JP3869331B2 - カッターナイフ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カッターナイフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カッターナイフは、把持部を握って、刃先に力を集中させて、切削を行なうものである。ボディ部がいくつかの部材で構成されている。簡単な構造の小型のカッターナイフでは、カッター刃を移動可能に収納している断面略C字形状のシース自体のみをボディ部としたものもあるが、シース部を保持する把持部とでもいうべき部材でシース部を取り巻いてボディ部を構成したものが多い。ボディ部の材料には、合成樹脂が用いられているが、金属、例えばアルミ合金などのダィキャスト成型ものものも用いられている。
【0003】
図9,図10は把持部が合成樹脂製でも、アルミダイキャスト製でも適用できるカッターナイフを説明するためのものであり、特開平6−343774号公報に記載されたカッターナイフである。図9(A)はカッタナイフのボディ部の正面図、図9(B)は図9(A)のA−A線断面図、図10(A)はグリップの正面図、図10(B)はシースの正面図である。なお、これらの図では、スライダやカッター刃を除外した状態を図示している。図中、11はボディ部、12はグリップ、12aは突起、12bはねじ用穴、12cは凹溝、12dは隆起部、12eはV型溝、12fは広幅溝、12gは狭幅溝、12hは出入口、12iは窪所、13はシース、13aは貫孔、14はねじである。
【0004】
この例では、ボディ部11は、グリップ12とシース13から構成されている。シース13は、グリップ12の凹溝12cに嵌挿されて断面略C字形状を呈する金属製のもので、この例では、V型溝12eと、その表側に連設された広幅溝12fと、さらにその表側に連設された狭幅溝12gと、前部に単一の刃体の通過を許容する出入口12hとを備えており、ステンレス鋼板をプレス成形することによって作製されている。突起12aは、シース13の後側を掛止するとともに、シース13に摺動可能に挿入された図示しないスライダの摘みねじを一時掛止し得るものである。ねじ用穴12bは、タッピングネジ用の下穴にしてある。貫孔13aは、タッピングネジの頭部を収容する窪所12iを備えたものであり、シース13の成形と同時に形成しされている。ねじ14はタッピングネジであり、貫孔13aに挿通されてねじ用穴12bに螺挿され、頭部がシース13のV型溝12eに突出しないようにしてある。
【0005】
シース13の下半が突起12aを跨いでグリップ12の凹溝12cに挿入され、シース13の後端がグリップ12の隆起部12dに当合されて位置決めされ、シース13の上半がグリップ12の凹溝12cに挿入され、シース13がグリップ12の凹溝12cに嵌合されて仮止めされる。ねじ14が貫孔13aから挿入されてねじ用穴12bに螺挿され、ねじ14によりグリップ12とシース13が締結され、グリップ12とシース13が合体されてボディ部11が構成される。
【0006】
グリップ12とシース13の結合は、上述したように、グリップ12の凹溝12cに嵌合されることによって行なわれる。凹溝12cは、断面略コの字形状の浅い溝であるから、グリップ12を成型するのに凹溝部分の抜き勾配はさほど問題とならない利点はある。この利点は、合成樹脂として硬質の合成樹脂材料を用いて成型する場合にも同様のことがいえる。しかし、ボディ部11の表面がシース13の表面となるから、外観が良好でなく、握るときに指がシース13の表面に当たり、グリップ感も好ましいとはいえない。
【0007】
これに対して、シースの表面まで覆うようにしたグリップを用いたカッターナイフも知られている。図11,図12は、その一例を説明するためのもので、図11(A)はカッターナイフのボディ部の正面図、図11(B)は図11(A)のB−B線断面図、図11(C)は図11(B)のC−C線断面図、図12(A)はボディ部の側面図、図12(B)は図11(A)のA−A線断面図である。なお、これらの図でも、スライダやカッター刃を除外した状態を図示している。また、後端に被せられる後端カバーの図示も省略している。図中、21はボディ部、22はグリップ、22aは溝、23はシース、24はスペーサである。
【0008】
