JP3869911B2 - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は装置本体より脱着自在な複数の現像カートリッジを有し、該複数の現像カートリッジを回転型の現像器切り替え機構により、順次現像する現像カートリッジを切り替えて多色画像を形成する電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、後述の従来の技術を更に発展させたものである。
【0003】
本発明は現像器切り替え機構の側面に大きな穴がなく、現像器切り替え機構全体の剛性が高く、また、現像器位置決めが正確で、現像器の保持剛性の高い多色画像を形成する電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
本発明は更に上記目的を達成された発明において、現像器切り替え機構に装着された現像カートリッジに対するトナーの付着を防止した電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る発明は複数の現像カートリッジが電子写真感光体ドラムの回転中心軸に対して平行な軸を中心として回転可能に装置本体に設けられた回転型の現像カートリッジ切り替え機構に着脱可能に搭載され、該現像カートリッジ切り替え機構を回転させ、その停止位置を切り替えることにより、前記電子写真感光体ドラムに対向する前記現像カートリッジを切り替え、多色画像を現像する電子写真画像形成装置において、
前記現像カートリッジ切り替え機構内において設けられた保持部であって、前記現像カートリッジの長手方向における両端部に前記回転中心軸と平行に突出した揺動中心部材と、前記揺動中心部材から半径方向に離れた姿勢決め部材と、を有する前記現像カートリッジの前記揺動中心部材に対して垂直な方向から前記揺動中心部材を挿脱可能で前記揺動中心部材を揺動可能に支持する保持部と、
前記現像カートリッジを前記保持部を中心に揺動することにより前記姿勢決め部材をロックするスライドロック部材と、
を有することを特徴とするである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。以下の説明において長手方向とは現像スリーブ、感光体ドラム、カルーセル等の軸方向をいう。
【0022】
(実施の形態1)
図18に電子写真画像形成装置の全体図を示す。光学ユニット101により、プロセスカートリッジ102に設けられたドラム状の感光体である像担持体(感光体ドラム)100上に潜像が形成され、該潜像は、回転型現像カートリッジ切り替え機構であるカルーセル103により、像担持体100に対向した現像位置に回転移動された現像カートリッジ104Yにより現像される。像担持体100上の該現像像は中間転写体ユニット105の中間転写ベルト106上に1次転写部108で転写される。ここで、中間転写ベルト106は中間転写体ユニット105内の駆動ローラー107により、装置本体114の駆動源により、駆動される。上記の潜像形成−潜像現像−1次転写の工程が続いて各現像カートリッジ104M,104C,104Bについて夫々繰り返され、中間転写ベルト106上に多色画像が形成される。ついで、給紙カセット110より記録媒体は給紙され、2次転写部109において、中間転写ベルト106上の画像は記録媒体上に転写される。この際に、2次転写ローラー111は2次転写の工程に合わせて中間転写ベルト106に当接される。画像を転写された記録媒体は、搬送部112で定着ユニット113に搬送され、定着ユニット113で定着後、排出される。
【0023】
図1〜図4に現像カートリッジ104の説明図を示す。現像カートリッジ104本体は現像剤担持体である現像スリーブ407、現像ブレード411、現像剤収納部408、現像剤撹拌部材412、ブラックカートリッジ104Bを除いて取り付けられた塗布ローラ403等により構成され、前記現像スリーブ407、前記現像剤撹拌部材412、塗布ローラ403等が装置本体114の駆動源より駆動される。該現像カートリッジ104の両端部には円筒形の揺動中心部材401,402が現像スリーブ407と平行に現像カートリッジ104のカートリッジフレーム63から外方へ突出して設けられる。また、現像カートリッジ104は単体状態では、現像スリーブ407近傍をシャッター405により覆われ、装置本体114に搭載された状態では、該シャッター405は開いた状態とされる。なお、該シャッター405は前記揺動中心部材401,402の中心に嵌合されて揺動中心部材401,402と同一中心で回動可能とされる。ここで、一方の前記揺動中心部材401の中心には装置本体114の後述の駆動連結部材と係脱される駆動連結部材410が設けられている。また、現像スリーブ407に装置本体114の高圧電源から現像バイアスを印加するための接点部409が現像カートリッジ104のカートリッジフレーム63の長手方向の端面に該端面とほぼ同一平面上に設けられる。
【0024】
図5に前記カルーセル103の全体図を示す。前記カルーセル103は夫々が円板の側板301と駆動側側板302と、両側板301,302を周方向に四等配した位置で両側板301,302を連結するとともに各現像カートリッジ104の装着部の隔壁となる4枚のステー303から構成され、回転中心部には本体ステー700,701に夫々固定された軸受304,306、両軸受304,306間に固定されるセンターステーユニット309および軸受304,306と該センターステーユニット309の中心において軸受304,306、センターステーユニット309に嵌合するセンターシャフト308、とが設けられ、軸受304,306と前記両側板301,302の間には夫々軸受304,306に内輪が嵌合し、側板301,302に固定した軸受ハウス301a,302aに外輪が嵌合してボールベアリング305,307が設けられている。また、前記側板301の側面には各現像カートリッジ104の収納部のトナー色に対応したフラグ310(4個所)が設けられており、装置本体ステー700に設けられたフォトセンサー311をカルーセル103の公転動作でよこぎるように構成される。このフォトセンサー311はカルーセル103の公転位置を検出する公転センサーである。
【0025】
図6、図7に前記側板301と前記駆動側側板302の現像カートリッジ104装着面側の図を示す。各現像カートリッジ104はその前記揺動中心部材401,402が、前記側板301,302の保持部312,313に回動可能に位置決め保持される。ここで、駆動側側板302の保持部312の中心には現像カートリッジ104の駆動連結部材410と係脱する軸継手を備えた駆動連結部材314が設けられ及び現像カートリッジ104の接点部409と突当って当接するスライド接点部材430が保持部312よりも中心側で側板302に設けられている。ここで駆動連結部材314,410には軸方向から見て十文字形の互いに係脱可能な凹及び凸の軸継手314a,410aを備えている。
【0026】
図8は前記駆動側側板302を本体ステー701の側(外側)から見た図を示す。前記駆動連結部材314は駆動側側板302に固定された保持部材315により一端を保持され、他端は駆動側側板302(図9参照)に保持され長手方向に移動可能となっている。
【0027】
図9に示すようにこの駆動連結部材314は一端に軸継手314aを有する軸の他端にキャップ付のギア314bを嵌入付設しピン314cで固定してある。ギア314bはこのギア314bと噛合うギア317を介して、カルーセル103の回転中心部軸受306にボールベアリング306aを介して支持されたギア318と噛合されている。
【0028】
図9および図10において、前記カルーセル103を支持する回転中心部軸受306に支持されたギア318にはギア319,321,322,323を介して噛合っている現像モーター325のギア324から駆動を伝達される。ここで、ギア319は本体ステー701に固定された軸受に回転自在に支持された軸320に固定されている。そこで、ギア319は軸320と一体で回転し、前記ギア321と軸320との間にはワンウエイクラッチ329が具備されており、現像モーター325の一方向の回転(図10においてA方向(以下同じ))のみ前記軸320に伝達される。ギア322は段付ギアで大ギア322aと小ギア322bが一体的に作られており、本体ステー701に回転自在に支持されている。この大ギア322aが本体ステー701に回転自在に支持されたギア323と噛合っている。そして、小ギア322bがギア321と噛み合っている。また、カルーセル103の駆動側側板302には軸受306にボールベアリング302aを介して中心を支持されてギア316が設けられている。
【0029】
