JP3869144B2 - 自動噴射可能なエアゾール容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願の発明は、容器内に充填した種々の液状物質を霧状にして噴射するためのエアゾール容器、特に、ゴキブリや白蟻、ダニその他の家屋内に侵入した害虫を駆除するために、必要とする時間だけ連続して殺虫剤を自動的に噴霧するのに適したエアゾール容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴキブリやノミ、ダニ等の屋内害虫に対する駆除方法として、駆除する害虫に対して殺虫効果のある薬剤を直接あるいは間接的に噴霧する方法が採られており、従来から使用されてきたものとしては、バルサン(登録商標)やアースレット(登録商標)等の名称で広く一般に知られている、殺虫剤を缶詰状をした容器に密封包装した燻烝形式の殺虫剤入り容器が用いられてきた。
これらの殺虫剤入りの容器は密閉状態にした室内等に於いて、該容器の蓋体を開封した後で発煙せしめるか、あるいは、容器の蓋体を開封したものに水を添加して気化反応せしめるかして、発生した殺虫剤の煙で密室内を充満させて燻烝することにより殺虫する方法を採用したものである。
【0003】
しかし、密閉された室内でこれらを用いるには、気化した煙を人や犬、猫等の動物がある一定量以上を吸引すると生命に危険を伴うので、使用に伴う煙の発生に際しては、室外に避難する等の厳重な注意が必要である。
また、これらの形式の容器では燻烝を途中で中止することは不可能であるので、開封した容器の殺虫剤の成分は最後まで使い切らなくてはならないので、害虫を駆除すべき空間が小さい場合には無駄になることがあった。
【0004】
そこで、このような欠点を無くして、害虫の駆除が必要な時に、駆除すべき場所で必要なだけ随時噴霧可能にしたものとして、特開平6−284846号や特開平8−26924号公報等に見るように、密封容器に殺虫剤と高圧の噴射剤とを封入したスプレー式の殺虫用エアゾール容器がある。
これらは、害虫の駆除には大きな作用を発揮して、充分な防虫効果が持続できると共に、人類に対しては、毒性や環境汚染性等の面での危険性が無くて、人々が直接または間接的に接触しても問題にならず、安全で且つ手軽に使用することができるという点から一般に広く使用されている。
【0005】
しかし、これらのスプレー式の殺虫用エアゾール容器を用いて害虫を駆除するには、人がエアゾール容器を直接手に持って噴霧操作を行わなければならないので、駆除作業中はスプレーのノズルヘッドを常時押圧しつづけて殺虫剤を噴射しなければならず、例え人体にとって無害だとは言っても、一定時間以上このような殺虫剤の臭いを嗅ぎつづけると、不愉快に感じて気分を悪くする人がでることがある。
【0006】
そこで、上記したような殺虫方法に代わるものとして、殺虫剤が人体に有害、無害なものに関係なしに人手に頼らずに連続して噴射可能で、且つ、噴射中であっても途中で、殺虫剤の噴射を自由に停止することが可能である殺虫剤入りの噴霧容器が求められるようになり、その一例として特開平7−228503号公報に見るような、手動式の開閉バルブを備えた耐圧ボンベ型をした殺虫剤入りの噴霧容器が開発されている。
【0007】
上記殺虫剤入りの噴霧容器は、図3に示すように、高圧ガス用のボンベの形に類似した耐圧容器の本体21と、該耐圧容器の内部と外部とを連通させるように容器本体の口部に装着した注出用の内管22と、該内管の外側に空間pを設けて内管を覆うように接合した外管23とから構成されていて、前記内管には、容器の外側端部に回転可能なハンドル部24と、該ハンドルに連結した開閉弁を設けた弁座部25と、該弁座部に突設した噴射口26とが設けられており、また、前記内管22の容器の内側部分には、先端部分に開口端22aが設けられており、該開口端よりやや上部の部分には内管の内部に通ずる連通孔22bが設けられており、更に、前記外管23には、前記空間pに通ずる連通孔23aが設けられてエアゾール容器が構成されたものである。
【0008】
上記のような構成にしたエアゾール容器は、前記ハンドル部24を回転操作して開閉弁を開いた状態にしてから内部に所定の殺虫剤等fを注入した後、液化した炭酸ガスやフロンガス、石油ガス等gの圧力噴射剤を充填してから開閉弁を閉じて殺虫剤等の噴霧可能なエアゾール製品を構成する。
このよう構成にした殺虫剤噴霧容器は、殺虫駆除を必要とする場所に運ばれた後、該容器を適正に設置してからハンドルを捻って弁を開くと、噴射剤の圧力により殺虫剤は噴射口から連続して噴霧することができ、また、弁が閉じる方向へハンドルを捻じることにより何時でも噴霧を中止することができる。