この例では、ボディ部21は、グリップ22,シース23,スペーサ24から構成されている。シース23は、断面略C字形状を呈する金属製のもので、図9,図10で説明したシース13と同様の構造、機能のものであり、このシース23は、断面略C字形状状に形成されたグリップ22の溝22aの長手方向に、後端側から先端側に向けて挿入されて、グリップ22とシース23が合体される。グリップ22は、全長の長いダイキャスト部品を使用している。断面略C字形状のダイキャスト部品を量産するには、溝22aの形成において、大きな抜き勾配をとる必要がある。すなわち、グリップ22の溝22aは、先細の形状となっている。シース23は、機能を実現するために、グリップ22の溝22aの抜き勾配と合わせて先細の形状とすることができない。そのため、溝22aとシース23の先端側(刃の出る側)を嵌合させるようにすると、後端側では、溝22aとシース23との間に大きな隙間ができ、グリップ22とシース23の間にガタツキができる。その隙間を埋めるため、別部品のスペーサ24が必要となる。
【0009】
また、上記のような断面略C字形状のダイキャスト部品は量産において、長いスライドコアを有する複雑な金型構造となる。それとともに、金型のパーティングラインが複雑となり、バリ除去工等の2次加工にも多く手間を取られることとなる。また、意匠面のデザインによる外形形状と内面の機能形状による制約があるため、肉ぬすみができない部分が多く、肉厚の均一化ができないため、ダイキャストの厚肉部分ができることで、成形時の保圧時間を多く取る必要があり量産性が悪い。また、製品重量も重くなっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、部品を単純な金型構造で製造でき、パーティングラインも単純でバリ除去加工等の2次加工にも手間を取られない、さらに、グリップ部の肉厚均一化が可能となるカッターナイフを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スライダー通過溝を有し、カッター刃を出入自在に収納する断面略C字形状の金属製のシースと、非金属材料で成型され、側板部と上板部が長手方向に間隔を開けて溝部を形成するように配置され、かつ、底部において連結されて、前記シースを収納する第1グリップ部と、軽合金材料で成型され、前記第1グリップ部の長手方向の一部において前記第1グリップ部の下方と側方を覆うように形成された断面略コの字形状の第2グリップ部を有し、前記上板部は、前記シースの前記スライダー通過溝の両側の上に位置することを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明は、スライダー通過溝を有し、カッター刃を出入自在に収納する断面略C字形状の金属製のシースと、非金属材料で成型され、側板部と上板部が長手方向に間隔を開けて溝部を形成するように配置され、かつ、底部において連結されて、前記シースを収納する第1グリップ部と、硬質の合成樹脂材料で成型され、前記第1グリップ部の長手方向の一部において前記第1グリップ部の下方と側方を覆うように形成された断面略コの字形状の第2グリップ部を有し、前記上板部は、前記シースの前記スライダー通過溝の両側の上に位置することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は、本発明のカッターナイフの第1の実施の形態を説明するためのものであり、図1(A)はカッタナイフのボディ部の正面図、図1(B)は側面図、図1(C)は図1(B)のB−B線断面図、図2(A)はボディ部の背面図、図2(B)は図1(A)のA−A線断面図、図3,図4はボディ部の組立の説明図である。なお、これらの図では、スライダやカッター刃を除外した状態を図示している。図中、1はボディ部、2は第1グリップ部、2aは側板部、2bは上板部、2cは上面側連結部、2dは下面側第1連結部、2eは下面側第2連結部、2fは凸条部、2gは係止凹部、3は第2グリップ部、3aは被係止突起、3bは貫通孔、3cはねじ用穴、4はシース、4aは凸条、4bは出入口、4cはねじ用貫通孔、4dは上板部、4eはスライダー通過溝、5はねじである。
【0014】
図1〜図4を参照して、各部の構成を説明する。ボディ部1は、グリップとシース4から構成されている点は、上述した従来技術と同様であるが、本発明では、グリップ部が、第1グリップ部2と第2グリップ部3とから構成されている。第1グリップ部2は、熱可塑性樹脂等の成型可能な合成樹脂や、成型可能なエラストマー材料など、成型可能な非金属材料で成型され、第2グリップ部はアルミ合金等の軽合金材料のダイキャスト製である。
