JP3869095B2 - 給水加熱器 - Google Patents

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    • Y10S165/207Distinct outlets for separated condensate and gas

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火力・原子力発電プラントに適用される給水加熱器に係り、特に加熱源と被加熱源とで熱交換中に生成される不凝縮ガスに含まれる酸素ガスの蒸気凝縮部(ドレン集合部)への溶解度を低くさせた給水加熱器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、火力・原子力発電プラントに適用される給水加熱器は、蒸気タービンで膨張仕事を終えたタービン排気を復水器で凝縮させて復水にし、その復水を給水として蒸気発生器に還流させる際、タービン抽気と熱交換させて再生するもので、その構成として図9〜図11に示すものがある。なお、図9は、給水加熱器の横断面図を、図10は、図9のA−A矢視方向切断断面図を、図11は、図9のB部の部分拡大図をそれぞれ示している。
【0003】
給水加熱器は、管板1で区画された半球状の水室2と横長筒状の本体胴3とを備えた構成になっている。
【0004】
水室2は、仕切り板4で区画され、復水器(図示せず)から供給された復水を給水としとて案内する給水入口5と、本体胴3で熱交換し、予熱された給水を蒸気発生器(図示せず)に還流させる給水出口6とを備えている。
【0005】
一方、本体胴3は、管板1および支え板7で支持されたU字状の伝熱管8を複数本の管群として収容し、その管群の中央に軸方向に延び、吸込み口9を備えた不凝縮ガスベント管10を設置する構成になっている。
【0006】
また、本体胴3は、その一側面に加熱源としてタービン抽気を案内する蒸気入口11を備えるとともに、蒸気入口11から距離を置いて伝熱管8に対するタービン抽気の衝撃力を低く抑える衝撃防止板12を備えている。
【0007】
また、本体胴3は、蒸気入口11から案内された加熱源としてのタービン抽気で、伝熱管8内を流れる給水と熱交換し、その際に温度の低くなったドレン(凝縮水)を集める蒸気凝縮部(コンデンシングゾーン)13を伝熱管8の外側に形成するとともに、管板1側に設置し、区画板14で画成し、蒸気凝縮部13からドレン入口15を介して案内されたドレンからさらに熱回収させるドレン冷却部(ドレンクーリングゾーン)16を備えている。
【0008】
ドレン冷却部16は、バッフル板4を勝手違いに配置し、蒸気凝縮部13からドレン入口15を介して不可避的に同心され案内された気泡17を含むドレンを蛇行させ、この間、ドレンの保有熱を伝熱管8内を流れる給水に与え、ドレン出口18から例えば他の給水加熱器に給水の加熱源として供給するようになっている。
【0009】
このように、従来の給水加熱器は、その器内に蒸気凝縮部13とドレン冷却部16とを備え、加熱源としてのタービン抽気の熱をあますことなく給水に与え、熱の有効活用を図って熱交換率の向上に努めていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
最近の給水加熱器では、加熱源としてのタービン抽気で被加熱源としての給水を熱交換させる際にその蒸気中に濃縮される不凝縮ガス中に含まれる酸素ガス濃度が問題になっている。
【0011】
不凝縮ガス中に含まれる酸素ガスは、凝縮ドレン中に一部溶解し、その濃度の高低は、ヘンリの法則により、温度一定の場合、酸素ガスの圧力に左右されることが良く知られている。不凝縮ガス中に含まれる酸素ガスを放置しておくと、熱交換率が悪くなることはもとより、ドレン中に酸素ガスが高濃度に溶解し、各構成部材を腐食させる要因になるので、従来の給水加熱器では、図9および図10に示すように、熱交換中に濃縮された不凝縮ガス中に含まれる酸素ガスを、伝熱管8の中央に設置した不凝縮ガスベント管10の吸込み口9に集め、ここから器外に排出させていた。この不凝縮ガス量は、プラントの規模によっても異なるが、器内に投入するタービン抽気量の約0.5〜2.5%の範囲に収まるよう設定していた。
【0012】
