケーションソフトに係るアプリケーションソフト選択群を表示するアプリケーションソフト表示手段と、
    像データを処理するアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から選択するアプリケーションソフト選択手段と、
    前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から選択された前記アプリケーションソフトを通知する通知手段と、
    前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、画像データを送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記端末装置は、
    前記送信手段により送信された前記画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記画像データを、前記通知手段により通知された前記アプリケーションソフトにて処理する処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像データ処理システム。
  2. 前記アプリケーションソフトに、電子メールに画像データを添付して送信するアプリケーションソフト、画像データを編集するアプリケーションソフト、及び画像データを解析して文字の認識を行うアプリケーションソフトの少なくともいずれか1つが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理システム。
  3. 前記画像データ生成装置は、
    前記端末装置選択手段によって前記端末装置選択群から前記端末装置が選択されると、前記端末装置に対して、当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを問い合わせる問い合わせ手段をさらに備え、
    前記端末装置は、
    当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを前記問い合わせ手段から問い合わされた場合に、当該端末装置が利用するアプリケーションソフトを示す情報を前記画像データ生成装置へと送信するアプリケーションソフト情報送信手段をさらに備え、
    前記アプリケーションソフト選択手段は、
    前記アプリケーションソフト情報送信手段が送信した情報が示すアプリケーションソフトからなる前記アプリケーションソフト選択群から画像データを処理するアプリケーションソフトを選択ることを特徴とする請求項1または請求項に記載の画像データ処理システム。
  4. 前記画像データ生成装置は、前記端末装置と当該端末装置の処理手段が利用するアプリケーションソフトとを互いに関連付けて、前記端末装置選択郡及びアプリケーションソフト選択群のそれぞれに登録する登録手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項に記載の画像データ処理システム。
  5. 前記画像データ生成装置は、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から前記アプリケーションソフトが選択されると、該選択されたアプリケーションソフトと前記登録手段によって関連付けて登録されていない端末装置を前記端末装置選択群から削除する端末装置削除手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の画像データ処理システム。
  6. 前記画像データ生成装置は、前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から前記端末装置が選択されると、該選択された端末装置と前記登録手段によって関連付けて登録されていないアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から削除するアプリケーションソフト削除手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の画像データ処理システム。
  7. 前記画像データ生成装置は、
    前記端末装置選択群の前記端末装置の数と前記アプリケーションソフト選択群の前記アプリケーションソフトの数との何れが小さいか判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記端末装置選択群の前記端末装置の数が小さいと判断されると、先に前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から前記端末装置を選択させ、前記判断手段により前記アプリケーションソフト選択群の前記アプリケーションソフトの数が小さいと判断されると、先に前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から前記アプリケーションソフトを選択させるようにする選択順制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項又は請求項に記載の画像データ処理システム。
  8. 画像データを生成する画像データ生成装置と、前記画像データ生成装置に接続された複数の端末装置とを有しており、前記画像データ生成装置から特定の前記端末装置へ画像データを送信し、前記端末装置において当該端末装置にインストールされているアプリケーションソフトにて前記画像データを処理する画像データ処理システムにおいて、
    前記画像データ生成装置は、
    前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、
    前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、
    前記端末装置表示手段による表示に基づいて画像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、
    前記端末装置選択手段により端末装置が選択されると、当該選択された前記端末装置が利用するアプリケーションソフトを表示するアプリケーションソフト表示手段と、
    前記アプリケーションソフト表示手段による表示に基づいて端末装置が利用するアプリケーションソフトを選択するアプリケーションソフト選択手段と、
    を備えたことを特徴とする画像データ処理システム。
  9. 画像データを生成する画像データ生成装置と、前記画像データ生成装置に接続された複数の端末装置とを有しており、前記画像データ生成装置から特定の端末装置へ画像データを送信し、前記端末装置において当該端末装置にインストールされているアプリケーションソフトにて前記画像データを処理する画像データ処理システムにおいて、
    前記画像データ生成装置は、
    前記複数のアプリケーションソフトから画像データを処理させるアプリケーションソフトを選択可能に表示するアプリケーションソフト表示手段と、
    前記アプリケーションソフト表示手段による表示に基づいて画像データを処理させるアプリケーションソフトを選択するアプリケーションソフト選択手段と、
    前記アプリケーションソフト選択手段によりアプリケーションソフトが選択されると、前記アプリケーションソフト選択手段が選択したアプリケーションソフトを利用可能な前記端末装置からなる端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、
    前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、
    前記端末装置表示手段による表示に基づいてアプリケーションソフトを利用可能な端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、
    を備えたことを特徴とする画像データ処理システム。
  10. 複数の端末装置に接続されており、該複数の端末装置に対して、画像データを処理するアプリケーションソフトを通知するとともに、当該通知したアプリケーションソフトにて処理する画像データを送信する画像データ生成装置において、
    前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段と、
    前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段と、
    像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段と、
    前記アプリケーションソフトに係るアプリケーションソフト選択群を表示するアプリケーションソフト表示手段と、
    像データを処理するアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から選択するアプリケーションソフト選択手段と、
    前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から選択された前記アプリケーションソフトを通知する通知手段と、
    前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、画像データを送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする画像データ生成装置。
  11. 複数の端末装置に接続されており、該複数の端末装置に対して、画像データを処理するアプリケーションソフトを通知するとともに、当該通知したアプリケーションソフトにて処理する画像データを送信する画像データ生成装置であるコンピュータを、
    前記複数の端末装置に係る端末装置選択群を表示する端末装置表示手段、
    前記端末装置が該画像データ生成装置にネットワーク接続されている場合には該端末装置の名称を、前記端末装置が該画像データ生成装置にローカル接続されている場合には該ローカル接続に用いられているインターフェースの名称を、前記端末装置選択群の各端末装置を示す名称として前記端末装置表示手段に表示させる端末装置表示制御手段、
    像データを送信する端末装置を前記端末装置選択群から選択する端末装置選択手段、
    前記アプリケーションソフトに係るアプリケーションソフト選択群を表示するアプリケーションソフト表示手段、
    像データを処理するアプリケーションソフトを前記アプリケーションソフト選択群から選択するアプリケーションソフト選択手段、
    前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、前記アプリケーションソフト選択手段により前記アプリケーションソフト選択群から選択された前記アプリケーションソフトを通知する通知手段、及び
    前記端末装置選択手段により前記端末装置選択群から選択された前記端末装置に対して、画像データを送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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