本体ステー701には公転モーター326が固定されている。この公転モーター326のモータ軸に固定されたモータギア327は本体ステー701に固定された固定軸701aに回転自在に支持されたギア328を介してギア316に駆動が伝達され、カルーセル103の現像カートリッジ104の回転切り替え動作(公転)が行われる。
【0030】
図10を用いて、現像駆動連結解除機構について説明する。現像モーター325の回転はギア324,323,322の大ギア322a、ギア322の小ギア322bに噛合うギア330を介してギア338に伝達される。ギア330,338は本体ステー701に回転自在に支持されている。前記ギア338はギア338を固定され本体ステー701に回転自在に支持されるシャフト339を介してシャフト339上のギア331に駆動を伝達するが、前記ギア331とシャフト339間には一方向回転連結部材としてワンウエイクラッチが設けられており、前記現像モーター325の他方向の回転(図10においてA方向の逆)のみ、駆動を伝達する。上記駆動はギア331と噛合い本体ステー701に回転自在に支持されカム部334を一体に有するギアであるカムギアA332を介してこのカムギアA332に噛合し本体ステー701に回転自在に支持されカム340を一体に有するギアであるカムギアB333に伝達される。ここで、カムギアB333には、円周上に図10の紙面に垂直な方向に凹凸形状の端面カム340が形成されており、該カム340にレバーユニット337の先端のカムフォロワ337aが追従してレバーユニット337が軸341に嵌合して、軸341を中心回動する。軸341には平板状の本体ステー701の板面に平行で本体ステー701に支持されて設けられ、カムフォロア337aをカム340に圧するためのねじりコイルばね344が挿入されている。また、前記カムギアA332にも板カム334が形成されており、該カム334に追従するカムフォロワ335aを一端側に有するセンサーレバー335は本体ステー701に固設した回転中心軸342に回転自在に支持され、回転中心軸342を中心に回動し、不図示のばねで図10において時計回りに付勢されている。現像駆動連結時には該レバー335の他端側の遮光部材335bは本体ステー701に固定された光電センサーを用いた現像センサー336を遮光し、現像駆動解除時には前記現像センサー336を遮光しないように構成される。上述において現像モーター325、公転モーター326は夫々回転角制御の可能なモーター例えばステッピングモーターが採用される。
【0031】
図11、図12で前記レバーユニット337による現像駆動連結解除動作を説明する。レバーユニット337の他端には駆動連結部材314に対する作動部材としてドッグ337bが設けられている。
【0032】
軸継手314aを有する駆動連結部材314は非現像時には図11に示すように現像カートリッジ104側の長手方向端部の円筒形の中心部材401の中心部に設けられた駆動連結部材410の軸継手410aとは側板302とギア314b間で駆動連結部材314に挿入縮設した圧縮コイルばね343のばね力により離間した状態にある。前記レバーユニット337を現像駆動連結状態に動作させ、カルーセル103全体を図11において矢印345方向に公転させると、駆動連結部材314は前記レバーユニット337のドッグ337bのカム面337b1により、押されて軸方向に圧縮コイルばね343のばね力に抗して移動し、駆動連結部材314の軸継手314aは現像カートリッジ104に回転自在に支持された駆動連結部材410の一端の軸継手410aと連結されドッグ337b先端と駆動連結部材314のキャップが当接した状態でカルーセル103は停止する。現像終了後に前記レバーユニット337が矢印353の方向に待避されると、圧縮コイルばね343のばね力により、前記駆動連結部材314は後退し軸継手314a,410aの結合が解除される。なお、先にカルーセル103を公転停止した後に、前記レバーユニット337を動作させて、図12に示す矢印353の方向にドッグ337bを移動して軸継手314a,410aを連結することも可能である。
【0033】
図13に現像カートリッジ104内の駆動ギア列を示す。これらの駆動ギア列は現像カートリッジ104の長手方向の一端側に設けられ回転自在に支持されている。駆動連結部材410に入力された駆動は駆動連結部材410に設けられ大ギア410bと噛み合う現像スリーブ407に同軸に固定されたギア347に伝達されるとともに、駆動連結部材410に設けられた小ギア410cと噛合う段付ギア348の大ギア348aに伝達され、段付ギア348を回転し、段付ギア348の小ギア348bと噛合う現像剤攪拌部材412と同軸で一体的なギア349に駆動伝達される。
【0034】
また、ブラック現像カートリッジ104Bを除く現像カートリッジ104M,104C,104Yでは塗布ローラ403に固定したギア346と駆動連結部材410の小ギア410cが噛み合っている。
【0035】
上記において図13に示すように駆動連結部材410は矢印で示す時計回りに駆動力を受ける。像担持体100の中心は図13において駆動連結部材410及び現像スリーブ407の夫々の中心を結ぶ直線の延長上よりも上方にあるので、現像スリーブ407は駆動連結部材410の回転方向と同方向に揺動中心部材401,402を中心に回動して像担持体100に圧接する。この圧接力はくさび状に作用する。
【0036】
次に現像接点当接解除機構について図6,図10,図14,図15を用いて説明する。前記現像モーター325に駆動されるカムギアA332にカムギアC420が噛合され、前記カムギアC420には端面カム部421が形成されている。カムギアC420は本体ステー701に固定された軸422に回転自在に嵌合している。該カムギアC420の中心に設けられた軸422には軸方向に移動可能に解除部材423が嵌合し、解除部材423に設けた突起状のカムフォロワ423aはカム421に本体ステー701と接点ピン426間に縮設された接点ばね(圧縮コイルばね)425のばね力を接点ピン426のフランジ426aを介して受けて当接され、前記カムギアC420の回転に応じて動作される。現像バイアスは装置本体114の高圧電源から接点424に導かれ、接点ばね425を介して接点ピン426に印加される。前記接点ピン426は本体ステー701に固定されたガイドブッシュ427にガイドされ、前記解除部材423により、現像カートリッジ切り替え機構側即ちカルーセル側接点428に対して当接位置と解除位置を移動する。当接位置において、前記接点ピン426はカルーセル側接点428に当接され、該接点428は接点ばね429を介してカルーセル103の駆動側側板302のガイド部302bに軸方向移動自在に嵌合しているスライド接点部材430につながり、該接点部材430は現像カートリッジ104側の接点部材409(図4参照)に当接し、該接点部材409は現像カートリッジ104内を現像スリーブ407につながる。これにより、現像駆動連結解除に連動して、現像接点当接解除が行われる。このように接点ピン426とカルーセル側接点428は摺動しないので接点寿命が飛躍的に増大すると共に、現像に預からない現像カートリッジ104が像担持体100の位置を通過が接点ピン426とカルーセル側接点428が非接触のため円滑に行われる。
【0037】
図16、図17を用いて現像駆動連結解除および現像当接解除制御について説明する。
【0038】
図16は制御ブロック図であり、図17は図16における作用を説明するフローチャートである。図16において、現像センサー336から能動信号が入力された中央演算処理装置CPU350はドライバー351を介して公転モーター326を回転させる。公転センサー(フォトセンサー)311から能動信号が入力されたCPU350はドライバー352を介して現像モーター325を回転させる。CPU350はドライバー351,352の何れかのみ付勢する命令を出す禁止回路をプログラムに有する。
【0039】
図17においてカルーセル103が公転動作に入る際には、まずステップ600で現像センサー336のオン/オフを確認する。現像センサー336のオフ状態では駆動連結部材314,410は周方向に位置が離れているか、中心線が一致していても軸継手314a,410aは係合していない。ステップ600で現像センサー336がオンの場合はステップ603へ進む。
【0040】