【0015】
シース4は、断面略C字形状を呈し、ステンレス鋼板をプレス成形することによって作製されている。この実施の形態では、底部に下方に膨出するように断面三角形状の凸条4aがプレス成型の際に形成されている。シース4の先端側にはカッター刃の通過を許容する出入口4bが形成され、後端部近傍にねじ用貫通孔4cが形成されている。シース4の上板部4dの間に長手方向に形成されたスライダー通過溝4eは、後部まで抜けて、図示しないスライダーを挿入可能としている。このケース4は、第1グリップ部2に挿入される。
【0016】
第1グリップ部2は、側板部2aと上板部2bが長手方向に間隔を開けて配置され、側板部2aはその内面側でシース4の側部の位置を規制し、上板部2bはシース4の上板部4dの上に位置して、シース4の上面をボディ部1の表面位置より低い位置においている。スライダー通過溝4eの両側に配置された側板部2aと上板部2bは、上面側において、先端側に設けられた上面側連結部2cで連結され、下面側においては、先端部側で下面側第1連結部、後端部側で下面側第2連結部2eで連結されている。下面側第1連結部2dと下面側第2連結部2eの間に凸条部2fが橋渡しをするように設けられており、後述するように、第2グリップ部3の下面側に露出するようにされている。しかし、凸条部2fは必ずしもこれを設けなくてもよい。これら、側板部2a,上板部2b,上面側連結部2c,下面側第1連結部2d,下面側第2連結部2e,凸条部2fが一体化されて第1グリップ部2が構成されている。なお、上面側連結部2c,下面側第1連結部2d,下面側第2連結部2eの一部は省略してもよく、また、下面側第1連結部2dが後方の下面側第2連結部2eまで延長されて下面側に全体的に底部が形成されてもよい。この場合は、この底部に凸条部2fが形成される。なお、第1グリップ部2の前部の下面側第1連結部2dの上方の側板部2aの一部が切り欠かれて、係止凹部2gが形成されている。
【0017】
第2グリップ部3は、第1グリップ部2の長手方向の一部を下方と側方からカバーするもので、断面略コの字形状である。前端側に被係止突起3aが形成され、後部のケース4のねじ用貫通孔4cに対応した位置にねじ用穴3cが設けられている。また、中央部に貫通孔3bが、第1グリップ部2の凸条部2fが貫通するように形成されている。
【0018】
図3,図4を参照して、各部の組立について説明する。まず、シース4が第1グリップ部2に挿入される。図3は挿入前の状態であり、シース4の先端が第1グリップ部2の後端から挿入される。シース4が第1グリップ部2に挿入された状態が図4(A)である。この状態では、図2(B)から分かるように、シース4の凸条4aの先端が、第1グリップ部2の先端部の内側に形成された段部に衝合して第1グリップ部2に対するシース4の位置が規制されている。ついで、図4(B)に示すように、第2グリップ部3の先喘の被係止突起3aを第1グリップ部2の係止凹部2gに引っかけ、回動させるようにして、図4(C)に示すように、第2グリップ部3を第1グリップ部2に結合させる。結合された状態では、第1グリップ部2と第2グリップ部3の境界においては、両者の表面は段差がないようにするのがよい。ついで、ねじ5で締め付けることにより頑丈なボディ部が組み上げられる。分解に際しては、ねじ5の1本を外すだけで、上記と逆の手順で分解することができる。
【0019】
組み上げた状態では、第2グリップ部3の上端が第1グリップ部2の上板部の表面と同じ高さとなる。しかし、第2グリップ部3の上端を低くして、第1グリップ部2の上板部を第2グリップ部3の上端の上に張り出すようにしてもよい。また、第2グリップ部3の下面には、貫通孔3bから第1グリップ部2の凸条部2fが露出される。凸条部2fの下面は、第2グリップ部3の下面と同一表面、または、凸条部2fの下面が、第2グリップ部3の下面よりも3mm程度以内に突出するのがよい。
【0020】
このように、この実施の形態では、グリップ部1の上面に第1グリップ部2の上板部2bが露出し、下面に凸条部2fが露出するから、滑りやすい第2グリップ部3のアルミダイキャストに対して、露出された第1グリップ部2の合成樹脂材料が滑り止めの役目を果たす利点がある。もちろん、凸条部2fを設けなくても、上板部2bにより滑り止めの役目が果たされる。上板部2bの表面および凸条部2fの表面に微小な凹凸を形成して、摩擦係数を大きくしてもよい。
【0021】