ところが、最近の研究によれば、不凝縮ガスを不凝縮ガスベント管10に集めて器外に排出させていても、熱交換中、タービン抽気が凝縮し、ドレンとなったそのドレンに、未だ高濃度の酸素ガスが溶解していることがわかってきた。この酸素ガスのドレンへの溶解メカニズムを、今少し詳しく説明する。
【0013】
ドレンへの酸素ガスの溶解度合は、原則、ヘンリの法則に従うものであるが、ドレンに気泡を巻き込むと、溶解酸素ガス濃度が急激に高くなる。すなわち、ドレン中に気泡を巻き込むと、その気泡は水圧により圧力が上昇し、タービン抽気は周囲のドレンの影響を受けてより早くドレン化する。気泡中に溶解した不凝縮ガスのうち、その酸素ガスは、その分圧が上昇し、ドレンへの溶解度が増す。すると、気泡が小さくなり、その表面の曲率が大きくなるので、表面引張力の影響でますます気泡の圧力が上昇し、タービン抽気はさらに凝縮し、ドレン内に不凝縮ガスがより一層多く溶解し、遂には気泡が消滅し、ドレンには高濃度の酸素ガスが含まれる。
【0014】
このような研究結果を踏まえて、ドレンの挙動を子細に観察してみると、給水加熱器は、図11に示すように、伝熱管8内を流れる給水と熱交換中、蒸気凝縮部13で生成されたドレンが気泡17を伴ってドレン入口15および伝熱管8を支持する区画板14の隙間を介してドレン冷却部16に流れている。したがって、ドレン冷却部16以降のドレン系統は、高濃度の溶存酸素ガスに接している可能性があり、各構成部材に腐食を発生させるおそれがある。このため、蒸気凝縮部13で生成されたドレンが気泡17を伴ってドレン冷却部16に流れる際、溶存酸素ガス濃度を低く抑える給水加熱器の実現が必要とされる。
【0015】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、伝熱管群で熱交換中に生成されたドレンをドレン冷却部に供給する際、ドレンに含まれる酸素ガス濃度を低くし、ドレン冷却部に腐食を発生させないように安定状態に維持する給水加熱器を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る給水加熱器は、上記目的を達成するために、請求項1に記載したように、水室と本体胴を管板で区画し、本体胴に支え板で支持した伝熱管群を収容するとともに、上記伝熱管群で熱交換中に生成されたドレンの熱を回収させるドレン冷却部を備えた給水加熱器において、上記ドレン冷却部に隣接し、かつ上記本体胴の蒸気入口側に設けたフローガイドの鉛直方向に沿って配置する希釈凝縮室と、この希釈凝縮室に隣接し、かつ上記ドレン冷却部と対峙する不凝縮ガス室とを備え、上記希釈凝縮室は、上記伝熱管群を支持する支え板を利用してボックス状に形成し、このボックス状の空間に上記本体胴の蒸気入口から上記フローガイドを介して流れてくる蒸気を集めて上記伝熱管群と熱交換させる一方、上記不凝縮ガス室は、上記伝熱管群を支持する支え板と上記希釈凝縮室を区画し、かつ上記伝熱管を支持する支え板とを利用してボックス状に形成し、ボックス状に形成する支え板のうち、一方の支え板に上記希釈凝縮室に連通させる蒸気入口を備え、他方の支え板にも蒸気入口を備え、上記両方の蒸気入口から案内された不凝縮ガスを蛇行させるバッフルと、これらバッフルで囲われ、不凝縮ガスを集める不凝縮ガス収集口とを備えたものである。
【0021】
本発明に係る給水加熱器は、上記目的を達成するために、請求項3に記載したように、希釈凝縮室は、ドレン冷却部を画成する区画板と仕切り板とで形成し、上記ドレン冷却部の外側で熱交換中に生成されるドレンを集めるドレン室を備えたものである。
【0024】
本発明に係る給水加熱器は、上記目的を達成するために、請求項4に記載したように、希釈凝縮室は、その底部の閉塞板にドレン出口を備え、このドレン出口を格子状に形成したものである。
【0025】
本発明に係る給水加熱器は、上記目的を達成するために、請求項5に記載したように、閉塞板は、多孔板、網状の平板および格子状板のいずれかを選択したものである。
【0027】
本発明に係る給水加熱器は、上記目的を達成するために、請求項6に記載したように、希釈凝縮室は、その底部の閉塞板に対峙させ、かつ閉塞板に向って傾斜状に配置した平板で形成したルーバ部を備えたものである。
【0030】