ステップ601で現像センサー336がオフの場合は現像モーター325を矢印A方向に回転する。この回転は図10を参照してギア324,323,322,321、軸320と伝えられるが、図9に示す軸320上に軸受355で回転自在に支持されるギア321と軸320間に設けたワンウエイクラッチ329により軸320上でギア321は空転しギア319は非回転である。従って、ギア319,318,317,314bを介してカルーセル103側の駆動連結部材314は回転することがない。一方ギア322の回転はギア330,338、シャフト339に伝えられ、シャフト339上のワンウエイクラッチを介してギア331を回転させる。ギア331はカムギアA332を回転する。カムギアA332の回転と共に回転したカム334はカムトップ側でカムフオロワ335aを押して、図10においてセンサーレバー335を軸342を中心に反時計回りに回転し、遮光部材335bを上昇し、現像センサー336をオフからオンにする。なお、この際、カムギアA332はカムギアB333へ回転を伝え、カムギアB333、カム340が回転するがリフト0の範囲の回転角であって、レバーユニット337のカムフオロワ337aを押してレバーユニット337を軸341を中心にねじりコイルばね344のばね力に抗して揺動させることはなく、ドッグ337bはカルーセル103側の駆動連結部材314から離れている。
【0041】
ステップ602で現像センサー336がオフからオンに切り替った後、現像モータ325を同方向へ所定の回転角回転して停止させる。この所定の回転角でもって、上記段付ギア322の回転はカムギアC420に伝えられ、端面カム421はカムトップでカムフオロワ423aを押して解除部材423、接点ピン426を接点ばね425のばね力に抗して後退させ図15に示すように接点ピン426とカルーセル側接点428が接することができない状態となる。
【0042】
ステップ603で現像センサー336のオンでもって公転モーター326の回転をスタートする。公転モーター326の回転はギア327,328,316と伝えられカルーセル103を回転する。
【0043】
ステップ604で現像を行わない現像カートリッジ104は像担持体100との対向位置を通過させる。この際ドッグ337bは駆動連結部材314から離れている。またカルーセル側接点428は装置本体114側接点ピン426から離れているのでカルーセル103は抵抗を加えられないで回転して現像スリーブ407は像担持体100との対向位置を通過する。ただし、ドッグ337bは図11のように駆動連結部材314に作用するような位置としておいたままであっても、カム面337b1が駆動連結部材314の進退方向に対して斜面となっているためこのような態様での作用も許容される。そしてステップ607へ進み、公転センサー(フォトセンサー)311の信号を基準として公転モーター326を所定回転角回転した後に停止させる。
【0044】
ステップ604で現像を行う場合には公転モータ326は現像スリーブ407と像担持体100と対向した位置で停止し現像カートリッジ104は移動しない。ステップ605で現像モーター325を矢印A方向と逆方向に回転し、前述した動作でもってセンサーレバー335を図10において軸342を中心に時計回りに回転して遮光部材335bで遮光して現像センサー336をオンからオフへの切り替りを基準として所定回転角回転の後に現像モーター325を停止する。この現像モーター325の所定回転角の矢印Aと逆方向の回転により、カムギアB333が回転してカム340はカムフォロワ337aを押してレバーユニット337をねじりコイルばね344のばね力に抗して軸341を中心に揺動させドッグ337bを前進して、ドッグ337bはカルーセル103側の駆動連結部材314を圧縮コイルばね343のばね力に抗して前進し、カルーセル側軸継手314aと現像カートリッジ104の軸継手410aを連結する。同時に現像モーター325の所定回転角の矢印Aと逆方向の回転により、ギア322からカムギアC420に伝えられる回転でもって、端面カム421のカムトップにより引き込まれていた状態の接点ピン426は端面カム421のリフト0の位置へカムフォロワ423aが図14のように進み得るので接点ばね425は接点ピン426及び解除部材423をばね力で押して前進し接点ピン426をカルーセル側接点428に圧接する。
【0045】
上記動作の後にステップ605で現像モーター325を矢印A方向に回転すると、ギア324,323,322,321、軸320、ギア319,318,317,314bと回転が伝わり、駆動連結部材314,410は回転し現像スリーブ407が回転する。ここで現像が行われる。
【0046】
ステップ606で現像スリーブ407による現像が終ると、現像モーター325は逆転して矢印Aとは逆方向に回転し、現像センサー336はオンからオフへの信号の切り替わりを基準として所定の回転角回転して停止させる。これによって、レバーユニット337のドッグ337bはカルーセル103の駆動連結部材314から離れ、この駆動連結部材314は圧縮コイルばね343のばね力で現像カートリッジ104の駆動連結部材410から後退し、軸継手314a,410aは離間する。同時にカムギアC420が回転され端面カム421はカムフオロワ323を後退させ解除部材423を接点ばね425のばね力に抗して後退させるので接点ピン426はカルーセル側接点428から離れる。
【0047】
ステップ607で公転モーター326を回転して公転センサー311の信号を基準として所定回転角回転後に停止させることにより、カルーセル103の割出し回転を行う。
【0048】
この実施の形態によれば現像カートリッジを像担持体に対向する停止した状態において、1つのモーターで現像カートリッジの切り替え機構によって、現像スリーブの現像のための回転と、現像カートリッジへの駆動力の入力部の駆動連結部材の係脱を行える。また更に同モーターでカルーセルの接点と装置本体の現像用高圧電源につらなる接点の離接を同時に行うことも可能である。駆動力連結部材410とドッグ337b、現像バイアスを加えるための接点ピン426とカルーセル側接点428が夫々離れた状態で像担持体100の前を現像スリーブ407が通過し得るので現像カートリッジ104の切り替えが円滑で静かにに行われる。
【0049】
(感光体ドラムへの現像スリーブの加圧機構)
図19〜図27を用いて感光体ドラム100への現像スリーブ407の加圧機構について説明する。図19において現像モーター325の駆動はカムギアA332に伝達される。該カムギアA332はカルーセル103の中心に設けられた前記センターシャフト308に固定されていて一体で回転可能に設けられる。ここて前記センターシャフト308はその両端を本体ステー700,701に固定された前記軸受304,306に回転自在に支持されている。軸受304,306に固定されたセンターステーユニット309の内側には加圧部材500、加圧カム501および502、加圧ばね503により構成される加圧機構が2組設けられる。加圧部材500はセンターステーユニット309の不図示の直線ガイドに図21の図示矢印B方向に移動自在に嵌合している。センターシャフト308は加圧部材500に設けた矢印B方向の長穴500a中を挿通していて、センターシャフト308が加圧部材500と干渉しないようになっている。加圧カム501,502は偏心カムであってセンターシャフト308の中間の角形断面をした部分に嵌合している。図23に示すように加圧部材500に設けたばね掛け500bには加圧カム501,502のほぼ半周を圧するように巻きつけた引張りコイルばねである加圧ばね503の両端が係止されている。
【0050】
センターシャフト308が回転するとセンターシャフト308の位相に応じて、前記加圧カム501,502が回転され、該カム501,502と前記加圧部材500間に掛けられた加圧ばね503のばね力で加圧部材500は前進した図21、図23の加圧状態と後退した図20、図24の待避状態の切り替えが可能に構成される。ここで、現像カートリッジ104はカルーセル103に搭載された状態で、両端の前記揺動中心部材401,402を中心に揺動可能であり、前記加圧部材500により、その長手方向の両端部の加圧力受け部63aを加圧される。図20は像担持体100と現像スリーブ407の離間状態を、図21は加圧当接状態を示す。このようにして、現像カートリッジ104の前述した揺動離間動作と現像駆動連結解除および現像接点当接解除が連動される。
【0051】
(現像カートリッジ(現像装置))
次に前記感光体ドラム100に形成した潜像を現像するための現像カートリッジの構成について詳細に説明する。
【0052】