【0009】
このような殺虫剤等を収容したエアゾール式噴霧容器は、連続噴霧と噴霧の中止が自由に可能ではあり、また、内容液の詰め替えも可能であるが、しかし、その反面で容器の製造コストが高くつき、また、容器本体の形状を片手で持てる程度の小型に成形するのが困難であり、やや大きくて重いものにならざるを得ないので、大きなビル等に適用する大容量の噴霧容器には適しているが、一般家庭向け等の小容量の噴霧容器としては不向きである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本願の発明は、上記したような種々の問題を解決して、殺虫剤や防臭剤、芳香剤等の液状物質を密閉容器内に充填したエアゾール容器に於いて、液状物質を霧状に連続して噴霧することができるようにすると共に、必要に応じて液状物質の噴霧を中断することができるようにして、且つ、該容器の不正開封を防止することができるようにした、小型で軽量なエアゾール容器を安価に提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願の発明は、耐圧性の密封容器内に液状の噴射物質と噴射用の圧縮ガスとを充填すると共に、該密封容器の開口部に設けられた噴射管の噴射ヘッド部を押圧操作することにより噴射弁を開閉して前記内容液を噴射せしめるように構成してなるスプレー式のエアゾール容器に於いて、前記噴射管は、その下端部に噴射弁筺を介して吸引管を設けて形成すると共に、該噴射管の上端部には噴射弁を開くように噴射管を押し下げるための押圧部材を被着して噴射ヘッド部を形成して、更に、該噴射ヘッド部には、噴射管が不用意に押し下げられるのを防止する筒状の蓋体を嵌着してエアゾール容器を構成する。
【0012】
そして、前記押圧部材は、その中心部に形成した貫通孔の内周面に、容器の開口部に噴射管を摺動可能に支持した口頸部の外周面に設けたネジ山と係合可能なネジ溝が形成すると共に、外周面に蓋体の内筒面の係合突起が係合する複数の縦溝を設けて形成し、一方、前記蓋体は、その内側筒状面に前記押圧部材の縦溝と係合する複数個のリブ状の係合突起を縦方向に形成すると共に、天板面に摘まみ片を設けた開封部を切除可能に形成して、外側筒部の先端を容器本体の肩部に嵌合して係止片に係止可能に形成する。
【0013】
【作用】
本願の発明は、耐圧性の密封容器本体2の開口部3に噴射管4と押圧部材5とを密着して設けて噴射ヘッド部を形成してスプレー式のエアゾール容器1を構成してなる液体注出容器に於いて、前記噴射ヘッド部の押圧部材5を取り除いた状態にして、噴射弁を開くように噴射管4を押圧しながら容器内に液状の噴射物質を充填してから、更に噴射剤を追加充填した後、前記噴射管4の先端に押圧部材5を被せると共に、該押圧部材を回転させることによりネジの推進力により噴射管が押圧されるように装着して、噴射可能なエアゾール容器1を形成する。
【0014】
然る後に、円筒状をした蓋体6の天板部に切除可能な開封部6aを形成して、該筒状蓋体6の内周面に係合突起6fを形成すると共に該突起が前記押圧部材5の外周面に形成した係合溝6fに係合するように嵌着せしめて、エアゾール容器1の噴射ヘッド部を密封保護して、噴射ヘッド部が不用意に押圧されて内容液が噴射することがないようにして包装製品にする。
【0015】
このような構成にしたエアゾール容器を使用するには、蓋体6の天板部に設けられた摘まみ片6bを指先で摘んで引き上げることにより開封片6aを除去したから、蓋体6の外周を掴んで捻じると、前記押圧部材5が蓋体と一緒になって回転される。
このような操作をすることにより前記押圧部材5は、噴射管4を包む開口筒状部3bの外周面に形成されたネジ部3cに係合されて、回転しながら前進するにつられて該噴射管4の先端を押し下げることになるので、容器内の内容液は噴射剤の圧力による押圧作用により勢い良く噴射される。
【0016】
【実施例】
以下に、本願発明について、最適な一つの実施例に基づいて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本願の発明は、耐圧性の密封容器2の開口部3に噴射管4を設けて噴射ヘッド部を形成すると共に、該噴射ヘッド部に円筒状をした蓋体6を嵌合して成る周知のエアゾール容器1に於いて、図1に示すように、前記密封容器2の開口部に噴射管4を摺動可能に保持するように開口筒状体3bを突設して巻き締めすると共に該筒状体の外周面に螺旋状のネジ山3cを形成して、更に、密封容器の肩部には噴射ヘッド部に円筒状をした蓋体6を嵌合、係止するための環状の係止部2aを設けてエアゾール容器本体2を形成して、前記噴射ヘッド部に噴射管4を押圧するための押圧部材5を被着すると共に該押圧部材に蓋体6を嵌合、固定してエアゾール容器1を構成したものである。