本発明に係る給水加熱器は、上記目的を達成するために、請求項2に記載したように、水室と本体胴を管板で区画し、本体胴に支え板で支持される伝熱管群を収容するとともに、上記伝熱管群で熱交換中に生成されたドレンの熱を回収させるドレン冷却部を備えた給水加熱器において、上記ドレン冷却部に隣接し、かつ上記本体胴の蒸気入口側に設けたフローガイドの鉛直方向に沿って配置する希釈凝縮室と、この希釈凝縮室に隣接し、かつ上記ドレン冷却部と対峙する不凝縮ガス室とを備え、上記希釈凝縮室は、上記伝熱管群を支持する支え板を利用してボックス状に形成し、このボックス状の空間に上記本体胴の蒸気入口から上記フローガイドを介して流れてくる蒸気を集めて上記伝熱管群と熱交換させる一方、上記不凝縮ガス室は、上記伝熱管群を支持する支え板と上記希釈凝縮室を区画し、かつ上記伝熱管を支持する支え板とを利用してボックス状に形成し、ボックス状に形成する支え板のうち、一方の支え板に上記希釈凝縮室に連通させる蒸気入口を備え、他方の支え板にも蒸気入口を備え、上記両方の蒸気入口から案内された不凝縮ガスを蛇行させるバッフルと、これらバッフルで囲われ、不凝縮ガスを集める不凝縮ガス収集口と、上記伝熱管群の中央に設置し、かつ軸方向に向って延びる不凝縮ガスベント管とを備えたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る給水加熱器の実施形態を添付図および図中に付した符号を引用して説明する。
【0033】
図1〜図3は、本発明に係る給水加熱器の第1実施形態を示す概略断面図である。なお、図1は、給水加熱器の横断面図を、図2は、図1のC−C矢視方向切断断面図を、図3は、図1のD部の部分拡大図をそれぞれ示している。
【0034】
給水加熱器は、管板19で区画された半球状の水室20と横長筒状の本体胴21とを備えた構成になっている。
【0035】
水室20は、仕切り板22で区画され、復水器(図示せず)から供給された復水を給水として案内する給水入口23と、本体胴21で熱交換の際に予熱された給水を蒸気発生器(図示せず)に還流させる給水出口24とを備えている。
【0036】
一方、本体胴21は、管板19および支え板25,25a,25b,…で支持されたU字状の伝熱管26を管群として収容している。
【0037】
また、本体胴21は、その一側に加熱源としてのタービン抽気を案内する蒸気入口27を備えるとともに、蒸気入口27から距離を置いて管群としての伝熱管26の外側を包囲形成する半円状のフローガイド28を備えている。
【0038】
また、本体胴21は、管板19側から順にドレン冷却部29、希釈凝縮室30、不凝縮ガス室31を備えている。
【0039】
ドレン冷却部29は、管板19、天井板32、区画板33、底板34で密室状に画成し、底板34にドレン入口35およびドレン出口36を備える一方、その内部に伝熱管26を支持し、勝手違いに配置して流路を蛇行状に形成するバッフル板37を備えている。
【0040】
また、希釈凝縮室30は、蒸気入口27の鉛直方向に沿い、管群としての伝熱管26の外側を包囲形成するフローガイド28の下部側で、かつ伝熱管26を支持する支え板25aと隣りの蒸気入口38を備えた支え板25bとの間にボックス状に形成し、比較的流速を速くさせ、かつ比較的多量の蒸気(タービン抽気)をフローガイド28の両端部から流入させる構成になっている。また、このボックス状の希釈凝縮室30は、ドレン冷却部29を画成する区画板33と頭部側を開口させた仕切り板39とで形成したドレン室40を備える一方、底部に、図2に示すように、格子状のドレン出口41を備え、本体胴21の軸方向に沿って延びる閉塞板42を備えている。さらにまた、このボックス状の希釈凝縮室30は、閉塞板42に対峙させてルーバ部43を備えている。このルーバ部43は、図3に示すように、平板44a,44bを希釈凝縮室30に向って傾斜状に配置した構成になっている。
【0041】
他方、不凝縮ガス室31は、図1に示すように、希釈凝縮室30に連接し、希釈凝縮室30の支え板25bと隣りの蒸気入口45を備えた支え板25cとでボックス状に形成し、その内部にバッフル板46a,46bで囲われた不凝縮ガス収集口47を備えた構成になっている。なお、符号48は、蒸気入口27からフローガイド28を介して分配された蒸気が図示の矢印のように、頭部側の伝熱管26と底部側の伝熱管26との両方に区分けして流れるようにした分流板である。
【0042】
次に作用を説明する。
【0043】