この画像形成装置はフルカラー画像を形成するために、マゼンタm、シアンc、イエローy、ブラックbの各色の現像を可能とするために4個の現像カートリッジ104(104m,104c,104y,104b、アルファベットはトナー色を示す)を有する。この現像カートリッジ104は、図30、図31に示すように、軸受304(306)を中心として回転するカルーセル103にそれぞれ取り外し可能に装着されている。そして画像形成に際しては、各現像カートリッジ104がカルーセル103に保持された状態で軸受306(304)を中心に回転移動する。そして、所定の色トナーを収納している現像カートリッジ104が感光体ドラム100に対向した位置で止まる。更に、後述する現像スリーブが感光体ドラム100に対して微小間隔(約300μm程度)をもって対向するように位置決めされた後、感光体ドラム100の静電潜像に対応してトナーを供給して前記潜像を現像する。
【0053】
カラー画像形成時には、図18に示す中間転写ユニット105の1回転毎にカルーセル103が回転して、マゼンタ色トナーを収納しているマゼンタ現像カートリッジ104m,シアン色トナーを収納しているシアン現像カートリッジ104c,イエロー色トナーを収納しているイエロー現像カートリッジ104y,ブラック色トナーを収納しているブラック現像カートリッジ104Dの順で現像工程がなされる。尚、ブラック色トナーは磁性トナーであり、その他の色トナーは非磁性トナーである。
【0054】
図2は現像カートリッジ104(例えばイエロー現像カートリッジ104y)が像担持体である感光体ドラム100(不図示)に対向した現像位置に位置決め静止している状態を示している。既に述べたようにこの現像カートリッジ104yは、前記感光体ドラム100にトナーを供給するトナー担持体である現像スリーブ407と、該現像スリーブ407に供給するトナー(現像剤)を収納する現像剤収納部408を有する。また、現像スリーブ408を支持するための、複数のフレームを結合したカートリッジフレーム63と、現像スリーブ407を露出させるための、このカートリッジフレーム63に設けられた開口を開閉可能なシャッター405を有している。更に、前記現像剤収納部408内には現像剤撹拌部材412が設けてある。
【0055】
ここで、新規現像カートリッジ104には、前記現像剤収納部408内に収納されているトナーが漏れ出ないように、トナーシール27が取り付けられている。そこで使用者は、新規現像カートリッジ104を装置本体114に装着するのに先立って、前記トナーシール27を引き剥して現像剤収納部408を開封する。これによって現像剤収納部408内のトナーは現像スリーブ407へ供給可能となる。
【0056】
さて、装置本体114から駆動力を得て、前記現像撹拌部材412が回転して現像剤収納部408内のトナーを現像スリーブ407に送り込む。現像スリーブ407はアルミニウムローラを回転可能にしたものであり、この現像スリーブ407の周面には現像ブレード411が圧接している。このため、現像スリーブ407が図2の時計回り方向へ回転すると、その周面にトナーが薄層塗布され、且つ該トナーへ電荷が付与(摩擦帯電)される。
【0057】
そして、潜像が形成された感光体ドラム100と対向した現像スリーブ407に装置本体114から供給された現像バイアスを印加することにより、潜像に応じてトナー画像を感光体ドラム100上に形成することができる。
【0058】
尚、前記構成及び現像工程はマゼンタ現像カートリッジ104m、シアン現像カートリッジ104c、イエロー現像カートリッジ104y、ブラック現像カートリッジ104bは共に同一である。また、各現像カートリッジ104の各現像スリーブ407は、それぞれの現像カートリッジ104が現像位置に移動されたときに、画像形成装置本体114に設けられた各色現像用高圧電源及び駆動源と接続され、各現像カートリッジ104毎に順次選択的に現像バイアス電圧が印加されると共に、駆動力が伝達されて現像スリーブ407等が回転する。
【0059】
図2に示す現像カートリッジ104yはマゼンタ現像カートリッジ104m、シアン現像カートリッジ104c、及びイエロー現像カートリッジ104yは同構成である。これらの色現像カートリッジ104m,104c,104yは何れも現像スリーブ407の周面と互いに逆方向に移動する周面を持つ塗布ローラ403をカートリッジフレーム63に回転自在に備えている。
【0060】
ブラック現像カートリッジDbは塗布ローラを有しない。そして現像スリーブ407へはトナーが現像スリーブ407の内部に組み込んだマグネット(図示されない)の磁力及び付着力で付着し現像スリーブ407の周面に接する現像ブレード411によってトナーの層厚を規制されると共に摩擦帯電電荷がトナーに生ずるようになっている。
【0061】
(現像カートリッジの画像形成装置本体への装着)
次に、前記現像カートリッジ104を画像形成装置本体114へ装着するための構成について説明する。図18に示すように、画像形成装置本体114の所定位置には現像カートリッジ104の長手方向以上の幅を有する挿入口17が設けてあり、この挿入口17にドア18が開閉可能に取り付けてある。尚、通常はドア18によって挿入口17を閉鎖している。
【0062】
また、装置本体114には現像装置交換スイッチ(図示せず)が設けてある。そこでトナーの消耗等の理由によって現像カートリッジ104を交換する際に使用者が前記スイッチを押すと、カルーセル103が図5に示す固定の軸受304、306上で回転して交換したい色の現像カートリッジ104の1つが前記挿入口17の位置まで移動する。カルーセル103は各現像カートリッジ装着部14の外周が開放されて現像カートリッジ104が放射方向へ出入りできる開口を有する。
【0063】
使用者が前記ドア18を開くと、図38に示すように画像形成装置本体114内の片側には現像カートリッジ104の装着手段を構成するガイド59がカルーセル103の周方向を等配して4箇所に設けられている。一方、現像カートリッジ104のシャッター405には、図4、図32〜図34に示すように、直線状のガイド部406が設けてある。そこで使用者がこのガイド部406を前記ガイド59に沿わせて挿入することにより、現像カートリッジ104を画像形成装置本体114に挿入することができる。尚、前記ガイド部406は、現像カートリッジ104の長手方向(現像スリーブ407の回転軸方向)の片側にのみ設けられている。したがって前記ガイド59もカルーセル103の一方の側板302の内壁面にのみ設けられている。また、カルーセル103の長手方向の両方の側板302,303の内壁面には円弧リブ26a,59eが設けられ、現像カートリッジ104の長手方向両側面にはこの円弧リブ26a,59eで構成された保持部312,313内に嵌合する突出した揺動中心部材401,402が設けられている。
【0064】
ここで現像カートリッジ104は、現像スリーブ407の長手方向と交差する方向から前記現像スリーブ407を前方(図18において装着後に現像スリーブ407が感光体ドラム100に対向可能な方向)にして把手63e(図33参照)を手で把んでカルーセル103に進入される。
【0065】
そして現像カートリッジ104を前記の如くして装置本体114へ挿入したシャッター405が不動に支持された後、使用者が現像カートリッジ104を揺動中心部材401,402を中心に回転させることによって、シャッター405が開いて現像スリーブ407がカートリッジフレーム63から露出して感光体ドラム100と対向し、現像可能な状態に装着される。
【0066】
ここでカルーセル103の各装着位置に装着された現像カートリッジ104は、図37に示すようにカルーセル103の他方の側板301内壁面に設けられたガイド26の円弧形リブ26aに囲まれた中に位置する球面状の押し付け部材26bによって長手方向へ付勢させる(駆動連結部材410の設けられている側へ付勢される)。この押し付け部材26bはばね(図示せず)によって長手方向へ弾性的に図37の紙面の表側から出る方向へ付勢されている。そして現像カートリッジ104は、駆動側に付勢される。したがって現像カートリッジ104は、現像スリーブ407の長手方向において、駆動連結部材410の設けられている側を基準にしてカルーセル103(装置本体114)に装着される。
【0067】
ここで、前記現像カートリッジ104の構成を図3、図4、図34〜図36を用いて詳細に説明する。尚、図34は現像カートリッジ104の斜視図であって、シャッター405等を取り外した状態を示している。また、図3、図4はシャッター405が閉じられた状態の現像カートリッジ104の両側面図、図35、図36はシャッター405が開かれた状態の現像カートリッジ104の両側面図である。
【0068】
図34に示すように、現像カートリッジ104のカートリッジフレーム63には長手方向にわたって開口部63bが形成してあり、現像スリーブ407は前記開口部63bから露出するようにカートリッジフレーム63に取り付けられている。そして、カートリッジフレーム63の長手方向一側面63hの略中央には揺動中心部材401がカートリッジフレーム63と一体的に形成されている。この揺動中心部材401は、後述するように現像カートリッジ104を画像形成装置本体114に挿入するときのガイド、及び、現像カートリッジ104の装置本体114への着脱の際の回動中心となるものである。また、揺動中心部材401は二面幅部63c1を有する円筒状に形成されている。
