JP3869422B2 - 標識体及び標識体の設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、視線誘導等のために位置を標示する標識体及びその設置構造に関する。
視線誘導等のために位置を標示する標識体に関連する公知技術文献として特許文献1がある。特許文献1には、合成樹脂材料で中空に形成されたブロック本体の頂部に夜間視認機能を備えた標識体を設け、その標識体を再帰反射プリズム或いは電球を備えたものとすること、電球を備えた標識体とする場合に、標識体の頂面に設けたソーラーパネルで太陽光を受けてバッテリーを充電し、標識体の側面のLEDを夜間に発光することが記載されている。
特開平8−158324号
ところで、特許文献1の如く、標識体を単に再帰反射プリズムとした場合、車の前照灯等で標識体に光が照射されない時には視認することができず、夜間の視線誘導を確実に行うことができない。また、標識体をソーラーパネル・バッテリー・LEDを設けて発光する構成とした場合には、個々の標識体が非常に高コストとなり、更に、故障への対処や保守など維持コストも増大してしまうという問題がある。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであり、低コストで、昼間及び夜間に視線誘導等の位置を確実に標示することができる標識体及びその設置構造を提供することを目的とする。
本発明の標識体は、透明合成樹脂で形成された裁頭四角錐形の基台と、基台の底面に形成される蓄光層と、基台の少なくとも一側面に形成される反射層とを有することを特徴とし、好適には、基台の対向する二側面に形成される反射層と、該二側面とは別の基台の対向する二側面に形成される蓄光層とを有する構成とするとよい。
また、本発明の標識体の設置構造は、透明合成樹脂で形成された裁頭四角錐形の基台と、基台の底面に形成される蓄光層と、基台の少なくとも一側面に形成される反射層とを有する標識体を、該反射層が形成された側面を照明灯の照射側に向けて配置し、好適には反射層が形成された対向する二側面を照明灯の照射側に向けて配置し、該蓄光層と設置面との間に熱圧着部を形成して固設することを特徴とする。前記熱圧着は、例えば蓄光層と路面など設置面に塗設された白線など塗料層とで行う構成等とする。
尚、本発明の標識体やその設置構造には、開示された他の構成を追加したものや、部分的な構成を他の構成に変更したものや、部分的な構成を削除したものも含まれる。また、本発明の標識体は、車道や歩道等の舗装道路の位置標示以外にも、空港やヘリポートでの位置標示、山道や峠での位置標示、崖・岸壁・湾岸での位置標示、屋外或いは屋内の施設や駐車場での位置標示等に用いることが可能であり、更に、標識体を設置する箇所は舗装した道路の路面以外に、非舗装の道路・滑走路・壁面・縁石・道路の両端の所定箇所その他の適宜箇所とすることが可能であり、更に、標識体の用途は、運転者や歩行者の視線誘導、危険境界の標示、安全な位置の確認等とすることが可能である。
本発明の標識体は、透明合成樹脂の裁頭四角錐形の基台が太陽光等の照射光を表面反射やプリズム反射し、基台底面や基台側面の蓄光層で太陽光等の照射光を蓄光して基台の上面や側面から夜間等に徐々に光を放出するので、昼夜を問わず遠距離から明確に位置を標示することが可能であり、運転者や通行者の視線誘導等を確実に行うことができる。更に、基台の側面に反射層を設け、前照灯等の照射光を反射層で再帰反射することで、例えば車両等の乗物の接近に伴い、位置をより一層明確に標示することができる。更に、標識体を設置面と熱圧着で固設することにより、簡単な作業で効率的に設置することができる。更に、標識体はLEDやバッテリー等を用いない簡単な構成であることから、非常に低コストで製造することができ、故障が無く保守に要する労力やコストを低減することができる。
本発明の標識体やその設置構造を図に示す実施形態に基づき説明する。
実施形態の標識体1は、図1〜図3に示すように、アクリル樹脂などの透明若しくは半透明の合成樹脂で中実に形成された裁頭四角錐形の基台2を有する。基台2は例えば上面2cを8cm四方、底面2dを10cm四方、高さを2cm四方、tanθ=2として形成するが、上面及び底面の縦横の長さ、高さ、図3の底面2dと側面2a若しくは2bとの間の角度θは適宜設定して形成することが可能である。例えば角度θは約65度など15〜70度程度とすると好適であるが、0度<θ<90度の適宜の角度とすることが可能である。