給水が給水入口23から水室20、伝熱管26を介して反転し、給水出口24に流れると、本体胴21は、蒸気入口27から蒸気(タービン抽気)を流入させる。蒸気は、図1に示すように、フローガイド28を介して図示の矢印のように、伝熱管26に分散される。このうち、フローガイド28に沿って流れる蒸気は、図2に示すように、通路面積が狭いことも手伝って希釈凝縮室30の底部側の伝熱管26に、比較的流速が速く、かつ多量に流れる。蒸気が伝熱管26内を流れる給水と熱交換している間に、未凝縮の蒸気は、不凝縮ガスとともに、図1に示すように、支え板25bの蒸気入口38を介して不凝縮ガス室31に流入させて希釈凝縮室30内の酸素ガス濃度を低くした後、バッフル板46a,46bで蛇行させ、伝熱管26内の給水と熱交換する。熱交換によってさらに酸素ガスが濃縮された不凝縮ガスは、不凝縮ガス収集口47に集められ、器外に排出される。なお、不凝縮ガス室31は、支え板25cの蒸気入口45からも未凝縮の蒸気を流入させているが、各蒸気入口38,45からの未凝縮の蒸気量がバランスするようにし、その開口面積を設定している。
【0044】
一方、希釈凝縮室30で凝縮したドレンは、図2に示すように、閉塞板42に設けた格子状のドレン出口41を介して図3に示すルーバ部43に集められる。このとき、気泡49が発生していると、その気泡49は、傾斜状に配置した平板44a,44bに沿ってドレン50の自由表面に集め、ここで消滅させる。気泡49が消滅すると、ドレン50は、従来の酸素ガスの溶解度に対し、約1/20に低下することが実験により確認された。
【0045】
気泡49が消滅したドレン50は、ドレン入口35を介してドレン冷却部29に流入し、バッフル板37で蛇行する間に伝熱管26内の給水と熱交換し、その熱回収が行われる。
【0046】
他方、ドレン冷却部29の外側で伝熱管26内の給水と熱交換したドレン50は、図3に示すように、天井板32から希釈凝縮室30に設けたドレン室40に集められ、ここから伝熱管26を支持する区画板33の隙間を介してドレン冷却部29に流入する。
【0047】
したがって、ドレン室40には、区画板33と伝熱管26との隙間から酸素ガスが濃縮された蒸気を直接侵入させることがない。
【0048】
このように、本実施形態では、本体胴21に伝熱管26を支持する支え板25a,25b,25cを利用してボックス状の希釈凝縮室30と不凝縮ガス室31とを形成するとともに、希釈凝縮室30内にドレン室40を形成する一方、希釈凝縮室30の底部側にルーバ部43を備え、希釈凝縮室30に比較的流速が速く、かつ多量の蒸気を流し、凝縮させてドレンにし、ここでの未凝縮蒸気中の不凝縮ガス濃度を増大させないことによって、希釈凝縮室30で発生した凝縮ドレンが水面に落下して巻き込む気泡49中の酸素ガス溶解度濃度を低く抑えるとともに、ルーバ部43で確実に消滅させてからドレン冷却部29にドレンを流入させたので、酸素ガス濃度の低い腐食性の少ない安定状態でドレン冷却部29を維持させることができる。
【0049】
図4は、本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第1変形例を示す概略縦断面図である。
【0050】
本実施形態は、希釈凝縮室30と不凝縮ガス室31とを区分けする支え板25bに、薄板51a,51bを互いに斜め格子に組み合せたエッグクレート状(卵形網かご)の蒸気入口51を備えたものである。
【0051】
本実施形態では、支え板25bにエッグクレート状の蒸気入口51を備えたので、希釈凝縮室30から不凝縮ガス室31に未凝縮の蒸気を流入させるための入口部を自由に配置することができるので、流れの効率を良くする点で有効である。
【0052】
図5は、本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第2変形例を示す概略縦断面図である。
【0053】
本実施形態は、希釈凝縮室30をボックス状に形成する閉塞板42のドレン出口55に、ルーバ部53を備えたものである。このルーバ部53は、図6に示すように、伝熱管26に向って開口部54を備えた平板52a,52bを傾斜状に配置したものである。なお、閉塞板42は、多孔板、網状の平板、あるいは格子状板のいずれであってもよい。
【0054】
このように、本実施形態は、閉塞板42のドレン出口55にルーバ部53を備えたので、ドレンに気泡が含まれていてもその気泡を格子状等の閉塞板42とともに確実に消滅させることができ、ドレンを気泡を伴わない安定状態でドレン冷却部29に流入させることができる。