【0069】
またカートリッジフレーム63の長手方向他側面63iの略中央には揺動中心部材402が、カートリッジフレーム63に取り外し可能に取り付けられている(尚、図34では取り外した状態を示している)。この揺動中心部材402は側面63iに設けた穴(図示せず)に差し込み部63g1を差し込むことによってカートリッジフレーム63に取り付けられる。尚、差し込み部63g1の先端に逆爪状の部分(図示せず)を有しており、カートリッジフレーム63に前記逆爪部分が係合することによって揺動中心部材402はカートリッジフレーム63に取り付けられる。また現像カートリッジ104がカルーセル103の装着位置に装着された際に、この揺動中心部材402の先端面63g2がカルーセル103の側板301から弾力で突出する前述した押し付け部材26bに押される。したがって現像カートリッジ104は側面63hの方向(図34における矢印Qの方向)へ押される。そこで現像カートリッジ114は、駆動連結部材410の設けられた側面63hを基準にしてカルーセル103(装置本体114)に装着される。
【0070】
また現像スリーブ407の両側端には、現像スリーブ407の半径よりも現像隙間だけ半径の大きなスペーサコロ12a,12bが取り付けられている。したがって、現像位置において、加圧部材500(図23、図24参照)によってスペーサコロ12a,12bが感光体ドラム100の周面に押し付けられることによって、現像スリーブ407と感光体ドラム100は所定の間隙を維持する。
【0071】
また、図34に示すように現像ブレード411は、現像スリーブ407に摺擦するゴムブレード411aを板金16aに固定してなり、板金16aを小ねじ16bによってカートリッジフレーム63に取り付けられている。
【0072】
また、現像カートリッジ104の一側面63hには、ロック部材71が取り付けられている(但し、図34では取り外した状態で示している)。前記ロック部材71は、前記現像手段としての現像スリーブ407の長手方向において前記一端側に設けられた前記カートリッジフレーム63の一側面63h部分に取り付けられており、前記シャッター405の端壁64eに設けられたシャッター係合凹部64tと係合するロック係合部71bと、前記ロック係合部71bを支持する支持部71aと、前記カートリッジフレーム63の一側面63hに取り付けられている取り付け部71c、71dと、を有している。尚、63j1,63j2は側面63hに設けた穴であって、前記取り付け部71c,71dが差し込まれている。そして、前記ロック部材71はプラスチック製の一体成形物であって、装着位置に装着する過程で、前記ロック部材71の一部分であるアーム部71gが装置本体114(カルーセル103)に設けられた固設部分と接触することによって前記支持部71aが撓んで前記ロック係合部71bがシャッター係合凹部64tから外れて前記シャッター405のロックを解除する。
【0073】
尚、現像カートリッジフレーム63の長手方向一側面63hにのみ、図3、図4、図32、図33、図34、図36などに示すように、半球状の嵌合部である突起63dが設けてある。そして、シャッター405にもこれに対応した位置に突起63dが嵌合し得る嵌合部である孔64uが設けてある。このため、シャッター405が閉じた状態では前記突起63dが孔64uに嵌まり込んでいるために、前記のようにシャッター405のロック部材71によるロックが解除されても、シャッター405に対して現像カートリッジフレーム63が不安定な位置に回転してしまうことはない。
【0074】
さらに前記カートリッジフレーム63の一側面63hと他側面63iには、夫々後述する姿勢決めボス404及びばね受け部63k(63k1,63k2)が突出している。
【0075】
また図3に示す通り、73はトナーシール引き抜き把手であって、前述したトナーシール27を引く抜く際に用いられる。
【0076】
(シャッター)
次に、シャッター405について説明する。
【0077】
図34に示すように、シャッター405の長手方向両側壁64e,64fには丸孔64aが設けてあり、この丸孔64aが前記揺動中心部材401,402に嵌合することによってカートリッジフレーム63にシャッター405が回動可能に取り付けられる。そして、図33に示すように、シャッター405が閉じると開口部63bが閉じられて現像スリーブ407がシャッター405によって覆われる。現像カートリッジ104は装置本体114から取り外されている状態にあってはシャッター405が閉じているために、現像スリーブ407に埃等が付着することはなく、また現像スリーブ407等が傷つくこともない。また、現像カートリッジ104内に異物が侵入することもない。
【0078】
上述のロック部材71の支持部71aは溝71fを設けることによって取り付け部71c,71dを設ける側を根本側として片持状にして弾性変形可能としてあり、この支持部71a先端にロック係合部71b及びロック解除用のアーム部71gを設けてある。上記取り付け部71cは長手方向の円筒形であって取り付け穴63j1に嵌合する。また取り付け部71cの回りに設けた二箇所の取り付け部71dは長手方向へ突出する角形ダボであって夫々逆爪(不図示)を有し取り付け穴63j1回りに設けた角形の取り付け穴63j2に嵌入することによりロック部材71はカートリッジフレーム63の側面63hに取り付けられる。
【0079】
そして、図36に示すようにシャッター405が開いた状態においてロック係合部71b先端はシャッター405の側壁64eの穴64aと同心の円弧部を有するカム縁64n上にあり、シャッター405が閉じると、図4に示すようにロック係合部71bがシャッター405のカム縁64nに設けた係合凹部64tに係合してシャッター405は閉鎖状態でロックされ、不用意に開いてしまうことがない。
【0080】
そして現像カートリッジ104を画像形成装置本体114に装着するときに前記ロックが後述するように自動的に解除され、且つ、シャッター405が開くようになっている。
【0081】
(現像カートリッジの着脱)
次に、現像カートリッジ104を装置本体114へ装着する工程、及び、装置本体114に位置決めする工程について、図39〜図43を用いて具体的に説明する。
【0082】
図38に示すように、カルーセル103の一方の側板302の内壁面に設けた支持部材としてのガイド59は上方へ向って開いて傾斜した傾斜部59aからなるガイド挿入部59b、略平行な直線リブ59cからなる突出部挿入部59d、円弧リブ59eからなる支持部材としての保持部313、及び、前記円弧リブ59eに連なる略平行な直線リブ59gからなるガイド部挿入部59hを有している。また、他方の側板301内壁面にはガイド26が設けられている。
【0083】
図37、図38に示すようにカルーセル103を支持する軸受304,306にはカルーセル103の長手方向一方端の側板301の内壁面及び他方端の側板302の内壁面の近くにスライドロック部材504が移動自在に設けられている。図39に示すようにスライドロック部材504は軸受306の中心と現像カートリッジ104の着脱位置における円弧リブ59eの中心を結ぶ直線を対称に、この直線に平行に設けたガイド部10dに移動自在に嵌合している。このガイド部10dと平行にスライドロック部材504には長穴10a1が設けられ、この、長穴10a1には軸受306に支持されたセンターシャフト308が嵌合しており、図39のようにスライドロック部材504の先端円弧面10eが軸受306の外周に連続して一つの円となる位置と、後退して図42に示すように軸受306に先端円弧面10eを底とする凹部10fを形作る位置をとるようになっており、前記ガイド部10dの底とスライドロック部材504の後端との間には圧縮コイルばね10bが縮設されている。スライドロック部材504の先端円弧面10eの幅(軸受306と円弧リブ59e夫々の中心を結ぶ直線に直交し、図43の紙面に平行な寸法)は後述の作用で現像カートリッジ104が現像カートリッジ装着部へ装着された状態で現像カートリッジ104の姿勢決めボス404が先端円弧面10e上にある大きさとなっている。
【0084】
そして現像カートリッジ104を装置本体114へ挿入する際には、使用者は先ず、シャッター405に設けたガイド部406及び揺動中心部材401をガイド挿入部59bにガイドさせながら挿入する(図39参照)。
【0085】