斜め上方へ向かって幅狭となるテーパ状に形成された対向する2つの側面2a・2aには、アクリル樹脂等の集光性再帰反射フィルムであり長方形で透明の反射シート3・3が接着剤で各々貼設され、前記側面2a・2aとは別の斜め上方へ向かって幅狭となるテーパ状に形成された対向する側面2b・2bには蓄光層4・4が各々塗設されている。また、基台2の上面2cはそのまま基台2の合成樹脂が露出した状態になっており、底面2dには側面2bと同様に蓄光層4が塗設されている。蓄光層4は、ストロンチウムアルミネートやカルシウムアルミネートなどアルミン酸塩系或いは硫化亜鉛系等の蓄光顔料を、アクリル樹脂系等の透明塗料に分散して混合したものであり、黄色等の所定色の顔料が配合された有色透明になっている。
尚、耐水性や耐久性を向上する等、必要に応じて蓄光層4や反射シート3の表面に透明等の塗料層、合成樹脂、常温ガラスコーティング等を施してもよく、好適には反射シート3の表面にUV塗装の樹脂層を覆設すると、低コストで耐候性や物理的な強度を向上することができ、商品寿命の長期化を図ることが可能となるので良好である。
標識体1は、路面5上に塗設される中心線や端の境界線など路面標示等の塗料層6と、基台底面2dの蓄光層4とを熱圧着して固設される。この場合、基台2の反射シート3・3が貼設されている側面2a・2aを前照灯の照射光の照射方向L・L側に向けて配置、換言すれば道路の延びる方向と略直交する方向に側面2a・2aの長手方向を向けて配置し、車両等の前照灯が反射シート3に照射されるように設置する。
本実施形態の標識体1及びその設置構造では、前照灯等の反射シート3への照射光は再帰反射機能を有する反射シート3で再帰反射され、また、基台2の上面2cからの照射光は基台2に入射して底面2dの蓄光層4に蓄光され、一部は乱反射して上面2c、側面2aの一部及び側面2bの蓄光層4から外部へ放出されると共に一部は側面2bの蓄光層4に蓄光され、また、基台側面2bの蓄光層4への照射光はその蓄光層4に蓄光され、一部は蓄光層4で乱反射され、一部は基台2に入射して基台底面2dの蓄光層4へ蓄光される。蓄光層4へ蓄光された光は長時間に亘って基台2から徐々に放出される。
尚、上記実施形態では反射シート2を対向する側面2a・2aに設ける構成としたが、反射シート2は少なくとも1つの基台側面に設ける構成であれば適宜であり、例えば四つの側面全てに反射シート2を設ける構成や、適宜箇所の二つ若しくは三つの側面に反射シート2を設ける構成とすることができる。更に、反射シート2以外の適宜の反射層を用いることが可能であり、再帰反射機能を有しない反射シート2或いは反射層を設けてもよい。また、蓄光層4は少なくとも底面2dに設ける構成であれば適宜であり、例えば底面2dだけに蓄光層4を設ける構成、或いは底面2dと一つの側面に蓄光層4を設ける構成、或いは底面2dと適宜箇所の二つ若しくは三つの側面に蓄光層4を設ける構成とすることができる。また、基台側面の適宜箇所には蓄光層4を塗設する構成に代えて蓄光シートを設ける構成や、蛍光層を設ける構成とすることが可能である。また、路面の雨水と反射係数が異なる透明樹脂で基台2を形成すると、視野が劣化する雨天時にも位置認識が容易となって好適である。
上記標識体1は、台形プリズムである基台2の表面反射やプリズムによる反射で、太陽光の乱反射で路面標示が認識しづらい日中や日暮れ時にも明確に位置標示することができる。更に、夜間には、底面2d灯の蓄光層4の蓄光の放出で基台2全体が高輝度で発光し、街灯や道路灯の有無に関わらず明確な位置標示が可能であり、自動車の前照灯等が届かない遠距離の位置も明確に標示することができる。更に、自動車の前照灯の照射光を反射シート2で運転者に反射し、一層明確な位置標示を行うことができ、更には、再帰反射機能を有する反射シート2として運転者等への反射効率を向上することで、より一層明確な位置標示が可能となる。また、標識体1の高さを低くしても充分な位置認識が可能であり、基台2に自動車等が乗り上げた場合の安全性を確保することも可能である。
本発明は、例えば車道、空港、ヘリポート等で位置を標示し、視線誘導や危険位置の認識等に利用することができる。
実施形態の標識体を示す平面図。 実施形態の標識体を示す底面図。 実施形態の標識体を路面に設置した状態を示す正面図。
符号の説明
1 標識体
2 基台
2a、2b 側面
2c 上面
2d 底面
3 反射シート
4 蓄光層
5 路面
6 塗料層

Claims (2)

  1. 透明合成樹脂で形成された裁頭四角錘形の基台と、基台の底面に形成される蓄光層と、基台の対向する二側面に形成される反射層と、該二側面とは別の基台の対向する二側面に形成される蓄光層とを有することを特徴とする標識体。
  2. 透明合成樹脂で形成された裁頭四角錐形の基台と、基台の底面に形成される蓄光層と、基台の少なくとも一側面に形成される反射層とを有する標識体を、該反射層が形成された側面を照明灯の照射側に向けて配置し、該蓄光層と設置面との間に熱圧着部を形成して固設することを特徴とする標識体の設置構造。
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