【0055】
図7は、本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第3変形例を示す概略縦断面図である。
【0056】
本実施形態は、管群としての伝熱管26の外側を包囲形成するフローガイド28に比較的小口径の蒸気口56を形成するとともに、両端部に蒸気入口38に向う折り曲げ部57a,57bを形成したものである。
【0057】
このように、本実施形態は、フローガイド28に蒸気口56を備え、両端部に折り曲げ部57a,57bを形成したので、伝熱管26と接触せずに、直接、不凝縮ガス室31の蒸気入口38へ流入する蒸気を制限し、希釈凝縮室30で蒸気をより多くドレンにすることができる。
【0058】
図8は、本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第4変形例を示す概略横断面図である。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付し、その重複説明を省略する。
【0059】
本実施形態は、本体胴21の一側面に、別の蒸気入口58を備えるとともに、管群としての伝熱管26の中央に軸方向に沿って吸込み口59を備え、かつ軸方向に向って延びる不凝縮ガスベント管60を設置したものである。
【0060】
本体胴21の一側面に備えた別の蒸気入口58は、蒸気入口27との関係では流入する蒸気量が熱交換上、バランスする位置に設定されている。なお、別の蒸気入口58に流入する加熱源としての蒸気は、タービン抽気であってもよく、他の機器のドレンであってもよい。また、伝熱管26の中央に設置した不凝縮ガスベント管60は、不凝縮ガス室31で捕り切れなかった部分の不凝縮ガスを除去したものである。
【0061】
このように、本実施形態は、本体胴21の一側面に複数の蒸気入口27,58を備え、一つの蒸気入口27と別の蒸気入口58とのピッチを流入蒸気量のバランスさせる位置に設置するとともに、U字状の伝熱管26の中央に不凝縮ガスベント管60を設置し、不凝縮ガス室31で捕り切れなかった不凝縮ガスを除去できるようにしたので、蒸気の局所的な停滞の少ないバランスした状態で給水と熱交換させることができ、溶解酸素ガス濃度の低いドレンをドレン冷却部29に流入させることができ、腐食の少ない安定状態にドレン冷却部29を維持させることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上の説明の通り、本発明に係る給水加熱器は、伝熱管群を支持する支え板を巧みに利用して希釈凝縮室と不凝縮ガス室を形成するとともに、希釈凝縮室の下方にルーバ部を備え、希釈凝縮室で未凝縮の蒸気とともに不凝縮ガスを不凝縮ガス室に流入させて不凝縮ガスを除去し、希釈凝縮室で給水と熱交換中、生成されたドレンに含まれる溶解酸素ガス濃度を低くするとともに、ドレン中の気泡をルーバ部で消滅させ、溶解酸素ガス濃度の低いドレンをドレン冷却部に流入させたので、ドレン系統の部材の溶解酸素ガス濃度に起因する障害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給水加熱器の第1実施形態を示す概略横断面図。
【図2】図1で示すC−C矢視方向切断断面図。
【図3】図1で示すD部の部分拡大図。
【図4】本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第1変形例をを示す概略縦断面図。
【図5】本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第2変形例をを示す概略縦断面図。
【図6】図5で示す閉塞板のドレン出口に設けたルーバ部の側面図。
【図7】本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第3変形例をを示す概略縦断面図。
【図8】本発明に係る給水加熱器の第1実施形態における第4変形例をを示す概略横断面図。
【図9】従来の給水加熱器を示す概略横断面図。
【図10】図9で示すA−A矢視方向切断断面図。
【図11】図9で示すB部の部分拡大図。
【符号の説明】
1 管板
2 水室
3 本体胴
4 バッフル板
5 給水入口
6 給水出口
7 支え板
8 伝熱管
9 吸込み口
10 不凝縮ガスベント管
11 蒸気入口
12 衝撃防止板
13 蒸気凝縮部