第1グリップ部2の材料としては、熱可塑性の合成樹脂に限られるものではなく、成型可能な合成樹脂材料等、適宜の非金属材料、例えば、天然ゴムや合成ゴム等のエラストマー材料などを用いてもよい。また、シース4の上板部4dが、第1グリップ部2の上板部2bの下方に置かれ、表面に露出しないから、意匠的にも好ましい設計が可能となる利点もある。第2グリップ部3の材料については、アルミ合金等の軽合金に限られるものではなく、硬質の合成樹脂材料、例えば、ABS樹脂,ポリスチレン樹脂,ポリカーボネイト等を用いた場合でもよく、断面がコの字形状であることにより型抜きが容易となる。第2グリップ部3の材料として硬質の合成樹脂材料を用いた場合には、第1グリップ部2の材料としては、天然ゴムや合成ゴム等のエラストマー材料が好適である。
【0022】
なお、この実施の形態では、第2グリップ部3の前端に被係止突起3aを設けたが、後端に設けてもよい。被係止突起3aを後端側に設けた場合は、第1グリップ部2の係止凹部2gは、被係止突起3aに対応した位置に設けられる。
【0023】
図5〜図8は、本発明のカッターナイフの第2の実施の形態を説明するためのものであり、図5(A)はカッタナイフのボディ部の正面図、図5(B)は側面図、図5(C)は図5(B)のB−B線断面図、図6(A)はボディ部の背面図、図2(B)は図5(A)のA−A線断面図、図7,図8はボディ部の組立の説明図である。なお、これらの図でも、スライダやカッター刃を除外した状態を図示している。図中、図1〜図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。2hは嵌合凹部である。
【0024】
第1の実施の形態が、第1グリップ部2に係止凹部2gを形成し、第2グリップ部3に被係止突起3aを設けて、被係止突起3aを係止凹部2gに係止させてねじ5で一体化するようにしたが、この実施の形態では、第2グリップ部3が嵌合できる嵌合凹部2hを第1グリップ部2側に形成して、ねじ5で一体化するようにした点が、第1の実施の形態と相違する。第2グリップ部3が第1グリップ部2に嵌合された状態では、第1グリップ部2と第2グリップ部3の境界においては、両者の表面は段差がないようにするのがよい。
【0025】
この実施の形態における各部の組立を図7,図8を参照して説明する。まず、シース4が第1グリップ部2に挿入される。図7は挿入前の状態であり、シース4の先端が第1グリップ部2の後端から挿入される。シース4が第1グリップ部2に挿入された状態が図8(A)の上方の図である。ついで、図8(A)の下方に示す第2グリップ部3が第1グリップ部2の下方からその嵌合凹部2hに挿入されて、図8(B)に示すように、第2グリップ部3を第1グリップ部2に結合させる。そして、ねじ5で締め付けることにより頑丈なボディ部が組み上げられる。分解に際しては、ねじ5の1本を外すだけで、上記と逆の手順で分解することができる。なお、この実施の形態では、第2グリップ部3の後部においてねじ止めしたが、前部でも、中間部でも、ねじ止めする位置は適宜の位置でよい。
【0026】
このように、本発明では、2ヶ所に口形状をもった第1グリップ部2に、シース4を挿入し、そこに第2グリップ部3を被せる。そして、シース4と第2グリップ部3とをねじにより固定し、第1グリップ部2は、シース4と第2グリップ部3との間に挟まれることになり、第1グリップ部2も固定される。そして、かかる構造を採用したことにより、成型部品である第2グリップ部3は、意匠デザインによる外形形状と内面の機能形状とを分離され、断面略コの字形状の第2グリップ部は、2方向抜きだけの単純な金型構造となり、かつ、パーティングラインも単純でバリ除去加工等の2次加工にも手間を取られない。さらに、肉厚の均一化が可能となった。
【0027】
そして、本発明のカッターナイフの使用時には、第1グリップ部2が手の表面に当たることとなる。上述したように、微小な凹凸を設けたり、ゴム質の材料を使うことにより、握りを良くしたり、滑りを少なくすることができる。また、第1グリップ部2を弾力性のある樹脂を使用することにより、シース4の第1グリップ部2への挿入が簡単に行なうことができ、その後、装着する第2グリップ部3もねじ止めであるため、従来のような特殊な圧入機は必要となくなる。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、第2グリップ部を単純な金型構造で製造でき、パーティングラインも単純でバリ除去加工等の2次加工にも手間を取られない、さらに、第2グリップ部の肉厚均一化が可能となるカッターナイフを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の第1の実施の形態のカッタナイフのボディ部の正面図、図1(B)は側面図、図1(C)は図1(B)のB−B線断面図である。