更に現像カートリッジ104を挿入すると、図40に示すように、ガイド部406がガイド部挿入部59hに進入すると共に、現像カートリッジ104の長手方向一側端に設けられた揺動中心部材401が突出部挿入部59dの直線リブ59c間の直線部分に入り込む。この揺動中心部材401は円筒を直線リブ59cと平行な角度で一部直線的にカットして二面幅とした二面幅部63c1を有しており、これが嵌合する2本の直線リブ59cは前記二面幅63c1が平行に移動する方向にのみ通過可能な幅(図38においてW1を示す)を有している。そのため、二面幅部63c1が直線リブ59cに嵌合して挿入されて、現像カートリッジ104は所定の角度(姿勢)を保って装置本体114内へ挿入されていく。
【0086】
そして、図41に示すように、揺動中心部材401が円弧リブ59eに至るまで挿入されると、2箇所の傾斜部59aのうち一方の先端がシャッター405をロックしているロック部材71のアーム部71gに当接し、これを図41に示す通り上方へ押し上げる。これによって支持部71aは弾性変形してロック係合部71bがシャッター405の係合凹部64tから抜け出るため、シャッター405のロックが解除される(即ち本実施の形態においては、前記傾斜部59aは前記ロック部材71のロック解除機能も兼ねている)。この状態でシャッター405はカートリッジフレーム63に対して回動可能な状態となる。また、前記円弧リブ59eは円筒状の揺動中心部材401が回転可能な半径を有しており、現像カートリッジ104は保持部313に嵌合した円筒状の揺動中心部材401を中心にして回動可能な状態となる。
【0087】
一方、現像カートリッジ104の他側面63iに設けた揺動中心部材402は、図37に示すガイド26の傾斜部26cにガイドされてガイド挿入部26dに侵入する。更に現像カートリッジ104を挿入すると、前記一側面63hに設けた揺動中心部材401の場合と同様に、揺動中心部材402は二面幅部63g3(図34参照)が平行する対向面となる駆動側の直線リブ59cと平行な二つの直線リブ26e間に嵌合して挿入されて、現像カートリッジ104は所定の角度(姿勢)を保って装置本体114内へ挿入されていく。そして、揺動中心部材402が円弧リブ(嵌合部)26aで形成された保持部312に至るまで挿入する。ここで、前記円弧リブ26aは揺動中心部材402が回転可能な半径を有している。したがって、現像カートリッジ114は、カートリッジフレーム63の長手方向の一側端は揺動中心部材401を支持部材としてのガイド59の円弧リブ59cに支持されて、また、他側端は揺動中心部材402を支持部材としてのガイド26の円弧リブ26aに支持されて、両揺動中心部材401、402を中心にして揺動可能にカルーセル103に支持される。
【0088】
尚、上述の現像カートリッジ104のカルーセル103への装着に当り夫々のカートリッジ装着部14m,14c,14y,14bへ誤りなく現像カートリッジ104m,104c,104y,104bを装着するため図30に示すように各現像カートリッジ104の長手方向で互に異なる位置においてシャッター405に駒64C(例えばシアン現像カートリッジ104cの場合)を設け、カルーセル103のステー303cの溝11c1に駒64Cを丁度嵌合するようにしてある。他の現像カートリッジも同様である。
【0089】
次に、図41に示す状態で使用者がカートリッジフレーム63の把手部63eを手で押すと、シャター405はガイド部406がガイド部挿入部59hに挟まれているために固定されているが、カートリッジフレーム63は円筒状の揺動中心部材401が円弧リブ59e内で回転可能であり、また、揺動中心部材402が円弧リブ26a内で回転可能であるから、前記半球状の突起63dがシャッター64の孔64uを乗り越えて所定位置まで回転する(図41の矢印X方向)。前述した通り本実施の形態にあっては、シャッター405に挿入ガイド部406が設けてあるために、シャッター405を固定状態にしてカートリッジフレーム63を容易に回転させることができる。そして、所定位置まで回転すると、後述する位置決め手段によってカートリッジフレーム63が位置決めされ、現像カートリッジ104が装着される。
【0090】
図41で示した状態の現像カートリッジ104を矢印X方向へ回転させる際に、カートリッジフレーム63の長手方向両側面63h,63iに設けられた姿勢決めボス404が、図41においてスライドロック部材504の円弧部10eの右側へ接して左方へ移動し、カルーセル103を支持する装置本体114に固定された軸受306(304)に設けられ、圧縮コイルばね10bで付勢されて軸受306(304)の直径をわたるガイド部10dに移動可能に嵌合しているスライドロック部材504を押し下げる(図42参照)。尚、スライドロック部材504はガイド部10dに平行な長穴10a1が軸受306(304)に支持されたセンターシャフト308に嵌合していて限定的にスライド移動可能である。即ち、センターシャフト308が長穴10a1の一方端に当接した状態でスライドロック部材504の先端円弧面10eが軸受306(304)の外周と同一面となって軸受306(304)と外周と先端円弧面10eとで一つの円筒面となっている。
【0091】
そして図43に示すように、更にカートリッジフレーム63を回転させると、姿勢決めボス404はスライドロック部材504の円弧部10eの中央を越えて左方へ移動しカートリッジフレーム63の長手方向両側面63h,63iに設けられたばね受け部63kがカルーセル103の両端部に一端を支持して設けた圧縮コイルばねの加圧ばね507によって加圧される。これによってカートリッジフレーム63は矢印Y方向(図43参照)へ回転する力が加えられる。しかし両姿勢決めボス404がカルーセル103の軸受306(304)に設けたスライドロック部材504突き当たっていて加圧ばね507が揺動中心部材401、402を中心にしてY方向へ回転しようとする回転力よりも加圧ばね10bがY方向と逆方向へ回転しようとする回転力が大きいのでカートリッジフレーム63の姿勢は図43に示す装着位置で安定する。
【0092】
すなわち、現像カートリッジ104はカルーセル103の所定の装着位置に装着される。
【0093】
尚、11jはカルーセル103に設けたガイド部であって、姿勢決めボス404をガイドする。
【0094】
これにより、カートリッジフレーム63に対してシャッター405が開いて現像スリーブ407が露出し、感光体ドラム100と対向可能となる。そして、この装着に際しては前記のように前記半球状の突起63dがシャッター405の孔64uを外れるときのクリック感により使用者は、現像カートリッジ104の回転開始位置を認識することができる。
【0095】
ここで、一端側の揺動中心部材401の円筒部63c2の直径は二面幅部63c1間の距離よりも大きいために、揺動中心部材401が円弧リブ59eの位置で回転した状態では、揺動中心部材401が直線リブ59c間から抜け出ることはない。
【0096】
同様に他端側の揺動中心部材402の円弧リブ26aに嵌合する円筒部63g4の直径は二面幅部63g3間の距離よりも大きいために、揺動中心部材402が円弧リブ26aの位置で回転した状態では、揺動中心部材402が直線リブ26e間から抜けでることはない。
【0097】
一方、現像カートリッジ104を画像形成装置本体114から取り出すときは使用者が前述した場合とは反対方向へカートリッジフレーム63を回転させると、二面幅部63c1が直線リブ59cと平行になると共に、シャッター405が閉じる。このとき前述と同様に半球状の突起63dが孔64uに入り込むときのクリック感により、使用者は現像カートリッジ104の回転終了位置(着脱位置)を認識することができる(図41参照)。この状態で現像カートリッジ104を装置本体114から引き抜くと、図40に示す通りの状態となって、ロック部材71の支持部71aが弾性復帰し、ロック係合部71bがシャッター64の係合凹部64tに入り込む。これによってシャッター405が自動的にロックされる。
【0098】
上記のように現像カートリッジ104にシャッター405を設けることにより、現像スリーブ407に埃が付着することを防止することができ、また、このシャッター405にロック機構を設けたために前記シャッター405が不用意に開いてしまうことを防止し得る。
【0099】
また前記シャッター407は、画像形成装置本体114に挿入する際には閉鎖状態を維持するために挿入途中で現像スリーブ407が傷つくことはない。また従来のように現像カートリッジを挿入する前に使用者が手でもって現像スリーブ保護部材等を取り外すような手間がかからない。
【0100】
更に、現像カートリッジは画像形成装置本体に装着する際に、自動的にシャッターロックが解除され、且つ、挿入後回転させるだけでシャッターが開放して現像スリーブが感光体ドラムと対向して装着が完了するために装着操作性が向上する。