【0017】
上記噴射ヘッド部を形成する押圧部材5は、開口筒状体3bから突出した噴射管4を保護すると同時に、使用する際に該噴射管を押し下げる押圧ヘッドの作用を兼ねたものである。
そして、上記押圧部材5の具体的な構成は、図1及び2に示すように、容器本体2の開口部3の巻き締め部3aに回転可能に嵌着する外側筒状部と開口筒状体3bのネジ部3cに係合するネジ溝を設けた内側筒状部とが円盤状の頂壁部で一体に結合されてなる概略二重状の円筒形をして、該頂壁の中央部には噴射口5aが形成されており、前記押圧部材5の外側筒状部の外周面には蓋体6の内面と係合する複数の係合溝5bが縦方向に設けられ、また、その内部には前記噴射管4に嵌合する筒状開口部5cが噴射口5aの下端部に突設されると共に、内側筒状部5dの内周面には前記容器本体の開口筒状体の螺旋状のネジ3cに係合可能なネジ溝5eが形成されて押圧部材5を構成している。
【0018】
上記のように形成された押圧部材5は、図1に示すように、その中央部の噴射口5a下端部の嵌合筒部5cと前記噴射管4の先端部とが嵌合するようにして、且つ、その内側筒状部のネジ溝5eと開口筒状体の螺旋ネジ3cとが係合できるようにして開口筒状体3bに装着すると共に、外側筒状部5fの下端部が容器本体2の開口部の巻き締め部3a内に回転可能に嵌着される。
【0019】
このようにして押圧部材5が装着された容器本体2に、不正開封を見分けるための開封片6aが設けられた蓋体6を、前記押圧部材5を回転させることができるように被着して本願発明のエアゾール容器1を構成する。
上記した本願発明の蓋体6は、図2に見るように、外観は茶筒の蓋状をした二重円筒体からなり、その天板部の前記押圧部材5の上部面に対応した位置には、スリット部6cと連結部6dとを設けた切除可能な開封片6aが形成され、且つ、該開封片には摘まみ片6bが設けられて容易に開封できるように形成されており、更に、該蓋体6の内筒6eには、その内面に前記押圧部材5の外側筒部5fの外周面に縦方向に形成された複数の縦溝5bに係合するように突条片6fが設けられると共にその先端部に容器本体2の巻き締め部3aに係止する係止部6gが形成されている。
【0020】
このように形成された蓋体6を、図1に見るように、内筒6eの突条片6fが押圧部材5の係合溝5bに係合するようにして押圧部材に被着すると共に、前記内筒先端の係止部6gを容器本体2の巻き締め部3aに、外筒先端部を環状係止部2aに、それぞれ係止するように容器本体2に嵌合せしめて本願発明のエアゾール容器を構成する。
【0021】
上記のようにして形成した容器内に燻烝剤等の噴射する液体と噴射剤とが充填されてなるエアゾール容器1は、蓋体6の開封片6aを切除しない限り通常の手段では内容物を噴射することができない。
そこで、噴射するに際しては、フィルム等の外装紙を取り除いてから、蓋体6の摘まみ片6bに爪先を掛けて引き起こしてから、該摘まみ片6bを指先で掴んで強く引っ張ると、開封片6aは連結部6dが切断されて蓋体6から簡単に除去することができる。
【0022】
蓋体6から開封片6aが除去されたエアゾール容器は、消毒あるいは殺虫等を必要とする燻烝準備ができた場所の適切な所に据えてから、蓋体6を掴んで捻じり力を加えて回転させると、蓋体6の突条片6fに係合された押圧部材5も一緒に回転される。
押圧部材5が回転されると、該押圧部材の内側筒状部に設けたネジ溝5eが容器本体2の開口筒状体3bに設けられたネジ山3cに噛み合うので、押圧部材5は回転しながら前進して、押圧部材の筒状開口部5cに嵌合した噴射管4を押し下げるように働くことになる。
【0023】
このようにして、噴射管4が押し下げられると、エアゾール容器1内の液体が勢い良く噴射されて、霧状になって燻烝作用を開始するので、エアゾール容器1から手を離して素早く退避しなければならない。
この時、本願発明に於いては、蓋体6から手を離して安全な場所に退避しても、押圧部材5は開口筒状体3bのネジ部3cに噛み合ったままの位置で保持されているので、元の位置に戻ることがなくて、そのままの状態で噴射を続けることができる。
【0024】
従って、人が立ち入ることが困難な場所には、噴射状態にして投げ込むことにより殺虫をすることも可能であり、また、押圧部材の回転量を小さくすれば、噴射量を少なくすることもできるので、長時間噴射することが可能である。