【図2】図2(A)は図1のカッターナイフのボディ部の背面図、図2(B)は図1(A)のA−A線断面図である。
【図3】図1のカッターナイフのボディ部の組立の説明図である。
【図4】図1のカッターナイフのボディ部の組立の説明図である。
【図5】図5(A)は本発明の第1の実施の形態のカッタナイフのボディ部の正面図、図5(B)は側面図、図5(C)は図5(B)のB−B線断面図である。
【図6】図6(A)は図5のカッターナイフのボディ部の背面図、図2(B)は図5(A)のA−A線断面図である。
【図7】図5のカッターナイフのボディ部の組立の説明図である。
【図8】図5のカッターナイフのボディ部の組立の説明図である。
【図9】図9(A)は従来のカッタナイフのボディ部の正面図、図9(B)は図9(A)のA−A線断面図である。
【図10】図10(A)は図9のカッターナイフのグリップの正面図、図10(B)はシースの正面図である。
【図11】図11(A)は他の従来例のカッターナイフのボディ部の正面図、図11(B)は図11(A)のB−B線断面図、図11(C)は図11(B)のC−C線断面図である。
【図12】図12(A)は図11のカッターナイフのボディ部の側面図、図12(B)は図11(A)のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1…ボディ部、2…第1グリップ部、2a…側板部、2b…上板部、2c…上面側連結部、2d…下面側第1連結部、2e…下面側第2連結部、2f…凸条部、2g…係止凹部、2h…嵌合凹部、3…第2グリップ部、3a…被係止突起、3b…貫通孔、3c…ねじ用穴、4…シース、4a…凸条、4b…出入口、4c…ねじ用貫通孔、4d…上板部、4e…スライダー通過溝、5…ねじ。

Claims (6)

  1. スライダー通過溝を有し、カッター刃を出入自在に収納する断面略C字形状の金属製のシースと、非金属材料で成型され、側板部と上板部が長手方向に間隔を開けて溝部を形成するように配置され、かつ、底部において連結されて、前記シースを収納する第1グリップ部と、軽合金材料で成型され、前記第1グリップ部の長手方向の一部において前記第1グリップ部の下方と側方を覆うように形成された断面略コの字形状の第2グリップ部を有し、前記上板部は、前記シースの前記スライダー通過溝の両側の上に位置することを特徴とするカッターナイフ。
  2. 前記非金属材料が、合成樹脂材料またはエラストマー材料であることを特徴とする請求項1に記載のカッターナイフ。
  3. スライダー通過溝を有し、カッター刃を出入自在に収納する断面略C字形状の金属製のシースと、エラストマー材料で成型され、側板部と上板部が長手方向に間隔を開けて溝部を形成するように配置され、かつ、底部において連結されて、前記シースを収納する第1グリップ部と、硬質の合成樹脂材料で成型され、前記第1グリップ部の長手方向の一部において前記第1グリップ部の下方と側方を覆うように形成された断面略コの字形状の第2グリップ部を有し、前記上板部は、前記シースの前記スライダー通過溝の両側の上に位置することを特徴とするカッターナイフ。
  4. 前記非金属材料が、エラストマー材料であることを特徴とする請求項3に記載のカッターナイフ。
  5. 前記第2グリップ部の一端側に被係止突起が形成され、前記第1グリップ部における前記第2グリップ部の前記被係止突起に対応した位置に係止凹部が形成され、前記被係止突起が前記係止凹部に係止され、前記シースの他端側において、前記シースが前記第2グリップ部にねじ止めされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のカッターナイフ。
  6. 前記第1グリップ部に前記第2グリップ部を嵌合させるための嵌合凹部が形成され、前記第2グリップ部が前記嵌合凹部に嵌合されて、前記シースが前記第2グリップ部にねじ止めされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のカッターナイフ。
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