【0101】
現像カートリッジ104を装着されたカルーセル103が図9、図10に示す公転モーター326により付勢されて回転する際、姿勢決めボス404は軸受304、306の外周又はスライドロック部材504の円弧部10eにカルーセル103に備える加圧ばね507のばね力で加圧されていて、現像カートリッジ104はカルーセル104の中心に対する姿勢を変えることなく回転する。そして姿勢決めボス404が軸受304、306又はスライドロック部材504の円弧部10e上にあると、現像カートリッジ104は揺動中心部材401、402を中心にして回動しないし、揺動中心部材401、402は円弧リブ59e、26aから円弧リブ59e、26aの放射方向へは移動できないから、カルーセル103回転中は現像カートリッジ104はカルーセル103から外れない。
【0102】
図18に示すように装置本体114の外装カバーの一部に現像カートリッジ着脱用ドア18が支点18aを中心に開閉可能に設けられている。また、レバー部材655が支点656を中心に回転可能に設けられ、該レバー部材655は図示しないばねにより、図の矢印方向に引っ張られている。ここで、前記ドア18には現像カートリッジ104を出入りさせる挿入口(開口部)を開閉する部分から支点18aを境に反対側へ延出した後端部に押し下げ部654が形成されており、前記ドア18が開かれると、該押し下げ部654が前記レバー部材655を押し下げ、さらに、該レバー部材655が支点652でもってカルーセル103に枢着されたカルーセルカバー651(図20参照)を他端651aを押し下げることで、カルーセルカバー651は前記ドア18の開動作に連動して開く。また、カルーセルカバー651には図示しないばねがこのカバー651を閉状態にする方向に設けられており、前記ドア18が閉じられると、それに連動して、カルーセルカバー651も閉じられる。また、カルーセルカバー651は、目視できるように各カートリッジ装着部14m,14c,14y,14bに夫々収納される現像カートリッジ104の色に対応した着色または、シール等による色付けがなされる。
【0103】
上記カルーセルカバー651は現像カートリッジ104の少くとも把手63eを覆って且つ現像カートリッジ104の長手方向全長を越えて、長手方向の両端部はカルーセル103の側板301、302の外周に重なっている。またカバー651の先端651bはカートリッジフレーム63に接近し、長手方向全長にわたりカルーセルカバー651と現像カートリッジ104間から飛散トナーが把手63e側に付着しないようにしてある。なお、本例ではカルーセルカバー651の先端651bに近い中間部651cをカルーセル103のカートリッジ装着部14へ向って突形とした断面とし、現像カートリッジ104の把手63eの短手方向一端側に接触するようにしている。
【0104】
カルーセルカバー651はカルーセル103と一体的に回転する。そのため、感光体ドラム100の前をカルーセルカバー651が通過する際は感光体ドラム100前面を通過させるようにカルーセル103の外周に沿わせてある。
【0105】
(現像カートリッジの装着方向)
図28、図29において現像カートリッジ104のカルーセル103への装着方向の説明をする。図28は現像カートリッジ104がカルーセル103に装着された状態、図29は現像カートリッジ104がカルーセル103に装着される状態をしめす。図29において、装着時に現像スリーブ407の開放部分が下方をむく551の挿入方向は挿入時のトナーの落下の可能性が高い。また、図29において、現像カートリッジ104の挿入方向552,553で装着すると、図28において、556,557の装着状態でも同様に現像スリーブ407の開放部が下方をむくために、現像剤落下の可能性が高い。そのために、本発明では図29の550の方向から装着し、現像スリーブ407を露出する開口部63b(図34参照)が左上を向く図28の554の状態を装着状態としてある。そして、図28においてカルーセル103が時計回りに90度回転すると555の状態で現像スリーブ407が感光体ドラム100と対向した位置となり、現像スリーブ407を露出している開口部63bは右上を向く。
【0106】
本実施例によれば、複数の現像カートリッジが電子写真感光体ドラムの回転中心軸に対して平行な軸を中心として回転可能に装置本体に設けられた回転型の現像カートリッジ切り替え機構に着脱可能に搭載され、該現像カートリッジ切り替え機構を回転させ、その停止位置を切り替えることにより、電子写真感光体ドラムに対向する現像カートリッジを切り替え、多色画像を現像する電子写真画像形成装置において、現像カートリッジ切り替え機構内において両端部に電子写真感光体ドラムの回転中心軸と平行な中心で揺動可能となる突出した回転中心部材と回転中心部材から半径方向に離れた姿勢決め部材を有する現像カートリッジの前記回転中心部材に対して垂直な方向から回転中心部材を挿脱可能で回転中心部材を揺動可能に支持する保持部と、現像カートリッジを保持部を中心に揺動することにより姿勢決め部材をロックするロック部材と、を有することとしたことにより、現像カートリッジ切り替え機構の剛性向上、現像カートリッジの現像カートリッジ切り替え機構への位置決め精度の向上が図れ、画質の安定、騒音の低下に効果がある。
【0107】
また、現像カートリッジはその現像剤担持体およびその周辺部を覆うシャッターが設けられており、現像カートリッジ単体ではシャッターが現像剤担持体を覆った状態で扱われる。ここで、現像カートリッジの回転中心部材の回りの揺動操作により、現像カートリッジのシャッターの開および現像カートリッジの現像カートリッジ切り替え機構への装着ロックを行うことで、シャッターの開閉と現像カートリッジの着脱操作が一つの動作で行うことができ、操作性が向上する。また、シャッターを開けた状態で、現像カートリッジを使用者が取り扱うことがなく、同様に操作性が向上する。
【0108】
ここで、現像カートリッジの揺動操作により、現像カートリッジの電気接点部と現像カートリッジ切り替え機構の電気接点部が当接されることで、現像カートリッジ単体状態では現像接点を上記シャッターで隠すことが可能となり、不用意に接点部を触ることがなく、信頼性の向上に効果がある。
【0109】
また、現像カートリッジのシャッターは現像カートリッジ切り替え機構の内部に収納されるので、シャッターが現像剤により、汚れることがなく、現像カートリッジを現像カートリッジ切り替え機構から取り出した際に、現像剤による汚れを少なくでき、操作性の向上となる。
【0110】
また、現像カートリッジは現像カートリッジ切り替え機構に対して略上方より装脱着されることで、現像カートリッジの現像カートリッジ切り替え機構への装脱着時に現像剤のこぼれによる汚れを防止でき、操作性の向上につながる。
【0111】
現像カートリッジの着脱時に開閉可能であり、現像剤担持体露出部以外を覆うカバーを各現像カートリッジ毎に設けることにより、各現像カートリッジ外部への現像剤の付着を防止でき、操作性の向上に効果がある。
【発明の効果】
以上、本発明によれば、現像カートリッジ切り替え機構の剛性向上、現像カートリッジの現像カートリッジ切り替え機構への位置決め精度の向上が図れ、画質の安定、騒音の低下に効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し
【図1】現像カートリッジの平面図である。
【図2】現像カートリッジの縦断面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】カルーセルを一部透視して見る縦断面図である。
【図6】カルーセルの一端側を内部側より見る側面図である。
【図7】カルーセルの他端側を内部側より見る側面図である。
【図8】カルーセルの駆動側の側面図である。
【図9】現像カートリッジを駆動する駆動系統を一部断面で示す平面図である。
【図10】実施の形態1の現像駆動連結解除機構及び現像接点当接解除機構を説明するための装置本体側側面図である。
【図11】駆動連結解除機構の駆動連結部材の連結を示すカルーセルの半径方向から見る平面図である。
【図12】現像駆動連結解除機構の駆動連結部材の連結を示すカルーセルの半径方向断面で見る平面図である。
【図13】現像カートリッジ内の歯車列を示す側面図である。
【図14】現像接点当接解除機構のカルーセル半径方向断面図である。
【図15】現像接点当接解除機構のカルーセル半径方向断面図である。
【図16】現像駆動連結解除機構の制御ブロック図である。
【図17】現像駆動連結解除機構および現像接点当接解除機構のフローチャートである。