14 区画板
15 ドレン入口
16 ドレン冷却部
17 気泡
18 ドレン出口
19 管板
20 水室
21 本体胴
22 仕切り板
23 給水入口
24 給水出口
25,25a,25b,25c 支え板
26 伝熱管
27 蒸気入口
28 フローガイド
29 ドレン冷却部
30 希釈凝縮室
31 不凝縮ガス室
32 天井板
33 区画板
34 底板
35 ドレン入口
36 ドレン出口
37 バッフル板
38 蒸気入口
39 仕切り板
40 ドレン室
41 ドレン出口
42 平板
43 ルーバ部
44 平板
45 蒸気入口
46a,46b バッフル板
47 不凝縮ガス収集口
48 分流板
49 気泡
50 ドレン
51 蒸気入口
51a,51b 薄板
52a,52b平板
53 ルーバ部
54 開口部
55 ドレン出口
56 蒸気口
57a,57b 折り曲げ部
58 蒸気入口
59 吸込み口
60 不凝縮ガスベント管

Claims (6)

  1. 水室と本体胴を管板で区画し、本体胴に支え板で支持した伝熱管群を収容するとともに、上記伝熱管群で熱交換中に生成されたドレンの熱を回収させるドレン冷却部を備えた給水加熱器において、上記ドレン冷却部に隣接し、かつ上記本体胴の蒸気入口側に設けたフローガイドの鉛直方向に沿って配置する希釈凝縮室と、この希釈凝縮室に隣接し、かつ上記ドレン冷却部と対峙する不凝縮ガス室とを備え、上記希釈凝縮室は、上記伝熱管群を支持する支え板を利用してボックス状に形成し、このボックス状の空間に上記本体胴の蒸気入口から上記フローガイドを介して流れてくる蒸気を集めて上記伝熱管群と熱交換させる一方、上記不凝縮ガス室は、上記伝熱管群を支持する支え板と上記希釈凝縮室を区画し、かつ上記伝熱管を支持する支え板とを利用してボックス状に形成し、ボックス状に形成する支え板のうち、一方の支え板に上記希釈凝縮室に連通させる蒸気入口を備え、他方の支え板にも蒸気入口を備え、上記両方の蒸気入口から案内された不凝縮ガスを蛇行させるバッフルと、これらバッフルで囲われ、不凝縮ガスを集める不凝縮ガス収集口とを備えたことを特徴とする給水加熱器。
  2. 水室と本体胴を管板で区画し、本体胴に支え板で支持される伝熱管群を収容するとともに、上記伝熱管群で熱交換中に生成されたドレンの熱を回収させるドレン冷却部を備えた給水加熱器において、上記ドレン冷却部に隣接し、かつ上記本体胴の蒸気入口側に設けたフローガイドの鉛直方向に沿って配置する希釈凝縮室と、この希釈凝縮室に隣接し、かつ上記ドレン冷却部と対峙する不凝縮ガス室とを備え、上記希釈凝縮室は、上記伝熱管群を支持する支え板を利用してボックス状に形成し、このボックス状の空間に上記本体胴の蒸気入口から上記フローガイドを介して流れてくる蒸気を集めて上記伝熱管群と熱交換させる一方、上記不凝縮ガス室は、上記伝熱管群を支持する支え板と上記希釈凝縮室を区画し、かつ上記伝熱管を支持する支え板とを利用してボックス状に形成し、ボックス状に形成する支え板のうち、一方の支え板に上記希釈凝縮室に連通させる蒸気入口を備え、他方の支え板にも蒸気入口を備え、上記両方の蒸気入口から案内された不凝縮ガスを蛇行させるバッフルと、これらバッフルで囲われ、不凝縮ガスを集める不凝縮ガス収集口と、上記伝熱管群の中央に設置し、かつ軸方向に向って伸びる不凝縮ガスベント管とを備えたことを特徴とする給水加熱器。
  3. 希釈凝縮室は、ドレン冷却部を画成する区画板と仕切り板とで形成し、上記ドレン冷却部の外側で熱交換中に生成されるドレンを集めるドレン室を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の給水加熱器。
  4. 希釈凝縮室は、その底部の閉塞板にドレン出口を備え、このドレン出口を格子状に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の給水加熱器。
  5. 閉塞板は、多孔板、網状の平板および格子状板のいずれかを選択したことを特徴とする請求項4記載の給水加熱器。
  6. 希釈凝縮室は、その底部の閉塞板に対峙させ、かつ閉塞板に向って傾斜状に配置した平板で形成したルーバ部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の給水加熱器。
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