更に、消毒等を行う場所や条件によっては、エアゾール容器に収容されている全量を噴霧して無駄使いをする必要が無い場合もあるが、そのような場合には、本願の発明ような構成をしたエアゾール容器1であれば、蓋体6を噴霧させる場合とは逆方向に回転させると押圧部材5が上方に後退して、噴射管4を元の位置に復帰させるので、内容液の噴霧を途中で停止させることができる。
【0025】
また、上記した発明に於いては、押圧部材5を回転せしめて進退させる手段として、見栄えと利便性を考慮し、押圧部材に回転可能に係合した蓋体6を回転させることにより、蓋体と押圧部材5とを一体に回転させるような構造にした。
【0026】
以上、説明したように、本願の発明は、エアゾール容器1に於ける噴射ヘッド部を、容器の開口部3に摺動可能に設けた噴射管4と該噴射管を押圧する別体の押圧部材5とから形成して、該押圧部材5を回転によるネジ係合により進退可能な構造にして、前記押圧部材に蓋体6を係合せしめて容器本体に回転可能に嵌合した構造となしたので、また、内容物質を必要な量だけ噴射したところで停止することも可能であるから、殺虫剤等による燻烝に限らず、色々な香料やハーブ等の精神安定作用を有する芳香剤あるいは消臭材等を、微量づつ長い時間噴霧するためのエアゾール容器にも適用することができる。
【0027】
【発明の効果】
本願発明のエアゾール容器は、自動的に連続して噴射することができると同時に、必要に応じて随時噴射を中止することができるので、毒性の強い殺虫剤を用いた噴霧あるいは燻烝するのに適しており、また、人が立ち入ることが困難な場所でも、殺虫をすることが可能である。
また、本願発明のエアゾール容器は、噴射ヘッドと蓋体とを一体にしたので、見栄えがよいし、また、不正開封を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のエアゾール容器を示す断面図である。
【図2】図1に於ける噴射ヘッド部の係止部材を示す分解斜視図である。
【図3】従来のエアゾール容器を示す断面図である。
【符号の説明】
1. エアゾール容器
2. 容器本体
3. 開口部
4. 噴射管
5. 押圧部材
5a.噴射口
5b.係合溝
6. 蓋体
6a.開封片
6b.摘み片
6f.係合突起
Claims (3)
- 内部に噴射する液状物質と高圧の噴射剤を充填してなる耐圧性の密封容器の開口部に噴射管と噴射ヘッド部とを備えた円筒状をしたエアゾール容器であって、前記開口部に突設した噴射管を摺動可能に保持する開口筒状体の外周面にネジ部を形成すると共に、該開口筒状体のネジ部に係合可能なネジ溝を内面に設けた筒状体の押圧部材を前記噴射管に回転可能に嵌合して噴射ヘッド部を形成して、前記押圧部材には蓋体を一体に回転可能に被着してなり、
そして、前記押圧部材は、容器本体の開口部の巻き締め部に回転可能に嵌着する外側筒状部と開口部の開口筒状体のネジ部に係合するネジ溝を設けた内側筒状部とを円盤状の頂壁で一体に結合してなる二重の円筒状体に形成し、前記頂壁上面の縁部には蓋体と係合し、その外周面に前記蓋体が係合する係合溝が縦方向に複数個形成されてなる外筒を、中央部には噴射口をそれぞれ立設すると共に、前記噴射口の下端部には上記噴射管に嵌合する嵌合筒部を設けて構成されていることを特徴とする自動噴射可能なエアゾール容器。 - 前記蓋体は、円形天板の縁部に垂設されて容器本体の環状係止部に係止する外筒と天板内寄りに垂設されて押圧部材と係合する内筒とを有する二重円筒状に形成されていて、前記内筒の先端部には容器本体の巻き締め部に嵌合、係止する係止部が設けられると共に、前記天板の中央部部分には円形状に切除可能な開封部が設けられており、前記内筒の内面に押圧部材の係合溝に係合する突条片が縦方向に複数個形成されてなることを特徴とする請求項1に記載する自動噴射可能なエアゾール容器。
- 前記蓋体に設けられた開封部は、スリット部と連結部とにより円形状に切除可能に形成されてなり、前記開封部には、摘み片を設けて開封を容易にしてなることを特徴とする請求項2に記載する自動噴射可能なエアゾール容器。
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- 1999-03-01 JP JP05263299A patent/JP3869144B2/ja not_active Expired - Fee Related
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