【図18】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図19】実施の形態2の現像駆動連結解除機構及び現像接点当接解除機構を説明するための装置本体側側面図である。
【図20】実施の形態2の揺動加圧機構の縦断面図である。
【図21】実施の形態2の揺動加圧機構の縦断面図である。
【図22】図20の揺動加圧機構の要部の平面図である。
【図23】図22の側面図である。
【図24】図22の側面図である。
【図25】センターステーユニットの軸心を含む縦断面図である。
【図26】図25の端部の軸直角断面図である。
【図27】図25の他端部の軸直角断面図である。
【図28】現像カートリッジの装着方向及び位置を説明するためのカルーセルの側面図である。
【図29】現像カートリッジの装着方向及び位置を説明するためのカルーセルの側面図である。
【図30】カルーセルの軸直角断面図である。
【図31】カルーセルの軸直角断面図である。
【図32】シャッターを開いた状態の現像カートリッジの斜視図である。
【図33】シャッターを閉じた状態の現像カートリッジの斜視図である。
【図34】シャッター回りを分解して略図で示す現像カートリッジの分解斜視図である。
【図35】シャッターが開いた状態の現像カートリッジの反駆動側側面図である。
【図36】シャッターが開いた状態の現像カートリッジの駆動側側面図である。
【図37】カルーセルの現像カートリッジ装着部の反駆動側の斜視図である。
【図38】カルーセルの現像カートリッジ装着部の駆動側の斜視図である。
【図39】現像カートリッジをカルーセルへ装着する動作を示す側面図である。
【図40】現像カートリッジをカルーセルへ装着する動作を示す側面図である。
【図41】現像カートリッジをカルーセルへ装着する動作を示す側面図である。
【図42】現像カートリッジをカルーセルへ装着する動作を示す側面図である。
【図43】現像カートリッジをカルーセルへ装着する動作を示す側面図である。
【符号の説明】
P…記録媒体
Q…付勢方向
U…プロセスカートリッジ
10a1…長穴 10b…圧縮コイルばね 10d…ガイド部 10e…先端円弧部 10f…凹部
11m1,11c1,11y1,11b1…識別形状部 11x…縁
12a,12b…スペーサコロ
14,14m,14c,14y,14b…カートリッジ装着部
16a…板金 16b…小ねじ
17…挿入口
18…ドア 18a…支点
26…ガイド 26a…円弧リブ 26b…押し付け部材 26c…傾斜部 26d…ガイド部挿入部 26e…直線リブ
27…トナーシール
59…ガイド 59a…傾斜部 59b…ガイド挿入部 59c…直線リブ 59d…突出挿入部 59e…円弧リブ 59g…直線リブ 59h…ガイド部挿入部
63…カートリッジフレーム 63a…加圧力受け部 63b…開口部 63c1…二面幅部 63c2…円筒部 63e…把手 63g1…差込部 63g2…先端面 63g3…カット部 63g4…円筒部 63h,63i…側面 63j1,63j2…穴 63k,63k1,63k2…ばね受け
64a…丸穴 64e,64f…側壁 64n…カム縁 64t…シャッター係合凹部 64u…孔 64Y,64M,64C,64B…駒
71…ロック部材 71a…支持部 71b…ロック係合部 71c,71d…取り付け部 71f…切り込み 71g…アーム部
100…像担持体(感光体ドラム)
101…光学ユニット
102…プロセスカートリッジ
103…カルーセル
104…現像カートリッジ(現像装置)104M…マゼンタ現像カートリッジ
104C…シアン現像カートリッジ 104Y…イエロー現像カートリッジ
104B…ブラック現像カートリッジ
105…中間転写体ユニット
106…中間転写体ベルト
107…駆動ローラ
108…1次転写部
109…2次転写部
110…給紙カセット
111…2次転写ローラ
112…搬送部
113…定着ユニット
114…装置本体
301…側板 301a…軸受ハウス
302…駆動側側板 302a…軸受ハウス 302b…ガイド部 302c…軸受
303…ステー
304…軸受
305…ボールベアリング
306…軸受 306a…ボールベアリング
307…ボールベアリング
308…センターシャフト
309…センターステーユニット
310…フラグ
311…フオトセンサー(公転センサー)
312…保持部
313…保持部
314…駆動連結部材 314a…軸継手 314b…ギア 314c…ピン
315…保持部材
316…ギア
317…ギア
318…ギア
319…ギア
320…軸
321…ギア
322…段付ギア 322a…大ギア 322b…小ギア
323…ギア
324…ギア
325…現像モーター
326…公転モーター
327…モーターギア
328…モーターギア
329…ワンウエイクラッチ
330…ギア
331…ギア
332…カムギアA
333…カムギアB
334…カム
335…センサーレバー 335a…カムフオロワ 335b…遮光部材
336…現像センサー
337…レバーユニット 337a…カムフオロワ 337b…ドッグ
337b1…カム面
338…ギア
339…シャフト
340…カム
341…軸
342…軸
343…圧縮コイルばね
344…ねじりコイルばね
345…矢印
346…ギア
347…ギア
348…段付ギア 348a…大ギア 348b…小ギア
349…ギア
350…中央演算処理装置CPU
351…ドライバー
352…ドライバー
353…矢印
355…軸受
401…揺動中心部材
402…揺動中心部材
403…塗布ローラ
404…姿勢決めボス
405…シャッターカバー
406…ガイド部
407…現像スリーブ
408…現像剤収納部
409…接点部材
410…駆動連結部材 410a…軸継手 410b…大ギア 410c…小ギア
411…現像ブレード
412…現像剤撹拌部材
420…カムギアC
421…端面カム
422…軸
423…解除部材 423a…カムフオロワ
425…接点ばね
426…接点ピン 426a…フランジ
427…ガイドブッシュ
428…現像カートリッジ切り替え機構の接点部材
429…接点ばね
430…スライド接点部材
500…加圧部材 500b…ばね掛け
501…加圧カム 501a…長穴
502…加圧カム 502a…長穴
503…加圧ばね
504…スライドロック部材
505,506…圧縮コイルばね
507…加圧ばね
651…カルーセルカバー 651a…他端 651b…先端 651c…中間部
652…支点
654…押し下げ部
655…レバー
656…支点
700…本体ステー
701…本体ステー 701a…固定軸

Claims (4)

  1. 複数の現像カートリッジが電子写真感光体ドラムの回転中心軸に対して平行な軸を中心として回転可能に装置本体に設けられた回転型の現像カートリッジ切り替え機構に着脱可能に搭載され、該現像カートリッジ切り替え機構を回転させ、その停止位置を切り替えることにより、前記電子写真感光体ドラムに対向する前記現像カートリッジを切り替え、多色画像を現像する電子写真画像形成装置において、
    前記現像カートリッジ切り替え機構内において設けられた保持部であって、前記現像カートリッジの長手方向における両端部に前記回転中心軸と平行に突出した揺動中心部材と、前記揺動中心部材から半径方向に離れた姿勢決め部材とを有する前記現像カートリッジの前記揺動中心部材に対して垂直な方向から前記揺動中心部材を挿脱可能で前記揺動中心部材を揺動可能に支持する保持部と、
    前記現像カートリッジを前記保持部を中心に揺動することにより前記姿勢決め部材をロックするスライドロック部材と、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 前記現像カートリッジ切り替え機構は、前記電子写真画像形成装置本体に前記電子写真感光体ドラムと平行に固定された円筒形の軸受部材であって、前記スライドロック部材が移動可能に設けられた軸受部材に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 前記スライドロック部材は前記軸受部材の半径方向にばね部材によって付勢され、前記現像カートリッジが前記保持部を中心に揺動する際、前記ばね部材の付勢力に抗して前記姿勢決め部材が前記スライドロック部材を押し下げることを特徴とする請求項2に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 前記スライドロック部材の先端は、前記スライドロック部材が前進した際、前記軸受部材の外周と同一円周上に位置することを特徴とする請求項2または3に記載の電子写真画像形成装置。
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